JPS6130164Y2 - - Google Patents

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JPS6130164Y2
JPS6130164Y2 JP4911080U JP4911080U JPS6130164Y2 JP S6130164 Y2 JPS6130164 Y2 JP S6130164Y2 JP 4911080 U JP4911080 U JP 4911080U JP 4911080 U JP4911080 U JP 4911080U JP S6130164 Y2 JPS6130164 Y2 JP S6130164Y2
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JP
Japan
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outer ring
rotary table
bearing
measured
ring support
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JP4911080U
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JPS56149904U (ja
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動調心ころがり軸受のすきま測
定用外輪支持装置に関し、外輪の傾きによる誤差
をなくして安定した高精度の測定値が得られるよ
うにしたものである。
この出願人らは、先に、ころがり軸受の内輪を
回転テーブルにセツトし、該回転テーブルのスピ
ンドル軸を支承する筒体を回動可能とすることに
よつて、ころがり軸受を1回セツトするだけで、
ラジアルおよびアキシアル振れの測定とすきま測
定とに共用できる測定装置について特許出願およ
び追加の特許出願をした(特開昭55−39009号公
報、特開昭55−58433号公報参照)。これらの特許
出願に係る測定装置を用いてすきま測定を行う場
合、特に大形軸受においては、軸受の自重による
均等なラジアル荷重を得ることができるほか、転
動体を内外輪の軌道面に正しく接触させることが
できるため、高精度の測定が可能となり、また後
者の特許出願にあつては、一対のアキシアルすき
ま測定用部材を回転テーブルの外径端面に設ける
ことにより回転テーブルのスピンドル軸と筒体と
の間の遊隙や軸受のセツト不良に基づく影響を受
けず、さらに測定値の精度を高くすることが可能
となつた。しかし、これらの測定装置によるすき
ま測定は、深みぞ玉軸受については安定した高精
度の測定値が得られるが、自動調心ころがり軸受
にあつては、測定値の安定性の点についてなお解
決すべき問題点が残されていた。
すなわち、自動調心ころがり軸受は、外輪の軌
道面が球面をなしその中心が軸受の軸心と一致し
ているので、自動調心性を有し自由に回転する。
軸受を回転テーブルにセツトして軸方向を水平に
してラジアルすきまを測定する場合、このすきま
があるため外輪の回転中心は負荷を受けている転
動体との接点に近接した位置となる。従つて外輪
の外径面にあてた測定子が外輪の上方にあるとき
は、測定子と外輪の回転中心とが近接しているた
め、外輪の端面が傾いている場合でも測定子の指
示値に大きな影響を及ぼすことはないが、回転テ
ーブルを180゜反転させて測定子が外輪の外径面
の下方にある状態では、外輪が傾いていると測定
子と外輪の回転中心との間の距離が大きくなるた
め、測定子の指示値が大きな影響を受けて正確な
ラジアルすきまを指示しないだけでなく、指示値
に大きいばらつきが生ずることになる。
軸受の軸方向を垂直にしてアキシアルすきまを
測定する場合も同様に、ラジアルすきまがあるた
め、外輪は外輪の中心を回転中心とした傾きとは
ならず、負荷を受けている転動体(複列の場合は
上列の転動体)との接点を中心として傾くことに
なる。そしてこの傾きの中心は回転テーブルを
180゜反転させる度ごとにその位置が変るために
測定子の指示値に大きな誤差が生じて安定した測
定値が得られないことにある。
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、外輪の端面を、回転テ
ーブルと内輪との端面間の軸方向長さと等しい長
さを保つて内輪の端面と平行な面もしくは線、あ
るいは点によつて支持する外輪支持装置を提供す
ることを目的とする。
以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。第1図において、符号1は筒状をな
すハウジングの一部を示し、ハウジングの端面は
鉛直方向に対して直交する平面部を形成し、鉛直
方向と直交する位置に配設された図示しない回動
装置の水平軸に取付けられており、前記水平軸の
まわりに回動することができる。該ハウジング1
の平面部側の鉛直方向には回動軸3が回転可能に
