JPS61282095A - 蛋白質の製造方法 - Google Patents

蛋白質の製造方法

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JPS61282095A
JPS61282095A JP61000486A JP48686A JPS61282095A JP S61282095 A JPS61282095 A JP S61282095A JP 61000486 A JP61000486 A JP 61000486A JP 48686 A JP48686 A JP 48686A JP S61282095 A JPS61282095 A JP S61282095A
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JP
Japan
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metalloprotease inhibitor
timp
inhibitor
metalloprotease
sequence
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Application number
JP61000486A
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English (en)
Inventor
テイモシイ ジヨン ロイ ハリス
アンドリユー ジエームス ペンローズ ドチヤーテイ
ジヨン ジエームス レイノルズ
ギリアン マーフイ
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UCB Celltech Ltd
Original Assignee
Celltech R&D Ltd
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  • Peptides Or Proteins (AREA)
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蛋白質、とくにメタロプロテアーゼインヒビ
ターの、組換えDNA操作による製造方法に関する。本
発明はまた、特異的蛋白質、遺伝子、ベクター、宿主生
物および医薬組成物に関する。
細胞外有機間質の酵素的吸収による結合組織の加速的、
無制御の崩壊は、多くの病理学的状態の特徴である〔ウ
ーレー(D、E、 Woolley)、1984、マン
マリアン・コラーゲネーシズ(Mammalian C
o11aaenases) 、119〜157頁、  
  □エキストラセルラー・マトリックス・バイオケミ
ストリー(Extracellular Matrix
Biochemistry) 、ビーズはか(K、 A
、 Piez & A。
H,Reddi)編、エルセピア(Elsevier)
 、ニュー・ヨーク〕。
酵素的吸収は正常状態でも病的状態でも起こり、一部は
数種のメタロプロテアーゼの活性によるものである。そ
のうち最も重要なものはコラ−ゲナーゼであると考えら
れている(セラーズはか(Sellers & Hur
phy) 、1981 、インターナショナル・レビュ
ー・オブ・コネクテイブ・ティシュ−・リサーチ(In
t、 Rev、 C0nneCtiVe Ti5sue
Res、) 、9.151〜190〕。正常時にはこれ
らの分解酵素の活性は、分娩後の子宮におけるコラーゲ
ン崩壊の制御の例のように〔ウオースナー(Woess
ner) 、1971 、バイオケミカル・ジャーナル
(Biochem、 J、 ) 、180.95〜10
2 ;ウオースナ−(Woessner) 、1980
 、コラーゲン分解・イン・ノーマル・アンド・パソロ
ジカル・コネクテイブ・テイシューズ(Collage
nase 1nNOrlllal  and  Pat
hological  Connective  Ti
5sues)  、ウーレーはか(D、 E、’ Wo
oley & J、 H,Evanson)編、223
〜239頁、ウイレー(Wiley ) 、ニュー・ヨ
ーク〕、また前頁構成におけるコラーゲンの分解と合成
の密接な連関のように〔レイズ(Raisz )ほか、
1978、メカニズム・オブ・ロー力うイズド・ボーン
ぐロス(Mechanism orLocalized
 Bone Loss ) 、ホートンほか(J、 E
Horton、 T、 H,Tapley &  W、
 F、Davis )編、39〜45頁、インホーメー
ション・リトリーバル・インコーポレーション(Inf
ormationRetrievai Inc、) 、
’)シ)トンーロンドン〕厳密に調節されている。しか
しながら、たとえば慢性関節リウマチや骨関節炎では、
無制御なコラーゲン分解により、結合組織の不可逆的な
機械的不全を生じる〔ケンブソン(にempson )
ほか、1976、ビオシミーク・工・ビオフイジーク・
アクタ(Biochim、 Biophys、 Act
a) 、428.741〜760)。
コラ−ゲナーゼ活性のこの厳密な制御は強力なインヒビ
ターによってもたらされることが示唆されてきた(レイ
ノルド(Reynolds)ほか、1977、ザ・ラン
セット(Lancet) 、2.333〜335〕。コ
ラ−ゲナーゼのインヒビターは結合組織の培養液中に検
出されている(マーフィー(+urphy)ほか、19
77、ごオシミーク・工・ビオフイジーク・アクタ(B
iochim。
Biophys、 Acta ) 、483.493〜
498;ジンカイ(Shinkai )ほか、ジャーナ
ル・オブ・バイオケミストリー・トーキヨー(J、 B
iochei、 。
Tokyo ) 、比ユ、261〜263;ベイター(
Vater )ほか、1979、ジャーナル・オブ・バ
イオロジカ/lz−ケミストリー(J、Biol、Ch
em、  )、254.3046〜3053;ノーラン
(Nolan )ほか、1980、アセロスフレローシ
ス(Athero−sclerosis ) 、 35
.93〜102;ヤスイ(Yasui )ほか、198
1.コラーゲン・リサーチ(Collagen Res
、 ) 、 1.59〜72;ディージはかCDean
 & Woessner ) 、1984、バイオ)7
ミh)レージry−すJL/ (Biochem、 J
、  ) 、218.277〜280〕。さらに、細胞
中〔ノーラン(Nolan )ほか、1978、バイオ
ケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミ
ュニケーション(Biochem、 Biophys、
 Res、Co+++n+un、 )、83.1183
〜1190:ウェルガス(14e1gus)ほか、19
79、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・’yミス’
r”J −(J、 Biol、 Chew、) 、25
4.1938〜1943 :カーラオー(にerwar
)ほか、1980、ビオシミーク・工・ビオフイジーク
・アクタ(Biochim、 Biophys、^ct
a)、632゜183〜191;ベテイグリュー(Pe
tttorew )ほか、1980.アーカイブズ・オ
ブ・オーラル・バイオロジー(Arch、 0ral 
Biol、) 、25 。
269〜274 ;サボルスキー(5apo l sk
y )ほか、1981、ビオシミーク・工・ビオフイジ
ーク・アクタ(Biochim、 Biophys、 
Acta) 、658.138〜147;マ゛ンカート
ニーはか(Hacartney & Tsheshe 
) 、1983、ニアロビーアン・ジャーナル・オブ・
バイオケミストリー(Eur、 J、 Biochem
、) 、13 Q、79〜83;ストリックリンはか(
Stricklin & l+le1gus)、198
3、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー
(J、 Biol、 Chem、) 、 258.12
252〜12258 ;マツクギアーゴールデイング(
HcGuir−Goldina )ほか、1983、ビ
オシミーク・工・ビオフイジーク・アクタ(Bioch
im、 Biophys、 Acta) 、763.1
29〜239 ) 、血清中(ウ−L/ −(14oo
11ey )ほか、1976、ネイチt −(Natu
re) 、262.353〜327;ウーレー(14o
o11ey )ほか、1978、ごオシミーク・工・ビ
オフイジーク・アクタ(Biochim、Biophy
s、 Acta ) 、 522.205〜217)、
また他の体液中(パニング(Bunning )ほか、
1984、ニアロビーアン・ジャーナル・オブ・バイオ
ケミストリー(Eur。
J、 Biochem、  ) 、139.75〜80
〕にも検出されている。ざらに、培養ウサギ骨からのコ
ラ−ゲナーゼインヒビターが、ゼラチンおよびプロテロ オグリカンを分解する2種の他の中性メナラロテアーゼ
を阻害することも明らかにされた〔セラーズ(Sell
ers )ほか、1979、バイオケミカル・アンド・
バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケーション(B
iochem、 Biophys、 Res。
Commun、 ) 、8ユ、581〜587〕。この
インヒビター、すなわちメタロプロテアーゼの組織イン
ヒビター(以下、TIMPと略す)およびヒト羊水から
単離された他のインヒビターが精製され、分子量約28
,000のきわめて類似した蛋白質であることが示され
た〔カラストン(Cawston )ほか、1981、
バイオケミカル・ジャーナル(Biochem、 J、
 ) 、195.167〜170〕。
現在では、上述のインヒビターはすべてTIMPに関連
があると考えられる(ヘンブリー(t(embry)ほ
か、1985、ジャーナル・オブ・セル・サイx’、y
ス(J、 Ce1l Sci、) 、 73.105〜
119〕 。
大部分の培養組織および細胞におけるTIMPの普遍的
存在〔レイノルズ(Revnolds)ほか、1981
、リサーチ・モノグラフス・イン・セル・アンド・ティ
シュ−・フイジオロジー:セルラー・インターラクショ
ンズ(ResearchHonographs in 
Ce1l and Ti5sue Physiolog
y:Ce1lular Interactions )
 、6巻、ディンゲルほか(J、 T、 Dingle
 & J、 t、 Gordon )編、205〜21
5頁、エルセピア/ノース・ホランド・バイオケミカル
・プレス(EISQVier/NorthHollan
d Biochemical Press ) 、アム
ステルダム〕および活性コラゲナーゼまたは活性プロテ
オグリカナーゼのいずれかと強固なコンプレックスを形
成するその能力(カラストン(Cawston )ほか
、    □1983、バイオケミカル・ジャーナル(
Biochem、 J、 )、211.313〜318
)は、   □すべての結合組織が各種異化酵素の局所
活性を制御するための安全誤作!1lIa構としてTI
MPを合   □成することを示している〔レイノルズ
(Reynolds)ほか、1977、ザ・ランセット
(Lancet) 、2゜333〜335;マーフィー
ほか(Hurphy &5ellers ) 、198
0、コラ−ゲナーゼ・イン・ノーマル・アンド・バソロ
ジカル・コネクテイブ・テイシューズ(Collage
nase in Nor++al andPathol
ogical Connective Ti5sues
 ) 、ウーレーはか(D、 E、 Wooley &
 J、 H,Evanson)編、65〜81頁、ジョ
ン・ウィリー(John Wiley) 、ロンドン;
セラーズはかC3ellers & )4urphy)
、1981、インターナショナル・レビュー・オブ・コ
ネクテイブ・ティシュ−・リサーチ(Int。
Rev、  Connective  Ti5sue 
 Res   )  、 9 、151〜190、ホー
ルはか(D、 A、 Hall & D、 E。
Jackson )編、アカデミツク・プレス・インコ
ーポレーション(Academic Press In
c、 ) 、ニューヨーク〕。たとえば、正常者および
関節炎患者からのヒト関節組織での研究結果は、局所的
メタロプロテアーゼの生産増加に拮抗するTIMPが不
十分なことが吸収と密接に関係するとの仮説を支持する
ウサギモデルでの実験結果と類似する〔マツクギ7 (
HcGuire )ほか、1981、クリニカル・サイ
エンス(CIin、 Sci、) 、 6ユ、703〜
710:v−フィー(Hurphy)ほか、1981、
クリニカル・サイエンス(CIin、 sci、) 、
5 i、711〜716;カンブレー(cambray
 )ほか、1981、リューマトロジー・インターナシ
ョナル(Rheumatol、 Int、 ) 、1.
