JPS61291017A - 充填塔 - Google Patents
充填塔Info
- Publication number
- JPS61291017A JPS61291017A JP60131848A JP13184885A JPS61291017A JP S61291017 A JPS61291017 A JP S61291017A JP 60131848 A JP60131848 A JP 60131848A JP 13184885 A JP13184885 A JP 13184885A JP S61291017 A JPS61291017 A JP S61291017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing material
- laminated article
- packing
- thin plate
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、充填物を充填した充填塔に係り、特に大きな
気液の接触面積を有しながら圧力損失の少ない充填塔を
提供することにある。
気液の接触面積を有しながら圧力損失の少ない充填塔を
提供することにある。
従来より充填物に関する特許は数多く提案されているが
、この種の装置に関するものには、例えば米国特許第3
,218,048号、特公昭57−57165号等が挙
げられる。しかし、従来のものは、塔径が太き(なった
場合の流体の偏流を防止する点に関しての考慮がなされ
ていなかった。
、この種の装置に関するものには、例えば米国特許第3
,218,048号、特公昭57−57165号等が挙
げられる。しかし、従来のものは、塔径が太き(なった
場合の流体の偏流を防止する点に関しての考慮がなされ
ていなかった。
本発明の目的は、高効率の充填塔を提供することにある
。
。
本発明は、充填物に帯状の薄板を巻込むことにより、充
填物の比表面積を増加させ、更に流体の偏流を防止する
ことにより充填物による物質父換の効率を高めるもので
ある。
填物の比表面積を増加させ、更に流体の偏流を防止する
ことにより充填物による物質父換の効率を高めるもので
ある。
以下、図に基いて本発明を説明する。
第1図は塔に使用する液体を吸収することのないステン
レス、アルミニウム、銅等の金属又は合成樹脂等により
形成した繊維で、複数本を束ねることにより織糸2を形
成している。この織糸2は繊維1を複数本束ねたもので
あるから、繊維は相互に接触し又は小さな間隔を形成し
、繊維間を液体が毛細管現象で流通し得るとともに複数
本の繊維1で形成した織糸2は1本の繊維で形成したも
のよりも剛性が強(なり形状の保持性が良好になる。ま
た、適宜の弾性をも保持するものとなり、充填塔内に多
量に充填し相当の充填重量となった場合も、重量を受け
る下部の充填物を変形させることがない。この織糸2に
より織物3を作る。織物は数枚を一体に積層し端部より
巻き回す。第2図に円柱状に巻いた充填物を示す。4は
積層物の間に巻き込んだ帯状の薄板である。端面螺旋状
の円柱状充填物は充填する塔径よりも少し径が大きく形
成され、塔への充填状態は第3図に示すように充填物の
外周は内周面に常に押圧接触している。
レス、アルミニウム、銅等の金属又は合成樹脂等により
形成した繊維で、複数本を束ねることにより織糸2を形
成している。この織糸2は繊維1を複数本束ねたもので
あるから、繊維は相互に接触し又は小さな間隔を形成し
、繊維間を液体が毛細管現象で流通し得るとともに複数
本の繊維1で形成した織糸2は1本の繊維で形成したも
のよりも剛性が強(なり形状の保持性が良好になる。ま
た、適宜の弾性をも保持するものとなり、充填塔内に多
量に充填し相当の充填重量となった場合も、重量を受け
る下部の充填物を変形させることがない。この織糸2に
より織物3を作る。織物は数枚を一体に積層し端部より
巻き回す。第2図に円柱状に巻いた充填物を示す。4は
積層物の間に巻き込んだ帯状の薄板である。端面螺旋状
の円柱状充填物は充填する塔径よりも少し径が大きく形
成され、塔への充填状態は第3図に示すように充填物の
外周は内周面に常に押圧接触している。
このため、使用液体の塔内周面に添った垂直流下は防止
され流体を充填物の中央方向へ誘導する。
され流体を充填物の中央方向へ誘導する。
充填塔方式においてその性能を左右する要素として充填
物の比表面積の大きさ、あるいは、充填物内を流れる流
体の偏流があるが、一般的に小径の充填塔の方が大径の
ものより効率が良い。これは充填物の比表面積に、充填
塔の内壁面積が加わり、見かけ上の比表面積が増加する
ためである。
物の比表面積の大きさ、あるいは、充填物内を流れる流
体の偏流があるが、一般的に小径の充填塔の方が大径の
ものより効率が良い。これは充填物の比表面積に、充填
塔の内壁面積が加わり、見かけ上の比表面積が増加する
ためである。
更に充填物内を物質交換しながら流れる流体の偏流が大
径に比べ小さくなるためである。第2図の実施例では内
壁面積の効果の利用および偏#fを防止するために、積
層物4を巻き込む際に帯状の薄板5を入れて形成する。
径に比べ小さくなるためである。第2図の実施例では内
壁面積の効果の利用および偏#fを防止するために、積
層物4を巻き込む際に帯状の薄板5を入れて形成する。
該薄板5の材質はアルミニウム、ニッケル等の金属薄板
、あるいは高分子材料等の薄膜等を使用する。該薄板5
は積層物4に巻き込まれて、積層物の形状にならって形
成される。液体は充填物上面に落下し充填物内に入り、
繊維1で形成した織糸2の間を毛細管現象で流通してい
く。流通して行鳴流体の一部は、充填物4内に挿入しで
ある薄板5の壁と接触し、再び壁面と反対側へと誘導さ
れる。したがって、大径の充填塔においても、小径の充
填塔と同様に壁面効果を利用でき、また、流体の偏流も
