JPS6130261A - 液体急冷装置 - Google Patents
液体急冷装置Info
- Publication number
- JPS6130261A JPS6130261A JP15225584A JP15225584A JPS6130261A JP S6130261 A JPS6130261 A JP S6130261A JP 15225584 A JP15225584 A JP 15225584A JP 15225584 A JP15225584 A JP 15225584A JP S6130261 A JPS6130261 A JP S6130261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- sample
- melting
- molten
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、物質を溶解し、それを高速で回転するロール
の表面に噴射することによって、前記物質を高冷却速度
で冷却凝固する液体急冷装置に関するものである。
の表面に噴射することによって、前記物質を高冷却速度
で冷却凝固する液体急冷装置に関するものである。
(従来技術とその問題点)。
従来、液体急冷装置は、合金の急冷薄帯を得るために開
発されてきており、そのような装置によって得られる急
冷合金は1通常の凝固法によっては得られないようなア
モルファス状態とか非平衡相状態とかの特異な状態を有
しており、近年多くの注目を集めるようになっている。
発されてきており、そのような装置によって得られる急
冷合金は1通常の凝固法によっては得られないようなア
モルファス状態とか非平衡相状態とかの特異な状態を有
しており、近年多くの注目を集めるようになっている。
しかしながら従来の液体急冷装置は、鉄系合金等の比較
的融点の低い物質用に作られているものが多く1石英製
のノズルを抵抗加熱もしくは高周波加熱によって加熱す
るという方式のものがほとんどである。従って、最高使
用温度は石英の耐火度によって制限され、1200〜1
300℃程度が限度である。また温度が高くなると石英
と反応することによる試料の汚染も起こりつる6たとえ
ノズルの材質を石英から他のセラミックス等に変えたと
しても、耐熱性5反応性等を考えるとせいぜい2000
℃程度が限界である。
的融点の低い物質用に作られているものが多く1石英製
のノズルを抵抗加熱もしくは高周波加熱によって加熱す
るという方式のものがほとんどである。従って、最高使
用温度は石英の耐火度によって制限され、1200〜1
300℃程度が限度である。また温度が高くなると石英
と反応することによる試料の汚染も起こりつる6たとえ
ノズルの材質を石英から他のセラミックス等に変えたと
しても、耐熱性5反応性等を考えるとせいぜい2000
℃程度が限界である。
本発明者らは上記の問題点を解決し、融点2000℃以
上の高融点物質であっても使用可能な液体急冷装置をす
でに提案した。それは、物質を溶解し噴射するノズル部
分が水冷された金属製であり。
上の高融点物質であっても使用可能な液体急冷装置をす
でに提案した。それは、物質を溶解し噴射するノズル部
分が水冷された金属製であり。
レーザビーム装置などにより溶解されたノズル内の溶融
金属をノズル内外の圧力差によって冷却ロール上へ噴出
せしめることを特徴とする液体急冷装置である。この装
置を用いるならば、ノズルの中で融点2000℃以上の
高融点物質を溶解してもノズル金属が十分に水冷されて
いれば、ノズル金属の温度が低すぎるために、ノズル金
属と溶融物質との反応はほとんど起こらない。従って、
この装置によって、高融点物質の液体急冷が基本的には
可能である。
金属をノズル内外の圧力差によって冷却ロール上へ噴出
せしめることを特徴とする液体急冷装置である。この装
置を用いるならば、ノズルの中で融点2000℃以上の
高融点物質を溶解してもノズル金属が十分に水冷されて
いれば、ノズル金属の温度が低すぎるために、ノズル金
属と溶融物質との反応はほとんど起こらない。従って、
この装置によって、高融点物質の液体急冷が基本的には
可能である。
この場合、溶融した試料は表面張力によって球状の形に
なるので、試料と水冷金属との接触面積は小さく、試料
の大部分は溶融状態にあると考えられる。
なるので、試料と水冷金属との接触面積は小さく、試料
の大部分は溶融状態にあると考えられる。
ところが、試料の表面張力が小さかったり、試料の比重
が大きい場合には、溶融試料は平らな形につぶれてしま
うために、試料と水冷金属との接触面積が大きくなり、
その結果、試料の底部に比較的厚い凝固層が形成される
ので、ノズルから溶融試料を噴射することができないと
いう事態に致ることがある。
が大きい場合には、溶融試料は平らな形につぶれてしま
うために、試料と水冷金属との接触面積が大きくなり、
