JPS6130306A - チヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、主としてホーニング加工される中空円筒物を
把持するためのチャックに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

第３図は、従来において、ホーニング加工される中空円
筒物の把持に用いられているチャックを示している。こ
Ｑチャックは１円筒状の本体（Ａ）と、この本体（ム）
の内側に装着されたチューブ（Ｂ）と、このチューブ（
Ｂ）の内側に装着されたコレット（Ｃ）とからなりてい
る。ヒのコレット＜Ｃ＞には割）溝（Ｄ）が形成され、
可撓性が付与されている。

また１本体（Ａ）　ｋはチ轟−ブ（Ｂ）に連通する貫通
孔（ｌｉｔ）が径方向に設けられている。しかして、中
空円筒をなす加工物（Ｗ）は、コレラ）　（Ｃ）に挿入
してこのコレットＣＣ）によシその外周面を囲繞させた
状態で１貫通孔（ｌｉｉ）から空気を供給する。すると
、チ為−プ（Ｂ）に供給された空気圧によシコレッ）　
（Ｃ）は求心方向に変形し、加工物（Ｗ）は同軸的にコ
レットＣＣ）によシ保持される。

しかるに、上記従来のチャックは、コレラ）　（Ｃ）に
割シ溝（Ｄ）を入れなければならないので、加工費が高
くなる。また、工作物（Ｗ）の外径に合わせてコレラ）
　（Ｃ）を交換せねばならないので、加工費が高くなる
とともに、治具としての柔軟性が著しく低い。それゆえ
、多品種中少量生産における加工治具としては不適なも
のとなっている。

〔発明の目的〕

本発明は、上記事情を参酌してなされたもので。

柔軟性が高く、しかも安価なチャックを提供することを
目的とする。

〔発明の概要〕

円筒状の本体の内側に被把持物を把持する爪体を等配し
、この爪体の背部に連結され上記本体に径方向に進退自
在に支持された駆動片を上記爪体側に押圧して被把持物
を締着するようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。

第１図は、この実施例のチャックを示している。

とのチャックは１円筒状の本体（１）と、この本体（１
）の内側に等配して４側設けられ横断面が円弧状の爪体
（２）・・・と、各爪体（２）・・・に対応して本体（
１）Ｋ内設され先端部が爪体（２）・・・の背部に係着
された円柱状の駆動片（３）・・・と、これら各駆動片
（３）・・・を本体（１）の径方向に進退させる押圧機
構（４）・・・とからなっている。上記爪体（２）・・
・は、４個合わさって円筒状をなし、爪体（２）・・・
が本体（１）に密接した状態で、各爪体（２）・・・間
には１間隙が形成され、爪体（２）・・・の径方向の移
動が可能となっている。これら爪体（２）・・・は。

金属性の剛性部材（２ａ）・・・と、これら剛性部材（
２ａ）・・・内側に装着された例えばゴムなどからなる
弾性部材（２ｂ）・・・とから々っている。一方、本体
（１）Ｋは、：各駆動片（３）・・・に対応して凹部（
５）・・・が凹設されていて、これら凹部（５）・・・
中にシリンダ（６）・・・が設けられている。これらシ
リンダ（６）・・・には、駆動片（３）・・・の後端部
に設けられた円板状鍔部（３ａ）・・・が摺動自在に嵌
挿されている。また、これら駆動片（３）・・・の前端
部は１球体部（３ｂ）・・・が形成され、これら球体部
（３ｂ）・・・が、それぞれ対応する爪体（２）・・・
の背部に玉継手をなして係着されている。しかして、シ
リンダ（６）・・・と凹部（５）・・・との間には、矢
印（７）・・・方向に圧縮空気を供給する第１の給気孔
（８）・・・が形成されているとともに、シリンダ（６
）・・・の鍔部（３す・・・側端部には第２の給気孔（
９）・・・が形成されていて、矢印叫・・・方向に圧縮
空気を供給するようになっている。

