JPS61287552A - 閉鎖用締め金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、全長にわたって断面が事実上一定した線材
から成る、袋、チューブ等に用いて好適なほぼＵ字状の
閉鎖用締め金具に関する。

、　〔従来の技術とその問題点〕 この種の周知の閉鎖用締め金具には、断面の丸い線材に
対する改良として断面が楕円形であり、その楕円の長軸
が閉鎖用締め金具の主平面上にあるものがある（ドイツ
連邦共和国特許第１，５３６，１８３号明細書）。この
締め金具は断面の丸い閉鎖用締め金具に比べて、安定性
が同じとすればかなり少ない材料しか必要とせず、又所
要材料量が同じとすればその断面係数がかなり高い。更
に、楕円形′　断面の前記締め金具と同様に、後述の中
立平面でよりも主平面での方が大きい断面形を有する別
の締め金具が周知であり、この閉鎖用締め金具の内側部
は外側部よりも幅広となっている（米国特許出願第３．
５８４．３４７号明細書）。しかしこうした断面形を有
する前記２つの締め金具に対しても、その断面係数を変
化させることなく材料の節約を更に進めることが広く要
望されている。この外、従来の閉鎖用締め金具では、そ
の締め金具の横断面が、一種の線接触を可能とするだけ
の形状なので、閉鎖機械の案内路に所望の確実さでは案
内されないという問題もあった。

この発明は、冒頭に挙げた種類の閉鎖用締め金具におい
て、その横断面を改良し、その断面係数を変化させるこ
となく材料の節約を更に進め、かつその横断面の形状に
よりｍ！ｌｉｔｍ械の締め金具案内路での案内性を著し
く向上させることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的は本発明により、冒頭に挙げた種類の閉鎖用締
め金具において、横断面の側部が中立平面付近の両側に
互いに対称な段部を肴することで達成される。この段部
により締め金具の横断面は中立平面付近でその幅が、好
ましくは１７３〜２／３だけ減少し、更に好ましくはほ
ぼ半分に減少する。

締め金具の横断面の最大高さのしマぼ中心部を通ってこ
の高さ方向に直交する中立平面の付近領域、つまりそこ
を中心にしてこの締め金具が閉鎖されることになる中立
部はこの締め金具の最大高さ、即ち全高を基準にしてそ
の中心部から±１５％にまで達する。

通常、締め金具の横断面の内側部と外側部とのそれぞれ
の中心を結ぶ締め金具の主平面上の軸に相当するこの横
断面の最大高さはこの横断面の最大幅よりも大きく構成
される。この横断面の高さが増すにつれて断面係数はそ
の２乗の割合で増加するめで、高さ対幅の比が適当であ
る場合、型締圧力にとって決定的な希望する断面係数が
ごく最少量の材料を投入するだけで達成される。高さ対
幅の比は約１．２対１〜２対１とするのが好ましく、１
．４対１〜１．６対ｌとするのがより好ましい。

閉鎖用締め金具の横断面を本発明に基づいて構成するこ
とにより、断面係数が同じとすれば従来の楕円形断面を
有する締め金具に比べて約１５％、そして内側部が広く
外側部が狭い従来の締め金具に比べて２０％以上の材料
の節約が可能となる。

更に、閉鎖用締め金具の側部に段部を設けることにより
、このようにして形成された外周面を、閉鎖機械の締め
金具案内路の適宜に段付けした面に対して滑動させる。

ことが可能になる。その上に、段部から締め金具の外側
へと延びた側部はその根元部において閉鎖機械の締め金
具案内路内で支持されることができ、これにより閉鎖機
械の案内路内での閉鎖用締め金具の捩れが防止される。

線接触のみが可能な従来周知の横断面形状では締め金具
案内路内での成る程度の捩れは不可避である。

本発明による締め金具は閉鎖機械の案内路内で２重に案
内されることにより完全な閉鎖を可能とする。

本発明による好ましい締め金具の横断面は内側部に接触
部を有する。この接触部は丸み部、末広がりに傾斜した
側部及び中立平面付近で互いにほぼ平行な側部に順次連
なっている。このような形状により、例えばマガジン内
で閉鎖用締め金具は互いに十分に隣接することができる
。段部から外側へと延びた横断面の側部も、締め金具案
内路内での案内性をできるだけ向上させるためにほぼ平
行又はせいぜい僅かに先細りの台形状とするのが好まし
い。