11〜16:マーフィー(Hurl)h’V)ほか、1
981、リューマトロジー・インターナショナル(Rh
eumatol、 Int、 )、1.17〜20〕。
さらに、腫瘍の浸蝕と周辺間質におけるT IMPレベ
ルとは逆相関するとの証拠がアル〔マラカ(Halak
a)ほか、1983、ジャーナル・オブ・ニューロサー
ジエリ−(J、Neurosurq、) 、59.46
1〜466Sヒツクス(Hicks )ほか、1984
、インターナショナル・ジャーナル・オブ・キャンサー
(Int、 J。
Cancer) 、339.835〜844〕。最後に
、実験的腫瘍浸蝕モデル〔トルガイアスン (Thorge + rsson )ほか、1982、
ジエー・シー・エヌ・アイ(J、C,N、1.) 、6
9.1049〜1054)において、精製メタロプロテ
アーゼインヒビターが腫瘍浸蝕の防止に有効な唯一のイ
ンヒビターであることが明らかにされた。
TIMPは細胞外有機間質の崩壊促進が認められる疾患
過程の遮断に有効と考えられる。しかしながら、TIM
Pの治療的有用性やその治療剤としての経済的価値をさ
らに評価することは、天然源からの原料を欠くことによ
り困難である。たとえば、ヒト皮膚線雑芽細胞上清70
1かられずかに16.4fIrgの蛋白質が精製されて
いるにすぎない〔ストリツクンはか(Strickli
n & Welgus)、1983、ジャーナル・オブ
・バイオロジカル・ケミスト+) −(J、 Biol
、 Chem、) 、258 、・12252〜122
58)。
本発明は、メタロプロテアーゼインヒビターをコードす
る遺伝子を含むベクターで形質転換した宿主細胞を培養
することを特徴とするメタロプロテアーゼインヒビター
の製造方法を提供するものである。
本発明の方法によれば、メタロプロテアーゼインヒビタ
ーの比較的大量の生産が可能であり、またこの蛋白質の
構造や薬理作用の特徴を完全に解明することが可能にな
った。
メタロプロテアーゼインヒビターは、1種または2種以
上のメタロプロテアーゼの活性を低下させることができ
る蛋白質である。しかしながら、インヒビターは、細胞
外間質の吸収時に活性を示すメタロプロテアーゼ、たと
えばコラ−ゲナーゼの活性を低下できるインヒビターが
好ましい。もつとも好ましいインヒビターはメタロプロ
テアーゼの組織インヒビター(TIMP)である。数種
のTI M P様蛋白質が文献に報告されているが、こ
れらの類似性はこれらの蛋白質がTIMPとは同一では
ないにしても密接な関係をもつことを示唆している。す
なわち、第3図に示すアミノ酸1〜184の配列と90
%以上のホモロジー(共通アミノII/総アミノIりを
もつアミノ酸配列を有するメタロプロテアーゼの組織イ
ンヒビターが好ましい。さらに好ましいメタロプロテア
ーゼインヒビターは第3図のアミノ酸配列と98%以上
のホモロジーを有する蛋白質であり、もつとも好ましい
メタロプロテアーゼインヒビターは第3図のアミノ酸配
列を有する蛋白質である。
完全なメタロプロテアーゼインヒビター蛋白質のほかに
、このような蛋白質の比較的小さなペプチドフラグメン
ト、たとえばTIMPのペプチドフラグメントがメタロ
プロテアーゼインヒビターとして有用であることも考え
られる。したがって、本発明の第一の態様における特定
の実施態様および以下の態様における適当な実施態様に
おいては、メタロプロテアーゼインヒビターの語は、メ
タロプロテアーゼインヒビター蛋白質のメタロプロテア
ーゼ阻害ペプチドフラグメントを包含する。
メタロプロテアーゼインヒビターはメチオニン−メタロ
プロテアーゼインヒビターであることが適当である。遺
伝子の発現にはその遺伝子が5′ATGコドンをもたね
ばならないこと、したがって相当するペプチドはN末端
メチオニンアミノ酸をもつことが最近間らかにされてい
る。本明細書において用いられるメチオニン−メタロプ
ロテアーゼインヒビターの語は、N末端メチオニン残基
を有する真正哺乳類メタロプロテアーゼインヒビター(
または機能的に均等な蛋白質を与える真正哺乳類メタロ
プロテアーゼインヒビターの*iまたは置換体)を意味
する。メチオニン残基はメタロプロテアーゼインヒビタ
ーのN末端アミノ酸に隣接することが好ましいが、その
蛋白質がメタロプロテアーゼインヒビター機能活性を有
する限り、1個または2個以上のアミノ酸を匍にはさん
でいてもよい。
本発明はさらに別の態様として、メタロプロテアーゼイ
ンヒビタープレカーサーをツー下する遺伝子を含むベク
ターで形質転換された宿主細胞を培養してメタロプロテ
アーゼインヒビターのプレカーサーを製造し、このプレ
カーサーを切断してメタロプロテアーゼインヒビターを
生成させることを特徴とするメタロプロテアーゼインヒ
ビターの製造方法を提供する。
プレカーサー蛋白質はメチオニン−メタロプロテアーゼ
インヒビターでもよい。
プレカーサー蛋白質はアミン末端シグナル配列を有する
メタロプロテアーゼインヒビターでもよい。シグナル配
列は、遺伝子が発現した宿主細胞からの発現生成物の輸
送を促進する作用をもつ配列である。たとえば、本発明
の場合、第3図のアミノ酸−1〜−23で示されるよう
な23個のアミノ酸のシグナル配列がメタロプロテアー
ゼインヒビターのアミノ末端に結合してプレメタロプロ
テアーゼインヒビターを形成する。このシグナル配列は
真核宿主細胞からの生成物の輸送を助け、シグナル配列
自体は細胞壁の通過時に生成物から切断される。
プレカーサー蛋白質は異種蛋白質とメタロプロテアーゼ
インヒビター蛋白質からなる融合蛋白質であってもよい
。異種蛋白質は宿主生成物中で、好ましくは高レベルに
産生可能な蛋白質のすべてまたは一部でもよい。このよ
うな2種の蛋白質としてβ−ガラクトシダーゼおよび1
遺伝子の生成物がある。融合蛋白質は、メタロプロテア
ーゼインヒビター蛋白質と異種蛋白質の間に化学的また
は酵素的選択切断されやすい部位を含むことが好ましい
。異種蛋白質は酵母シグナル配列で、宿主生物は酵素で
あってもよい。この好ましい実施態様においては、酵母
宿主が融合蛋白質を切断し、成熟メタロプロテアーゼイ
ンヒビターを産生する利点がある。
本発明はさらに別の態様として、第一の態様の方法によ
って生成されたメタロプロテアーゼイン    ;ヒビ
ターまたは中間体化合物として産生されるメタロプロテ
アーゼインヒビタープレカーサーを提供する。
本発明はさらに別の態様として、異種蛋白質とメタロプ
ロテアーゼインヒビターからなる融合蛋白質を提供する
本発明はさらに別の態様として、メタロプロテアーゼイ
ンヒビターまたはそのプレカーサーの7ミノ酸配列をコ
ードする遺伝子を提供する。好ましい遺伝子は第3図の
64〜684のヌクレオチド配列を有する遺伝子、およ
び第3図の133〜684のヌクレオチド配列を含む遺
伝子を有する。
本発明はさらに別の態様として、上述の遺伝子を含有す
るベクターを提供する。与えられた宿主細胞について適
当な選択マーカー、プロモーターおよびその他の調節領
域が準備されれば使用できる。
本発明はさらに別の態様として、本発明のベクターで形
質転換された宿主細胞を提供する。宿主細胞は、メタロ
プロテアーゼインヒビターまたはそのプレカーサーをコ
ードする遺伝子を含有するベクターによって形質転換さ
れ、その遺伝子を発現される任意の宿主生物でよい。適
当な宿主細胞としては、酵母(たとえばサツカロミセス
・セレビシア(Saccharomyces cere
visiae) )および組織培養哺乳類細胞(たとえ
ばハムスター卵巣およびマウス乳房腫瘍細胞)を挙げる
ことができる。
宿主細胞が細菌または酵母である場合、ベクターはメチ
オニン−メタロプロテアーゼインヒビターをコードする
かあるいはメタロプロテアーゼインヒビターを含む融合
蛋白質をコードする遺伝子を包含するベクターであるこ
とが好ましく、宿主細胞が組織培養した哺乳類動物の細
胞である場合、ベクターはプレメタロプロテアーゼイン
ヒビターをコードする遺伝子を包含するベクターである
ことが好ましい。
本発明はさらに別の態様として、メタロプロテアーゼイ
ンヒビターと医薬的に許容される賦形剤からなる医薬組
成物を提供する。医薬組成物はたとえば注射用溶液の剤
型とすることができる。
本発明はさらに別の態様として、メタロプロテアーゼイ
ンヒビターを医薬的に許容される担体と配合することか
らなる医薬組成物の製造方法を提供する。
本発明によって製造されるメタロプロテアーゼインヒビ
ターは、免疫系に対して重大な抗原反応を示すことなく
有用な薬理作用を発揮するものであることが好ましい。
と(に、本発明の化合物は、腫瘍細胞の浸蝕または腫瘍
