JPS61291659A - カ−ボンブラツクの改質方法 - Google Patents

カ−ボンブラツクの改質方法

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Publication number
JPS61291659A
JPS61291659A JP13337185A JP13337185A JPS61291659A JP S61291659 A JPS61291659 A JP S61291659A JP 13337185 A JP13337185 A JP 13337185A JP 13337185 A JP13337185 A JP 13337185A JP S61291659 A JPS61291659 A JP S61291659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon compound
carbon black
organic solvent
mixture
inert gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13337185A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Fujita
潔 藤田
Reikichi Nozawa
野沢 玲吉
Tokuyuki Yoshimoto
特行 吉元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Yuka Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61291659A publication Critical patent/JPS61291659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カーボンブラック〈以下、CBともいう〉の
改質方法に関する。
CBは最近、高圧ケーブル、面発熱体、通信ケーブル、
磁気テープ、ビデオディスク、電磁波速へい材料、静電
防止材料、導電塗料、ゼログラフィー用トナー等、有機
導電材料用途として開発されつつある。
従来の技術 環式アルキルポリシロキサン又はシリコン化合物で処理
された表面を有する表面疎水性化したカーボンブラック
が知られている(特開昭56−38357号公報)。
カーボンブラックの重量に対して極めて少量のシリコン
の有機化合物または有機金属化合物を多量の溶剤で薄め
た溶液の中に上記カーボンブラックを投入し、混合した
後、溶剤を除去し、ついで溶剤を除去した処理カーボン
を還元性ガスまたは窒素ガス気流中、高温(800〜1
200℃)で処理することにより高い比抵抗を有するカ
ーボンブラックを得る方法が知られている(特開昭53
−100190号公報)。
発明の目的 本発明は体積固有抵抗をあまり変化させず、動的熱安定
性を向上させた改質CBを提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明方法によると、CBとシリコン化合物を有機溶媒
もしくは水に溶解もしくは懸濁させた液とを混合させ、
ついで該混合物を不活性ガス雰囲気下もしくは真空下、
150℃以下の温度で乾燥することにより、体積固有抵
抗をあまりかえることなく、動的熱安定性の向上させた
改質CBを得ることができる。
本発明で用いられるCBとしては高導電性のCBである
ことが好ましく、例えばアセチレン・ブラック、コンダ
クティブ・ファーネス・ブラッ夕、チャンネル・ブラッ
ク、部分酸化法ガスプロセス副生カーボン・ブラック等
が例示される。
用いるCBの金属含有量が高い場合には、本発明方法に
先だって、鉱酸たとえば塩酸、硫酸等で処理をして脱金
属を行うことが好ましい。
又、必要に応じて、この脱金属処理の前に又は脱金属処
理、濾過、乾燥を行ったのちに熱処理を行うことも有効
である。熱処理は不活性ガス雰囲気下、たとえばチッソ
ガス気流中で、電熱式回転炉等を用いて行う。
本発明に用いるシリコン化合物としてはアルキルポリン
ロキサン(例えば、メチルポリンロキサン、エチルポリ
シロキサン、プロピルポリシロキサン、ブチルポリシロ
キサン、ジメチルポリシロキサン等)、フェニルポリシ
ロキサン等があげられる。
有機溶媒としては、ヘキサン、ヘプタノ等の脂肪族炭化
水!、ベンゼン、トルエン、シクロヘキサン等の芳香族
、脂環族炭化水素、トリクロロエタン、フロン等のハロ
ゲン系溶媒等が用いられるが、乾燥条件を考慮するとな
るべく、低沸点のものが望ましく特にn−ヘキサン、フ
ロンなどが好適である。
シリコン化合物を有機溶媒もしくは水に溶解もしくは懸
濁させる場合には、7リコン化合物が有機溶媒もしくは
水に良く溶解もしくは懸濁させる様にすればよいが、特
にシリコン化合物を水に懸濁させる場合には、均一に懸
濁させる為に超音波やジェット混合攪拌方法を用いるの
が好ましい。
CBに対するシリコン化合物の量としては0.1〜10
%重量%の範囲である。CBとシリコン化合物との混合
は有機溶媒、又は水中で10分間〜10時間行う。
ついで、CBとシリコン化合物を含有する混合物を不活
性ガス雰囲気下又は真空下、150℃以下の温度、好ま
しくは70〜120℃の温度で乾燥して改質したCBを
得る。
以下に実施例及び参考例を示す。
