JPS6128229Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128229Y2 JPS6128229Y2 JP1659782U JP1659782U JPS6128229Y2 JP S6128229 Y2 JPS6128229 Y2 JP S6128229Y2 JP 1659782 U JP1659782 U JP 1659782U JP 1659782 U JP1659782 U JP 1659782U JP S6128229 Y2 JPS6128229 Y2 JP S6128229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- shamisen
- shell
- string
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 13
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 241000282326 Felis catus Species 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Stringed Musical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は胴を2つ連設した連胴三味線に関す
るものである。
るものである。
従来、三味線は第1図に示すように、胴1、棹
2、転手3等から構成されており、そして三味線
の音域は胴1の大きさによつて決まるのである
が、表皮4に猫等の皮を用いるため、胴1の大き
さが限定されてしまうので、低音域の音を良く出
すことができなかつた。また音の響きを良くする
為に表皮4を強く張ると、胴の大きさで定まる表
皮4の固有振動が強くなり、この固有振動と弦の
振動数との和と差の成分を多く含む音、すなわち
雑音を多く含んだ音を発生してしまう等の欠点が
あつた。
2、転手3等から構成されており、そして三味線
の音域は胴1の大きさによつて決まるのである
が、表皮4に猫等の皮を用いるため、胴1の大き
さが限定されてしまうので、低音域の音を良く出
すことができなかつた。また音の響きを良くする
為に表皮4を強く張ると、胴の大きさで定まる表
皮4の固有振動が強くなり、この固有振動と弦の
振動数との和と差の成分を多く含む音、すなわち
雑音を多く含んだ音を発生してしまう等の欠点が
あつた。
この考案は胴を2つ連設して、上記欠点を解消
させることのできる三味線を提供することを目的
とするものである。
させることのできる三味線を提供することを目的
とするものである。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
この考案の連胴三味線は第2図に示すように転
手11と、棹12と、第1胴13と、この第1胴
13に間座14を介して取付けられた第2胴15
と、台座16等から構成されている。
手11と、棹12と、第1胴13と、この第1胴
13に間座14を介して取付けられた第2胴15
と、台座16等から構成されている。
第1胴13は、従来と同様な構造で、枠板17
の上面と下面に猫等の皮(表皮)18が張られた
もので、さらに枠板17の後部側の側面に第3,
4図に示す連通孔19とボルト孔20が設けられ
ている。
の上面と下面に猫等の皮(表皮)18が張られた
もので、さらに枠板17の後部側の側面に第3,
4図に示す連通孔19とボルト孔20が設けられ
ている。
第2胴15は、第1胴13と全く同様な構造
で、枠板21の上面と下面に猫等の皮(表皮)2
2が張られており、さらに枠板21の前部側の側
面に連通孔23と、中子先24を挿入する孔25
と、ボルト孔26とが形成されている。
で、枠板21の上面と下面に猫等の皮(表皮)2
2が張られており、さらに枠板21の前部側の側
面に連通孔23と、中子先24を挿入する孔25
と、ボルト孔26とが形成されている。
そして第2胴15は第3図に示すように第1胴
の後部側の側面に間座14を介して、中子先24
を孔25に挿入させ、さらにボルト孔20,26
に図示しないボルトを通して固定するものであ
る。
の後部側の側面に間座14を介して、中子先24
を孔25に挿入させ、さらにボルト孔20,26
に図示しないボルトを通して固定するものであ
る。
第1胴13に第2胴15を取付けることによつ
て三味線の重心の位置が棹12の部分から第1胴
13の方に移るため、第1胴13の肩の部分に紐
掛33を取付けることによつて、演奏者は首から
1本の紐(図示せず)で三味線を支えることがで
き、立つて演奏することが容易になる。
て三味線の重心の位置が棹12の部分から第1胴
13の方に移るため、第1胴13の肩の部分に紐
掛33を取付けることによつて、演奏者は首から
1本の紐(図示せず)で三味線を支えることがで
き、立つて演奏することが容易になる。
間座14は、第4図に示すようにほぼ長方形の
板をほぼ楕円形にくりぬいたもので、これにボル
トを通すボルト孔27が設けられている。
板をほぼ楕円形にくりぬいたもので、これにボル
トを通すボルト孔27が設けられている。
台座16は、第4図に示すように片面が平ら
に、他の片面が湾曲して形成されたもので、第2
胴15の後部側の側面に図示しない木ネジで固定
する。
に、他の片面が湾曲して形成されたもので、第2
胴15の後部側の側面に図示しない木ネジで固定
する。
この台座16を第2胴に取付けることによつ
て、三味線を直立させることができる。
