JPS61291136A - 印刷機の版巻込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は印刷機の版巻込み装置に関する。

〔発明の技術的費用どその問題点〕

輪転印刷機における従来の版巻込み装置は、第４図乃至
第６図に示すように、版胴１の長手方向にスリット２が
あり、このスリット２の内部に位置するようにその長手
方向にそって版巻込み軸３が内挿され、この版巻込みｌ
ｉｔ　３は版胴１の端面に設けられたクランプ金具４，
４に挟持されていて、このクランプ金具４．４をボルト
５．５で締めることにより版巻込み軸３が固定されるよ
うになっている。

版６は、一端の折曲げ部６Ａが版１Ｉｉｉ１のスリット
２の鋭角状をなす角部２△に、他端の折曲げ部６Ｂが版
巻込み軸３の軸方向に形成された溝７の開口端７Ａにそ
れぞれ係合され、版巻込み軸３を第６図矢印方向に回動
することにより版６が巻締められて版胴１の表面に密着
し、その状態で前記ボルト５．５を締着してクランプ金
具４，４で版巻込み軸３を固定することにＪ：り版６が
版ｎｉ’ｉ　”＋にゆるみなく固定され？　Ｊｆうｌこ
４ｒっている。

しかして近時、版６の厚さが従来０．３−ｍ／７１１の
ものがＯ，，２／’１ｍ／ｍと薄くなり、版祠の節減が
図られる傾向に４１つているが、このように版６が薄く
なると、版６の折曲げ部６△、６Ｂの剛性が不足し、ス
リブ１−２および溝７による係止が不確実どなっで板抜
りが生じるという事態を１ｒ（きやすい。

〔発明の目的〕

本発明はこれに鑑み、薄い版であっても板抜（）が生し
ることのない版巻込み装置を提供づることを目的として
なされたものである。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するため本発明は、版…の長手方向に形
成された版端差込み用スリットの尖部に該スリットにそ
って回動操作可能に挿通され、軸方向に版端の一方を差
込むｆｆ４を有する版巻込み軸を備えた印刷機において
、前記満の深さに相当する垂直面部と、この垂直面部の
下端に略直角に折れ曲る水平面部と、前記垂直面部の上
端に前記水平面部とは反対方向に折れ曲り版巻込み軸の
周面に密着するよう弯曲する弧状の表面部とを有する版
端押え部材を設置、−Ｊ、この版端押え部材を前記溝内
に嵌合固定し、この版端押え部材の表面部ど版胴のスリ
ブ１への内面どの間で版の端部を挟圧保持づるようにし
たことを特徴とづるものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第１図乃至第３図に示す実施例を参照し
、第４図乃至第６図と共通する部分には同一符号を用い
て説明する。

本発明において（よ、版巻込み軸３のＷ！＋　７に版端
押え部材８が満７の長手方向に嵌合固定されている。

この版ｑ１；押え部材８は、前記猫７の深さに相当する
垂直面部８Ａと、この垂直面部８△の下端に略直角に折
れ曲る水平面部８日と、前記垂直面部８Δの上端に前記
水平面部８Ｂとは反対方向に折れ曲り版巻込み軸３の周
面に密着するよう弯曲する弧状の表面部８Ｃとからなり
、金属板等により形成されている。

そして上記版端押え部′４′Ａ８は、版巻込力軸３の：
Ｆｉ　７の底面７Ｂｔ内側面７Ｃ１および版巻込み軸３
の表面に接着剤により固るされる。しかし前記水平面部
８Ｂの１〕１−を溝７の底部に堅く嵌る寸法どすること
により必ずしも接着けずども使用することがで・ぎる。

また版端押え部ｔＡ８を固定する際の向きは、その表面
部８Ｃが版ＷＡ１のスリンｉ〜２の鋭角な角部２Ａに連
なる傾斜した内面２Ｂに対向する側に位置される。さら
にこの表面部８Ｃの厚さは、上記内面２Ｂと表面部８Ｃ
との隙間に版６の端部６Δが挟圧保持されるに足る寸法
とされている。

本発明、は上記の構成であるから、版胴１のスリット２
．から抜＋Ｊ　ｉ’）すい側の版６の端部６Ａは、版端
押え部材８の表面部８Ｇとスリ・ット２の内面２Ｂどの
・間に挟持されるので、版６が薄く剛性が不足していて
もスリット２から抜けることが防１トされる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、版巻込み軸の版端差込
み用溝の深さに相当する垂直面部と、この垂直面部の下
端に略直角に折れ曲る水平面部と、前記垂直面部の上端
に前記水平面部とは反対方向に折れ曲り版巻込み軸の周
面に密着するよう弯曲する弧状の表面部とを有する版端
押え部材を設け、この版端押え部材を前記溝内に嵌合固
定し、この版端押え部材の表面部と版胴のスリンｌ〜の
内面どの間で版の端部を挟圧保持するようにしたので、
版が薄い場合であっても前記表面部の厚さを選択するの
みで板抜はすることなく確実に保持することができ、ま
た版端押え部材は版巻込み軸の溝内に嵌合固定するのみ
でよいから、従来の印刷機の版端係止用の溝に嵌合固定
させるととで直ちに実施することができ、印刷機の版胴
を改造することなく容易に適用することができる。さら
に版端押え部４Ａはプレス加工等にｊ；り容易に得られ
るので女価に提供することができるなどの種々の効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示づ要部の断面図、第２図
は第１図におりる版喘押え部材の−・部の斜視図、第３
図は第２図■−■線断面図、第４図乃至第６図は従来技
術を示Ｊもので、第４図は版胴の斜視図、第５図は版の
斜視図、第６図は両巻込み状態を示す断面図である。 １・・・版胴、２・・・スリッ］〜、３・・・両巻込み
軸、６・・・版、６Ａ、６Ｂ・・・折曲げ部、７・・・
溝、８・・・版端押え部４オ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 版胴の長手方向に形成された版端差込み用スリットの奥
   部に該スリットにそって回動操作可能に挿通され、軸方
   向に版端の一方を差込む溝を有する版巻込み軸を備えた
   印刷機において、前記溝の深さに相当する垂直面部と、
   この垂直面部の下端に略直角に折れ曲る水平面部と、前
   記垂直面部の上端に前記水平面部とは反対方向に折れ曲
   り版巻込み軸の周面に密着するよう弯曲する弧状の表面
   部とを有する版端押え部材を設け、この版端押え部材を
   前記溝内に嵌合固定し、この版端押え部材の表面部と版
   胴のスリットの内面との間で版の端部を挟圧保持するよ
   うにしたことを特徴とする印刷機の版巻込み装置。