JPS61287672A - エレベ−タ装置及びその運転方法 - Google Patents

エレベ−タ装置及びその運転方法

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JPS61287672A
JPS61287672A JP61132595A JP13259586A JPS61287672A JP S61287672 A JPS61287672 A JP S61287672A JP 61132595 A JP61132595 A JP 61132595A JP 13259586 A JP13259586 A JP 13259586A JP S61287672 A JPS61287672 A JP S61287672A
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  • Automation & Control Theory (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数の昇降箱を備えたエレベータ装置、及び待
ち時間の長いコールに優先的に   ゛サービスする能
力を有するエレベータ装置の運転方法に関わる。
本願の出願人に譲渡される英国特許 第1515340号及び第1515338号(米国特許
第4.037,688号及び第4,046,227号)
は複数の昇降箱を備えたエレベータ装置を運転するため
の新規で改良型の群監視制御法を開示している。この制
御法は基本的には”スキャンスロット(scan 5l
ots)”と呼称される建物のすべての階からのすべて
のサービス方向を、使用可能なエレベータ昇降箱ごとの
スキャンスロット数及び使用可能なエレベータ昇降箱ご
とのホールコール数に応じて算出される動的平均値に従
ってすべての使用可能なエレベータ昇降箱に割り当てる
ものである。この制御法では、連続的かつ均等に使用可
能なエレベータ昇降箱全体の実及び見込み作業負担また
はスケジュールが配分される。理論的には、この制御法
は建物に対して総合的にみて最善のエレベータ・サービ
スを提供し、待ち時間の長いホールコールに対応するた
めの特別な手当てを含むことを必要としないはずである
。換言すれば、従来型の昇降箱派遣方式において、ある
種の利用状態において露呈されるような制御法の弱点の
ため待ち時間がシステムの平均コール待ち時間よりもは
るかに長いコールは発生しないはずである。しかし、従
来のもっともすぐれた制御法をもってしても、乗降客が
多いため、及び/または見込み乗客を待って故意にドア
を開放状態に維持するために起こることのある長すぎる
ドア開放時間には効果的に対処できない。即ち、ドア開
放時間が長ずざると、問題のエレベータ昇降箱に割り当
てられるホールコールに対応するのに必要な時間が、た
とえこのようなホール・コールに容易に対応できるエレ
ベータ昇降箱が別にある場合でも長くなる。
従来型のタイムアウト法において広く採用されているよ
うに、あるエレベータ昇降箱をサービスから解放し、こ
れを待ち時間の長いコールに対して差向けるのは上記英
国特許の全体的な制御法との関連でみるとすぐれた解決
法ではない。多くの従来型制御法と異なり、上記特許の
制御法には、「利用できる」エレベータ昇降箱はなく、
すべてのエレベータ昇降箱にスキャンスロットが割り当
てられている。エレベータ昇降箱はどの昇降箱がホール
・コールに対応すべきかを判断する群監視制御を必要と
することなく、割り当てられたスキャンスロットと関連
するホールコールに即時対応する。割り当てスキャンス
ロットと関連するホールコールがないという理由で、エ
レベータ昇降箱が空き状態になることはあるが、この昇
降箱にはスキャンスロットの割り当てがあるから従来型
制御法でいう意味での利用できる昇降箱ではない。すな
わち、エレベータ昇降箱をサービスから解放し、この昇
降箱に与えられている割り当てをあらためて残りのエレ
ベータ昇降箱に割り当てれば、残りのエレベータ昇降箱
によって提供されるサービスに悪影響を及ぼす。当然の
結果としてホールコールに対応できるまでの待ち時間が
増大し、これが昇降客の多い時間中ならさらに別のタイ
ムアウト・コールが生じるから、別のエレベータ昇降箱
がサービスから解放されてタイムアウト・コールに優先
サービスを提供することになり、遂にはタイムアウト・
コールが戦略上許容最大限の数となる。従って、正規の
サービスからエレベータ昇降箱を解放する戦略は平均値
算出という戦略の簡単、有効という長所を台無しにする
おそれがある。
本発明の主要目的は長ずざると考えられる所定の時間に
わたって登録されたエレベータ・サービスに対するホー
ルコールに特殊なエレベータ・サービスを提供する方法
及び装置を提案することにある。
この目的に鑑み、本発明は、各階で乗降できるように建
築物中に設置した、複数のエレベータ昇降箱を有するエ
レベータ装置において登録されたホール・コール数及び
これに対応できる昇降箱台数に応じた昇降箱ごとの実コ
ール平均値を求め、予想されるホール・コール数及びこ
れに対応できる昇降箱台数に応じた昇降箱ごとの見込み
コール平均値を求め、昇降箱ごとの実及び見込みホール
・コール平均値に応じた各及びこの階からのサービス方
向をエレベータ昇降箱に割り当て、少なくとも°いくつ
