JPS61285163A - アンチスキツド制御装置 - Google Patents

アンチスキツド制御装置

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JPS61285163A
JPS61285163A JP12504785A JP12504785A JPS61285163A JP S61285163 A JPS61285163 A JP S61285163A JP 12504785 A JP12504785 A JP 12504785A JP 12504785 A JP12504785 A JP 12504785A JP S61285163 A JPS61285163 A JP S61285163A
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JP
Japan
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wheel
speed
signal
circuit
wheel speed
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Pending
Application number
JP12504785A
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English (en)
Inventor
Toshiro Matsuda
松田 俊郎
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数車輪をロックしないよう制動制御するアン
チスキッド制御装置に関するものである。
(従来の技術) アンチスキッド制御装置は、車輪の路面摩擦係数が成る
スリップ率(””−”’X 100 俤)車速 で最大になることから、車輪をこの最大摩擦係数1゛に
対応したスリップ率に保たれるよう制動制御して、最大
制動効率が得られるようにするものである。
従って、アンチスキッド制御には車速に関する信号が必
要であるが、そのためにドツプラーシー1ダー等を用い
たのでは高価となり、実用的でない。
そこで本願出願人は先に特願昭Is 9−11fi45
a号により、車輪の所定スリップ発生時における車輪速
から所定の時間勾配をもった疑似車速を求め、これと車
輪速とで得られるスリップ率に基づき車−”輪の制動制
御を行なう技術を提案済みである。 ′しかして車両は
、2輪以上の車輪についてアンチスキッド制御しなけn
ば実際上アンチスキッド効果が十分でなく、この場合上
記の技術を採用すると疑似車速を求める手段がアンチス
キッド制御・すべき車輪の数だけ必要になる。
(発明が解決しようとする問題点) 一方、疑似車速は車速(車体の対地速度)を代表するも
のであるから、1つであるべきである。
そし゛C1疑似車速は失敗すると低い方に出たり、□”
0になる傾向にあるため、上記の複数手段により個々に
求めた疑似車速はそのうちの最高値を選択(セレクトハ
イ)する必要があり、このセレクトハイした疑似車速を
基に各車輪をアンチスキッド!i1wJすることとなる
。しかし、この際前記のよう1′に疑似車速を求める手
段を、アンチスキッド制御すべき車輪毎に独立させ、該
車輪の数だけ設けたのでは、アンチスキッド制御装置が
複雑で、故障率が高くなるだけでなく、イニシャルコス
トも高くなるのを避けられない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、アンチスキッド制御すべき各車輪の車輪速を
セレクトハイし、これを基に求めた疑似車速が前記最高
の疑似車速と結果的に同じになるとの事実認識に基づき
、 複数車輪の車輪速から求めらnる疑似車速と、夫々の車
輪速とで得られるスリップ率に基づいて前記複数車輪を
個々に制動制御するようにしたアンチスキッド制御装置
