JPS61282907A - 車両の機器操作用ワイヤ装置 - Google Patents

車両の機器操作用ワイヤ装置

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JPS61282907A
JPS61282907A JP12462385A JP12462385A JPS61282907A JP S61282907 A JPS61282907 A JP S61282907A JP 12462385 A JP12462385 A JP 12462385A JP 12462385 A JP12462385 A JP 12462385A JP S61282907 A JPS61282907 A JP S61282907A
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Yasuto Onizuka
安登 鬼塚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両の機器操作用ワイヤ装置に関し、より
詳しくは、被操作部に対する操作ワイヤの連結部におい
て、このワイヤの作動が円滑にできるようにした装置に
関する。
(従来の技術) 例えば自動二輪車では、スロットルグリップに潤滑油ポ
ンプの吐出量制御ブーりと、他の機器など複数の機器が
ワイヤを介して連動連結されたものがある。
上記の場合、ワイヤはアウタワイヤと、これに摺動自在
に内嵌されるインナワイヤとで構成される。そして、上
記スロットルグリップと各機器からそれぞれ延びるワイ
ヤの各インチワイヤ端が被操作部である可動部材を介し
て互いに連動連結され、この可動部材を覆うケースが設
けられる。このケースにはワイヤのアウタワイヤ端を嵌
入させる嵌入パイプが突設され、かつ、この嵌入パイプ
の内孔底部からケース内に貫通しインナワイヤ端を挿通
させるインナワイヤ挿通孔が形成される。
上記構成において、インチワイヤ端に設けられたワイヤ
端子によりこのインナワイヤ端が可動部材に連結される
ものがある。この場合には、このワイヤ端子は嵩高であ
るため、ワイヤ端子をケースに挿入させる場合にこのワ
イヤ端子をインナワイヤ挿通孔に挿通させることができ
ない、そこで、インナワイヤをインナワイヤ挿通孔に挿
入させることによってワイヤ端子をケースに挿入可能と
させるスリットが上記パイプにその全長にわたり形成さ
れることがある(例えば、実公昭57−60091号公
報)。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、ケースを成形する場合には嵌入パイプにも内
部応力が生じるため、上記構成のように嵌入パイプにそ
の全長にわたりスリットを形成すると、嵌入パイプを真
円に形成することは困難となる。従って、この嵌入パイ
プにアウタワイヤ端を嵌入させて保持させると、アウタ
ワイヤ端に偏りのある変形が生じ、この結果、このアウ
タワイヤ端の周方向の一部がインナワイヤを強く押圧し
てインチワイヤの円滑な作動が阻害されることとなる。
また、上記のようなスリットが形成されていると、この
部分はアウタワイヤの外周面を押圧しないため、上記と
同様、アウタワイヤ外周面への押圧力が不均一となり、
このアウタワイヤ端が変形してインナワイヤの円滑な作
動が阻害されることとなる。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、被操作部に対するワイヤの連結部において、このワ
イヤの作動が円滑にできるようにすることを目的とする
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、アウタワイヤ嵌入孔の底部からケース内に向ってワ
イヤ端子を挿通自在とさせる端子挿通路をインナワイヤ
挿通孔内周面の周方向の一部に切欠形成した点にある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図において、lは2サイクルエンジンで、このエン
ジン1はシリンダ2、ピストン3、およびクランク軸4
を有し、上記シリンダ2には吸気ボート6と排気ボート
7が形成されている。8は点火プラグである。
上記吸気ボート6には気イ1器10が連結される。この
気化器10はピストン弁11を有し、このピストン弁1
1はこの気化器10の吸気通路12を閉じる方向にスプ
リング13で付勢されている。
上記ピストン弁11は第1ワイヤ16を介して操作部で
