JPS61280487A - フルオロアルカン誘導体、その製造法およびこの誘導体を含有する肺および血管疾病を治療する医薬組成物 - Google Patents

フルオロアルカン誘導体、その製造法およびこの誘導体を含有する肺および血管疾病を治療する医薬組成物

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JPS61280487A
JPS61280487A JP61103987A JP10398786A JPS61280487A JP S61280487 A JPS61280487 A JP S61280487A JP 61103987 A JP61103987 A JP 61103987A JP 10398786 A JP10398786 A JP 10398786A JP S61280487 A JPS61280487 A JP S61280487A
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JP61103987A
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マイケル・ジエームズ・スミサーズ
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D319/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D319/041,3-Dioxanes; Hydrogenated 1,3-dioxanes
    • C07D319/061,3-Dioxanes; Hydrogenated 1,3-dioxanes not condensed with other rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid

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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トロンボキサンA2(以下″’ TXA 2
 ”と呼称)の1つまたは若干の作用に拮抗しかつ治療
剤として価値のある新規フルオロアルカン誘導体、評言
すれば新規4 (Z ) −6−((2゜4.5−シス
)−2−)リフルオロメチル−4−フェニル−1,3−
ジオキサン−5−イル)ヘキセン酸、その製造法および
該化合物全含有する肺および血管疾病全治療する医薬組
成物に関する。
従来の技術 TXA2が血小板の有効な凝集体でありかつ強力な血管
収縮剤であることは公知である。
TXA2はまた気管枝および気管平滑筋の強力な収縮剤
でもある。従って、TXA2は広範な疾病状態たとえば
心筋梗塞、アンぞすのような心臓疾患、一過性脳貧血、
片頭痛、および発作のような脳血官性疾患、アテローム
性動脈硬化、細管異常、高血圧症、および脂質平衡異常
による血餅欠乏のような末梢血管性疾患、および肺動脈
塞栓症、気管枝喘息、気管枝炎、肺炎、呼吸困難および
肺気腫のような肺性疾患に関与しうる。従って、TXA
2の作用に拮抗する化合物は、上述した疾患の任意の1
つまたは若干もしくはTXA20作用に拮抗することの
望ましい任意の他の症候の予防または処置において治療
上価値のあること全期待することができる。
−1え、ヨー。ツバ特許出願公告?8942319号か
ら、ジオキサン環の4位と5位にシス相対的立体化学全
弔する式Z: 〔式中RaおよびRbは櫨々に水素、アルキル、ハo)
fンアルキル、アルケニルおよび場合により置換された
アリールまたはアリールアルキルであり、RCはヒドロ
キシ、アルコキシまたはアルカンスルホンアミ「であり
、nは1t−たは2であり、Aはエチレンまたはビニレ
ンであり、Yは場合によりアルキルにより置換された(
2〜5C)ポリメチレンでありかつベンゼン環Bは場合
によジ1つまたは2つの働換基金有する)で示される4
−フェニル−1,3−ジオキサン−5−イルアルカン酸
がTXA2の1つまたは若干の作用に拮抗する性質Ti
[することは公知である。
発F3At−達成するための手段 ところで、島がトリフルオロメチルであり、Rbが水素
であり、ベンゼン環Bが0−ヒドロキシフェニルであり
、nが1であジ、Aがシス−ビニレンであジ、Yがエチ
レンであり%RCがヒドロキシである式2の新規化合物
がと(に有用なTXA2拮抗作用金示すこと金兄Ei’
jL、これが本発明の基礎をなす。
本発明によれば、式I: 讐 で示される新規化合物a(z)−6−([2゜4.5−
シス)−4−o−ヒドロキシフェニル−2−トリフルオ
ロメチル−1,3−ジオキサン−5〜イル)−ヘキセン
酸またはその薬学的に許容しうる塩が提供される。
式■の化合物が3つの不蒼炭素原子を有し、ラセミ体お
よび化学活性形で存在しかつ単離しうることが認められ
る。本発明はラセミ形およびTxA2の1つまたは若干
の作用に拮抗しうる光学活性形の双方全包含し、個々の
光学活性形をどのようにしてつくるか(たとえは光学活
性出発物質から合成によるかまたはラセミ形の分割によ
p)および下記に述べる標準試験の1つまたは若干音用
いてどのようにして′rXA2拮抗作用全測定するかは
文献に公知である。
記載の化学式においては、特定の立体配置が示されてい
るが、これは必然的に絶対配置に一致しない。
式lの化合物の個々の薬学的に許容し5る塩は、たとえ
はリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよ
びカルシウムの塩のようなアルカリ金属およびアルカリ
土類金属塩、アルミ容しうるカチオンを形成する有機ア
