JPS6129839A - ポジ形レジスト組成物 - Google Patents

ポジ形レジスト組成物

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JPS6129839A
JPS6129839A JP15126984A JP15126984A JPS6129839A JP S6129839 A JPS6129839 A JP S6129839A JP 15126984 A JP15126984 A JP 15126984A JP 15126984 A JP15126984 A JP 15126984A JP S6129839 A JPS6129839 A JP S6129839A
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JP15126984A
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Inventor
Katsuyuki Harada
原田 勝征
Kazumi Iwatate
岩立 和己
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/039Macromolecular compounds which are photodegradable, e.g. positive electron resists

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレジスト材料、特に半導体、集積回路などの微
細パターン形成の際に使用されるポジ形レジスト組成物
に関するものである。
従来の技術 半導体集積回路等の高集積化、高性能化が進むにつれて
、半導体基板等の微細加工技術に対する要求が高まって
おり、特に絶縁物、半導体、金属等の基板または薄膜に
所定のパターンを得るために不要部分を光学的もしくは
化学的方法等により除去するホトエツチング技術が重要
であり、微細加工技術として注目されている。
しかしながら、ザブミクロンの超微細加工を行うために
、イメージングを紫外線により実施すると、波長が長す
ぎるために、マスク転写時の光回折、反射等による画線
のパぼけ″を防止することが不可能であった。
そこで、超微細加工を達成する目的で、近年前記紫外線
よりも更に波長の短い電子線、軟X線等による露光方式
が開発され、一方しシスト材についても、これに応じて
電子線レジストが開発されてきており、アンダーカット
の少ないドライエツチング方式の進展とあいまってザブ
ミクロンまでの超微細加工が可能となった。
レジストの1種のポジ形レジストでは、主鎖の分解し易
さの尺度として用いられているG値が大きいほど、また
現像過程における照射部と非照射部との溶解速度比が大
きいほど、すなわち選択溶解性が高いほど、高い感度が
得られる。
いま、ベンゼン環含有ポリマーに着目すると、この種の
レジストはドライエツチング耐性は高いが、一般にG値
が低いことから、高感度レジストを得ることは困難であ
る。しかしながら、何らかの方法で前記の選択溶解性を
高くできれば、ドライエツチング耐性に優れ、かつ高感
度のポジ形電子線レジストを得ることが可能であると思
われる。
この選択溶解性を改善する手法の一つとして架橋法が知
られている。これは直鎖状高分子を基板に塗布した後、
熱処理して分子間架橋を形成するものであり、これによ
ってポジ形レジストは溶媒不溶性レジスト膜を与える。
この種のポジ形レジストは、電子線やX線などを照射し
た後においても非照射部は架橋構造を維持しているので
、強現像溶媒を使用しても非照射部は膨潤や変形を起こ
すことがない。強溶媒現像では、わずかな照射量でわず
かに分解した照射部まで溶解することから、高感度が得
られるものである。
公知の架橋形ポジレジストは熱架橋反応の形式により次
の四種に大別できる(J21下の反応式ではポリマー側
鎖の官能基だけに着目して記述しである)。
[1] −COOH+−COC]− −COOCO−+HC1 (米国特許第3.98L 9B5号参照)[2]−CO
OCH,+−COC]→ −COOC()−+CH3CI (米国特許第4.061.832号参照)[3]−CO
OR+−COOR→架橋ポリマー(ただし、Rは−(C
H,)3または−C82CC13を表す)(米国特許第
4.264.715号参照)[4]−COOC,H5+
−COOH−−COOCO−+C6H60H (K、 Harada等の“Po1y (Phenyl
 MethacryIate−co−Methacry
lic Ac1d) as a Dry−Etchin
gDurable Po5itive Blectro
n Re5ist”。
IBBB Bd−29(4) p518 (1982)