防止できるため小径の充填塔と同様の性能を得ることが
可能となる。
、あるいは高分子材料等の薄膜等を使用する。該薄板5
は積層物4に巻き込まれて、積層物の形状にならって形
成される。液体は充填物上面に落下し充填物内に入り、
繊維1で形成した織糸2の間を毛細管現象で流通してい
く。流通して行鳴流体の一部は、充填物4内に挿入しで
ある薄板5の壁と接触し、再び壁面と反対側へと誘導さ
れる。したがって、大径の充填塔においても、小径の充
填塔と同様に壁面効果を利用でき、また、流体の偏流も
防止できるため小径の充填塔と同様の性能を得ることが
可能となる。
また、第3図、第4図に示すように、積層物4を形成す
る際、織物3に網目に対し対角線方向と成るようにエン
ボス加工により凹凸条を交互に設けて積層物を構成して
も良い。該積層物4を端部3 ・ から巻回し、途中に帯状薄板5を巻き込んで円柱状の充
填物を形成し、充填塔に充填すると、充填物の密度が小
さくなり、大径の充填塔に対して有効である。
る際、織物3に網目に対し対角線方向と成るようにエン
ボス加工により凹凸条を交互に設けて積層物を構成して
も良い。該積層物4を端部3 ・ から巻回し、途中に帯状薄板5を巻き込んで円柱状の充
填物を形成し、充填塔に充填すると、充填物の密度が小
さくなり、大径の充填塔に対して有効である。
第5図は充填物内に巻き込む薄板に、細孔を開けた多孔
板を使用するものである。薄板を多孔板とすることによ
り、更に偏流の発生を防止するものである。
板を使用するものである。薄板を多孔板とすることによ
り、更に偏流の発生を防止するものである。
第6図は充填物内に巻き込む薄板に、不規則な凹凸状の
シワを付け、壁面効果の効率向上を計ったものである。
シワを付け、壁面効果の効率向上を計ったものである。
第7図および第8図は本発明の他の実施例である。構成
要素、動作については前述の実施例と同一であるが、充
填物内に帯状の薄板を巻き込む際に、円柱状の長手方向
に数分割し、薄板を長手方向に交互にずらして配置する
ことにより、偏流の影響を最小限とする構造である。
要素、動作については前述の実施例と同一であるが、充
填物内に帯状の薄板を巻き込む際に、円柱状の長手方向
に数分割し、薄板を長手方向に交互にずらして配置する
ことにより、偏流の影響を最小限とする構造である。
第9図は本発明の他の実施例である。構成要素動作につ
いては前述の実施例と同一であるが、充填塔内に充填す
る際に、積層物4を重ね合わせて・ 4 ・ 形成し、この間に薄板5を挿入している。
いては前述の実施例と同一であるが、充填塔内に充填す
る際に、積層物4を重ね合わせて・ 4 ・ 形成し、この間に薄板5を挿入している。
第10図および第11図は本発明の他の実施例である。
構成要素は第8図の実施例と同一であるが、積層物4の
間に入れる帯状の薄板5を長手方向に数分割し、長手方
向において交互にずらして配置する構造としたものであ
る。
間に入れる帯状の薄板5を長手方向に数分割し、長手方
向において交互にずらして配置する構造としたものであ
る。
本発明によれば、積層した充填物間に、帯状の薄板を挿
入することにより、充填物の見かけ上の :表
面積を増加させ、充填物内を流れる流体の偏流
□を防止できるので、充填塔の径が太き(なっても
□効率の低下を防止できる。
入することにより、充填物の見かけ上の :表
面積を増加させ、充填物内を流れる流体の偏流
□を防止できるので、充填塔の径が太き(なっても
□効率の低下を防止できる。
第1図は充填物の一例を示す図、第2図は本発明の一実
施例を示す図、第3図および第4図は本発明の他の実施
例を示す図、第5図と第6図は薄板の具体例を示す図、
第7図および第8図は本発明の他の実施例を示す図、第
9図は本発明の他の実施例を示す図、第10図およびf
flll図は本発明の他の実施例を示す図である。 1・・・・・・繊維、2・・・・・・織糸、3・・・・
・・織物、4・・・・・・11図 う ¥3図 −2q 第5図 才乙図 オフ目 才8日 AA初−曲 ¥90
施例を示す図、第3図および第4図は本発明の他の実施
例を示す図、第5図と第6図は薄板の具体例を示す図、
第7図および第8図は本発明の他の実施例を示す図、第
9図は本発明の他の実施例を示す図、第10図およびf
flll図は本発明の他の実施例を示す図である。 1・・・・・・繊維、2・・・・・・織糸、3・・・・
・・織物、4・・・・・・11図 う ¥3図 −2q 第5図 才乙図 オフ目 才8日 AA初−曲 ¥90
Claims (1)
- 1、液体を吸収することのない材質から成る繊維を複数
本束ねて織糸を形成し、該織糸を用いて網目を有するよ
うに製作した織物を数層重ねて積層物とし、該積層物間
に適当な間隔で帯状の薄板状の材料を軸方向に配置した
充填物を充填した充填塔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60131848A JPS61291017A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 充填塔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60131848A JPS61291017A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 充填塔 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61291017A true JPS61291017A (ja) | 1986-12-20 |
