JPS61290452A - 静電像現像方法 - Google Patents

静電像現像方法

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JPS61290452A
JPS61290452A JP60132292A JP13229285A JPS61290452A JP S61290452 A JPS61290452 A JP S61290452A JP 60132292 A JP60132292 A JP 60132292A JP 13229285 A JP13229285 A JP 13229285A JP S61290452 A JPS61290452 A JP S61290452A
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JP
Japan
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toner
developer
potential
electrostatic image
drum
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JP60132292A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Yuasa
安仁 湯浅
Kazumasa Hayashi
一雅 林
Shigeaki Nakada
中田 維明
Akihiro Okuma
大熊 昭弘
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電像保持部材上の静電像を現像する手段とし
て、−成分系現像方式を用いて行う静電像現像方法に関
するものである。
従来の技術 絶縁性磁性トナーを用いる一成分現像方式について述べ
ている米国特許4121931号では絶縁性゛トナーは
1012Ωcm以上の比抵抗を有し、トナーの帯電方法
は静電像保持部材(以下ドラムと称する)と現像剤支持
体(以下スリーブと称する)間に存在する電圧源によっ
て生じた任意の電位、およびドラム上の電位の存在によ
って現像領域内のトナーに作用する電場が強くなり、ト
ナーがスリーブの導電性部分と乱流的に繰り返し接触す
るとき、電場によって電荷が導電性の面からトナーへ電
荷が注入され帯電する。このとき摩擦による帯電は少な
くトナー全体の帯電にはほとんど寄与していない。
特開昭51−26046号公報では磁性トナーは比抵抗
10I4Ω釧以上の絶縁性を有し、前記磁性トナー粒子
表面には磁性体粒子が露出されており、トナーの帯電手
段はトナーの搬送中にトナー粒子相互間で摩擦させるこ
とである。このとき粒子表面のマグネタイトと樹脂が互
いにこすり合ってマグネタイトは負に、樹脂は正に帯電
し、表面上に多数の正負電荷を持つ。トナー粒子−個全
体として見ればある粒子は正に、ある粒子は負になる。
トナ一層には正と負に帯電した粒子が存在しており、ト
ナ一層全体を見れば正と負で相殺された帯電が現れる。
西独特許2361418号では10′。〜10′6Ω口
の比抵抗を有する磁性トナーで、トナーが搬送される磁
気装置と前記磁気装置と一定の距離で対向している導電
性ドナー表面間に存在する電位差による電荷の注入によ
ってトナー粒子を帯電させ、帯電したトナー粒子の一部
は磁気装置から導電性ドナー表面に転移し、前記導電性
ドナー表面と対向して位置している静電像保持部材表面
へ帯電したトナーを接触現像させる。
磁気装置と導電性ドナー表面の転移領域に印加される電
位差はトナーの比抵抗により異なり、3000〜100
00 V / crnである。つまりトナーの帯電手段
は磁気装置と導電性ドナー表面間の転移領域に印加され
る電界による電荷の注入によって帯電させるわけである
米国特許3909258号では導電性磁性トナーを用い
た一成分現像法を示し、静電像にトナーを現像するプロ
セスにおいて、導電性のスリーブと静電像を有するドラ
ムの基板とを電気的に接続し、スリーブ表面に磁気力に
よって導電性磁性−成分トナーを保持させる。スリーブ
に隣接して、一定距離に静電像を有するドラムを対向さ
せ、静電像により電気的回路を通じて誘導されるトナー
の電荷による静電力が磁気力よりも大になるような電界
強度の静電像を置くことにより現像が可能となる。
発明が解決しようとする問題点 特開昭53−31136号公報による方法では高濃度の