ミンおよび第四級塩基との塩、たとえはメチルアミン、
ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチレンジアミン
、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン1ピペラジン、
エタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチル
グルカミン、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化
ベンジルトリメチルアンモニウムとの塩である。
式Iの化合物は、構造上類似化合物の製造のため文献に
周知の有機化学の常法、たとえば上記ヨーロッパ特許出
願公告Th94239号に記載された方法によって製造
することができる。
このような方法は、本発明のもう1つの対象であり、下
記に説明する: tal  式…: で示される((2,4,5−シス)−4−o−ヒドロキ
シフェニル−2−)リフルオロメチル−1,6−シオキ
サンー5−イル〕アセトアルデヒドを式: R3P=C
H(CH2)2CO2−M” (式中Rは(1〜6C)
アルキルまたはアリール(殊にフェニル〕であ5、M+
はカチオン、たとえばリチウム、ナトリウムまたはカリ
ウムカチオンのようなアルカリ金属カチオンである〕で
示されるウイツチヒ試薬と反応させる。
この方法は有利に、適当な溶剤または希釈熱たとえばベ
ンゼン、トルエンまたはクロルベンゼンのような芳香族
溶剤、1,2−ジメトキシエタン、t−ブチルメチルエ
ーテル、ジブチルエーテルまたはテトラヒドロフランの
ようなエーテル中、ジメチルスルホキシドまたはテトラ
メチレンスルホン中、またはかかる溶剤または希釈剤の
1つまたは幾つかの混合物中で実施される。方法は一般
にたとえは一80℃〜40℃の範囲内の温度で実施され
るが、有利には室温または室温付近、たとえは0〜65
°Cの範囲内で実施される。
+1)l  式j ”’fs X 生’jLIZ E口
”k’1ckx%%il1%/大鬼兎1(\X〜1\1
友ゴ(\諌 〔式中計は適当なフェノール保護基、たとえは(1〜6
C)アルキル(たとえばメチルまたはエチル)、アリル
、テトラヒドロビラン−2−イル、アシル(たとえばア
セチル、ベンゾイル、メタンスルホニルまたはp−トル
エンスルホニルノまたはトリメチルシリルである〕で示
されるフェノール誘導体を保護基脱離する。
使用される保護基脱離条件は、保護基R上の種類による
。たとえば、(1〜6C)アルキル(殊にメチル)であ
る場合、保護基脱離は適当な溶剤(N、N−ジメチルホ
ルムアミドまたはN、N−ジメチル−3,4,5,6−
テトラヒドロー2(IH)−ピリミジノンのような〕中
でナトリウムチオエトキシドと、たとえば50〜160
°Cの範囲内の温度で加熱することによって実施するこ
とができる。また、エチルまたはメチル保喪基は、適当
な溶剤(テトラヒドロフランまたはメチルt−ブチルエ
ーテルのような〕中でリチウムジフェニルホスファイド
と、たとえばO〜60″Cの範囲内の温度で反応させる
ことによって除去することができる。保護基がアシルで
ある場合には、これはたとえば適当な含水溶剤〔含水(
1〜4C)アルカノールのような〕中塩基(水酸化す)
 IJウムまたは水酸化カリウムのような〕の存在で、
たとえば0〜60℃の範囲内の温度における加水分解に
よって除去することができる。保徊基がアリルまたはテ
トラヒドロビラン−2−イルである場合、これはトリフ
ルオロ酢酸のような強酸で処理することによって除去す
ることができ、保護基がトリメチルシリル基である場合
には、たとえば含水弗化テトラブチルアンモニウムまた
は弗化ナトリウムと普通の方法を用いて反応させること
によって除去することができる。
上記方法において使用するための出発物質ば一構造上関
連のある化合物の製造につき公知の、有機化学の一般的
方法によってつくることができる。それで、U式のアル
デヒドは、たとえば下記の例2に記載した方法によって
得ることができる。式Iの保護されたフェノール誘導体
は、たとえは反応図1によるかまたは式■と類似である
が、フェノール基が基R1によって保護されているアル
デヒドを用い上記方法fatと類似の方法全使用するこ
とによってつくることができ、このような保護されたア
ルデヒドは、たとえば式Hのアルデヒドと同様であるが
保護基脱離工程全省略することによってつくることがで
きる。
必要なウイツチヒ試薬は、慣用の方法により、たとえは
相応するハロゲン化ホスホニウム全水素化ナトリウム、
リチウムジインプロピルアミド、カリウムt−ブトキシ
ドまたはブチルリチウムのような強塩基で処理すること
によって得ることができる。これらに一般に、上記縮合
法(al t−実施する直前にその場でつくられる。
式■の酸は、文献に周知の他の慣用の方法により、たと
えば相応するエステル、アミドまたはニトリルの酸また
に塩基接触加水分解によるカ、マたは式IVのp−トル
エンスルホニル(トシル〕誘導体: とトリフルオロアセトアルデヒド(またはその水和物、
メチルまたは一エチルへミアセタール)と全反応させ、
引き続き反応図1の方法と同様に、式■の中間生成物へ
ミアセタールーの塩基接触塊化によっても得ることがで
きることは明らかである: 式Iの化合物の塩が要求される場合、このものはたとえ
ば生理的に許容しうるカチオン金主じる適当な塩基との
反応によるかまたは他の任意の常法によって得ることが
できる。
さらに、式Iの化合物の光学活性形が要求される場合、
前述の方法のいずれかを、適当な光学活性出発物質を用
いて実施することができる。
また、式Iの化合物のラセミ形は適当な有機塩基、たと
えばエフェドリン、水酸化N、N、N−) Uメチル(