参照)通常、これらの熱架橋可能な官能基は、共重合に
より同一ポリマー分子内に配置するか、異種ポリマーの
混合により異種ポリマーに配置されていた。しかしなが
ら、熱架橋密度はこれら官能基の含有量や熱処理温度に
より異なるため、現像後頁現性の良い感度を得るために
は、ポリマー中の官能基含有量や熱処理温度を正確に制
御する必要があった。
特に、レジストのドライエツチング耐性を増す目的で、
ベンゼン環を含むモノマーユニットを配合する必要があ
る場合には、レジスト材は」1記熱架橋反応を起こさせ
るのに必要な二つのモノマーユニットに加えて、第三の
モノマーユニットヲ含む三元共重合体となるた杓、重合
における組成の制御が非常に難しいという欠点があった
。また[4]の反応を利用する場合、実用的には200
℃程度の高温熱処理を必要とするため、特に被加工基板
がアルミニウムの場合などにおいては、ヒルロックの発
生がみられ、その結果素子特性が劣化するなどの欠点も
有していた。
発明が解決しようとする問題点 以上詳しく述べたように、半導体集積回路の高集積化、
高性能化が進むにつれ、ザブミクロンにまで及ぶ超微細
加工技術が必要とされ、かかる要求に応じて、所定のパ
ターンの基板上へのイメージングについては電子線もし
くは軟X線露光法並びに電子線レジス14.lが開発さ
れた。また、近年アンダーカットの少ない精密エツチン
グ性として、プラズマエツチング等のドライエツチング
法が広範に利用されるようになってきており、一方では
その発展に伴い、耐ドライエツチング性の高い電子線レ
ジストの開発が必要となってきた。
しかしながら、現状では」1記のようにドライエツチン
グに対しても著しく有効なポジ形ホトレジストはいまの
ところ得られておらず、依然として改良すべき余地が十
分に残されている。
そこで、本発明の目的は」1記の如き従来のポジ形レジ
ストの示す諸欠点を解消することのできる、新規な高感
度のポジ形レジスト組成物を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者等は上記の如き従来のポジ形レジストの有する
各種欠点に鑑みて、種々検剖、研究した結果、上記目的
を達成するためには、カルボキシル基と2価金属イオン
とのイオノマー生成による分子間架橋形成を利用するこ
とが極めて有効であることを見出し、本発明を完成した
即ち、本発明のポジ形レジスト組成物は、被加工基板表
面に塗布し、ベーキングした後露光し、現像することに
よって所定のパターンを形成するためのポジ形レジスト
組成物であって、側鎖にカルボキシル基を有し、かつ高
エネルギー線の照射によって分解するレジストと、2価
金属の酸化物、ハロゲン化金属および有機酸塩からなる
群から選ばれる少なくとも1種の添加剤との均一混合物
からなることを特徴とする。
本発明のポジ形レジスト組成物において有用な、側鎖に
カルボキシル基を有し、かつ高エネルギー線、例えば紫
外線、電子線、X線等の照射によって分解するレジスト
としては、以下の一般式(I)で表わされるポリマーを
例示できる。
ただし、該一般式(I)においてR1、R2、・・・R
oは炭素原子数5以下のアルキル基もしくはハロゲン化
アルキル基、アリール基、−COORaまたは−COR
b(ここで、RaおよびRbは炭素原子数5以下のアル
キル基もしくはハロゲン化アルキル基またはアリール基
である)を表し、 0.01−1.0であり、m1/M、m2/M%  ”
 ・、m、、7Mが0.99〜0の範囲内の値である。
このような本発明の組成物において有用なポリマーとし
ては典型的な例としてポリ(メチルメタクリレートーメ
タクリル酸)、ポリ(ブチルメタクリレート−メタクリ
ル酸)、ポリ(ヘキザフルオロプチルメタクリレートー
メタクリル酸)、ポリ(イソブチレン−メタクリル酸)
、ポリ(メタクリロニトリルーメタクリル酸)、ポリ(
フェニルメタクリレート−メタクリル酸)、ポリ(β−
ナフチルメタクリレート−メタクリル酸)等を挙げるこ
とができる。しかしこれらに限定されない。
更に、本発明のポジ形レジスト組成物において添加剤と
して有用な2価金属の酸化物としてはBaOを、ハロゲ
ン化金属としてはCu、Ca。
Ba、ZnおよびFeの2価の塩化物、臭化物およびヨ
ウ化物を、また有機酸塩としてはCu、Ca、Ba、Z
nの2価のギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩を挙げるこ
とができる。
しかしながら、」1記の側鎖にカルボキシル基を有し、
高エネルギー線の照射によって分解するレジストと熱処
理することにより、イオノマーを形成し得る物質であれ
ば特に制限されず、同様の効果を期待することができる
この添加剤の添加量は、レジストのメタクリル酸成分の
割合、熱処理温度によって多少変動するが、通常は0.