画像を得るとき摩擦による帯電がほとんど無いため、現
像に必要な電荷をトナーに与えるには大きな電場がドラ
ムとスリーブの間に必要になる。その電場が低電位の静
電潜像電位である場合はこれを現像することは困難であ
る。また高電場をかけることは低消費電力、ドラムの寿
命等の問題が生じる。西独特許2361418の場合も
トナーの帯電にはトナーの存在する転移領域に高電場を
かける必要があり、同様の問題がある。米国特許290
9258号での導電性トナーを用いることにより静電像
の極性が正、負いずれであっても簡単に現像し得る。
しかしトナーが導電性であるため一旦現像された像を例
えば普通紙に転写する場合にトナーのとびちりにより像
の鮮鋭度が低下し易く良好な画像が得難い。特開昭51
−26046でのトナーの相互摩擦によってトナーを帯
電させて現像させるとき正と負に帯電したトナーが存在
するため、ドラム上の静電像の周辺の逆極性のカウンタ
ーチャージの部分にトナー付着が生じ、むだなトナー消
費となる。
現像時ドラムに付着したトナーが紙上に画像として使用
される効率は50〜55%で残りは未使用のままクリー
ニングの過程でドラムからかきとられる。
また磁性体が樹脂の表面から顔をだしているトナーを用
いることによって、Se等の感光体では表面に傷がつき
やすく、このトナーに対して使用される感光体もおのず
と限定される。また画像濃度をDCバイアスで調整する
と白地へのトナー付着が生じ、DCバイアスでの調整は
不適当である。
問題点を解決するための手段 本発明はこのような問題点を解決するもので絶縁性磁性
トナーを用いた一成分現像方式において比較的低電位の
静電像の現像を可能とするものである。
トナーに用いられる成分は樹脂と磁性体が主である。樹
脂としては結着剤として優れ、絶縁性が良く、熱定着に
適した材料である熱可塑性樹脂が用いられる。磁性体と
してはフェライト、マグネタイト等の微粉末強磁性体粒
子が用いられる。またトナーには特性改善のために適当
な材料が添加される。例えばトナーの帯電を制御するた
めにニグロシン等の染料やナフテン酸、高級脂肪酸塩、
四級アンモニウム塩が電荷制御剤として添加される。定
着の際定着ローラーとの離型を改善するために離型剤が
添加される。流動性を良くし凝集化を防ぐために疎水性
シリカ等の流動性向上剤が混入される。
本発明の静電像を現像するために用いられるトナーとし
てはトナーが摩擦によって得る帯電電位を大きくし、ま
た帯電極性を一方向性とし、現像に必要なドラムとスリ
ーブ間の電界のもとで、摩擦によるトナーの帯電電位が
前記の電界による電荷の注入によって得られるトナーの
帯電電位よりもトナー全体の帯電電位に対して大きく支
配されるようなトナーである。前記トナーの持つ特性を
以下に示す。
実施例で詳述するようにドラムとスリーブ間に電界が存
在しないときの摩擦のみによって得られるトナーの帯電
電位をVm (V) 、ドラムにトナーを付着させるの
に必要な電界がドラムとスリーブ間に存在するとき、前
記電界による電荷の注入のみによってトナーが得る帯電
電位をVj(V)とすると、ドラムにトナーが付着する
ときのトナーが有する帯電電位Vg(V)はVg=Vm
+Vjで表せ、現像指数a=Vm/Vg= (Vg−V
 j)/Vgとするとき、少なくともa>Q、7を示す
トナーを用いることが好ましい。
以上の手段を用いることによって、低電位の静電像の現
像を可能にし良好な画像を得ることを目的とするもので
ある。
作用 本発明はドラムとスリーブをある一定の距離をおいて対
向して位置せしめ、ドラムとスリーブの間にトナーを連
続的に供給し、トナーは磁気によってスリーブ上に吸引
されスリーブ上にトナーの穂立ちを形成しトナーの穂立
ちの少なくとも一部がドラムと接触して現像させるとき
、トナーに電荷を与える手段として、スリーブ、マグロ
ール等の回転によってトナー相互、トナーとスリーブま
たは規制板との接触摩擦帯電による効果を強くするため
、電荷制御剤等の摩擦帯電効果を助長させる。材料の添
加をトナーに行う。前記の手段によってトナーに大きな
摩擦帯電電位を与えることができ、スリーブとドラム間
に存在する電界による電荷の注入の効果によってトナー
を帯電させて現像を行う場合に比べて摩擦によって発生
する帯電電位の分だけ低い電界による現像が可能となり
、高濃度の画像を得ることができるわけである。
実施例 スリーブとドラムの間に存在する電界によってトナーの
動的電流、帯電電位がどのように変動するか調べる実験