1−フェニルエチル)アンモニウムまたは1−フェニル
エチルアミンの光学活性形と反応させ、引き続きこうし
て得られた塩のジアステレオ異性体混合物全常法で、た
とえば適当な溶剤、たとえは(1−4C)アルカノール
からの分別結晶化により分離し、その後たとえば稀塩酸
のような含水鉱酸を用い酸で処理することによって式■
の化合物の光学活性形を遊離させることができる。
ここで定義された中間生成物の多く、たとえは弐i、I
vおよび■の化合物は新規であり、本発明の別の対象で
ある。弐Iの中間生成物のあるもの、たとえば化合物4
(Z)−6−((2゜4.5−シス)−4−o−メトキ
シフェニル−2−トリフルオロメチル−1,3−ジオキ
サン−5−イル)−ヘキセン酸は、TXA2拮抗作用を
有する。
上述したように、式Iの化合物はTXA 2の作用の1
つまたは若干の拮抗体であり、たとえばそのあるものは
血小板、血管系および/または肺に対する作用である。
拮抗は次の標準試験の1つまたは他のもので表わすこと
ができる:taJ  クエン[1−加えた、血小板の多
いウサギの血漿にアラキドン酸(25μl)k加えて生
成させた、新しく調製したTXA2の試料を拮抗体とし
℃使用し、使用前混合物’に90秒間十分に凝集させ、
パイパー(Piper )およびベイン(Vane )
 (” Nature”、1969年第226巻、第2
9頁〜第65頁)により考案されたウサギ大動脈ストリ
ップモデル;またはU 46619として公知のTXA
2擬態剤(R,L、 Jones等によ91ケミストリ
イ、バイオケミストリイ アンド ファルマコロジカル
 アクティビティ オデ プロスタノイズ(Chemi
stry 、 Biochemi−stry and 
Pharmacological Activity 
of Pro−st+ano1.ds )″(S、M、
 RoberlsおよびF。
Scheinmann編集; Pergamon Pr
ess 、 1979年〕、第211頁に記載された)
を拮抗体として使用することもできる; tbl  ボーy (Born ) (” Natur
 ’ 、 1962年、第194巻、第927頁〜第9
29頁)により記載されたものに基づく血小板凝集試験
、これは次のもの全包含する: fil  TXA2擬態剤U46619の添加によジヒ
富 トのクエン酸添加せる血小板〜有血漿全凝集させ、用量
応答曲線上作製する。
(11)  試験化合物の増加f(一般に10””5 
M〜10″″↓OMの範囲内)の存在におけるU466
19刺戟血小板凝集に対する用量応答曲線の作製;li
t  試験化合物の存在および不在におけるv4661
9の計算された50%応答値から、若干の濃度にわたり
平均して、試験化合物のTXA2拮抗作用の効力を示す
・K13値を計算する。
(CI  TXA2擬態剤U46619の静脈内投与に
よる、麻酔をかげたコンツエット・ロスラー(Konz
ett−Rossler ) 種のモルモットに誘導さ
れた気管枝狭窄の試験化合物による阻止の測定を包含す
る気管枝狭窄試験(コリャーおよびジェームス〔’ B
r1t、 J、 Pharmaco’1. ’ 、 1
967年第30巻第286頁〜第307頁〕により変更
されたよりな)で、次のものを包含する:(1)  生
理的食塩水中の046619の増加濃度(a2〜4μμ
/kII)の一定容量を静脈内投与により誘導されるU
46619気管枝狭窄に対する蓄積用量応答曲線を得、
気管枝狭窄金、試験動物への空気吹込みなしで理論的に
得られる最大として表現し; (Ill  試験化合物の経口配量後3時間、60分間
(till  TxA2拮抗作用の効力を指示する、試
験化合物の用量化(つまり試験化合物の存在および不在
において50%気管枝狭窄を惹起するのに必要とされる
u46619の濃度の割合)全計算する。
血管に対するTXA2の作用の拮抗は、たとえはネズミ
において次のようにして表わすことができる: (cll  ioネズミ(アルダレイ パーク(Ald
erleyPark )種)に、ナトリウムベンドパル
ビタールで麻酔をかげ、頚動脈でモニターする: TX
A2擬態剤046619t−1心臓収縮血圧に20〜3
0m+tHg(2640〜3970パスカル〕増加させ
るため、頚動脈により5μg/kgで静脈内注射で投与
する。操作を、効果の再現性を確立するために2回繰返
す。次いで試験化合物全静脈内(頚動脈により)または
経口的に(カニユーレによジ)直接に胃中へ投与し、動
物を、試験化合物全配信゛してから5分後に04661
9で攻撃し、引続いてそれぞれ10分後にU46619
で、U466の高血圧効果かもはや遮断されなくなるま
で攻撃する。
さらに、生体内でのTxA2の作用の拮抗は、タトえば
ウサヤ〜ネズミ、モルモットまたはイヌのような実験動
物に対して、上記fatに記載したと同様の標準法を用
いて試験化合物の投与後に得られる血小板の凝集に対す
る試験化合物の効果全評価することによって表わすこと
ができる。しかし、イヌの血小板の凝集を研究する際に
は、血小板凝集剤アゾンシンジホスフェートの所定のし
きい濃度(約0.4〜1.2XIロー6 M)をTxA
2擬態剤U46619と一緒に使用することが必要であ
る。
上記試験法(al〜[cl 全使用し、ラセミ形の式■
で示される化合物を用いて次の代表的結果が得られた: 試験tal、pA27−58±0.05 ;試験+1)
l、KB: 1.32X10−8M;試験(C)、用量
比: 0.005■/ゆの経口投与蛍の1時間後U46
619で誘発される高血圧>6[]%の阻止率が生じた
比較により、なかんずくヨーロッパ特許出願(公告番号
第94239号〕に記載されている構造上近縁の化合物
5(Z3−7−((2,4゜5−シス)−4−フェニル
