JPS61285585A - 定置式ホログラムスキヤナ - Google Patents
定置式ホログラムスキヤナInfo
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- JPS61285585A JPS61285585A JP60127760A JP12776085A JPS61285585A JP S61285585 A JPS61285585 A JP S61285585A JP 60127760 A JP60127760 A JP 60127760A JP 12776085 A JP12776085 A JP 12776085A JP S61285585 A JPS61285585 A JP S61285585A
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- Japan
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- hologram
- mirror
- light beam
- lens
- light
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、スーパーマーケットなどのレジスタにおい
て商品に印刷されたバーコードを読み取る定置式ホログ
ラムスキャナに関するものである。
て商品に印刷されたバーコードを読み取る定置式ホログ
ラムスキャナに関するものである。
従来のこの種の装置として第5図に示すものがあった6
図において、1はレーザ発振器、2は光ビーム、3はレ
ンズ、4はミラー、5は光ビーム2を通過させる開口を
有する穴あきミラー、6は光ビーム2を偏向するホログ
ラムレンズ、7は走査線数と等しい個数だけホログラム
レンズ6が形成され、発生すべき走査線ピッチに対応し
た量だけホログラムレンズ6の中心を変位させてなるホ
ログラムディスク、8.9はそれぞれ空間的に分離した
位置に回折された第1.第2の走査ビーム、10.1)
はそれぞれ走査ビーム8.9を反射するためのミラー、
12は読取窓、13.14はそれぞれ走査ビーム8.9
により発生される走査線、15は読取窓12に置かれた
ラベルのバーコードにより散乱された散乱光、16は光
検知器、17はホログラムディスク7を回転するための
モータである。
図において、1はレーザ発振器、2は光ビーム、3はレ
ンズ、4はミラー、5は光ビーム2を通過させる開口を
有する穴あきミラー、6は光ビーム2を偏向するホログ
ラムレンズ、7は走査線数と等しい個数だけホログラム
レンズ6が形成され、発生すべき走査線ピッチに対応し
た量だけホログラムレンズ6の中心を変位させてなるホ
ログラムディスク、8.9はそれぞれ空間的に分離した
位置に回折された第1.第2の走査ビーム、10.1)
はそれぞれ走査ビーム8.9を反射するためのミラー、
12は読取窓、13.14はそれぞれ走査ビーム8.9
により発生される走査線、15は読取窓12に置かれた
ラベルのバーコードにより散乱された散乱光、16は光
検知器、17はホログラムディスク7を回転するための
モータである。
次に動作について説明する。レーザ発振器1より出射し
た光ビーム2を、レンズ3、ミラー4、穴あきミラー5
を介して、ホログラムレンズ6に入射する。ホログラム
ディスク7をモータ17により回転すると、ホログラム
ディスク7上に設けられた各ホログラムレンズにより光
ビーム2が偏向されて順次走査ビームが発生される。こ
れらの内、代表的なものが第1.第2の走査ビーム8,
9である。各ホログラムレンズ6の中心が変位している
ので、上記各走査ビーム8,9はホログラムディスク7
上の0点における接線と垂直な方向にシフトして走査さ
れる。その結果、ホログラムレンズ6の中心の変位を大
きくすることによって、全走査線を2つのグループに分
け、空間的に分離した位置に発生する。これは、走査線
の方向を読取窓12上で2方向とするためのミラー10
.1)の設定を容易にするためである。
た光ビーム2を、レンズ3、ミラー4、穴あきミラー5
を介して、ホログラムレンズ6に入射する。ホログラム
ディスク7をモータ17により回転すると、ホログラム
ディスク7上に設けられた各ホログラムレンズにより光
ビーム2が偏向されて順次走査ビームが発生される。こ
れらの内、代表的なものが第1.第2の走査ビーム8,
9である。各ホログラムレンズ6の中心が変位している
ので、上記各走査ビーム8,9はホログラムディスク7
上の0点における接線と垂直な方向にシフトして走査さ
れる。その結果、ホログラムレンズ6の中心の変位を大
