JPS61286756A - エイズウイルスのエンベロ−プ糖タンパクに関連する抗原、その製法及び用途 - Google Patents

エイズウイルスのエンベロ−プ糖タンパクに関連する抗原、その製法及び用途

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JPS61286756A
JPS61286756A JP61086932A JP8693286A JPS61286756A JP S61286756 A JPS61286756 A JP S61286756A JP 61086932 A JP61086932 A JP 61086932A JP 8693286 A JP8693286 A JP 8693286A JP S61286756 A JPS61286756 A JP S61286756A
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serum
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lav
infected
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JP61086932A
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リユツク・モンテニエ
フランソワーズ・レイ
ベルナール・クリユスト
フランソワ・クラヴエル
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Institut Pasteur de Lille
Original Assignee
Centre National de la Recherche Scientifique CNRS
Institut Pasteur de Lille
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はlID5(エイズ)ウィルスのエンベロープ糖
タンパクに関連する抗原、特にこの糖タンパクの前駆体
及びこれら抗原から誘導されるフラグメント(断片)に
係る。本発明は更にこれらの抗原、前駆体及びフラグメ
ントの製法に係る他、免疫原性組成物の製造、又はAI
DSもしくはこれと同種の疾患、例えばリンパ部障害(
LAS)の診断、或いはより一般的にヒト血清の如き生
物学的媒質中にLAVウィルスもしくは同種のウィルス
を選択的に認識し得る抗体が存在するか否かの診断に有
用な組成物における前記抗原、前駆体及びフラグメント
の使用にも係る0本出願は1984年10月18日付出
願のフランス国特;1出願w48416013号にII
達する出願であり、前記特許出願の序文には前述の如き
ウィルスに圓する幾つかの科学論文の文献目録が挙げら
れている。
前記特許出願では約110,000ダルトンの分子量、
より特定的には110.000〜120,000の見掛
は分子量を有するエンベロープ糖タンパクを既に開示し
た。この糖タンパクは以俊略号rap 110Jで表わ
す、その存在は、感染したリンパ球から得られ且つ35
8−システィンで標識されたLAVウィルスの溶解物(
ライセード)中に検出し得る。この糖タンパクはLAS
又はAIDSに感染した被検者からの血清により選択的
に認識される。
本発明はgp 1ioの前駆体であれ、フラグメントで
あれ、とにか(i;11)110に関連する種々の抗原
と、gp 110を含めてこれら全ての抗原の取得を可
醍にする駈用手段(11!1株及び方法)とに係る。
より特定的には本発明は、150.000と135.0
00ダルトンのオーダーの分子量を有する糖タンパクに
係る(これらの分子量は、詰タンパクの移動距離を測定
し、既知分子量の基準タンパク質、例えば前出の特許出
願で同定されたタンパク質の移動距離と比較することに
よって評価する)、これらの新規糖タンパクもgp 1
10の下記の如き特性を有する。
35S−システインで標識できる。
−コンカナバリンAと共に複合体を形成し得る。
これらの複合体は次いでO−メチル−アルファー[)−
ンンノビラノシドの存在下で解離し得る。
一別のレクチン、例えば「レンヂルーレクチン(LEN
TYL−LECTINES) Jの名称で知られている
レクチンと共に複合体を形成し得る。
−エンドグリコシダーゼ、特にエンド−ベータ−メチル
グリコサミニダーゼ−H(略号エンド−H)の作用に敏
感である。
−[”C]−グルコサミンで標識できる。
