JPS61291823A

JPS61291823A - 焼却炉

Info

Publication number: JPS61291823A
Application number: JP61052334A
Authority: JP
Inventors: サバテイノ・デイサバテイノ
Original assignee: SANIISAAMU Inc
Current assignee: SANIISAAMU Inc
Priority date: 1985-06-17
Filing date: 1986-03-10
Publication date: 1986-12-22
Also published as: US4583469A; CN86102025A; FR2583504A1; IT8612462A0; BR8600744A; GB8604788D0; AU5592186A; IT1218767B; GB2177484A; DE3607292A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、可燃性ゴミ、廃棄物の焼却炉、特に、中燃焼
速度の焼却炉に関する。

（従来の技術および問題点）上記の如き焼却炉に伴なう問題点の１つは、ゴミ等の投
入方法である０ここで問題とする焼却炉のゴミ投入方法
は２種類に分けられる。１方は、ゴミを焼焼室の底部か
ら詰め込む方法であり、もう１方は、焼焼室の頂部から
重力を利用した投入する方法である。後者の場合、ゴミ
を、焼焼室の上方まで完全に上昇させ、そこから、燃焼
室内に供給しなければならない。焼焼室頂部から投入す
る方法は、当発明の発明者による米国特許第３．８８１
，４３１号に記載しである。

頂部投入方式に伴なう問題点は、ゴミを焼焼室上方まで
完全に上昇させる際、大量のエネルギが消費されること
である。

一方、底部投入方式に伴なう問題点は、焼却炉内部にゴ
ミを詰め込まなければならないことであり、これも又エ
ネルギを必要とする。また、ゴミは、完全燃焼し得る状
態ではない。

上記問題点に対処しようとする１つの発明が、ミラー（
Ｍｉｌｌｔｒ　）の米国特許第４，０１４，６３８号に
記載されている。この発明において、−次燃焼室の下部
には、油圧作動ラムが、往復運動可能なように取付けで
ある。この作動ラムと対向位置には、排出戸が設けであ
る。この作動ラムは、焼焼室内まで伸長して、強く圧縮
したゴミに振動を加え、さらに、完全に伸長して、灰分
および不燃物質を回収位置まで押出す作用をする。

上記ミラーの米国特許に伴なう問題点は、ゴミを燃焼室
下部で詰め込むという問題点を解決できないことである
。燃焼室内にて、ゴミを持上げ、詰め込む際に大きな力
が作用するため、ゴミは極めて強く圧縮され、容易には
燃焼し難くなる。さらに、ゴミを詰め込むラムと、ゴミ
に振動を刃口え、また、排出するだめのラムの２種類の
ラムが必要である。

上記米国特許第３，８８１，４３１号以外に、焼却炉の
技術分野における従来技術としては、下記の如き米国特
許がある。１９７４年１２月２４日付ヒユーズ（Ｈｗｇ
ｈｅｓ　）の米国特許第３，８５５，９５０号、および
１９７３年７月３１日付バーデンジュニア（ｆ３ｕｒｃ
Ｌｅｎ　、　Ｊｒ　）　　の同第３，７４９，０３１号
。

上記当発明者の米国特許第３，８８１，４３１号で問題
としたものは、ホスキンソン（Ｈｏ５ｋｉｎｓｏｎ　）
の米国特許第３，２１５，１０１号、同第３，２４８，
１７８号、および同第３，３５５，２５４号がある。さ
らに、米国特許第３，６１０，１７９号、同第３，６３
１，８２３号、同第３，６５１，７７１号および同第３
，５６７．３９９号がある。さらに、当発明者の前記米
国特許で引用したものには、米国特許第３，５５２，３
３２号、同第３，６５１，７７１号、同第３，６６４，
２７７号、同第３，７４９，０３１号および同第３，７
８２，３０１号がある。

焼却炉の運転中には、大量のエネルギが大気中に放出さ
れる点に注目する必要がある。冬期においては、このエ
ネルギ損失により、供給エネルギが全て損失してしまう
ため、ゴミの燃焼効率は１００係完全であっても、焼却
炉の運転効率は低下してしまう。

