JPS6129819B2 - - Google Patents
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- JPS6129819B2 JPS6129819B2 JP53002058A JP205878A JPS6129819B2 JP S6129819 B2 JPS6129819 B2 JP S6129819B2 JP 53002058 A JP53002058 A JP 53002058A JP 205878 A JP205878 A JP 205878A JP S6129819 B2 JPS6129819 B2 JP S6129819B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/0665—Accessories therefor for treating the casting surfaces, e.g. calibrating, cleaning, dressing, preheating
- B22D11/0671—Accessories therefor for treating the casting surfaces, e.g. calibrating, cleaning, dressing, preheating for heating or drying
-
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- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0602—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a casting wheel and belt, e.g. Properzi-process
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鋳型による各種の金属の連続鋳造に
関するもので、さらに詳細には、連続可撓バンド
で回転する鋳造輪の外周溝を閉鎖して形成された
鋳型による金属の鋳造において、この種の金属鋳
造における開始方法およびその装置に関するもの
である。
関するもので、さらに詳細には、連続可撓バンド
で回転する鋳造輪の外周溝を閉鎖して形成された
鋳型による金属の鋳造において、この種の金属鋳
造における開始方法およびその装置に関するもの
である。
鋳造輪の鋳型による溶融金属の鋳造において
は、溶融金属を鋳型に最初に入れたとき起こる特
有の多くの問題を解決しなければならない。1つ
の問題は、比較的冷たい鋳造輪および連続可撓バ
ンドの材料への溶融金属の熱移動による衝撃の問
題が重要な問題であつて、これはこれらの材料の
実質的な劣化の原因となる。
は、溶融金属を鋳型に最初に入れたとき起こる特
有の多くの問題を解決しなければならない。1つ
の問題は、比較的冷たい鋳造輪および連続可撓バ
ンドの材料への溶融金属の熱移動による衝撃の問
題が重要な問題であつて、これはこれらの材料の
実質的な劣化の原因となる。
この劣化を最小限にするために、鋳型の外表面
の1部あるいは全部に用いる液体冷却剤により、
鋳造輪を全体的に冷却する。しかしながら、もし
冷却剤のポケツト用として形成されている鋳型の
内面に付着している液体冷却剤を溶融金属が取り
囲むと、溶融金属の熱によつて、冷却剤が急速に
蒸発し、これにより発生したガスがきわめて迅速
に膨張し、このため前記のごとく形成されたポケ
ツトが文字どおり爆発し、溶融金属を鋳型から押
し出すことになる。
の1部あるいは全部に用いる液体冷却剤により、
鋳造輪を全体的に冷却する。しかしながら、もし
冷却剤のポケツト用として形成されている鋳型の
内面に付着している液体冷却剤を溶融金属が取り
囲むと、溶融金属の熱によつて、冷却剤が急速に
蒸発し、これにより発生したガスがきわめて迅速
に膨張し、このため前記のごとく形成されたポケ
ツトが文字どおり爆発し、溶融金属を鋳型から押
し出すことになる。
上記冷却剤のポケツト(Pocket)とは、熱い
溶融金属中のこの溶融金属とは異質の冷却剤の塊
部分であつて、蒸発しそして迅速に体積が膨張す
ることにより爆発することのできる蒸発可能な液
体冷却剤で満たされあるいは部分的に満たされた
部分である。
溶融金属中のこの溶融金属とは異質の冷却剤の塊
部分であつて、蒸発しそして迅速に体積が膨張す
ることにより爆発することのできる蒸発可能な液
体冷却剤で満たされあるいは部分的に満たされた
部分である。
したがつて、鋳型材料の劣化を防止するため
に、鋳型は最大限冷却を行なうことが要求される
にもかかわらず、全力をもつて行なう鋳型外面の
冷却は、冷却剤のポケツトをさけるために、溶融
金属を鋳型の中に注入する直前まで延期すること
が必要である。少量をもつて予備的な冷却を行な
う方法の1つが、本特許出願人の特許第762819号
(米国特許第3596702号)に開示しており、これに
より比較的低い溶融点を持つ金属、たとえば銅、
アルミニウムおよび鉛のごとき金属の連続鋳造に
おける熱衝撃および劣化の問題を最小限に止める
ことに効果的であり、一方これと同時に、溶融金
属と鋳型の中に噴射される冷却剤との間における
爆発的反応の可能性を最小限に止めることに効果
があつた。前記特許の開示内容は、本発明の説明
のためにとくに参考用として記述するものであ
る。
に、鋳型は最大限冷却を行なうことが要求される
にもかかわらず、全力をもつて行なう鋳型外面の
冷却は、冷却剤のポケツトをさけるために、溶融
金属を鋳型の中に注入する直前まで延期すること
が必要である。少量をもつて予備的な冷却を行な
う方法の1つが、本特許出願人の特許第762819号
(米国特許第3596702号)に開示しており、これに
より比較的低い溶融点を持つ金属、たとえば銅、
アルミニウムおよび鉛のごとき金属の連続鋳造に
おける熱衝撃および劣化の問題を最小限に止める
ことに効果的であり、一方これと同時に、溶融金
属と鋳型の中に噴射される冷却剤との間における
爆発的反応の可能性を最小限に止めることに効果
があつた。前記特許の開示内容は、本発明の説明
のためにとくに参考用として記述するものであ
る。
なお、上記のようにあるいは後述でも触れる如
く、鋳型は、液体冷却剤がノズルから十分な量で
もつて吹きかけられて飛び散るというように、そ
のように事実上液体冷却剤に包まれ、このため、
液体冷却剤は、鋳型の入口に持ち来たらされるか
あるいははねかさられ、そして、鋳造されるべき
熱い溶融金属がその次の段階で接触するところの
その鋳型の内面に付着するのである。従つて、鋳
造の開始の際、鋳型の内に液体冷却剤があるので
ある。
く、鋳型は、液体冷却剤がノズルから十分な量で
もつて吹きかけられて飛び散るというように、そ
のように事実上液体冷却剤に包まれ、このため、
液体冷却剤は、鋳型の入口に持ち来たらされるか
あるいははねかさられ、そして、鋳造されるべき
熱い溶融金属がその次の段階で接触するところの
