JPS6128086Y2 - - Google Patents

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JPS6128086Y2
JPS6128086Y2 JP1981092375U JP9237581U JPS6128086Y2 JP S6128086 Y2 JPS6128086 Y2 JP S6128086Y2 JP 1981092375 U JP1981092375 U JP 1981092375U JP 9237581 U JP9237581 U JP 9237581U JP S6128086 Y2 JPS6128086 Y2 JP S6128086Y2
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JP
Japan
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cushion
fluid
cushion packing
packing
pressure
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JP1981092375U
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JPS57205403U (ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無給油タイプまたは給油タイプのエア
シリンダおよび低油圧シリンダなどに用いられる
流体圧シリンダ用クツシヨンパツキンに関するも
のである。
従来の流体圧シリンダ用クツシヨンパツキンに
は第7図に示すようにリツプ部イを有するゴムリ
ングロが用いられており、このパツキンをシリン
ダのロツドカバー、ヘツドカバーハに形成した凹
溝ニ内に装着している。そしてピストンが図面右
側方向矢印Rに移動しヘツドカバーハに達したと
きピストンロツドホに装着したクツシヨンカラー
ヘがパツキンのリツプ部イに接触しシール作用を
生じてピストンを摩擦抵抗によつて減速しながら
停止する。
しかしピストンが図面左側方向(矢印L)に移
動する場合には、パツキンの背部から圧力(クラ
ツキング圧)を流入したときリツプ部イの緊迫作
用によつて流体抵抗が生じたピストンがスムーズ
に移動しない。
このクラツキング圧を極力小さくしピストンの
起動性を向上することがシリンダ装置の課題であ
る。
そこで本考案はパツキンの背部から圧力(クラ
ツキング圧)を負荷したときにピストンが低圧に
て速かに移動できるとともに逆止弁機構を備えた
クツシヨンパツキンを提供するものである。
すなわち、本考案は、ロツドカバーおよびヘツ
ドカバー8に形成された凹溝9内装着され、この
凹溝内で軸方向に移動可能にして流体圧シリンダ
のクツシヨン作用をなすクツシヨンパツキンにお
いて、該クツシヨンパツキンは、断面が略矩形の
本体をもち、かつ該本体前面の内径側の周縁に一
体に張出したリツプ部を形成したゴムリングから
なり、該リングの前面の平坦面および外周面に適
宜間隔で各々凸部および突起片とを設けて、流体
通路を形成するとともに、前記リングの後面の平
坦面には、前記流体通路を通過した流体を密封す
る環状の突条5を形成した流体圧シリンダ用クツ
シヨンパツキンを提供するものである。
以下、本考案を図面第1図,第2図,第3図に
ついて詳細に説明する。1は断面が略矩形の本体
をもちかつ該本体前面Fの内径側の周縁に一体に
張出したリツプ部2を形成したゴムリングであ
る。このゴムリング1は合成ゴム、熱可塑性ウレ
タンゴムなどで形成されていて、該ゴムリングの
前面Fの平坦面には数多の凸部4を適宜間隔に設
けて流体通路41を形成する。また、ゴムリング
1の外周面にも同様に数多の突起片3を適宜間隔
に設けて流体通路31を形成する。いつぽうゴム
リング1の後面Bの平坦面には、前記流体通路4
1,31を通過した流体を密封する環状の突条5
を1条または2条以上形成して、本考案の流体圧
シリンダ用クツシヨンパツキンaが構成されてい
る。
第3図に示すクツシヨンパツキンはゴムリング
1の外周に金属製短筒6を埋設するとともにゴム
リング1の外周面に数多の突起片3を適宜間隔に
一体に設けてあり、金属製短筒6の外側にゴムリ
ング1のゴム材料をフイルム状に被覆しその被覆
面に突起片3が規則的に配列されている。
このように、金属製短筒6を埋設することによ
つてゴムリング1のねじれ等を防止して補強効果
をもたせている。
次に本考案の作用を図面第4図,第5図,第6
図について説明する。第6図はシリンダ装置を示
し、第4図,第5図は本考案のクツシヨンパツキ
ンを装着した部分の拡大図を示すもので、シリン
ダ装置のロツドカバー7およびヘツドカバー8に
は本考案のクツシヨンパツキンaを収納する凹溝
9および10をそれぞれの片側開口部をピストン
15の方向に向けて形成し、凹溝9,10のそれ
ぞれの開口部上方には前壁11を設け、凹溝9,
10の幅寸法l1をクツシヨンパツキンaの凸部4
と突条5間の幅、寸法l2より大きくし、凹溝9,
10の前壁11とクツシヨンパツキンaの凸部4
とに間隙を形成してクツシヨンパツキンaを凹溝
9,10に装着する。この際に、クツシヨンパツ
キンaの外周面に形成した突起片3は中心がずれ
ないようにガイドの役割をなす。
ロツドカバー7のポート12から圧力流体(空
気)を流入するとその圧力流体がシリンダチユー
ブ13のA室内にピストンロツド14に固定した
ピストン15を押圧し図面右方向(矢印R)に移
動する。同時にシリンダチユーブ19のB室内の
圧力流体がヘツドカバー8のポート16から流出
する。そしてピストン15の両側に嵌合させたク
ツシヨンカラー17,18の一方のクツシヨンカ
ラー18がクツシヨンパツキンaのリツプ部2の
内径側に移動する。このときB室内の圧力によつ
てクツシヨンパツキンaが凹溝10の後壁19に
押圧されて突条5が後壁19に密接してクツシヨ
ンパツキンaに形成された流体通路41,31を
通つて流入した流体を突条5で密封する。
同時にB室内の流体圧は、クツシヨンパツキン
aのリツプ部2を拡開し、拡開された該リツプ部
2はクツシヨンカラー18に密接し、その結果シ
ール作用を生じてピストンを減速しながら停止す
る。
次にヘツドカバー8のポート16から圧力流体
(クラツキング圧)を流入するとその圧力流体が
ヘツドカバー8のC室内からクツシヨンパツキン
aの背面およびリツプ部2を押圧し、クツシヨン
パツキンaを図面左側(軸方向左側)に移動して
クツシヨンパツキンaの凸部4を凹溝10の前壁