の血管新生の防止により癌の治療に使用できる。また本
発明の化合物は、各種形態の表皮水痘症のような皮膚疾
患、歯根膜疾患、電皮症および皮膚新形成における軟組
織の崩壊の治療に使用できる可能性がある。
さらに、角膜の潰瘍形成のような各種形態の関節炎を伴
う結合組織の崩壊、慢性関節リウマチにおける関節組織
の崩壊も本発明の化合物で治療できる可能性がある。さ
らに、構造がTAMPと同一の蛋白質が赤血球強化活性
を有するとの報告があり(トチエルティー(t+och
erty)ほか、1985、ネイチャーGNature
) 、318.66〜69〕、したがって造血系の疾患
の処置に治療的に使用できる可能性が考えられる。
本発明の各種態様を図面によって例示する。
第1図は、ヒト胎児肺線維芽細胞およびヒト羊水TIM
P(2)、ヒト皮膚線維芽細胞コラーゲナーゼインヒビ
ター(ハ)のN末端アミノ酸配列、ならびに69塩基の
オリゴヌクレオチドプローブ(へ)、および18塩基対
の相補的配列りを示す。
第2図は、はぼ完全な長さのcDNAと1個の付加的重
複CDNAの5′末端(破線)から編集したヒトTIM
P  cDNAの制限酵素地図である。
第3図は、ヒトTIMP  cDNAのヌクレオチド配
列および予測されるアミノ酸配列である。
第4図は、大腸菌発現ベクターpMG454の制限酵素
地図である(黒色の切仕は61 bpリンカ−を示す)
第5図は、哺乳類動物@胞の発現ベクターDTIMP−
1の制限酵素地図である。
第6図は、pMG454で形質転換された大腸菌E10
3S中に作られた蛋白質を12%SDSポリアクリルア
ミドゲル電気泳動に付し、クーマシーブルー染色した図
である(レーン1:マーカー蛋白質、レーン2:TIM
P  cDNAインサートをもたない発現ベクターを含
む非誘導対照細胞、レーン3:誘導対照細胞、レーン4
 : pMG454を含む非誘導E103S細胞、レー
ン5:レーン4と同じ誘導細胞、レーン6:精製大腸菌
β−ラクタマーゼ)。
第7図は、ウェスタンブロッティング後に得られたオー
トラジオグラフィーを示す(レーン1および2:第6図
におけるレーン4および5に同じ、レーン3:精製ヒト
羊水TIMP、レーン4:pTIMP−1でトランスフ
ェクションを行ったC127111胞系からの培養上清
蛋白質)。
第8図は、ウサギ腫瘍細胞によって生じるコラーゲンフ
ィルムの分解に対する組換えTIMPの阻害を示す棒グ
ラフである。
方法 決定 13継代で購入した〔フロー・ラボラトリーズ(How
 Laboratories ) )ヒト胎仔肺二倍体
細胞(ATCCCLL153)を、4mHグルタミン、
15%熱不活性化ウシつ仔血清(FC8)および100
Iu/Idペニシリンと100μg/Idストレプトマ
イシンを補充したダルベツコ改良イーグル培地(DME
M Sギブコ、ヨーロッパ(Gibco 。
Europe)社〕に維持させた。細胞を2個の490
Cm2プラスチックローラーボトルに広げ、生育培地中
で接触阻止に達するまで生育させ、血清を含まないDM
EMで洗浄し、ついで血清を含まない培地中に6日間維
持した。培養上清のTIMPを、コラーゲン細線維法〔
マーフィーほか(Hurphy。
Cawston & Reynolcls) 、198
1 、ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(J、 
Biochem、 ’)1.1」L互、167〜170
〕を用いウサギ皮膚コラ−ゲナーゼの阻害によって測定
した。1単位のTIMPは2単位のコラ−ゲナーゼ(1
分間に2μ9のコラーゲンを分解)を50%阻害した。
TIMPレベルは0.2U以下〜5U/10”細II/
48時間と変動し、低産生細胞は血清を含まない培地に
5n9/dの4β−フォルボール−12β−ミリステー
ト13α−アセテート(PMA)を加えて刺激した〔マ
ーフィーほか(14arphy、 Reynolds 
& Herb ) 、1985、ジャーナル・オブ・バ
イオロジカル・ケミストリー(J、 Biol、 Ch
ew、) 、260.3079〜3083)。6日後に
培養上清と細胞を収穫し、前者はダイアフロー(Dia
flo)の凹状線維カートリッジ(Mrlo、000カ
ツトオフ)を用いアミコン(Amicon)コンセント
レータ−により40倍に濃縮した。
TIMPは濃縮上清からマーフィーら(f4urphy
Cawston & Reynolds、 1981 
、ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(J、 Bi
ochem、 )、195.167〜170〕の記載に
従って精製し、標準操作によって還元し、カルボキシメ
チル化した。ヒト羊水からのTIMPも同様に、精製、
還元、カルボキシメチル化した。N末端配列は、アプラ
イド・バイオシステムズ(ApHliedBiOsy3
temS)のアミノ酸配列分析装置を用い、自動的に、
エドマン分解によって決定した。これらのN末端配列と
、ヒト皮膚線維芽@胞によるTIMPと類似の性質を有
する(ウェルガスはか(lJelgus & 5tri
cklin) 、 1983、ジャーナル・オプ・バイ
オロジカル・ケミストリー(J、B101、CheII
l、) 、258.12259〜12264)既報のコ
ラ−ゲナーゼインヒビターの配列〔ストリックリンはか
(Stricklin &Welaus) 、1983
、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(
J、 B111. chem、)、L旦1.12252
〜12258)との比較は第1図(2)に示す。ヒト羊
水およびヒト胎仔肺TIMPは同定した28個のすべて
のN末端アミノ酸について同一である。ヒト皮膚線維芽
輻胞インヒビターも22番目のリジンがロイシンである
ほかは23個のN末端残基について同一である〔第1図
(ハ)〕。
この情報に基づいて、TIMPの23個のN末端アミノ
酸をコードできる単一の69塩基オリゴヌクレオチドプ
ローブを設計した〔レーザ(Lathe) 、1985
、ジャーナル・オブ・モルキュラー・バイオロジー(J
、 Hol’、 Biol、 )、183.1〜12)
 (第1図C)。コドンはヒト遺伝子にもつとも頻繁に
現れると報告されているものとしたが3個所例外がある
。その場所には稀に認められるジヌクレオチドCpGを
挿入する方が好都合であった(グランサム(Grant
hal)ほか、1981、ヌクレチツク・アシツズ・リ
サーチ(Nucl、 Ac1d、 Res、) 、9、
r43〜47:ヌセノフ(Nussenov) 、19
81 、ジャーナル・オブ・モルキュラー・バイオ0ジ
ー(J、 Mol。
Riot、 ) 、149.125〜131〕。さらに
、長いプローブのヌクレオチド25〜42に相補的な1
8塩基対の配列も構築した〔第1図に)〕。
C6塩基のオリゴヌクレオチドプローブはアプライド・
バイオシステムズ(AI)plied e+osyst
ei+s)の380A型合成装置を用い、固体担体への
活性化ホスホアミダイトのモノマー添加により合成した
。脱保護プローブをHPLCで精製した。鎖長18個の
オリゴマーは自動化同相リン酸トリエステル法によって
合成し〔パテル(Patel )ほか;ヌクレイツク・
アシズ・リサーチ(Mucl、Ac1d。
Res、) 、10.5605〜5619(1982)
)、同じ<HPLCで精製した。プローブ配列上の数字
は、第3図のcDNAのヌクレオチド配列における番号
を示す。プローブ配列上の文字はcDNA中でそのヌク
レオチドが異なることを示している。
1.2.TIMPに対する抗体の調 ヒツジ抗ヒト羊水TIMP血清は、ヘンブリー氏(R,
oembry 、ストレンジウェイ・リサーチ・ラボラ
トリーズ(Strangeways Re5earch
 LabO−ratories) 、ケンブリッジ(C
ambridge ) CB 14RN、英国)より恵
与された。そのlll製法は報告されている〔ヘンブリ
ー(Hembry)ほか、1985、ジャーナルφオブ
・セルやサイエンス(J、  Ce1l Sci、) 
、L旦、105〜119)。
一部の実験では、免疫グロブリン(I QG>をヒツジ
抗血清から固体硫酸ナトリウム(18%W/V)で沈殿
させ、リン酸緩衝食塩液(PBS)に再溶解し、同一1
111液で大容饅透析して使用した。得られたIQGプ
レバレージョンを10INトリス−塩酸(1)87.6
)、16018  NaCj!、0.5%W/Vカゼイ
ンおよび0.05%V/Vツイーン20中に100倍に
