JPS61291758A - 船舶におけるエンジンの吸気取入れ口装置 - Google Patents

船舶におけるエンジンの吸気取入れ口装置

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JPS61291758A
JPS61291758A JP13129985A JP13129985A JPS61291758A JP S61291758 A JPS61291758 A JP S61291758A JP 13129985 A JP13129985 A JP 13129985A JP 13129985 A JP13129985 A JP 13129985A JP S61291758 A JPS61291758 A JP S61291758A
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JP
Japan
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heat
air intake
pipe
engine
ship
Prior art date
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Pending
Application number
JP13129985A
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English (en)
Inventor
Izumi Azuma
東 泉
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
この発明は船舶におけるエンジン吸気取入れ口、特に船
舶が厳冬海域を航行するする際に前記の吸気取入れ口に
雷、氷が付着してエンジンに通じる空気通路が閉塞する
のを防止するように着雪1着氷防止対策を施したエンジ
ンの吸気取入れ口装置に関す、る。
【従来技術とその問題点】
船舶では船内機関室に設置した内燃機関としてのエンジ
ンに対する吸気取入れ口を船外に向けて開口し、この吸
気取入れ口を通じてエンジンへ空気を供給するようにし
ている。ところで船舶が厳冬期に北洋海域等を航行する
場合には、前記吸気取入れ口のルーバー、除塵フィルタ
等に着氷3着雪現象がしばしば発生してエンジンへの吸
気を阻害することが多く、このことが船舶航行上での大
きな問題となっている。 すなわち海上の気温が氷点以下に低下すると、海水の飛
沫粒子や大気中の湿気が短時間の内に凍結状態にまで冷
却され、かつ過冷却された水滴等が金属部分に触れると
直ちに氷に変わってその部分に付着するようになる。ま
た降雪時も同様である。このような着氷9着雪現象が船
舶の航行中に発生すると、甲板上の構造物への着氷にと
どまらず頭記した吸気取入れ口のルーバー、フィルタ等
にも着氷(雷)し、かつこの着氷(雷)量が増すとつい
には吸気取入れ口の空気通路を閉塞してしまいエンジン
への吸気が行えなくなり船舶の航行に支障を来す、この
ために従来は昼夜を問わず人手作業により頻繁に吸気取
入れ口に付着した氷。 雷を除くようにしているが、このような作業は手間が掛
かり困難であることから、その着氷(雷)防止対策が望
まれている。
【発明の目的】
この発明は上記の点にかんがみなされたものであり、熱
運搬特性の優れたヒートパイプを活用し、船舶の航行中
に吸気取入れ口に氷、雷等が付着堆積するのを防止する
ようにしたエンジンの吸気取入れ口装置を提供すること
を目的とする。
【発明の要点】
上記目的を達成するために、この発明は船内機関室に配
備のエンジンに通じて船外に向けて開口した吸気取入れ
口に対し、該吸気取入れ口内に並置配備されたヒートパ
イプと、ヒートパイプの作動液蒸発部内に収設された作
動液の加熱手段とを具備してなり、前記加熱手段を介し
て外部熱源よリヒートパイプに与えた熱を作動液の蒸発
/lit縮循環サイクルに伴う潜熱授受によりヒートパ
イプの凝縮部から吸気取入れ口内へ放熱し、船舶航行中
に吸気取入れ口へ付着する着氷1着雪を人手に頼ること
なく融解除去するようにしたものである。
【発明の実施例】
第1図ないし第3図はこの発明の実施例を示すものであ
り、まず第3図において1は船体、2は船内の機関室、
3は機関室内に配備された推進用の主機1発電機用等の
エンジンであり、該工、ンジン3に対して船外に向けて