−2−)リフルオロメチル−1,6−シオキサンー5−
イル)ヘゾテン酸は著しく低いTXA2拮抗作用金有す
る。
たとえば、上記試験法(at ’を使用する場合このも
のは6.52士肌02のpA2値を有する。
上記の結果は、式lの化合物に有する極めてすぐれたT
XA2XA2拮抗作用金 玉述したように、式Iの化合物は、 TXA2の作用の
1つまたは若干に拮抗することが望ましい温血動物にお
ける疾病ま友は不利な症候の治療または予防に使用する
ことができる。一般に、式Iの酸はこの目的のためには
経口、肛門、静脈内、筋肉内または吸入経路によって投
与されるので、たとえは体重1ゆあたり0.01〜51
n9/に9の範囲内の用量が、治療される患者の背かつ
こうおよび年令、症状の強弱により、投与経路にもよる
が、1日4回まで投与される。
式Iの化合物は一般に、式【の化合物または上述したよ
うなその薬学的に許容しうる塩、薬学的に許容しうる希
釈剤または賦形剤と一緒に含有する医薬組成物の形で使
用される。かかる組成物は本発明の別の対象であり、種
々の剤形であってもよい。たとえは経口投与のためには
錠剤、カプセル剤、溶液または懸濁液の形で;肛門投与
のためには生薬の形で;静脈内または筋肉内注射による
投与のためには滅菌浴液または懸濁液の形で;吸入によ
る投与のためにはエーロゾルまたはI*霧浴溶液たは懸
濁液の形で、かつ通気による投与のためには、ラクトー
スのような薬学的に許容しうる不活性固体希釈剤と一緒
に粉末の形であってもよい。
医薬組成物は、技術的に周知の薬学的に許容し5る希釈
剤および賦形剤上用い慣用法によって得ることができる
。経口投与のための錠剤およびカプセル剤は、式■の活
性成分と胃酸との接触を最小にするため有利に腸溶皮、
たとえはフタル酸酢酸セルロースを用いてつくることが
できる。
本発明の医薬組合物は、治療すべく意図された疾病また
は症候に価値のあることが知られている1種または数種
の薬剤を含有することもでき;たとえは公知の血小板凝
集阻止剤、脂血低下剤、昇圧防止剤、β−アドレナリン
作動神経遮断剤または血管拡張剤は、心#iまたは血管
系疾病または症候の治療に使用するための本発明の医薬
組成物中に有用に存在しうる。同様に、例として、抗ヒ
スタミン剤、ステロイド(ベクロメタソン ジグロビオ
ネートのようなン、ナトリウムクロモグリケート(so
dium cromogly−cate ) 、ホスホ
ジェステラーゼ阻止剤またはβ−アドレナリン作動神経
興奮剤が、肺疾病または症候の治療に使用するための本
発明の医薬組成物中に有用に存在しうる。
治療薬におけるその使用に加えて、式Iの酸は新規治療
薬の探究の部分として、ネコ、イヌ、ウサギ、サル°、
ネズミおよびマウスのような実験動物におけるTXA2
の作用′ft評価するための試験系列の発展および標定
における薬理学的道具としても有用である。また、式■
の酸は、その’rXA2拮抗作用のため、たとえば肢ま
たは器官移植の間、体外循環を受けている温血動物(ま
たはその部分)における血液および血管の生育力の維持
を助けるのに使用することもできる。この目的のために
使用する場合、式■の酸またはその薬学的に許容しうる
塩は一般に、血液中に1tあfcりたとえば0.1〜1
0ダの範囲内の定常濃度が得られるように投与される。
実施例 次に、本発明を実施例につき詳説するが、これに限定さ
れるものではす<、倒置では別記しない限V= (11蒸発は真空中回転蒸発によって実施した;(81
操作は室温で、つまり18〜26℃の範囲内でかつアル
ゴンのような不活性ガスの雰囲気下で実施した; +m+  フラッシュカラムクロマトグラフィーおよび
中圧液体クロマトグラフィー(MPLC)は、J ルク
(E、 M8rck ;ダルムシュタット、西ドイツ国
)から得たメルクシリカゾル(Art。
9385)で実施した; fly+  収率は、説明のためにだけ記載し、必ずし
も得られる最大値ではない。
(Vl  陽子NMRスペクトルは、通常内部標準とし
てテトラメチルシラン(TMS) ’に使用し、cDc
t3中200 MHzで測定し、化学シフト(デルタ値
〕としてTMSに対するppmで表わし、主要ピークの
記載に対しては慣用の略語、たとえばS、−重線;m、
多重線;br、広幅;d、二重線p q−四重線全使用
し、かつ(vl)融点は未修正であり、コフラーのブロ
ック装置i (Koffler block appa
ratus ) f使用して測定する。
例  1 無水テトラヒドロ7ラン(THF) (15m )中の
4(Z)−6−((2,4,5−シスクー4−0−メト
キシフェニル−2−トリフルオロメチル−1,3−ジオ
キサン−5−イル)−ヘキセノ@(Al(3、47g)
の攪拌溶液を、アルゴン下4°Cで、リチウムジフェニ
ルホスファイトの浴液〔無水”I’RFC70yu)中
の金属リチウム(1,70,9)とクロルジフェニルホ
スフィン(16,66g)から製造〕で処理した。混合
物を4”Cで5分攪拌し、次いで50°Cで6時間撹拌
し、10’Cに冷却し、氷水混合物(300d)中へ注
入した。水性混合物をエーテル(2×100d)で洗浄
し、2M塩酸でpi−13の酸性にし、エーテル(3X
100dJで抽出した。これらの合した抽出物を順次に
水(3X5ON)、飽和食塩水(2X50m、)で洗浄
し、次いで乾燥(MgS04)シ、蒸発させた。得られ
た油状物2MpLc(ヘキサン/酢酸エチル/酢酸(7
5: 25 : 1 v/v )で溶離〕によジ精製し
て、4<z)−6−((2,4,5−シス)−4−。
−ヒドロキシフェニル−2−トリフルオロメチル−1,
34’オキサン−5−イル)ヘキセン酸を無色油状物(
5,50,9)として得た;NMR(200MHz):
1.87(2H,m)、2.31(4H,z)、 2.