におい゛C1 前記車輪速のうち最高のものを選択する手段とぐ該最高
の車輪速から前記最高の疑似車速を求める手段とを設け
、・ ・ 上記疑似車速を求める手段は、選択した車輪速信号のサ
イクル毎に所定状態下での検出車輪速値から所定の傾き
をもった疑似的な車体速を発生しき所定の車輪速信号の
所定のサイクルにおける上記所定状態下での検出車輪速
値と、 この車輪速サイクルから第n(n≧2)番目に得られる
サイクルにおいて検出される所定状態下での検出車輪速
値とから、 求めた傾きを第H+1番目以降のいずれかのす゛イクル
における上記疑似的な車体速の傾きとして演算する傾き
演算手段を有するものである。
(作用) 前者の手段は、アンチスキッド制御すべき複数□車輪の
車輪速のうち最高のものをセレクトハイし、後者の手段
は、この最高車輪速から疑似車速を求める。従ってこの
疑似車速は、アンチスキッド制御すぺぎ車輪毎に疑似車
速を求めた後、これをセレクトハイした最高疑似車速と
同じものとなり、”□これと夫々の車輪速とで得られる
スリップ率に基づく複数車輪側々のアンチスキッド制御
を所定通りに遂行することができる。
ところで、最高疑似車速を求めるに当り、先ず車輪速を
セレクトハイし、このセレクトハイした1′最高車輪速
から最高疑似車速を直接求めるため、疑似車速を求める
手段が1個のみで足り、アンチスキッド制御装置を制御
対象が複数車輪であると雌も簡単且つ安価なものになし
得ると共に、故障率が高くなるのを防止することができ
且つ精度の一゛高い疑(以東速を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明アンチスキッド制御装置の一実゛施例を
示す全体システム図で、図中1は右前輪、1aはそのホ
イールシリンダ、2は左前輪、2aはそのホイールシリ
ンダ、8は右後輪、8aはそのホイールシリンダ、番は
左f&輪、4aはそのホイールシリンダを夫々示す。又
、5はエンジン、1パ6は変速機、7はプロペラシャフ
ト、8はディファレンシャルギヤ、9.10は夫々後車
軸で、これらによ抄後2輪8,4を駆動して車両を走行
させ得るものとする。
ブレーキ装置は、2系統マスターシリンダ11’の一系
統11aを菅N12により右前輪ホイールシリンダ1a
に接続すると共に、管路18により左前輪ホイールシリ
ンダgaに接続し、他系統11bを管路14により右後
輪ホイール8aに接続すると共に、管路14,15によ
抄左後輪ホイ′”−ルシリンダ4aに接続した所謂前後
スプリット1式液圧ブレーキ装置とする。このブレーキ
装置はブレーキペダル16の踏込みにより発生し゛Cマ
スターシリンダ11の2系統11a、llbから出力さ
れるマスターシリンダ液圧により作動されて車両を減速
させることができる。
右前輪11左前輪2及び後2輪8.4に対する合計8個
のアンチスキッド制御手段を設け、これらは管路12 
、t8.14中に夫々挿入したアクチュエτり17a、
1’7b +1’70と、これらを1″□作動制御する
アンチスキッド制御回路18とで構成する。
アクチュエータi7a、17b、170は夫々同様のも
のであるため、対応部分をサフィックスa、b、aの異
なる同一符号にて示し、右前輪用1′アクチユエータ1
7aのみについて以下に詳細説明する。アクチュエータ
17aは流入弁(EV弁)19aと、排出弁(AV弁)
2Oa、=、ポンプ21aと、アキュムレータ22aと
、チェックパルプ28aとを図示の如くに接続して構成
する。Ev光19a及びAV弁20aはアンチスキッド
制御回路18からのEVI信号及びAVI信号により個
々に制御され、ポンプ21aは他のアクチュエータ17
b。
170におけるポンプ21b、210と共に共通なモー
タ24により適宜駆動され、この駆動をア′   □ン
チスキツド制御回路18からのMR倍信号より制   
御する。EVI信号がLレベルでEV弁19aを開き、
Av1信号がLレベルでAV弁2oaを閉じてぃ  ゛