希釈した。ついで、ドチャーテイー(Docherty
)ら〔ヌクレイツク・アシズ・リサーチ(Nucl、 
Ac1d、 Res、) 、皿、1891〜1903)
の報告のように、ニトロセルロースフィルター〔シュラ
イベル・ラント・ジュール(Schleicher u
nd 5chull ) )上で大腸菌コロニーの密集
的細胞単層を尿素により溶菌させたのち、上記IgGと
インキュベートして、大腸菌DH1抗原に吸着させた。
−夜4℃でインキュベートしたのち、IO’Gブレバレ
ージョンを遠心分離して澄明とし、使用まで一20℃に
保存した。
1.3.mRNAの講 とin VitrO訳ヒト胎仔
二倍体肺細胞(ATCCCCL153)を蛋白質の精製
の項に述べたと同様にして生育させた。6日間血清を含
まない培地中に置いたのち、マニアテイス(Hania
tis)らの記載(モルキュラー・クローニングニア・
ラボラトリー−?二1アル(Molecular C1
onino : Ataboratory Manua
l ) 、191頁、コールド・スプリング・ハーバ−
・う゛ボラトリー(Coldsprang Harbo
r Laboratory) 、二1−3−り)に従っ
てローラー・ボトルから収穫した。
DNAは細胞からグアニジニウム・イソチオシアネート
・フェノール法〔マニアテイス(Haniatis)ほ
か、1982、モルキュラー・クローニング;アーラボ
ラトリー・マニュアル(Molecular C1on
ino : A Laboratory Manual
 )、194〜195頁、コールド・スプリング・ハー
バ−・ラボラトリ−(Cold 5t)rin(l t
tarborLabOratOrl/) 、ニューヨー
ク〕を用いて抽出した。
ポリアデニル化mRNAを全RNAから、オリゴdT−
セルロース〔コラボレイテイブ・リサーチ(Colla
borative Re5earch) )カラムクO
Vトゲラフイー(アビプはか(Aviv & Lede
r)、1972、プロシーデイングズ・オブ・ザ ナシ
ョナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・
ユナイテッド・ステイソ・オブ・アメリカ(Proc、
  Natl、  Acad、  Sci、  USA
) 、69.1408〜1412)によって単離し、つ
いでその完全性をアガロースゲル電気泳動および35S
−メチオニンの存在下ウサギ網状赤血球溶解物中1nV
itrO翻訳によってチェックした(ベルハムばか(P
elham & Jackson) 、1976、ユア
ロビアン・ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(E
ur。
J、 Biochem、 ) 、67.247〜256
)、次に、複合体を沈殿させるため、ヒトTIMPおよ
びプロティンAセファロースに対するヒツジ抗血清を用
いて、in vitro翻訳生成物の免疫沈降を行った
〔ハリス(tlarris)ほか、1981、パイロロ
ジー(VirologV) 、112.91〜98)。
10%ポリアクリルアミドゲル上ペプチドを解析したと
ころ〔レムリ(Laemmli ) 、1970、ネイ
チャー(Nature) 、227.680〜685〕
、分子量約23.000の単一ペプチドがTIMP抗体
とともに免疫沈降したことが明らかにされた。これはC
CL153細胞系から単離されたmRNA中にTIMP
  RmNAが存在するこ・とを示している。mRNA
翻訳後の狡二23.’OOOポリペプチドの収率は各種
組織培養実験で変動したが、全mRNAプレバレージョ
ンを集め、以後のcDNA合成に使用した。
1.4.0DNA合成 mRNAを用い、はぼレツツエル(Retzel )ら
の記載〔バイオケミストリー(Biochemistr
y)、1980、エユ、513〜518〕に従って逆転
写酵素(アングリアン・バイオテクノロジー(Angl
ian Biotechnology )社〕により一
重鎖CDNAを合成した。ついでこれを、大腸菌DNア
ーゼ−H〔エンゾ・バイオケム(Enz。
Biochem ) 、D N Aポリメラーゼ(ベー
リンガー(Boehrinaer) )およびDNAリ
ガーゼ〔ペーリンガー(Boehringer) )を
用いて二重鎖cDNAへ変換した〔ガブラーほか(Gu
bler & Hoffn+an)、1983、ム、2
63〜269参照〕。次にターミナルデオキシヌクレオ
チジルトランスフエラーゼ〔マイルズ(旧1es ) 
)を用い、はぼミケルソンら(Michelson &
 0rkin 11982、ジャーナル・オブ・バイオ
ロジカル・ケミストリー(J、Biol、 Chem、
 ) 、257.14773〜14782)の推薦に従
ってcDNAの3′OH末端へのdCTTの段階的付加
を触媒させた。次に、種々の量のdCTP尾部をもつD
NAをdGTP尾部をもつpBR322プラスミドDN
A (BRL、ロット番号21112)(ガプラーはか
(Gubler & Hoffman) 、1983 
、z5.263〜269〕で7ニーリングしたのら、大
腸菌DH1(vナハン(Hanahan ) 、198
3、ジャーナル・オブ・モルキュラー・バイオロジー(
J、 Hot、 Biol、 ) 、166.557〜
580〕をテトラサイクリン抵抗性に形質転換するのに
用いた。この方法で、c D N A 1 noあたり
50〜100個のテトラサイクリン抵抗性形質転換体を
生じさせる条件が確立された。
1.5.0DNAライブラリーのスクリーニン上述のア
ニーリングしたDNAによるDHlの形質転換体カラ約
15.000〜20.00017)コロニーのCDNA
ライブラリーが得られた。
37℃で20時間生育させたのち、コロニーのレプリカ
をニトロセルロースフィルター(シュライベル・ラント
・ジュール(Schreicher & 5chull
))に移し、LB−寒天板上クロラムフェニコール10
0μg/ldの存在下、フィルターをさらに16時間イ
ンキュベートしてプラスミド含量を増幅させた。コロニ
ーからのDNAのニトロセルロースへのその場での固定
は、はぼマニアテイス(Haniatis)らの記載(
モルキュラー・クローニングニア・ラボラトリ−・マニ
ュアル (Molecular Cloning :^Labo
ratory Hannual)、315頁、コールド
・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−(Cold S
pring  Harbor Laboratory)
、ニューヨーク〕に従って実施した。
ついでニトロセルロースフィルターを、0.9Mトリス
−塩酸(pH7,4) 、O,OO05MEDTA10
.5v/v%NP40,0.2w/v%、SDS、10
0μ97tllのせん断変性すケ精子DNA、2xデン
ハルト溶液〔アンハルト(Denhardt) 、19
66、バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リ
サーチ・コミュニケーションズ(Biochen+、 
BiophyS、 Res、 Common、)、23
.641〜646〕からなる緩衝液中、65℃で4時間
、プレハイブリダイズさせた。
13.5z径のフィルター1枚に緩衝液2dを使用した
。プレハイブリダイゼーション後、標識した69塩基の
プローブDNAを濃度が約25 no/−になるように
加えた。プローブはあらかじめ、はぼマニアナイス(H
aniatis)らの記載〔モルキュラー・クローニン
グニア・ラボラトリ−・マニュアル(Molecula
r Cloning: A LaboratoryHa
nnua、l ) 、122頁、コールド・スプリング
・ハーバ−・ラボラトリ−(Cold Spring 
HarborLaboratory) 、ニューB−り
〕に従ッテ標識シタが、導入されなかった3”P−AT
Pは2M酢酸アンモニウムによる反復沈殿で除去した(
ガブラーほか(Gubler & lloHman) 
、1983、ジーン(Gene) 、25.263〜2
69)、標識プローブの比活性は2.5X105チ工レ
ンコフCIam /pmo Iで、ハイブリダイゼーシ
ョン時の標識の濃度・ は1.1 X 106チ工レン
コフcpm/I11であった。
プローブをフィルターに添加したのち、ハイブリダイゼ
ーション温度を3時間で42℃に下げ、この温度でハイ
ブリダイゼーションを12時間続けた。
ついで、ニトロセルロースフィルターを、0.5XSS
C(クエン酸ナトリウム食塩溶液、1 X5SCは0.
