JPS612873A - 高電圧治療器の電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は高電圧治療器の電源装置に関するもので、その
小型軽量化を目的とするものである。

（従来技術およびその問題点） ■行をよくして肩凝りなどを治療する方法として、高電
圧を利用する物理療法がありその治療器が市販されてい
る。また最近においては医家においても一つの療法とし
て採用するところもある。

これは例えば第１図に示すように絶縁シート（１）上に
おかれた椅子（２）のシート状電極板（３）上に、被療
者（４）を座らせ電極板（３）と接地間に電流制限用抵
抗（５）を介して、トランス（６）により商用周波電圧
を昇圧した数１０００ボルト、例えば３０００ボルトの
交流電圧を印加して行うものである。

しかしトランスは重量が大きい鉄心を有し、しかも低い
周波数の商用周波交流で働かせるため、高 大型重量（例えば１０Ｋｐ以上）となって可搬性にへ 欠けるものとなる。従って常時一定位置に設置して使用
されることが殆どである医家用に対して、取出し格納の
機会の多い家庭用治療器の場合には取扱いが不便である
。

そこでこの欠点を改善するため、例えば菖周波発振器の
出力を高周波トランスによｌ）昇圧して、昇圧用トラン
スを小型軽量化する方法が提案されている。しかし出力
は高周波であるため、人体のもつ静電容量その他の漂遊
容量によ０大きな電流が流れて出力電圧を大幅に低下さ
せるため適用は困難である。また高周波の欠点を除くた
め、高周波出力を整流器によ（）直流電圧として印加す
る方法も提案された。しかしこれでは人体の静電容量が
高電圧に蓄電されるため、例えば治療後接地された導電
体に触れたとき、充電電荷の放電により電撃を与えるた
め危険となるおそれがある。また第１図中に点線によＩ
）図示するように、出力端子（７）間には電極板（３）
の長い接続コード（８）などにもとづく人体以外の漂遊
静電容量があ０、これは直流高電圧に充電されるーしか
し放電回路をもたないため、電源の停止後もその充電電
圧は保持される。

従って例えば出力端子（７）などの導電部分に人体が接
触したとき放電するが、これに対しては電流抑制用抵抗
（５）は抑制効果を示さないことから危険を生ずるおそ
れがある。

本発明は上記のような欠点のない小型軽量な高電圧治療
器の電源装置の提供を目的としたもので、次にその詳細
を図面を用いて説明する。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための構成および作用）本発明の特
徴とするところは第２図に示すように、高周波高電圧発
生回路（９）の出力を整流回路＋ｌ［Ｉによ１ｊ整流し
て直流化すると同時に、断続回路Ｑｌ）により高周波高
電圧発生回路を所要周期、例えば商用周波またはこれに
近い周期で断続させて、第３図（ａｌに示す一方向極性
の断続波で作る。そしてこれを直列コンデンサ０のに通
すことにより、断続波中の直流分ＳＤｏを阻止して、所
要の電圧値をもつ交流分ＳＡｏのみが出力端子（７）に
得られるようにしたものである。

図 第４図は本発明の一実施例回路（第２図と同−八 符号部分は同等部分を示す）であって、図において（９
）は高周波高電圧発生回路を示し、トランジスタＴｒ１
とコンデンサＣおよび抵抗Ｒからなる高周波発振回路Ｈ
○と、昇圧用トランスＴによって形成され、発振回路Ｈ
○はコンデンサＣと抵抗）（により定まる周波数で発振
する。ＳＯは発振り路の電源であって商用周波電源を整
流して的流竜源を作る。０υは断続回路であって、ス１
ノテングトランジスタＴｒ、と、そのトリガ回路ＳＴに
よって形成され、発搬器電＃！ＳＯの出力を商用周波ま
たはこれに近い周期で断続する。ｏｌは整流回路であっ
てダイオードＤとシャント抵抗Ｒ１とから形成され、そ
の出力に前記第３図（ａ＋の断続波を送出する。

０ｚは直列コンデンサであって出力端子（７）に前記第
３図（ｂ）の交流電圧を送出する。

（発明の効果） 以上の構成とすれば電流容部″は極めて小さくてよいの
で、電源装置を小型な半導体装置その他の静止素子と小
型高周波トランスによって構成できる。従ってトランス
を用いて直接商用周波電圧を高電圧に昇圧する従来の電
源装置に比べて遥かに小型軽量になるので、可搬性にす
ぐれた高電圧治療器の実現が可能になる。また電源とし
て１ｏ○ポルトの商用周波電源電諒を用いても、人ブ月
１１路と出力回路は高周波トランスの使用によって絶縁
されるので危険はない。また一般にこの種のトランスで
は高低圧回路の混触による危険を防ぐため、高低圧巻線
間の絶縁を通常のトランスに比べて制度に強化するが、
高周波トランスは小型であるので、従来の商用周波ｌ・
ランスに比べて安価に形成できる。なお高周波高電圧発
生回路としては、公知の回路を用いることができる。

また電源として交流半波を用いることができる。

壕だ治療効果の向」のため交流出力の一方の極性の電圧
レベルを他力の極性の電圧レベルより高くできることが
要求されるが、本発明によれば断続のオンオフ比を変え
ることにより平均値を変えることなく簡単に実現できる
。

【図面の簡単な説明】 第１図は高電圧治療器の回路図、第２図および第３図は
本発明の原理回路図およびその動作ＮＴ７．　Ｉ！Ｉｌ
用の波形ン１、第４メ［は本発明の一実施例回路し１で
ある。 （１）・絶縁ノート、　（２）・椅子、　（３）・・ｉ
体板、（４）・・被療者、（５）電流制限用抵抗、（６
）商用周波トランス、　ｆ７）　”’　ｆｌｊ力端舷（
８）接続コード、　（ｑ）　　品周汲前電Ｉｔ発生回路
、Ｔｒｌ・　トランジスタ、　Ｃコ／テンソ、Ｒ抵抗、
ＳＯ電源、　（ｌｔｊ　　整流回路、■）　タイオード
、　Ｒ１／ヤント抵抗、（１υ　断続回路、Ｔ、２　　
スイッチングトランジスタ、　ＳＴ・・トリガ回路、　
０の　直列コンデンサ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所要周期の断続高周波出力を送出する高周波高電圧発生
   回路と、その出力の整流回路と、その出力の直流分を阻
   止して交流分のみを出力端子に送出させる直列コンデン
   サを備えたことを特徴とする高電圧治療器の電源装置。