開口する吸気取入れ口4より吸気ダクト5を通じて矢印
のように外気を取り込んで吸気を行い、一方エンジン3
の排気は排気ダクト6、煙突7を通じて船外へ排出され
る。 かかる吸気取入れ口4に対し、この発明により第1図、
第2図のように符号8で示すヒートパイプが配管装備さ
れている。該ヒートパイプ8は吸気取入れ口4の底部に
配管された作動液蒸発部としての径大な液溜ヘッダ管8
aと、該ヘッダ管8aから上方へ分岐して吸気取入れ口
内に分散配備された複数本の凝縮管8bと、前記ヘッダ
管8a内に外部より挿入して収容配管された作動液加熱
用の熱交換パイプ8cとからなる。また吸気取入れ口4
内では前記の各分岐凝縮管8bにまたがっ°C吸気取入
れ口のルーバーを兼ねた多数枚の放熱フィン9が取付け
られている。一方、前記の熱交換パイプ8Cは、熱媒タ
ンク10.エンジンの排気ダクト内に引き込んで設置さ
れた熱入力側の熱交換器11.および熱媒循環ポンプ1
2の相互間を結んで配管された熱媒循環ライン13に介
挿接続されている。なお14は熱媒循環ライン内に封入
された熱媒、15はヒートパイプ内に封入されたメタノ
ール、エタノール、フロン、アセトン等の蒸発性作動液
、16は作動液の蒸気を示す。 次に上記構成による吸気取入れ口装置の動作を説明する
。まずヒートパイプ8についての作用は各種分野で使用
されている通常のヒートパイプと基本的には変わること
がなく、作動液蒸発部と凝縮部との間で行われる作動液
体の蒸発/凝m循環サイクルにより潜熱の形で熱の授受
が行われる。 すなわち排気ダクト6内でエンジンの排気熱と熱交換し
た高温の熱媒14を、熱媒循環ライン13を通じてヒー
トパイプ8内の熱交換パイプ8Cへ循環供給することに
より、ヒートパイプ8のヘッダ管りa内では作動液15
が蒸発してその蒸気16がヒートパイプ内を拡散し、凝
縮管8bから放熱フィン9へ放熱して凝縮する。一方、
凝縮した作動液15は重力でヒートパイプの管内を流下
して再び蒸発部としての液溜ヘッダ管8aへ還流するよ
うにして蒸発/凝縮循環サイクルを形成する。これによ
りエンジン排気ダクト6内で熱媒14に与えた熱は、熱
媒循環ライン13およびヒートパイプ内に装備の熱交換
パイプ8cを介してヒートパイプ8に加えられ、前記し
た作動液の蒸発/凝縮サイクルに伴う潜熱の授受により
′a縮管8bから放熱フィン9へ放熱して吸気取入れ口
4に付着した氷、雪等を融解除去し、この部分に氷、雪
等が付着堆積するのを防止する。 なおこの場合にヒートパイプ8の凝縮管8b並びに放熱
フィン9を0℃以上の温度に維持するように外部から熱
を加えることで良好に着氷3着雪が防止できる。しかも
図示実施例のように複数本の凝縮管5bGl&気取入れ
口4内に分散配備したことにより吸気取入れ口4内の全
域で万遍なく融氷、融雪が行えるし、またこの部分でヒ
ートパイプにルーバーを兼ねた放熱フィン9を装備した
構成により融氷、融雪を効果的に行いつつ、さらに粗大
なゴミ、鳥等の異物が誤って吸気ダクト内に侵入するの
を阻止できる。さらに加えてヒートパイプ8の液溜ヘッ
ダ管内に熱交換パイプを収設し、この熱交換パイプ^外
部から熱を与えるように構成したので熱伝達効率がよく
、また図示例のようにヒートパイプと外部の熱源との間
に熱媒循環ライン14を配管して熱の付与を行うように
したことにより、船内機関室のレイアウトに制約される
ことなく熱源から吸気取入れ口に配備のヒートパイプへ
容易に熱を与えることができる。 なお図示実施例では熱媒循環ライン14の熱入力側の熱
交換器12をエンジンの排気ダクト6内に設置し、その
エンジン排気熱を熱源として利用する方式のものを示し
たが、熱源としてはエンジンの排気熱以外に船内の補助
ボイラで得た湯、m気の熱を利用するようにすることも
できる。また図示実施例におけるヒートパイプ加熱用の
熱交換パイプ8Cを電熱ヒータに置き換え、該ヒータを
介してヒートパイプ内の作動液を直接加熱するように構
成することもできる。
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、船内機関室に配備
のエンジンに通じて船外に向けて開口した吸気取入れ口
に対し、該吸気取入れ口内に・並置配備されたヒートパ
イプと、ヒートパイプの作動液蒸発部内に収設された作
動液の加熱手段とを具備してなり、前記加熱手段を介し
て外部熱源よりヒートパイプに与えた熱を作動液の蒸発