かのホール・コールの長さを計時し、所定時間にわたっ
て登録状態が持続するとそのホール・コールがタイムア
ウトとなったことを指示し、すべてのエレベータ昇降箱
のうちから、相対的運転負荷に応じてタイムアウト・コ
ールに対応できる状態のエレベータ昇降箱を選択し、す
でに他のエレベータ昇降箱に対してなされた同じ階及び
サービス方向の割り当てを維持しながら、選択段階にお
いて選択された昇降箱に対して、タイ、ムアウト・コー
ルに関連する階及びサービス方向を割り当てることを特
徴とする、所定時間にわたりて登録状態にあるホール・
コールに対して特別なサービスを提供する方法を提案す
る。
本発明はまた、複数階を有する建築物のためのエレベー
タ装置において、複数のエレベータ昇降箱と、各階と相
対移動できるように複数のエレベータ昇降箱を建築物に
取り付ける手段と、少なくともいくつかの階からの上昇
及び降下サービス方向のエレベータ・サービス・コール
を登録する上昇及び降下ホールコール登録手段と、建築
物内で登録された上昇及び降下ホールコール数及び使用
可能エレベータ昇降箱台数に応じた第1平均値、及び建
築物内の上昇及び降下ホールコール登録手段及び使用可
能エレベータ昇降箱台数に応じた第2平均値を提供する
平均値算出手段と、ホールコール登録手段を使用可能な
エレベータ昇降箱に効果的に割振り、第1及び第2平均
値に応じて連携の階及びこの階からのサービス方向を、
使用可能なエレベータ昇降箱のすべてに割り当てる制御
手段と、少なくともいくつかのホールコールを計時する
タイミング手段と、所定時間にわたって登録状態が持続
するとホールコールがタイムアウトしたことを指示する
手段とから成り、制御手段がタイムアウト・コールと関
連する階及びサービス方向を、タイムアウト・コールに
対応できるすべてのエレベータ昇降箱のうち、運転負荷
が最も軽いエレベータ昇降箱に追加的に割り当て、制御
手段が、ホールコールがタイムアウトとなるまでに他の
エレベータ昇降箱に対してなされた同じ階及びサービス
方向の先行割り当てを維持することを特徴とするエレベ
ータ装置をも提案する。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
要約すれば、本発明は平均値算定という戦略に伴なう制
約内で、上記英国及び米国特許の平均値算定群監視戦略
に改良を加えるものである。ホールコールを計時し、コ
ールが所定値に達すると、このエレベータ昇降箱と関連
の階及びサービス方向を別のエレベータ昇降箱に割り当
てることによってこの階に優先的に対処する。本来の割
り当て昇降箱に対する割り当てを奪うことなく前記別の
昇降箱に割り当てが行われる。追加割り当てされる昇降
箱はほかにタイムアウト・コールを割り当てられていな
いこと、及び、タイムアウト・コールに対応するのに好
適な状態にあるすべてのエレベータ昇降箱のうち、作業
負担またはスケジュールが最も低いことに基づいて選択
される。「好適な状態にある」とはエレベータ昇降箱が
タイムアウト・コールの階に対してサービスを提供でき
、その移動及びサービス方向がタイムアウト・コールの
サービス方向と一致することを意味する。相対的運転ス
ケジュールは各昇降箱にすでに割り当てられている昇降
箱コール及びホールコールをカウントするなど、適当な
判定基準によって判定すればよい。選択された昇降箱に
追加割り当てがなされても、この昇降箱に与えられてい
る他の割り当ては変わらない。また、選択された昇降箱
にタイムアウト・コールが割り当てられると、ホールコ
ール・カウント及びスキャンスロット・カウントがそれ
ぞれ1だけ増え、こうして増えたカウントは昇降箱ごと
のスキャンスロット平均値及び昇降箱ごとのホールコー
ル平均値の計算に使用される。
これらのカウントが増えると、タイムアウト・コールに
割り当てられていないエレベータ昇降箱に対する以後の
スキャンロット割り当てが大きくなる。
英国特許第1515340号(米国特許第4,037,
688号)は本発明によって改良することのできるよう
なエレベータ装置の群監視戦略を開示している。このシ
ステムのエレベータ昇降箱は適当な個別制御装置を利用
できる。例えば、英国特許第1436743号(米国特
許第3,750,850号)に開示されている昇降箱制
御装置を利用でき、英国特許第3804209号(米国
特許第3,804,209号)はこの昇降箱制御装置を
プログラム可能なシステムプロセッサによる制御に適合
させる改良を開示している。本願発明をもっと完全に理
解するには、本願の出願人に譲渡されている上記特許を
参照されたい。添付図面、特に第1図には、本発明を利
用できるエレベータ装置10を示した。エレベータ装置
10は一連のエレベータ昇降箱を含むが、いずれの昇降
箱も同じであるから、図面を簡略化するため1基だけの
昇降箱12を図示しである。エレベータ装置10は群監
視制御装置のほか、各エレベータ昇降箱の制御器を含む
制御装置14を含む。英国特許第1515340号(米
国特許第4,037,688号)は制御装置14に含ま
れる制御機能を詳細に図示している。
エレベータ昇降箱12は複数の階または踊り場を有する
建物50に対して相対運動できるように垂直通路48内
に取り付けられている。ただし、図面を簡略化するため
僅かな数の階だけを図示した。エレベータ昇降箱12は
適当な牽引駆動装置56のシャフトに取り付けた牽引綱