60  (I  H、ml )、4.0’2(1H,d
mJ=1 1Hz)、 4.25  CIH、br d
J = 1 1  Hz  )、 5.11(IH,q
J= 3 Hz  )、 5.30  (1H、m )
、 5.33  (IH。
d J = 2 Hz )、 5.44  (I  H
、m )、 6.80(IH,br、J−8Hz)、 
6.93  (I  H、wJ−7、1,5Hz  )
、 7.1 8  (2H、m)  ppm;I’e 
 360  (M”  )。
必要な出発物質Aは次のようにして得られたill  
THF (40ON)中に(4,5−シス)−5−アリ
ル−4−o−メトキシフェニル−2,2−ジメチル−1
,6−ジオキサン(51,6(:I9)、水(120d
)および2M塩酸(5,Om#)を含有する溶液全攪拌
しながら70’Cで2時間加熱した。混合物金水(1t
)中に注入し、次いでエーテル(3X 500酎)で抽
出した。合した抽出物を水(2×250鮮〕、次いで食
塩水(2X250耐)で洗浄し、乾燥(MgSO4) 
L、蒸発させて、エリトロ−2−アリル−1−o−メト
キシフェニル−1,3−プロパンジオール[Bl −t
 k 品性固体(43,69g)として得た。融点59
〜60℃。
(11j  ジクロルメタン(120d)中のp−)ル
エンスルホニルクロIJ )”(43,4,!i’ )
ノ浴IFLを、60分間に、トリエチルアミン(31,
50、mA)t−含有するジクロルメタン(400d)
中のB (4,4,699)の攪拌溶液に加え、4°C
に保った。混合物を4℃でさらに1時間、次いで外界温
度で64時間攪拌し、その後エーテル(1,2t )で
希釈、した。得られる混合換金順次に水(2x200y
)、0.2M含水塩酸(200mA)、飽和食塩水(2
00!Le)、2%w/v炭酸水素す) IJウム水溶
液(2001)、水(2X200罰)、次いで飽和食塩
水(200d)で洗浄した。有機相全乾燥(Mg5O4
)に蒸発させた。得られる油状物を5%v/v酢酸エチ
ル/ヘキサンとともに擦り、得られる固形物kl:3v
/v酢酸エチル/へキサン(500d)から再結晶した
。こうして、6−(エリトロ−2−アリル−1−0−メ
トキシフェニル−1,6−プロパンジオール)p−)ル
エンスルホネートエスfkCC)(54,4fi )を
得た、融点103〜104℃。
(+111  無水Tap(600d)中のC(54,
4N)の溶液を、アルゴン下−78℃で無水トリフルオ
ロアセトアルデヒド(トリフルオロアセトアルデヒドメ
チルへミアセタール50Gから製造)で処理した。混合
物を一78℃で1時間攪拌し、外界温度に昇温させ、さ
らに1す 時間攪拌した。無水炭酸力\ラム(38,72,9)t
−加え、攪拌した混合物を70℃で16時間加熱した。
混合物t−濾過により分離し、残滓をさらにTHFで洗
浄し友。濾液を蒸発させ、残留物のフラッシュクロマト
グラフィー(2%V/V酢酸エチル/ヘキサンで溶離)
で、(2,4,5−シスクー5−アリル−4−。
−メトキシフェニル−2−トリフルオロメチル−1,3
−ジオキサン+D+ (35,09) t−結晶性固体
として得た、融点46〜45℃。
+IVI  −78℃の酢酸エチル(8001〕中のD
(35,0、@ )の溶液に、持続する青色が発色する
までオゾンを通した。酢酸エチル(200−)中のトリ
フェニルホスフィ/ (45,551)の溶液を加え、
混合物t−−1m1界温度に昇温させた。蒸発後、残留
物にエーテル(500d)を加え、濾過により不溶性ト
リを フェニルホスフィンオキシト\除去した。濾液を蒸発さ
せた。得られる油状物音フラッシュクロマトグラフィー
(最初10%、次に25%V/V酢酸エチル/ヘキサン
で溶離)により精製して(〔2,4,5−シスツー4−
0−メトキシフェニル−2−トリフルオロメチル−1,
6−シオキサンー5−イルクーアセトアルデヒド(El
(33,25,F)を得た、融点67〜68℃。
(Vl  無水Tap(60d)中のE (9,88,
9)の溶液を、アルゴン下に、無水THF (300m
t=)中の臭化(6−カルポキシノロビルコトリフエー
ルホスホニウム(27,88# )とカリウムt−ブト
キシド(14,569)から製造したイリドの水冷攪拌
溶液に加えた。混合物音4℃で60分、次いで外界温度
で1時間攪拌し、次いで氷水(1t)中へ注入した。得
られた混合物に50%v/vエーテル/ヘキサン(2X
250mJ)で洗浄して、中性物質のバルクを除去した
。水相t−2M塩酸でPH6の酸性にし、エーテル(4
X300d)で抽出した。抽出物をj@次に水(3X1
50d)、飽和食塩水(2x100d3で洗浄し、乾燥
(MgS04)シ、蒸発させた。黄色油状物をまずフラ
ッシュクロマトグラフィー〔トルエン/酢酸エチル/酢
酸(87,5: 12.5 : 2v/v )で溶離〕
により精製し、次いでMPLC〔ヘキサン/酢酸エテル
