JPS61296246A - センサ出力の経時変化補正方法 - Google Patents
センサ出力の経時変化補正方法Info
- Publication number
- JPS61296246A JPS61296246A JP13812685A JP13812685A JPS61296246A JP S61296246 A JPS61296246 A JP S61296246A JP 13812685 A JP13812685 A JP 13812685A JP 13812685 A JP13812685 A JP 13812685A JP S61296246 A JPS61296246 A JP S61296246A
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- JP
- Japan
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- sensor
- output voltage
- output
- characteristic curve
- error function
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は湿度、温度、ガス濃度、液体濃度などを検出す
るセンサにおい″て、このセンサの出力特性が経時的に
変化したとき、これを補正するためのセンサ出力の経時
変化補正方法に関するものである。
るセンサにおい″て、このセンサの出力特性が経時的に
変化したとき、これを補正するためのセンサ出力の経時
変化補正方法に関するものである。
「従来の技術」
従来、例えば湿度センサの経時的変化を補正して正しい
測定値を得る方法として、特公昭58−27458号公
報が知られており、詳細はっどの通りである。
測定値を得る方法として、特公昭58−27458号公
報が知られており、詳細はっどの通りである。
(1)第1の測定方法
■第3図において、恒温槽(1)の温度を、入力。
端子(2)から供給される試料気体の露点以上の所定温
度に調整する。
度に調整する。
■入力端子(3)から供給される乾燥気体゛そのものD
と、水の入った飽和槽(4)を通った飽和湿り気体Wと
を混合槽(5)に供給し、このDとWの分流比を種々に
設定して既知の湿度の気体W+Dを第1の管(6)を通
して試験槽(7)に給送する。
と、水の入った飽和槽(4)を通った飽和湿り気体Wと
を混合槽(5)に供給し、このDとWの分流比を種々に
設定して既知の湿度の気体W+Dを第1の管(6)を通
して試験槽(7)に給送する。
■■において設定した温度における湿度センサ(8)の
目盛をよみ、所定温度における目盛対湿度の関係を決定
し補正曲線を作成する。
目盛をよみ、所定温度における目盛対湿度の関係を決定
し補正曲線を作成する。
■弁装置(9)を閉じ(10)を開いて第2の管(11
)を通して入力端子(2)からの試料気体を試験槽(7
)へ給送する。
)を通して入力端子(2)からの試料気体を試験槽(7
)へ給送する。
■このときの湿度センサ(8)の目盛と■の補正曲線か
ら試料気体の湿度を決定し、出力端子(12)から出力
を得る。
ら試料気体の湿度を決定し、出力端子(12)から出力
を得る。
(2)第2の測定方法
■第1の■と同じ。
■第1の■と同じ。
■所定温度における湿度センサ(8)の指示値を読む。
■弁装@ (9) (10)を切換え、第1の管(6)
を通して湿り気体W+Dを試験槽(7)に給送し、■に
おける指示値を等しくなるように 「発明が解決しようとする問題点」 以上のような方法では、装置が大がかりで極めて高価で
あるという問題点があった。すなわち、恒温槽、飽和槽
、混合槽、試験槽などの嵩張る装置が必要であるばかり
か、較正曲線を得るため、恒温槽の温度の制御、WとD
との種々の分流比の設定制御、弁装−の切換え制御、試
験槽内の気体の交換制御など制御も極めて煩雑であると
いう問題点があった。
を通して湿り気体W+Dを試験槽(7)に給送し、■に
おける指示値を等しくなるように 「発明が解決しようとする問題点」 以上のような方法では、装置が大がかりで極めて高価で
あるという問題点があった。すなわち、恒温槽、飽和槽
、混合槽、試験槽などの嵩張る装置が必要であるばかり
か、較正曲線を得るため、恒温槽の温度の制御、WとD
との種々の分流比の設定制御、弁装−の切換え制御、試
験槽内の気体の交換制御など制御も極めて煩雑であると
いう問題点があった。
r問題点を解決するための手段」
本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、相対湿度と出力電圧の標準特性線を予め設定し
ておく手段と、所定期間経過後に定点湿度法により設定
した少なくとも2点の相対湿度における出力電圧を測定
してこれに基いて最小自乗法により特性線を求め、この
新たな特性線と標準特性線から誤差関数を求める手段と
、測定雰囲気にセンサをさらし、そのときの出力を得、
これを前記誤差関数により補正して正しい出力を得る手
段とからなる方法である。
もので、相対湿度と出力電圧の標準特性線を予め設定し
ておく手段と、所定期間経過後に定点湿度法により設定
した少なくとも2点の相対湿度における出力電圧を測定
してこれに基いて最小自乗法により特性線を求め、この
新たな特性線と標準特性線から誤差関数を求める手段と
、測定雰囲気にセンサをさらし、そのときの出力を得、
これを前記誤差関数により補正して正しい出力を得る手
段とからなる方法である。
「作用」
