JPS6129520Y2 - - Google Patents

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JPS6129520Y2
JPS6129520Y2 JP6726978U JP6726978U JPS6129520Y2 JP S6129520 Y2 JPS6129520 Y2 JP S6129520Y2 JP 6726978 U JP6726978 U JP 6726978U JP 6726978 U JP6726978 U JP 6726978U JP S6129520 Y2 JPS6129520 Y2 JP S6129520Y2
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JP
Japan
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nozzle
pipe
flexible pipe
gas
digester
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JP6726978U
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JPS54168756U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、消化槽3の上部壁に複数個の小径の
支持管4を上下に貫設し、支持管4の上端開口の
開閉用の蓋となるフランジ7に貫設せる上部管5
の下部にフレキシブルパイプ2の上部を取付ける
と共にフランジ7にワイヤー10の上部を取付
け、支持管4内を通過することのできる大きさの
重量の重いノズル1にフレキシブルパイプ2の下
部とワイヤー10の下部とを取付けてフレキシブ
ルパイプ2とワイヤー10とでノズル1を吊り下
げ、ノズル1より消化槽3内にガスを噴出させて
成る消化槽のガス撹拌装置に係るものである。
消化槽内の汚泥は消化分解過程において大部分
の水を放出し、比重が大きくなつて沈降するもの
であり、このため消化槽の内部撹拌をおこなわな
ければ消化槽内はスカム、消化水、希薄汚泥、新
汚泥、古汚泥、消化汚泥の順に層ができてしまう
こととなる。下部の層ではこのまま長時間放置さ
れれば消化分解の代謝生成物によつて水の濃度が
高くなつてやがてはメタン菌のような嫌気性菌の
死滅につながつてくる。また放出されるメタンガ
スや炭酸ガスは下層にいくほど圧力が高くなつて
汚泥から分離しにくくなり、菌の活動を阻害する
と同時に附着したガスによつて汚泥の浮上現象が
おこり表面スカムの原因となる。このため従来か
ら消化撹拌するために種々の方法がとられてい
る。例えば消化槽底部にノズルを固定し、このノ
ズルからガスを噴出して消化槽内を撹拌する方法
が考えられているが、このノズル固定式にあつて
は、ノズルが常に消化槽内で腐食性のガスにさら
されているにもかかわらず修理の時に引き上げが
できないという欠点があり、修理に当つては消化
を止め、消化槽を空にして修理しなければならな
いという欠点がある。あるいは消化槽の上部より
長尺のノズルを挿入する場合には、ノズルの先端
が消化槽の下部に達しないと消化槽の下部を撹拌
することができず、またノズルの先端が汚泥の中
に深く入る位に長いノズルを使用するとノズルの
下端から噴出するガスの圧力およびそのガスの循
環による強い乱れから来る曲げ荷重や振動がノズ
ル全体に強くかかり消化槽の内部でノズルのパイ
プ部分が破壊されたり、先端部とパイプ部分の連
結部が外れたりする。従つてその曲げ荷重や振動
に耐えるようノズルを剛構造にすると重量が重く
なり、昇降にて上に引き上げることが難しくな
り、また消化槽は例えば深さが20m程度あるので
ノズルが剛性で長いものだとまつすぐ上方に引き
上げねばならず引き上げ高さが高くなつて実質的
に引き上げることができないという欠点があり、
これらの理由により実質的にノズルを長くするこ
とができず、消化槽の下部を撹拌することができ
ないという欠点がある。
本考案は上記の従来の欠点に鑑みて考案したも
のであつて、その目的とするところはガスを消化
槽の下部に噴出して消化槽内をよく撹拌すること
ができ、しかも振動に対して安全であり、修理に
当つて消化を中断することなく引き上げて修理で
き、引き上げが簡単でスペースをとらない消化槽
のガス撹拌装置を提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。消化槽3
は密閉されていて内部に汚水を入れて嫌気性菌に
よつて消化分解をおこなうものである。この消化
槽3の上部壁には合成樹脂やステンレス等の耐腐
食性材料によつて形成した支持管4が上下に貫設
してある。フレキシブルパイプ2は耐圧耐腐食性
にすぐれたブチルゴムのような合成ゴム等によつ
て形成してあり、上部を上部管5に連結取付けて
あり、下部に鋳物のように重量の重い材料で作つ