その結果、試料の底部に比較的厚い凝固層が形成される
ので、ノズルから溶融試料を噴射することができないと
いう事態に致ることがある。
(発明の目的)
本発明は、上記の問題点を解決し、高融点物質を溶解・
噴射する液体急冷装置において、試料をより均一に加熱
・溶解することを目的とする。
噴射する液体急冷装置において、試料をより均一に加熱
・溶解することを目的とする。
(発明の構成)
本発明は水冷可能な金属製ノズル部が取付けられた壁を
介して上下にそれぞれ雰囲気制御町、党な真空チャンバ
ーが設置されており、さらに上チャンバーには物質溶解
装置が設置され、下チャンバーには冷却用ロールが設置
されている液体急冷装置であって物質溶解装置がノズル
中の物質をそれぞれ異なる方向から溶解することができ
るように複数個設置されていることを特徴とする液体急
冷装置である。
介して上下にそれぞれ雰囲気制御町、党な真空チャンバ
ーが設置されており、さらに上チャンバーには物質溶解
装置が設置され、下チャンバーには冷却用ロールが設置
されている液体急冷装置であって物質溶解装置がノズル
中の物質をそれぞれ異なる方向から溶解することができ
るように複数個設置されていることを特徴とする液体急
冷装置である。
(発明の構成に関する説明)
本発明の液体急冷装置は、水冷された金属製のノズルを
用いるために、融点2000℃以上の高融点物質を溶解
しても、溶融物質とノズル金属とはほとんど反応しない
。というのは、試料の大部分が溶融状態にあっても、水
冷金属に接する部分はよく冷却されているために、ある
厚さの凝固層が形成されるからである。この凝固層の厚
さが十分薄ければ、溶融試料をノズル口から噴射するこ
とができるが、それがある限度以上に厚い場合には噴射
することは困難である。
用いるために、融点2000℃以上の高融点物質を溶解
しても、溶融物質とノズル金属とはほとんど反応しない
。というのは、試料の大部分が溶融状態にあっても、水
冷金属に接する部分はよく冷却されているために、ある
厚さの凝固層が形成されるからである。この凝固層の厚
さが十分薄ければ、溶融試料をノズル口から噴射するこ
とができるが、それがある限度以上に厚い場合には噴射
することは困難である。
しかし、本発明による液体急冷装置においては、アーク
溶解、プラズマ溶解、亀子ビーム溶解もしくはレーザー
ビーム溶解等の溶解装置を複数個有しているために、種
々の方向から試料を溶解することができる。特に、厚い
凝固層が形成されやすい試料の底部を、斜めの方向から
加熱するようにすれば、凝固層の厚さが十分に薄くなり
、その結果、溶融試料をノズル口から噴射することが可
能となる。
溶解、プラズマ溶解、亀子ビーム溶解もしくはレーザー
ビーム溶解等の溶解装置を複数個有しているために、種
々の方向から試料を溶解することができる。特に、厚い
凝固層が形成されやすい試料の底部を、斜めの方向から
加熱するようにすれば、凝固層の厚さが十分に薄くなり
、その結果、溶融試料をノズル口から噴射することが可
能となる。
以下1本発明を実施例に従って更に詳細に説明する。
(実施例)
本発明の一実施例を第1図に示す1図において。
1は水冷金属、2は試料、3は試料を噴射するノズル口
、4は溶解装置である。
、4は溶解装置である。
次に第1図のノズルを用いた成体急冷の例について述べ
る。水冷金属1としては銅を用い、溶融試料の噴射口3
の形状は内径2W111.長さ2朋の円筒状とした。溶
解装置4としては、アルゴンプラズマトーチを用い、鉛
直方向から溶解するもの1個、及び水平よりやや斜め上
の方向からmMするものを90°の間隔で4個配置した
。試料2としては、あら力)しめアーク溶解によって作
製したT167B33合金のインゴットを用いた。この
合金の融点は2200〜2300℃である。この試料を
上記の溶解装置によって溶解し、約0.5気圧の圧力に
よってノズル口3から高速で回転している銅製ロールの
表面に噴射した。試料はほとんど完全にノズル口から噴
出して急冷薄帯となり、ノズル内にはほとんど残ってい
なかった。また試料と水冷銅との反応の形跡は検出され
なかった。
る。水冷金属1としては銅を用い、溶融試料の噴射口3
の形状は内径2W111.長さ2朋の円筒状とした。溶
解装置4としては、アルゴンプラズマトーチを用い、鉛
直方向から溶解するもの1個、及び水平よりやや斜め上
の方向からmMするものを90°の間隔で4個配置した
。試料2としては、あら力)しめアーク溶解によって作
製したT167B33合金のインゴットを用いた。この
合金の融点は2200〜2300℃である。この試料を
上記の溶解装置によって溶解し、約0.5気圧の圧力に
よってノズル口3から高速で回転している銅製ロールの
表面に噴射した。試料はほとんど完全にノズル口から噴
出して急冷薄帯となり、ノズル内にはほとんど残ってい