標準特性線fx(x)は1例えば常温またはそれに近い
状態での相対湿度と出力電圧特性を基本として予め求め
、これをA/D変換してマイコンに入力しておく。つぎ
に、所定期間経過に、定点測定法により2つの相対湿度
X1.X2を設定し、このときの出力電圧f2(X+)
、fz(X2)を求め、これをA/D変換してマイコン
に入力する。マイコンではこのfz(に1)とfz(x
2)とから最小自乗法により特性線f 2 (x)を求
める。この特性線f2(x)と前記fl(X)とを用い
、誤差関数Δf (x)が次式により求められる。
状態での相対湿度と出力電圧特性を基本として予め求め
、これをA/D変換してマイコンに入力しておく。つぎ
に、所定期間経過に、定点測定法により2つの相対湿度
X1.X2を設定し、このときの出力電圧f2(X+)
、fz(X2)を求め、これをA/D変換してマイコン
に入力する。マイコンではこのfz(に1)とfz(x
2)とから最小自乗法により特性線f 2 (x)を求
める。この特性線f2(x)と前記fl(X)とを用い
、誤差関数Δf (x)が次式により求められる。
Δf(x) =f 1(x) f 2 (x)つぎに
測定雰囲気中にセンサをさらし、そのときの出力f2(
x)を求める。このfz(x)に前記誤差関係Δf(x
)を加えた次式から補正後の出力f(に)が求められる
。
測定雰囲気中にセンサをさらし、そのときの出力f2(
x)を求める。このfz(x)に前記誤差関係Δf(x
)を加えた次式から補正後の出力f(に)が求められる
。
f(x、)= f 2 (xJ+ Δf(x)「実施
例」 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図に基づき
説明する。
例」 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図に基づき
説明する。
(1)第1手段
相対湿度と出力電圧の標準特性線L1(x)が予め設定
され第2図のマイコーンの入力端子(20)からROM
(21)へ記憶される。この標準特性線f t (x
)は、センサ(22)の常温時の初期特性とか、平均値
とがそれに近い特性線が選ばれるが、特にこれに限定さ
れるものではない。また、前記ROM (21)は随時
入力可能な不揮発性のメモリで構成してもよい。
され第2図のマイコーンの入力端子(20)からROM
(21)へ記憶される。この標準特性線f t (x
)は、センサ(22)の常温時の初期特性とか、平均値
とがそれに近い特性線が選ばれるが、特にこれに限定さ
れるものではない。また、前記ROM (21)は随時
入力可能な不揮発性のメモリで構成してもよい。
(2)第2手段
一週間経過毎、−ケ月経過毎などのように定期的に経過
変化後の特性線f 2 (X)がマイコンにより求めら
れる。それには、まず、定点湿度法で2つの相対湿度J
N、X2を設定する。この2点は相対湿度として特に重
要な20〜30%の間の1点と、70〜80%の間の1
点に設定する。そして、これら2点に対応する出力電圧
f2(xt)とfz(xz’)を求める。これらの値は
、A/D変換回路(23)でA/D変換してCP U
(24)に入力し、RAM(25)に記憶しておく、ま
た、このCP U (24)により、前記出力電圧f2
(xt)とfz(x2)を用いて最小自乗法により直線
y”fz(X)が求められる。この特性線fz(x)を
RA M (25)に記憶しておく。つぎに、この直線
y=f 2 (x)と標準特性線y=ft(x)を用い
てマイコンで次式を演算して誤差関数Δf(x)が求め
られる。
変化後の特性線f 2 (X)がマイコンにより求めら
れる。それには、まず、定点湿度法で2つの相対湿度J
N、X2を設定する。この2点は相対湿度として特に重
要な20〜30%の間の1点と、70〜80%の間の1
点に設定する。そして、これら2点に対応する出力電圧
f2(xt)とfz(xz’)を求める。これらの値は
、A/D変換回路(23)でA/D変換してCP U
(24)に入力し、RAM(25)に記憶しておく、ま
た、このCP U (24)により、前記出力電圧f2
(xt)とfz(x2)を用いて最小自乗法により直線
y”fz(X)が求められる。この特性線fz(x)を
RA M (25)に記憶しておく。つぎに、この直線
y=f 2 (x)と標準特性線y=ft(x)を用い
てマイコンで次式を演算して誤差関数Δf(x)が求め
られる。
Δf(x) =f I(x)−f 2 (x)
・= (1)この誤差関数Δf(x)はROM(21)
とRA M (25)に記憶される。
・= (1)この誤差関数Δf(x)はROM(21)
とRA M (25)に記憶される。
(3)第3手段
測定雰囲気中にセンサ(22)をさらす。このときの出
力電圧をf 2 (xg)とする。出力電圧f 2 (
xJとあらかじめRA M (25)に入力した特性線
y=f2(X)よりxlを求める。この電力電圧の補正
後の出力f(X、)はCP U (24)で次式を演算
することによって求められる。
力電圧をf 2 (xg)とする。出力電圧f 2 (
xJとあらかじめRA M (25)に入力した特性線
y=f2(X)よりxlを求める。この電力電圧の補正
後の出力f(X、)はCP U (24)で次式を演算
することによって求められる。
f (x、l) = f 2 (xm)+Δf(x、1
.)この出力は出力端子(26)から制御回路等へ送ら
れる。
.)この出力は出力端子(26)から制御回路等へ送ら
れる。
箭記実施例では、湿度センサの場合を例としたが、ガス
