JPS61292803A - 照明器具における反射板と端板の接合方法 - Google Patents

照明器具における反射板と端板の接合方法

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JPS61292803A
JPS61292803A JP13515085A JP13515085A JPS61292803A JP S61292803 A JPS61292803 A JP S61292803A JP 13515085 A JP13515085 A JP 13515085A JP 13515085 A JP13515085 A JP 13515085A JP S61292803 A JPS61292803 A JP S61292803A
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渡辺 安次郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、照明器具に用いられる塗゛装鋼板からなる反
射板および端板全熱硬化性接着剤を用いて接合する際の
接合方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は実願昭59−81362号に示された照明器具
の反射板と端板の接合状態を示す図である。ここで、反
射板19と端板18には塗装鋼板を使用し、端板18の
折シ返し部20に接着剤22を塗布して反射板19と合
せて接合する。従来、このように塗装鋼板どうしft接
着して接着強度を保持している例は他に見当らない。そ
の理由は、第1に接着剤で接着した場合の経年変化に対
する接着強度の信頼性の確認が十分になされていないこ
とである。特に、接着剤は塗膜との接着であって母材(
亜鉛メッキ鋼板)と直接接着していないので、塗膜とリ
ン酸処理皮膜および母材との接合強度も全体の接合強度
に関係してくる。従って、塗膜との接着強度の強い接着
剤の開発、および塗装鋼板の塗装皮膜と母材との接合強
度の強い塗装鋼板の開発が必要となってくる。@2に、
接着剤を使用する場合の製造技術の開発が遅れているこ
とである。接着剤を使用する場合、製造上問題となって
くるのが接着剤の養成時間(固化時間)である。瞬間接
着剤も限られた用途には使用されているが、部品形状に
よっては適さないものが多くある。ところで、近年、塗
装鋼板に適した接着剤が開発され、これはウレタン系熱
硬化性接着剤であシ、この接着剤を塗布した後加熱する
と7、同化が促進されて短時間で接着が完了する。製造
技術的には加熱炉に接着剤を塗布した後ワーク全体を入
れる方法や、高周波誘導加熱装置を使用し接着剤を塗布
した後接合部のみを極部的に加熱する方法があるが、製
造技術的にはまだ確立されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記した方法、即ち、2枚の塗装鋼板にウレ
タン系熱硬化性接着剤を塗布した後高周波誘導加熱装置
で接合部材の母材(亜鉛メッキ鋼板)を極部的に加熱し
、塗装膜を介して熱伝導により接着剤を加温して接着剤
の固化を促進するという方法において、塗装鋼板に適合
したウレタン系熱硬化性接着剤は180℃で10秒間保
持すると完全に固化する性質を持っている。そこで、で
きるだけ短時間に固化させようとすると、接着剤全体を
均等に加熱して温度保持することが必要条件になってぐ
る。又、塗装鋼板の場合、200℃以上昇温すると塗膜
自身が変色してくるので、母材が200℃以上に昇温し
ない範囲で接着剤に接触した母材をいかに急速に加熱し
その温度保持をするかが製造上の課題である。高周波誘
導加熱装置を使用して加熱することは加熱部材を極部的
に短時間に昇温するために有効な手段であるが、極部的
に加熱するため部品形状によって熱の拡散状況が異シ接
合部の温度のノ々ラツキを小さくすることが困難であっ
た。又、高周波誘導コイルと被加熱体との距離が被加熱
体の発熱に大きく関係し、特に形状によっては2枚合せ
た被加熱体の一方のみしか加熱できない場合があ夛、誘
導コイル側と反対側の被加熱体の温度が昇温し難いとい
う問題点があった。さらK、被加熱体を昇温させること
は比較的簡単であるが、被加熱体の温度を180℃に保