/酢酸(82:18:1v/v)により精製した。この
して得た澄明な油状物をヘキサンとともに擦って%41
Zl−6−(f:2.4.5−シス) −4−o−メト
キシフェニル−2−トリフルオロメチル−1、,3−ジ
オキサン−5−イルクーヘキセン酸を結晶性固体(Al
 (7,30,9)として得た、融点85〜86℃; 
NMR(200MHz ) :1.63(IH,m)、
1.95(IH,m)、2.30(4H,m)、2.5
°1(IH,m)、3−82(3H,8)、4−02(
IH,br、J−11H2)、4.20(IH,brd
J=11Hz )、5.11 (I H、q J =3
Hz )、5.30(I H、d J−2Hz )、5
.32(2H,m)、6.85 (I H、d J=8
 Hz )、7.00 (IH。
t J−7Hz )、7.27 (I H、t、a J
=7 、2Hz )、7.44 (I H、dd  J
−1,5Hz ) ;m/e 374 (M” ) 。
例  2 例1のtv+に記載したウイツチヒ反応を、4−0−メ
トキシフェニル類似体tElの代りに([2゜4.5−
シス]−4−o−ヒドロキシフェニル−2−トリフルオ
ロメチル−1,6−シオキサンー5−イルクーアセトア
ルデヒドを用いて実施して、4(z)−6−((2,4
,5−シス〕−4−o−ヒfロキシフェニルー2−トリ
フルオロメチル−1,6−シオキサンー5−イル〕ヘキ
セン酸をつくった。
必要な出発物質に次のようにして得ることができる: +11  無水THF (1501Le、)中の(C2
,4,5−シス)−4−o−メトキシフェニル−2−ト
リフルオロメチル−1,6−シオキサンー5−イル)ア
セトアルデヒド(33,25g)の浴液ヲ、アルゴン下
に攪拌および氷冷しながら無水THF(750d)中の
臭化(4−カルボキシブチル〕トリフェニルホスホニウ
ム(121,059)とカリウムt−ブトキシド(61
,21,9)から製造したイリドの溶液に加えた。混合
物を4°Cで1時間、次いで外界温度で一晩攪拌し、次
いで氷冷水(1,5t)中へ注入した。得られた混合物
音50%y/vエーテル/ヘキサン(2X500d)で
抽出して中性物質のバルク全除去した。次いで水相を2
M塩酸でp[−12〜6の酸性にし、エーテル(4X4
00m7,1で抽出した。合したこれらの抽出物を水(
3X250祷J、次いで飽和食塩水(2X200mm)
で洗浄し、乾燥(Mg80. ) L、蒸発させて黄色
油状物を得た。
フラッシュクロマトグラフィー〔トルエン/酢酸エチル
/酢酸(85: 15 : 2 v/v )で溶離〕に
よる精製で、固体(4[1,15,9)を得た。ヘキサ
ン(6001)からの再結晶で、5(Z)−7−([2
,4,5−シスツー4−〇−メトキシフエニル−2−)
 IJフルオロメチル−1,6−シオキサンー5−イル
)ヘプテン酸IFI (36,2,9)を得た、融点1
04〜105.5°C0 (旧 F C19,4g)を、アルゴン下80〜85°
Cで、無水1.6−シメチルー3.4,5゜6−テトラ
ヒドロー2(IH)−ピリミジノン(DMPU ) (
300創)中のナトリウムチオエトキシド(25,2、
!9 )の攪拌溶液に加えた。混合物’e 2.25時
間攪拌し、10℃に冷却し、氷・水混合物(1t)中へ
注入した。
水性混合物全ジクロルメタン(2X500d)で抽出し
、2M塩酸でpH3の酸性にし、エーテル(3X500
d)で抽出した。合した抽出物音水(3X300d)、
次いで飽和食塩水(2X300affJで洗浄し、それ
から乾燥(MgS04)シ、溶剤t−蒸発させた。得ら
れる油状物を、フラッシュクロマトグラフィー〔トルエ
ン/酢酸エチル/酢酸(80:、20: 2 V/V 
)で溶離〕により精製した。15%V/Vエーテル/ヘ
キサン(150d)からの再結晶で、5(Z)−7−(
(2,4,5−シス)−4−o−ヒドロキシフェニル−
2−トリフルオロメチル−1,3−ジオキサン−5−イ
ル)ヘプテン酸tGl(11,69)を得た、融点96
〜95°C0 flll+  −78℃で酢酸エチル(50創)中の(
C)l(1,22g)の溶液に、持続する青色が発色す
るまでオゾンを通した。次いで溶液をアルゴン下に無色
になるまで7ランシングした。
次いで、酢酸エチル(20d)中のトリフェニルホスフ
ィン(1,26g)の溶液を加え、温合物を一78°C
で1時間攪拌し、次いで一晩外界温度で攪拌した。混合
物全蒸発させた、残留物をフラッシュクロマトグラフィ
ー(25%V/Vヘキサン中の酢酸エチルで溶離)によ
り精製して、((2,4,5−シスクー4−〇−ヒドロ
キシフエニル−2−トリフルオロメチル−1,6−シオ
キサンー5−イル)アセトアルデヒド(4487V)t
’得た、融点138〜140°q ; NMR: (2
00MHz )2.50 (I H、dd J = 1
8.3 Hz )、2.64(IH,m)、2.98(
IH,ddJ−18゜9Hz)、4.20 (2H、m