−AIDS又はi A Sに感染したヒトの血清により
特異的にg識できる。
以下の説明では分子ffi 150,000ダルトンの
糖タンパク及び分子fi 135,000ダルトンの糖
タンパクを夫々略号roc150J及びrgp135J
で表わす。
gp isoのポリペプチド骨格構造は遺伝子「env
Jの総合コード能力の結果得られる構造と相関関゛係に
あるに違いないと考えられる。Fl記env 遺伝子の
ヌクレオチド構造はウエインーホプソン・ニス(賀^l
N−H0BSON、 S、)他、セル(Ce I I 
)第40巻、9〜17ページ、1985年の論文から推
定し得る。前記ポリペプチド骨格(見掛は分子量約90
.000)は、ウェインーホブソンの論文の第1図のヌ
クレオチド構造から夫々結論されるように、位置576
7と位に8350との間に伸びるヌクレオチド配列によ
ってコードされたポリペプチド配列に対応すると思われ
る。
Qp135には、Ωp 150のペプチド骨格のC末端
部分に相当すると思われる分子量約15,000の末端
ペプチド配列をタンパク分解で開裂した結果前記骨格か
ら読導される、より短いポリペプチド骨格が対応するに
違いないと考えられる。
本発明は更に、これらの前駆体を大蚤に製造するための
手段、特に正常T4リンパ球とJ、 Matl。
Cancer In5t、49.891(1972年)
に記載のミノワダ・ジェー(HIMOWAD^、j、)
他のHOLT−4系の細胞又は類似物との間で形成され
るハイブリッド111111にも係る。前記ハイブリッ
ド細胞は表面に14分子を発現せしめ得るという特徴と
、LAVウィルス又は同種ウィルスによる感染に敏感で
あるという特徴とを116゜ 尚、HOLT−4系の細胞は白血病にかかった患者から
分離したリンパ球様11[l胞に由来する。
問題のf!類のハイブリッドはLAVウィルスによる感
染の結果、ウィルスゲノムにコードされたタンパク質を
主として産生じ得るようになり、そのため前記タンパク
質を大量に得ることが可能になると共に、ウィルスサイ
クルにおけるこれらタンパク質各々の相対的割合の変化
を調べることが可能になる。これについてはこの種の検
査を行なうための条件に関する後の説明で明らかにされ
よう。
これらのハイブリッドは特に下記の如く製造し得る。
NatlJre誌(ロンドン)、旦2.787 (19
84年)に記載のクラララマン・ディー(KL^TZH
ANM、 D、)他の方法に従い、血液ドナーのT4リ
ンパ球を分離する1次いで従来のハイブリドーマ形成方
法によりポリエチレングリコールの存在下でこれらのリ
ンパ球をMOLT−4/Tに一系の細胞と融合させる。
形成したハイブリッドをマイクロタイタープレートのウ
ェルの中のHAT媒質(培地)中で選別し、表面に14
分子を発現するクローンを回収する。
これらのクローンはオルト(ORTHO)社から商品名
θに■4として市販されているモノクローナル抗体にT
K−milli系(セルライン)は、パリのパスツール
研の国立微生物培養コレクションla Co11ect
ionNatiOnale de culture d
e Hicro−Organismes−C。
N、C,H,)に1985年4月15日付で第1−43
4号として委託された。
勿論HOLT−4/ Tに一系に代えて、細胞融合中に
T4リンパ球により相補され得る運転学的欠損を有する
他の任意のHOLT−4変異種を使用することもできる
。この場合前記相補は所望ハイブリッドの選別の適切な
基準となる。
本発明のハイブリッドの代表的ハイブリッドも1985
年4月15日に第1−435号としてC,N、C,H,
に寄託された。この種のハイブリッドは前述のミノワタ
他による培地中で培養し得る。
選別した細胞ハイブリッド、特に前述の如きハイブリッ
ドは遠心分離による濃縮模、前出の特許出願に記載の方
法、特にSc 1ence、 220.868(198
3年)のエフ・バールーシヌツシ(F−BARRE−3
rNOUSSI)他の論文、又は1983年9月15日
出願の英国特許出願第8324800号の優先権を主張
して1984年9月14日に出願された欧州特許出願用
84401834号に記載の条件下でLAS又はAID
Sにかかった患者から得たLAV分離物により予め感染
させた正常リンパ球によって産生される伝染性ウィルス
上清に前記m胞ハイブリッドを再懸濁させる方法に従っ
て、LAVウィルス又は類似物により感染させることが
できる。
前記欧州特許出願でLAV 1と称されているようなL
AVウィルスによって感染させると、前記ハイブリッド