15M  NaCj!、15mHクエン酸三ナトリウム
、pH7,0>中、43℃で45分、45℃で30分、
50℃で15分順次洗浄した。最後に、フィルターを0
.5XSSC中’11でリンスしたのち、強化スクリー
ンを用い、−80℃で20時間オートラジオグライーに
かけた。オートラジオグラフィーで記録されたシグナル
と一致するポジティブと推定されるコロニーを原プレー
ト上に同定した。これらを単一コロニーごとに画線培養
し、上述したと全く同様にして第2回目のオリゴヌクレ
オチドスクリーニングに付した。画線培養で単離された
6個のコロニーが再びポジティブシグナルを示した。こ
れらの画線培養で得られたクローン的に純粋なコロニー
についてさらに次のように特性を調べた。
1.6.ポジティブクローンの解析 6個のポジティブクローンからのプラスミドDNAをア
ルカリ溶菌法、ついで塩化セシウム−エチジウムプロミ
ド中遠心分離によって精製した〔マニアナイス(Han
iatis)ほか、1982、モルキュラー・クローニ
ングニア・ラボラトリ−・マニュアル(Molecul
ar C1onina:A LaboratoryMa
nual) 、90〜94頁、コールド・スプリング−
A−バー・ラボラトリ−(Cold Spring H
arborLaboratory) 、ニュー と1−
り〕。ついで、それらのCDNAインサートの関連性を
非切断プラスミドの直接配列決定により、はぼビエイラ
ら(Vieira & Messing)の記載(ジー
ン(Gene)、1982.1旦、259〜268〕に
従って調べた。ジデオキシ法を用い〔サンガー(5an
(ler)ほか、1977、プロシーデイングズ・オブ
・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・
オブ・ザ・ユナイテッド・スティソ・オブ・アメリカ(
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 LI
SA) 、74.5463〜5467) 、最初のスク
リーニングで使用した69塩基のヌクレオチドの25〜
42に相補的なブライマー(5− CTTGCAGAAGGCTGTCTG−3’ )を自
動化固相リン酸トリエステル法〔バテル(Patel 
)ほか、1982、ヌクレイツク・アシズ・リサーチ(
NuCl 、八cid、 Res、 ) 、1没、56
05〜5619)によって合成して実施した。
したがって、このブライマーは成熟TIMPの残基9〜
13をコードするセンス鎖に相補的である(第1図参照
)。6個のクローンのうち5個が少なくとも70個のヌ
クレオチド上に同一のDNA配列をもつこと、そしてク
ローン3がもつとも長いことが明らかにされた。さらに
、18マーをクローン3DNAの配列決定ブライマーと
して使用する前に末端標識すると〔マニアナイス(Ha
niatiS)ほか、1982、モルキュラー・クロー
ニングニア・ラボラトリ−・マニュアル(Molecu
lar Cloning : A Laborator
y Manual )、120頁、コールド・スプリン
グ・ハーバ−・ラボラトリ−(Cold Spring
 Harbor Laboratory )、ニューヨ
ーク〕、このDNAは線維芽細胞インとビターの最初の
8個のアミノ酸をコードする能力をもつことが明らかに
された。これは、単離されたクローンがヒトTIMPの
cDNAクローンであることを強力に支持するものと考
えられた。
次に、プラスミドDNAを制限エンドヌクレアーゼをそ
れらの推薦条件下〔アマ−ジャム・インターナショナル
(Amersham International) 
)で使用して、制限解析を行った。得られたデータから
、pBR322配列と第2図に示す制限地図の太線部分
の表示が可能となった。この地図はクローン2とクロー
ン3の5′末@(破線)から集積したもので、白抜きの
矩形部分はGC尾部の位置を示す。矢印はジデオキシ配
列決定の方向を示している。略号の意味は次のとおりで
ある:p=psB、N=NcoI、T=Tthl[I−
1、B=BstX[SM=Mstlr、A=AVaI。
V=Pvu I、H=Haen、I=HinfI0クロ
ーン2およびクロー3から推定された全プクレオチド配
列は、制限フラグメントをM13tq13またはtg1
31〔アマ−ジャム(Alersham ) )にサブ
クローニングし、JMlolに形質転換したのち〔メツ
シングはか(Hessino & Vieira) 、
1982、ジーン(Gene) 、上皇、269〜27
6)、ジブオキ法(ナンガー(Sanger )ほか、
1977、プロシーデイングズ・オブ・ザ・ナショナル
・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・ユナイ
テッド・ステイツ・オブ・アメリカ(Proc、 Na
tl。
Acad、  Sci、  USA)  、 −ヱニュ
4−15463〜5467)によって得られた。ヒトT
IMPの全配列および予測されるアミノ酸配列を第3図
に示す。配列の下の数字はmRNAの配列によるもので
ある。
27および706位のヌクレオチドは同定されなかった
。配列の上の数字はアミノ酸配列の番号であり、負の数
字はシグナル配列と推定される部分である。グリコジル
化サイトの可能性がある部分にはアンダーラインを付し
た。
cDNAは鎖長793個のヌクレオチドからなり、62
1個のヌクレオチドの読み取り枠を含む(第3図のヌク
レオチド64〜684)。
TIMP  mRNAの3′末端は、ポリアデニル化シ
グナルAATAAが先行するポリ△配列をもつことから
表示した配列と考えられる〔ブラウトフットはか(Pr
oudfoot & Brownlee) 、1981
、ネイチャー(Nature) 、252.359〜3
62)。64〜66番目のヌクレオチドが翻訳開始部位
と考えられる。それは、ヌクレオチド133〜126で
コードされるTIMPのN末端アミノ酸に先行する読み
取り枠中、メチオニン(M)をコードする唯一の枠だか
らである。したがって、この配列はアミノ酸207個の
ポリペプチドに翻訳され、停止コドンTGA (ヌクレ
オチド685〜687)で終了する。ヌクレオチド19
6〜198はストリフリンはか(5trickl in
& Welgus)によって報告されているジャーナル
・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J、 Bio
l、Chew、 ) 、1’983.258.1225
2〜12258)ロイシン(し)よりもリジンであろう
と思われる。しかも、ヒト羊水T I PMおよびCC
L153培養上清から精製されたTIMPはこの位置に
リジンをもっている(第1図参照)。
これは、このDNA配列が正確であることを示唆し、こ
のCDNAがヒト1−IMPをコードすることを裏書き
する。CCL153ヒ1へ二倍肺細胞系、′コト羊水お
よびヒト皮膚線維芽細胞から単離されたTIMPの密接
な類似性も明らかである。
ヌクレオチド64〜66でコードされるN末端メチオニ
ンに続いて22個のアミノ酸がある。その多くは疎水性
で、N末端システィン(C)に先行し、ヒト羊水TIM
Pにも線維芽細砲コラーゲナーゼインヒビターにも認め
られる。これは、これらのアミノ酸がシグナル配列の疎
水性核であり、分泌時に切断されて成熟蛋白質を遊離す
ると考えれば矛盾がない。したがって、成熟T 、I 
M Pは鎖長184個のアミノ酸からなり、分子量は2
0.685と推定される。DNA配列から予想される成
熟TIMPの全アミノ酸組成を第1表に示す。興味のあ
ることに、成熟r1MP中には12個のシスティン(C
)残塁が存在し、これはストリフリンはか(Stric
klin & Welgus)が線維芽細胞インヒビタ
ー中に存在すると推定した数〔ジA7−ナル・オブ・バ
イオロジカル・ケミスト1、J −(J、 Biol、
 Chem、) 、1983.258.12259〜1
2264)の半分である。しかしながら、ウシメタロプ
ロテナーゼインヒビターについて報告されたシスティン
、含量(キシはか(Kishi & Hayakawa
) 、ジャーナル・オブ・バイオケミストIJ −(J
、 Biochem、  ) 、1984.96.39
5〜404〕とは一致する。
最後に、このDNA配列から、成熟蛋白質にはN−グリ
コジル化サイ1−の可能性が考えられる2部位が存在す
る。これらは、第3図中にアンダーラインを付して示す
付加的NH2末端メチオニン残基をもつT IMP (
met−T IMP)の大腸菌内テノ発現は、上記2の
項に記載し、第3図に示した成熟TIMPをコードする
配列に、オリゴヌクレオチドを用いて、プロモーター、
シャインーダガルノ配列および開始ATGコドンを結合
することによって達成される。この例では、大腸菌tr
pl:プロモーターとシャインーダガルノ配列を用いた
これらの配列はたとえばプラスミドpCT54上に存在
