JPS61288199A - 壁面自動洗浄装置 - Google Patents

壁面自動洗浄装置

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JPS61288199A
JPS61288199A JP60129662A JP12966285A JPS61288199A JP S61288199 A JPS61288199 A JP S61288199A JP 60129662 A JP60129662 A JP 60129662A JP 12966285 A JP12966285 A JP 12966285A JP S61288199 A JPS61288199 A JP S61288199A
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JP
Japan
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wall surface
main body
cleaned
cleaning
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP60129662A
Other languages
English (en)
Inventor
章 菊地
仁志 梶沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp, Toshiba Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
Priority to JP60129662A priority Critical patent/JPS61288199A/ja
Publication of JPS61288199A publication Critical patent/JPS61288199A/ja
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  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は例えば原子力発電所偏の原子炉ウェル、機器貯
蔵ビット、ランニング槽、サプレッションブール等のよ
うな内部に液体を貯留する施設の壁面を洗浄する壁面自
動洗浄装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、原子力発電所においては定期点検の際に、原子
炉ウェル内の貯留水を抜ぎ、その後その原子炉つ1ルや
機器貯蔵ビットの壁面を洗浄して、壁面に付着している
放射性物質の除染を行なっている。また、点検や修理の
前には、原子炉圧力容器やサプレッションブールの壁面
を同様にして洗浄し、除染を行なっている。
ところが、従来はこの除染作業を作業員がブラシ等を用
いて手作業により行なっていたため、作業員の放射線被
曝線aが多くなるという不都合があった。
そこで従来から遠隔操作により自動的に壁面を洗浄する
壁面洗浄装置が提案されている。
この従来装置は大別すると次の2方式に分類される。
すなわち、第一の方式は、洗浄機をクレーンにより壁面
に沿って吊り下げ、壁面を洗浄しつつ昇降して除洗する
ものである。
第二の方式は、水面上に浮かべた洗浄機を水平方向に移
動させるとともに水位の変動に応じて上下動させて、壁
面を洗浄しつつ除洗するものである。(実公昭59−1
6878号公報参照)。
しかしながら、前記第一の方式においては、洗浄機を上
下fj+させるための昇降装置が必要であり、また、上
下方向に洗浄するため前に洗浄した部分の左右を洗浄す
る際に前の洗浄箇所が汚れ、結局再汚染されてしまうお
それがあり、さらに、機器貯蔵ビット等に貯留されてい
る水の水抜きが完了した後でな【プれば洗浄することが
できないという不都合があった。
また、前記第二の方式においては、洗浄機の水平方向移
動と壁面への押付けを、水ジエツト噴射推力によって行
なっているが、その水平方向移動が滑らかではなかった
。また、壁面への押付は力が弱いため、ブラシ洗浄やジ
ェット洗浄では十分な除染効果が得られないという不都
合があった。
その他に、実公昭58−13987号公報に示すように
、洗浄機を水中作業員が壁面に沿って移動するものもあ
るが、水中作業員が著しく放射線被曝してしまうおそれ
がある。
〔発明の目的〕
本発明はこれらの点を考慮してなされたものであり、貯
留水の水抜ぎに応じて上下動することができ、壁面への
押付力も強く、しかも自由に水平方向移動することがで
き、更に十分な壁面洗浄を行なうことのできる壁面自動
洗浄装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の壁面自動洗浄装置は、被洗浄壁面に吸着脱自在
な本体と、この本体を水面上に保持する浮体と、前記本
体を前記被洗浄壁面に沿って自走せしめる自走機構と、
前記本体に支持されているとともに前記被洗浄壁面を洗
浄する洗浄機構とを設けて形成したことを特徴する。
(発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図から第6図について説明
する。
第1図から第4図は本発明の一実施例を示す。
本実施例は原子力発電設備における機器貯蔵ビット1の
壁面2を洗浄する場合を示している。
本実施例の壁面自動洗浄装置は、壁面2に吸着脱自在な
