JPS61291106A - ハニカム状構造物の成型用ダイス - Google Patents

ハニカム状構造物の成型用ダイス

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JPS61291106A
JPS61291106A JP13292085A JP13292085A JPS61291106A JP S61291106 A JPS61291106 A JP S61291106A JP 13292085 A JP13292085 A JP 13292085A JP 13292085 A JP13292085 A JP 13292085A JP S61291106 A JPS61291106 A JP S61291106A
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JP
Japan
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die
molding
hole
cross
feeding
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Pending
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JP13292085A
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博 鬼塚
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JGC Catalysts and Chemicals Ltd
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Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ノにカム状構造物の成型用ダイスに関し、
詳しくは、大口径のノ・ニカム状構造物を連続的に押出
成型するための成型用ダイスに関するものである。
ハニカム状構造物の製造方法としては種々−のものが提
案されているが、コア断面に比べてコア長さが極めて長
いもの等については、ダイスを使用した押出成型による
のが通常である。従ってダイスの形状及び構造はノ1ニ
カム状構造物を得る上で極めて重要な因子となるもので
ある。
押出成型に用いられるダイスは、一般的に原材料の出口
面に格子模様の成型溝を設けると共に、その反対側であ
る原材料の入口面に前記成型溝の交叉部又は稜辺部に対
向しかつ前記成型溝の底部に到達する深さの送給通路を
形成配置したものとなっている。
このような構造を有するダイスでは、格子模様の格子ピ
ッチが小さくなる程即ちセル数が増大する程、対応する
送給通路の径も小さくなシ、またその数も増加せざるを
得なくなる。従ってこの様なダイスを用いて押出成型を
する場合、押出成型される材料は、多数の小さい送給通
路をほぼ均等な速度で入口側から出口側に進み、また格
子模様の成型溝をほぼ均等な速度で通過しなければ良好
なハニカム状構造物は得られな(ゝ0 そこで、成型材料を均等な速度で押出し成型するために
、従来は、ダイス中央部の送給通路の断面積を周辺部分
の送給通路のそれに比較して小さくして、材料の通過速
度を均等に制卸させる方法、ダイスの入口面に多孔板を
1置することによシ、中央部分のみにおける成型材料の
押出抵抗を増大して、成型材料の中央部分及び周辺部分
の通過速度を均等に調和させる方法、もしくは、ダイス
の入口面及びダイスの出口面のいずれか一方または双方
の中央部の厚みを周辺部分に比較して増加し、前記中央
部分における成型材料の押出抵抗を増大して、成型材料
の中央部分及び周辺部分の通過速度を均等に調和させる
方法等がとられて来た。
しかしながら、成型材料によってはハニカム状構造物の
口径が大きくなると、成型材料を膨大な数のしかも微小
断面の送給通路の全てについて、均等な速度で通過させ
ることは、前記のような従来のダイスでは極めて困難で
あシ、得られたハニカム状構造物には隔壁内部のがすれ
や格子模様の部分消失等の欠陥が多くみられた。
ハニカム構造体の口径が15otlIIl1口以上のも
のを押出成型するときには、ハニカム構造体が大きく曲
って押出され、またはハニカム構造体の周辺部分が中央
部分に比して遅れて押出され、このため乾燥時に乾燥亀
裂を生ずる等の欠陥も認められた。この傾向はハニカム
構造体が長くなると強くなり、特に長さが350woo
以上になると著しい。
この発明の発明者等は従来のこうした問題点を解消する
為に鋭意研究を重ねた結果、各送給通路間の隔壁の一部
であってかつ成型溝からダイスの入日面から離間した位
置において、隣接する送給通路を互いに連通させる貫通
孔を設け、成型材料が成型溝または成型溝との連結部に
進入する前に、該成型材料を前記貫通孔により予め送給
通路内において充分に横方向に流動させることにより、
■ダイスに圧入される材料の速度の遅速を均一化すると
ともに、■送給通路径及び送給通路の壁面の状態または
送給通路と成型溝との連結部における各々の壁面の状態
及び形状等の加工上の/?ラツキによる流動の不均一を
緩和した後、成型溝に成型材料が進入する様にすること
により、歪みや、ねじれの少ない良好なハニカム状構造
物が得られることを見出して、この発明を完成するに至
った。さらに前記貫通孔はこの発明の目的の達成を左右
する最重要因子となるもので、この発明の発明者等はひ
き続き該貫通孔について種々検討した結果、貫通孔の送
給通路に対する断面積比を成型溝の送給通路に対する断
面積比の1倍以上とした時に良好な結果が得られること
を見出しfc。
しかしてこの発明は、ハニカムコアの断面形状に対応し
た断面形状を有し、かつダイスの出口面からダイスの入
口面側に向って所定の深さを有する成型溝と、前記成型
溝の交叉部又は稜辺部に対向し、かつダイスの入口面か
らダイスの出口面側に向って所定の深はを有する複数個
の送給通路とを備えたハニカム状構造物の成型用ダイス
において、前記各送給通路間の隔壁の+       
                         
