JPS61289305A - 可変波長フイルタ - Google Patents
可変波長フイルタInfo
- Publication number
- JPS61289305A JPS61289305A JP13103185A JP13103185A JPS61289305A JP S61289305 A JPS61289305 A JP S61289305A JP 13103185 A JP13103185 A JP 13103185A JP 13103185 A JP13103185 A JP 13103185A JP S61289305 A JPS61289305 A JP S61289305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- substrates
- transmission characteristic
- dielectric multilayer
- optional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
誘電体多層膜基板を複数個使用し、夫々の角度を変える
ことにより透過特性の帯域幅を変化させる様にし、更に
前記基板群に対する光の入射角度を変えることにより透
過特性の帯域中心を変化させる。
ことにより透過特性の帯域幅を変化させる様にし、更に
前記基板群に対する光の入射角度を変えることにより透
過特性の帯域中心を変化させる。
本発明は光通信に於いて使用される可変波長フィルタに
関するものである。
関するものである。
従来使用されていたグレーティング構造の分波器は高価
であると云う欠点があるので、低価格で入手出来る誘電
体多層膜基板を使用する分波器を提案する。
であると云う欠点があるので、低価格で入手出来る誘電
体多層膜基板を使用する分波器を提案する。
従来の技術に依ると成る任意の帯域幅の波長の光を得る
為にはグレーティング構造のモノクロメータを使用する
のが普通であった。
為にはグレーティング構造のモノクロメータを使用する
のが普通であった。
第４図ｆａｌはグレーティング構造の説明図、第４図ｔ
ｂ＋はグレーティング構造のモノクロメータの一例を示
す図である。
ｂ＋はグレーティング構造のモノクロメータの一例を示
す図である。
グレーティング構造は周知の如く第４図（ａ）に示す様
に鋸歯状の断面を持ち、此の面に投射する光の波長によ
り其の反射角度が異なる。
に鋸歯状の断面を持ち、此の面に投射する光の波長によ
り其の反射角度が異なる。
従って第４図（ｂ）に示す様に白色光をグレーティング
構造５に投射し、更にグレーティング構造６に投射する
。
構造５に投射し、更にグレーティング構造６に投射する
。
此の様な構成を取ることによりグレーティング構造６の
反射光は図示する様に波長λ１〜λ７に分離され、波長
λ１の反射方向に光ファイバ７１を配置することにより
波長λ、の光成分のみを光ファイバ７１に取出すことが
出来る。
反射光は図示する様に波長λ１〜λ７に分離され、波長
λ１の反射方向に光ファイバ７１を配置することにより
波長λ、の光成分のみを光ファイバ７１に取出すことが
出来る。
又波長λ。の反射方向に光ファイバ７１を配置すること
により波長λ７の光成分のみを光ファイバ７１に取出す
ことが出来る。此の様にして希望する波長の光成分を取
出していた。
により波長λ７の光成分のみを光ファイバ７１に取出す
ことが出来る。此の様にして希望する波長の光成分を取
出していた。
又グレーティング構造５及び６の入射光に対する角度を
変えることにより光ファイバ７１〜７７の配置を変える
ことなく取出す光の波長を変えることが可能である。
変えることにより光ファイバ７１〜７７の配置を変える
ことなく取出す光の波長を変えることが可能である。
然しなから上記従来のグレーティング構造は高価であり
、其の分解能を高める場合には光ファイバ３１〜３７の
全面に種々のスリットを配置する必要があると云う欠点
があった。
、其の分解能を高める場合には光ファイバ３１〜３７の
全面に種々のスリットを配置する必要があると云う欠点
があった。
本発明の目的は従来のグレーデング構造とは全く異なる
価格の安い誘電体多層膜基板が呈する透過特性を利用し
て単一光を取り出す可変波長フィルタを提供することで
ある。
価格の安い誘電体多層膜基板が呈する透過特性を利用し
て単一光を取り出す可変波長フィルタを提供することで
ある。
誘電体多層膜を蒸着した基Ｆｉ１及び２を夫々第１図＋
ａ）に示すように取付基板３上に任意の角度で取付け、
白色光を前記基板ｌに投射し、前記基板１の出力光を更
に前記基板２に投射する様にすることにより、前記基板
１の透過特性と前記基板２の透過特性を合成した透過特