車50に通した複数のワイヤローブ52によって支持す
る。駆動装置56を駆動装置57によって制御する。ロ
ープ52の他端に平衡おもり58を連結する。
昇降箱12内の押し釦部60によって登録される昇降箱
コールは記録され、直列化され、信号3Zとして制御装
置14に送られる。ホールに設置された押し釦、例えば
最低階の上昇用押し釦62、最上階の降下用押し釦64
、及び中間階の昇降両用押し釦66によって登録される
ホールコールはホールコール制御装置68に記録され、
直列化される。
こうして直列化された昇降ホールコールIZ、2Zは制
御装置14に送られる。
一般に、英国特許第1515340号及び第15153
38号(米国特許第4,037,688号及び第4,0
46,227号)の平均値算出法は直列時分割多重化シ
ステムによって制御され、操作される。サービスの対象
となる建物の各階にはそれぞれの反復時間サイクルで固
有のタイムスロットまたはスキャンスロットが割り当て
られ、1サイクル中のタイムスロット数は関連建築物の
階数によって決定される。タイミング・スキャンスロッ
トは階ごとに異なるが、必ずしも各階にすべてのスキャ
ンスロットを割り当てなくてもよい。スキャンスロット
は例えば16.32.64または128のサイクルで発
生させればよく、少なくとも階数と同数のスキャンスロ
ットが得られるように固有サイクルを選択する。
終端階を除き、各階に割り当てられる各スキャンスロッ
トは昇降サービス方向を含む。
従って、建物に設置されている昇降ホールコール押し加
部と同数の昇降スキャンスロットが存在し、上昇スキャ
ンスロットがエレベータ昇降箱に割り当てられていると
いう場合に、割り当てられているエレベータ昇降箱が連
携の昇降ホール押し釦からのコールを「見て」直ちに応
答できることを意味する。
スキャンスロットの割り当ては下記要素を含む所定の優
先順位構造を構成する。
1、新しい割り当てを行う前に一部スキャンスロットの
消去 2、同じ組合わせの昇降箱によってサービスされる階、
即ちrセット」に基づ く、一般的な順序によるスキャンスロットの割り当て 3、パスごとに制限、及び制御用動的平均値を変えなが
ら、複数の割り当てパスで行われる各セットのスキャン
スロット割り当て(前記制限及び動的平均値はセットご
とのものと建物全体に関するものとを含む) 4、それぞれ割り当てプロセスに先立 ち、実際の作業負担と共に、エレベータ昇降箱が次の割
り当てを与えられているかどうか、また、エレベータ昇
降箱と連携する電動−発電機が所定の非作動期間である
ため停止しているかどうかを考慮した上で計算された動
的な昇降箱優先順位に従って、各セットに使用可能な昇
降箱に対するスキャンスロット割り当て 5、各昇降箱から所定方向にむかってのスキャンスロッ
ト割り当て、(この所定方向は使用中の昇降箱ならその
走行方 向、使用可能な昇降箱なら現時点での乗客の昇降状態及
び使用中の昇降箱の割り当て方向に基づいて決定される
) 6、関連の階が昇降箱から物理的に遠ざかる方向とは反
対の方向に所定の移動距離内にある使用中の昇降箱に対
するスキャンスロットの割り当て、及び 7、(6)に述べた移動距離制限のな い、使用可能空きエレベータ昇降箱に対するスキャンス
ロットの割り当て。
第2図は本発明の説明中にも言及する戦略のいくつかを
開示している英国特許 第1515340号(米国特許第4,037,688)
の第9図を要約した図である。第2図におけるLCD番
号は前記英国特許に詳細に図示されかつ説明されている
フローチャートと対応する各種機能である。
具体的には、第1図に示したエレベータ装置10の始動
をターミナル320に示しである。ステップ324では
システム制御装置14によって使用可能なエレベータ昇
降箱の台数(Nsc)をカウントする。
ステップ330では各セットのスキャンスロット及び建
物全体のスキャンスロット総数をカウントし、将来の参
考にするためこれらのカウントを記録する。それぞれの
ホールコール押し釦にはスキャンスロットが割り当てら
れている。従って16階建なら、第1階及び第16階は
それぞれ1つのスキャンスロットを有し、中間に位置す
る14の階はそれぞれ2つづつのスキャンスロットを有
し、合計30のスキャンスロットを有することになる。
セットとは同じ組合わせの昇降箱によってサービスされ
る階の群を意味する。例えばエレベータ昇降箱が4基な
ら、16通りのセットが考えられるがセットooooは
無効セットである。すべての昇降箱がすべての階にサー
ビスを提供するとなると有効なセットは1つだけとなる
以下余白 ステップ332では、ステップ330においてカウント
された各セットのスキャンスロット数をこのセットにサ
ービスできる使用可能な昇降箱数(Nsct)で割算す
ることによってセットごとの平均スキャンスロット数A
 s sを求める。ステップ332ではまた、建物全体
のスキャンスロット総数を使用可能な昇降箱の数Nsc
で割算することによって使用可能なエレベータ昇降箱ご
との平均スキャンスロット数を求める。
ステップ340はセットごとのホールコール数及び建物
全体におけるホールコール総数をカウントし、将来参考
にするためこれらのカウントを記憶する。
ステップ342では各セットのホールコール数をこのセ
ットにサービスする使用可能な昇降箱数で割算すること