きくすることによって、全走査線を2つのグループに分
け、空間的に分離した位置に発生する。これは、走査線
の方向を読取窓12上で2方向とするためのミラー10
.1)の設定を容易にするためである。
次に、第1.第2の走査ビーム8.9で代表される走査
ビーム群は所定の角度、位置に設定された第1.第2の
ミラー10.1)により反射され、読取窓12上に2方
向の走査線13.14を発生する。
ビーム群は所定の角度、位置に設定された第1.第2の
ミラー10.1)により反射され、読取窓12上に2方
向の走査線13.14を発生する。
次に、上記走査パターンによりラベルが走査されると、
ラベル上のバーコードにより散乱された散乱光15は、
光ビーム2とは逆の経路をたどって光検知器16上に集
光され、電気信号に変換される。
ラベル上のバーコードにより散乱された散乱光15は、
光ビーム2とは逆の経路をたどって光検知器16上に集
光され、電気信号に変換される。
以上により、バーコードの情報を光学的に読み取る。な
お、第5図では1つのホログラムレンズ6上から2つの
走査ビーム8.9が発生するかのように示しているが、
実際にはホログラムレンズ61つに対し1本の走査線し
か得ることができないもので、ここでは説明のためにホ
ログラムディスク7が回転して他のホログラムレンズが
光ビーム2の光路上にきた場合を重ね合わせて表してい
る。
お、第5図では1つのホログラムレンズ6上から2つの
走査ビーム8.9が発生するかのように示しているが、
実際にはホログラムレンズ61つに対し1本の走査線し
か得ることができないもので、ここでは説明のためにホ
ログラムディスク7が回転して他のホログラムレンズが
光ビーム2の光路上にきた場合を重ね合わせて表してい
る。
このようなホログラムスキャナにおいて、いかなる方向
のバーコードに対してもこれを高精度に読取れるように
するためには、読取り時間内における走査線数を出来る
だけ多くする必要がある。
のバーコードに対してもこれを高精度に読取れるように
するためには、読取り時間内における走査線数を出来る
だけ多くする必要がある。
すなわち、多方向で、しかも各方向の走査線数が多い走
査パターンを発生する必要がある。
査パターンを発生する必要がある。
しかし従来の定置式ホログラムスキャナは以上の様に構
成されているので、読取りに必要な走査線の方向の数と
同じあるいはそれ以上の数のミラーをホログラムレンズ
と読取窓との間に設置せねばならず、又ホログラムディ
スクと読取窓間のミラーについて見ればホログラムレン
ズにて偏向され各ミラー上を走査するビームを反射せね
ばならず、各々を大きなミラーとすることが必要で、こ
れが故に光学系全体が大きくなるなどの問題点があった
。
成されているので、読取りに必要な走査線の方向の数と
同じあるいはそれ以上の数のミラーをホログラムレンズ
と読取窓との間に設置せねばならず、又ホログラムディ
スクと読取窓間のミラーについて見ればホログラムレン
ズにて偏向され各ミラー上を走査するビームを反射せね
ばならず、各々を大きなミラーとすることが必要で、こ
れが故に光学系全体が大きくなるなどの問題点があった
。
これに対し、本件発明者は、光学系全体を大型にするこ
となく、あらゆる方向のバーコードに対してこれを高精
度に読取ることのできる定置式ホログラムスキャナを開
発しており、これは、走査方向の数と同数の光ビームの
各々をホログラムディスクの相互に異なる所定位置のホ
ログラムレンズに入射するようにしたものである。そし
てこの定置式ホログラムスキャナにおいては、レーザ発
振器とホログラムディスクとの間の光学系がほとんどの
光学部品を含むことから、主要光学部品をスキャナのオ
ペレータが位置する側と反対側に集中して配設すること
が可能であり、その場合スキャナのオペレータ側の部分
を薄型にして、オペレータが膝をスキャナの下側に入れ
て操作を行なう座位操作ができるものと考えられる。
となく、あらゆる方向のバーコードに対してこれを高精
度に読取ることのできる定置式ホログラムスキャナを開
発しており、これは、走査方向の数と同数の光ビームの
各々をホログラムディスクの相互に異なる所定位置のホ
ログラムレンズに入射するようにしたものである。そし
てこの定置式ホログラムスキャナにおいては、レーザ発
振器とホログラムディスクとの間の光学系がほとんどの
光学部品を含むことから、主要光学部品をスキャナのオ
ペレータが位置する側と反対側に集中して配設すること
が可能であり、その場合スキャナのオペレータ側の部分
を薄型にして、オペレータが膝をスキャナの下側に入れ