嵌合され、図示しない回動装置に連結されてい
る。該回動軸3の端部には回転テーブル5が固着
され、その端面には被測定軸受20を取付けるた
めの腕6が複数個突設してある。被測定軸受20
の内輪21の内径面をこの腕6の端部に当接さ
せ、回転テーブル5の中心に立設されたねじ軸8
に押え金10を挿通し、ねじ軸8に図示しないナ
ツトをを螺着して押え金10を内輪21の端面に
押圧し、内輪21を固定するようになつている。
上記のように構成された測定装置において、ハ
ウジング1の端面に、回転テーブル5の回動軸3
の長さ方向中心軸線と平行に外輪支持軸11を回
転テーブル5の周縁よりも離れた位置に固着す
る。該外輪支持軸11には、その周りを回動する
ブラケツト12を外嵌して軸方向位置を固定す
る。ブラケツト12には外輪支持軸11と直角方
向に外輪支持アーム13が固着されている。外輪
支持アーム13は、回転テーブル5と被測定軸受
20との間に位置するように設けてあり、被測定
軸受20の端面と対向する面に外輪支持部材15
を固着して設ける。外輪支持部材15の表面に
は、外輪支持アーム13の長さ方向にナイフエツ
ジ16を形成する。ナイフエツジ16と回転テー
ブル5との間の軸方向長さは、回転テーブル5の
端面とこれに対向する被測定軸受20の内輪21
の端面との間の軸方向長さと等しく、内輪21の
端面と平行になつている。また、外輪支持アーム
13にはこれと直角方向に溝形状のフレーム18
を固着して設ける。フレーム18と前記外輪支持
軸11との長さ方向中心軸線間の長さは、外輪支
持軸11と回転テーブル5との長さ方向中心軸線
間の長さと等しくする。19はフレーム18に螺
合したボルトであり、前記外輪支持部材15に形
成したナイフエツジ16に対して直角方向に対向
する位置に設け、ボルト19の中心軸が被測定軸
受20の軸心を通る垂直線上で外輪22の端面に
位置するようにする。かくして、外輪支持アーム
13を回転テーブル5から離れた位置に回動させ
ておいて、被測定軸受20を回転テーブル5にセ
ツトする。次いで外輪支持アーム13を被測定軸
受20側に回動して、外輪支持部材15のナイフ
エツジ16を被測定軸受20の外輪22の端面に
あて、フレーム18のボルト19を締付けて外輪
22を保持する(第2図参照)。
このようにして、被測定軸受のラジアルすきま
を測定する場合は、測定装置のハウジング1を回
動して(第1図の前後方向)、第3図aに示すよ
うに被測定軸受20の軸方向を水平にする。この
状態で回転テーブル5に設けられた測定子30を
外輪22の外径面の中央に下方から接触させ、回
転テーブル5を数回揺動回転させた後、元の角度
位置に戻して測定子の指示値を読みとる。次に、
測定子30の接触位置を変えることなくハウジン
グ1を180゜回動して被測定軸受20を第3図b
に示すように反転させ、測定子30を外輪22の
外径面の上方から接触させた状態として、回転テ
ーブル5を上記と全く同じように操作したのち測
定子30の指示値を読みとるこの両測定値の差に
基づいてラジアルすきまを算出する。
被測定軸受20の外輪22は、その端面が外輪
支持部材15のナイフエツジ16とこれに対向す
るボルト19とにより軸方向の位置が固定されて
おり、外輪支持アーム13は外輪支持軸11を中
心として回動するから、外輪22の支持点は近似
的に半径方向の動きが可能であり、かつ、被測定
軸受20を反転させても外輪22の端面は内輪2
1の端面と平行な位置を保つている。このため、
外輪22の傾きによる測定誤差は生じない。
図示実施例では、外輪22の端面にナイフエツ
ジ16を当接して、外輪22の端面を内輪21が
回転テーブル5に固定された位置で内輪21の端
面と平行な直線によつて支持したが、前記条件を
充足する平面を形成して外輪22の端面に当接さ
せることもできる。
被測定軸受のアキシアルすきまを測定する場合
は、第4図aに示すように被測定軸受20の軸方
向を垂直にして、測定子40,41を回転テーブ
ル5の端面から外輪22の下端面に接触させる。
測定子40,41は外輪22の端面と支持点(ボ
ルト19の先端が当つている点)と軸受の軸心と
を結ぶ直線からそれぞれ左右に90゜離れた対称位
置に一対として設け、回転テーブル5とともに数
回揺動回転させた後、元の角度位置に戻して測定
子40,41の指示値を読みとる。次に、この状
態からハウジング1を180゜回動して被測定軸受
20を第4図bに示すように反転させれば、測定
子40,41は外輪22の上端面に接触すること
になり、この状態で回転テーブル5を上記と全く
同じように操作したのち測定子40,41の指示
値を読みとる。この一対の測定子の指示値の変化
量を平均してアキシアルすきまを算出する。
被測定軸受20の外輪22は、外輪支持部材に
より支持されている部分においてその支持点と軸
受の軸心とを結ぶ直線に対して直角をなす水平線
(ナイフエツジ16)で支持されているため、前
記水平線のもを軸として傾き、他の線を軸として
傾くことはないので、一対の測定子40,41の