                      。
−一部であって、前記成型溝からダイスの入口面側に離
間した位置に、該送給通路を互いに連通させる貫通孔を
設けたことを特徴とするものである。又該貫通孔の前記
送給通路に対する断面積比を、前記成型溝の前記送給通
路に対する断面積比の1倍以上とするのが好ましく、特
に2ないし10倍の範Mとするのが最適である。
この点に関して、1倍以下の場合は貫通孔を設けた効果
が現われず、また10倍以上とするとダイスの機械的強
度が弱くなることがわかった。
また該貫通孔の位置は、成型溝と供給通路の連結部から
送給通路の直径以上に離れた所とすることが好ましい。
以下図面に示す実施例を参照してこの発明の詳細な説明
する。
第1図ないし第6図に示す第1実施例において、1は正
方形状の成型用ダイス(以下単に「ダイス」という)を
示し、該ダイス1のダイス本体2の出口面3には格子模
様の成型溝4が形成され、ダイス1の入口面5には成型
溝4の交叉部6又は稜辺部6aに対向して送給通路7が
配置形成されている。更に各送給通路7間の隔壁8の一
部に、隣接する送給通路7を互いに連通させる貫通孔9
が、送給通路7と直交する方向に成型溝4の格子模様に
対応して設けられている。貫通孔9は成型溝4からダイ
スの入口面5側に送給通路7の直径以上離れた所に設け
られている。
貫通孔9は円形状または長円形状又は鍵穴状等の任意形
状とすることが可能で、ダイスに圧入される成型材料の
速度の遅速を均一化するとともに、送給通路7の径及び
送給通路の壁面状態又は送給通路7と成型溝4との連結
部における各々の壁面状態及び形状等の加工上のばらつ
きによる流動の不均一を緩和させることを目的とするも
のである。
次にこのような形状構造を有するダイスを使用して成型
材料を実際に押出成型した場合のダイス内での材料の流
動状態について第6図を参照しつつ説明する。
ダイス内に成型材料を圧入すると、材料の一部は送給通
路7を通過する際に、第6図に矢印で示す様に貫通孔9
に向けて横方向へ流動する。
即ち成型材料は、送給通路γ内において格子模様の成型
溝4に向う縦方向の流れと、貫通孔9に向う横方向への
流れに分岐され、従ってダイスに圧入される前の圧送管
内で生じた材料の速度の遅速がほぼ均等化されるととも
に、送給通路7と成型溝4との連結部に至るまでの機械
加工上の誤差等による流動の不均一が背圧の吸収という
形で緩和され、格子模様の成型溝4を成型材料がほぼ均
等な速度で通過することができる。
特に貫通孔9の送給通路7に対する断面積比を送給通路
7の成型溝4に対する断面積比の1倍以上とすることに
より、貫通孔9に向けての流れの流動抵抗が少なくなり
、更に良好な結果が得られる。
第7〜9図はこの発明による他の実施例を示すものであ
る。第7,8図示の実施例は貫通孔9を送給通路7と同
径の円形孔とし、さらに前記貫通孔をダイス入口面5寄
りに設けるとともに、該貫通孔を含む送給通路部をダイ
ス本体2とは別体としたノ々ツクプレート2aに形成し
、これをダイス本体2に対し脱着可能としたものである
。パックプレート2&が脱着可能なことから、貫通孔9
の形状の部分的手直し等の作業が手軽に行なえるので、
成型材料の粘度変化等に対し容易に対処できる利点があ
る。
第9図示の実施例は貫通孔9の形状を長円形状とすると
ともに、第7.8図の実施例と同様に貫通孔9の一部を
含む送給通路部をパツクプレー)2aに形成し、これを
ダイス本体2に対し脱着可能な構造としたものである。
この発明は上記の各実施例に限らず、種々の態様をとる
ことが可能である。例えば貫通孔9は円形状、長円形状
に限らず、他の任意の形状とすることができ、この貫通
孔9の数は1つの送給通路に関して複数としてもよい。
またノ々ツクプレート2&をダイス本体2に対して別体
とするか否かも任意に決定できる。成型溝4と送給通路
7との連結部の構造は従来から実施されているものでよ
く、例えば連結部に円形孔を設けたものでもよい。
実験例1 チタニャを主成分とする生素地に対して、ガラス繊維、
粘土成分、ポリエチレンオキサイド及び水を加えて混練
し、押出し成型に適した可塑性を有する成型材料を調製
した。
次に、二段−軸型真空押出機に第1図〜第5図に示した
ものと同じ構造のダイス;ハニカムコアは3.6111
0の四角形状、成型溝幅0. g wm 、コー1〇− ア数35X35個、ダイス外径162.411101送
給通路直径27陣φ、送給通路深さ3QIIIII+、
成型溝深さ51+ll11、貫通孔は短径(S) 2.
71+11 X長径(1)8.1 Mの長円形状;を取
付けて成型材料を押出し成型した。なお1通孔の送給通
路に対する断面積比は成型溝の送給通路に対する断面積
比の56倍とした。
成型されたハニカム状構造物は、外径15080 、3
.5M口の四角形状コア、コアユニットの壁厚0.73
w11.コア長さ350tmであった。これらのハニカ
ム状構造物を水平定盤上におきノ・イトゲージで曲り(