1〜5重量%の範囲で高い効果を達成することができる
作用 側鎖にカルボキシル基を有するポリマーに2価金属の酸
化物や有機酸塩を添加して加熱すると、イオン結合の橋
かけができイオノマーとなることは既に公知である(″
高分子化学の基礎”、頁304(1978)、高分子学
会編、東京化学同人社刊)。本発明のポジ形レジストは
このようなイオノマー形成反応により架橋する形のもの
である。
本発明のポジ形レジストは、既に繰返し述べたようにレ
ジストと添加剤との混合物であり、これは以下のように
して使用される。まず、適当な溶媒に溶解させ、もしく
は分散させて、スピンコーティング、スプレィ法、ある
いは気相塗布法等の公知法に従って、被加工基板上に塗
布する。この1■ レジスト塗布に先立って、必要ならば熱処理、洗浄など
を行って、基板上の吸着物を除去し、レジストと基板と
の密着性を改善することも有利である。
被加工基板」−に塗布されたレジストは、次いで常法に
従ってベーキングされ、塗膜中に存在する溶剤が除去さ
れる。更に、必要ならばホトマスクのパターンと基板上
のパターンとの相対的な位置合せ、即ちマスク合せを行
う。これは半導体素子の製造工程においては通常数回の
ホトエツチングを行うことに基く。このマスク合せでは
、例えばマスクと基板とを所定距離平行に離し、その拡
大像を顕微鏡でみながらX軸、Y軸および回転を合せ、
次いで高エネルギー線、例えば電子線、X線、紫外線等
で露光する。或いはまた、ターゲットを設け、その位置
を光学的に検出し、自動的に合せ、次いで露光してもよ
い。
パターンの露光による形成後、未露光部分は適当な溶媒
もしくはその組合せにより、例えば、良溶媒の1.4−
ジオキサンと貧溶媒のジイソブチルケトンとの混合溶媒
を、以下の実施例に示すようにして、形成膜が最も高い
耐溶媒性を示す混合割合を求め、これを用いることによ
り感度を著しく高めることができる。即ち、こうするこ
とにより現像後の残存膜量が殆ど0となり画線のきれが
シャープで高い寸法精度のレジストパターンが得られる
。現像液としては上記例の他各種のものを使用でき、例
えば前記混合溶媒系におけるジイソブチルケトンをヘキ
サン、シクロヘキサン等で置き換えたものなどを例示で
きる。
現像後のレジストをポストベーク処理に付し、現像時の
有機溶媒等を除去すると共に、レジストと基板との密着
性を改善する。次いで基板をエツチングした後、レジス
ト膜は剥離される。このレジストの剥離は例えばプラズ
マアッシング、リフトオフ法等の従来公知の各種方法に
従って実施できるが、パターン欠損、不純物による汚染
をもたらすような剥離法は避けるべきであり、微細加工
のレベルアップを計るためには前記プラズマアッシング
法が適しており、この方法は一般に、o2プラズマ中に
生じた原子状酸素と高分子樹脂との化学反応による高分
子の低分子化および該低分子の酸化によるCr12およ
びトI2への分解・気化作用を利用するものである。
また、特にエツチングがドライエツチングにより行われ
る場合にはレジスト膜はプラズマ照射、イオンビーム照
射などを受けて変質し、従来の液体化学薬品では十分除
去できない場合もしばしば経験されるので、このような
場合には、特にプラズマアッシング法が望ましい。
かくして、本発明のポジ形レジストでは、レジスト成分
としてのポリマー中のカルボキシル基含量、即ちmc/
Mを特定の範囲内とし、添加物量を所定範囲内にするこ
とにより、超微細加工に極めて適したものとなり、従来
のポジ形レジストにみられた各種欠点を示すことはない
。このものは露光を電子線やX線などを使用しても、非
照射部が架橋構造(イオノマーとして)を維持しており
、また強現像溶媒を使用しても該非照射部は膨潤、変形
、溶解を起こすことがなく、更にはわずかな照射量でわ
ずかに分解した部分まで溶解することから極めて高い感
度を達成することを可能とする。
更に、前記式(T)からもわかるように、各種特性の例
えばドライエツチング耐性のモノマーユニットなどを二
元、三元共重合等として導入できるので、各種特性のレ
ジストを容易に得ることができる。
実施例 以下、実施例により本発明のポジ形レジスト組成物を更
に具体的に説明する。ただし、本発明の範囲はこれら実
施例によって何等制限されない。
実施例1 本例においては、側鎖にカルボキシル基を有し、かつ高
エネルギー線の照射により分解するレジストとして、3
0モル%のメタクリル酸ユニットを含み、重量平均分子
量が約60万のポリ(メチルメタクリレート−メタクリ
ル酸)コポリマーを用いた。
また、2価金属の酸化物、ハロゲン化金属または有機酸
塩のなかから選ばれる添加剤としては臭化亜鉛(ZnB
r2)を用いた。添加剤をそれぞれレジストに対して0
,3、■、0.3.0重量%加えたものを、モノクロル
ベンゼン:メチルイソブチルケトン=1:1 (容積比
)の混合溶媒に溶解させて8%溶液とし、これをシリコ
ンウェハにスピンコーティングして、膜厚約1μmの塗