ここで問題とする多くの型式の焼却炉は、燃焼室を覆う
ように、後燃焼装置を設けている点に注目する必要があ
る。この後燃焼装置は、尚発明者の前記米国特許並びに
、ミラーの米国特許第４．０７４，６３８号に開示され
ている。焼却炉の技術分野で周知の稀薄空気燃焼システ
ムが上記両特許に開示されている。

（問題点を解決するための手段）本発明による焼却炉は、水平の中央面を有する可燃性ゴ
ミ燃焼室を備え、この燃焼室の側部装入口は、水平の中
央面より、下方でなく、好ましく畔、中央面と同一の高
さに設けた底辺を備えている。側部装入口と同一部分に
伸長する側部ゴミ装入装置は、ゴミを燃焼室内に投入し
得るようにしである。燃焼室の底部出口に沿った両方向
に向けて、空気が、燃焼室の下部内に導入される。

側部装入装置は、ゴミを保持し得るようにした細長い水
平の供給ホッパ箱を備えている。このホッパ箱は、側部
装入口と同一部分に伸長する出口および対向端部壁を備
えている。プラットホームを備えた昇降装置は、床板が
上昇位置にあるとき、ホッパ箱の底部壁を形成する。昇
降装置が下降位置にあるとき、は、燃焼室の中央面より
下方の位置となる。床板は、蝶番付きゴミ装入戸で閉じ
られた投入戸口を備えるハウジングで包囲されているた
め、ゴミは、基底と略同−高さまで下降した位置にて、
床板に容易にゴミを装荷することができる。油圧作動ラ
ムが、ホッパ箱内のゴミを、側部装入口から、燃焼室内
に押し込むことができるようにしである。燃焼室に一ゴ
ミを装入する前に、油圧シリンダで焚き０戸を持上げ、
側部装入扉を開放する。焚き０戸がその上端位置に達す
ると、焚キロ戸のフレームに取付ケたマイクロスイッチ
が励起され、昇降装置の床板を駆動し、所定時間の経過
後、ラムを作動させて、燃焼室にゴミを装入する。

上記システムは、一次燃焼室を覆うように、稀薄空気式
の後燃焼装置を取付けている。

対向列の耐火れんがが、燃焼室の縦方向底部出口の両側
に、正接角度で配設されている。耐火れんがは、底部出
口の両側に設けた下流出口および焼却炉のファン・風道
システムに接続した上流入口を備える複数の通風路を形
成する。燃焼室は、仮想の垂直縦軸心を備え、その底部
出口は、中央面に沿って、耐火れんがの空気出口と心合
せされ、この耐火れんがの空気出口は、中央面に対して
、略直角にジェット空気流を形成し得るように配設しで
ある。

（実施例）以下、本発明の実施例について、添付図面を参照しなが
ら、詳細に説明する。添付図面において、同一の参照符
号は同一部品を示す。

上述した焼却炉は、当発明者の上記米国特許第４．１１
７，９３．１号に説明のためにのみ記載した型式の後燃
焼装置を備えた稀薄空気式焼却炉を基本にしている。以
下に説明する発明の特徴は、あらゆる型式の稀薄空気式
焼却炉に適用することができるものである。

第１図、第２図および第３図は、基部床板１４に取付け
た細長い円筒状ケーシング１２を備える可燃性ゴミ焼却
炉１０を示す図である。ケーシング１２は、内面および
一定の高さを備える一次燃焼室１６を形成する。一次燃
焼室１６は、水平の細長い縦軸１７を備える円筒形であ
り、その断面形状は円形で、水平横軸、または鏡軸は、
一次燃焼室１６の仮想の水平中央面１８と心合せされて
いる。上記水平中央面は、以後、中間面１８と称する。