を行った。第1図にトナーの動的電流、帯電電位を測定
するための装置を示す。1はアルミニウム円筒で作られ
たドラム電極で静止状態である。2は磁気発生手段であ
るマグロールである。内部の磁極は省略している。3は
スリーブで反時計方向に回転している。反時計方向に回
転させているのはドラム電極1とスリーブ3の間の電界
が存在している領域を通過した直後のトナーの帯電電位
を観察するためである。4はトナーの帯電電位を観察す
るための表面電位プローブ、5は表面電位計(TREC
社MODEL 344)である。スリーブ3を時計方向
に回転させ、ドラム1と電位プローブ4の位置関係を反
対にさせてもよい。6はトナーの層厚を規制するための
規制板である。
規制板6とスリーブ3の距離をBSD、ドラム電極1と
スリーブ3の距離をDSDとする。7ばドラムから流入
、流出する動的電流をモニターする電流計。8はスリー
ブにバイアスVo  (V)を与えるための高電圧発生
装置。9はスリーブの回転を制御するためのりレーアク
チュエータ。10はプリンター。11はマイコンで表面
電位計5、電流計7からのデータ値を取り込み処理し、
プリンター10ヘデータを出力し、高電圧発生装置8か
ら出力される電圧を制御し、スリーブの回転を制御する
ためのりレーアクチュエータ9に動作命令を与える作用
を行う。12はスリーブ上に磁力によって吸引されたト
ナ一層である。トナ一層厚は規制板6で規制される。
表1に実験の諸条件を示す。
表1 表2に実験に使用した絶縁性トナーの材料組成を示す。
混合、溶融、混練、粉砕、分級の過程を経て、平均粒径
12〜13ミクロンの粉末を得、得られた粉体各100
重量部にそれぞれ流動性向上剤として表2に示した重量
部の疎水性コロイドシリカを加えた。トナーB、  l
−ナーCはトナーAに正と負の電荷制御剤をそれぞれ添
加したトナーである。
トナーBを正に、トナーCを負に帯電させる性質を持た
せるためである。トナーAは特開昭53−31.164
に、トナーEは特開昭51−26046に記載されてい
るトナー組成に基づいて作製したものである。トナーD
には、トナーCの電荷制御剤とは別の負帯電作用をもつ
電荷制御剤を添加したものである。
表2 a;エピコート1004 (エポキシ樹脂、シェル化学
社製) b i TR−0586(スチレン−アクリル樹脂、日
本ゼオン社製) c ;EPT−500(マグネタイト、戸田工業社製)
d;マピコブラック(マグネタイト、コロンビアカーボ
ン社製) e;ボントロンNo 7  (オリエント化学社製)f
;スビロンTRH(保土谷化学社製)g;スピロンTV
H(保土谷化学社製)トナーの比抵抗は10000 V
 / amのもとで、トナーA、B、C,D、Eとも1
013〜1015Ω印の値を示した。
以下実験手順を示す。
イ)スリーブにバイアスVOを印加。
口)スリーブを一定の回転数で回転させる。
ハ)一定時間スリーブを回転させ、このときトナーの動
的電流■、帯電電位Vsのデータをマイコンに取り込む
。電流はドラムから接地の方向を正とする。
二)スリーブを止めて、バイアスを零に戻す。
ホ)この状態で再度トナーの電位V ssoを測定する
(これはスリーブにバイアスVoを印加した状態で測定
したVsからVoを引いた値Vs −VoとV sso
を比較するためである。両者ともほぼ同じ特性値を示す
。) へ)イからホの操作をVo =−1000〜+1000
 Vの範囲内で繰り返し行う。
以下実験の結果について述べる。
第2−a図から第4−b図に特開昭53−311.36
に基づいて測定したトナーA、B、Cの動的電流を示す
。このときスリーブの回転数は3種類行った。
それぞれ50.116.226rpmである。図番号に
文字のaを含む図はスリーブの印加バイアス■0が正、
文字すを含む図は負である。横軸は印加バイアスVoを
ドラムとスリーブのギャップDSDで割って得られた電
界の値を、縦軸に動的電流Iをとっている。
電界の絶対値の増加とともに動的電流Iの絶対値が増加
し、またスリーブの回転数の増加とともに電流が増加し
ているのがわかる。摩擦帯電を増加させる処理をしてい
ないトナーAではVo =0の印加電界がないときの摩
擦帯電による電流量はほとんどない。しかし処理されて
いるトナーB。
Cでは摩擦帯電による電流量がトナーAに比べて大きい
値を示している。
以上の実験はドラム電極は導電性のアルミニウム円筒を
用いて測定を行なった。しかし実際の複写機では静電潜
像保持体には表面に絶縁性である光半導体層が設けられ