持することは発熱と熱の拡散が平衡状態を保持すること
であシ、被加熱体の形状や誘導加熱コイルの形状および
周囲2度により微妙に影響されるという問題点があった
本発明は上記のような問題点を解決するために成された
ものであシ、照明器具における反射板と端板の接合に際
して熱硬化性接着剤を使用L7高周波誘導加熱により固
化を促進させて接着する場合において、被加熱体を均一
に加熱して接着時間を短縮すると共に接着の信頼性およ
び塗膜の品質を確保することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
高周波誘導加熱装置により被加熱物を加熱する場合、被
加熱物の形状によって対応が色々と異ってくる。本発明
においては、照明器具の略山形の反射板の両端江端板を
ウレタン系熱硬化接着剤によって接着するに際して、こ
の接着剤の固化促進を行うための加熱を行う高周波誘導
加熱装置の誘導加熱コイルの形状を反射板の上面、反射
板の側面および端板の側面を同時に加熱できる形状にす
る。又、望ましくは、誘導加熱コイルと被加熱物との距
離を3〜7■の範囲で調節し、また180℃までの昇温
時間を3〜4 secとじ次釦電流、電圧を下げて高周
波にして加熱する2段加熱を行う。
〔作 用〕
誘導加熱コイルを仮に反射板の上面のみ加熱する形状に
すると、反射板上面に発生した熱が反射板の長手方向お
よび側面方向に拡散し、同時に端板の折シ返し部にも熱
は拡散して行く。しかし、反射板の側面方向以外は熱の
一様な拡散であシ、反射板の側面に近いほど温度は上昇
しない。又、端板の折p返し部は反射板に高周波が遮断
され、高周波誘導加熱による発熱はあまり期待できず、
反射板からの熱伝導および端板にも発生する誘導熱の熱
伝導により温度上昇するため、反射板の昇温よシかなシ
ゆるやかな温度上昇となる。本発明では反射板の上面、
側面および端板の側面を同時に加熱するので、反射板上
面の熱が反射板側面に拡散することがなく、また端板側
面も直接加熱されるのでその折υ返し部への熱伝導が期
待でき、折り返し部の温度上昇力・−ブが反射板上面の
温度上昇カーブに接近することができ、このように接着
部の被加熱体の温度を平均化することができる。
又、高周波誘導熱Qは高周波誘導加熱コイルと被加熱物
との距離に反比例するので、コイルと被加熱物との距離
があまシ接近し過ぎると距離の若干のノ々ラツキが昇温
に大きく影響し、距離があま9離れると効率が落ちる。
コイルに流れる電流は一様であるので、被加熱物の発熱
状況を変化させるにはコイルとの距離を変化させるしか
ない。そこで、コイルと被加熱物との距離を3〜7wm
の範囲で調整することにより、効率の良い均一な加熱を
行うことができる。
さらに、高周波誘導加熱コイルに電流が流れると被加熱
物は発熱するが、常に一定の電流を流すと被加熱物はど
んどん昇温し、またある設定温度に被加熱物が昇温した
とき電流をオフするとその瞬間から被加熱物の温度はど
んどん下降する。そこで、設定温度まで被加熱物を昇温
させた後、被加熱物から拡散して失うエネルギーのみを
補充する誘導電流に落とし、このような2段加熱方式に
よって設定温度を保持する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図において、1は両側に傾斜した上面1aと上面の
下端から下方に伸びる側面1bを有する反射板、2は折
シ返し部3を有する端板、反射板1と端板2は塗装鋼板
からなり、折)返し部3にはウレタン系熱硬化接着剤4
が塗布されている。又、折や返し部3は反射板1の上面
1aおよび側面lbと重合している。又、5は高周波誘
導加熱装置の誘導加熱コイルで、反射板1の上面1aに
対向配置されたコイル部6と、反射板1の側面1bに対
向配置されたコイル部7と、端板2の側面即ち折シ返し
部3以外の部分と対向配置されたコイル部8を一連に接
続して形成される。各コイル部6〜8は反射板上面1a
の温度測定点9と端板折り返し部3の温度測定点10の
温度上昇パターンがほぼ一致するように、夫々反射板上
0面1a、反射板側面1bおよび端板2の側面と3〜7
+wの距離範囲となるよう対向配置されている。第4図
は反射板上面1aと端板折シ返し部3の昇温カーブを示
し、16は温度測定点9の昇温カーブを示し、17は温