本体3と、この本体3を水面上に保持する浮体4と、本
体3を壁面2に沿って自走せしめる自走機構5と、本体
3に支持されているとともに壁面2を洗浄する洗浄機構
6とによって形成されている。
更に説明すると、この本体3は底面が開いた円形の帽子
体状に形成されており、その開口部を壁面2に向けて吸
着させられている。すなわち、本体3の底縁部の全周に
は多孔質ゴム等の弾性材料からなるスカート7が設けら
れており、更に壁面2内を可撓ホース8を通して真空ポ
ンプ9によって真空引きすることにより壁面2に強く押
圧された状態に吸着されている。そして、この本体3が
自走機構5によって壁面2を水平方向移動する場合に、
壁面2に凹凸や溶接線等の突起があってもスカート7が
弾性変形して吸収し、本体3の移動を円滑に行なわせる
ようにしている。また、スカート7の壁面2との接触面
をテフロン(商標)等の摩擦抵抗の小さい材料によって
形成し、スカート7と壁面2との摩擦による走行抵抗が
小さくなるように形成されている。また、可撓ホース8
の途中に負圧調整弁10を設け、その開度を調整して、
真空ポンプ9による空気吸人聞を調整し、本体3内の負
圧力を一定に保持し、常に良好な押付は力によって本体
3を壁面2に吸着さけるように形成している。また、本
体3の下方には浮体サポート11によって浮体4が取付
けられている。この浮体4は本体3を機器貯蔵ビット1
内の貯留水の水面12上に保持する浮力を持つように形
成されている。この浮体4は本体3と一体的に形成して
もよい。自走機構5は本体3の内部に設けられている。
すなわち本体3の上下にそれぞれステー13をもって車
輪14を鉛直軸回りに回転自在にして設け、各車輪14
を駆!l1機構15により相互に独立して回転駆動させ
ている。この車輪14は壁面2に接した状態において、
本体3のスカート7と壁面2とが密着する位置に取付け
られている。
また、駆動機構15はステー13に取付けた可変速モー
タ16と、可変速モータ16の出力を車輪14に伝える
プーリ17、■ベルト18およびプーリ19とにより形
成されている。この可変速モータ16は正逆回転自在で
あり、フロア20上に設置されている操作様21からケ
ーブル22を通して電力供給されるとともに洗浄条件に
応じて回転速度や回転方向の制御を受ける。また、洗浄
機構6は連結部材23を介して連結されている。この洗
浄は構6はケーシング24内に軸受25をもって回転自
在に軸支された回転軸26に、壁面2をブラッシングす
る回転ブラシ27と回転体28とを同軸的に設け、フロ
ア20上に設置された高圧ポンプ29から可撓ボース3
0を介して送給されて来る高圧な洗浄水をノズル31よ
り回転体28に向けて噴射させ回転ブラシ27を回転さ
ぜるように形成されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
先ず、壁面2に沿って装置全体をクレーン等で吊り下げ
、浮体4によって本体3を水面12上に浮かべる。次に
、真空ポンプ9を稼働させて本体3内の空気を排出して
本体3内を負圧にする。本体3はこの負圧によって壁面
2に吸着され、自走機構5の車輪14とスカート7とが
壁面2に所定の押角力をもって押付けられる。次に、装
置全体をクレーンから外し、操作!1121を操作して
自走機構5の車輪14を回転させる。この時可変速モー
タ16の回転方向を正逆に変えることにより、本体3を
壁面2に吸着させた状態で、かつ水面12上に浮んだ状
態にして左右に走行させる。また、2個の車輪140回
転速度を違えることにより本体3を操舵させてもよい。
そして、本体3の上下方向の移動は、機器貯蔵ビット1
内の貯留水量を変えて水面12を上下動作させることに
より行なう。この本体3の移動と同時に、高圧ポンプ2
9より可撓ホース30を通してノズル31に高圧な洗浄
水を送給し、回転体28に向けて噴射させて回転ブラシ
27を回転させる。これにより壁面2は回転する回転ブ
ラシ27と洗浄水とによりブラッシングされ、きれいに
洗浄される。そして、回転ブラシ27による洗浄位置を
自走機構5の運4転制御と水面12のレベル制御によっ
て徐々に移して行くことにより、壁面2の全面を円滑に
洗浄して行く。ずなわら、本体3を壁面2の左右方向に
往復させつつ徐々に下降しながら洗浄して行く。
そして、洗浄が終ったら、機器貯蔵ピット1の最下部に
ある本体3をクレーン等で吊り上げる。
このように本実施例においては、本体3が水面12上に
浮きながら壁面2に吸着して移動し、壁面2を自動的に
洗浄するので、従来のようにクレーン等で最初から最後
まで移動する必要がない。
よって、クレーン等の懸吊装置および駆動装置が不要で
あり、装置全体が簡単となり、操作性が高くなる。また
、クレーン等を占有することがないので、クレーンを必
要とする他の作業の進行を妨げることもない。また、懸
吊装置走行用のガイドレールも不要となり、機器貯蔵ビ
ット1のまわりの移動スペースも不要となる。また、壁
面2へ自刃で吸着して走行するので操作性に優れており
、しかも洗浄機構6の壁面2への押付力も大きいので、
洗浄効果の高いブラシ洗浄やジェット洗浄を用いること
ができる。更に、水面12上に浮いた状態で壁面2に吸
着するので、装置全体が落下する危険もない。また、機
器貯蔵ビット1の水抜ぎに合わせて壁面2を洗浄して除
染することができるので、定期点検作業の工程を短縮す
ることができ、また、除染を壁面2の上から下へ順に行
なうので除染した壁面が再汚染されることもなくなる。