性が得られる。
ａ）に示すように取付基板３上に任意の角度で取付け、
白色光を前記基板ｌに投射し、前記基板１の出力光を更
に前記基板２に投射する様にすることにより、前記基板
１の透過特性と前記基板２の透過特性を合成した透過特
性が得られる。
前記基板ｌ又は前記基板２の何れか一つ、又は両方の角
度を連続的に変化させることにより任意の帯域幅を有す
る透過特性が得られる。
度を連続的に変化させることにより任意の帯域幅を有す
る透過特性が得られる。
更に取付基板３を回転することにより任意の帯域中心を
有する透過特性が得られる。
有する透過特性が得られる。
本発明に依ると白色光に対し例えばロングウェーブパス
フィルタ特性を持つ誘電体多層膜を蒸着した基板１とシ
ョートウェーブパスフィルタ特性を持つ誘電体多層膜を
蒸着した基板２を組み合わせることにより任意のバンド
パスフィルタ特性を有する可変波長フィルタを実現出来
る。
フィルタ特性を持つ誘電体多層膜を蒸着した基板１とシ
ョートウェーブパスフィルタ特性を持つ誘電体多層膜を
蒸着した基板２を組み合わせることにより任意のバンド
パスフィルタ特性を有する可変波長フィルタを実現出来
る。
更に前記基板ｌ又は２、又は両方の取付は角度を連続変
化させることにより任意の透過帯域幅を持つ可変波長フ
ィルタを実現出来る。
化させることにより任意の透過帯域幅を持つ可変波長フ
ィルタを実現出来る。
更に取付基板３を回転することにより任意の帯域での可
変波長フィルタを実現出来る。
変波長フィルタを実現出来る。
第３図は誘電体多層膜基板の透過特性を示す図である。
図中、１は誘電体多層膜基板である。
誘電体多層膜基板ｌは基板上に誘電体多層膜を蒸着した
もので、誘電体多層膜は例えば二酸化珪素Ｓｉ Ｏ□と
二酸化チタンＴｉ１ｔの薄膜を交互に重ねたものである
。
もので、誘電体多層膜は例えば二酸化珪素Ｓｉ Ｏ□と
二酸化チタンＴｉ１ｔの薄膜を交互に重ねたものである
。
此の様な誘電体多層膜基板１に第３図ｆａｔの実線で示
す様に入射光を投射する時は第３図（ｂ）、（Ｃ）に示
す様に色々な特性を示す。
す様に入射光を投射する時は第３図（ｂ）、（Ｃ）に示
す様に色々な特性を示す。
第３図（ｂ）の例では波長が成る値λ。以上になると透
過率Ｔが増加し、所謂ロングウェーブパスフィルタの特
性を呈する。
過率Ｔが増加し、所謂ロングウェーブパスフィルタの特
性を呈する。
第３図（Ｃ）の実線で示す例では波長が成る値２１以上
になると透過率Ｔが減少し、所謂ショートウェーブパス
フィルタの特性を呈する。
になると透過率Ｔが減少し、所謂ショートウェーブパス
フィルタの特性を呈する。
此れ等の特性は前記薄膜の厚さを変えることにより色々
に変化させることが出来る。
に変化させることが出来る。
更に第３図（ａｌの点線で示す様に此の誘電体多層膜基
板１に投射する入射光の角度を変えると、第３図（Ｃ）
の点線で示す様に透過特性が変化する。
板１に投射する入射光の角度を変えると、第３図（Ｃ）
の点線で示す様に透過特性が変化する。
本発明は上記特性を応用するものである。
第１図Ｆａｌは本発明に依る可変波長フィルタの一実施
例を示す図、第１図（ｂｌは其の透過特性を示す図であ
る。
例を示す図、第１図（ｂｌは其の透過特性を示す図であ
る。
図中、１及び２は夫々誘電体多層膜基板、３は取付基板
である。
である。
本発明に依ると第１図（ａｌに示す様に取付基板３の上
に二つの誘電体多層膜基板ｌ及び２を実装する。此の場
合誘電体多層膜基板ｌは例えば第３図（ｂｌに示す様な
所謂ロングウェーブパスフィルタの特性を持ち、誘電体
多層膜基板２は第３図（Ｃ）に示す様な所謂ショートウ
ェーブバスフィルタの特性を持つものとする。
に二つの誘電体多層膜基板ｌ及び２を実装する。此の場
合誘電体多層膜基板ｌは例えば第３図（ｂｌに示す様な
所謂ロングウェーブパスフィルタの特性を持ち、誘電体
多層膜基板２は第３図（Ｃ）に示す様な所謂ショートウ
ェーブバスフィルタの特性を持つものとする。
此の時、二つの誘電体多層膜基板１及び２は前記説明か
ら明らかなよう第１図（ｂ）に示す様な透過特性を呈す
る。
ら明らかなよう第１図（ｂ）に示す様な透過特性を呈す
る。
更に誘電体多層膜基板２を角度θだけ回転すると第１図
（ｂ）に点線で示す様に其の通過帯域の幅が変化する。
（ｂ）に点線で示す様に其の通過帯域の幅が変化する。
此の様に誘電体多層膜基板１及び２の取付は位置を変化
させ入射光が投射する角度を夫々調節することにより、
任意の通過帯域幅を持つバンドパスフィルタ特性を作る
ことが出来る。
させ入射光が投射する角度を夫々調節することにより、
任意の通過帯域幅を持つバンドパスフィルタ特性を作る
ことが出来る。