た感光ドラムが使用されている。すなわちドラム上に絶
縁層が存在するのでドラムからの電荷の注入は起こらな
いわけである。
導電性のドラム電極を用いることはドラムからの電荷の
注入が生じて、実際の複写機ではそぐわない。従って、
以下のトナーの帯電電位を測定する実験では、上記のこ
とを考慮してドラムからの電荷の注入の影響をなくする
ためにトナーとドラムを接触させずにスリーブ上のトナ
ーの帯電電位を測定する方法を採用した。このときDS
Dを上記の動的電流の測定と同じとするため、トナーの
穂立ちと穂立ちの間の谷の部分をドラムと対向させた。
つまり、第1回の測定図ではトナーの穂立ちの山の部分
とドラム電極1が接触しているが、以下の実験ではトナ
ーの穂立ち間の谷の部分とドラム電極1を対向させ、ト
ナーとドラムを接触させずに測定を行なった。
第5図にトナーA、、B、C,第6図にトナーD1Eの
スリーブ印加バイアスに対するトナーの帯電電位の変化
を示す。ここではトナーがドラムに付着したときのスリ
ーブ印加バイアスを知るため横軸にスリーブ印加バイア
スをとっている。ドラムへのトナー付着に関する実験は
後で述べる。
第5図においてトナーAはVo=Oのときの摩擦効果に
よる帯電電位はほとんど生じていない。
しかしトナーB、トナーCでは電荷制御剤の添加の効果
により摩擦帯電電位は数十Vとトナー八に比べて高い絶
対値を示していることがわかる。゛各トナーともスリー
ブの印加バイアスの増加に比例して帯電電位が増加して
おり、これはスリーブとドラム間に存在する電界の影響
でスリーブからの電荷の注入によるトナーの帯電電位の
変化を示している。第6図のトナーDはトナーCと同様
の特性を示し、摩擦帯電電位の絶対値が約100■と高
い値を示している。
トナーEは粒子相互の摩擦によって帯電し、トナーに正
負帯電の粒子が存在しており、トナー全体の帯電電位は
相殺され小さい値となっている。
トナーEはトナーAとほぼ同様の特性を示しており、ス
リーブからのトナーへの電荷の注入の影響によるトナー
帯電電位のスリーブ印加バイアス依存特性を示している
次に現像指数aについて説明する。第5.6図において
スリーブとドラム間の電界が零の状態で電荷の注入がな
くトナーが摩擦のみによって得られる帯電電位をVmと
する。これはVO=0のときのV ssoの値であり、
各特性の切片を示している。スリーブ印加バイアスVo
を増加していくとトナーはドラムとスリーブ間に存在す
る電界によって電荷の注入を受けて帯電電位が増加する
。このときのトナー全体の帯電電位は摩擦によって得ら
れた帯電電位にこの電荷の注入による帯電電位が重畳さ
れたものである。
ドラムにトナーが付着する現像状態になるまでバイアス
を上げたときそのときのトナー全体の帯電電位をVgと
すると、VgからVO=0のときの摩擦によって得られ
たトナーの帯電電位Vmをひいた値をVjとすると、V
jは現像時のバイアスでトナーが電荷の注入によって得
られた帯電電位である。Vg=Vm+V jと表すこと
ができる。
現像指数aはa = V m / V gで示され、摩
擦帯電電位が現像時トナー全体の帯電電位に対してどの
程度占めているかを示す指数である。
第7図は第5図のトナーBの特性を模型的に示したもの
である。トナーがドラムへ付着する時のバイアスvOを
VfとするとトナーBではVf−+400V、そのとき
の・トナーの帯電電位Vgは+75V、Vo=0のとき
の摩擦のみによる帯電電位Vmは+63Vであるから、
VgからVmを引いた値■jがVo−+400Vによる
電荷の注入で得られたトナーの帯電電位でvj−+12
Vである。よって現像指数a =0.84となる。各ト
ナーの特性を表3に示す。
l・ナーAでは現像に寄与する帯電電位は摩擦効果によ
るところは少なく電荷の注入によるところが大きいため
a =0.08と小さい値で、現像には大きな電界が必
要となる。しかしトナーBではa=0.84、トナーC
ではa =0.92と電荷の注入によって得られるトナ
ーの帯電電位が現像に寄与する割合は小さく、摩擦によ
って得られたトナーの帯電電位が現像に大きく寄与して
おり、低電位の電界による現像が可能となることを示し
ている。トナーDはトナーCとほぼ同様の特性をしめし
ておりa=0.95である。トナーEではa =0.0
6で小さい値であるが、トナーには摩擦によって正負に
帯電した粒子が存在しており、低い印加バイアスでの現
像が可能であるが、発明が解決しようとする問題点に記
載した問題点があり良好なトナーとは言えない。
