JPS61296989A - レ−ザ加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高エネルギー密変のレーザビーム加工装置
において、アクリル等燃えやすい材料を加工する際に、
空気をふきつけることによって炎を消し、安全に加工で
き、かつくもりのない透明度のすぐれた加工を実施する
ための装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置として箒６図（ａ）、　（ｂ）に示すものが
あった。（ａ）はレーザ加工テーブルの平面図、う）は
側面図である。

図において、（１）はレーザビームが通過するかＪエヘ
ッド、（２）＋ａワークを保持する剣山ピン、（３）は
剣山ピンを保持するピン保持台、（４）はＸ方向に移動
するＸテーブル、（５）はＹ方向に移動するＹテーブル
Ｌ６）はレーザ加工テーブルをささえるテーブル台、（
７）　１１　剣山ピンを収納しているピン収納箱である
。

次に動作について説明する。レーザ加工テーブルは、数
値制御装置によりＸテーブル（４）とＹテーブル（５）
がそれぞれＸ＃１］、Ｙ軸方向に動き、ワークを剣山ピ
ン（２）の上に固定し、加工ヘッド（１）の下を通過す
るとレーザビームによって被加工物を切断する。切断す
る°被加工物が、アクリル等の燃えやすいものである場
合、切断する時に、燃えて炎が出る。従来技術ではこの
炎をふき飛ばすものがないため、炎が出て危険であり、
かつ切断面がくもり、透明度が失なわれ比。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のレーザ加工装置は以上のように構成されているの
で、炎が出て危険であること、切断面がくもり透明度が
なくなるなどの問題があった。

〔目的〕

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、炎をふき消し安全な作業ができるとともに
、切断した加工物の切断面がくもらず、透明度を得るレ
ーザ加工装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

レーザ加工装置において、剣山ピンの間にノズルを設け
、上記剣山ピンの上に設けられた被加工物にガスを吹き
つけることとした。

つまり剣山ピンの上に固定された被加工物が、レーザ光
によって燃焼するようなときには、例えば剣山ピンの間
に設けられたノズルから冷却用又は酸素をしゃ断して燃
焼を防ぐことが出来るガスを吹き付けるようにしたもの
である。

〔作用〕

この発明によれば、アクリル等の燃えて炎を出す被加工
物を加工する際に炎をふき消して切断加工し、切断面を
くもらさず透明にする。

〔実施例〕

第１　！ｇ　（ａ）　、　（ｂ）　ｉｆこの発明の一実
施例を示す正面図と側面図である。

図において、（１）〜（７）及びα４は従来装置と全く
同一のものである。（８）ハノズルで、ピン収納箱（力
の中央付近に、剣山ピン（２）と剣山ピン（２）の間に
角度や長さを調節出来るようにして、ピン保持台（３）
に取りつけられ、ガスの流量や圧力を手元でコントロー
ル出来るようになっている。レーザ光αＢフレームＣ１
４の中に設けたミラーαη、（２）、（１３によって加
工ヘッド（１）を通過した後被加工物（至）に当る。被
加工物（至）は、ピン保持台（３）に植込まれた剣山ピ
ン（２）の上に取付けられており、剣山ピン（２）の四
囲は、ピン収納箱（７）によって包囲されている。（６
）はＹテーブル（５）とＸテーブル（４）及びピン保持
台（３）　’ｋ　支、ｔているテーブル台であり、Ｙテ
ーブル（５）とＸテーブル（４）は、　Ｎ、Ｃ制御装置
によってＸ−Ｙ方向に移動出来るう（９）は一端が圧力
や湿度及び流量などを調節出来るよう構成されたガス制
御装置に接続され、他端がピン保持台（３）に接続され
た配管であり、配管（９）の中のガスは、多数の剣山ピ
ン（２）の間に設けられた多数のノズル（８）に通じて
いる。