iuiは感染したハイブリッドlll11相7i間又は
未感染ハイブリッドIA胞と感染ハイブリッド細胞との
間の融合の結果として、多核[11114(polyc
arions)又は巨大シンシチウム(sync + 
t i asgeants)を産生せしめる。これら巨
大シンシチウムは、特にアセトンによる固定後に、問接
免疫蛍光法の実験において抗−LAV抗体保持者のIt
h消との閂で強い免疫蛍光反応を生起する。これらのシ
ンシチウムは、特に培地中又はこれらシンシチウムを懸
濁し得るB質中で重力の作用による簡単なデカンテーシ
ョンによって容易に1f11!!できる。
前iホの方法は後述の条灯下で、前記前駆体が出現する
ウィルスサイクル時点の確認を可能にした。
これらの前駆体は後で第1図に関する説明の中で述べる
条件の下に甲題し得る。
特に、gp 150はウィルス@染の初期、例えば最初
の3時間が経過した後に甲−のバンドとして出現し、g
p 135はそれより遅く、特に12時間後に出現する
Qp 110自体が出現する際の条件、及び単離し得る
他の抗原との関係については後で特に第2図を参照しな
がら説明する。第2図の説明も後で行なう。
そこで次に、fl述の条件でisしたシンシチウムから
gp iso及びgp 135を検出した際の条件を説
明する。
3時間又は12時特種識した後前記シンシチウムを洗浄
剤溶液に溶解し、この清澄溶解物をLAVに陽性のgl
で免疫0:晴処理し、変性させ、次いでドデシル!iQ
Mブトリウム(SDS)ゲルを用いるt気泳動により分
析した。3時間の標:A後には分子ffi 150.0
00(150K)のバンドが検出された。より艮<(1
2時間)標識すれば別の135にのバンドが検出される
ことになる。この135にのバンドは前駆体150にの
誘導体と見なし得る。+10に〜120にのバンドは全
く検出されなかった。この事実はΩp110が遊離ウィ
ルス粒子に+11達するのであって、形成中のウィルス
にl1lQ′11するのではないことを示す。
エンド−Hで処理すると、150にバンド及び135に
バンドは分子愚が夫々95.000(95K)及び80
.000(80K)の2つのバンドに縮小された(第1
図)。
そこで更に検査を行なえば、次の仮定が成立しqる。前
駆体gp 150はIvi述の如きウィルスゲノム配列
から推定されるように二遺伝子のコード配列全体に対応
する。f!lち炭水化物残基を考慮しなければ95にの
ポリペプチド鎖に対応する。
[l胞質内又は細胞膜の近傍で生起する暮と思われる最
初のタンパク分解開裂の侵でりp150は糖タンパクg
p 13りに変換する(炭水化物残基の分離模、80に
のポリペプチド骨格が前記糖タンパクg+1135に対
応する)、ウィルスの形態形成の間に、(11)135
が今度はgp 110〜120に変化する。これはタン
パク分解開裂が生起しない時は、炭水化物残基が酵素に
より部分的に除去されるからである。
!;111150及び(Jp 135は前2特許出願で
(lp 110に関して記述されている方法と同じ方法
で、対応シンシチウム溶解物から取得し精製することも
できる。
同様にして、gp iioの単離に濁して前記特許出願
に記載されている抗体産生技術、より特定的にはモノク
ローナル抗体産生技術も、gp 150及びgp135
に対ツる抗体、より特定的には特異的モノクローナル抗
体の産生に全く同様の条件下で使用し得る。これらのモ
ノクローナル抗体自体は、特に適切な支持体に固定され
た後で且つ(IcI 110に関して前記特許出願に記
載の条件で、gp150及びgp135のより高度な精
製に使用し得る。゛前記[1出願でOp 110につい
て説明されているのと同様に、Qp150及び+ll)
 135も同様の条件下でヒクルと共に含み、生体宿主
、特にヒトへの投与が可能であるような免疫原性組成物
に係る。この種の組成物は例えば、10〜500、特に
50〜100 #/υの単位用けを投与し得るように抗
原が調合されていることを特徴とする。
gp 150及びgp 135はやはり前記特許出願の
gplloに110する条件と同一の条件下で、L△■
ウィルス又は類似物に起因する病気にかかった患者、又
はこれらのウィルスに対して免疫された人の遇当なり一
物学的tIM頚、特に自消又は脳を柱液中に抗−LAV
抗体を検出するための診断法及び診断キットで使用する
こともできる。gp 150又は00135の診断テス
ト又は診断キットへの使用は、これらをΩp110より
優先して認識し得る血清の診断には特に有利でありIS