あるスロットルグリップ17に連結されている。このス
ロットルグリップ17の回動操作によるピストン弁11
の作動で吸気通路12が開閉され、これによって、スロ
ットル開度が調整される。そして、スロットル開度が大
きくなれば、これに伴って、多量の混合気がシリンダ2
内に吸入される。
一方、前記排気ボート7にはエンジン1の回転数に応じ
てこの排気ボート7の断面積を拡縮させ、燃焼効率を向
上させる排気調整弁19が設けられる。この排気調整弁
19はエンジンlの低速回転時には排気ボート7を絞っ
て排気タイミング。
を遅くさせ(第1図中二点鎖線図示)、エンジン1の高
速回転時には排気ボート7を拡げて排気タイミングを早
くさせる(同上図中実線図示)、この場合、エンジンl
の回転数に伴って排気調整弁19を開閉作動させるため
の手段は次のように構成される。
即ち、エンジン1の回転数はこのエンジン1を作動させ
るためのイグナイターユニット20の点火信号で検出さ
れる。一方、上記排気調整弁19はサーボモータ21に
より駆動され、このサーボモータ21は上記イグナイタ
ーユニット20にコントロールユニット22を介して接
続される。
そして、上記イグナイターユニット20の検出信号によ
りコントロールユニット22を介してサーボモータ21
が駆動され、これによって排気調整弁19が上記したよ
うにエンジン1の回転数に応じて作動させられる。
24はプランジャ式ポンプで、このポンプ24はエンジ
ン1の回転数に応じて往復動作し油だめ部25の潤滑油
をシリンダ2内に供給するものである。このポンプ24
にはプランジャストロークを調整してこのポンプ24の
各ストローク毎における吐出量を可変とさせる吐出量調
整手段26が設けられる。
前記スロットルグリップ17は第2ワイヤ27を介して
上記吐出量調整手段26に連結され、スロットルグリッ
プ17の操作によるスロットル開度に伴ってポンプ24
の吐出量が変化することとされている。
第1図から第4図において、上記第2ワイヤ27は円筒
状のアウタワイヤ0と、アウタワイヤ0に摺動自在に内
嵌されるインナワイヤIとで構成されている・ また、上記第2ワイヤ27の中途部は分割されており、
この第2ワイヤ27の分割端27a、27b間にケース
28で覆われた被操作部である可動リンク29が介在さ
れる。そして、これらケース28と、可動リンク29の
一端側29aとに上記分割された第2ワイヤ27のスロ
ットルグリップ17側の分割端27aが連結される。即
ち、そのアウタワイヤ0分割端はアウタキャップ30に
よりケース28に連結され、インナワイヤI分割端は可
動リンク29の一端側29aに連結される。
また、同上ケース28と可動リンク29の長手方向中途
部には同上分割された第2ワイヤ27の吐出量調整手段
26側の分割端27bが連結される。即ち、そのアウタ
ワイヤO分割端はアウタキャップ30によりケース28
に連結され、インナワイヤI分割端は可動リンク29に
連結される。
一方、前記サーボモータ21に一端側が連結された連動
ワイヤ31が設けられる。この連動ワイヤ31も上記第
2ワイヤ27と同様にアウタワイヤ0とインナワイヤ■
とで構成され、この連動ワイヤ31の他端側のアウタワ
イヤO端がアウタキャップ30によりケース28に連結
され、インナワイヤI端が上記可動リンク29の他端側
29bに連結される。
上記構成において、スロットルグリップ17を操作する
と、このスロットルグリ−2プ17の操作と、このとき
のエンジンlの回転数に合致するサーボモータ21の動
作とによって可動リンク29が作動する。そして、これ
に伴って吐出量調整手段26が操作され、この吐出量調
整手段26により調整された量の潤滑油がポンプ24に
よりシリンダ2に供給される。
第1図と第4図において、ケース28は一面が開口した
ケース本体32と、このケース本体32の開口を開閉す
るカバー33を有している。
上記ケース28.可動リンク29と、第2ワイヤ27の
スロットルグリップ17側の分割端27aとの連結部に
ついて詳しく説明する。
上記ケース本体32にはアウタワイヤOの端部を嵌入さ
せる嵌入パイプ34が一体的に突設され、その内孔は有
底のアウタワイヤ嵌入孔35とされる。また、このアウ
タワイヤ嵌入孔35の底部からケース28内に貫通しイ
ンナワイヤIの端部を挿通させるインナワイヤ挿通孔3
6が同上ケース本体32に形成される。そして、上記イ
ンナワイヤI端に設けられた円柱状のワイヤ端子37が
可動リンク29に着脱自在に連結されている。
上記アウタワイヤ嵌入孔35の底部からケース28内に