第２図（ａ）は本発明に依る可変フィルタ装置の別の一
実施例を示す図、第２図（ｂ）は其の透過特性を示す図
である。
実施例を示す図、第２図（ｂ）は其の透過特性を示す図
である。
本発明では二つの誘電体多層膜基板１及び２を基板３の
上に固定して取付け、基板３自体を回転して光軸の入射
角度を変化させる。
上に固定して取付け、基板３自体を回転して光軸の入射
角度を変化させる。
今前記第１図（ａ）に於いて、誘電体多層膜基板１を其
の侭固定し、誘電体多層膜基板２を点線で示す様に角度
θだけ回転してから固定して夫々基板３に取付ける。
の侭固定し、誘電体多層膜基板２を点線で示す様に角度
θだけ回転してから固定して夫々基板３に取付ける。
此の様な基板３自体を第２図（ａ）に示す様に回転して
光軸の投射角度を変化させる。尚回転した後の基板３を
基板３゛、誘電体多層膜基板ｌを１゛、誘電体多層膜基
板２を２゛ とする。
光軸の投射角度を変化させる。尚回転した後の基板３を
基板３゛、誘電体多層膜基板ｌを１゛、誘電体多層膜基
板２を２゛ とする。
此の様に基板３を回転させることにより白色光に対する
透過特性は第２図ｔｂ）に示す様に実線から点線の特性
に変化させることが出来る。
透過特性は第２図ｔｂ）に示す様に実線から点線の特性
に変化させることが出来る。
以上詳細に説明した様に本発明によれば、安価で小型の
任意の透過帯域幅を持ち、任意の中心帯域を持つバンド
パスフィルタを作ることが出来ると云う大きい効果があ
る。
任意の透過帯域幅を持ち、任意の中心帯域を持つバンド
パスフィルタを作ることが出来ると云う大きい効果があ
る。
第１図ｆａ）は本発明に依る可変フィルタ装置の一実施
例を示す図、第１図（ｂｌは其の透過特性を示す図であ
る。 第２図（ａ）は本発明に依る可変フィルタ装置の別の一
実施例を示す図、第２図（ｂ）は其の透過特性を示す図
である。 第３図（ａｌ〜（Ｃ）は誘電体多層膜基板の透過特性を
示す図である。 第４図（ａｌはグレーティング構造の説明図であり、第
４図（ｂ）はグレーティング構造のモノクロメータの一
例を示す図である。 図中、Ｌ １’ 、２、及び２′は夫々誘電体多層膜基
板、３及び３゛は夫々基板、５及び６は夫々グレーティ
ング構造、７１〜７１は光ファイバである。 茶２目 （ａ）＃電体多４眺１反 （し〕Ｓ宍≦通、を１小１ 竿３目
例を示す図、第１図（ｂｌは其の透過特性を示す図であ
る。 第２図（ａ）は本発明に依る可変フィルタ装置の別の一
実施例を示す図、第２図（ｂ）は其の透過特性を示す図
である。 第３図（ａｌ〜（Ｃ）は誘電体多層膜基板の透過特性を
示す図である。 第４図（ａｌはグレーティング構造の説明図であり、第
４図（ｂ）はグレーティング構造のモノクロメータの一
例を示す図である。 図中、Ｌ １’ 、２、及び２′は夫々誘電体多層膜基
板、３及び３゛は夫々基板、５及び６は夫々グレーティ
ング構造、７１〜７１は光ファイバである。 茶２目 （ａ）＃電体多４眺１反 （し〕Ｓ宍≦通、を１小１ 竿３目
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、取付基板（３）上に誘電体多層膜を蒸着した複数個
の基板を夫々取付け、 前記複数個の基板の各透過特性を合成することを特徴と
する可変波長フィルタ。 ２、前記可変波長フィルタに於いて前記複数個の基板の
前記取付基板（３）に対する取付け角度を夫々連続的に
変えることにより、 透過特性の帯域幅を連続的に変化させることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の可変波長フィルタ。 ３、前記取付基板（３）を連続的に回転することにより
透過特性の帯域中心を連続的に変化させることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の可変波長フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13103185A JPS61289305A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 可変波長フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13103185A JPS61289305A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 可変波長フイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61289305A true JPS61289305A (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=15048397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13103185A Pending JPS61289305A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 可変波長フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61289305A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS646905A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Hoya Corp | Laser light reflecting filter |
| JPS6450001A (en) * | 1987-08-21 | 1989-02-27 | Asahi Optical Co Ltd | Wavelength band adjusting method for luminous flux of optical system |
| JPH0424701U (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-27 | ||
| JP2012513289A (ja) * | 2008-12-22 | 2012-06-14 | ボシュ・アンド・ロム・インコーポレイテッド | 眼科光ファイバ照明システムにおける、回転可能なプレートアレイを使用したビーム強度制御 |
| JP2013516661A (ja) * | 2010-01-08 | 2013-05-13 | セムロック・インコーポレイテッド | 可同調薄膜フィルタ |
| US9304237B1 (en) | 2012-12-10 | 2016-04-05 | Semrock, Inc. | Tunable band-pass filter |
| US9857511B2 (en) | 2007-05-30 | 2018-01-02 | Semrock, Inc. | Interference filter for non-zero angle of incidence spectroscopy |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP13103185A patent/JPS61289305A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS646905A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Hoya Corp | Laser light reflecting filter |
| JPS6450001A (en) * | 1987-08-21 | 1989-02-27 | Asahi Optical Co Ltd | Wavelength band adjusting method for luminous flux of optical system |
| JPH0424701U (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-27 | ||
| US9857511B2 (en) | 2007-05-30 | 2018-01-02 | Semrock, Inc. | Interference filter for non-zero angle of incidence spectroscopy |
| JP2012513289A (ja) * | 2008-12-22 | 2012-06-14 | ボシュ・アンド・ロム・インコーポレイテッド | 眼科光ファイバ照明システムにおける、回転可能なプレートアレイを使用したビーム強度制御 |
| JP2013516661A (ja) * | 2010-01-08 | 2013-05-13 | セムロック・インコーポレイテッド | 可同調薄膜フィルタ |
| JP2015148801A (ja) * | 2010-01-08 | 2015-08-20 | セムロック・インコーポレイテッドＳｅｍｒｏｃｋ，Ｉｎｃ． | 可同調薄膜フィルタ |
| US9304237B1 (en) | 2012-12-10 | 2016-04-05 | Semrock, Inc. | Tunable band-pass filter |
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