る。これらの診断法及び診断キットを使用するための条
件については前記特許出願の記述と、本出願の特許請求
の範囲の一部分を参照されたい。これらの記述は本発明
の診断法及び診断キットの好ましい形態を規定しており
篭、本明細四の一部分をなすと見なされる。
表面にgp 150を発現するか、又はgp 150と
QD135とを同時に発現する細胞ハイブリッドも本発
明の一部分ななす。これらの1111ハイブリツドは、
特に固定状態にある時には、診断キットの一部分をなし
得る。その場合の診断法は、rtI記糖タンパク又は糖
タンパク断片を担持し且つ例えばアセトン又は任意の適
切な固定溶液によって予めムソ定されたこれらIE!胞
ハイブリッドを前述の如き黒石又はヒトの血清と接触さ
せ、次いで従来の方法により、特に標識されたマウス抗
−ヒト免疫グロブリン抗体(放割性標識、酵素標識、蛍
光標識、等々〉を用いて、i柊的に固定されたハイブリ
ッドの検出を行なうことからなってよい。
以下Qp110の性質と、LAVウィルス(この場合は
LAV  1)に感染したリンパ球もしくはCEMal
胞の培養株から単離し得る他の抗原に対するgl) 1
10の関係とについての補足データを説明する。
使用したCEMII胞は^TCCCCL 19系から表
面に14分子を有することが判明した株の系統(198
5年1月29日番号l−416及び!−417でC,N
、C,H,に寄託)を選択することによってqだ。
これらのデ=りは特定的には次の方法で得た。
正常ドナーのTリンパ球とCEMlvlとをしAv1ウ
ィルスで感染させ、次いで非標識システィンを含有しな
い媒質中で358−システィンにより標識した。次に、
これら細胞の培養の清澄上澄みを前記特許出願に記載の
如く遠心分離によって処理した。この上澄みをR)PA
il衝液中に溶解し、次いでLAVに感染した人、又は
感染してない人から得たヒト血清と共にインキュベート
した。
前記ウィルス溶解物を第2図の説明で述べるように分析
するとその都度、AIDSにかかった患者からの血清に
よって検出され、且つ、gplloのみならず前記溶解
物のゲル電気泳動で夫々分子量70に、 40K及び3
4Kに相当する細いバンドを示す゛タンパク質もH’t
Kされる。これらのタンパク質はいずれも前記患者の血
清により特異的に免疫沈降する。これらの血清がgag
タンパク質を全り認識しないならば、これらのタンパク
質が抗原的にgplloと同種であり、op iioの
開裂生成物であると推論し得る。「イムノブロッチン(
issunoblo℃tane)Jと称するP紙上に移
行させる技術を用いると、前記バンドは更に明白になる
。このP紙は第2図の説明でも言及されている。
感染したTリンパ球の培養株を[”C]−グルコサミン
で代謝的に標識した場合にも同種の結果が得られる。予
め遠心処理しておいたウィルス溶解物でも、SDS含有
ポリアクリルアミドゲル(SDS−PAGE)を用いる
テストにおいてLAVに陽性の血清により複数の免疫沈
降バンドが得られた。
gplioのレベルで前記血清により特異的に認識され
るバンド以外に、バンド70K及び42にのレベルでも
特異的免疫沈降が観察された。
これらの70K及び40にのタンパク質が殆んど確実に
タンパク質gp iloの開裂(減成)生成物を構成す
るという事実は、env遺伝子の273のレベルで可能
なタンパク分解部位を出現せしめるウイルスゲツムのヌ
クレオチド配列の検査によっても確認される。40にタ
ンパク質は恐らくエンベロープ糖タンパクの躾透過部分
に相当する。
ウェインーホブソンの論文のヌクレオチド配列を参照す
ると、70K及び40にタンパク質は、−70にタンパ
ク質の場合には位[5767とほぼ7297〜7327
の位iとの間に延び、−40にタンパク質の場合にはほ
ぼ7297〜7327の位四と位!! 8350との間
に延びるヌクレオチド配列によって夫々コードされるポ
リペプチドと共通のポリペプチド配列を共有すると思わ
れる。
従って70K及び40にタンパク買自体も本発明の一部
分をなす、これらのタンパク質は糖タンパク01) 1
10. gp 135及び−gp 150と全く同様に
これら糖タンパクに関して説明した診断法及び診断用キ
ットに使用し得る。
勿論本n明は、本特許出願明細古でより特定的に説明し
てきたものと等価のポリペプチド(炭水化掬残蟇を有し
ても有さなくても)、特に類似のアミノ酸配列を有しn
つ遺伝子工学技術により産生されるようなポリペプチド
にも係る。またアミノ酸配列の一部分がr+題のポリペ
プチドの免疫学的性質を余り変化させることなく変更さ