なお、本発明装置は洗浄条件に応じて構成各部を種々に
変更することができる。例えば、第5図に示すように、
超音波振動子32を用いた洗浄機構6aを浮体4の下部
に連結部材33を用いて取付けてもよく、また、第6図
に示すように、ジェットノズル34を用いた洗浄機構6
bを同様にして設けてもよい。
また、被洗浄壁面が円形タンク等の内面であって湾曲し
ている場合には、本体3やスカート7の端面部をその内
面の曲率と同様の曲率で湾曲させて形成するとよい。
〔発明の効果〕
このように本発明の壁面自動洗浄装置は、大きな押付力
をもって壁面に吸着された状態で、貯留水の水位レベル
に応じて上下動しつつ自由に水平移動して壁面を自動的
かつ確実に洗浄することができ、しかし構成も簡単で操
作も容易である等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の壁面自動洗浄装置の実施例を示し、第1
図はその一実施例を示す全体斜視図、第2図は本体およ
び浮体の一部を切断した第1図左側面図、第3図は第1
図の■−■線に沿った断面図、第4図は第2図の■−I
V線に沿った断面図、第5図および第6図はそれぞれ洗
浄機構の他の実施例を示す構成図である。 2・・・壁面、3・・・本体、4・・・浮体、5・・・
自走機構、6・・・洗浄機構、7・・・スカート、9・
・・真空ポンプ、10・・・負圧調整弁、12・・・水
面、14・・・車輪、15・・・駆動機構。 出願人代理人  猪  股    清 ■コ 鶴4目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被洗浄壁面に吸着脱自在な本体と、この本体を水面
    上に保持する浮体と、前記本体を前記被洗浄壁面に沿っ
    て自走せしめる自走機構と、前記本体に支持されている
    とともに前記被洗浄壁面を洗浄する洗浄機構とを有する
    壁面自動洗浄装置。 2、本体は、底面のみに開口を有し、その底面の周縁部
    に被洗浄壁面に密着せしめられるスカートが添着されて
    おり、更に吸引力によって本体内の圧力を調整して前記
    被洗浄壁面に吸着脱させる真空ポンプを有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の壁面自動洗浄装置
    。 3、スカートは、被洗浄壁面の凹凸を吸収できる弾性材
    によって製作されているとともに、前記被洗浄壁面との
    接触部が摩擦抵抗の小さい材料によって製作されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の壁面自動
    洗浄装置。 4、本体を被洗浄壁面へ吸着脱させる真空ポンプは、本
    体内の圧力を一定の負圧に維持する負圧調整機構を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の壁面自
    動洗浄装置。 5、自走機構は、本体内に鉛直方向上下の2箇所に鉛直
    軸回りに回転自在にして設けられた車輪と、これらの車
    輪を相互に独立させて正逆回転駆動させる駆動機構とを
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の壁
    面自動洗浄装置。
JP60129662A 1985-06-14 1985-06-14 壁面自動洗浄装置 Pending JPS61288199A (ja)

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JP60129662A JPS61288199A (ja) 1985-06-14 1985-06-14 壁面自動洗浄装置

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JP60129662A JPS61288199A (ja) 1985-06-14 1985-06-14 壁面自動洗浄装置

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JPS61288199A true JPS61288199A (ja) 1986-12-18

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ID=15015045

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JP60129662A Pending JPS61288199A (ja) 1985-06-14 1985-06-14 壁面自動洗浄装置

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JP (1) JPS61288199A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051961A (ja) * 2009-11-30 2010-03-11 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 液中作業装置及び液中作業方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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