JPS6129563Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6129563Y2
JPS6129563Y2 JP19294883U JP19294883U JPS6129563Y2 JP S6129563 Y2 JPS6129563 Y2 JP S6129563Y2 JP 19294883 U JP19294883 U JP 19294883U JP 19294883 U JP19294883 U JP 19294883U JP S6129563 Y2 JPS6129563 Y2 JP S6129563Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car body
equipment
removable roof
electrical equipment
rooftop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19294883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59111761U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19294883U priority Critical patent/JPS59111761U/ja
Publication of JPS59111761U publication Critical patent/JPS59111761U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6129563Y2 publication Critical patent/JPS6129563Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は機関車用車体に係り、特に機関車内部
での作業性をよくした車体の構造に関するもので
ある。
従来の機関車用車体構造を第1図に示す。この
図に示されるように、車両限界3の範囲内におい
て、車体には電気機器13及び作業用通路4〜6
を有する車体1が設けられている。この車体1は
その天板部に取外し屋根11を設け、その中央部
をやや高くし、左右に下り勾配をつけ、雨水の水
はけをよくする構造とされている。
ところで、この種の機関車用車体では電気機器
の保守点検のために通路4〜6の高さを十分高く
し、作業性を良好にする必要がある。
しかしながら、従来の車体では、車両限界3が
大きくとれる線区はよいが、車両限界3が小さい
線区、あるいは、電気機関車、特に交流電気機関
車のように屋上機器9、例えば、パンタグラフ、
パンタ断路器、線路しや断器、避雷器、計器用変
成器や、それらを結ぶ屋上導体10の存在より前
記通路4〜6の高さに制限が加えられている。し
かも、架線電圧が20〜25kVの場合、充電部と接
地間、例えば取外し屋根11とは約300mmの空気
間隙が必要であるために、前記通路4〜6の高さ
に制限を加えている。さらには、車体下部の通路
4〜6には歩み板14が設けられているが、この
下部には空気管7、電線樋8、風道15等があ
り、これらの存在によつて歩み板14を下げるこ
とができないことから、前記通路4〜6の空間高
さに対する制限が一層助長されている。
このようなことから、従来の作業通路4〜6で
は高さを低くせざるを得ず、通行時に背をかがめ
る等窮屈な姿勢をとらなければならないため、電
気機器13等の保守点検作業を簡単に行えない等
の問題を来たしているところである。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、機関車用車体における作業通
路の部分を高くし、通行を便ならしめ、かつ、日
常点検機器の保守を容易にすることのできる機関
車用車体を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、車体内部中央部に電気機器を収容す
ると共に、この電気機器と柱溝との間に歩み板を
有する作業用通路を形成し、かつ、車体上部の取
外し屋根上部に、パンタグラフ、パンタ断路器等
を屋上機器を備えた機関車用車体において、前記
作業用通路の天井部を高く構成し、かつ、前記取
取外し屋根を、前記嵩高天井部から反対側方向に
向つてゆるやかに傾斜した勾配とし、この勾配面
上に前記屋上機器を設けたものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案に係る機関車用車体の構造を第2
図を参照して詳細に説明する。なお、前記従来例
と同一構成については同一番号を付し説明を省略
する。
図に示されるように、車体2の内部には電気機
器13が配設され、一方側部側には作業用主通路
4を形成するとともに他方側部側には補助通路5
を設け、電気機器13の間にもやはり補助通路6
を設けている。これら通路4〜6のうち、通路4
は日常点検に必要な通路とされる主通路となつて
いる。係る主通路4の空間を嵩高に形成するため
に、本実施例では、当該主通路4に対応する車体
2の天板部を高く形成している。この天板部は、
車両限界3の範囲内に納まるように形成されてお
り、その範囲内で限界3の高さに十分近付けてい
る。そして、車体2には取外し屋根12が設けら
れているが、この取外し屋根12は前記嵩高の天
板部から他方側部側(補助通路5側)に至るに従
つて下り勾配となるように形成されている。ま
た、取外し屋根12は前記主通路4に対応する部
分を急勾配としてやはり空間高さを高くするよう
に形成され、これに続く屋上機器9の設置部分は