によってセットごとの平均登録ホールコール数を求める
。建物全体における昇降箱ごとの平均登録ホールコール
数ACBは建物全体におけるホールコール総数を使用可
能なエレベータ昇降箱数NSCで割算することによって
求められる。
ステップ348では(a)すでに割り当てたらたスキャ
ンスロットのうち、登録されたホールコールと連携して
いるスキャンスロット、及び(b)−11−の昇降箱に
よってサービスされ、るセットからのスキャンスロット
を除くすべてのスキャンスロット割り当ての、RAM6
及び7にそれぞれ記憶されている昇降割当テーブルを消
去する。
ステップ352では使用可能な空ぎエレベータ昇降箱か
らこの昇降箱に対してスキャンスロット割り当てが行わ
れる方向を割り当てる。もし昇降箱が使用中なら、この
昇降箱にスキャンスロットを割り当てるためのスキャン
方向はこの昇降箱の穆勤方向である。
ステップ354では昇降箱にスキャンスロットを割り当
てる際に昇降箱を考慮する順位を割り当て、この場合、
組み合わされる昇降箱コール及びホールコールが最も少
ない昇降箱が第1に考慮され、以下この数に従って順位
が与えられる。
ステップ356ではステップ354によって定められた
順序に従フて各セットのスキャンスロットを昇降箱に割
り当てる。
各セットと連携する昇降箱に対するスキャンスロットの
割り当ては複数の、例えば3つのパスで行われる。第1
割り当てパスは所定の状況及び優先順位を尊重する規定
の割り当てパスであり、第2バスは所定の動的制限平均
値及び距離制限を課せられるセットの昇降箱に対してス
キャンスロットを割り当てる一般的な割り当てパスであ
り、第3パスは第1及び第2バスののち割り当てられず
に残ったスキャンスロットの割り当てに利用される割り
当てパスである。第3パスは第2パス中に採用されたい
くつかの制限を排除する。
ステップ358ではエレベータ昇降箱に対する割り当て
を出力し、すでに述べたプログラム機能を再び繰り返し
、更新する。
第3図は本発明のタイムアウト・コール戦略の一部を実
行するために制御装置14の監視戦略部材が利用するこ
とのできるプログラム70の詳細なフローチャートであ
る。プログラム70に関する以下の説明において第4図
及び5図のRAMマツプを引用する。
具体的には、プログラムは72からスタートし、フラッ
グUPがセットされているかどうかをステップ74がチ
ェックする。フラッグUPは第5図のRAMマツプに示
した。このフラッグUPはこのプログラム実行中に上昇
ホールコールを処理すべきか降下ホールコールを処理す
べきかを判断するのに利用される。フラッグUPがセッ
トされておれば、この実行中に上昇コールを処理すべき
であることを意味する。
本発明のタイムアウト・コール戦略は建物内における昇
降ラッシュ状態の存在を考慮に入れても入れなくてもよ
い。例えば降下ラッシュ状態にあるなら、このラッシュ
状態が持続する間は降下タイムアウト・ホールコールだ
けを処理することが望ましい。英国特許第151534
0号(米国特許第4,037,688号)はいくつかの
タイプの昇降ラッシュ状態を検知するためのプログラム
を含む。
即ち、ステップ74においてフラッグUPがセットされ
ていることが検知されても、ステップ74は、例えば信
号DNPKをチェックすることによってシステムが降下
ラッシュ状態であるかどうかをチェックするステップ7
6に進むことができる。ステップ76はエレベータ装置
が降下ラッシュ状態にないことを検知すると上昇コール
を考慮するためのプロラグラムを初期値設定するステッ
プ78に進むことができる。例えば、第4図のRAMマ
ツプにおいてポインタを建物に関連するテーブルの、第
1または最低階を表わすスキャンスロットOOに初期値
設定することができ、図示の例では上昇コールの存在に
ついて各スキャンスロットのビット位置0を検討するこ
とになる。第4図から明らかなように、上昇及び降下ホ
ールコールをそれぞれ表わす直列信号12,22がシス
テムによフて読み取られると、各スキャンスロットの初
めの2つのビット位置に記憶される。
フラッグUPがセットされていないことをステップ74
が検知すると、プログラム70のこの実行中に降下ホー
ル・コールを処理すべきであることを意味する。フラッ
グUPがセットされていても、DNPKビットがセット
されていることをステップ76が検知すれば、システム
が降下ラッシュ状態にあることを意味するから、降下タ
イムアウト・ホールコールだけが処理されることになる
。このような状況においてステップ74及び76の「ノ
ー」及び「イエスj枝が、第4図のRAMマツプのビッ
ト位置1に現われる降下ホールコールを検討するために
システムを初期値設定するステップ80に進む。
ステップ78及び80からステップ82に進み、エレベ
ータ装置に新しい平均値の計算を必要とするような変化
が起こっているかどうかを知るため、フラッグCHAN
GEをチェックする。この変化は例えばエレベータ昇降
箱がサービスに就いた、またはサービスを終えた、ある
いはホールコールが登録された、またはキャンセルされ
たなどの事象である。フラッグCHANGEがセットさ
れていないことをステップ82が検知すると、ステップ
84がすでに計算され、記憶されている平均値を再記録
する。フラッグCHANGEがセットされていることを
ステップ82が検知するとプログラムはステップ86に