て操作を行なう座位操作ができるものと考えられる。
この発明は、かかる状況においてなされたので、座位操
作が可能である定置式ホログラムスキャナを提供するこ
とを目的としている。
作が可能である定置式ホログラムスキャナを提供するこ
とを目的としている。
この発明に係る定置式ホログラムスキャナは、筐体の底
壁又は上面壁のオペレータが位置する側と反対側の部分
に、下方に又は上方に向けて突出する段部を曲成し、こ
の段部が設けられた側の筐体内に主要光学部品を配置し
たものである。
壁又は上面壁のオペレータが位置する側と反対側の部分
に、下方に又は上方に向けて突出する段部を曲成し、こ
の段部が設けられた側の筐体内に主要光学部品を配置し
たものである。
この発明においては、筐体内のオペレータ側と反対側に
主要光学部品を配置したことから、筐体内のオペレータ
側に収容すべき光学部品は少なくて済み、筐体のオペレ
ータ側部分は薄型とすることが可能である。
主要光学部品を配置したことから、筐体内のオペレータ
側に収容すべき光学部品は少なくて済み、筐体のオペレ
ータ側部分は薄型とすることが可能である。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による定置式ホ
ログラムスキャナを示す。図において、1はレーザ発振
器、2は光ビーム、20はミラー、21はレンズ、22
は光ビーム2を時分割で上、中、下の3F!&に切り分
けるビームスプリッタ、23は3段に切り分けられた光
ビーム2をそれぞれ所定の方向に反射あるいは透過させ
て誘導するプリズムミラー、24はミラー、25は穴明
きミラー、7は後述の読取窓27に対して直角に配置さ
れたホログラムディスク、17はホログラムディスク7
を回転させるモータ、26はミラー、27は読取窓、1
3は走査線、28aはバーコード(図示は省略)から反
射された散乱光の一部、28bはホログラムレンズ(図
示は省略)にて集光された散乱光、29は散乱光を受信
して光を電気信号に変換する光電変換装置、30はオペ
レータの位置(図示は省略)、31はホログラムスキャ
ナの筺体、31aは筺体31の底壁の段部、31bは筺
体31のオペレータ位置30例の底面、31cは筺体3
1の上面壁の段部である。
ログラムスキャナを示す。図において、1はレーザ発振
器、2は光ビーム、20はミラー、21はレンズ、22
は光ビーム2を時分割で上、中、下の3F!&に切り分
けるビームスプリッタ、23は3段に切り分けられた光
ビーム2をそれぞれ所定の方向に反射あるいは透過させ
て誘導するプリズムミラー、24はミラー、25は穴明
きミラー、7は後述の読取窓27に対して直角に配置さ
れたホログラムディスク、17はホログラムディスク7
を回転させるモータ、26はミラー、27は読取窓、1
3は走査線、28aはバーコード(図示は省略)から反
射された散乱光の一部、28bはホログラムレンズ(図
示は省略)にて集光された散乱光、29は散乱光を受信
して光を電気信号に変換する光電変換装置、30はオペ
レータの位置(図示は省略)、31はホログラムスキャ
ナの筺体、31aは筺体31の底壁の段部、31bは筺
体31のオペレータ位置30例の底面、31cは筺体3
1の上面壁の段部である。
また第2図において、22a、22b、22Gはそれぞ
れ高、中高、低の段に作られたミラーであり、ビームス
プリンタ22を構成する。
れ高、中高、低の段に作られたミラーであり、ビームス
プリンタ22を構成する。
また第3図において、22dはビームスプリッタ、22
駆動用モータ、23a、23cはプリズム23dの側面
のそれぞれの位置に設けられたミラー、23bはプリズ
ム面そのままの表面であり、プリズムミラー23を構成
する。
駆動用モータ、23a、23cはプリズム23dの側面
のそれぞれの位置に設けられたミラー、23bはプリズ
ム面そのままの表面であり、プリズムミラー23を構成
する。
なお以上のような構成において、上記レーザ発振器1、
ミラー20、レンズ21、ビームスプリンタ22、プリ
ズムミラー23及びミラー24が、バーコードの読取り
に必要な光ビームの走査方向の数と同数の光ビームの各
々をホログラムディスク7の相互に異なる所定位置のホ
ログラムレンズに入射する光ビーム入射装置34を構成
している。
ミラー20、レンズ21、ビームスプリンタ22、プリ
ズムミラー23及びミラー24が、バーコードの読取り
に必要な光ビームの走査方向の数と同数の光ビームの各
々をホログラムディスク7の相互に異なる所定位置のホ
ログラムレンズに入射する光ビーム入射装置34を構成
している。
次に動作について説明する。レーザ発振器1より出射し