そして、矢印（７）・・・方向に圧縮空気が供給された
とき、圧縮空気は、シリンダ（６）・・・の球体部（３
ｂ）・・・側端部よシ流入し、駆動片（３）・・・紘、
径方向外側に押圧される。逆に、矢印Ｑ（１・・・方向
に圧縮空気が供給されたとき、駆動片（３）・・・は径
方向内側に押圧される。さら・に、第１の給気孔（８）
・・・及び第２の給気孔（９）・・・は、切換弁（図示
せず）を介して圧縮空気源（図示せず）に接続されてい
る。上記切換弁は。

適時に第１の給気孔（８）・・・又は第２の給気孔（９
）・・・のいずれか一方に圧縮空気源を接続させるため
のものである。かくして、圧縮空気源切換弁、四部（５
）・・・及びシリンダ（６）・・・は、前記押圧機構（
４）・・・を構成している。

つぎに、上記構成のチャックの使い方について述べる。

まず、圧縮空気源より第１の給気孔（９）・・・を経由
してシリンダ（６）・・・に圧縮空気を供給する。

すると、駆動片（３）・・・及びこれらの連結されてい
る爪体（２）・・・は、径方向外側に移動する。ついで
、ホーニング加工される円筒体である加工部材ａ乃を爪
体（２）・・・によ多形成された中空部に遊挿する。し
かして、切換弁の弁位置を切換えることによシ、圧縮空
気を矢印Ｑｌ・・・方向に供給する。その結果、駆動片
（３）・・・及びこれら駆動片（３）・・・に連結され
ている爪体（２）・・・は、径方向内側に移動し、加工
部材ａυは。

弾性部材（２ｂ）・・・を介して同軸に締着される。

このように本実施例のチャックは、押圧機構（４）・・
・によ９円周方向に等配された爪体（２）・・・をそれ
ぞれ独立して径方向に加圧して加工部材（１１）を締着
するようにしているので、締着できる加工部材Ｉの外径
の範囲が拡大でき、治具としての柔軟性が増す。また、
爪体（２）・・・を分割しているのでン割り溝を形成す
る必要がなくな）、加工費が低減す゛る。

なお、上記実施例における爪体は１等配された複数個で
ある限シ任意数に設定できる。また、押圧機構は１本体
（１）中に内股することなく、第２図に示すように、空
気圧シリンダあるいは油圧シリンダを本体（１）の外周
面に取付け、空気圧シリンダαのによシ駆動片（３）・
・・を駆動す゛るようにしてもよい。

さらに、駆動片（３）・・・は爪体（２）・・・に円柱
状の継手を介して着脱自在に係着してもよいし、おぶい
社、溶接などによル永久的に連結してもよい。さらに。

本考案のチャｉり祉、ホーニング用の治具に限定するこ
となく、各種目的に利用してよい。

〔発明の効果〕

本発明は１円周方向に等配された爪体をそれぞれ独立に
径方向に動かすことによシ加工部材を締着するようにし
ているので、締着できる加工部材の外径の範囲が拡大す
る。したがって、外径が代るたびに爪体を交換する必要
がなくなり、治具としての柔軟性が増す。さらに、爪体
に対して複雑な加工を施す必要が々くなるので、加工費
が低減する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例のチャックの平面図。 第２図は本考案の他の実施例のチャックの平面図、第３
図は従来におけるチャックの斜視図である。 （１）：本　体、　　　　　　（２）　：爪　体。 （３）：駆動片、　　　　　（４）　：押圧機構。 ＱＪ）　：加工部材（被把持部材）。 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円筒状の本体と、この本体の内側に径方向に進退自在に
   等配され被把持物を把持する複数の爪体と、一端部が上
   記各爪体に連結され且つ上記本体に径方向に進退自在に
   支持された複数の駆動片と、上記駆動片の他端部が連結
   されこれら駆動片を上記爪体側に押圧して上記被把持物
   を締着する押圧機構とを具備することを特徴とするチャ
   ック。