/凝縮循環サイクルに伴う潜熱授受によりヒートパイプ
の凝縮部から吸気取入れ口内へ放熱するように構成した
ことにより、船舶が厳冬導球を航行する際にも、船内で
発生するエンジンの排気熱、電熱等を熱源とする加熱手
段を介してヒートパイプの作動液蒸発部に与えた熱を効
率よく吸気取入れ口内の凝縮管部分まで熱運搬し、ここ
からの放熱により吸気取入れ口に付着する氷、雪等を融
解除去して吸気通路が着氷1着雪等によって閉塞される
のを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の実施例の構成配置図を
示すものであり、第1図は吸気取入れ口を正面から見た
ヒートパイプの配管系統図、第2図は第1図の矢視n−
n断面図、第3図は船内におけるエンジンの吸、排気系
統図である0図において、 1:船体、2:機関室、3:エンジン、4:@気取入れ
口、5:吸気ダクト、6:排気ダクト、8:ヒートパイ
プ、8a:ヒートパイプの液溜ヘッダ管、8b:分岐凝
縮管、加熱器としての熱交換パイプ、9:放熱フィン、
13:熱媒循環ライン、14:熱媒、15:作動液体、
16:作動蒸気。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)船内機関室に配備のエンジンに通じて船外に向けて
    開口した吸気取入れ口に対し、該吸気取入れ口内に並置
    配備されたヒートパイプと、ヒートパイプの作動液蒸発
    部内に収設された作動液の加熱手段とを具備してなり、
    前記加熱手段を介して外部熱源よりヒートパイプに与え
    た熱を作動液の蒸発/凝縮循環サイクルに伴う潜熱授受
    によりヒートパイプの凝縮部から吸気取入れ口内へ放熱
    し、船舶航行中に吸気取入れ口へ付着する着氷、着雪を
    融解除去するようにしたことを特徴とする船舶における
    エンジンの吸気取入れ口装置。 2)特許請求の範囲第1項記載の吸気取入れ口装置にお
    いて、ヒートパイプが吸気取入れ口の底部に配管された
    作動液蒸発部となる液溜ヘッダ、管と、該ヘッダ管から
    上方へ分岐して吸気取入れ口内に分散配備された複数本
    の凝縮管と、前記ヘッダ管内に収容配備された加熱器と
    からなるものであることを特徴とする船舶におけるエン
    ジンの吸気取入れ口装置。 3)特許請求の範囲第2項記載の吸気取入れ口装置にお
    いて、吸気取入れ口内でヒートパイプの凝縮管にまたが
    って吸気取入れ口のルーバーを兼ねた放熱フィンが装着
    されていることを特徴とする船舶におけるエンジンの吸
    気取入れ口装置。 4)特許請求の範囲第2項記載の吸気取入れ口装置にお
    いて、ヒートパイプの加熱器が熱媒循環ラインを通じて
    外部の熱源で加熱された熱媒の供給を受ける熱交換パイ
    プであることを特徴とする船舶におけるエンジンの吸気
    取入れ口装置。 5)特許請求の範囲第4項記載の吸気取入れ口装置にお
    いて、熱媒の加熱熱源がエンジンの排気熱ないしは補助
    ボイラの発生熱等であることを特徴とする船舶における
    エンジンの吸気取入れ口装置。 6)特許請求の範囲第2項記載の吸気取入れ口装置にお
    いて、ヒートパイプの加熱器が電熱ヒータであることを
    特徴とする船舶におけるエンジンの吸気取入れ口装置。
JP13129985A 1985-06-17 1985-06-17 船舶におけるエンジンの吸気取入れ口装置 Pending JPS61291758A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057965A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 General Electric Co <Ge> ヒートパイプを使用したタービンエンジン用の熱伝達システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057965A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 General Electric Co <Ge> ヒートパイプを使用したタービンエンジン用の熱伝達システム

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