た光ビーム2は、ミラー20により折り曲げられ、レン
ズ21を透過し、ビームスプリッタ22に向かう。ここ
でビームスプリンタ22をモータ22dにて回転させる
と、その速度に応じ、ある時はミラー22a、ある時は
ミラー22b1ある時はミラー22cという具合に各段
のミラーにて光ビーム2が反射されるので、3段の反射
ビーム2a、2b+2Cを時分割で得る。これらの反射
ビーム2 a+2b、2cは、それぞれプリズムミラー
23の、ミラ−23a1プリズム表面23b1ミラー2
3cに入射する。すると光ビーム2a、2Cはミラー2
3a123cにより反射され、光ビーム2bはプリズム
内を透過してそれぞれ矢印A、B、Cの方向に進む。
た光ビーム2は、ミラー20により折り曲げられ、レン
ズ21を透過し、ビームスプリッタ22に向かう。ここ
でビームスプリンタ22をモータ22dにて回転させる
と、その速度に応じ、ある時はミラー22a、ある時は
ミラー22b1ある時はミラー22cという具合に各段
のミラーにて光ビーム2が反射されるので、3段の反射
ビーム2a、2b+2Cを時分割で得る。これらの反射
ビーム2 a+2b、2cは、それぞれプリズムミラー
23の、ミラ−23a1プリズム表面23b1ミラー2
3cに入射する。すると光ビーム2a、2Cはミラー2
3a123cにより反射され、光ビーム2bはプリズム
内を透過してそれぞれ矢印A、B、Cの方向に進む。
これらはミラー24にて反射され、穴明きミラー25の
開口25aを通過し、ホログラムディスク7上のホログ
ラムレンズに入射する。ホログラムレンズにより回折さ
れた光ビーム2はミラー26により反射され、読取窓2
7に集光され、読取窓27上を通過したバーコードに当
たって散乱される。散乱光28aは(但し、散乱光は本
来、ホログラムレンズにより回折された光ビーム2の数
だけ、それらの光軸にそって発生するが、図が複雑にな
るため、散乱光2881つのみを図示した。)光ビーム
2とは逆の経路をたどってホログラムレンズに入射し、
穴明きミラー25により反射され、光電変換装置29上
に集光されて電気信号に変換される。
開口25aを通過し、ホログラムディスク7上のホログ
ラムレンズに入射する。ホログラムレンズにより回折さ
れた光ビーム2はミラー26により反射され、読取窓2
7に集光され、読取窓27上を通過したバーコードに当
たって散乱される。散乱光28aは(但し、散乱光は本
来、ホログラムレンズにより回折された光ビーム2の数
だけ、それらの光軸にそって発生するが、図が複雑にな
るため、散乱光2881つのみを図示した。)光ビーム
2とは逆の経路をたどってホログラムレンズに入射し、
穴明きミラー25により反射され、光電変換装置29上
に集光されて電気信号に変換される。
次に、光学系の基本構造を第4図にもとづいて説明する
0図において、ホログラムディスク7以後の光学系は、
ホログラムディスク7を底面とし、ホログラムレンズの
集光位置りを頂点とした円錐にて表すことができる。ホ
ログラムディスク7の3点A、B、Cに入射した光ビー
ム2は、ホログラムディスク7を回転させると、入射点
A、B。
0図において、ホログラムディスク7以後の光学系は、
ホログラムディスク7を底面とし、ホログラムレンズの
集光位置りを頂点とした円錐にて表すことができる。ホ
ログラムディスク7の3点A、B、Cに入射した光ビー
ム2は、ホログラムディスク7を回転させると、入射点
A、B。
Cにおいてそれぞれホログラムディスク7の円周方向に
偏向されるため、集光点りを含むホログラムディスク7
と平行な平面33内において、Dを中心にAlA2、B
IB2、ClC2の方向の走査線を発生させる。これら
の走査線の交角は、LAQCSLBOcに等しいので、
この角度を変える、 −即ち入射位置A、B、Cを変
えることで容易に交角を選択することができる。
偏向されるため、集光点りを含むホログラムディスク7
と平行な平面33内において、Dを中心にAlA2、B
IB2、ClC2の方向の走査線を発生させる。これら
の走査線の交角は、LAQCSLBOcに等しいので、
この角度を変える、 −即ち入射位置A、B、Cを変
えることで容易に交角を選択することができる。
また図には各方向の走査線を1本のみ記したが、同じ方
向で複数本発生させるには、集光点りの例えばH方向の
位置の異なるホログラムレンズを必要数ホログラムディ
スク7上に備えれば良く、これは従来技術と同じである
。この光学系をE点にて1枚のミラー26により折り曲
げ、D1点に集光位置を移動させ、入射点A、B、Cと
折り曲げ用のミラー26との相対位置を保ったまま一定