た重量の重いノズル1が取付部材6を介して取付
けてある。また第3図について上部管5にはフラ
ンジ7を設けてあり、フレキシブルパイプ2を支
持管4より消化槽3内に挿入したときフランジ7
が支持管4上端の外鍔8に載置されるようになつ
ており、フランジ7と外鍔8とを例えばボルト・
ナツトのような連結具9によつて着脱自在に連結
することにより、フレキシブルパイプ2を消化槽
3の上部より取り出し自在に吊り下げるようにな
つている。またフランジ7と取付部材6とにはス
テンレス製のワイヤー10が架けわたしてあつて
重量の重いノズル1をワイヤー10によつて吊り
下げるようにしている。フレキシブルパイプ2は
消化槽3の深さよりもやや短かいものであつて、
吊り下げたときノズル1の下端が消化槽3の底1
1より若干上に位置するようになつている。ここ
でノズル1の下端と消化槽3の底11の距離(図
においてlで示す)は約0.5〜1mが好ましい。
もちろんl=0.5〜1mのみに限定はされない。
またノズル1の下端開口縁は第4図に示すように
波状となつていて複数個の凹み12を有してい
る。フレキシブルパイプ2は図の実施例では複数
個設けてあり、この複数個のフレキシブルパイプ
2を同一円の軌跡上に一定間隔をへだてて配列し
てあり、また消化槽3の内壁18より一定の距離
(図においてLで示す)をへだてているものであ
る。ここでLの長さは約2〜2.5mが好ましい
が、必ずしもこれにのみ限定されないのはもちろ
んであり、また複数本設けなくても1本でもよい
ものである。消化槽3の最上部は上部室13とな
つていて上部室13の下部が汚水の水面となるよ
うに設定してあり、上部室13の下部側方に蓋1
9を有する開口20が設けてある。上部室13の
上部(水面より上部)には安全弁を通してガス排
出管14の端部が開口している。消化によつて発
生するガスは上部室13に集合するので、ガス排
出管14から一旦タンクに集めその一部のガスを
利用してコンプレツサを作動させると上部管5、
フレキシブルパイプ2をへてノズル1から消化槽
3の下部に放出される。この場合図の実施例のよ
うにノズル1の下縁を波状としておくとガスが複
数個の凹み12より分散させられてノズル1の下
縁外周よりほぼ均一にガス放出されて消化槽3内
をより均一にガスにて撹拌できることとなる。ノ
ズル1から放出されるガスによつて表面に波をつ
くつて皮膜の形成を防ぎ、全内容物はよく撹拌さ
れ、内容物の形態は一様となり、汚泥は垂直上方
に移動され、また撹拌によつて汚泥粒子に付着し
ているガス気泡が取り除かれて消化速度が促進さ
れることとなり、更に底11に堆積する砂、ミネ
ラル等を吹き飛ばすこととなる。上記のようにし
てガスを循環させながら消化槽3内の撹拌をおこ
なうのであるが、フレキシブルパイプ2やノズル
1の保守点検及び修理に当つては、消化を中止す
ることなく弁16を閉じて、弁16付近で上部管
5を取りはずし、上部管5を支持管4よりはずし
て引き上げることにより下部にノズル1を有する
フレキシブルパイプ2を引き上げて保守点検及び
修理することができるものであり、このとき長い
ものであつてもフレキシブルパイプ2であるため
フレキシブルパイプ2を曲げながら引き上げるこ
とができて、上方にまつすぐ高く引き上げる必要
がなく容易に引き上げられることとなる。ところ
で、支持管4の上端は水面よりも若干上方に位置
するように設定してあるので、フレキシブルパイ
プ2を引き上げても支持管4から汚水がもれるこ
とがないものである。
本考案にあつては叙述のように下部に重量が重
いノズルを取付けたフレキシブルパイプを消化槽
の上部より取り出し自在に吊り下げているので、
鉄パイプのような剛性のものにくらべて消化槽内
における撹拌などによる振動に対して安全であつ
てフレキシブルパイプを消化槽の底に近ずく程長
くしても振動に対して何ら問題はないものであ
り、またフレキシブルパイプであるため取り出し
に当つてはフレキシブルパイプを曲げながら引き
上げることができて鉄パイプのような剛性のもの
のように上方にまつすぐ高く引き上げなくてもよ
く、フレキシブルパイプを長いものとしても引き
上げが容易にできるものであり、このようにフレ
キシブルパイプを長くすることができるので、消
化槽の下部にガスを噴出させることができて消化
槽を全体として均一にガス撹拌できるものであ
り、水面付近における皮膜の形成を防ぐことがで
き、内容物からのガスの分離が促進されて消化速
度が早くなり、底部に堆積する砂、ミネラル等を
吹き飛ばすことができて底部堆積を防げるもので
あつて底部をフラツトに設計することもできるも
のである。しかも消化槽の上部より取り出し自在
に吊り下げてあるので、保守点検及び修理に当つ
てはフレキシブルパイプを消化槽の上部より引き
上げることによる消化槽での消化を中止すること
なく、保守点検及び修理が簡単にできるものであ
る。またフレキシブルパイプの下部に重量の重い
ノズルを設けてあるので、フレキシブルパイプの