向って上記ワイヤ端子37を挿通自在とさせる端子挿通
路39が上記インナワイヤ挿通孔36内周面の周方向の
一部に切欠形成されている。一方、前記カバー33には
上記端子挿通路39に嵌入されてこの端子挿通路39の
空間を埋める嵌入部41が形成される。
上記第2ワイヤ27の分割端27aをケース28や可動
リンク29に連結する場合には、まず、カバー33をケ
ース本体32から取り外し、インナワイヤエ端のワイヤ
端子37をアウタワイヤ嵌入孔35の底部まで挿入する
(第1図、第4図中一点鎖線図示)。次に、このワイヤ
端子37を端子挿通路39を通過させてケース本体32
内に挿入する(同上図中二点鎖線図示)、そして、ワイ
ヤ端子37を可動リンク29に連結し、カバー33をケ
ース本体32に取り付ける。更に、前記アウタキャップ
30を嵌入パイプ34に外嵌してアウタワイヤ0端をこ
の嵌入バイブ34に連結させる。これによって、上記ケ
ース28や可動リンク29に対する第2ワイヤ27の分
割端27aの連結が完了する。同上分割端27aをケー
ス28や可動リンク29から取り外す場合には上記と逆
の作業を行えばよい。
上記ケース28や可動リンク29に対する第2ワイヤ2
7の他方の分割端27b、および、連動ワイヤ31の連
結部も上記と同様に構成される。
(発明の効果) この発明によれば、アウタワイヤ嵌入孔の底部からケー
ス内に向ってワイヤ端子を挿通自在とさせる端子挿通路
をインナワイヤ挿通孔内周面の周方向の一部に切欠形成
したため、アウタワイヤ嵌入孔の内周面に従来のような
スリットを形成しないでも、インナワイヤ端と共にワイ
ヤ端子をケースに対し容易に出し入れすることができる
。従って、アウタワイヤ端を上記アウタワイヤ嵌入孔に
嵌入して保持させる場合、このアウタワイヤ嵌入孔の内
周面にはスリットがないため、アウタワイヤ端の外周面
に偏りのある押圧力が負荷されることは防止され、よっ
て、アウタワイヤ端に偏りのある変形の生じることが防
止される。この結果、アウタワイヤ端内でインナワイヤ
を円滑に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は第3図のI−I
線矢視断面図、第2図は全体図、第3図は第2図の部分
拡大断面図、第4図は第1図の■−■線矢視断面図であ
る。 17・・スロットルグリップ(操作部)、27φ・第2
ワイヤ、28ケース、29・・可動リンク(被操作部)
、31・φ連動ワイヤ、35・・アウタワイヤ嵌入孔、
36・・インナワイヤ挿通孔、37・・ワイヤ端子、3
9会・端子挿通路、0・拳アウタワイヤ、Iφ・インナ
ワイヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、操作部と被操作部とを連結するワイヤを設け、この
    ワイヤをアウタワイヤとインナワイヤで構成し、上記被
    操作部を収納するケースを設け、このケースに上記アウ
    タワイヤの端部を嵌入させる有底のアウタワイヤ嵌入孔
    を形成し、このアウタワイヤ嵌入孔の底部からケース内
    に貫通しインナワイヤの端部を挿通させるインナワイヤ
    挿通孔を同上ケースに形成し、同上インナワイヤ端に設
    けられたワイヤ端子を上記被操作部に着脱自在に連結し
    た車両の機器操作用ワイヤ装置において、上記アウタワ
    イヤ嵌入孔の底部からケース内に向ってワイヤ端子を挿
    通自在とさせる端子挿通路をインナワイヤ挿通孔内周面
    の周方向の一部に切欠形成したことを特徴とする車両の
    機器操作用ワイヤ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304233A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Bio Oriented Technol Res Advancement Inst On/off機構付きケーブルシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001304233A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Bio Oriented Technol Res Advancement Inst On/off機構付きケーブルシステム
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