その鋳型の内面に付着するのである。従つて、鋳
造の開始の際、鋳型の内に液体冷却剤があるので
ある。
比較的高い溶融点の金属、たとえば銅の鋳造に
おいては、鋳造輪による連続鋳造の開始時に生じ
る各種の問題は、他に比して大きく影響する。た
とえば、溶融状態の鋼の温度はきわめて高く、鋳
型の熱的劣化をもたらすのにに充分であるのみな
らず鋳型を構成している材料の溶融点より高いこ
とが通常であり、鋳造輪は、有効な冷却を行なう
ために、高い熱伝導係数を持つているが、比較的
低い溶融点を持つ材料から構成されているのが通
常である。
おいては、鋳造輪による連続鋳造の開始時に生じ
る各種の問題は、他に比して大きく影響する。た
とえば、溶融状態の鋼の温度はきわめて高く、鋳
型の熱的劣化をもたらすのにに充分であるのみな
らず鋳型を構成している材料の溶融点より高いこ
とが通常であり、鋳造輪は、有効な冷却を行なう
ために、高い熱伝導係数を持つているが、比較的
低い溶融点を持つ材料から構成されているのが通
常である。
さらにまた、これらの金属のごとく、溶融点の
高い金属の場合には、その溶融状態での温度は、
鋳型の内面に付着している液体冷却剤との接触を
さらに一層爆発的なものとなり、相当に低い溶融
点を持つ金属に比較して著しく危険な状態とな
る。かくして、鋳造すべき金属を直接に注入する
方法であつて、比較的低い溶融点を持つ金属の連
続鋳造の開始は適格に行なうことができる前述し
た予備的な冷却を行なう予備冷却方法は、上記の
ような溶融点の高い金属の場合には、鋳型の溶解
あるいは熱劣化の保護を充分に行なうことにはな
らないのであつて、また同時に相当に高い溶融点
の金属を鋳造したとき生ずる爆発の可能性から、
操作員あるいは設備を保護する程度を充分に高め
ることにはならないのである。
高い金属の場合には、その溶融状態での温度は、
鋳型の内面に付着している液体冷却剤との接触を
さらに一層爆発的なものとなり、相当に低い溶融
点を持つ金属に比較して著しく危険な状態とな
る。かくして、鋳造すべき金属を直接に注入する
方法であつて、比較的低い溶融点を持つ金属の連
続鋳造の開始は適格に行なうことができる前述し
た予備的な冷却を行なう予備冷却方法は、上記の
ような溶融点の高い金属の場合には、鋳型の溶解
あるいは熱劣化の保護を充分に行なうことにはな
らないのであつて、また同時に相当に高い溶融点
の金属を鋳造したとき生ずる爆発の可能性から、
操作員あるいは設備を保護する程度を充分に高め
ることにはならないのである。
簡単に説明するならば、本発明は、冷却剤を使
用しないか、あるいは公知技術のごとく少量使用
する状態において、一次金属の溶融点よりも低い
溶融点を持つ溶融状態の二次金属を、連続可撓バ
ンドにより回転する鋳造輪の外周溝を閉鎖して形
成した鋳型の中にまず最初に注入し、その後冷却
剤の全量を使用し、鋳型の横断面が二次金属の凝
固体で充填されたとき二次金属の注入を中止し、
冷却剤の全量による鋳型の冷却を行なつている間
に鋳型の中に溶融状態の一次金属を注入するよう
に、特定の溶融点を持つ一次金属の連続鋳造にお
ける開始方法およびその装置に関するものであ
る。
用しないか、あるいは公知技術のごとく少量使用
する状態において、一次金属の溶融点よりも低い
溶融点を持つ溶融状態の二次金属を、連続可撓バ
ンドにより回転する鋳造輪の外周溝を閉鎖して形
成した鋳型の中にまず最初に注入し、その後冷却
剤の全量を使用し、鋳型の横断面が二次金属の凝
固体で充填されたとき二次金属の注入を中止し、
冷却剤の全量による鋳型の冷却を行なつている間
に鋳型の中に溶融状態の一次金属を注入するよう
に、特定の溶融点を持つ一次金属の連続鋳造にお
ける開始方法およびその装置に関するものであ
る。
したがつて、本発明の1つの目的は、銅、アル
ミニウム、鉛および亜鉛のごとき金属の溶融点に
対して高い溶融点を持つ溶融金属と、冷却剤とが
不注意に混合することにより起こる爆発の危険が
生じることなく(もし、高い溶融点を持つ金属が
最初に空の鋳型に注入される場合には必然的に十
分な量の液体冷却剤でなければならず、液体冷却
剤が鋳型の内面にあるかあるいは付着する可能性
が増大し爆発の危険が生ずるのに対し、後述のよ
うに、低い溶融点を持つ金属で鋳造が開始される
場合には、液体冷却剤は少量かあるいは使用しな
いでもよく、高い溶融点を持つ鋳造すべき金属が
鋳型に導入されるとき液体冷却剤は十分な量に増
加されるか使用されるのであり、しかも鋳型には
既に低い溶融点を持つ金属がそのとき入つてお
り、鋳型の内への液体冷却剤の進入を事実上妨
げ、爆発の危険を十分に避けることができる。)
回転する鋳造輪による金属の連続鋳造における開
始方法およびその装置を提供することである。
ミニウム、鉛および亜鉛のごとき金属の溶融点に
対して高い溶融点を持つ溶融金属と、冷却剤とが
不注意に混合することにより起こる爆発の危険が
生じることなく(もし、高い溶融点を持つ金属が
最初に空の鋳型に注入される場合には必然的に十
分な量の液体冷却剤でなければならず、液体冷却
剤が鋳型の内面にあるかあるいは付着する可能性
が増大し爆発の危険が生ずるのに対し、後述のよ
うに、低い溶融点を持つ金属で鋳造が開始される
場合には、液体冷却剤は少量かあるいは使用しな
いでもよく、高い溶融点を持つ鋳造すべき金属が
鋳型に導入されるとき液体冷却剤は十分な量に増
加されるか使用されるのであり、しかも鋳型には
既に低い溶融点を持つ金属がそのとき入つてお
り、鋳型の内への液体冷却剤の進入を事実上妨
げ、爆発の危険を十分に避けることができる。)
回転する鋳造輪による金属の連続鋳造における開
始方法およびその装置を提供することである。
本発明の他の目的は、銅、アルミニウム、鉛お
よび亜鉛のごとき金属の溶融点より高い溶融点を
持つ金属が鋳造されるときの鋳造輪の初期運動に
おいて、金属の高温度による金属疲労、劣化、あ
るいは溶解から、鋳造輪および連続可撓バンドを
保護する金属の連続鋳造における開始方法および
その装置を提供することである。
よび亜鉛のごとき金属の溶融点より高い溶融点を
持つ金属が鋳造されるときの鋳造輪の初期運動に
おいて、金属の高温度による金属疲労、劣化、あ
るいは溶解から、鋳造輪および連続可撓バンドを
保護する金属の連続鋳造における開始方法および
その装置を提供することである。
本発明の他の目的は、鋳造輪の鋳型が、低い溶
融点を持つ金属の注入により予熱が行なわれるよ
うに構成した比較的高い溶融点を持つ金属の連続
鋳造における開始方法およびその装置を提供する
ことである。
融点を持つ金属の注入により予熱が行なわれるよ
うに構成した比較的高い溶融点を持つ金属の連続
鋳造における開始方法およびその装置を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、鋳造輪の冷却系統を金属
が鋳造輪の鋳型の中に注入されたときにその全量
が作動するように構成した回転する鋳造輪による
比較的高い溶融点を持つ金属の連続鋳造における
開始方法およびその装置を提供することである。