角度円錐を回転させ、バーコード読み取りに必要な走査
面を構成した。従って走査線の方向とホログラムディス
ク7に入射する位置とは両者の数が一致することになる
。
向で複数本発生させるには、集光点りの例えばH方向の
位置の異なるホログラムレンズを必要数ホログラムディ
スク7上に備えれば良く、これは従来技術と同じである
。この光学系をE点にて1枚のミラー26により折り曲
げ、D1点に集光位置を移動させ、入射点A、B、Cと
折り曲げ用のミラー26との相対位置を保ったまま一定
角度円錐を回転させ、バーコード読み取りに必要な走査
面を構成した。従って走査線の方向とホログラムディス
ク7に入射する位置とは両者の数が一致することになる
。
以上のような本実施例の装置では、光ビームをホログラ
ムディスクに入射する前に多方向に切り分けるようにし
ており、レーザ発振器とホログラムディスクとの間の光
学系に、その方向数と同数のミラーが必要となるが、そ
の光ビームは偏向されていないので、小さなミラーでよ
く、又レーザ発振器とホログラムディスク間の光学系が
ほとんどの部品を含み、ホログラムディスクと読取窓間
には1枚のミラーを設置するだけでよいことになるので
、光学系の大部分、即ちレーザ発振器とホログラムディ
スク間の光学系をオペレータが位置する側と反対側に集
中して設置し、光路長は長いが単純化されたホログラム
ディスクと読取窓間の光学系をオペレータ側に設置する
ことができ、その結果従来のスキャナに比し、幅及び長
さを変えることなく、オペレータ側部分を薄型構造にで
き、オペレータがスキャナの下側に膝(第4図の35参
照)を入れて操作を行う、いわゆる座位操作が可能とな
る。
ムディスクに入射する前に多方向に切り分けるようにし
ており、レーザ発振器とホログラムディスクとの間の光
学系に、その方向数と同数のミラーが必要となるが、そ
の光ビームは偏向されていないので、小さなミラーでよ
く、又レーザ発振器とホログラムディスク間の光学系が
ほとんどの部品を含み、ホログラムディスクと読取窓間
には1枚のミラーを設置するだけでよいことになるので
、光学系の大部分、即ちレーザ発振器とホログラムディ
スク間の光学系をオペレータが位置する側と反対側に集
中して設置し、光路長は長いが単純化されたホログラム
ディスクと読取窓間の光学系をオペレータ側に設置する
ことができ、その結果従来のスキャナに比し、幅及び長
さを変えることなく、オペレータ側部分を薄型構造にで
き、オペレータがスキャナの下側に膝(第4図の35参
照)を入れて操作を行う、いわゆる座位操作が可能とな
る。
また本装置では、ホログラムディスク前の光学系には多
数ではあるが、小さなミラーを設ければよく、又ホログ
ラムディスク後の光学系には大型ではあるが、1枚のミ
ラーを設ければよく、その結果あらゆる方向のバーコー
ドに対して高精度な読取りを可能とするために、走査線
の方向の数を増加させた場合にも、装置がほとんど大型
化及び重量アップすることはない。
数ではあるが、小さなミラーを設ければよく、又ホログ
ラムディスク後の光学系には大型ではあるが、1枚のミ
ラーを設ければよく、その結果あらゆる方向のバーコー
ドに対して高精度な読取りを可能とするために、走査線
の方向の数を増加させた場合にも、装置がほとんど大型
化及び重量アップすることはない。
さらに本装置では、光ビームのホログラムディスクへの
入射位置を変えることにより、容易に走査線の角度(方
向)を変えることができる。
入射位置を変えることにより、容易に走査線の角度(方
向)を変えることができる。
また本装置では、ビームスプリッタの段のついた部分の
ミラー領域を変えることにより、各方向に切り換える時
間を容易に選択できる。
ミラー領域を変えることにより、各方向に切り換える時
間を容易に選択できる。
なお上記実施例では複数の光ビームを異なる位置のホロ
グラムレンズに入射する場合について説明したが、本発
明は一本の光ビームをホログラムレンズに入射する場合
についても同様に適用でき、この場合も主要光学部品を
オペレータと反対側に配置するようにすれば、スキャナ
の薄型化が可能である。また段部は筐体の上面壁又は底
壁のいずれか一方のみであってもよい。さらにホログラ
ムディスクは読取窓に対して必ずしも厳格な意味での直
角に設ける必要はない。
グラムレンズに入射する場合について説明したが、本発
明は一本の光ビームをホログラムレンズに入射する場合
についても同様に適用でき、この場合も主要光学部品を
オペレータと反対側に配置するようにすれば、スキャナ
の薄型化が可能である。また段部は筐体の上面壁又は底