浮き上がりを防止すると共に振れ止めがおこなえ
るという利点がある。更に消化槽の上部からフレ
キシブルパイプを取り出し自在に吊り下げるの
で、既存の消化槽であつてもあとから比較的簡単
に取付けることができるものである。しかも消化
槽の上部壁に複数個の小径の支持管を上下に貫設
し、支持管の上端開口の開閉用の蓋となるフラン
ジに貫設せる上部管の下部にフレキシブルパイプ
の上部を取付けると共にフランジにワイヤーの上
部を取付け、支持管内を通過することのできる大
きさの重量の重いノズルにワイヤーの下部とフレ
キシブルパイプの下部とを取付けたので、ワイヤ
ーとフレキシブルパイプとの両吊り下げ手段で重
量の重いノズルを吊り下げることができて重量の
重いノズルの吊り下げが安定すると共にノズルか
らのガス噴射による振動をワイヤー及びフレキシ
ブルパイプの両方で吸収できるのはもちろん、重
量の重いノズルをフレキシブルパイプとワイヤー
とで吊り下げたにもかかわらず、フレキシブルパ
イプやノズルの保守点検に当つては、複数個の支
持管のうち目的の支持管から上部管をはずして引
き上げることでワイヤー、フレキシブルパイプ、
ノズルを小径の支持管より同時に引き上げて保
守、点検、修理ができるものであり、この場合支
持管が小径であるため気密を必要とする消化槽に
悪影響を与えることなく消化を続けることがで
き、しかも複数個のうち1つを引き上げて保守、
点検、修理をすることができるので、他のノズル
によつてガスを噴出させて消化槽内における運転
を続けておくことができるものである。また支持
管はノズル、フレキシブルパイプ、ワイヤーを通
すことでフランジによつて簡単に蓋ができるもの
であり、このようにノズルの挿入作業と同時に蓋
ができるので閉蓋作業が容易で、しかも機密を良
好に保つことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同上の水平断面図、第3図は第1図X部分の拡大
断面図、第4図は第1図Y部分の拡大断面図であ
つて、1はノズル,2はフレキシブルパイプ,3
は消化槽である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 消化槽の上部壁に複数個の小径の支持管を上下
    に貫設し、支持管の上端開口の開閉用の蓋となる
    フランジに貫設せる上部管の下部にフレキシブル
    パイプの上部を取付けると共にフランジにワイヤ
    ーの上部を取付け、支持管内を通過することので
    きる大きさの重量の重いノズルにフレキシブルパ
    イプの下部とワイヤーの下部とを取付けてフレキ
    シブルパイプとワイヤーとでノズルを吊り下げ、
    ノズルより消化槽内にガスを噴出させて成る消化
    槽のガス撹拌装置。
JP6726978U 1978-05-18 1978-05-18 Expired JPS6129520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6726978U JPS6129520Y2 (ja) 1978-05-18 1978-05-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6726978U JPS6129520Y2 (ja) 1978-05-18 1978-05-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54168756U JPS54168756U (ja) 1979-11-28
JPS6129520Y2 true JPS6129520Y2 (ja) 1986-08-30

Family

ID=28974064

Family Applications (1)

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JP6726978U Expired JPS6129520Y2 (ja) 1978-05-18 1978-05-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851998Y2 (ja) * 1980-03-28 1983-11-26 株式会社 西原環境衛生研究所 浄化槽の散気装置
JP2004160346A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Hideken Sekkei:Kk 嫌気性消化槽及び嫌気好気ろ床法
CN113683278A (zh) * 2021-09-30 2021-11-23 厦门润垣环保科技有限公司 一种污泥消化罐

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JPS54168756U (ja) 1979-11-28

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