し、問題の蛋白質をコードするDNA配列はCj!a1
サイトに挿入できる〔エムタージ(Eitage )ほ
か、1983、プロシーディンゲス・オブ・ザ・ナショ
ナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・ニ
ナイテツド・ステイツ・オブ・アメリカ(Proc、 
Natl、 Acad、 Sci、υS八)、80.3
671〜3675)。しかしながら、これらまたは他の
プロモーターとシャインーダガルノ配列を含む他のプラ
スミドも、増幅可能で、その発現を厳密に調節できれば
、使用可能である(たとえばヨーロッパ特許出願EP−
A2−0121386号参照)。本例では、シグナル暗
号配列はもたず付加的N末端メチオニンコドンを伴うT
IMPコード配列を大腸菌発現ベタターpMG 196
に挿入し、pMG454を産生さじだ(第4図)。これ
には標準組換えDNA技術を用いた〔マテアテイス(H
aniatis)ほか:モルキュシー・クローニングニ
ア・ラボラトリ−・マニュアル(Molecular 
Cloning : A LabotatoryMan
ual) 、390〜433負)、pMG454は、選
択がなければ大腸菌内に低コピー数で安定に存在するが
、誘導時にはコピー数は染色体あたり100〜200に
増加する。
発現ベクターへの挿入には、TIMP停止コドン(第3
図)に隣接するHinflサイト(ヌクレオチド686
〜690)をリンカ−で88mHIサイトに変換した。
ついでCDNAの5′末端をヌクレオチド178〜18
6(第3図)にあるTthll[−1サイトから61 
bpクリンカを用いて再構築し、上流CJa1サイトお
よびそれに続き、成熟TrMPのN末端におけるシステ
ィンコドンに先行するATG開始コドンを設けた。
このリンカ−の配列は次のとおりである。
平 −云1 それは椋準方法によって以下のオリゴヌクレオチドから
構築された。
CGAT八ACへ八ATへTGT八CCへGCGT丁C
CACCTCA丁CCTC八^AへTGCTTTCTG
CAACTCTGACCCATTAGTTAT TGAGGTGGAACGCAGGTACAAGCAG
TTTGAGGA ^GGTCAGAGTTGCAGAA 各オリゴヌクレオチドは自動化固相リン酸トリエステル
法〔パテル(Patel )ほか、1982、ヌクレテ
イツク・アシズ・リサーチ(Nucl。
Ac1d、 Res、) 、10.5605〜5619
〕によって合成された。
このリンカ−を用い、TIMP遺伝子の5′末端をTI
MPコード配列内に存在するTthI[[1サイトを介
して、アラスミ60MG196中に存在するtrpEシ
ャイン−ダルガノ配列から下流に位置するCj!a1サ
イトと結合させた。得られたプラスミドpMG454は
、大腸菌E103S(プロテアーゼ欠損大腸菌に12M
導体)への形質転換によって確立された。結果は、シャ
イン−ダルガノ配列と、成熟TIMPのN末端システィ
ン(C)に直接隣接する開始ATGとの間の13個のヌ
クレオチド配列である。
このプラスミドを含むE103Sの培養はL−ブイヨン
中30℃でOD   が0.4になるまで行い、65℃
で振盪して42℃にシフトした。
42℃に達したのち、37℃の水浴に移し、さらに5時
間生育させた。この間に適当はのサンプルをとり、SD
Sゲル電気泳動およびウェスタンブロッティングによっ
て解析した。第6図に示すように、誘導後Mr20.0
00の蛋白質が認められ、これはグリコジル化されてい
ないTIMPの期待される大きさであった。β−ラクタ
マーゼ(これもpMG454によってコードされている
)も特異的に誘導されることに留意すべきである。
ウェスタンブロッティングにより、1ylr20.00
0蛋白質は、ヒト羊水から精製されたTIMPに対する
ポリクロナール抗体と特異的に反応する(第7図、トラ
ック7)。大腸菌内で発現される他の組変え蛋白質と同
様、丁IMPは大部分、封入体内に不溶の形で存在する
ことが明らかにされた。
pMG454内のMet−TIMPのN末端アミノ酸を
コードするDNA配列を変えることによって、TIMP
の収率を改善することができた。
新しいプラスミドは、61 bpリンカ−からなるオリ
ゴヌクレオチドの一部が異なる配列を有するほかは、p
MG454の構築の場合の記載とほぼ同様にして生成さ
せた。これらの変化の一部は新しいN末端アミノ酸の結
果である。得られたプラスミドならびにTIMP5’お
よびN末端配列は次のとおりである。
CT pMG454    ATGTGTACCCI pMG456    ATGTGTATCFT 1)MG457    △TGTTTACCCT pMG468    ATGTGTACTさらに、アラ
スミ10MG454中のシャイン−ダルガノ配列とAT
G開始コドンの間のヌクレオチド数を変えることによっ
てTIMPの収率が改善された。これは、pMG454
をCj!a1サイトで線状化し、S1ヌクレアーゼで処
理し、ついでエムタージ(Emtaae)はか〔プロシ
ーデイングズ・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オ
ブ・サイエンシズ・オブ・ザ・ユナイテッド・スティソ
・オブ・アメリカ(Proc、 Natl、 Acad
、 Sci。
USA  >  、 so、  361 〜375  
(1983)  )(7)記載にほぼ従ってリゲートす
るにとにより行った。
この方法でプラ及ミドpMG461を生成した。
最後に、T7転写ターミネータ−〔ダンほか(Dunn
 & 5tudier) 、1980、ヌクレイツク・
アシズ、 IJサーチ(Nucl、 Ac1d、 Re
s、) 、旦、219〜2132)を、最善の産生プラ
スミド中のT IMPコード配列の3′末末端位に置い
た。
この配列は[3amHIサイトでプラスミドにリゲート
した。
3.2.−陽画細胞からのTIMPの 製上述のように
して構築したプラスミドを含む大腸菌細胞を、発現至適
条件下に生育させると総細胞蛋白質の10%までのレベ
ルでmet−TIMPを産生する。
大腸菌の粗抽出液の可溶性蛋白質分画におけるTIMP
活性をならし培地についての記載〔ヒツクス(Hick
s )ほか、1984、インターナショナル・ジャーナ
ル・オブ・キャンサー(Int、 J。
Cancer) 、33.835〜844〕にほぼ従っ
て測定した。大腸菌内に発現したnet−TIMPの一
部または全体は不溶型であるので、上記測定では検出さ
れない。したがって、測定および精製に先立って、可溶
化し活性化する。この方法の一例はメチオニンープロ力
イモシンの生成に関連して、本出願人による係属中の国
際特許出願P C1”/GB83100152 (WO
83104418として公開)および英国特許出願GB 2100737Aに記載されている。可溶性の、活性、
部分精製TIMPが得られたのち、さらに免疫親和性ク
ロマトグラフィーによって精製する(たとえば、エベラ
イはか(Eveleigh & Levy )、197
7、ジャーナル・オブ・ソリッド・フェース・バイオケ
ミストリー(J、 5olid PhaseBioch
em、) 、2.45参照〕。この場合、上述のヒツジ
ポリクロナール抗体またはCCL153細胞上清から精
製したTIMP標品によって生じるモノクロナール抗体
を用いることができる。また、たとえば既報の〔マーフ
ィー(Hurphy)ほか、ジャーナル・オブ・バイオ
ケミストリー(J。
8iochem、 ) 、195.167〜170(1
981);マーサー(Mercer)ほか、バイオケミ
カル・ジャーナル(Biochem、 J、 ) 、2
31.505〜510 (1985))標準的蛋白質精
製技術によってさらに精製することもできる。
3.3.酵母中での発現 大腸菌内での発現を達成するために用いたと類似の標準
的組換えDNA技術を使用して、酵母中でのTIMPの
発現に適したプラスミドベクターを構築する。この場合
も第2項に述べ第3図に示したオリゴヌクレオチドリン
カーおよびTIMPコードCDNAを用いる。構築はた
とえば係属中の公開されたヨーロッパ特許出願EP−A
2−0073635号に記載のベクターに基づいて行わ
れる。それらにはTIMPコード配列が、M母ホスホグ
レセシートキナーゼ(PGK)プロモータとPGK遺伝
子3′非翻訳領域に囲まれて包含される。PGKプロモ
ーターに関してのTIMPCDNAの方向性は、大腸菌
における発現で上述したように、成熟TIMPと付加的
N1−12末端メチオニン残基の発現を保証するように
定められる。
また、プレーTIMPは、TIMPコード配列をTIM
Pシグナル配列を残すようにベクターに結合させても発
現させることができる。この目的にはヌクレオチド32
〜37(第3図)におけるNco1サイを使用できる。
酵母シグナル配列〔たとえば、酵母α因子シグナル配列
:カージャンはか(Kurjan & Herskow
itz ) 、1982、セル(Cell) 、30.