なかった。また試料と水冷銅との反応の形跡は検出され
なかった。
(比較例)
実施例と同様の実験を、鉛直方向から溶解するトーチの
みを用いて行なったところ、試料は溶解直後に平らにつ
ぶれてしまい、水冷鋼と接触する試料の底部に比較的厚
い凝固層が形成され、0.5気圧の圧力をかけて噴射し
ようとしても噴射することはできなかった。
みを用いて行なったところ、試料は溶解直後に平らにつ
ぶれてしまい、水冷鋼と接触する試料の底部に比較的厚
い凝固層が形成され、0.5気圧の圧力をかけて噴射し
ようとしても噴射することはできなかった。
(発明の効嘔)
以上の実施例と比較例からもわかるように1本発明によ
る液体急冷装置は、溶解時に平らにつぶれるような試料
に対しても、十分に溶解することができるので、安定な
噴射が可能であり、その効果は大である。
る液体急冷装置は、溶解時に平らにつぶれるような試料
に対しても、十分に溶解することができるので、安定な
噴射が可能であり、その効果は大である。
第1図は1本発明の一実施例を示す図である。
図において。
1・・・水冷金属、2・・・試料、3・・・試料を噴射
するノズル口、4・・・溶解装置。 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和59年 特 許願第1522
55号2、発明の名称 液体急冷装置 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人東京都港区芝五
丁目33番1号 4、代理人 5 補正の対象 図面 補正の内容
するノズル口、4・・・溶解装置。 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和59年 特 許願第1522
55号2、発明の名称 液体急冷装置 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人東京都港区芝五
丁目33番1号 4、代理人 5 補正の対象 図面 補正の内容
Claims (1)
- 水冷可能な金属製ノズル部が取付けられた壁を介して上
下にそれぞれ雰囲気制御可能な真空チャンバーが設置さ
れており、さらに上チャンバーには物質溶解装置が設置
され、下チャンバーには冷却用ロールが設置されている
液体急冷装置であって物質溶解装置がノズル中の物質を
それぞれ異なる方向から溶解することができるように複
数個設置されていることを特徴とする液体急冷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15225584A JPS6130261A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 液体急冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15225584A JPS6130261A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 液体急冷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6130261A true JPS6130261A (ja) | 1986-02-12 |
Family
ID=15536481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15225584A Pending JPS6130261A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 液体急冷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6130261A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11746888B2 (en) * | 2020-02-19 | 2023-09-05 | Kuster North America, Inc. | Vehicle shifter with scroll component |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15225584A patent/JPS6130261A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11746888B2 (en) * | 2020-02-19 | 2023-09-05 | Kuster North America, Inc. | Vehicle shifter with scroll component |
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