壁のいずれか一方のみであってもよい。さらにホログラ
ムディスクは読取窓に対して必ずしも厳格な意味での直
角に設ける必要はない。
また上記実施例では走査線方向が3方向である例を示し
たが、この方向数は任意に選択できる。
たが、この方向数は任意に選択できる。
またホログラムディスク7と読取窓270間に1枚のミ
ラー26を使用した例を示したが、これも複数枚のミラ
ーを使用して走査面上で別の方向の走査線を得ることが
可能であるが、請求の範囲に記載した走査方向とはこの
場合の方向を一方向として定義しており、勿論本発明の
範囲外とはならないまた第2図には読取窓上に集光した
例を示したが読取窓から離れた点に集光させて走査線を
得ても良い、さらにビームスプリッタ22は段をつけ平
行に光ビーム2を切り換えているが、これは平行でなく
ても同等の効果を奏する。またプリズムミラー23はミ
ラーを組合わせて構成してもよい、またさらに光電変換
装置29として、入射ビームと同じ個数設けた例を示し
たが、これもミラーの組合せ等でどの様な数、配列も選
択できる。
ラー26を使用した例を示したが、これも複数枚のミラ
ーを使用して走査面上で別の方向の走査線を得ることが
可能であるが、請求の範囲に記載した走査方向とはこの
場合の方向を一方向として定義しており、勿論本発明の
範囲外とはならないまた第2図には読取窓上に集光した
例を示したが読取窓から離れた点に集光させて走査線を
得ても良い、さらにビームスプリッタ22は段をつけ平
行に光ビーム2を切り換えているが、これは平行でなく
ても同等の効果を奏する。またプリズムミラー23はミ
ラーを組合わせて構成してもよい、またさらに光電変換
装置29として、入射ビームと同じ個数設けた例を示し
たが、これもミラーの組合せ等でどの様な数、配列も選
択できる。
以上のように、本発明に係る定置式ホログラムスキャナ
によれば、筐体のオペレータが位置する側と反対側の部
分に段部を曲成し、この段部が設けられた側に主要光学
部品を配置するようにしたので、装置を薄型にして座位
操作を可能にできる効果がある。
によれば、筐体のオペレータが位置する側と反対側の部
分に段部を曲成し、この段部が設けられた側に主要光学
部品を配置するようにしたので、装置を薄型にして座位
操作を可能にできる効果がある。
第1図は本発明の一実施例による定置式ホログラムスキ
ャナの概略斜視図、第2図は上記スキャ参 すにおけ
るビームスプリッタの斜視図、第3図は・ 上記スキ
ャナの動作を説明するための図、第4図(a)、 (b
)はともに上記スキャナの光学系の基本構造を説明する
ための図、第5図は従来の定置式ホログラムスキャナを
示す概略図である。 2・−光ビーム、6−ホログラムレンズ、7・−ホログ
ラムディスク、22−・ビームスプリッタ、34−光ビ
ーム入射装置、31−筐体、31a、31c ・一段部
。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
ャナの概略斜視図、第2図は上記スキャ参 すにおけ
るビームスプリッタの斜視図、第3図は・ 上記スキ
ャナの動作を説明するための図、第4図(a)、 (b
)はともに上記スキャナの光学系の基本構造を説明する
ための図、第5図は従来の定置式ホログラムスキャナを
示す概略図である。 2・−光ビーム、6−ホログラムレンズ、7・−ホログ
ラムディスク、22−・ビームスプリッタ、34−光ビ
ーム入射装置、31−筐体、31a、31c ・一段部
。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (6)
- (1)ホログラムレンズが円周上に複数個配設されたホ
ログラムディスクを有する定置式ホログラムスキャナに
おいて、その筺体の底壁又は上面壁のオペレータが位置
する側と反対側の部分に、下方又は上方に向けて突出す
る段部を曲成し、この段部が設けられた側の筐体内に主
要光学部品を配置したことを特徴とする定置式ホログラ
ムスキャナ。 - (2)上記主要光学部品が、1本あるいは複数本の光ビ
ームをホログラムレンズに入射する光ビーム入射装置と
、読取窓に対しほぼ直角に設置されたホログラムディス
クと、バーコードで反射されホログラムレンズにより集
光された散乱光を電気信号に交換する光電変換装置とか
ら構成されることを特徴とする特許請求範囲第1項記載
の定置式ホログラムスキャナ。 - (3)上記光学部品が、複数本の光ビームをホログラム
レンズに入射する光ビーム入射装置と、読取窓に対しほ
ぼ直角に設置されたホログラムディスクと、バーコード
で反射されホログラムレンズにより集光された散乱光を