が鋳造輪の鋳型の中に注入されたときにその全量
が作動するように構成した回転する鋳造輪による
比較的高い溶融点を持つ金属の連続鋳造における
開始方法およびその装置を提供することである。
本発明のその他の目的、特徴および利点は、添
付図面を用いた以下の説明により、さらに明瞭と
なるであろう。
付図面を用いた以下の説明により、さらに明瞭と
なるであろう。
詳細を示す図面において、全図面を通して同一
の構成部品には同一の参照番号が符してある。第
1図は、外周溝14を備えた鋳造輪25を含む鋳
造機10を図示している。連続可撓バンド12
は、バンド位置決めローラー11a,11b,1
1cにより案内され、鋳造輪25の外周面と接し
て外周溝14を閉鎖し、そして鋳造輪25の周囲
の1部分に沿つて延びる円弧状の鋳型26を形成
している。バンド位置決めローラー11a,11
b,11cは、鋳造輪25の回転と同じ速度で移
動する位置において、連続可撓バンド12を保持
して回動する。
の構成部品には同一の参照番号が符してある。第
1図は、外周溝14を備えた鋳造輪25を含む鋳
造機10を図示している。連続可撓バンド12
は、バンド位置決めローラー11a,11b,1
1cにより案内され、鋳造輪25の外周面と接し
て外周溝14を閉鎖し、そして鋳造輪25の周囲
の1部分に沿つて延びる円弧状の鋳型26を形成
している。バンド位置決めローラー11a,11
b,11cは、鋳造輪25の回転と同じ速度で移
動する位置において、連続可撓バンド12を保持
して回動する。
注入ポツトあるいはタンデイツシユ21および
22は、互に異なつた溶融金属を収容しており、
それぞれの注入スパウト23および24から外周
溝14と連続可撓バンド12が鋳造輪25の外周
面と接する点における連続可撓バンド12とによ
り形成された鋳型26の中に溶融金属を交互に注
入する。タンデイツシユ21,22は、特許第
672787号(米国特許第3331539号)に示すような
計量装置を備えていてもよく、これによりタンデ
イツシユ21,22からの溶融金属の流量が制御
される。
22は、互に異なつた溶融金属を収容しており、
それぞれの注入スパウト23および24から外周
溝14と連続可撓バンド12が鋳造輪25の外周
面と接する点における連続可撓バンド12とによ
り形成された鋳型26の中に溶融金属を交互に注
入する。タンデイツシユ21,22は、特許第
672787号(米国特許第3331539号)に示すような
計量装置を備えていてもよく、これによりタンデ
イツシユ21,22からの溶融金属の流量が制御
される。
本発明の1実施例においては、2つのタンデイ
ツシユ21および22は、たとえば移動可能なブ
ームからチエンにより懸吊された適宜な支持およ
び制御部材(図示省略)により、注入位置および
注入位置外へ移動可能であり、これは当業者には
容易に理解されるものである。
ツシユ21および22は、たとえば移動可能なブ
ームからチエンにより懸吊された適宜な支持およ
び制御部材(図示省略)により、注入位置および
注入位置外へ移動可能であり、これは当業者には
容易に理解されるものである。
第2図に最も詳細に示すごとく、バンド位置決
めローラー11aは、環状溝28を設けており、
そして組立て挿入ノズル18がバンド位置決めロ
ーラー11aの近くに近接して配設されており、
環状溝28の中に差し込まれている。組立て挿入
ノズル18は、特許877077号(米国特許第
3333629号)に示すようなもので、供給管31と
環状溝28に差し込まれたくさび状ノズル32を
備えている。供給管31は、くさび状ノズル32
の内部と導通する複数の孔34を備えている。く
さび状ノズル32は、鋳造輪25の外周面の湾曲
面と対応するような曲率の湾曲面に形成されたノ
ズル板35を備えており、ノズル板35を通して
延伸する複数のノズル口36を備えている。ノズ
ル口36は、バンド位置決めローラー11aから
見て下方向に開口するように設けられ、ノズル口
36を通つた冷却剤の流れは、下の方向にのみ向
けられるようになつている。組立て挿入ノズル1
8は、特許第762819号(米国特許第3596702号)
に示すように、比較的低い溶融点を持つ金属の鋳
造における予備冷却工程に使用する型式のもので
ある。
めローラー11aは、環状溝28を設けており、
そして組立て挿入ノズル18がバンド位置決めロ
ーラー11aの近くに近接して配設されており、
環状溝28の中に差し込まれている。組立て挿入
ノズル18は、特許877077号(米国特許第
3333629号)に示すようなもので、供給管31と
環状溝28に差し込まれたくさび状ノズル32を
備えている。供給管31は、くさび状ノズル32
の内部と導通する複数の孔34を備えている。く
さび状ノズル32は、鋳造輪25の外周面の湾曲
面と対応するような曲率の湾曲面に形成されたノ
ズル板35を備えており、ノズル板35を通して
延伸する複数のノズル口36を備えている。ノズ
ル口36は、バンド位置決めローラー11aから
見て下方向に開口するように設けられ、ノズル口
36を通つた冷却剤の流れは、下の方向にのみ向
けられるようになつている。組立て挿入ノズル1
8は、特許第762819号(米国特許第3596702号)
に示すように、比較的低い溶融点を持つ金属の鋳
造における予備冷却工程に使用する型式のもので
ある。
全量による冷却を行なうために、鋳造輪25の
内部に鋳型26の内面29に近接した一対の鋳造
輪冷却用集約管16が設けられている。鋳造輪冷
却用集約管16の湾曲した外周面からは複数のノ
ズル17が外方に延びており、鋳型26の内面2
9に冷却剤を噴射する機能を果たしている。
内部に鋳型26の内面29に近接した一対の鋳造
輪冷却用集約管16が設けられている。鋳造輪冷
却用集約管16の湾曲した外周面からは複数のノ
ズル17が外方に延びており、鋳型26の内面2
9に冷却剤を噴射する機能を果たしている。
さらに、組立て挿入ノズル18の下方に隣接し
たバンド冷却用集約管15が設けられ、鋳造輪2
5に沿つて、下方、すなわち連続可撓バンド12
が鋳造輪25の案内から解放される時点まで延び
ている。他の複数のノズル17が鋳造輪25の外
周面と接触している連続可撓バンド12の外面に
冷却剤を噴射する機能を果たしている。冷却剤、
通常水が、導管(図示省略)を通つて各集約管1
5,16に供給される。
たバンド冷却用集約管15が設けられ、鋳造輪2
5に沿つて、下方、すなわち連続可撓バンド12
が鋳造輪25の案内から解放される時点まで延び
ている。他の複数のノズル17が鋳造輪25の外
周面と接触している連続可撓バンド12の外面に
冷却剤を噴射する機能を果たしている。冷却剤、
通常水が、導管(図示省略)を通つて各集約管1
5,16に供給される。
第3図に最も詳細に示す本発明の第2の実施例
においては、計量装置を備えた注入ポツトあるい
はタンデイツシユ21および22は、計量装置と
ともに互に近接して注入スパウド23および24
の近くに取り付けてあり、この構造および位置
は、溶融金属を鋳型の中に同時に、あるいは短い