第３図および第４図に示すように、耐火材料２０は、当
該技術分野にて公知の方法にて、ケーシング１２内面の
断熱層の上に取付けられている。耐火れんが２．４Ｆｉ
、ケーシング１２の内面の約１４に沿って、略「Ｖ」字
状の形状にて、斜めに位置決めした平担な鋼支持体２６
の上面に固着されている０縦方向の開放部分は、耐火れ
んが２４間の開放領域から伸長する複数の通路２８を経
て、灰を一次燃焼室１６から、回収トレー３０（第３図
）まで移送し得るようにしである。

上記焼却炉１０は、さらに、−次燃料室１６に作用可能
に取付けた後燃焼装置、即ち、二次燃料室３２と、上記
二次燃焼室３２に作用可能なように取付けた煙突組立体
３４と、上部および下部風道４０．４２を介して、二次
燃焼装置３６上方の吸気装置リング４４および一次燃焼
室１６の下部まで、空気を供給するファン、またはプロ
ワ３８とを備えている。上記空気の供給方法は、以下に
詳細に説明する方法にて行われる。空気調整システム４
６が、一次燃焼室１６内に、負圧を維持し、−次空気用
自動ダンパ（図示せず）を調整することにより、ゆつく
シとくすぶり、黒煙を生ずる燃焼状態を実現することが
できる。二次燃焼装置３６の基部にて測定した場合、一
次燃焼室１６内に負圧が形成されることと、正接方向に
燃焼し、極めて高温となり、上昇灰およびガスを再燃焼
させる二次燃焼装置を設けることによる利点は、当発明
者の上記米国特許第３，８８１，４３１号により詳細に
開示されており、その一部はこの明細書において引用し
である。

焼却炉１０は、さらに、一次燃焼室１６の中間面１８と
心合せされた底辺５０を有する、一次燃焼室１８への側
部装入戸口、または入口４８を形成するケーシング１２
を備えている。長方形で細長い水平供給用ホッパ箱５２
は、ゴミ（図示せず）を保持し得るようにしたホッパ室
５４を形成する。

上記ホッパ箱５２は、縦軸心１７に対し、略垂直の長尺
寸法である。ホッパ箱５２は、ケーシング１２の側部装
入口４８と同一部分に設けた出口通路並びに対向する端
部壁５８を備えている。ホッパ箱５４は、一次燃焼室１
４の装入口４８の底辺５０および中間面１８と心合せさ
れた水平底面を備えている。

円筒形で細長の水平油圧ラム外管６０の１端は、ホッパ
箱５２の縦軸に対し垂直に心合せされ、また、他端は盲
フランジ６２に対し、垂直に心合せされている。同様に
、ラム外管６２内部に同心状に位置決めした円筒形のラ
ム内管６４の１端は、端部壁５８に接続され、他端は、
フランジ６２から間隔を置いて配設されている。ラム内
管６４内で同心状に取付けられ、且つ可動の油圧ラムピ
ストン６６が、端部壁５８を貫通し、ホッパ室５４内に
達している。このラムピストン６６は、燃焼室１６の縦
軸心を経て、伸長する垂直位相に対し、略垂直である。

ラムピストン６６の内端に取付け、垂直方向に配向させ
た、長方形のラムブレード６８が、ホッパ室５４内に位
置決めしである。油圧管７２を介して、ラム内管６０お
よび外管６２に作用可能なように接続した油圧動力装置
７０（第２図）は、ラム内管６２内にて、ラムピストン
を駆動し、前進・後退させることができる。主制御盤７
４は、油圧動力装置７０に作用可能なように接続した油
圧制御装置を備えている。ラムピストン６６は、ホッパ
室５４内のラムブレード６８を第１位置と第２位置間で
移動させることができる。第１位置において、ラムブレ
ード６８ば、第１図に点線および第３図に仮想線で示す
ように、ホッパ５２の端部壁５８と近接した位置となる
。