ねじれ)の測定を、また直角定規を両端面の辺にあてて
歪測定を行い;不良品を除いた収率は93%であった。
実験例2 実賎例1に用いたと同様の成型材料を用いて、二段−軸
型真空押出機に、第7.8図に示したものと同じ構造の
ダイス;ノ・ニカムコアは6.7■口の四角形状、成型
溝幅1.25sul、コア数20×20個、ダイス外径
161 m 、送給通路直径5、Bto+φ、送給通路
深さ20 rga 、成型溝深さ511111゜成型溝
と送給通路との連結部に直径7.0恒φの円形孔を有す
るダイスを取付けて押出し成型した。
なお、貫通孔を含むノ々ツクプレートの厚さは15關で
、貫通孔の送給通路に対する断面積比は、成型溝の送給
通路に対する断面積比の21倍とした。成型されたハニ
カム状構造物は、外径150日口 6.2a口の四角形
状コア、コアユニットの壁厚1.16霞、コア長さ70
0mmで、曲シ、歪みによる不良品を除いた収率は98
%であったO 比較例 実験例1に用いたと同様の成型材料を用いて、二段−軸
型真空押出機に従来のダイス即ち第7゜8図に示すダイ
スにおいて、パックプレートを取外したものを装着して
押出し成型した。成型されたハニカム状構造物は、外径
150a口、6211IaOの四角形状コア、コアユニ
ットの壁厚、1.16鰭、コア長さ700flで、曲り
、歪みによる不良品を除いた収率は78%であった。
この発明は上記のようであり、送給通路間の隔壁の一部
であって成型溝からダイスの入口面側に離間した位置に
、隣接する送給通路を互いに連通させる貫通孔を設けた
ので、押出材料が貫通孔において横方向(送給通路と直
角方向)へ容易に流動する様になり、従ってダイスに圧
入される前の圧送管内で生じた材料の速度の遅速がほぼ
均等化するとともに、送給通路と成型溝との連結部に至
るまでの機械加工上の誤差による流動の不均一が背圧の
吸収という形で緩和された後に、格子模様の成型溝に成
型材料が均等に進入するので、良好なハニカム状構造物
の押出成型が可能となり、特に口径及び長さの大きいハ
ニカム構造物の押出成型において、成型物のねじれや歪
みが少なく、製品収率を高めることができ、極めて有用
である。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの発明に係るダイスの一実施例を示し、
第1図は平面図、第2図は第1図の線M−1tに沿って
得られる縦断面図、第3図は底面図、第4図は第1図の
線■によって囲まれた部分の拡大図、第5図は第2図の
線v−■に沿って得られる横断面図、第6図は成型材料
の流動状態を示す斜視図、第7図は他の実施例を示す縦
断面図、第8図は第7図の線Vl−■に沿って得られる
横断面図、第9図はさらに他の実施例を示す縦断面図。 1・・・ダイス      2・・・ダイス本体3・・
・出口面      4・・・成型溝5・・・入口面 
     6・・・交叉部6m・・・稜辺部     
 7・・・送給通路8・・・隔壁       9・・
・貫通孔加5図 篤7図 声8図 鳥9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハニカムコアの断面形状に対応した断面形状を有し
    、かつダイスの出口面からダイスの入口面側に向って所
    定の深さを有する成型溝と、前記成型溝の交叉部又は稜
    辺部に対向し、かつダイスの入口面からダイスの出口面
    側に向って所定の深さを有する複数個の送給通路とを備
    えたハニカム状構造物の成型用ダイスにおいて、前記各
    送給通路間の隔壁の一部であって前記成型溝からダイス
    の入口面側に離間した位置に、隣接する送給通路を互い
    に連通させる貫通孔が設けられていることを特徴とする
    ハニカム状構造物の成型用ダイス。 2、特許請求の範囲第1項において、貫通孔の送給通路
    に対する断面積比が成型溝の送給通路に対する断面積比
    の1倍以上であることを特徴とするハニカム状構造物の
    成型用ダイス。
JP13292085A 1985-06-20 1985-06-20 ハニカム状構造物の成型用ダイス Pending JPS61291106A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008149595A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Ngk Insulators Ltd ハニカム構造体成形用口金

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008149595A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Ngk Insulators Ltd ハニカム構造体成形用口金

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