 )、5.11 CIH,qJ−3az)、5.30(
1H,dJ−2Hz )、6.18 (I H、s )
、6.80 (I H。
ddJ−8,IHz)、6.93 (1H、t、a J
 −8、I Hz )、7.18(2H,m)、9.6
0(I H、s ) : l’e 29 [1(M” 
)。
出発アルデヒドは次のようにして得ることができる: (11無水THF (4継)・中の(2,4,5−シス
クー5−アリル−4−o−メトキシフェニル−2−トリ
フルオロメチル−1,3−ジオキサンo:++(1,2
2g)の溶液を、アルゴン下に4℃でリチウムジフェニ
ルホスファイトの溶液〔無水THF (12d )中金
属リチウム(283■)トクロルジフェニルホスフィン
(2,23、!iJ )から製造〕で処理した。混合物
’t 4 ”Cで15分間、50℃で6時間攪拌し、次
いで10”Cに冷却し、氷水混合物(50μ)中へ注入
した。水性混合物を2M塩酸で−6の酸性にし、エーテ
ル(3X30m)で抽出した。合した抽出換金順次に水
(4X15d)および飽和食塩水(151Le)で洗浄
し、次いで乾燥(Mg5o、 ) シ、蒸発させた。残
留油状物f MPLC(ヘキサン/酢酸エテル/酢酸(
82゜5 : 17.5 : 0.1 v/v )で溶
離〕により精製して、(2,4,5−シスツー5−アリ
ル−4−o−ヒドロキシフェニル−2−)リフルオロメ
チル−1,6−ジオキサン旧jt無色油状物として得、
このものは徐々に結晶化して固体C1,11,9) t
−生じる、融点80〜81゜5℃; NMR(200M
Hz ) : 1.88(I H、m ) 、2−00
 (I H、m )、2.49(1H,m)、4.02
(IH,di、r=12゜1.5Hz)、4.33(I
 H,dd、T−12,IHz)、5.05(2H,m
)、5.10 (I H。
(I J −3Hz )、 5.33  (I  H,
dJ=2Hz入5.58(IH,m)、6.41 (I
H,s)、6.52 (I H,ddJ=7 、 I 
Hz )、6.92(IH,tdJ=7 、 IHz)
、7−11 (IH。
ddJ−7、1,5Hz )、7.20 (I H、w
 J=7 、1.5 Hz ) ; m/e 306 
(M”NH4)” ;C14H]JF303に対する計
算値058.3%;H5,2%:実測値C58,1%;
 H5,2%。
(Ill  −78℃で酢酸エチル(75酎)中のH(
1゜Og)の溶液に、持続する青色が発色するまでオゾ
ンを通した。次いで、溶液をアルゴンで、無色になるま
でフラッシングした。
酢酸エテ々(2011Le)中のトリフェニルホスフィ
ン(1,371)の溶液を加え、混合物を一78℃で1
時間、次いで外界温度で一晩攪拌した。溶剤を蒸発させ
、残留物をフラッシュクロマトグラフィー〔30%V/
V酢酸エチル/ヘキサンで溶離〕により精製して(〔2
゜4.5−シス)−4−o−ヒドロキシフェニル−2−
トリフルオロメチル−1,3−ジオキサン−5−イル〕
アセトアルデヒド?結晶性固体<766m&)として得
る、融点140〜142℃; NMR(200MHz 
) : 2.51(I H、br、 dd J−18、
5Hz )、2.64(I H、m ) 、2.98 
(I H、dd J=18 、9Hz )、4.19(
2H,m)、5.11 (I H。
qJ−3Hz)、5−32 (I H、d J=2 H
z )、6.17 (I H、s )、6.79 (I
 H、br dJ−8Hz)、 6.93  (I  
H、t、d J=7  、  I  Hz入7.19(
2H,m)、9.61 (IH,s)。
例  6 次に、ヒトにおいて治療または予防に使用するための、
ラセミ形または左旋性光学活性形の式Iの化合物または
その塩(以下化合物X)を含有する代表的剤形を説明す
る: 化合物X100 ラクトース Ph、  Eur        182
.75クロスカルメロースナトリウム   12.0ス
テアリン酸マグネシウム      3.0化合物X 
             50ラクトースPh 、 
 Bur、        223.75クロスカルメ
ロースナトリウム    6.0とうもろこし殿粉  
        15.0ステアリン酸マグネシウム 
     6.0化合物X1.0 ラクトースPh 、  Eur         93
.25クロスカルメロースナトリウム4.0 ステアリン酸マク゛ネシウム      1゜O化合物
X              10nタラクトースP
h 、  Eur、        488.5ステア
リン酸マグネシウム      1.5tel注射薬I
(501n9/1) 化合物X(遊離酸形)5.0%W/7 1M水酸化す) IJウム溶液    15.0%v/
vポリエチレングリコール400   4.5%w/v
100%にするための水 化合物X(遊離酸形)      1゜0%w/v燐酸
ナトリウムE p        3.6%w/y0.