第２位置において、ラムブレード６８は、第３図にラム
ブレード５８Ａとして、実線で示すように、第一燃焼室
１４の側部装入口４８の位置となる。

第３図に示すように、ラムピストン６６は、油圧力によ
って、ホッパ室５４内に押込まれ、この位置では、ラム
ブレード６６Ａとして示されている。

主制御盤７４において、油圧ユニットを作動させ、ラム
ピストンおよびラムブレードを、各第１位置６６および
６８から、第２位置６６Ａおよび６８Ａまで移動させる
と、ホッパ室５４内のゴミは、ホッパ室から一次燃焼室
１４まで移動する。

ゴミは、ホッパ箱５２の真下に位置決めしたハウジング
７８内に取付けた昇降装置７６によって、ホッパ室５４
内に装入される。ノ・ウジング７８の片側は、脚部８０
、反対側は、基部１４に接続されている。第２図に示す
ように、戸８２は、ハウジング７８に固着した蝶番を中
心として、ラムピストン６６と平行に、回転し、ハウジ
ング７８の形成する装入戸口８４を閉じる垂直閉塞位置
と、ゴミを装入する第２図に示した水平開放位置間を移
動する。昇降装置７６は、さらに、第２図および第３図
にて、下降位置にある床板８６として示し、第１図およ
び第３図にて、上昇位置にある床板８６Ａとして示だ、
略水平の昇降装置用床板を備えている。床板８６Ａの如
く、上昇位置にある場合、床板は、ホッパ箱５２の底部
壁となり、このホッパ箱は、上述の如く、−次燃焼室１
４の中間面と心合せされた底面を備えている。昇降装置
７６は、従来の方法にて、電気的に作動され、外部電源
に接続されている。

焚き口片８８ば、ケーシング１２の装入口４８を密封し
得るようにしてあシ、垂直フレーム９０内にて、中間面
１８およびホッパ箱５２に対して、直角縦方向に摺動可
能であるように取付けられている。焚き０戸８８上方に
て、フレーム９０内に設置した油圧シリンダ９２が、配
管（図示せず）を介して、油圧動力装置７０に接続され
ている。

焚き口片８８は、第１図に示すように、入口４８を覆う
常用下降位置にあシ、上昇位置では、第３図のように焚
き口片８８Ａとなり、ホッパ室５４からゴミを装入する
形態となる。

マイクロスイッチ９４が、上昇位置となる焚き口片８８
Ａの上方ラムの１端に位置決めしであるため、焚き口片
８８によって、フレーム９０の上部にて、マイクロスイ
ッチ９４は励起され、電気回路（図示せず）を介して、
電気信号を発生させ、油圧シリンダによって、焚き口片
８８の上昇行程が停止される。マイクロスイッチ９４は
、また、同時に、電気回路（図示せず）を介して、昇降
装置７６の動力装置に電気信号を送シ、上昇中のゴミを
装荷した床板を位置８８Ａまで移動させる。

焚き口片８８によって、マイクロスイッチ９４が励起さ
れると、電気回路（図示せず）を介して１、電気信号が
発生し、所定の遅延時間後、ホッパ箱５２内のラムピス
トン６６が作動して、昇降装置７６によって持上げたゴ
ミは、ホッパ室５４まで送られ、このホッパ室５４から
、装入口４８を経て、第一燃焼室１４に供給される。次
いで、ラムブレード６８が、装入口４８の底辺５０上に
位置決めされ、この装入口４８の全面積を覆い、第３図
に６８Ａとして示すように、一時的な焚き口戸として作
用する。この時点にて、主制御盤７４から信号を送り、
上述の運転手順を逆にする。ラムブレードがその位置６
８Ａに達すると、自動タイミング装置によって、上記と
は逆の運転手順が行われる。第１ラムピストンの後退に
よって、ラムブレード６８は、端部壁５８に隣接する位
置まで引戻され、次に、焚き口戸６８は、開放位置８８
Ａから、焚き口戸として作用する閉成位置８８まで落下
し、その後、昇降装置の床板の動力装置が作動して、床
板は、その上昇位置８８Ａから、その下降位置８６まで
移動する。