膜を形成した。次に、それぞれの試料を第1図の縦軸に
示す各温度にて1時間熱処理した後、第1図の横軸に示
した各組成の混合溶媒(1,4−ジオキサンとジイソブ
チルケトン)に30分間浸漬し、乾燥させた。かくして
得られる膜につき、溶解、膨潤、変形の程度を観察した
。それぞれ添加物量、熱処理温度を一定とした場合のこ
れら欠点を生じない混合溶媒を最も強い溶媒組成として
、第1図にプロットした。
即ち、第1図の各曲線上の点は、添加物量と熱処理温度
とを一定にした多数の試料につき、種々の組成の混合溶
媒に浸漬したときに、これら試料のうちで最も低い溶解
、膨潤並びに変形を示した混合溶媒の組成を示すもので
ある。この場合、1、4−ジオキサンは良溶媒であり、
ジイソブチルケトンは貧溶媒である。前者が多いほど強
溶媒である。第1図の結果から臭化亜鉛の添加量が多い
ほど、また熱処理温度が高いほどイオノマー形成反応が
進行し、架橋密度が増えることにより、溶媒への耐性が
増加することを示している。第1図において夫々1は添
加物量0.3%、2は1.0%、3は3.0%の場合に
相当する。
第1図は本実施例による、レジストと添加剤とを用いた
ポジ形レジスト組成物の現像液組成をも表すものである
。すなわち、図中の添加剤の添加量および熱処理温度よ
り求められるレジスト組成物の膜に対し、溶解や膨潤、
変形が生じない最も強い溶媒組成のものを現像液として
選ぶことにより、高感度のポジ形レジストを得ることが
できる。
実施例2 実施例1と同じ本発明によるレジスト組成物を用い、シ
リコンウェハに膜厚0.5μmで塗布し、熱処理後、加
速電圧20KVの電子ビーム描画装置を用い、照射風を
変えて照射し、現像を行った。
現像後の残存膜がセロとなった時点での照射量を求め電
子線感度として表1に示した。
3    140   15/85     1.20
J     200  17.5/82.5100.3
    160   10/90     90** 
   200   5/95     18*DX:1
.4−ジオキサン、 DBK ニジイソブチルケトン 零* 仕較例 各試料によって熱架橋の程度が異ることから、現像時間
を調節して解像性の劣化が生じないようにした。これよ
り、添加剤の添加量、熱処理温度および現像液組成を最
適化することにより、最も感度の高い本発明によるレジ
スト組成物を得ることができる。表1から理解されるよ
うに、本発明による添加剤を含まないレジストでは20
0℃で熱処理しているにもかかわらず、熱架橋せず、弱
い現像液でも非照射部が溶解、膨潤を起すため、高感度
を達成することはできない。
実施例3 本実施例では、側鎖にカルボキシル基を有し、かつ高エ
ネルギー線照射で分解するレジストの種類を変えた場合
の効果を調べた。電子線感度を求、める方法は実施例2
の場合と同じである。添加剤である臭化亜鉛とそれぞれ
のレジストを溶解する溶媒のなかから適当な塗布溶媒を
選んで使用した。
結果は表2に示す通りである。
(添加剤:臭化亜鉛、添加量;レジストに対して1重量
%、熱処理温度:  160t:、現像液組成:1.4
−ジオキャン/ジイソブチルケトン−15/85)*M
A:メタクリレート、 MΔAc:メタクリル酸 本発明によるレジスト組成物の現像特性は主としてメタ
クリル酸含有量、添加剤の添加量、熱処理温度によって
決まる。従って、本発明のレジストはメタクリル酸と共
重合が可能な第二、第三の千ツマーユニットの導入が容
易であることがら、レジストの分子構造に大幅な選択範
囲を持つとい21            /1^ う特長を有する。表2のポリ(ヘキザフルオロブチルM
A−MΔAc)とポリ(イソブチレン−MAΔC)は高
エネルギー線照射で分解しやすいモノマーユニットとメ
タクリル酸を共重合させたものであり、ポリ(フェニル
MA−MAΔC)とポリ(βナフチルMΔ−MAΔC)
はアリール基を有するドライエツチング耐性の高いモノ
マーユニットとメタクリル酸を共重合させたものである
実施例4 本実施例では、2価金属の酸化物、ハロゲン化金属また
は有機酸塩のなかから選ばれる添加剤の種類を変えた場
合の効果を調べたものである。電子線感度を求める方法
は実施例2の場合と同じである。それぞれの添加剤とレ
ジストとを溶解する溶媒のなかから適当な塗布溶媒を選
んで使用した。
結果は以下の表3に示す通りである。
(レジスト:ポリ (メチルメタクリレート−メタクリ
ル酸)、メタクリル酸含有;30モル%、熱処理温度:
180℃、現像液組成=1,4−ジオキザン/ジイソブ
チルケトン−20/80 )CuC120,413 ZnI21.4     11 ギ酸カルシウム   0.68 酢酸バリウム    1.36 プロピオン酸亜鉛   1.8     12本発明の
添加剤としては側鎖にカルボキシル基をもつレジストと
熱処理によりイオノマーを生成できる物質であれば本発
明による効果を実現できる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によるレジスト組成物では、