る状態で、ホイールシリンダ1aへのブレーキ液   
′圧はマスターシリンダ液圧と同じ値になる迄上昇10
される。又、この状態でEVI信号がHレベルに転じて
EV弁19aをも閉じると、ホイールシリンダ1aへの
ブレーキ液圧は保持される。次に、この状態でAVI信
号がHレベルに転じr AY弁goaを開き、加えてH
レベルのMR倍信号よりトランシフ%□り26を導通し
、モータ24を電源+Eにより付勢してポンプ21aを
駆動すると、ホイールシリンダ1aのブレーキ液圧はマ
スターシリンダ11に戻されて減圧される。上記の動作
を表にまとめると次表の如くである。
アンチスキッド制御回路18は、右前輪1の回転速度を
検出する車輪速センサ26aからの信号を基に上記EV
I信号及びAVI信号を発する回路部分18aと、左前
輪2の回転速度を検出する車輪゛パ速センサg6bから
の信号を基に左前輪用アクチュエータ17bのためのE
v2信号及びAVg信号を発する回路部分18bと、後
2輪8,4の平均回転速度であるプロペラシャフト7の
回転速度を検出する車輪速センサg60からの信号を基
に後輪゛□用アクチュエータ1フ0のためのEVi8信
号及びAV8信号を発する回路部分180と、これら回
路部分18a 、18b 、18oに共通な疑似車速発
生回路27、目標車輪速発生回N2B、AVI、An、
AV8信号(Hレベル)の論理和をとるORゲート′”
29、及び該ORゲートの出力の立上がり毎にトリ1ガ
され゛CC所定時間−レベルMR倍信号発するリトリガ
ブルタイマ80とで構成する。
回路部分18a、18b、180は夫々同様な   □
構成とするため、対応部分をサフィックスa、b;Cの
異なる同一符号にて示し、回路部分18aのみについて
詳細説明を行なう。81aは車輪速検   ゛出回路で
、車輪速センサ216aからの右前輪回転   [数(
パルス)信号と右前輪回転半径とからその周   Y速
(車輪速) Vw を演算する。この車輪速VW□は″
  1車輪加速度検出回路82aに入力されて車輪加速
   □度ctvrs (負が減速度)の演算に供され
る。車輪脚   1速度αW0は比較器38a、84a
で減速度基準値   b8及び加速度基準値aよと比較
さn1比較器88a   ′は車輪減速度αW0が基準
値b0より大きな減速度に□  ゛なる時Hレベル信号
を出力し、比較器214aは車輪加速度α町が基準値a
□より大きな加速度になる時Hレベル信号を出力する。
比較器85aは車輪速Vw、を目標車輪速発生回路2.
8からの後述する目標車輪速(ViWXO,5Is)と
比較し、車輪速 −1Vw、がこの目標車輪速以下の間
比較器85aはHルベル信号を出力する。ORゲー)8
6&は比較器88a〜85aのHレベル出力の論理和を
とってHし゛ペルのEV 1信号を発し、この信号を増
幅器87aを経てEV弁19aに供給する。ANDゲー
ト88aは比較器85aのHレベル出力と、比較器84
aからのLレベル信号との論理積をとってHレベルのA
VI信号を発し、この信号を増幅器89aを経てAV弁
20aに供給する。
セレクトハイスイッチ40は車輪速Vw  、 Vw、
 ”(回M8tbの検出車輪速) 、Vw、 (回路8
10の検出車輪速)のうち最も高いものを選択し、セレ
クトハイ車輪速Vwとして疑似車速発生回M27に入力
し、この回路には別に前記MR倍信号入力する。疑似車
速発生回路27はセレクトハイ車輪速1□Vw及びMR
倍信号基に後述の疑似車速■j、を造り、この疑似車速
又はセレクトハイ車輪速Vwを車体速信号ViHとして
出力するもので、第2図の如くに構成する。
第2図において、41a−41dは夫々サンプパルホー
ルド回路で、回路41a、41bはセレクトハイ車輪速
Vwを適宜抽出保持し、回路41o。
41dは、所定周期でインクリメント(歩進)するタイ
マカウンタ42のカウント値を適宜抽出保持するものと
する。セレクトハイ車輪速Vwは、前記δつの車輪速V