プロワ３８によって供給される空気は、上部風道を経て
、二次燃焼室３２へ、また、下部風道４２を経て、−次
燃焼室１４の底部の■字形耐火れんが２４０両側、特に
、各耐火れんが２４内に位置決めした空気路に送られる
。第４図に略図で示すように、空気は鋼製支持板２６下
方に位置決めした１対の管寄せ９６に送られる。この支
持板２６から、空気は、各耐火れんが２４用の個々の風
道９８を介して、出口１００用の各耐火れんが２４の段
差部分に送られ、この出口１００によって、−次燃焼室
１４の垂直面１０２に対する垂直の略斜め方向に向かう
。即ち、空気は、燃焼室の底部上方に間隔を置いた移動
方向に沿って送られる。この空気によって、燃焼中、落
下し、押込められたゴミは、ふわシとふくらむのである
。この空気を底部に供給することは、ゴミの落下と相俟
って、ゴミの完全燃焼を可能にし、極く僅かの灰しか残
らない燃焼効果が得られる。

第３図は、−次燃焼室１４に対する装入工程中、ホッパ
箱５２内に入った煙を排出する排気用風道１０４を示し
ている。

第５図に示した熱回収装置１０６は、二次燃焼室３２内
の燃焼熱を回収して、ビルの暖房または湯沸し用に供給
するものである。この熱回収装置１０６は、バイパス風
道１０８を備えている。このバイパス風道１０８は、二
次燃焼室３２の直上の区域の主排気風道から直角に伸長
し、ｒＵＪ字形ベント管を構成し、再び、煙突組立体３
４および吸気装置リング４４の真下の位置に戻る。−次
燃焼室からの高温ガスは、主風道１０８内にて、「Ａ」
方向に向けて真直ぐに上昇するか、または、「Ａ」方向
と直角の方向に向けて、バイパス風道゛１０・８に流れ
、この風道１０８を経て、ｒＢＪ方向に流動し、主風道
１０８に戻る。バイパス風道１０８内には、バイパス風
道調整ダンパ１１４が位置決めしである。この調整ダン
パ１１４の完全に開放した状態は実線で、また完全に閉
じた状態は仮想線で示しである。主排気用風道１１０か
ら高温のガスを吸引し、バイパス風道１０８に送シ込む
ことができるようにした吸引ファン１１６が、バイパス
調整弁の直ぐ下流に設けられている。それぞれ、加熱装
置（図示せず）に接続した入口管１２０および出口管１
１２を備える熱交換装置１１８が、ファン１１６の直ぐ
下流に設けられている。この熱交換装置１１８は、略図
で示してあり、多数の公知の任意の型式とすることがで
きる。

高温ガスを１方向に、比較的に多量に流動させ得るよう
に、バイパスダンパ１１４および吸引ファン１１６を調
整することができる。例えば、冬期には、Ａ方向よりも
、Ｂ方向に向けて、より多量の空気が送られるように、
ダンパおよびファンを調整することができる。そして、
夏期には、Ｂ方向よりも、Ａ方向に向けて、より多量の
空気が送られるようにする。

第６図に示すように、吸引装置４４に代えて、当該技術
分野にて公知の自己駆動調和式ダンパな使用することが
できる。

図面に示した他の特徴としては、ケーシング１２にボル
ト止めした端板１２６の中心部に小形の戸１２／４を蝶
番止めしたことである。この小形の戸１２４の中心部に
は、点検口が設けである。

小形の戸１２４は、開放して、−次燃焼室１６内のゴミ
に手で着火し、また、−次燃焼室１６の目視検査を行な
うためのものである。

後燃焼装置、即ち、二次燃焼室３２の詳細は、当発明者
の前記米国特許第３，８８１，４３１号に記載しである
。第４図に略図で示したように、二次燃焼室３２の基部
の周縁には、ガス管１３０を介して、ガスを供給する正
接ガス噴出口１２８が設けである。このガスの着火は、
電気制御システム（図示せず）によって行われる。二次
燃焼室３２の燃焼のための追刀日酸素は、多数の正接空
気噴出口１３２を介して、プロワ３８、上部風道４０か
ら供給される。