933〜948〕と成熟TIMPの融合蛋白質の発現は
適当なリンカ−を用いて実施できる。これらのプラスミ
ドDNAは、たとえばベグズ(Begas )の方法〔
ネイチャー(Nature) 、1978.275.1
04〜109〕によって、酵母細胞中に導入される。
3.4.酵母細胞からのTIMPの精製これらのプラス
ミドを含有する酵母細胞を、TIMPの発現に至適な条
件下に生育させると、TIMPとして総細胞蛋白質の5
%までを産生する。上述の変化に応じて、T I M 
Pは酵母細胞から分泌されることもあるし、また分泌さ
れないこともある。細胞間に産生された場合は発現TI
MPはほぼ前述のようにして定量、評価、精製できる。
分泌された場合は、細胞上清から、前述のようにしてま
たは標準的蛋白質精製技術(マーフィー(Hurphy
)ほか、ジャーナル・オブ・バイt’rミスト’J −
(J、 Biochem、  ) 、195.167〜
170 (1981) ;マーサー(Mercer)ほ
か、バイオケミカル・ジャーナル(BiochenJ、
) 、231.505〜510(1985)によって精
製される。
3.5.   動物細胞 におけるT IMPの動物細
胞におけるプレーTIMPの発現は、ハウツー(how
ley)ら(米国特許 第4,419.446号、1983)によって記載され
ているようなベクターまたは他の非ウィルス性ベクター
を用いて行われた。必要なりNAの増殖は標準方法〔マ
ーニアテイス(Haniatis)ほか、1982、コ
ールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−(Col
d Spring Harbortaboratory
) 、ニューヨーク〕を用いて達成された。ブレーTI
MPをコードするDNA配列は第2項に述べ第3図に示
したDNAから切取り、TIMP停止コドンに隣接する
3’l−1inflサイト(ヌクレオチド686〜69
0)をリンカ−で3amHIサイトに変換した。同様に
、ATG開始コドンに隣接する5’NC0Iサイト(ヌ
クレオチド62〜67)を(内部にNco Iサイトが
あるので部分NCOI消化後)リンカ−でHindl[
Iサイトに変換した。ついで全プレーTIMPコード配
列を、第5図に示すようなウシ乳頭腫ウィルスに基づく
ベクター中、ネズミメタロチオネイン(MMT)プロモ
ーターとSV40初期転写ポリアデニル化シグナルの間
にインサートした。このプラスミドはpTIMP−1と
命名された。
pTIMPをC127細胞〔ロウイ(t’owy>ほか
、ジャーナル・オブ・パイロロジ−(J。
Virol、 ) 、 26.291〜298 (19
78) )にリン酸カルシウム共沈殿(グラハムはか(
Grahara & van der Eb ) 、バ
イ00ジー(VirologV) 、52 、451〜
461(1983))によってトランスフェクションし
たのち、cdC12(20μM)およびZnCj!2 
 (20μM)抵抗性フォーカスを選択した。血清を含
まない培地中で16時間生育させたのち、TIMPを分
泌する能力をTIMPに対する固定化特異的抗体に基づ
く競合的RIA(ヘンブリーホか(Hembry、 H
urphy & Reynolds )、ジャーナル・
オブ・セル・サイエンス(J、 Ce1lSci、) 
、73.105〜119 (1985))、ウェスタン
・プロッティングおよびCCL153細胞上清について
前述したコラーゲン細線維アッセーによって測定した。
精製ヒト羊水TIMPに反応し、ウシまたはネズミTI
MPとは交差反応しないことが知られているRIA利用
ポリクロナール抗体〔ヘンブリーはか(Hembry、
 Hurphy &Reynolds) 、ジャーナル
・オブ・セル・サイエンス(J、 Ce11. Sci
、 ) 、73.105〜119(1985))が、P
TMP−11−ランスヘエクション細胞系の一部におい
て、CDNAをインサーとしていないプラスミドでトラ
ンスフェクションを行った対照細胞に比べて200倍に
増加していることが検出された。1.5〜2.0μg/
〆までの最高収率が達成される。
さらに、ウェスタンプロティングの結果は、トランフエ
クションを行ったC127細胞から分泌されたTIMP
がヒト羊水から精製した標品TIMPと同一のMrを有
することを示しており、これは、これらの細胞中で、組
換えTIMPが正しく処理され、グリコジル化されてい
ることを示唆する(第7図、トラック4)。C127細
胞中で生成した免疫反応性TIMPが生物学的活性か否
かを調べるために、コラーゲン細線線アツセー〔マーフ
ィー(Hurphy)ほか、ジャーナル・オブ・バイオ
ケミストリー(J、 Biochem、  ) 、19
5.167〜170 (1981))を用いてウサギ皮
膚コラーゼナーゼの阻止能力を試験した。RIAにおい
て検知できる皇のTIMPの産生を示さなかった細胞の
上清からは活性は検出できなかった。
しかしながら、RIAにおいて500n(J/III以
上のTIMPの産生を示した細胞の上清からは2〜5U
/dが検出され、これはC127細胞中でpTIMP−
1は活性TIMPの合成を行っていることを示している
。ρTIMPを含有する細胞系をさらに改良することに
より、活性TIMPの収率は5μg/−以上に達した。
3.6.動物細胞からのTIMPの精製上に述べたよう
にして動物細胞に発現したブレーTIMPは細胞膜を通
して分泌され、ここでシグナルペプチドが切断されて成
熟TIMPが遊離する。これは上述の3.2.において
述べたようにして組織培養培地から測定され、精製でき
る。
ヘパリンセファロースおよびゲル濾過クロマトグラフィ
ーにより(マーフィー(Nurphy、G)はが、19
81、バイオケミカル・ジャーナル(Biochem、
 J、  ) 、195.167〜170)、ヒト線維
芽細胞TIMPを精製し、哺乳類動物細胞内に発現した
組換えヒトTIMPを部分精製した。組換え生成物は生
化学的アツセーおよびELISAにおいて天然ヒトTI
MPに匹敵した。
生物学的活性を試験するため、−次VX2ウサギ腫瘍細
胞を14c−標識タイブIコラーゲン股上で継代培養し
た。
材料:ヒトプラスミノーゲン(20力ゼイン単位/m)
はカビ社(にabi Diaonostica。
Stockholm、 Sweden )から購入した
。その他のすべての材料はすでに報告されている〔マー
フィーはか(G、 Hurpt+y、 T、 E、 C
awston & J、 J。
Reynolds) 、1981 、バイオケミカル・
ジャーナル(Biochem、 J、  ) 、195
.167〜170:ヘンブリーほか(Hembry、 
R,H,、Hurphy、 G、。
Cawston、 T、 E、、Dinole、J、 
T、 & Reynolds、J、J、)、1985、
ジャーナル・オブ・セル・サイエンス(J、 Ce1l
 Sci、) 、投稿中;ヘンブリーほか(Hembr
y、 R,H,、Hurphy、G、 & Reyno
lds。
J、J、)、1985、ジャーナル・オブ・セル・サイ
エンス(J、 Ce1l Sci 、 ) 、73.1
05〜119;セラーズほか(Sellers、 A、
 &Reynolds、J、J、  ) 、1977、
バイオケミカル・ジャーナル(8ioches、 J、
 ) 、167.353〜360 ; トレクセルほか
(Trechsel、υ、 、 Dev。
G、、Hurphy、G  、&  Reynolds
、J、J、  )  、 1 982、ビオシミ力・工
・ビオフイジ力・アクタ(8iocハim、  8io
phys、  Acta)  、 7 20. 3 6
4〜370〕。
VX2腫1細胞:ウサギVX2癌腫は、最初キッドほか
(にidd、 J、G、 & Rous、P、) ニよ
ッテショーブ乳頭腫ウィルスで誘発された〔ジャーナル
・オブ・エスクベリメンタル・メデイシン(J、  E
xp、 Red、) 、7ユ、813〜837(194
0))が、現在はウィルスとは関係がない。実験に用い
た原腫瘍はガラスコ(C,S、 B。
Ga1asko )教授および共同研究者〔デパートメ
ント・オブ・オルソペデイツク・サージエリ−、ユニバ
ージティー・オブ・マンチェスター(Departme
nt of 0rthopaedic Surgery
University of Hanchester)
 、ホープ・ホスピタル(Hope 1lospita
l ) 、Eccles Old Road 。
5alford、 Uに〕から恵与され、ニューシーラ
ント白色ウサギの大腿筋に連続移植して維持した。これ
は常に肺に転移した。移植後2〜3″iAで動物を層殺
し、腫瘍を摘出した。−次腫瘍細胞は腫瘍から細胞をほ
ぐし、10%ウシ胎仔血清(Fe2)を補充したダルベ
ツコ改良イーグル培地(DMEM)中0.2X10  
細胞/cI12になるように平板上に置いた。7〜10
日後に一次腫瘍2+ 細胞をコラーゲン膜上、Ca 7Mg2+を含まないリ
ン酸緩衝食塩液(PBS−A)中で0.02%EDTA
を用いて継代された。−次継代腫瘍細胞(0,5xlO
6)を・クサギ大腿筋に注射すると4週後に触知できる
!!瘍が形成された。
コラーゲン膜:ジョンソンーウィンドの方法(ジョンソ
ン−ウィンド(Johnson−Hint、 B、 )
、1980、アナリテイカル・バイオケミストリー(A
nal、 Biochen+、) 、104.175〜
181)を改良して、放射標識コラーゲン膜を11製し
た。
14C−標識タイブ■コラーゲン(ラット皮膚、150
μ9)を、lQmHリン酸塩、300 m8食塩、0.