当該機器9の設置空間に確保するようになだらか
な勾配に形成されている。
このように構成された機関車用車体2によれ
ば、日常点検機器の保守作業時に通る作業用主通
路4の高さが高くされているため、通行時に背を
かがめる等のことは必要でなくなり、作業性が非
常に向上することになる。また、取外し屋根12
には下り勾配がつけられているため、雨水の水は
けがよくなる。さらに、屋上機器9、屋上導体1
0は取外し屋根12のゆるやかな勾配面上に設置
できるため、充電部と取外し屋根12との空気間
隙も十分とることができる。
なお上記実施例では主通路4が片側にある場合
を示したが、主通路4が両側にある場合には両通
路に対応する天板部をそれぞれ高くすることによ
つて対処できる。この場合、内側勾配部に排水パ
イプを設けることによりその水はけを十分よくす
ることができる。さらには、、主通路4は平面形
態においてZ形の場合もあるが、同様に持ち上げ
部をZ形にすることで十分対処できるものであ
る。
〔考案の効果〕
以上のように本考案による機関車用車体によれ
ば、作業用主通路の高さを十分高くすることがで
き、日常点検時の作業が非常に容易となる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の機関車用車体の断面図、第2図
は本考案の一実施例に係る車体の断面図である。 1,2……車体、3……車両限界、4……主通
路、5,6……補助通路、9……屋上機器、1
1,12……取外し屋根、13……電気機器、1
4……歩み板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体内部中央部に電気機器を収容すると共に、
    この電気機器と柱溝との間に歩み板を有する作業
    用通路を形成し、かつ、車体上部の取外し屋根上
    部に、パンタグラフ、パンタ断路器等の屋上機器
    を備えた機関車用車体において、前記作業用通路
    の天井部を高く構成し、かつ、前記取外し屋根
    を、前記嵩高天井部から反対側方向に向つてゆる
    やかに傾斜した勾配とし、この勾配面上に前記屋
    上機器を設けたことを特徴とする機関車用車体。
JP19294883U 1983-12-16 1983-12-16 機関車用車体 Granted JPS59111761U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19294883U JPS59111761U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 機関車用車体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19294883U JPS59111761U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 機関車用車体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59111761U JPS59111761U (ja) 1984-07-27
JPS6129563Y2 true JPS6129563Y2 (ja) 1986-09-01

Family

ID=30415106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19294883U Granted JPS59111761U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 機関車用車体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59111761U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5468291B2 (ja) * 2009-04-23 2014-04-09 株式会社東芝 機関車車体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59111761U (ja) 1984-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9352653B2 (en) Circuit breaking unit and railcar including the same
JPS6129563Y2 (ja)
JPH08108848A (ja) 鉄道車両
JP3617301B2 (ja) 車輌の電力供給システム
JP3237425B2 (ja) 鉄道車両
JPH0323764Y2 (ja)
CN219717352U (zh) 一种防雷箱外接线端子安全罩
JP2001095115A (ja) キュービクル式高圧受電設備
JPS5822806U (ja) ガス絶縁縮小形変電所
JPS605549Y2 (ja) ケ−ブルダクト付油入変圧器
JPS5875407U (ja) 変電装置
JPH0441745Y2 (ja)
JPH0122331Y2 (ja)
JPS6348109Y2 (ja)
JPS62231868A (ja) 車両用電線樋
JPH0126061Y2 (ja)
JPH023282B2 (ja)
JPH0333544B2 (ja)
JPH0448123Y2 (ja)
JPS58119712A (ja) 複合型高電圧機器
CN202423928U (zh) 牵引变电所的hgis布置结构
JPH0417813B2 (ja)
JPS63127212U (ja)
JPS603612Y2 (ja) 建屋付変電所装置
JPH0428415U (ja)