度測定点10の昇温カーブを示し、昇温カーブ16.1
7はほぼ一致している。このときの加熱条件は、加熱一
段目が電圧160V、電流23.5 A、時間4 se
cであシ、加熱二段目が電圧50v1電流7A、時間6
 secである。
又、第2図は本発明の参考例であシ、11は誘導加熱コ
イルで、反射板上面1aに対向配置されたコイル部23
と反射板側面1bに対向配置されたコイル部24を一連
に接続して成るものである。
12は反射板上面温度測定点、13は端板折シ返し部3
の温度測定点である。第3図において、14.15は夫
々温度測定点12,13の昇温カーブを示す。又、加熱
条件は一段加熱であシ、電圧185v、電流25Aで時
間は3.2 sec加熱後オフである。被加熱物とコイ
ルとの距離が多少異るので加熱条件が多少異ることにな
るが、傾向の比較は可能である。この場合、端板折シ返
し部3の昇温が不充分であシ、また二段加熱しないため
に温度下降も生じる。従って、第1図に示す誘導加熱コ
イル5の方が第2図に示したコイル11よシ優れている
第6図は本発明の第2の実施例を示し、26は上面26
aと側面26bを有する反射板、25は折り返し部27
を有する端板で、折シ返し部27には接着剤4が塗布さ
れている。29は誘導加熱コイルで、上面26aに対向
するコイル部32と、側面26bと対向するコイル部3
1と、端板25の側面と対向するコイル部30とから成
る。作用、効果は第1の実施例と同様である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、蛍光灯直管形照明器具の
反射板および端板を塗装鋼板で構成すると共K、この反
射板と端板を熱硬化性樹脂により接着し、この接着剤の
固化促進のために高周波誘導加熱を行う場合に、誘導加
熱コイルの形状を反射板の上面および側面と端板の側面
とを同時に加熱できる形状としており、接着部の温度を
均一に上昇烙セることができ、接着剤の固化時間の短縮
および接着強度の信頼性の向上を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る反射板および端板の
加熱時の斜視図、第2図は本発明の参考例に係る反射板
および端板の加熱時の斜視図、第3図および第4図は夫
々本発明の第1の実施例および参考例の接合部分の昇温
特性図、s1!5図は従来の反射板および端板の斜視図
、第6図は本発明の第2の実施例に係る反射板および端
板の加熱時の斜視図である。 1.26−・・反射板、1 a 、 26 a =上面
、lb。 26b・・・側面、2,25・・・端板、3,27・・
・折シ返し部、4・−・接着剤、5,29・・・誘導加
熱コイル、6〜8,30〜32・・・コイル部。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蛍光灯直管形照明器具の反射板およびその両端部
    に接合される端板を塗装鋼板により形成し、この反射板
    と端板を熱硬化性接着剤によつて接着するようにした照
    明器具における反射板と端板の接合方法において、高周
    波誘導加熱装置によつて加熱して接着剤の固化を促進す
    るに際して、誘導加熱コイルを反射板の上面、反射板の
    側面および端板の側面を同時に加熱できるような形状に
    したことを特徴とする照明器具における反射板と端板の
    接合方法。
JP13515085A 1985-06-20 1985-06-20 照明器具における反射板と端板の接合方法 Granted JPS61292803A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317131U (ja) * 1986-07-17 1988-02-04
JPS6317132U (ja) * 1986-07-17 1988-02-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317131U (ja) * 1986-07-17 1988-02-04
JPS6317132U (ja) * 1986-07-17 1988-02-04

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