以上の実験は電界によるトナーの帯電電位特性を観察す
る手段としてスリーブにバイアスを印加したが、これは
ドラムへ印加しても同等であり、ドラムが感光体でその
静電潜像によっても同等の効果が得られる。
このようにトナーに摩擦帯電効果を持たせることにより
、電荷の注入によってトナーを帯電させて現像を行う方
法に比べて約半分以下の電位の静電像で現像を行うこと
が出来る。
表3 以下のドラムへのトナー付着の実験は第1図のようにド
ラムとトナーの穂立ちを接触して行なった。ドラム上の
トナー付着はトナーAの場合+900■のスリーブ印加
バイアスが必要で、トナーBは一400V、  I−ナ
ーCは一300V、 l−ナーDは一300Vであり、
トナーB、C,Dは低電位での現像が可能で、高濃度の
トナー付着得ることができた。
現像時ドラムに付着したトナーが転写時に複写像として
使用される効率を測定し、また画像を観察するため、正
帯電用感光体はセレン、負帯電用感光体は有機光半導体
を使用し、実験機はFP−1300複写機(松下社製)
を用いて現像を行なった。
結果は、トナーB、C,Dでは75〜80%を示した。
画像も拡散反射光学濃度は1.4以上の高濃度を示した
。また線画像間やヘタ黒像周辺へのトナー付着も見られ
ず、かぶりの少ない、良好な画像が得られた。
発明の効果 本発明の摩擦帯電の効果を強く持ち、現像指数a>Q、
7を示すとトナーを用いて静電現像を行なうことにより
、低電位の静電像の現像が可能となり、また普通紙への
転写でトナーの飛びちりがな(高濃度のベタ黒が得られ
、白地画像へのトナーのかぶりが極めて少ない良好な像
を形成できる一成分現像を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はトナーの帯電電位を測定する装置の概略図、第
2図(a)、(b)はトナーAの印加電圧に対するトナ
ーの動的電流の特性を示すグラフ、第3図(a)、fb
)はトナーBの印加電圧に対するトナーの動的電流の特
性を示すグラフ、第4図(a)、(kllはトナーCの
印加電圧に対するトナーの動的電流の特性を示すグラフ
、第5図はトナーA、B、Cのスリーブ印加バイアスに
対するトナーの帯電電位の特性を示すグラフ、第6図は
トナーD、Eのスリーブ印加バイアス圧に対するトナー
の帯電電位の特性を示すグラフ、第7図は現像指数aの
算出方法を示す模型的なグラフである。 1′・・・ドラム電極、3・・・スリーブ、4・・・表
面電位プローブ、12・・・トナ一層。 第1図 第2図 (^) 印加電界(vic仄) 第2図 (b) 丘T力口 電 界 (V/(忽) 第3図 EI7..770電界(V/ca) 第3図 (b) 丘Vカロ゛吃菌”s  (Vlc辺) 第 4 図 卵カロ 電 界 (V/ctyt) 第4図 (b) 叩刀口噸り界(V/cm) 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 摩擦による帯電が支配的である比抵抗10^1^3Ωc
    m以上の絶縁性磁性一成分現像剤であって、かつ下記の
    特性 a)静電像保持部材と現像剤支持体間に電界が存在しな
    いときの摩擦のみによって得られる現像剤の帯電電位を
    Vm(V)とし、 b)静電像保持部材に現像剤を付着させるのに必要な設
    計極性の電界が静電像保持部材と現像剤支持体間に存在
    したとき、前記電界による電荷の注入のみによって現像
    剤が得る帯電電位をVj(V)とすると、 c)静電像保持部材に現像剤を付着させるときの現像剤
    全体として有する帯電電位Vg(V)はVg=Vm+V
    jで表せ、 d)現像指数aをa=Vm/Vg=(Vg−Vj)/V
    gとするとき、 a>0.7を示す現像剤を静電像保持部材に対してある
    一定の距離をおいて対向して置かれている現像剤支持体
    上に、前記現像剤支持体の内周に近接する磁気発生手段
    によって吸着せしめ、磁気ブラシを形成し、前記現像剤
    の磁気ブラシの穂立ちの少なくとも一部が前記静電像保
    持部材面と接触させて現像剤を静電像保持部材に付着さ
    せることを特徴とする静電像現像方法。
JP60132292A 1985-06-18 1985-06-18 静電像現像方法 Pending JPS61290452A (ja)

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