間隔で注入することができるようにしてある。比
較的高い溶融点の金属を収容するタンデイツシユ
22は、バンド位置決めローラー11aに最も近
接した位置に設けられており、その注入スパウド
24は、短い距離で鋳型26の中に入つている。
低い溶融点の金属を収容するタンデイツシユ21
の注入スパウト23は、鋳造輪25の外周溝14
の中において、注入スパウト24より少し上方に
位置するように設けられている。
においては、計量装置を備えた注入ポツトあるい
はタンデイツシユ21および22は、計量装置と
ともに互に近接して注入スパウド23および24
の近くに取り付けてあり、この構造および位置
は、溶融金属を鋳型の中に同時に、あるいは短い
間隔で注入することができるようにしてある。比
較的高い溶融点の金属を収容するタンデイツシユ
22は、バンド位置決めローラー11aに最も近
接した位置に設けられており、その注入スパウド
24は、短い距離で鋳型26の中に入つている。
低い溶融点の金属を収容するタンデイツシユ21
の注入スパウト23は、鋳造輪25の外周溝14
の中において、注入スパウト24より少し上方に
位置するように設けられている。
つぎに、その運転操作について説明すると、操
作員が鋳造機10により鋼のような比較的高い溶
融点を持つ一次金属の連続鋳造を開始するとき
は、まず操作員は、タンデイツシユ21と22を
予熱し、連続可撓バンド12および外周溝14を
乾燥してその表面から完全に水分を除き、鋼のよ
な一次金属および一次金属より溶融点の低い鉛の
ような二次金属を加熱するとともに、それぞれの
炉において溶融状態にする等の通常の準備段階を
終えたのち、これらの溶融金属を注入樋によりそ
れぞれのタンデイツシユ21,22へ供給する。
タンデイツシユの中における溶融二次金属の温度
は、溶融一次金属の温度に比して相当低くなつて
いる。
作員が鋳造機10により鋼のような比較的高い溶
融点を持つ一次金属の連続鋳造を開始するとき
は、まず操作員は、タンデイツシユ21と22を
予熱し、連続可撓バンド12および外周溝14を
乾燥してその表面から完全に水分を除き、鋼のよ
な一次金属および一次金属より溶融点の低い鉛の
ような二次金属を加熱するとともに、それぞれの
炉において溶融状態にする等の通常の準備段階を
終えたのち、これらの溶融金属を注入樋によりそ
れぞれのタンデイツシユ21,22へ供給する。
タンデイツシユの中における溶融二次金属の温度
は、溶融一次金属の温度に比して相当低くなつて
いる。
鉛を収容したタンデイツシユ21は、溶融して
いる鉛を鋳型26の中へ注入スパウド23を介し
て注入するに適当な位置に装着されている。特許
第762819号(米国特許第3596702号)に開示され
ているような予備冷却が、溶融一次金属の温度よ
りも相当低い温度において、鋳型26の中に注入
されたときに溶融鉛に行なわれることがある。鋳
型26の中に溶融鉛が最初に注入されたのち、た
だちに全量冷却が、各集約管15および16を経
て開始され、各集約管15および16は、鋳型2
6の外面に対して冷却剤を噴射するノズル17に
冷却剤を供給する。二次金属、たとえば鉛は、適
当な凝固点をもつていることが必要であり、この
ために連続可撓バンド12が鋳造輪25の案内か
ら解放される時点に未だ到達しないうちに、全量
冷却により二次金属を凝固しなければならない。
いる鉛を鋳型26の中へ注入スパウド23を介し
て注入するに適当な位置に装着されている。特許
第762819号(米国特許第3596702号)に開示され
ているような予備冷却が、溶融一次金属の温度よ
りも相当低い温度において、鋳型26の中に注入
されたときに溶融鉛に行なわれることがある。鋳
型26の中に溶融鉛が最初に注入されたのち、た
だちに全量冷却が、各集約管15および16を経
て開始され、各集約管15および16は、鋳型2
6の外面に対して冷却剤を噴射するノズル17に
冷却剤を供給する。二次金属、たとえば鉛は、適
当な凝固点をもつていることが必要であり、この
ために連続可撓バンド12が鋳造輪25の案内か
ら解放される時点に未だ到達しないうちに、全量
冷却により二次金属を凝固しなければならない。
凝固した二次金属が、外周溝14と連続可撓バ
ンド12との間に形成された鋳型26の断面積を
完全に充填したあと、鋳型26の全体が充填され
るまでの間に二次金属の注入を停止する。これに
より溶融二次金属がいずれの冷却剤も鋳型26の
中に滴下することを防ぎ、そして鋳型26を加熱
することにより、いずれの冷却剤も蒸発させ、鋳
型26の中に溶融金属が注入される点の付近に飛
沫の生じるのを防ぐことになる。
ンド12との間に形成された鋳型26の断面積を
完全に充填したあと、鋳型26の全体が充填され
るまでの間に二次金属の注入を停止する。これに
より溶融二次金属がいずれの冷却剤も鋳型26の
中に滴下することを防ぎ、そして鋳型26を加熱
することにより、いずれの冷却剤も蒸発させ、鋳
型26の中に溶融金属が注入される点の付近に飛
沫の生じるのを防ぐことになる。
本発明の第1の実施例においては、二次金属、
たとえば鉛の注入が完了したのち、タンデイツシ
ユ21は鋳造機10から後退し、そして比較的高
温度の溶融一次金属、たとえば鋼を収容したタン
デイツシユ22は、注入スパウト24が溶融鋼を
鋳型26を占有している二次金属の直後のところ
に注入することができる位置に位置決めされる。
この状態において、操作員は、鋳造輪25の回転
を開始し、そして溶融鋼を鋳型26の中に注入す
ることを始める。この場合、溶融鋼の注入を鋳造
輪25が回転する直前に開始するか、あるいはこ
れとは逆の順序に行なうかは、操作員の判断にま
かされている。鋳型26の中に注入された溶融鋼
は、前に注入された鉛充填物の末端と継目を形成
する。鋳造輪25が回転するにつれて、鉛棒は、
鋼棒に先立つて鋳造機10から送り出され、した
がつて、機械的な棒運搬装置の場合よりも、鋼棒
の運動をさらに一層予測しうる状態にするととも
に、さらに一層容易にすることとなる。
たとえば鉛の注入が完了したのち、タンデイツシ
ユ21は鋳造機10から後退し、そして比較的高
温度の溶融一次金属、たとえば鋼を収容したタン
デイツシユ22は、注入スパウト24が溶融鋼を
鋳型26を占有している二次金属の直後のところ
に注入することができる位置に位置決めされる。
この状態において、操作員は、鋳造輪25の回転
を開始し、そして溶融鋼を鋳型26の中に注入す
ることを始める。この場合、溶融鋼の注入を鋳造
輪25が回転する直前に開始するか、あるいはこ
れとは逆の順序に行なうかは、操作員の判断にま
かされている。鋳型26の中に注入された溶融鋼
は、前に注入された鉛充填物の末端と継目を形成
する。鋳造輪25が回転するにつれて、鉛棒は、
鋼棒に先立つて鋳造機10から送り出され、した
がつて、機械的な棒運搬装置の場合よりも、鋼棒
の運動をさらに一層予測しうる状態にするととも
に、さらに一層容易にすることとなる。
鋳型に対しても、また操作品に対しても、安全
であることが知られている公知の方法により鉛充