て、三味線を直立させることができる。
糸掛金具28は第5図に示すように下部にネジ
部29を有し、上部に鉤部30を有する金具で、
ネジ部29を第4図に示す間座14にネジ込み、
転じし31から延びる弦32を鉤部30に結ぶも
のである。
部29を有し、上部に鉤部30を有する金具で、
ネジ部29を第4図に示す間座14にネジ込み、
転じし31から延びる弦32を鉤部30に結ぶも
のである。
次に上記のような構成からなる連胴三味線の作
用について説明する。
用について説明する。
弦32を弾くと、弦32の振動によつて表皮1
8が振動し、さらにこの表皮18の振動によつて
第1胴13内の空気が振動して、この空気振動が
連通孔19,23を伝つて第2胴15内の空気を
振動させて、表皮22を振動させる。この結果第
1胴13の表皮18のみならず、第2胴15の表
皮22からも音が発生することになる。
8が振動し、さらにこの表皮18の振動によつて
第1胴13内の空気が振動して、この空気振動が
連通孔19,23を伝つて第2胴15内の空気を
振動させて、表皮22を振動させる。この結果第
1胴13の表皮18のみならず、第2胴15の表
皮22からも音が発生することになる。
以上のようにこの考案は第1胴に第2胴を取付
けて、各胴を連通孔によつて連通させたものであ
るから、第1胴の表皮から音が発生すると同時に
第2胴の表皮からも音が発生するので、実質上1
つの大きな胴を具えたものと同じ結果となり、低
音域の音を良く出すことができる。また第1胴内
の空気振動が連通孔を通つて第2胴内へ逃げるの
で、第1胴の表皮を強く張つても第1胴の表皮の
固有振動が抑制される。このため弦の振動数と第
1胴の表皮の固有振動数との和と差の成分が減少
するので、雑音の少ない澄だ音を発生させること
ができ、さらに胡弓として奏する場合、特に雑音
の少ない音が発生する等の効果を奏するものであ
る。
けて、各胴を連通孔によつて連通させたものであ
るから、第1胴の表皮から音が発生すると同時に
第2胴の表皮からも音が発生するので、実質上1
つの大きな胴を具えたものと同じ結果となり、低
音域の音を良く出すことができる。また第1胴内
の空気振動が連通孔を通つて第2胴内へ逃げるの
で、第1胴の表皮を強く張つても第1胴の表皮の
固有振動が抑制される。このため弦の振動数と第
1胴の表皮の固有振動数との和と差の成分が減少
するので、雑音の少ない澄だ音を発生させること
ができ、さらに胡弓として奏する場合、特に雑音
の少ない音が発生する等の効果を奏するものであ
る。
第1図は従来の三味線の斜視図、第2図はこの
考案による実施例を示す平面図、第3図は第2図
の主要部を示す断面図、第4図はこの考案による
実施例の各構成部材を示す概略斜視図、第5図は
糸掛金具の斜視図である。 13……第1胴、15……第2胴、19,23
……連通孔。
考案による実施例を示す平面図、第3図は第2図
の主要部を示す断面図、第4図はこの考案による
実施例の各構成部材を示す概略斜視図、第5図は
糸掛金具の斜視図である。 13……第1胴、15……第2胴、19,23
……連通孔。
Claims (1)
- 三味線において、第1胴の中子先が突出してい
る側面に、第2胴の側面を合せて取付け、第1胴
と第2胴との間の側面に連通孔を設けて、第1胴
内と第2胴内とを連通させたことを特徴とする連
胴三味線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1659782U JPS58121093U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 連胴三味線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1659782U JPS58121093U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 連胴三味線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121093U JPS58121093U (ja) | 1983-08-17 |
JPS6128229Y2 true JPS6128229Y2 (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=30028959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1659782U Granted JPS58121093U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 連胴三味線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121093U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61261794A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-19 | 松本 吉弘 | ギターにおける弦振動2箇所導入構造 |
-
1982
- 1982-02-08 JP JP1659782U patent/JPS58121093U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58121093U (ja) | 1983-08-17 |
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