02%アジド中にとり、その一部(300μ、iりを2
 ctx径のリンプロウェル中に広げた。このプレート
を37宅で乾燥させ、2回滅菌蒸留水で洗浄し、1回血
清を含まない培地で洗浄した。
細胞を10%FO8含有DMEM中、洗浄膜上に各ウェ
ル105個になるように置いた。24時間後に細胞層を
静かに血清を含まない培地で洗浄し、2%ウサギ血清〔
プロテアーゼインヒビターが無視できるレベルのものを
選択;トレクセル(Trechsel )ほか、198
2)含有DMEMを各ウェルに加えた。2日後に各ウェ
ルの培地を集め、未消化コラーゲンを除くために遠心分
離し、膜から放出された放射能を液体シンチレーション
カウンターで測定した。ウェル内に残った分解されてい
ないコラーゲンを細菌コラ−ゲナーゼ50μ3で一夜分
解し、放射能を測定した。これらのデータから、各フィ
ルムからの放射能の放出%を計算した。コラーゲン膜の
非特異的分解の可能性はコラーゲン膜をトリプシン10
μg/ウェルとインキュベートして評価した。放射能の
放出は15〜20%で、慣用の細線維アツセーで実施し
た類似のトリプシンブランクの場合に匹敵するものであ
った。一部のウェルは、精製ウサギ骨コラーゲナーゼに
対してヒツジに生じさせた特異的ポリクロナール抗体〔
ヘンブリー(llembry)ほか、前出)または正常
ヒツジ血清I9Gで処理した。
コラ−ゲナーゼ活性およびTTMPのアツセー:コラー
ゲナーゼおよびTIMPのアツセーは既報の方法〔セラ
ーズばか(Sellers & Reynolds)、
1977、前出〕に従って実施した。1単位のコラ−ゲ
ナーゼは35℃で1分間に1μJのコラーゲンを分解す
る。TIMPは活性化ウサギコラ−ゲナーゼの阻害によ
って評価した。1単位は2単位のコラ−ゲナーゼを50
%阻害するTIMPfflと定義した。
2日後に、培地をメタロプロテアーゼに対する阻害活性
が低い血清を含む培地に交換した。ついで対照緩衝液ま
たは純粋なヒト線雑芽細胞TIMP(2単位/ウェル)
もしくは部分精製組換えTIMP(2単位/ウェル)を
培地に加え、さらに2日間培養を続けた。ならし培地の
一部をとり、シンチレーションカウンターでカウント数
を測定してゲル分解を評価し、阻害を第2表および第8
図に示すように計算した。第2表に示した2つの実験例
は、天然および組換えTIMP活性 4・が類似するこ
とを例示するものであり、第8図は組換えTIMP単独
での他の実験を例示するものである。第8図には3回の
実験の平均値を示した。
第2表 実験1 対照緩衝液    355o±280 純粋ヒトTIMP   709+76   80実wA
2 対照緩衝液    8456±1035組換えTIMP
    764±29  91本発明を以上、実施例に
より説明したが、これは単に本発明を例示するもので、
細部Ω改変は本発明の範囲内に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ヒト胎仔肺線維芽armおよびヒト羊水TI
MP(a)、ヒト皮膚線維芽細胞コラーゲナーゼインヒ
ビター(b)のN末端アミノ酸配列、ならびに69塩基
からなるオリゴヌクレオチドプローブの配列(C)、1
8塩基の相補的配列(d)である。 第2図は、はぼ完全な鎖長のCDNAと1個の付加的重
複cDNAの5′末端(破線)から編集したヒトTIM
P  cDNAの制限酵素地図である。 第3図は、ヒトTIMP  cDNAのヌクレオチド配
列および予測されるアミノ酸配列である。 第4図は、大腸菌発現ベクターpMG454の制限酵素
地図である(黒くつぶした部分は61 bpのリンカ−
を示す)。 第5図は、哺乳類動物細胞の発現ベクター1)T IM
P−1の制限酵素地図である。 第6図は、pMG454で形質転換された大腸菌E10
3S中に作られた蛋白質を12%SDSポリアクリルア
ミドゲル電気泳動に付し、クーマー・シーブルー染色し
た結果を示す(レーン1:マーカー蛋白質、レーン2:
TIMP  cDNAインサートをもたない発現ベクタ
ーを含む非誘導対照細胞、レーン3:誘導対照細胞、レ
ーン4:1)MG454を含む非誘導E130S細胞、
レーン5:レーン4と同じ誘導細胞、レーン6:精製大
腸菌β−ラクタマーゼ)。 第7図は、・クエスタンプロツテイング後に得られたオ
ートラジオグラフィーを示す(レーン1および2:第6
図におけるレーン4および5に同じ、レーン3:精製ヒ
ト羊水TIMP、レーン4:pTIMP−1でトランス
フェクションを行ったC127細胞系の培養上清からの
蛋白質)。 第8図は、ウサギ腫瘍細胞によって生じるコラーゲンフ
ィルムの分解に対する組換えTIMPの阻害を示す棒グ
ラフである。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メタロプロテアーゼインヒビターをコードする遺
    伝子を含むベクターで形質転換した宿主細胞を培養する
    ことを特徴とするメタロプロテアーゼインヒビターの製
    造方法
  2. (2)メタロプロテアーゼインヒビターはメチオニン−
    メタロプロテアーゼインヒビターである特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法
  3. (3)メタロプロテアーゼインヒビタープレカーサーを
    コードする遺伝子を含むベクターで形質転換した宿主細
    胞を培養してメタロプロテアーゼインヒビターのプレカ
    ーサーを製造し、このプレカーサーを切断してメタロプ
    ロテアーゼインヒビターを生成させることを特徴とする
    メタロプロテアーゼインヒビターの製造方法
  4. (4)メタロプロテアーゼインヒビタープレカーサーは
    プレメタロプロテアーゼインヒビターであり、宿主細胞
    はプレメタロプロテアーゼインヒビターを切断してメタ
    ロプロテアーゼインヒビターを産生できる宿主細胞であ
    る特許請求の範囲第3項記載の製造方法
  5. (5)メタロプロテアーゼインヒビタープレカーサーは
    、異種蛋白質とメタロプロテアーゼインヒビター蛋白質
    からなる融合蛋白質である特許請求の範囲第3項記載の
    製造方法
  6. (6)メチオニン−メタロプロテアーゼインヒビター
  7. (7)プレメタロプロテアーゼインヒビター
  8. (8)異種蛋白質とメタロプロテアーゼインヒビターか
    らなる融合蛋白質
  9. (9)メタロプロテアーゼインヒビター、メチオニン−
    メタロプロテアーゼインヒビター、プレメタロプロテア
    ーゼインヒビターまたは異種蛋白質とメタロプロテアー
    ゼインヒビターからなる融合蛋白質のアミノ酸配列をコ
    ードする遺伝子
  10. (10)第3図に示した64から684までのヌクレオ
    チド配列を実質的に有する特許請求の範囲第9項記載の
    遺伝子
  11. (11)第3図に示した133から684までのヌクレ
    オチド配列を実質的に有する特許請求の範囲第9項記載
    の遺伝子
  12. (12)特許請求の範囲第9項から第11項までのいず
    れかに記載の遺伝子を含有するベクター
  13. (13)特許請求の範囲第12項記載のベクターで形質
    転換された宿主細胞
  14. (14)メタロプロテアーゼインヒビターおよび医薬的
    に許容される賦形剤からなる医薬組成物
  15. (15)プラスミドpMG454、pMG456、pM
    G457、pMG468またはpMG461およびそれ
    らの誘導体
  16. (16)プラスミドpTIMP−1およびそれらの誘導
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH088870B2 (ja) * 1985-02-05 1996-01-31 サイナ−ゲン バイオロジカルズ,インコ−ポレ−テツド メタロプロテイナ−ゼ阻害剤の配列をもつ組換ベクタ−系及びメタロプロテイナ−ゼ阻害剤製造のための組換dna
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