填物を注入すれば、鉛充填物につづいて鋳型26
に溶融鋼を注入してても、液体冷却剤と接触して
爆発の危険を生じることはない。これに加えて、
溶融鋼は、鋳型26の全量冷却が始められてから
に限つて注入され、したがつて溶融鋼の持つ大き
な熱量は持ち去られ、この熱による鋳型材料の溶
融、あるいはその他の劣化ということが防止され
る。溶融鋼は、全量冷却が完了するまでは注入さ
れないという事実のために、鋳型26および連続
可撓バンド12は、良好な熱伝導性を持つが、溶
融鋼の温度よりもはるかに低い溶融点を持つ材料
で構成することができる。
であることが知られている公知の方法により鉛充
填物を注入すれば、鉛充填物につづいて鋳型26
に溶融鋼を注入してても、液体冷却剤と接触して
爆発の危険を生じることはない。これに加えて、
溶融鋼は、鋳型26の全量冷却が始められてから
に限つて注入され、したがつて溶融鋼の持つ大き
な熱量は持ち去られ、この熱による鋳型材料の溶
融、あるいはその他の劣化ということが防止され
る。溶融鋼は、全量冷却が完了するまでは注入さ
れないという事実のために、鋳型26および連続
可撓バンド12は、良好な熱伝導性を持つが、溶
融鋼の温度よりもはるかに低い溶融点を持つ材料
で構成することができる。
さらにまた、鉛充填物が存在しているために、
鋳型26が予熱されていることになり、溶融鋼と
接触しても、鋳型26の材料に加わる熱衝撃が弱
められ、これによる利点として、鋳型26と溶融
鋼との間の温度差のために生じる熱衝撃に由来す
る材料の劣化現象もまた減少する。ここで注意を
要することは、鉛からの熱は、連続可撓バンド1
2を含む鋳型26の壁体を通つて横方向に伝導さ
れ、さらにまた鋳型26の長さに沿つて縦方向に
も伝導されるということである。縦方向の熱の伝
播により、鉛充填物によつて到達される最高のレ
ベルの上方の鋳型26が予熱される。横方向の熱
の伝播は、冷却によつて加速されるものである
が、溶融鋼からの初期熱波により発生する熱衝撃
によつて、劣化現象が生じることがある区域にお
いて、鋳型26の肉厚に沿うどのような点におい
ても、温度の急激な落差を生じることがない。
鋳型26が予熱されていることになり、溶融鋼と
接触しても、鋳型26の材料に加わる熱衝撃が弱
められ、これによる利点として、鋳型26と溶融
鋼との間の温度差のために生じる熱衝撃に由来す
る材料の劣化現象もまた減少する。ここで注意を
要することは、鉛からの熱は、連続可撓バンド1
2を含む鋳型26の壁体を通つて横方向に伝導さ
れ、さらにまた鋳型26の長さに沿つて縦方向に
も伝導されるということである。縦方向の熱の伝
播により、鉛充填物によつて到達される最高のレ
ベルの上方の鋳型26が予熱される。横方向の熱
の伝播は、冷却によつて加速されるものである
が、溶融鋼からの初期熱波により発生する熱衝撃
によつて、劣化現象が生じることがある区域にお
いて、鋳型26の肉厚に沿うどのような点におい
ても、温度の急激な落差を生じることがない。
鉛充填物による鋳型26の予熱作用を利用する
ために、鋼の注入は、充填物の冷却が本格的にな
る前に、充填物の注入ののちにできるかぎり早く
開始することが必要である。
ために、鋼の注入は、充填物の冷却が本格的にな
る前に、充填物の注入ののちにできるかぎり早く
開始することが必要である。
第3図に示す第2の実施例においては、タンデ
イツシユ21および22は、2つともすべての始
動操作を通じて鋳型26の中に注入が行なわれ易
い位置に設けられている。
イツシユ21および22は、2つともすべての始
動操作を通じて鋳型26の中に注入が行なわれ易
い位置に設けられている。
溶融二次金属が鋳型26の横断面に沿つて凝固
する場合、続いて次のような3つのステツプが迅
速に連続して行なわれる。すなわち、溶融一次金
属の注入、鋳造輪25の回転開始、および溶融二
次金属の注入完了がそれである。他方、鋳造輪2
5は、全工程、すなわち二次金属および一次金属
の両方ともが注入されている間中、回転を続けて
いてもよい。後者の場合は、最初の二次金属の注
入から鋳造輪25の回転させ始めてもよい。した
がつて、第1の実施例における待期時間、すなわ
ちタンデイツシユ21が注入位置より退避し、タ
ンデイツシユ22が注入位置へ移動するという待
期時間が省略され、鉛充填物による鋳型26の予
熱は、前述のような効果をもたらすが、その予熱
の十分な利点は、上記待期時間が省略されること
により、凝固した充填物が冷却される機会を持つ
以前に得られることとなる。第2の実施例におけ
る以上のほかの利点は、液体冷却剤が鋳型26の
中に噴射され、溶融金属に接触する時期が存在し
ないということである。
する場合、続いて次のような3つのステツプが迅
速に連続して行なわれる。すなわち、溶融一次金
属の注入、鋳造輪25の回転開始、および溶融二
次金属の注入完了がそれである。他方、鋳造輪2
5は、全工程、すなわち二次金属および一次金属
の両方ともが注入されている間中、回転を続けて
いてもよい。後者の場合は、最初の二次金属の注
入から鋳造輪25の回転させ始めてもよい。した
がつて、第1の実施例における待期時間、すなわ
ちタンデイツシユ21が注入位置より退避し、タ
ンデイツシユ22が注入位置へ移動するという待
期時間が省略され、鉛充填物による鋳型26の予
熱は、前述のような効果をもたらすが、その予熱
の十分な利点は、上記待期時間が省略されること
により、凝固した充填物が冷却される機会を持つ
以前に得られることとなる。第2の実施例におけ
る以上のほかの利点は、液体冷却剤が鋳型26の
中に噴射され、溶融金属に接触する時期が存在し
ないということである。
本発明の工程においては、2種の金属が接触す
る点において一次金属と二次金属との合金が形成
されるが、この合金形成は、本発の効果性を低減
せしめるものではない。鋼の鋳造を開始するため
に鋳造された鉛棒の1部分は、鋼棒から切り取る
こともでき、そして開始用の充填物として再使用
するために、再溶解することもできる。
る点において一次金属と二次金属との合金が形成
されるが、この合金形成は、本発の効果性を低減
せしめるものではない。鋼の鋳造を開始するため
に鋳造された鉛棒の1部分は、鋼棒から切り取る
こともでき、そして開始用の充填物として再使用
するために、再溶解することもできる。
以上のごとく、最適条件のもとに本発明を実施
する場合について詳細に説明したが、本発明の変
更および修正は、以上の説明および特許請求の範
囲に記載した本発明の精神および範囲を逸脱する
ことなく実施しうることが明白である。
する場合について詳細に説明したが、本発明の変
更および修正は、以上の説明および特許請求の範
囲に記載した本発明の精神および範囲を逸脱する
ことなく実施しうることが明白である。
なお、望ましい実施態様としては以下に示す如
きものがある。
きものがある。
実施態様 1
鋳型26を備えた鋳造機10により特定の溶融
点を持つ一次金属の連続鋳造における開始方法に
して、 A 前記一次金属の溶融点よりも低い溶融点を持
つ二次金属を、前記一次金属の溶融温度よりも