れるようなポリペプチドも勿論本出願の特許請求の範囲
に含まれる。従って本発明は、本特許出願明細みでより
特定的に説明したものと異なる種のLAVウィルスに由
来する同等のポリペプチドにも係る。
第1図の説明: LAVのエンベロープ糖タンパク及び
そのlI胞内前駆体に対するエンド−Hの作用 35S−システインで12時間標識したLAV感染MO
LT−4/T4 Aイブリド−v(a−6列)と、35
S−システインでIHし且つ遠心分間したLAVピリオ
ン(e−1列〉とのシンシチウム溶解物を、継続性リン
パi51H(lyiphadenopathie pe
rsistaMe)にかかった患者の1Iil清を用い
て免疫沈降させた(8RU+ 、これらの免疫複合体を
、商標せ)?ローズ(SEPII八ROSへ 3で市販
されているアガロースのビーズにプロティン八を結合し
たものに結合させ、次いで数回繰返し洗浄した後、so
s o、ixと77 o f−ニン(ZYHOFREM
、 5PECIA)5にとを含むp)l 5.5のクエ
ンl!!塩緩!i液中で2分間95℃に加熱することに
より溶離した。可溶化した抗原を次いで、最終″@mが
22μlになるような瓜で0.5nのエンド−Hにより
種々の時間に百り31℃で処理し、そのl5DS−−ポ
リアクリルアミドゲル(アクリルアミド7、 S!、ビ
スアクリルアミド0.17%)での電気泳動により分析
した。
種々の列のゲルに関しては下記のことに留意されたい。
− a及び8列:未処理 −b及びr列: 1時間の処理 −C及UQ列:  21¥Ii!Iの処理−d及び1列
:3!R間の処理 ■−既知分子量のマーカー 2171tG!:rウェスタンプロット(Wester
nblOl)」法による分析 LAVに感染したIt胞の上澄みと、HTLV−3に感
染した11[l胞の上澄みとを超遠心分離によって濃縮
した。ウィルス標本から得られた遠心分離沈漬と、コン
トロール標本から得られた遠心分離沈渣(これらの沈渣
は合計タンパク質濃度が5〜10gであった)とをSO
8含有12%ポリアクリルアミドゲルにより分画し次い
で電気泳動によりニトロセルロース紙上に移し、その後
ウィルス学Q (ViroloqY)、 107 、5
20(1980年) 1.:バレクー ヒ−(PARI
JHB、)他によって記載されているような免疫移行(
iwlunutransfert(iamunoblo
[)>により移した。
次に諸バンドを含むP紙をLAS患者の血清(1/20
0°で箱釈)と共にインキュベートし、洗浄し、ペルオ
キシダーゼと結合したヤギの抗ヒト1rGGと共にイン
キュベートし、次いで再び洗浄した。ペルオキシダーゼ
反応の基質としてのジアミノ−ベンジジンを基質として
用いて抗体の検出を行なった。LAV又はHTLV−m
ウィルスに感染したH3N2胞から得たウィルス溶解物
で同様の111京がなされた。
第2図には下記のものが示されている。
−列1:LAV″C′感染した89m11胞に由来する
ウィルス沈渣 一列2:HTLV−mに感染したH9細胞から得られた
ウィルス沈渣 一列3 : LAV産生CEM細胞から得られたウィル
ス沈渣 一矢印は糖タンパク即ち(lpllo、 p7o、 p
40. p、ill。
p25及びp18に対応するバンドを上から順に示して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はLAVのエンベ0−ブ糖タンパクとその1iv
i内前駆体とに対するエンド=Hの作用を示す図、第2
図はウェスタンプロット法による分析図である。 図面の浄書(内容に変 FIG、1 bcdaf −〒冑岬 戦呵4 、コ、t ・4 = 34−一〜−り。 25− way工 18   %++ 見なし) hm 、   −93 〉

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)約150,000の分子量を有し、 LAVウィルスのエンベロープ糖タンパクと共通のポリ
    ペプチド配列からなるポリペプチド骨格、を有し、 AIDS若しくはLAVウィルスに起因するLASにか
    かった患者の血清又はLAVウィルスの無症候性保有者
    の血清によって認識され、 ^3^5S−システインによつて標識することができ、
    コンカナバリンAと複合体を形成し得(これら複合体は
    後にO−メチル−アルファ−D−マンノピラノシドの存
    在下で解離することができる)、「レンチル−レクチン
    (LENTYL−LECTINES)」の名称で知られ