JPH0545284B2 JPH0545284B2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=15067522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60131848A Granted JPS61291017A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 充填塔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61291017A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005539106A (ja) * | 2002-08-15 | 2005-12-22 | キャタリティック・ディスティレイション・テクノロジーズ | パラフィンアルキル化 |
WO2010027011A1 (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-11 | Nagaoka Tadayoshi | 物質移動等を行う装置内の気液接触機構 |
JP2013184104A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Shimizu Corp | 充填材、充填材ユニット、及び空気浄化装置 |
-
1985
- 1985-06-19 JP JP60131848A patent/JPS61291017A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005539106A (ja) * | 2002-08-15 | 2005-12-22 | キャタリティック・ディスティレイション・テクノロジーズ | パラフィンアルキル化 |
WO2010027011A1 (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-11 | Nagaoka Tadayoshi | 物質移動等を行う装置内の気液接触機構 |
JP2013184104A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Shimizu Corp | 充填材、充填材ユニット、及び空気浄化装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545284B2 (ja) | 1993-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910003123B1 (ko) | 탑 충전물(tower packing) | |
US4186159A (en) | Packing element of foil-like material for an exchange column | |
RU2507436C2 (ru) | Продольные вентиляционные каналы сосуда высокого давления | |
KR950704019A (ko) | 주름잡힌 필터 조립체와 이의 제작 방법 및 장치 (pleated filter assembly, and the method and apparatus for making) | |
US2940168A (en) | Method of manufacturing a packing for gas/liquid contact devices | |
US3243170A (en) | Tower packing units | |
KR20120071329A (ko) | 작은 액체 로드를 위한 질량 전달 방법, 구조화된 패킹 및 질량 전달 장치 | |
KR840000279A (ko) | 층이 규칙적으로 배열된 패킹모듀울 | |
US2490079A (en) | Contacting apparatus | |
EP3003550A1 (de) | Packungslage für eine strukturierte packung | |
FI97156B (fi) | Rainanmuodostusviira | |
JPS61291017A (ja) | 充填塔 | |
CA1040402A (en) | Method of producing a packing | |
US6875314B2 (en) | Paper machine clothing, particularly a press felt | |
JPS61194293A (ja) | 多層圧搾フエルト | |
CA1232431A (en) | Process and apparatus for the exchange of material and/or heat between and/or for mixing of gaseous and/or liquid substances | |
JP5702281B2 (ja) | 流体処理装置とその製造方法 | |
US3022880A (en) | Novel transfer media | |
US3856225A (en) | Absorbent yarn bobbin | |
US4929398A (en) | Tower packing cartridge | |
US20070216044A1 (en) | Fabric packing | |
DE3545174C1 (de) | Mitlaeufergewebe | |
US4442686A (en) | Support tubes for cross-wound coils and cross-windings | |
JPH0446118Y2 (ja) | ||
US4545222A (en) | Textile yarn carrier |