実質的に低い温度で前記鋳型26に注入する工
程と、 B 前記二次金属を収容する前記鋳型26を冷却
する工程と、 C 前記鋳型26の横断面が凝固した二次金属に
より充填されたとき、前記二次金属の注入を中
止する工程と、 D 前記鋳型26の冷却を継続しつつ、前記鋳型
26に溶融一次金属を注入する工程と、 よりなることを特徴とする方法。
点を持つ一次金属の連続鋳造における開始方法に
して、 A 前記一次金属の溶融点よりも低い溶融点を持
つ二次金属を、前記一次金属の溶融温度よりも
実質的に低い温度で前記鋳型26に注入する工
程と、 B 前記二次金属を収容する前記鋳型26を冷却
する工程と、 C 前記鋳型26の横断面が凝固した二次金属に
より充填されたとき、前記二次金属の注入を中
止する工程と、 D 前記鋳型26の冷却を継続しつつ、前記鋳型
26に溶融一次金属を注入する工程と、 よりなることを特徴とする方法。
実施態様 2
実施態様1に記載の方法にして、前記鋳造機1
0が、その外周溝14と連続可撓バンド12とに
より形成された鋳型26を備えた鋳造輪25から
構成されており、そきて前記鋳造輪25の回転
が、前記二次金属の注入が中止されたのちで、前
記一次金属の注入が行なわれる直前に開始される
ように構成したことを特徴とする方法。
0が、その外周溝14と連続可撓バンド12とに
より形成された鋳型26を備えた鋳造輪25から
構成されており、そきて前記鋳造輪25の回転
が、前記二次金属の注入が中止されたのちで、前
記一次金属の注入が行なわれる直前に開始される
ように構成したことを特徴とする方法。
実施態様 3
実施態様1に記載の方法にして、前記一次金属
が、前記鋳型26の溶融点よりも高い溶融点を持
ち、また前記二次金属が、前記鋳型26の溶融点
よりも低い溶融点を持つことを特徴とする方法。
が、前記鋳型26の溶融点よりも高い溶融点を持
ち、また前記二次金属が、前記鋳型26の溶融点
よりも低い溶融点を持つことを特徴とする方法。
実施態様 4
実施態様1に記載の方法にして、前記一次金属
が、室温よりも充分に高く、かつ前記溶融一次金
属と前記鋳型26との最初の接触による熱衝撃に
より、前記鋳型26がはげしく劣化する程度に高
い溶融点を持つことを特徴とする方法。
が、室温よりも充分に高く、かつ前記溶融一次金
属と前記鋳型26との最初の接触による熱衝撃に
より、前記鋳型26がはげしく劣化する程度に高
い溶融点を持つことを特徴とする方法。
実施態様 5
実施態様1に記載の方法にして、前記一次金属
が、鋼であることを特徴とする方法。
が、鋼であることを特徴とする方法。
実施態様 6
実施態様1に記載の方法して、前記二次金属
が、鉛であることを特徴とする方法。
が、鉛であることを特徴とする方法。
実施態様 7
実施態様1に記載の方法にして、前記二次金属
の中止工程が、前記二次金属が予め設定された分
量だ前記鋳型26に注入されたのちに、前記二次
金属の注入が中止されることを特徴とする方法。
の中止工程が、前記二次金属が予め設定された分
量だ前記鋳型26に注入されたのちに、前記二次
金属の注入が中止されることを特徴とする方法。
実施態様 8
回転する鋳造輪25の外周溝14と連続可撓バ
ンド12とにより形成された鋳型26において、
前記鋳型26の溶融点より高い溶融点を持つ一次
金属の連続鋳造における開始方法にして、 A 前記一次金属の溶融温度よりも実質的に低い
溶融温度で、前記鋳型26の溶融点よりも低い
溶融点を持つ二次金属を前記鋳型26に注入す
る工程と、 B 前記鋳型26が、前記一次金属と接触すると
き、溶解することを防止するに充分な割合によ
り、前記鋳型26を迅速に冷却する工程と、 C 前記鋳型26が前記溶融金属の注入点まで充
填されたとき、その二次金属の注入を中止する
工程と、 D 前記鋳型26の冷却が継続されている間に、
前記鋳型26に溶融一次金属を迅速に注入する
工程と、 よりなることを特徴とする方法。
ンド12とにより形成された鋳型26において、
前記鋳型26の溶融点より高い溶融点を持つ一次
金属の連続鋳造における開始方法にして、 A 前記一次金属の溶融温度よりも実質的に低い
溶融温度で、前記鋳型26の溶融点よりも低い
溶融点を持つ二次金属を前記鋳型26に注入す
る工程と、 B 前記鋳型26が、前記一次金属と接触すると
き、溶解することを防止するに充分な割合によ
り、前記鋳型26を迅速に冷却する工程と、 C 前記鋳型26が前記溶融金属の注入点まで充
填されたとき、その二次金属の注入を中止する
工程と、 D 前記鋳型26の冷却が継続されている間に、
前記鋳型26に溶融一次金属を迅速に注入する
工程と、 よりなることを特徴とする方法。
実施態様 9
実施態様8に記載の方法にして、前記鋳造輪2
5の回転が、前記二次金属の注入を中止したの
ち、前記一次金属の注入の前に開始することを特
徴とする方法。
5の回転が、前記二次金属の注入を中止したの
ち、前記一次金属の注入の前に開始することを特
徴とする方法。
実施態様 10
実施態様8に記載の方法にして、前記一次金属
が、鋼であることを特徴とする方法。
が、鋼であることを特徴とする方法。
実施態様 11
実施態様8に記載の方法にして、前記二次金属
が、鉛であることを特徴とする方法。
が、鉛であることを特徴とする方法。
実施態様 12
実施態様8に記載の方法にして、前記二次金属
の中止工程が、前記二次金属が予め設定された分
量だけ前記鋳型26に注入されたのちに、前記二
次金属の注入が中止されることを特徴とする方
法。
の中止工程が、前記二次金属が予め設定された分
量だけ前記鋳型26に注入されたのちに、前記二
次金属の注入が中止されることを特徴とする方
法。
実施態様 13
実施態様8に記載の方法にして、前記溶融一次
金属の注入工程が、前記鋳造輪25の回転を行な
う工程の直前に行なわれることを特徴とする方
法。
金属の注入工程が、前記鋳造輪25の回転を行な
う工程の直前に行なわれることを特徴とする方
法。
実施態様 14
実施態様8に記載の方法にして、前記溶融一次
金属の注入工程が、前記鋳型26の横断面に沿つ
て前記二次金属の凝固が生じたのち、前記二次金
属の冷却が相当程度に行なわれる以前に行なわれ
ることを特徴とする方法。
金属の注入工程が、前記鋳型26の横断面に沿つ
て前記二次金属の凝固が生じたのち、前記二次金
属の冷却が相当程度に行なわれる以前に行なわれ
ることを特徴とする方法。
実施態様 15
回転する鋳造輪25の外周溝14と連続可撓バ
ンド12とにより形成された鋳型26において、
特定の溶融点を持つ一次金属の連続鋳造における
開始方法にして、 A 前記鋳型26に前記一次金属の溶融点よりも
低い溶融点を持つ溶融二次金属を注入する工程
と、 B 前記鋳型26を迅速に冷却する工程と、 C 前記鋳型26に二次金属の注入点まで前記溶
融二次金属を充填する工程と、および D 迅速かつほとんど同時に、 (1) 前記鋳造輪25を回転し、 (2) 前記二次金属の注入を中止し、および (3) 前記鋳型26の冷却が継続している間に溶