下部風道４２および空気噴出口１００を経て、一次燃焼
室１６に供給される風量は、フォトへリツクススイッチ
（図示せず）によって調整される。

一次燃焼室１６頂部における正確な負圧は、燃焼するゴ
ミの種類如何による。望ましい負圧は、主制御盤７４の
調圧装置（図示せず）によって予設定することができる
。−次燃焼室１６内の空気圧が所定の燃焼に必要以上の
負圧となった場合、フォトへリツクススイッチは、マー
ガル弁（ｍａｒｇａｌυａｌｖｅ）（図示せず）を作動
させて、−次空気用自動ダンバ（プロワ３８に関して上
述）を開放し、より多量の風を基部区域を経て、一次燃
焼室１６に送り込むことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の焼却炉の正面図、第２図は、上記焼却炉の側面図、第３図は、焼却炉の切欠は略端面図、第４図は、吸込空気噴出口を示す、一次燃焼室の底部の
切欠は端面図、および第５図は、焼却炉および二次燃焼室の煙突における熱回
収装置の略図である。（主要符号の説明）１０・・・焼却炉　　　　　１２・・・ケーシング１４
・・・プラットホーム　１６・・・一次燃焼室１７・・
・縦　軸　　　　　１８・・・中間面２０・・・耐火材
料　　　　２４・・・耐火れんが２６・・・鋼製支持具
　　　２８・・・通　路３０・・・トレー　　　　　３
２・・・二次燃焼室３４・・・煙突組立体　　　３６・
・・後燃焼装置３８・・・プロワ　　　　　４０・・・
上方風道４２・・・下方風道　　　　４４・・・吸気装
置リング４６・・・空気調整システム　　４８・・・入
　口５０・・・底側部　　　　　５２・・・横供給ホツ
・（箱５４・・・ホッパ室　　　　５８・・・端部壁６
０・・・油圧ラム外管　　６２・・・盲フランジ６４・
・ラム内管　　　　６６・・・ラムピヌトン６８・・・
ラムブレード　　７０・・・油圧動力装置７４・・・主
制御盤　　　　７６・・・昇降装置７８・・ハウジング
　　　８０・・・脚　部８２・・戸　　　　　　　８４
・・・装入戸口（外５名）ＦＩＧ、２ＦＩｏ、４ＦＩＧ、５