    ているような他のレクチンと複合体を形成し得、 エンドグリコシダーゼ、特にエンド−ベータ−N−メチ
    ルグリコサミニダーゼ−Hの作用を受け得(この作用は
    分子量約95,000のタンパク質の形成を伴う)、 [^1^4C]−グルコサミンによって標識することが
    できる、 という特性を有する抗原。
  2. (2)LAVウィルスの¥env¥遺伝子全体によって
    コードされているペプチド骨格に相当するペプチド骨格
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の抗原。
  3. (3)約135,000の分子量を有し、 LAVウィルスのエンベロープ糖タンパクと共通のポリ
    ペプチド配列からなるポリペプチド骨格を有し、 AIDS若しくはLAVウィルスに起因するLASにか
    かった患者の血清又はLAVウィルスの無症候性保有者
    の血清によって認識され、 ^3^5S−システインによつて標識することができ、
    コンカナバリンAと複合体を形成し得(これら複合体は
    後にO−メチル−アルファ−D−マンノピラノシドの存
    在下で解離することができる)、「レンチル−レクチン
    (LENTYL−LECTINES)」の名称で知られ
    ているような他のレクチンと複合体を形成し得、 エンドグリコシダーゼ、特にエンド−ベータ−N−メチ
    ルグリコサミニダーゼ−Hの作用を受け得(この作用は
    分子量約80,000のタンパク質の形成を伴う)、 [^1^4C]−グルコサミンによって標識することが
    できる、 という特性を有する抗原。
  4. (4)そのペプチド骨格がLAVウィルスの¥env¥
    遺伝子全体によってコードされているペプチド骨格全体
    から誘導されているが前記骨格全体のC末端部分に対応
    する分子量約15,000のペプチド配列はもっていな
    いことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の抗原
  5. (5)特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに記
    載の抗原の製法であって、 ヒトT4リンパ球と特にMOLT−4タイプの腫瘍リン
    パ様細胞との融合によって予め形成され、表面にT4分
    子を発現し且つLAVウィルスに感染し得るハイブリド
    細胞系を感染させ、前記ハイブリッド系の感染細胞を培
    養し、感染したハイブリッド細胞を回収して溶解し、産
    生された抗原を分離し、場合に応じて約150,000
    の分子量をもつ糖タンパク若しくは約135,000の
    分子量をもつ糖タンパク又はこれら糖タンパクの双方を
    回収することからなる方法。
  6. (6)感染ハイブリッド細胞の溶解を、新たな遊離ウィ
    ルス粒子の産生によって終了する感染プロセスの終了前
    に行なうことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載
    の方法。
  7. (7)前記溶解を感染後3時間で行ない、分子量が約1
    50,000の糖タンパクを回収することを特徴とする
    特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  8. (8)前記溶解を感染後12時間で行ない、分子量が約
    135,000の糖タンパクを回収することを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  9. (9)前記抗原の分離が、前記抗原を含む媒質を好まし
    くは固体支持体に固定した精製レクチン、例えばコンカ
    ナバリンA又はレンチル−レクチンと接触させ、次いで
    前記抗原を特にO−メチル−アルファ−D−マンノピラ
    ノシド溶液を用いて溶離することで実施されることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項から第8項のいずれかに
    記載の方法。
  10. (10)前記精製が、前記抗原に対する活性をもつ抗体
    を保有することがわかつている患者の血清、又は予め形
    成されてモノクローナル抗体を分泌するハイブリッドー
    マによつて産生されるモノクローナル抗体を用いる免疫
    沈降によつて行なわれ、前記モノクローナル抗体がより