W□、 Vw、 、 Vw、が夫々第8図中(a)に示
す如きものだとすると(但し、voは参考までに示した
実際の車速)、同図中(b)で示す如くになり、微分回
路48はこのセレクトハイ車m 速vwを微分しC1そ
の微分値(加速度)すwを同図中(ay”の如くに求め
る。この微分値Vwを比較器44で減速度基準値b8と
比較し、こnより大きな減速度発生時(第8図中幹)の
斜線領域発生中)比較器44はHレベルのす、信号を出
力するものとする。
サンプルホールド回路41aは、リトリガブル1タイマ
80からのMR倍信号インバータG、を介した反転信号
と、上記す、信号との論理積をとるANDゲートG0か
らのHレベル出力に同期して↓レフをハイ車輪速Vwを
抽出保持し、サンプルホールド回路41bはす、信号に
同期してセレクトハイ車輪速“□Vwを抽出保持する。
又サンプルホールド回路  □410はANDゲートG
0のHレベル出力に同期し′Cタイマカウンタ42のカ
ウント値を抽出保持シ、サンプルホールド回路41(i
はす、信号に同期してタイマカウンタ42のカウント値
を抽出保持す。
る。45はサンプルホールド回路41aのサンプリング
車輪速値VOからサンプルホールド回路41bのサンプ
リング値vbを減算する減算回路、46はサンプルホー
ルド回路410のサンプリン1  グ値TOからサンプ
ルホールド回路41dのサンプリング値Tbを減算する
減算回路であり、47は減算回路45からの減算値(v
o −vb )を減算回路46からの減算値(To −
Tb )で除する除算回路である。また、48は所定の
車輪速傾き信号例えば0.4Gに相当する傾き信号を発
生する傾き発生1′回路、49は傾き発生回路48から
の傾き信号と除算回路47からの演算出力 (Vo −Vb ) / (To −Tb )とを切り
換える切り換えスイッチであり、更に、′”50はサン
プルホールド回路41(iに保持された1サンプリング
値Tb(n)よりタイマカウンタ42がらの出力値を減
算する減算回路、51はこの減算回路50からの減算値
と、除算回路47からの除算値又は切り換えスイッチ4
9を介した傾き発生回□路48からの傾き値とを乗算す
る乗算回路であり、62はサンプルホールド回路41b
に順次サンプリングされる検出車輪速値から乗算回路6
1からの演算出力を減算する減算回路である。そして、
58は上記す、信号とMR倍信号アンドゲートG8に1
“よるアンド信号の立ち上りでセットされ、MR倍信号
立ち下がりでリセットされるR87リツプフロツプ(以
下、単にFF 58という)であり、上記切り換えスイ
ッチ49はこのFF 58の出力Qに応じ、これがLレ
ベルの時に傾き発生回路48側に、同1□出力QがHレ
ベルの時に乗算回路47側に夫々切り換えられるものと
する。
また、54は比較器44からのす、信号の立ち上がりか
ら所定時間(例えば2860 )ΔTだけHレベル信号
を出力するリトリガブルタイマ、55は’“□このタイ
マからHレベル信号が出力される間減算゛回路52側に
なり、それ以外でセレクトノ1イスイツチ4θ側に切り
換わる切り換えスイッチを示す。
切り換えスイッチ55の出力はセレクトハイスイッチ4
0の出力と共にセレクトハイスイッチ56の2人力に接
続し、セレクトハイスイッチ5Bの出力を目標車輪速発
生回路28に接続する。
かかる疑似車速発生回FN42?の作用を次に説明する
。制動時セレクトハイ車輪速Vwの微分値VW(減速度
)が初めて基準値す、に達すると、比較ゴ44はHレベ
ルのす、信号を出力し、該信号の立上がりに同期してサ
ンプルホールド回路41a、41bにセレクトハイ車輪
速がvb (o) −voとしてサンプリングされると
共に、サンプルホールド回路410゜41dにタイマカ
ウンタ42からのカウント値が1Tb (0) −To
とし゛Cサンプリングさnる。又、この時点テAV1 
、 Avg 、 AV8信号(第1図参照) カLレベ
ルのためリトリガブルタイマ80からのMR倍信号Lレ
