JPS61279132A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPS61279132A
JPS61279132A JP12217385A JP12217385A JPS61279132A JP S61279132 A JPS61279132 A JP S61279132A JP 12217385 A JP12217385 A JP 12217385A JP 12217385 A JP12217385 A JP 12217385A JP S61279132 A JPS61279132 A JP S61279132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
films
stress
internal stress
semiconductor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP12217385A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Hozumi
保積 宏紀
Takayuki Gomi
五味 孝行
Akio Kashiwanuma
栢沼 昭夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP12217385A priority Critical patent/JPS61279132A/ja
Publication of JPS61279132A publication Critical patent/JPS61279132A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置に関するものであって、多層配線構
造の半導体装置や三次元IC等の各種半導体装置に適用
して最適なものである。
〔発明の概要〕
本発明は、半導体装置において、内部応力が圧縮応力で
ある膜と内部応力が引張応力である膜とを交互に積層す
ることにより、これらの膜の内部応力を緩和することを
可能にしたものである。
〔従来の技術〕
近時、半導体デバイスの高集積化、高速化に伴い、金属
配線の多層化が不可欠となってきている。
また一方では、より高集積化、高速化が可能な三次元I
Cに対する期待も広がっている。
ところが、高集積化、高速化のためのデザインルールの
変更に従ってデバイスの厚さ方向のデザインルールを縮
小することは、配線遅延、電流密度の増加、耐圧の低下
等をもたらすので、配線層及び層間絶縁膜はそれほど薄
くすることができない。この結果、配線の多層化に伴い
、積層された層の合計の厚さは増大してしまうことにな
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この様に厚く積層された膜中には一般に大きな内部応力
が存在しており、この内部応力が引張応力の場合には膜
自身にクラックを生じさせ、これが配線間のリークにつ
ながり、また内部応力が圧縮応力の場合にはウェハー全
体の反りにより、デバイス等にピエゾ効果による特性変
動等の種々の好ましくない効果を招く等の問題があり、
今後その応力値の大小が問題とされる。
ところで、絶縁膜の内部応力は、膜材料、成膜法、堆積
条件等に依存するため、これらを適当に組み合わせるこ
とにより積層膜の内部応力zOを実現し、かつ層間絶縁
膜としての必要条件を満たすような最適条件を見出すこ
とが考えられるが、これは現時点では困難である。
なおウェハーの大口径化の傾向を考えても積層膜の内部
応力た0が望ましい。
本発明は、従来技術が有する上述のような欠点を是正し
た半導体装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、従来技術が有する」二連のような欠点を
是正すべく鋭意研究を行った結果、次のような結論に達
した。すなわち、第2図に示すように、基板1−トに形
成した時の内部応力が圧縮応力である膜2と上記基板1
上に形成した時の内部応力が引張応力である膜3とを交
互に積層して多層構造とした場合、冬服2,3の内部応
力は互いに打ち消し合い、その結果これらの積層膜2.
3全体の内部応力がこの内部応力の打ち消し合いの程度
に応じて緩和され、この緩和された応力が基板1に作用
していることになる。従って、冬服2゜3の膜質、膜厚
等を選定することにより、積層膜の内部応力を実質的に
0とすることが可能である。
なお上記膜2.3の積層順序を逆にしても同様である。
上述の積層効果を実証する一例を挙げると、第3図に示
すように、ベアSiウェハー4上にまず減圧CVD法に
より膜厚1μmのSiO□膜5を形成し、次いでこのS
iO□膜5上に常圧CVD法により膜厚1μmのSiO
□膜6を形成し、SiO2膜5を形成した直後の状態に
おける内部応力と、5i02膜6を形成した直後の状態
における内部応力とをSiウェハー′  4の反りの量
から見積った所、第4図に示すようなデータが得られた