進み、セットごとの昇降箱基数及びセットごとのスキャ
ンスロット数をカウントする。次いでステップ88が新
しい平均値を計算する。
ステップ84及び88はいずれもステップ90に゛進み
、ホールコールの存在について関連のスキャンスロット
をチェックする。ステップ92は・ステップ90の結果
をチェックし、もしそのスキャンスロットにホールコー
ルがなければステップ94に進み、スキャンスロットが
すべて処理ずみであるかどうかをチェックする。処理ず
みでなければステップ94からステップ96に進み、第
4図のポインタを歩進させ、ステップ90が新しいスキ
ャンスロットをチェックする。
ステップ92が問題のスキャンスロットのビットにホー
ルコールを検知すると、ステップ98がこのホールコー
ルと連携するタイマーが作動しているかどうかをチェッ
クする。
第4図のRAMマツプに示すように、タイマーとしては
ソフトウェアタイマーを利用すればよい。ソフトウェア
タイマーは図示しない態様で1タイマ一分だけプログラ
ムに割り込むことができる。タイマーが作動していない
ことをステップ98が検知すると、ステップ100がタ
イマーを始動させ、ステップ94に戻る。タイマ〜が作
動していることをステップ98が検知すると、ステップ
102が作動タイマーの計時インターバルが切れている
かどうかをチェックする。ホールコールをタイムアウト
・ホールコールと断定する基準となる所定時間に達して
いない場合にはステップ102がステップ94に戻る。
作動タイマーの計時インターバルが切れたことをステッ
プ102が検知すると、ステップ102はステップ10
8に進む。
ステップ108は次のカウントを増分する: (a)建
物全体のスキャンスロット総カウント、(b)建物全体
のホールコール総カウント、(C)セットごとのホール
コール・カウント、及び(d)セットごとのスキャンス
ロット・カウント。ステップ108はシステム中のタイ
ムアウト・コール数を表わすカウントをも増分する。こ
れらの平均値及びカウントを第5図のRAMマツプに示
した。即ち、ステップ108はこのホールコールがすで
にカウントずみであることから、建物全体のホールコー
ル総数を1だけ人為的に増大させると共に、スキャンス
ロット・カウントも1だけ増大させる。これらのカウン
トを増大させることは各昇降箱の運転負荷を正確に反映
し、現時点でタイムアウト・コールに割り当てられてい
る2基の昇降箱が次のスキャンスロット割り当てにおい
て過負荷状態となるのを防止する。
ステップ108はステップ110に進み、システム中に
タイムアウト・コールが存在することを指示する、第5
図に示すシステム・タイムアウト・コール・フラッグT
OCSをセットする。ステップ112はタイムアウト・
コールが上昇ホールコールであるかどうかをチェックす
る。もし上昇ホールコールなら、ステップ114がフラ
ッグUPTOCをセットする。もし上昇ホールコールで
なければ、ステップ116がフラッグDNTOCをセッ
トする。フラッグUPTOC及びDNToCを第5図の
RAMマツプに示した。追加の昇降箱が割り当てられて
いなかった上昇タイムアウト・ホールコールがシステム
中に存在すればフラッグUPTOCがセットされる。同
様に、追加の昇降箱が割り当てられていなかった降下タ
イムアウト・ホールコールがあればフラッグDNTOC
がセットされる。ステップ114及び116はいずれも
ステップ94に進む。
スキャンスロットがすべて処理ずみであることを検知す
ると、ステップ94はステップ118に進み、計算ずみ
の平均値を記憶する。ステップ118はステップ120
に進み、フラッグTOCSがセットされているかどうか
をチェックする。もしセットされているなら、システム
中にタイムアウト・コールがあり、スキャンスロット数
及びホールコール数が増大したことを意味する。ステッ
プ126は増大したカウントに基づいて新しい平均値を
計算する。フラッグTOCSがセットされていないこと
を検知すると、ステップ120はステップ126と同様
、ステップ128に進む。
ステップ128はフラッグUPがセットされているかど
うかをチェックする。もしフラッグUPがセットされて
おれば、上昇ホールコールが処理されたことを意味し、
ステップ130はフラッグUPをリセットする。フラッ
グU、Pがセットされていないことをステップ128が
検知すれば、降下ホールコールが処理されたことを意味
し、ステップ132がフラッグUPをセットする。ここ
でプログラムはステップ134において優先順位監視プ
ログラムに戻る。
第6図はシステム中にタイムアウト・コールが存在する
場合に実行されるプログラムの詳細なフローチャートで
ある。例えば、第3図のプログラム70はタイムアウト
・コールが検知された場合にプログラム139の実行を
要求することができる。プログラム139は140から
スタートし、ステップ142は割り当てられたタイムア
ウト・コール数が許容最大限に等しいかどうかをチェッ
クする。
好ましい実施例では、エレベータ昇降箱に割り当てるこ
とのできるタイムアウト・コール数は1に制限される。
もしエレベータ装置10が例えば8基の昇降箱を含むシ
ステムなら、割り当て可能な最多タイムアウト・コール
数は8である。すでに最多割り当てタイムアウト・コー
ル数に達しているなら、プログラム139は144で終
了する。