実施例1゜ ジメチルポリシロキサン(粘度:25cp)30gと7
’l −ヘキサン40Jを100!!攪拌機付ステンレ
スドラムに添加し、充分に攪拌混合した後、参考例1で
得られた熱処理CB 1.5 kgを添加し、10rp
mの速度で30分間攪拌した。
ついで、5時間静置した後、スチームジャケット部に低
圧蒸気を流して、加熱し115℃で乾燥した。得られた
CBの物性を第1表に示す。
実施例2〜3゜ 実施例1において、ジメチルポリシロキサンの濃度を変
える以外は実施例1と同様に行った。その結果を第1表
に示す。
実施例4〜6゜ 実施例1において、ジメチルポリシロキサンの粘度を第
1表に示す如く変え、CBに対して4.5重量%用いる
以外は実施例1と同様に行った。その結果を第1表に示
す。
第1表 注)(1)体積固有抵抗は、エチレン塩化ビニールコポ
リマー100重量部、塩素化ポリエチレン5重量部、ジ
ブチル錫メルカプトエステル系安定剤5重量部、高分子
エステル系滑剤1.5重量部、脂肪族アルコール2塩基
酸エステル0.5重量部、それにジメチルポリシロキサ
ン1.0重量部を充分に混合したのち、熱処理CBを2
0重量部添加、混合したのち、押出機にかけて得たペレ
ットを185℃、110kg/catでプレスして得た
ンートの電気抵抗を測定した。
(2)動的熱安定性は前記ペレットを微粉砕し、ブラベ
ンダー社ブラストグラフにて測定した値。
実施例7゜ 水1001にジブチル錫メルカプトエステル系安定剤7
50g、高分子エステル滑剤225 g。
脂肪族アルコール2塩基酸エステル75g1ジメチルポ
リシロキサン150gを高速ジェットノズルから注入し
て乳化させた液に参考例1で得られた熱処理CB 3 
kgを添加し、攪拌した。1時間後に攪拌をとめ静置し
たところ、水の乳白色は殆ど消えて、添加剤等がCBに
吸収されたことを示した。更に5時間静置後、液を濾過
し乾燥した。得られたCBを、エチレン−塩化ビニール
コポリマー100部、塩素化ポリエチレン5部に対し、
28部配合して、押出機でペレット化したものの物性を
測定したところ、体積固有抵抗は21.0部cm、動的
熱安定性は24.5分/204℃であった。
参考例1゜ 100βガラスフラスコに5%塩酸60kgを入れ、こ
れに第2表に示すCBを3kg入れて、95℃で6時間
おだやかに攪拌した。冷却後濾過、水洗をp液中の塩素
イオン濃度が10ppm以下になるまでくりかえし、5
%アンモニア水を加えてpHを10にした。濾過、水洗
を塩素イオンがlppm以下になるまでくりかえし、得
られる沢滓を真空乾燥して脱金属処理CBを得た。更に
このCBを、電熱式回転炉に入れて、チッソ気流下、3
50℃、4時間加熱処理を行った。得られたCBの物性
を原料CBと併せ第2表に示す。
第2表 参考例2゜ 参考例1で得られた熱処理CBに対し、4.5重量%の
ジメチルポリシロキサンを加えて、ポリエチレンバッグ
の中で振盪混合したCBを用いて、実施例1の第1表の
注で記載した方法で、体積固有抵抗と動的熱安定性を測
定したところ、体積固有抵抗20.5ΩCm、tl+的
熱安定性は16.5分/200℃であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カーボンブラックとシリコン化合物を有機溶媒もしくは
    水に溶解もしくは懸濁させた液とを混合させ、ついで該
    混合物を不活性ガス雰囲気下もしくは真空下、150℃
    以下の温度で乾燥することを特徴とするカーボンブラッ
    クの改質方法。
JP13337185A 1985-06-19 1985-06-19 カ−ボンブラツクの改質方法 Pending JPS61291659A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4820751A (en) * 1987-04-23 1989-04-11 Bridgestone Corporation Rubber composition for tires
EP0882769A4 (en) * 1996-08-12 1999-05-19 Yokohama Rubber Co Ltd PROCESS FOR PRODUCING CARBON BLACK WITH TREATED SURFACE, FOR STRENGTHENING RUBBER
EP0896987A4 (en) * 1996-04-17 1999-09-08 Mitsubishi Chem Corp METHOD FOR PRODUCING SURFACE-TREATED SOOT AND RUBBER COMPOSITION
JP2006131875A (ja) * 2004-10-08 2006-05-25 Asahi Glass Si-Tech Co Ltd 撥水性無機粉体又は撥水性樹脂ビーズの製造方法
WO2007000834A1 (ja) * 2005-06-29 2007-01-04 Agc Si-Teck Co., Ltd. 撥水性粉粒体の製造方法
JP2018530078A (ja) * 2015-07-05 2018-10-11 ウィフォ コーポレーションWifo Corporation タッチスクリーン遠隔入力装置

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