    特定的には、場合に応じて、約150,000の分子量
    を有する抗原又は約135,000の分子量を有する抗
    原のいずれかを認識することを特徴とする特許請求の範
    囲第9項に記載の方法。
  11. (11)特許請求の範囲第1項に記載の抗原又は場合に
    よって特許請求の範囲第3項に記載の抗原を特異的に認
    識し得ることを特徴とするモノクローナル抗体。
  12. (12)特許請求の範囲第11項に記載のモノクローナ
    ル抗体を分泌するハイブリドーマ。
  13. (13)T4リンパ球とMOLT−4系細胞タイプの細
    胞との間で形成されるハイブリッド細胞系であり、前記
    系のハイブリッド細胞がT4分子を表面に発現し得且つ
    LAVウィルス又は関連ウィルスに感染し得ることを特
    徴とするハイブリッド細胞系。
  14. (14)1985年4月15日に番号 I −435でC
    .N.C.M.に寄託された系と同一であるか、又はこ
    の系から誘導されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第12項に記載のハイブリッド細胞系。
  15. (15)特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに
    記載の抗原を表面に有し、且つその系の細胞が固定され
    たものであることを特徴とする特許請求の範囲第13項
    又は第14項に記載のハイブリッド細胞系。
  16. (16)血清又は脳脊柱液の如きヒト生物学的流体中の
    抗−LAV抗体の存在のin vitro検出法であっ
    て、前記生物学的液体を特許請求の範囲第1項から第4
    項のいずれかに記載の抗原と接触させ、形成された抗原
    −抗体複合体を検出することからなる方法。
  17. (17)抗原が固定感染細胞の表面に露出されることを
    特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の方法。
  18. (18)抗原が固体支持体の表面に固定されることを特
    徴とする特許請求の範囲第16項に記載の方法。
  19. (19)血清又は同等の生物学的媒質中の抗−LAVウ
    ィルス抗体の存在を診断する方法であって、−特許請求
    の範囲第1項から第4項のいずれかに記載の抗原をマイ
    クロタイタープレートのウェルの中に所定量配置し、 −診断すべき血清をその希釈度を増大させながら前記ウ
    ェル内に導入し、 −前記マイクロプレートをインキュベートし、−このマ
    イクロプレートを入念に洗浄し、 −基質の放射線吸収が少なくとも所定波長帯域で変化す
    るようにこの基質を加水分解し得る酵素の中から選択し
    た酵素によって標識された血液イムノグロブリン特異抗
    体を前記マイクロプレートの穴に導入し、 −好ましくはコントロールと対比しながら、前記基質の
    加水分解の程度を当該病気の潜在的危険性又は実際的存
    在の尺度として検出することからなる方法。
  20. (20)適当な生物学的試料、特にヒト血清中の抗−L
    AVウィルス抗体の存在を診断するための用具一式即ち
    キットであって、特にエリザ(ELISA)法による分
    析で通常使用される試薬と、特許請求の範囲第1項から
    第4項のいずれかに記載の抗原とからなり、この抗原が
    支持体の表面に保持されているか又は固定感染ハイブリ
    ッド細胞の表面に露出されていることを特徴とするキッ
    ト。
  21. (21)特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに
    記載の抗原を生体宿主、特にヒトへの投与を可能にする
    生理学的に許容し得る賦形剤と共に含むことを特徴とす
    る免疫原性組成物。
  22. (22)10〜500、特に50〜100μg/Kgの
    用量を投与し得るように抗原が調合されることを特徴と
    する特許請求の範囲第21項に記載の免疫原性組成物。
JP61086932A 1985-04-15 1986-04-15 エイズウイルスのエンベロ−プ糖タンパクに関連する抗原、その製法及び用途 Pending JPS61286756A (ja)

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