1M水酸化す) IJウム溶液  15゜0%v/v1
00%にするための水 化合物X(遊離酸形)0.1%y/v 燐酸ナトリウムBP        2゜26%w/v
クエン酸           0.68チw/vホリ
エチレングリコール400  3.5%W/v100%
にするための水 化合物x10.0 ソルビタントリオレエー)     13.5トリクロ
ルフルオロメタン    910.0ジクロルゾフルオ
ロメタン    490.0化合物X0.2 ソルビタントリオレエー)      0.27トリク
ロルフルオロメタン    70.0ジクロルジフルオ
ロメタン    280.0ジクロルテトラフルオロエ
タン 1094.0[jlエーロゾル剤I      
   〜/1化合物x2.5 ソルビタントリオレエート3.38 トリクロルフルオロメタン    67.5ジクロルゾ
フルオロメタン   1086.0ジクロルテトラフル
オロエタン 191.6化合物x2.5 大豆レシチン           2.7トリクロル
フルオロメタン    67.5ゾクロルジフルオロメ
タン   1086.0ジクロルテトラフルオロエタン
  191.6註 上記処方は、製薬術において周知の慣用法によって得る
ことができる。錠剤tal〜(C1は、たとえば酢酸フ
タル酸セルロースの剤皮を得るために、慣用手段により
腸溶皮を設けることができる。エーロゾル処方fhl〜
(klは、標準の計量されたエーロゾルディスペンサー
と連合して使用することができ、懸濁剤ソルビタントリ
オレエートおよび大豆レシチンはソルビタンモノオレエ
ート、ソルビタンセスキオレエート、ポリソルベート8
0、ポリグリセロールオレエートマタはオレイン酸のよ
うな懸濁剤に代えることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される化合物4(Z)−6−(〔2,4,5−シス
    〕−4−o−ヒドロキシフェニル−2−トリフルオロメ
    チル−1,3−ジオキサン−5−イル)ヘキセン酸もし
    くはその薬学的に許容しうる塩。 2、ラセミ形である、特許請求の範囲第1項記載の化合
    物もしくはその薬学的に許容しうる塩。 3、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウムお
    よびアンモニウムの塩および生理学的に許容しうるカチ
    オンを生成する有機アミンおよび第四級塩基との塩から
    選択される、特許請求の範囲第1項記載の塩。 4、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム
    、アルミニウムおよびアンモニウム塩、およびメチルア
    ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチレンジ
    アミン、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、ピペラ
    ジン、エタノールアミン、トリエタノールアミン、N−
    メチルグルカミン、水酸化テトラメチルアンモニウムお
    よび水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムとの塩から
    選択される、特許請求の範囲第3項記載の塩。 5、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される4(Z)−6−(〔2,4,5−シス〕−4
    −o−ヒドロキシフェニル−2−トリフルオロメチル−
    1,3−ジオキサン−5−イル)ヘキセン酸もしくはそ
    の薬学的に許容しうる塩の製造法において、式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で示されるアルデヒド(〔2,4,5−シス〕−4−o
    −ヒドロキシフェニル−2−トリフルオロメチル−1,
    3−ジオキサン−5−イル)アセトアルデヒドを式: R_3P=CH(CH_2)_2CO_2^−M^+〔
    式中Rは(1〜6C)アルキルまたはアリール基であり
    、M^+はカチオンである〕で示されるウイツチヒ試薬
    と反応させ、式 I の化合物の光学活性形が必要な場合
    には、上記反応を式IIの出発物質の適当な光学活性形を
    用いて実施するか、あるいは式 I の化合物のラセミ形
    を、常法で適当な有機塩基の光学活性形との反応により
    分割し、かつ薬学的に許容しうる塩が必要な場合には、
    式 I の化合物を生理学的に許容しうるカチオンを与え
    る適当な塩基と反応させることを特徴とするフルオロア
    ルカン誘導体もしくはその薬学的に許容しうる塩の製造
    法。 6、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される4(Z)−6−(〔2,4,5−シス〕−4
    −o−ヒドロキシフェニル−2−トリフルオロメチル−
    1,3−ジオキサン−5−イル)ヘキセン酸もしくはそ
    の薬学的に許容しうる塩の製造法において、式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中R^1は適当なフェノ−ル保護基である〕で示さ
    れるフェノール誘導体を保護基脱離し、式 I の化合物
    の光学活性形が必要な場合には、上記反応を式IIIの適
    当な光学活性形を用いて実施するか、あるいは式 I の
    化合物のラセミ形を、常法で過当な有機塩基の光学活性
    形との反応により分割し、かつ薬学的に許容しうる塩が
    必要な場合には、式Iの化合物を生理学的に許容しうる
    カチオンを与える適当な塩基と反応させることを特徴と
    する、フルオロアルカン誘導体もしくはその薬学的に許
    容しうる塩の製造法。 7、保護基R^1が(1〜6C)アルキルであり、保護
    基脱離を適当な溶剤中でナトリウムチオエトキシドまた
    はリチウムジフェニルホスファイドを用いて実施する、
    特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される化合物4(Z)−6−(〔2,4,5−シス
    〕−4−o−ヒドロキシフェニル−2−トリフルオロメ
    チル−1,3−ジオキサン−5−イル)ヘキサン酸もし
    くはその薬学的に許容しうる塩を薬学的に許容しうる希
    釈剤または賦形剤と一緒に含有することを特徴とする肺
    および血管疾病を治療する医薬組成物。 9、式III: ▲数式、化学式、表等があります▼III 〔式中R^1は(1〜6C)アルキルである〕で示され
    る化合物。 10、4(Z)−6−(〔2,4,5−シス〕−4−o
    −メトキシフェニル−2−トリフルオロメチル−1,3
    −ジオキサン−5−イル)ヘヘキセン酸もしくはその塩
    である、特許請求の範囲第9項記載の化合物。
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