ベルであり、従ってFF 58はセットされず、その出
力QはLレベルを保ってスイッチ49−□′を傾き発生
回路48側となす。そして、微分値※W”が再び基準値
す、に達する迄の時間経過にともなって減算回路50か
らその時間経過に相当するカウント値TO To−T−Tb(0) 但しT:カウンタ42の出力値 が出力されると共に、このカウント値TOと傾き発生回
路4Bからの傾き値AO(0,4G)とに基づいて乗算
回路51は車輪速減少量 AOX T。
を演算する。次の減算回路52は、回路41bでサンプ
ルホールドした車輪速vb (o)から上記減少量AO
X Toを減算して、現在の疑似車速vi1Vi −W
b(0) −AOX T。
を求め、これを出力する。この疑似車速v1は第8図中
(b)における最も左側の疑似車速で、瞬時toよ  
 □ン り勾配AOを持って発生する。           
  1第8図中瞬時t工で再び微分値Vwが基準値す、
に達すると、その時の車輪速vb (i)がす、信号の
立上がりに同期して回路41bに新たにサンプリングさ
れると共に、同時点でのタイマカウンタ42からのカウ
ント値Tb (1)がす、信号の立上がりに同期”して
回路41(iに新たにサンプリングされる。又この時、
MR倍信号Hレベルとなっており、ゲートG工がLレベ
ル出力によって回路41a、410に前記のサンプリン
グ値Vb (o) 、 Tb (o)を保持させる。
同時にHレベルのMR倍信号す、信号の存在のもと1゛
ゲートG8の出力をHレベルにし、FiF 5 III
の出力qt−Hレベルにしてスイッチ49を除算回路4
7側に保持する。一方、減算回路45から上記瞬時1o
での車輪速Vb (o)と、瞬時t□での車輪速Vb 
(1)との差ΔVb (1)、即ち Δvb (1) −Vb (o) −Wb (1)が出
力されると共に、減算回路46から瞬時t。でのカウン
ト値’I’b (0)と、瞬間t0でのカウント値Tb
 (1)との差ΔTb (1)、即ち(16+    
               1゜ΔTb (1) 
−Tb (0) −Tb (1)が出力され、これら差
値ΔWb (1) 、ΔTb (1)に基づ   lい
て除算回路47が ΔVb(1)/ΔTb (t) −h。
の演算を行ない、その演算値A0をvb (o)からV
b (1)に至る傾き情報(第8図中の)における点線
の傾き情報)として乗算回路51に入力する。他方、減
算回路50は前記したように、車輪速が更に基準値す、
に達する迄の時間経過にともなってその時間経過に相当
するカウント値T。
To −T −Tb (1) を乗算回路51に入力しており、この乗算回路はこのカ
ウント値TOと除算回路鳴フがらの傾き情報A0とに基
づき、車輪速減少量 ム、×TO を演算する。次の減算回路52は、回路41bでサンプ
ルホールドした車輪速Vb (1)から上記減少電ム□
X Toを減算し°C1現在の疑似車速vIVi −V
b (1) −A、 X T。
を求め、これを出力する。この疑似車速V土は第8”図
中(b)において瞬時t□より発生するもので、その勾
配A0は点線で示すようにWb (o)とvb (1)
とを結ぶ線に相当したものとなる。
以後同様に、各スキッドサイクルで微分値Vwが基準値
す、に達する瞬時t、〜t、毎に、vb(o)点を゛゛
基準した傾きの疑似車速Viが減算回路52より出力さ
れる。
疑似車速V土はセレクトハイ車輪速Vwと共に切り換え
スイッチ55の入力に達し、b、信号が立上がる第8図
中各瞬時t。−t、で切り換えスイッチ1゜m6は疑似
車速Viを車体速ViHとして出力する。
この出力は、リトリガブルタイマ54がb2信号の立上
がりによりトリガされ所定時間ΔTだけHレベル信号を
出力する間第8図中中)の如くに継続され、その後はリ
トリガブルタイマ54が出力をL′□゛レベルに転じて
スイッチ55を反対側に切り換えすることから車輪速V