割り当てタイムアウト・コール数が最多数以下である場
合、ステップ146をはフラッグDNTOCがセットさ
れているかどうかをチェックする。もしセットされてい
なければ、追加の昇降箱が割り当てられていないタイム
アウト降下コールが存在しない状態を意味する。フラッ
グDNTOCがセットされていない場合、ステップ14
8はフラッグUPTOCがセットされているかどうかを
チェックする。フラッグUPTOCがセットされていな
ければ、2基のエレベータ昇降箱が割り当てられていな
いような上昇タイムアウト・コールが存在しないことを
意味する。
フラップDNTOCがセットされていることをステップ
146が検知すると、ステップ152は各スキャンスロ
ットのビット位置3に現われる降下タイムアウト・コー
ルに対応して第4図のRAMマツプに示すポインタを初
期値設定する。フラッグUPTOCがセットされている
ことをステップ148が検知すると、ステップ156は
上昇タイムアウト・コールに対応して第4図のポインタ
を初期値設定する。
ステップ152及び156はそれぞれステップ160に
進み、ポインタ位置におけるスキャンスロットをチェッ
クし、ステップ162はチェックされたスキャンスロッ
トがタイムアウト・コールの存在を示唆するかどうかを
判断する。ステップ162がタイムアウト・コールがな
いことを検知すると、ステップ194がスキャンスロッ
ト・ポインタを歩道させ、ステップ196はスキャンス
ロットがすべて処理ずみかどうかをチェックする。処理
ずみでなければ、ステップ196がステップ160に戻
る。
ステップ162がタイムアウト・コールを検出すると、
ステップ164はすでに2基以上の昇降箱がこのスキャ
ンスロットに割り当てられているかどうかをチェックす
る。もし割り当てられているなら、このタイムアウト・
コールが処理ずみであることを意味し、プログラムはス
テップ194に進む。2基以上の昇降箱がこのスキャン
スロットに割り当てられていないことをステップ164
が検知すると、ステップ166は運転負荷が最も軽いい
昇降箱から始まる昇降箱ループを初期値設定する。第2
図のブロック354においてエレベータ昇降箱が順位づ
けされ、その場合、運転負荷の最も軽い昇降箱が第1位
となる。
ステップ168は順位づけされた昇降箱の第1位昇降箱
がタイムアウト・コールと関連する階にサービスできる
かどうかをチェックする。もしこの第1位昇降箱がこの
階にサービスできないなら、ステップ168はステップ
170に進んで昇降箱ループを歩進する。
次いでステップ172は昇降箱がすべてチェックされた
かどうかをチェックする。全部チェックされていなけれ
ば、ステップ172はステップ168に戻る。
ステップ168がタイムアウト・コールの階にサービス
できるエレベータ昇降箱を検知すると、ステップ174
はこのエレベータ昇降箱がすでにタイムアウト・コール
に割り当てられているかどうかを判断する。すでに述べ
たように、好ましい実施態様としてはエレベータ昇降箱
にタイムアウト・コールを1つだけ割り当て、昇降箱が
すでにこのような割り当てを与えられていることを検知
すると、ステップ174はステップ170に戻って昇降
箱ループを歩進する。昇降箱にタイムアウト・コール割
り当てが与えられていないことをステップ174が検知
すると、ステップ176がこの昇降箱の識別番号を記憶
する。昇降箱ループの昇降箱が全部チェックされたこと
を検知した場合のステップ172と同様に、ステップ1
76はステップ178に進む。ステップ178はタイム
アウト・コールに対応できるエレベータ昇降箱が検知さ
れたかどうかを検出する。1基も検知されなかった場合
、ステップ178はステップ194に進んでスキャンス
ロット・ポインタを歩進させる。タイムアウト・コール
に対応できるエレベータ昇降箱が検知されたことをステ
ップ178が検知すると、ステップ18oは問題のタイ
ムアウト・コールが上昇コールであるかどうかをチェッ
クする。もし上昇コールなら、ステップ182がフラッ
グUPTOCをリセットし、プログラムはステップ18
6に進む。タイムアウト・コールが上昇コールではない
ことをステップ180が検知すると、ステップ180は
ステップ184に進んでフラッグDNTOCをリセット
する。ステップ184はステップ186に進む。
ステップ186は第5図のRAMマツプに示すシステム
中の割り当てタイムアウト・コール数を増分する。次い
でステップ188はタイムアウト・コールと連携するス
キャンスロットをこのコールに対応できるエレベータ昇
降箱に割り当てる。
割り当てタイムアウト・コール数が最大値に等しければ
、継続する必要はない。そこで、このカウントがステッ
プ190においてチェックされる。もし許容タイムアウ
ト・コール最多数に等しければ、プログラム192にお
いて優先順位監視プログラムに戻る。割り当てタイムア
ウト・コール数が許容最大値に等しくないこと・をステ
ップ190が検知した場合、ステップ190はステップ
194に進んでスキャンスロット・ポインタを歩進させ
ることによって次のスキャンスロットをチェックする。
第7図はエレベータ昇降箱がホールコールに対応するた
めの減速を開始すると要求されるプログラムの一部に相
当するプログラム199のフローチャートである。エレ
ベータ昇降箱が減速し始めると、信号DECが作用し、