融一次金属を注入する。
ンド12とにより形成された鋳型26において、
特定の溶融点を持つ一次金属の連続鋳造における
開始方法にして、 A 前記鋳型26に前記一次金属の溶融点よりも
低い溶融点を持つ溶融二次金属を注入する工程
と、 B 前記鋳型26を迅速に冷却する工程と、 C 前記鋳型26に二次金属の注入点まで前記溶
融二次金属を充填する工程と、および D 迅速かつほとんど同時に、 (1) 前記鋳造輪25を回転し、 (2) 前記二次金属の注入を中止し、および (3) 前記鋳型26の冷却が継続している間に溶
融一次金属を注入する。
工程と、
よりなることを特徴とする方法。
実施態様 16
実施態様15に記載の方法にして、前記一次金属
が、前記鋳型26の溶融点よりも高い溶融点を持
ち、また前記二次金属が、前記鋳型26の溶融点
よりも低い溶融点を持つことを特徴とする方法。
が、前記鋳型26の溶融点よりも高い溶融点を持
ち、また前記二次金属が、前記鋳型26の溶融点
よりも低い溶融点を持つことを特徴とする方法。
実施態様 17
実施態様15に記載の方法にして、前記一次金属
が、室温よりも充分に高く、かつ前記溶融一次金
属と前記鋳型26との最初の接触による熱衝撃に
より、前記鋳型26がはげしく劣化する程度に高
い溶融点を持つことを特徴とする方法。
が、室温よりも充分に高く、かつ前記溶融一次金
属と前記鋳型26との最初の接触による熱衝撃に
より、前記鋳型26がはげしく劣化する程度に高
い溶融点を持つことを特徴とする方法。
実施態様 18
実施態様15に記載の方法にして、前記一次金属
が、鋼であることを特徴とする方法。
が、鋼であることを特徴とする方法。
実施態様 19
実施態様15に記載の方法にして、前記二次金属
が、鉛であることを特徴とする方法。
が、鉛であることを特徴とする方法。
実施態様 20
実施態様15に記載の方法にして、前記二次金属
の中止工程が、前記二次金属が予め設定された分
量だけ前記鋳型26に注入されたのちに、前記二
次金属の注入が中止されることを特徴とする方
法。
の中止工程が、前記二次金属が予め設定された分
量だけ前記鋳型26に注入されたのちに、前記二
次金属の注入が中止されることを特徴とする方
法。
実施態様 21
回転する鋳造輪25の外周溝14と連続可撓バ
ンド12とにより形成された鋳型26において、
鋼の連続鋳造における開始方法にして、 A 前記鋳型26に溶融鉛を注入する工程と、 B 前記鋳型26を迅速に冷却する工程と、 C 前記鋳型26の横断面が凝固した鉛で充填さ
れたとき、前記鉛の注入を中止する工程と、 D 次いで前記鋳造輪25を回転せしめる工程
と、および 前記鋳型26の冷却が継続している間に、前
記鋳型26に溶融鋼を迅速に注入する工程と、 よりなることを特徴とする方法。
ンド12とにより形成された鋳型26において、
鋼の連続鋳造における開始方法にして、 A 前記鋳型26に溶融鉛を注入する工程と、 B 前記鋳型26を迅速に冷却する工程と、 C 前記鋳型26の横断面が凝固した鉛で充填さ
れたとき、前記鉛の注入を中止する工程と、 D 次いで前記鋳造輪25を回転せしめる工程
と、および 前記鋳型26の冷却が継続している間に、前
記鋳型26に溶融鋼を迅速に注入する工程と、 よりなることを特徴とする方法。
第1図は、本発明に係る装置を装着し、本発明
の方法を実施しうるように配置した連続鋳造機の
側断面図で、互換性のタンデイツシユを略図的に
図示している。第2図は第1図の連続鋳造機の1
部分を詳細に示すもので、連続可撓バンドが鋳造
輪の外周溝と最初に接触する状態、鋳型、注入ス
パウトの先端および組立て挿入ノズルを図示して
いる。第3図は、本発明に係る装置を装着し、本
発明の方法を実施しうるように配置した連続鋳造
機の1部の説明図であつて、溶融金属の注入位置
を示し、タンデイツシユが溶融金属を注入するた
めに、同時に作動する位置に位置決めする本発明
の第2の実施例を示すものである。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、10…
…鋳造機、12……連続可撓バンド、14……外
周溝、21,22……タンデイツシユ、25……
鋳造輪、26……鋳型。
の方法を実施しうるように配置した連続鋳造機の
側断面図で、互換性のタンデイツシユを略図的に
図示している。第2図は第1図の連続鋳造機の1
部分を詳細に示すもので、連続可撓バンドが鋳造
輪の外周溝と最初に接触する状態、鋳型、注入ス
パウトの先端および組立て挿入ノズルを図示して
いる。第3図は、本発明に係る装置を装着し、本
発明の方法を実施しうるように配置した連続鋳造
機の1部の説明図であつて、溶融金属の注入位置
を示し、タンデイツシユが溶融金属を注入するた
めに、同時に作動する位置に位置決めする本発明
の第2の実施例を示すものである。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、10…
…鋳造機、12……連続可撓バンド、14……外
周溝、21,22……タンデイツシユ、25……
鋳造輪、26……鋳型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鋳型26を構成している材料の溶融点より高
い温度で溶融一次金属を前記鋳型により鋳造する
金属の連続鋳造において、次の工程からなる開始
方法。 A 前記鋳型26の溶融点よりも低い溶融点をも
つ二次金属を前記鋳型26に注入する工程と、 B 前記二次金属を前記鋳型26内で凝固させる
ために前記鋳型26に対して冷却剤を使用し、
このとき加熱された前記鋳型26の温度が、次
のC工程で前記鋳型26の表面に高い溶融点の
前記一次金属が接触するとき前記鋳型26への
痛烈な熱衝撃を避けるのに十分な程に高くなる
ようにした工程と、 C 前記二次金属の注入を中止すると共に連続し
て前記一次金属の鋳造を開始し、このとき、前
記鋳型26を通して前記一次金属から冷却剤へ
の熱移動を連続するに充分な量の冷却剤を前記
鋳型26に対し連続的に使用するようにした工
程と、よりなることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/759,088 US4054171A (en) | 1977-01-13 | 1977-01-13 | Method and apparatus for starting the continuous casting of a metal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53112228A JPS53112228A (en) | 1978-09-30 |
JPS6129819B2 true JPS6129819B2 (ja) | 1986-07-09 |
Family