〔実施例〕

本発明による閉鎖用締め金具の実施例を以下に図面に基
づいて詳細に説明する。

第１図に示すように、閉鎖用締め金具（クリップ）２の
横断面１を締め金具案内路３が取り囲む。

クリップ２の横断面１が内側部４に有する、被閉鎖物に
対する接触面は丸み部５、末広がりの傾斜側部６、互い
にほぼ平行な側部７に順次連なっている。そして中立平
面１６付近に設けられた段部８によりほぼ平行な側部９
が形成されている。

クリップ２の横断面１０段部８により形成された面１０
が締め金具案内路３の相手面１１に接触している。クリ
ップ２の横断面１は側部９により締め金具案内路３の外
方部で付加的に捩り防止される。クリップ２の横断面１
の全高は幅に対し１．５対１である。

第２図は第１図に示す横断面１を有するＵ字状の閉鎖用
締め金具２の全体を示す。閉鎖用締め金具２の遊脚部１
３に設けられた切欠き１２により脚部１３は閉鎖用締め
金具２の閉鎖時に僅かに変形する。

第３図の断面図からもクリップ２の横断面１を知ること
ができる。この場合、側部に設けられた段部８がクリッ
プ２の横断面１の高さをほぼ２分している。

第４図はクリップの横断面の変形例を示す。この場合、
内側部４は平坦面として構成しであるのではなく、ほぼ
平行な側部７から出発して各１個の円弧１４となり、次
に内側部４のほぼ中央でくびれ部１５を形成している。

〔発明の効果〕

本発明によれば、所要材料が少ないにもかかわらす、断
面係数を高くし且つ閉鎖機械の締め金具案内路での案内
性を著しく向上させることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は締め金具案内路内における本発明の一実施例に
よる締め金具の横断面図、第２図は第１図に示す閉鎖用
締め金具の主平面の側面図、第３図は第２図に示す閉鎖
用締め金具の断面図、第４図は第１図に示す断面の変形
例である。 なお、図面に用いた符号において、 １−−−−−−−−−−−−一横断面 ２−−−−−−−−−−−−−−−一閉鎖用締め金具６
　、７　、９−−−−−一例部 ８−一−−−−〜−−−−−−−−−−一段部１６−−
−−−−−−一中立平面 である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、全長にわたって実質的に同一形状の横断面を有する
   線材から構成されたほぼＵ字状の閉鎖用締め金具であっ
   て、前記横断面の形状において、この締め金具の脚部を
   含んだ主平面に沿った方向の最大高さが、この高さ方向
   と直角の方向の最大幅よりも大きく構成され、かつこの
   締め金具の内側部が外側部よりも幅広に構成された閉鎖
   用締め金具において、 前記横断面（１）の側部（６、７、９）が、この横断面
   （１）の前記最大高さのほぼ中心部を通ってこの高さ方
   向に直交する中立平面（１６）の付近で前記横断面（１
   ）の両側に互いに対称な段部（８）を有することを特徴
   とする閉鎖用締め金具。 ２、前記横断面（１）の側部（６、７、９）に設けられ
   た段部（８）により、前記横断面（１）の幅が前記中立
   平面（１６）の付近で１／３〜２／３だけ減少すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の閉鎖用締め
   金具。 ３、前記横断面（１）の幅が前記中立平面（１６）の付
   近でほぼ半分に減少することを特徴とする特許請求の範
   囲第２項に記載の閉鎖用締め金具。 ４、前記横断面（１）の前記最大高さ対前記最大幅比の
   値が１．２／１〜２／１であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項に記載の閉鎖用
   締め金具。 ５、前記横断面（１）がその内側部（４）に被閉鎖物に
   対する接触部を有し、この接触部が丸み部（５）、末広
   がりの傾斜側部（６）及び前記中立平面（１６）付近で
   互いにほぼ平行な側部（７）に順次連なっていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項〜第４項のいずれか１
   項に記載の閉鎖用締め金具。 ６、前記ほぼ平行な側部（７）が小さな丸み部を介し、
   互いに対称な前記段部（８）に連なっていることを特徴
   とする特許請求の範囲第５項に記載の閉鎖用締め金具。 ７、前記段部（８）からこの締め金具の外側に向って延
   びて前記横断面（１）の輪郭の一部を構成する側部（９
   ）が互いにほぼ平行であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項〜第６項のいずれか１項に記載の閉鎖用締め
   金具。 ８、互いにほぼ平行な側部（７）が、各１個の円弧（１
   ４）を構成する内側部（４）に連なり、これらの内側部
   （４）のほぼ中央にくびれ部（１５）が形成されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の閉鎖用
   締め金具。