第２図は剣山ピン（２）の間に設けられた伸縮自在なる
ノズル（ｓ）、　（８’）　　の実施例を示す拡大図で
ある。

Ｘテーブル（４）の上に固定されたピン保持台（３）と
、このピン保持台（３）に高でをそろえて植込まれてい
る剣山ピン（２）と、剣山ピン（２）の上に固定されて
いる被加工物１′１！５にレーザ光αｑが照射されてい
るところでちる。向う側と左側にはピン収納箱（力が見
える。上記剣山ピン（２）の間にノズル（８）と（８）
を配置し、配管（９）より導入された防炎用のガスをノ
ズル（ｓ）、　（８’）の先端からレーザ光の当るとこ
ろへ向けて吹出していることを示している。図中矢印情
け、ノズル（８）、（８’）がそのような方向などに屈
曲。

伸縮自在であって、Ｎ、Ｃプログラムの軌跡の方向と合
致させておけば防炎効果が良い。

次にその動作に２いて説明する。Ｘ、Ｙテープ（４）、
（５）の上に設けたピン保持台（３）の上に剣山ピン（
２）を介して固定されたアクリル板などの被加工物α９
は、レーザ光αＱによって加工される。したがって、Ｘ
、Ｙテーブル（４）、、　（５）をＮ、Ｃ制御装置によ
って移動すれば、あるパターンの加工が実行される。

このときアクリル板等の可溶性の被加工物（２）は炎を
出し、危険な状態におち入る。これを防止するために、
冷却用又は燃焼防止用のガスを剣山ピン（２）の間に設
けられた伸縮屈曲自在なノズル（８）によって、加工点
をねらってガスを吹き付けることにより、被加工物（ト
）が声上することを防止する。

なお、上記実施例では、レーザ加工テーブルがＸ軸、Ｙ
軸上を移動するものについて説明したが、他の構造の加
工テーブルでもよく、上記実施例と同様の効果を奏する
。

ま友上記実施例では、ピン保持台（３）　Ｋノズル（８
）を設は念場合を示し友が、ピン収納箱（７）にノズル
（８）１に設けてもよい。さらに上記実施例では、ノズ
ル（８）　１にピン収納箱（７）の中央付近に設けたも
のを示したか、ピン収納箱（７）のすみの方に設けても
よい。

またガスは被加工物を冷却したり、燃焼を防いだすする
ために吹き付けるのであるから、空気。

Ｎ、ガス、ＣＯ，ガスなど安価で°有効なものを選べば
良い。

さらにノズルを多数設けた場合を示したが、着脱出来る
ようにしておけば１〜２本であってもよく、伸縮したり
方向を変更出来るような構造のものを設ければさらに有
効である。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば加工テーブルにガスを
供給する装置を取り付けろように構成したので、装置が
安価にでき、また安全な作業場を作ることができるとと
もに、切断面のくもりのない透明度のすぐれた被加工物
が得られる効果がある。又、実施例に示すようにノズル
を伸縮したり、方向を変えることが出来るようにすれば
、ノズルを加工の予定軌跡に合せることができ、冷却作
用等を有効ならしめる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｔ、　（ｂ）はこの発明の一実施例によるＶ
　−ザ加工装置を゛示す正面図と側面図、第２図はノズ
ル取り付は部の拡大図、第６図（ａ）　、　（ｂ）　Ｖ
ｉ、従来のレーザ加工装置を示す正面図及び側面図であ
る。 図において、（１）は加工ヘッド、（２）は剣山ピン、
（３）は剣山ピン保持台、（４）はＸテーブル、（５）
はＹテーブル、（６）ハ加工テーブル台、（７）は剣山
ピン収納箱、（８）Ｈエアーノズルである。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　佐　藤　正　年 第１図 ＋（）、　’、−−″ｌｊ− 第２　Ｍ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）レーザ加工装置において、剣山ピンの間にノズル
   を設け、上記剣山ピンの上に設けられた被加工物にガス
   を吹き付けることを特徴とするレーザ加工装置。
2. （２）ノズルは伸縮、又は屈曲自在な構成であると共に
   圧力、流量を調節出来る装置に接続されていることを特
   徴とする特許請求範囲第１項記載のレーザ加工装置。