ID=25054368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP205878A Granted JPS53112228A (en) | 1977-01-13 | 1978-01-13 | Starting method in continuous casting of metal and its device |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4054171A (ja) |
JP (1) | JPS53112228A (ja) |
AT (1) | AT360686B (ja) |
DE (1) | DE2801392A1 (ja) |
FR (1) | FR2377245A1 (ja) |
GB (1) | GB1594922A (ja) |
MX (1) | MX147956A (ja) |
SE (1) | SE435817B (ja) |
SU (1) | SU703004A3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03256866A (ja) * | 1990-02-27 | 1991-11-15 | Nikko Chem Kk | パック製品用保冷材及びそれを用いた保冷方法 |
JPH04267924A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-09-24 | Nippon Zeon Co Ltd | 脱臭材 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4412580A (en) * | 1980-11-26 | 1983-11-01 | Southwire Company | Cooling apparatus for wheel-band continuous casting machines |
DE3320131A1 (de) * | 1983-05-31 | 1984-12-06 | Schweizerische Aluminium Ag, Chippis | Verfahren zum vorheizen einer duese |
IN181634B (ja) * | 1993-05-27 | 1998-08-01 | Bhp Steel Jla Pty Ltd Ishikawa |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3274681A (en) * | 1964-06-12 | 1966-09-27 | Amsted Ind Inc | Method of forming clad metal |
US3421571A (en) * | 1965-03-09 | 1969-01-14 | New York Wire Co | Process for casting clad metal bars |
US3596702A (en) * | 1969-03-13 | 1971-08-03 | Southwire Co | Preliminary cooling of continuous casting machine |
AT323916B (de) * | 1970-12-02 | 1975-08-11 | Voest Ag | Verfahren zum vollkontinuierlichen stranggiessen schmelzflüssiger metalle |
GB1374462A (en) * | 1971-06-22 | 1974-11-20 | Secr Defence | Casting of metal articles |
US3937270A (en) * | 1973-11-09 | 1976-02-10 | Hazelett Strip-Casting Corporation | Twin-belt continuous casting method providing control of the temperature operating conditions at the casting belts |
-
1977
- 1977-01-13 US US05/759,088 patent/US4054171A/en not_active Expired - Lifetime
-
1978
- 1978-01-12 GB GB1325/78A patent/GB1594922A/en not_active Expired
- 1978-01-12 SE SE7800382A patent/SE435817B/sv unknown
- 1978-01-12 AT AT22478A patent/AT360686B/de not_active IP Right Cessation
- 1978-01-13 JP JP205878A patent/JPS53112228A/ja active Granted
- 1978-01-13 FR FR7800937A patent/FR2377245A1/fr active Granted
- 1978-01-13 SU SU782569346A patent/SU703004A3/ru active
- 1978-01-13 DE DE19782801392 patent/DE2801392A1/de not_active Withdrawn
- 1978-01-13 MX MX172031A patent/MX147956A/es unknown
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03256866A (ja) * | 1990-02-27 | 1991-11-15 | Nikko Chem Kk | パック製品用保冷材及びそれを用いた保冷方法 |
JPH04267924A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-09-24 | Nippon Zeon Co Ltd | 脱臭材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SE435817B (sv) | 1984-10-22 |
DE2801392A1 (de) | 1978-07-20 |
MX147956A (es) | 1983-02-11 |
US4054171A (en) | 1977-10-18 |
AT360686B (de) | 1981-01-26 |
FR2377245A1 (fr) | 1978-08-11 |
JPS53112228A (en) | 1978-09-30 |
ATA22478A (de) | 1980-06-15 |
FR2377245B1 (ja) | 1980-08-22 |
SE7800382L (sv) | 1978-07-14 |
GB1594922A (en) | 1981-08-05 |
SU703004A3 (ru) | 1979-12-05 |
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