プログラム199の実行をトリガする。
プログラム199は200においてスタートし、ステッ
プ202はタイムアウト・コールに対してサービスがな
されているかどうかをチェックする。もしサービスがな
されていなければ、プログラムはポイント204におい
て優先順位監視プログラム、または減速プログラム19
9のその他のステップに戻る。
タイムアウト・コールに対応してサービスがなされてい
ることをステップ202が検知すると、ステップ206
が割り当てタイムアウト・コール数を減分し、その結果
システム中のタイムアウト・コール数が減分される。
次いでステップ208はシステム中のタイムアウト・コ
ール数がOに等しいかどうかをチェックし、もしOに等
しくなければプログラムは204に戻り、Oに等しけれ
ば、ステップ210がフラッグTOCSをリセットする
このまでに関する限り、第6図に示したタイムアウト・
コール戦略の実現は別のプログラム・モジュールの呼出
しを前提としている。しかし、第6図の戦略は英国特許 第1515340号(米国特許第4,037,688号
)のスキャンスロット割り当てプロセスの形に実現する
ことは容易である。例えば上記特許第22の一部に変更
を加えた第8図に示すように、割り当てプロセスには3
つの判断ブロックを追加するだけでよい。なお、上記第
22図に記入されているのと同じく、第8図のプログラ
ム・ステップ番号も900台とした。
即ち、英国特許第1515340号(米国特許第4.0
37,688号)第22図のステップ938はステップ
940に進み、問題のスキャンスロットがすでにエレベ
ータ昇降箱に割り当てられているかどうかをチェックす
る。第22図の戦略では、各スキャンスロットを1基だ
けのエレベータ昇降箱に割り当であることができる。ス
キャンスロットがすでに割り当てずみであることをステ
ップ940が検知すると、直ちにステップ966に進む
のではなく、このスキャンスロットと連携するタイムア
ウト・コールが存在するかどうかをチェックする新しい
ステップ212が加えられる。
存在しなければ、プログラムはステップ966に進む。
問題のスキャンスロットと連携するタイムアウト・コー
ルの存在をステップ212が検知すると、ステップ21
2は新しいステップ214に進み、考慮中の昇降箱がす
でにタイムアウト・コールに割り当てられているかどう
かをチェックし、もし割り当てられているなら、ステッ
プ214はステップ966に進む。もし割り当てられて
いなげれば、ステップ214はステップ940から直接
進む場合と同様に、ステップ842に進む。
動的システム平均値に基づいてすべてのエレベータ昇降
箱にホールコール押し釦を割り当てるとともに、タイム
アウト・ホールコールのある階に優先的に対応する戦略
を含む新規かつ改良型の平均値方式エレベータ装置を以
上に開示した。本発明の戦略は上記英国及び米国特許の
平均値算出方式の範囲内で作用し、タイムアウト・コー
ルの階及びサービス方向に2基のエレベータ昇降箱を割
り当て、この二重割り当てを反映させるため、スキャン
スロット数及びホールコール数を1だけ増大させる。タ
イムアウト・コールに対する追加昇降箱の割り当てはこ
のコールに対応できるすべての昇降箱のうち、運転負荷
が最も軽い昇降箱に対して行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を利用できる監視システム制御装置を
含むエレベータ装置を一部簡略図で示すブロックダイヤ
グラム。 第2図は、英国特許第1515340号(米国特許第4
,307,688号)に詳細に開示されている平均値算
出戦略のブロックダイヤグラム。 第3図は、ホールコールを処理し、所定時間にわたって
ホールコールが登録されるとタイムアウト・コール戦略
を活用するプログラムの詳細なフローチャート。 第4図は、ホールホールの記憶、ホールコールの計時、
及びホールコールがタイムアウトしたことを指示するの
に利用できるフォーマットを示すRAMマツプ。 第5図は、第2図及び第5図のプログラムに利用されて
いるプログラム変数及びフラッグを示すRAMマツプ。 第6図は、システム中にタイムアウト・コールが存在す
ることを第2図のプログラムが指示する場合に利用でき
るタイムアウト・コール・モジュールの詳細なフローチ
ャート。 第7図は、タイムアウト・コールに対応してサービスが
なされた場合に取られるステップを示す詳細なフローチ
ャート。 第8図は、英国特許第1515340号(米国特許第4
.037.888号)の戦略に対する本発明による改良
を示すフローチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、各階で乗降できるように建築物中に設置した、複数
    のエレベータ昇降箱を有するエレベータ装置において登
    録されたホール・コール数及びこれに対応できる昇降箱
    台数に応じた昇降箱ごとの実コール平均値を求め、予想
    されるホール・コール数及びこれに対応できる昇降箱台
    数に応じた昇降箱ごとの見込みコール平均値を求め、昇
    降箱ごとの実及び見込みホール・コール平均値に応じた
    各及びこの階からのサービス方向をエレベータ昇降箱に
    割り当て、少なくともいくつかのホール・コールの長さ
    を計時し、所定時間にわたって登録状態が持続するとそ