wが車体速ViHとしてスイッチls5から出力される
。なお、かように疑似車速v1を車体速ViHとして継
続使用しない理由は、疑似車速V土が路面摩擦係数の変
化時実際の車体速y。
に対し誤差を大きくされ、低摩擦路から高摩擦路への変
化時制動不能になることが考えられるためで、b、信号
の立上がり後所定時間ΔTが経過したら、セレクトハイ
車輪速Vwを車体速v1■として切り換え使用すること
とした。
車体速ViHはセレクトハイ車輪速Vvと共にスイッチ
56に入力し、このスイッチで両信号の高い方をセレク
トハイしてアンチスキッド制御用の本来の疑似車速Vi
Wとし、これを目標車輪速発生回路28に入力する。こ
の最終疑似車速Viwは第8゛図の例では同図中((i
)の如きものとなり、回路g8はこれに所定値0.85
を乗じて目標車輪速viw X0085を発する。
第1図に示すように、この目標車輪速は比較器δ5a、
85b、850に入力サレ、対応車輪ノ”(zO) 車輪速Vw 1 、 VW2 、 vwaと比較サレ、
以下の如′くにアンチスキッド制御に供される。
右前輪のアンチスキッド制御について先ず説明するに、
ブレーキペダル16を踏込む制動当初、車輪減速度αW
1は基準値b0より低く、比較器 □88aの出力がL
レベルであることによってEVI信号はLレベルで、E
v弁19aを開いている。一方、この時車輪速vwiが
目標車輪速ViW X O085より高いことによって
比較器85aの出力はLレベルであり、AVI信号もL
レベルとなって、AY弁”20aを閉じている。従って
、ホイールシリンダ1aへのブレーキ液圧はマスターシ
リンダ液圧に向は上昇し、通常の制動が得られる。
この制動により車輪減速度αW1が基準値b0に達する
と、Ev1信号がHレベルに転じてEV弁19底を開く
。しかして、車輪加速度の発生はないから比較器134
11はLレベルのままでANDゲート88aへの対応入
力をHレベルに保ち、ANDゲート88aからのAVI
信号は他方の入力(比較器135&の出1  力)に依
存する。従って、車輪速VWIが目標車輪”パ速Viw
 x o、s sに低下するまで、比較器85aは1A
VI信号をLレベルに1呆ち、AV弁20aを閉じ続け
る。この間ホイールシリンダ1aへのブレーキ液圧は変
化しないよう保持され、制動力を一定に保つことにより
路面摩擦係数の変化具合を判断可□能とすると共に、そ
れ以上のブレーキ液圧の上昇でこれを排除するアンチス
キッド制御が遅れることのないようにする。
そし°にの間、車輪速VWtが目標車輪速Viw X0
185以下になる時、路面摩擦係数が車輪ロック1パを
生ずるようなものであると判断し、比較器85aは出力
をHレベルに転じる。このHレベル出力はANDゲー)
88aの出力をHレベルに転じてAY 1信号を出力し
、AV弁20aを開く。AVI信号はORゲート29を
経てリトリガブルタイマ80をト1゛リガし゛C所定時
間MR信号を発生させる。このMR信号はトランジスタ
25の導通によりモータ24を付勢し、ポンプ21aを
駆動して、ブレーキ液圧をマスターシリンダ11に一部
戻すことにより減圧する。かくて、車輪lのロックは防
止され、″″所定のアンチスキッド制御が実行される。
   ′これにより車輪速VWIが−L外し、その加速
度αW1が基準f+& a□に達すると、比較器84a
は出力をHレベルに転じ、Evlは号をHレベルに、又
AVlf!号をLレベルにする。こnがため、ブレーキ
液圧は保持され、再び路面摩擦係数の変化具合を判断可
能とすると共に、それ以上のブレーキ液圧の低下でこr
t t−再上昇させるアンチスキッド制御の解除が壇れ
ることのないようにする。
以上の作用の繰返しにより右前輪2は結局、路□゛′面
摩擦係数が最大となる理想スリップ率に保たれるよう制
動制御され、制動距離ができるだけ短かくなるようなア
ンチスキッド制御を実行される。
なお、左前輪2及び後輪8,4も夫々、対応する車輪速
Vvl、Vw8車輪加速度αW2 、αW8を基”に、