濃度センサ、温度センサなど他のセンサであってもその
まま利用できる。
濃度センサ、温度センサなど他のセンサであってもその
まま利用できる。
「発明の効果」
本発明は上述のような方法としてので、センサを構成す
る素子の初期特性のばらつき、経時変化などが簡単な演
算によって補正できる。また、標準特性線さえ記憶して
おけば、そのセンサを構成する素子毎の初期特性線を測
定する必要がなく。
る素子の初期特性のばらつき、経時変化などが簡単な演
算によって補正できる。また、標準特性線さえ記憶して
おけば、そのセンサを構成する素子毎の初期特性線を測
定する必要がなく。
したがって素子の特性が異なることに伴う調整が不要で
あるなどの特徴を有する。
あるなどの特徴を有する。
第1図は本発明による補正方法を説明するための特性図
、第2図は本発明による補正方法を演算するマイコンの
ブロック図、第3図は従来の補正方法の説明図である。 (20)・・・標準特性入力端子、 (21)・・・R
OM、(22)・・・センサ、(23)・・・A/D変
換回路、(24)・・・CPU、(25)・・・RAM
、(26)・・・出力端子。
、第2図は本発明による補正方法を演算するマイコンの
ブロック図、第3図は従来の補正方法の説明図である。 (20)・・・標準特性入力端子、 (21)・・・R
OM、(22)・・・センサ、(23)・・・A/D変
換回路、(24)・・・CPU、(25)・・・RAM
、(26)・・・出力端子。
Claims (2)
- (1)相対湿度と出力電圧の標準特性線を予め設定して
おく手段と、所定期間経過後に定点湿度法により設定し
た少なくとも2点の相対湿度における出力電圧を測定し
てこれに基いて最小自乗法により特性線を求め、この新
たな特性線と標準特性線から誤差関数を求める手段と、
測定雰囲気にセンサをさらし、そのときの出力を得、こ
れを前記誤差関数により補正して正しい出力を得る手段
とからなることを特徴とするセンサ出力の経時変化補正
方法。 - (2)演算はマイコンで行うようにした特許請求の範囲
第2項記載のセンサ出力の経時変化補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13812685A JPS61296246A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | センサ出力の経時変化補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13812685A JPS61296246A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | センサ出力の経時変化補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61296246A true JPS61296246A (ja) | 1986-12-27 |
Family
ID=15214579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13812685A Pending JPS61296246A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | センサ出力の経時変化補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61296246A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01161142A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-23 | Saginomiya Seisakusho Inc | 温湿度検出装置 |
JPH03183571A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-09 | Hitachi Cable Ltd | 発光ダイオードプリントヘッドの光量補正装置 |
JP2016017889A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 株式会社デンソー | 湿度センサおよびそのキャリブレーションシステム |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP13812685A patent/JPS61296246A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01161142A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-23 | Saginomiya Seisakusho Inc | 温湿度検出装置 |
JPH03183571A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-09 | Hitachi Cable Ltd | 発光ダイオードプリントヘッドの光量補正装置 |
JP2016017889A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 株式会社デンソー | 湿度センサおよびそのキャリブレーションシステム |
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