添加剤の濃度と熱処理温度によって分子間架橋密度を制
御できるため、同一レジストについて感度の異なるレジ
ストを提供することができる。また、熱処理することに
より溶媒不溶となることから、添加剤濃度の異なる同一
レジストを重ね塗りすることができる。このことにより
、現像後のレジスト断面プロファイル制御が必要なパタ
ーン形成に有効である。さらに、メタクリル酸と共重合
可能なモノマユニットとして幅広い分子構造の選択が可
能となり、微細パターン形成でレジストに要求される性
能、例えば、ドライエツチング耐性や基板接着性などを
容易に実現できるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
°  添付第1図は本発明のポジ形レジストを基板に塗
布し、熱処理して得られる膜を横軸の組成の溶媒に30
分間浸漬し、乾燥した後、膜が溶解や膨潤を起さない最
も強い耐溶媒性を示す混合溶媒の組成を表わすグラフで
あり、1.2.3はレジストに対してそれぞれ03.1
.0.3.0重量%の臭化亜鉛を添加した本発明による
レジスト組成物に対するものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被加工基板表面に塗布し、ベーキングした後露光
    し、現像することによって、該基板表面に所望のパター
    ンを形成するためのポジ形レジストであって、 側鎖にカルボキシル基を有し、かつ高エネルギー線の照
    射によって分解するレジストと、2価金属の酸化物、ハ
    ロゲン化金属または有機酸塩からなる群から選ばれる少
    なくとも1種の添加剤との均一混合物からなることを特
    徴とする上記ポジ形レジスト組成物。
  2. (2)前記の側鎖にカルボキシル基を有し、かつ高エネ
    ルギー線の照射によって分解するレジストが、以下の一
    般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ただし、R_1、R_2、・・・Rnは炭素数5以下の
    アルキル基もしくはハロゲン化アルキル基、アリール基
    、−COORa基または −CORb基であり、ここでRa、Rbは炭素数5以下
    のアルキル基もしくはハロゲン化アルキル基またはアリ
    ール基を表わし、 M=([Σ^n_i_=_1]m_i+m_c)とした
    とき、m_c/Mが0.01〜1.0であり、m_1/
    M、m_2/M、・・・、m_n/Mは夫々0.99〜
    0の値である、 で表わされる構造を有するポリマーであることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載のレジスト組成物。
  3. (3)前記添加剤において、2価金属の酸化物がBaO
    であり、ハロゲン化金属がCu、Ca、Ba、Znおよ
    びFeの2価の塩化物、臭化物およびヨウ化物であり、
    有機酸塩がCu、Ca、Ba、Znの2価のギ酸塩、酢
    酸塩、プロピオン酸塩であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載のレジスト組成物。
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JP15126984A Pending JPS6129839A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 ポジ形レジスト組成物

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JP (1) JPS6129839A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018060069A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 信越化学工業株式会社 レジスト材料及びパターン形成方法

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146217A (en) * 1976-05-31 1977-12-05 Toshiba Corp Positive type radiation sensitive material
JPS5376826A (en) * 1976-12-20 1978-07-07 Ibm Method of forming regist image
JPS54131935A (en) * 1978-04-03 1979-10-13 Ibm Method of fabricating positive resist image

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