Claims

【特許請求の範囲】

（１）基部と、前記基部に取付けられた細長のケーシングであつて、内
面および一定の高さ、並びに中間の高さにて、前記ケー
シングと交差する仮想の水平中間面を有する燃焼室を形
成し且つ頂端出口および底部出口を形成する前記ケーシ
ングと、前記燃焼室の前記頂端上方に取付けられ、前記
頂端と作用可能に接続された煙突組立体と、前記底部出
口に近接する対向空気噴出口から、前記燃焼室に空気を
供給するファン風道手段とを備え、前記ケーシングが、前記一次燃焼室の前記水平中間面よ
り低くない位置に設けた側部装入口を形成し、前記装入手段が、前記装入口と同部分に設けられ、前記
燃焼室にゴミを装荷するようにしたことを特徴とするゴ
ミ用焼却炉。
（２）前記ケーシングの前記側部装入口の前記底辺が、
前記ケーシングの前記中間面と心合せされていることを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載した焼却炉。
（３）前記側部装入手段がゴミを保持できるようにし且
つ出口端並びに対向端部壁を有するホッパ室を形成する
細長で略水平のホッパ箱を備え、前記出口端が、前記装
入口と同一部分に伸長し、前記ホッパ箱が、前記底部装
入口と略心合せされた面に、底部領域を備えることを特
徴とする特許請求の範囲第１項に記載した焼却炉。
（４）前記側部装入手段が、さらに、水平のラム外管お
よび前記ラム外管内で同心状に取付けられ、前記外管と
流体接続されたラム内管を備え、前記ラム内外管を前記
ホッパ箱の前記端部壁に接続し、さらに、前記ラム内管
内に同心状に位置決めされ、前記端部壁を通つて、前記
ホッパ箱内まで伸長するラムピストンと、前記ホッパ箱
内に位置決めされ且つ前記ホッパ箱に沿つて摺動可能で
あつて、前記ラムピストンに固着されたラムブレードと
、前記ラム内外管に作用可能なように接続された油圧動
力手段と、前記油圧動力手段を起動する油圧制御手段と
を備え、前記ラムピストンが、前記油圧動力手段の起動
時、第１および第２位置間で前記ラムブレードを移動さ
せることができ、さらに、前記第１位置において、前記
ラムブレードは、前記ホッパ箱の前記外壁に隣接して位
置決めされ、前記第２位置において、前記ラムブレード
は、前記第１燃焼室への前記入口に位置決めされ、前記
ラムは、前記ホッパ箱内の全てのゴミを前記燃焼室に押
し出すことができるようにしたことを特徴とする特許請
求の範囲第３項に記載した焼却炉。
（５）前記側部装入手段が、さらに、前記ホッパ箱の下
方に位置決めした昇降装置の床板と、および、前記昇降
装置の床板を移動可能なように収納することができるよ
うにした細長のハウジングとを備え、前記床板が、前記
ハウジング内にて、上方位置と下方位置間を移動するこ
とができ、さらに、前記下方位置にて、前記床板は、前
記燃焼室の前記中間面下方に間隔を置いて配設され、前
記上方位置にて、前記プラットホームは、前記中間面と
心合せされ且つ前記ホッパ箱の前記底部領域と心合せさ
れ、前記側部装入口の前記底辺と略心合せされた面にて
、前記ホッパ箱の下部壁を形成し、前記密閉ハウジング
は、前記床板が前記下方位置にあるとき、前記床板内に
ゴミを通過させ得るようにした装入口を形成し、前記ハ
ウジングが、前記ハウジングに蝶番止めされ、前記装入
口の開閉を行ない得るようにした装入口戸と、前記床板
を、前記下方および上方位置間で移動させる昇降装置の
動力手段とを備えることを特徴とする特許請求の範囲第
４項に記載した焼却炉。
（６）前記側部装入手段が、さらに、垂直の焚き口戸と
、前記側部装入口に近接に位置決めされ、前記焚き口戸
を摺動可能なように嵌入させ得るようにした垂直フレー
ムと、前記垂直フレーム上方に位置決めされ、前記焚き
口戸および前記油圧動力手段に作用可能なように接続さ
れた油圧シリンダとを備え、前記焚き口戸が、下方およ
び上方位置間で移動可能であつて、さらに、前記下方位
置にて、前記焚き口戸が、前記燃焼室の前記側部装入口
を開じ、前記上方位置にて、前記側部装入口を開放する
ことを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載した焼却
炉。
（７）さらに、前記油圧動力手段を不作動にし、前記焚
き口戸を前記上方位置まで移動させ、前記昇降装置の動
力手段を起動し、前記床板を前記下方位置から、前記上
方位置まで移動させ、さらに、前記油圧動力手段を起動
し、所定の遅延時間後、前記ラムピストンを、前記側部
装入口戸まで移動させる同調手段を備え、よつて、焚き
口戸がその上昇動作を停止し、側部装入口戸を開放させ