電気信号に変換する光電変換装置から構成され、ホログ
ラムディスクと読取窓との間の光学系が1枚のミラーで
構成されていることを特徴とする特許請求範囲第1項記
載の定置式ホログラムスキャナ。 - (4)上記光ビーム入射装置が、バーコード読取に必要
な光ビームの走査方向の数と同数の光ビームをホログラ
ムレンズに入射するものであることを特徴とする特許請
求の範囲第3項記載の定置式ホログラムスキャナ。 - (5)上記光ビーム入射装置が、1本の光ビームを時分
割で複数本に切換えた後、順にホログラムレンズに入射
するものであることを特徴とする特許請求の範囲第3項
又は第4項記載の定置式ホログラムスキャナ。 - (6)上記光ビーム入射装置が、光ビームを多方向に切
り分ける回転式のビームスプリッタにより構成されたも
のであることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
定置式ホログラムスキャナ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60127760A JPS61285585A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | 定置式ホログラムスキヤナ |
US06/845,326 US4738499A (en) | 1985-06-12 | 1986-03-28 | Stationary hologram scanner |
DE86302387T DE3688639T2 (de) | 1985-06-12 | 1986-04-01 | Fester Hologrammabtaster. |
EP86302387A EP0206454B1 (en) | 1985-06-12 | 1986-04-01 | Stationary hologram scanner |
CA000505508A CA1294467C (en) | 1985-06-12 | 1986-04-01 | Stationary hologram scanner |
KR1019860003362A KR900006253B1 (ko) | 1985-06-12 | 1986-04-30 | 정치식 홀로그램 스캐너 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60127760A JPS61285585A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | 定置式ホログラムスキヤナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61285585A true JPS61285585A (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=14968009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60127760A Pending JPS61285585A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | 定置式ホログラムスキヤナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61285585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0319237A2 (en) * | 1987-12-01 | 1989-06-07 | Tokyo Electric Co., Ltd. | Light-scanning reader |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP60127760A patent/JPS61285585A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0319237A2 (en) * | 1987-12-01 | 1989-06-07 | Tokyo Electric Co., Ltd. | Light-scanning reader |
US4938551A (en) * | 1987-12-01 | 1990-07-03 | Tokyo Electric Company, Ltd. | Light-scanning reader |
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