指示は常に安定しており、正しいアキシアルすき
まの測定が可能となる。
この場合、外輪22の端面の支持は、前記実施
例のようなナイフエツジに代えて、円筒面として
もよく、ナイフエツジと外輪の端面との接触部に
相当する位置に頂点を有する一対の支持部寺(た
とえば一対の鋼球)としてもよい。
前記実施例では、外輪支持アームを固着したブ
ラケツトは、外輪支持アームの軸方向位置が固定
するように外輪支持軸に回動自在に取付けてあ
り、外輪支持部材は外輪支持アームに固着して設
けてあるが、前記外輪支持軸がその軸方向を維持
したまま垂直線にそつて移動できるようにしてお
けば大きさの異なる種々の軸受に適用することが
できる。
この考案は、上述のように、回転テーブルに内
輪を固定した自動調心ころがり軸受の外輪の端面
を、内輪と回転テーブルとの端面間の軸方向長さ
と等しい位置にあつて内輪の端面と平行な面もし
くは線、あるいは点によつて支持して、それぞれ
ラジアルすきま測定とアキシアルすきま測定を行
うように構成されている。従つてこの考案によれ
ば、ラジアルすきま測定においては、外輪と内輪
との端面を常に平行に保つことができ、アキシア
ルすきま測定においては、外輪の傾きの方向が一
定となつてラジアルすきまとアキシアルすきまの
双方をきわめて高い精度で測定することが可能と
なり、常に安定した測定値が得られるというすぐ
れた効果を収めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す部分縦断面
図、第2図は第1図の要部を示す正面図、第3図
a,bはラジアルすきま測定時の状態を示す部分
側面図、第4図a,bはアキシアルすきま測定時
の状態を示す部分側面図である。 図中、1はハウジング、3は回転軸、5は回転
テーブル、6は腕、11は外輪支持軸、12はブ
ラケツト、13は外輪支持アーム、15は外輪支
持部材、18はフレーム、19はボルト、20は
被測定軸受である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉛直方向に対して直交する平面部を備えたハウ
    ジングが、鉛直方向と直交する位置に配設された
    回動装置の水平軸に回動可能に取り付けられ、ハ
    ウジングの平面部側に回転テーブルの回動軸が鉛
    直方向に装着され、回転テーブルに突設された複
    数個の腕に、被測定軸受の内輪を固定してすきま
    測定を行うようにした自動調心ころがり軸受のす
    きま測定装置において、前記ハウジングに回転テ
    ーブルの回動軸と平行な外輪支持軸を回転テーブ
    ルの周縁よりも離れた位置に固着し、外輪支持軸
    には、回転テーブルと被測定軸受との間に位置し
    て外輪支持軸と直角方向に伸びる外輪支持アーム
    が固着されたブラケツトを回転自在に嵌合し、外
    輪支持アームの被測定軸受側には、回転テーブル
    と被測定軸受の内輪との端面間の軸方向長さと等
    しい長さを隔てた位置で内輪の端面と平行な面も
    しくは線あるいは点が形成された外輪支持部材
    と、外輪支持部材に対向して進退するボルトが螺
    合されたフレームとを設け、外輪支持部材とフレ
    ームのボルトとの間に被測定軸受の外輪を保持し
    てなる自動調心ころがり軸受のすきま測定用外輪
    支持装置。
JP4911080U 1980-04-11 1980-04-11 Expired JPS6130164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4911080U JPS6130164Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11

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JP4911080U JPS6130164Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11

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Publication Number Publication Date
JPS56149904U JPS56149904U (ja) 1981-11-11
JPS6130164Y2 true JPS6130164Y2 (ja) 1986-09-04

Family

ID=29644091

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4911080U Expired JPS6130164Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11

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