たままにし、昇降装置の床板が、ゴミをホッパ箱内まで
持上げ、ラムピストンがゴミを燃焼室内に押し出すよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載し
た焼却炉。
（８）前記同調手段が、上方位置にある前記焚き口戸用
に前記垂直フレーム上に設けたマイクロスイッチと、前
記昇降装置の動力手段並びに前記油圧動力手段用の電気
回路とを備え、前記マイクロスイッチが、前記焚き口戸
によつて励起され、前記電気回路を介して、前記昇降装
置の動力手段および前記油圧動力手段に電気信号を送る
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第７項に記
載した焼却炉。
（９）前記底部出口の片側にて、略正接角度で対向する
ように配設した対向列状の耐火れんがを有するファン・
風道手段を備え、前記耐火れんがが、対向する上流出口
および下流入口を有する複数の空気通路を形成し、前記
ファン・風道手段が、前記下流入口に、空気を供給する
ことを特徴とする特許請求の範囲第８項に記載した焼却
炉。
（１０）前記燃焼室が、仮想上の垂直縦方向の中央面を
備え、前記底部出口が、前記中央面に沿つて心合せされ
、前記耐火れんがが、前記底部出口の両側にて、心合せ
され、前記出口を、前記中央面に対して、略直角の角度
にて、空気ジェット流を形成し得る方向に配向させるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第９項に記載した焼却炉
。
（１１）前記ケーシングが、略水平の縦軸心を有する円
筒形であつて、前記中間面が、前記縦軸と心合せされ、
前記円筒状ケーシングが、さらに、垂直の断面軸を備え
、前記中央面が前記垂直軸と心合せされることを特徴と
する特許請求の範囲第１０項に記載した焼却炉。
（１２）さらに、前記煙突組立体の下方にて、前記燃焼
室の前記頂部出口上方に位置決めした後燃焼装置を備え
、前記ファン・風道手段が、前記後燃焼装置に空気を供
給することを特徴とする特許請求の範囲第１１項に記載
した焼却炉。
（１３）さらに、前記後燃焼装置を覆うように位置決め
され、燃焼中のゴミから高温ガスを回収し、前記回収し
た熱を外部の加熱装置に伝達する熱回収手段を備えるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１２項に記載した焼却
炉。
（１４）前記熱回収手段が、前記後燃焼装置を覆うよう
に、前記後燃焼装置の下流に位置決めした主排気用風道
と、前記後燃焼装置の下流に位置決めされ、前記主排気
用風道と流体接続された入口および出口を有するバイパ
ス風道と、前記バイパス風道内にて、前記入口の直ぐ下
流に位置決めしたバイパス調整ダンパと、前記バイパス
風道内にて、前記バイパス調整ダンパの下流に位置決め
した吸込ファンと、前記バイパス風道内にて、前記吸込
ファン、および熱交換装置を外部の加熱装置に接続する
入口並びに出口管の下流に位置決めされた熱交換装置と
を備え、前記管が、前記熱交換装置によつて集められた
熱を前記外部の加熱装置に伝達することができ、前記吸
込ファン並びに前記調整ダンパを、選択的にセットし、
前記後燃焼装置並びに前記主排気用風道から選択量の高
温ガスが、前記熱交換装置に流動するようにしたことを
特徴とする特許請求の範囲第１３項に記載した焼却炉。
（１５）さらに、前記煙突組立体の下方にて、前記燃焼
室の前記頂部出口を覆うように位置決めした後燃焼装置
を備え、前記ファン・風道手段が、前記後燃焼装置にも
空気を供給し、さらに、前記後燃焼装置を覆うように位
置決めされ、ゴミの高温ガスから熱を回収し、前記回収
した熱を外部の加熱装置に伝達する熱回収手段を備え、
前記熱回収手段が、前記後燃焼装置を覆うように、前記
後燃焼装置の下流に位置決めされ、前記主排気用風道に
流体接続された入口および出口を有するバイパス風道を
備え、前記入口が前記出口より上流になるようにし、さ
らに、前記バイパス風道内にて、前記バイパス調整ダン
パの下流に位置決めされた吸込ファンと、前記バイパス
風道内にて、前記吸込ファン、並びに前記熱交換装置と
外部の加熱装置に接続した入口・出口管より下流に位置
決めされた熱交換装置とを備え、前記管が、前記熱交換
装置によつて集められた熱を、前記外部の加熱装置に伝
達することができ、前記吸込ファンを、選択的にセット
し、前記後燃焼装置および前記主排気用風道から選択量
の高温ガスが、前記熱交換装置まで伝達されるようにし
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載した焼
却炉。