11に当接する。(第5図参照)このときC室内
の圧力流体がクツシヨンパツキンaの背部と凹溝
10の後壁19との間を通りクツシヨンパツキン
aの外側面の突起片3間に形成された流体通路3
1に入りさらにクツシヨンパツキン前面の凸部4
間に形成された流体通路41を通つてシリンダチ
ユーブ13のB室内に流入し、第5図に示す点線
方向に圧力流体が流れB室内に入つた圧力流体は
ピストン15を押圧して図面左側方向(矢印L)
に移動する。同時にシリンダチユーブ13のA室
内の流体がロツドカバー7のポート12から流出
し、ピストン15が図面左側方向に移動して前記
同様にクツシヨンカラー17が凹溝9内に装着し
たクツシヨンパツキンに密接してピストン15を
停止する。
またピストン15が図面右側方に移動する場合
にも前記同様に作動する。
本考案は叙上のようにシリンダチユーブのB室
内の流体圧力がクツシヨンパツキンaに負荷した
とき、クツシヨンパツキンaが図面右側に移動
し、クツシヨンパツキンaの突条5が凹溝10の
後壁に密接し、またクツシヨンパツキンaのリツ
プ部2とクツシヨンカラーとが密接しておりクツ
シヨンパツキンaの突条5およびリツプ部2によ
つてシール作用を生じピストンを減速しながら停
止することができる。
またヘツドカバー8のC室内の圧力流体(クラ
ツキング圧)がクツシヨンパツキンaに負荷した
とき、そのパツキンaが図面左側に移動しクツシ
ヨンパツキンaの凸部4を凹溝10の前壁11に
当接しそのバッキンaの背面、外側面、前面を通
ずる一連の流体通路ができて圧力流体がこの通路
を通りシリンダチユーブのB室内に速やかに入つ
てピストン18を押圧することができるのでピス
トンをきわめて低圧にかつ迅速に移動することが
できる。
従来のクツシヨンパツキンは0.3〜0.7Kgf/cm2
の流体圧力を負荷しないとピストンが移動しなか
つたが、本考案では0.1Kgf/cm2以下の圧力でピ
ストンを迅速に移動することができた。
本考案のクツシヨンパツキンは一方向の圧力負
荷に対してシール作用を行い他方向の圧力(クラ
ツキング圧)に対してはシール作用をしないいわ
ゆる逆止弁の作用をなすことができる。
なお本考案のクツシヨンパツキンをシリンダ装
置に装着する凹溝9,10の前壁11は着脱可能
な設計にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の流体圧シリンダ用クツシヨン
パツキンの平面図、第2図は第1図−線断面
図、第3図は本考案のクツシヨンパツキンを形成
するゴムリングの外周に金属製短筒を埋設した実
施例の断面図、第4図および第5図は本考案の流
体圧クツシヨンパツキンの作用を説明する拡大断
面図、第6図はシリンダ装置の一部を断面で示し
た側面図、第7図は従来の流体圧クツシヨンパツ
キンの説明図。 a……シリンダ用クツシヨンパツキン、1……
ゴムリング、2……リツプ部、3……突起片、4
……凸部、6……突条、31,41……流体通
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツドカバー7およびヘツドカバー8に形成さ
    れた凹溝9,10内装着され、この凹溝内で軸方
    向に移動可能にして流体圧シリンダのクツシヨン
    作用をなすクツシヨンパツキンにおいて、該クツ
    シヨンパツキンは、断面が略矩形の本体をもち、
    かつ該本体前面Fの内径側の周縁に一体に張出し
    たリツプ部2を形成したゴムリング1からなり、
    該リング1の前面Fの平坦面および外周面に適宜
    間隔で各々凸部4および突起片3とを設けて、流
    体通路41,31を形成するとともに、前記リン
    グ1の後面Bの平坦面には、前記流体通路41,
    31を通過した流体を密封する環状の突条5を形
    成したことを特徴とする流体圧シリンダ用クツシ
    ヨンパツキン。
JP1981092375U 1981-06-24 1981-06-24 Expired JPS6128086Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981092375U JPS6128086Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

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JP1981092375U JPS6128086Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

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Publication Number Publication Date
JPS57205403U JPS57205403U (ja) 1982-12-27
JPS6128086Y2 true JPS6128086Y2 (ja) 1986-08-21

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ID=29887411

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1918592B2 (de) 2006-11-03 2014-01-01 Carl Freudenberg KG Dichtringanordnung mit Dichtung, integrierter Endlagendämpfung und Deckel, für einen Pneumatikzylinder

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2935047A (en) * 1957-08-02 1960-05-03 Ortman Miller Machine Co Inc Cushioned cylinder construction
JPS5437795B2 (ja) * 1974-04-18 1979-11-16

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437795U (ja) * 1977-08-20 1979-03-12
JPS56109453U (ja) * 1980-01-24 1981-08-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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