前記と同様な作用によって同様にアンチスキッド制御さ
れる。
(発明の効果) かくし゛C本発明アンチスキッド制御装置は上述の如く
、膜数車輪を個々にアンチスキッド制御す−ると錐も、
制御すべき各車輪の車輪速Vw i 、 Vw 2 、
”■W8をセレクトハイし、セレクトハイ車輪速Vwか
ら疑似車速Viを求め”C1アンチスキッド制御に利用
する構成としたから、疑似車速を求める手段(回  ゛
路27)が1個のみで足り、アンチスキッド制御パ装置
を簡単且つ安価なものになし得ると共に、故障率が高く
なるのを防止することができ且つ精度の高い疑似車速を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明アンチスキッド制御装置の一実■°°゛
施例を示す全体システム図、 第2図は同側における疑似車速発生回路の電子回路図、 第8図は同回路の各部入出力波形説明図である。 1・・・右前輪       2・・・左前輪8.4・
・・後輪         1 訃4a・・・ホイール
シリンダ7・・・プロペラシャフト   8・・・ディ
ファレンシャルギヤ9.10・・・車軸       
 11・・・2系統マスターシリンダ16・・・ブレー
キペダル 1?a、17b、1?o−7り’f :x、 x −タ
、 28 ) 18・・・アンチスキッド制御回路 19a、19b、19o −・−E V弁  20a、
20b、20o ・AV弁121a、21b、21O−
・・ポンプ22a、22b、22cm・・アキ!Aレー
タ28a、213b、28c ・q−エラp ハA/ 
フ24・・・ポンプ駆動モータ  25・・・Fランラ
スタ26a、26bJ60 ・・・車輪速−L、7す2
7・・・疑似車速発生回路  28・・・目標車輪速発
生回路29・・・ORアゲ−80・・・リトリガブルタ
イマ81a、81b、81c −・・車輪速検出回路8
2a、82b、82c・・・車輪加速度検出回路88a
〜880.84a〜34a 、3sa〜850・・・比
較器86a 〜86o−ORゲート 87a〜870.89a〜890・・・増幅器88a 
〜88o ・ANDゲート 40・・・セレクトハイスイッチ 41a N41d・・・サンプルホールド回路42・・
・タイマカウンタ   48・・・微分回路44・・・
比較器       45.46.50.52・・・減
算回路47・・・除算回路      48・・・傾き
発生回路 −リ49.55・・・切り換えスイッチ 51・・・乗算回路 58・・・R37リップフロップ 54・・・リトリガブルタイマ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数車輪の車輪速から求められる疑似車速と、夫々
    の車輪速とで得られるスリップ率に基づいて前記複数車
    輪を個々に制動制御するようにしたアンチスキッド制御
    装置において、 前記車輪速のうち最高のものを選択する手段と、該最高
    の車輪速から最高の疑似車速を求め る手段とを設けてなり、 上記疑似車速を求める手段は、選択した車輪速信号のサ
    イクル毎に所定状態下での検出車輪速値から所定の傾き
    をもつた疑似的な車体速を発生し、所定の車輪速信号の
    所定のサイクルにおける上記所定状態下での検出車輪速
    値と、 この車輪速サイクルから第n(n≧2)番目に得られる
    サイクルにおいて検出される所定状態下での検出車輪速
    値とから、 求めた傾きを第n+1番目以降のいずれかのサイクルに
    おける上記疑似的な車体速の傾きとして演算する傾き演
    算手段を有することを特徴とするアンチスキッド制御装
    置。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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