    のホール・コールがタイムアウトとなったことを指示し
    、すべてのエレベータ昇降箱のうちから、相対的運転負
    荷に応じてタイムアウト・コールに対応できる状態のエ
    レベータ昇降箱を選択し、すでに他のエレベータ昇降箱
    に対してなされた同じ階及びサービス方向の割り当てを
    維持しながら、選択段階において選択された昇降箱に対
    して、タイムアウト・コールに関連する階及びサービス
    方向を割り当てることを特徴とする、所定時間にわたっ
    て登録状態にあるホール・コールに対して特別なサービ
    スを提供する方法。 2、タイムアウト・コールに対応するためエレベータ昇
    降箱を選択する段階がタイムアウト・コールのある階及
    びサービス方向に関してすでにタイムアウト・コールが
    割り当てられたエレベータ昇降箱を無視する段階を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、タイムアウト・コールに対応するためエレベータ昇
    降箱を選択する段階が相対的運転スケジュールに従って
    エレベータ昇降箱に順位を与える段階を含み、順位づけ
    段階で得られた順位に従ってエレベータ昇降箱を考慮す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の方法。 4、エレベータ昇降箱に対してタイムアウト・コールを
    割り当てる段階が実コール数に追加カウントを加算する
    段階及び見込みコール数に追加カウントを加算する段階
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項
    または第3項に記載の方法。 5、複数階を有する建築物のためのエレベータ装置にお
    いて、複数のエレベータ昇降箱 と、各階と相対移動できるように複数のエレベータ昇降
    箱を建築物に取り付ける手段と、少なくともいくつかの
    階からの上昇及び降下サービス方向のエレベータ・サー
    ビス・コールを登録する上昇及び降下ホールコール登録
    手段と、建築物内で登録された上昇及び降下ホールコー
    ル数及び使用可能エレベータ昇降箱台数に応じた第1平
    均値、及び建築物内の上昇及び降下ホールコール登録手
    段及び使用可能エレベータ昇降箱台数に応じた第2平均
    値を提供する平均値算出手段と、ホールコール登録手段
    を使用可能なエレベータ昇降箱に効果的に割振り、第1
    及び第2平均値に応じて連携の階及びこの階からのサー
    ビス方向 を、使用可能なエレベータ昇降箱のすべてに割り当てる
    制御手段と、少なくともいくつかのホールコールを計時
    するタイミング手段 と、所定時間にわたって登録状態が持続するとホールコ
    ールがタイムアウトしたことを指示する手段とから成り
    、制御手段がタイムアウト・コールと関連する階及びサ
    ービス方向を、タイムアウト・コールに対応できるすべ
    てのエレベータ昇降箱のうち、運転負荷が最も軽いエレ
    ベータ昇降箱に追加的に割り当 て、制御手段が、ホールコールがタイムアウトとなるま
    でに他のエレベータ昇降箱に対してなされた同じ階及び
    サービス方向の先行割り当てを維持することを特徴とす
    るエレベータ装置。 6、制御手段が、エレベータ昇降箱がすでにタイムアウ
    ト・コールと関連する階及びサービス方向を割り当てら
    れたかどうかを判断する手段及びタイムアウト・コール
    と関連する階及びサービス方向を未だタイムアウト・コ
    ールを割り当てられていないエレベータ昇降箱にだけ割
    り当てる手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    5項に記載のエレベータ装置。 7、制御手段が、相対的な運転スケジュールに従ってエ
    レベタ昇降箱を順位づける順位づけ手段を含み、順位づ
    け手段によって与えられた順位に従って、どのエレベー
    タ昇降箱をタイムアウト・コールと関連する階及びサー
    ビス方向に割り当てるかを判断することを特徴とする特
    許請求の範囲第5項または第6項に記載のエレベータ装
    置。 8、制御手段が、第1及び第2平均値算出に際して平均
    値算出手段が使用するそれぞれの数に、タイムアウト・
    コールと関連する階及びサービス方向に対する追加エレ
    ベータの割り当てに応答して追加ホールコール及び追加
    ホールコール登録手段を効果的に加算する手段を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項、第6項または第
    7項に記載のエレベータ装置。
JP61132595A 1985-06-10 1986-06-06 エレベ−タ装置及びその運転方法 Expired - Lifetime JPH07115805B2 (ja)

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US742835 1991-08-08

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