。なおSiウェハー4上に減圧CVD法によりSjO□
膜5を形成した場合、このSiO□膜5の内部応力は圧
縮応力であり、その値は(1,2〜1.5 ) X 1
09dyne/cJであるのに対し、Siウェハー4上
に常圧CVD法によりSjO□膜6を形成した場合、こ
のSiO□膜6の内部応力は引張応力であり、その値は
(1,1〜1.3 ) X 109dyne/cJであ
ることが予備実験により予め知られている。
この第4図から明らかなように、Siウェハー4上に減
圧CVD法により膜厚1μmの5iO7膜5を形成した
状態では内部応力は(1,3〜1.43) Xl 09
dyne/ cJ (圧縮応力)であったが、このSi
n□膜5上に常圧CVD法により膜厚1μmのSiO□
膜6を形成した状態では内部応力が(0,21〜0.2
5) Xl 09dyne/c+it (圧縮応力)と
極めて小さくなっている。これは、SiO□膜5の内部
応力(圧縮応力)とSiO□膜6の内部応力(引張応力
)とが互いに打ち消し合った結果である。
このように、内部応力が圧縮応力である膜と内部応力が
引張応力である膜とを交互に積層することにより、内部
応力を緩和することが可能であることがわかる。
すなわち本発明に係る半導体装置は、所定の基板(例え
ばSiウェハー4)上に形成した時の内部応力が圧縮応
力である第1の膜(例えばプラズマCVD法により形成
された5iJ4膜8.11)と、上記所定の基板上に形
成した時の内部応力が引張応力である第2の膜(例えば
常圧CVD法により形成された5i02膜6,13)と
を上記所定の基板上に交互に積層し、これにより上記積
層された上記第1及び第2の膜の内部応力を緩和してい
る。
〔実施例〕
以下本発明に係る半導体装置を三層配線構造の半導体装
置に適用した一実施例につき説明する。
第1図に示すように、本実施例による半導体装置におい
ては、図示省略した所定の拡散層が形成されているSi
ウェハー4」−にウェハーとのコンタクト用の多結晶S
i膜7が形成され、この多結晶Si膜7はプラズマCV
D法により形成された5iJL膜8により被覆されてい
る。そしてこの5iJ4膜8の開口8aを通じて第1層
のへβ配線9が形成されている。このへρ配線9はさら
に常圧CVD法により形成された5iO7膜6により被
覆され、この5iOz膜6の開口6aを通じて第2層の
^l配線10が形成されている。このA6配線10はプ
ラズマCVD法により形成されたS:Ja膜11により
被覆されている。またこのSi3N4膜11上には第3
層のへ4配線12が形成されている。そしてこのA7!
配線12は、常圧CVD法により形成されたパッシベー
ション用のSiO□膜13膜上3被覆されている。
上述の実施例によれば次のような利点がある。
すなわち、プラズマCVD法により形成された5iJn
膜8,11の内部応力は圧縮応力であるのに対して、常
圧CVD法により形成されたSiO□膜6゜13中の内
部応力は既述のように引張応力であるので、第1図に示
す半導体装置は内部応力が圧縮応力である膜と内部応力
が引張応力である膜とがSiウェハー4上に交互に積層
された構造となっている。従って、この積層膜の各膜間
で内部応力が互いに打ち消し合う結果、この積層膜全体
の内部応力が効果的に緩和されている。このため、Si
3N4膜8,11及び5in2膜6,13にクラックが
生じて配線間リークを起こすことがないのみならず、S
iウェハー4の反りを極めて小さくすることができるの
で、デバイス特性に殆ど悪影響を及ぼすことなく多層配
線構造の半導体装置を実現することが可能である。しか
も上述の実施例によれば、従来のように条件の最適化の
困難さによらず、単に従来用いられているSi3N4膜
8,11及びSiO□膜6.13の組み合わせで積層膜
の内部応力を容易に減少することができる。
またSi3N4膜8,11及びSiO□膜6,13の冬
服の厚さを大きくした場合においても積層膜の内部応力
を極めて小さくすることが可能であるので、冬服を必要
に応じて容易に厚膜化することが可能である。
さらに、積層膜の内部応力が−1−述のように減少する
ため、Siウェハー4を大口径化する場合有利である。
さらにまた、誘電率が低い、パッシベーション効果が大
きい等の層間絶縁膜として良好な性質を有しながら、内
部応力やクラック発生の問題があったため従来用いるこ
とができなかった膜の使用も可能になるという利点もあ
る。
以上本発明の実施例につき説明したが、本発明は上述の
実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
に基づく種々の変形が可能である。
例えば、必要に応じて上述の実施例におけるSi3N。
膜80代わりにSiO□膜6と同様な常圧CVD法によ
るSiO□膜を形成し、5iOz膜13の代わりにSi
3N。
膜11と同様なプラズマCVD法によるSi:+PL膜
を形成することが可能である。また例えばこれらの膜の
一部の膜をSiO□膜、Si3N4膜以外の絶縁膜で構
成してもよい。さらにこれらの膜の形成方法、膜厚等は
必要に応じて選定し得るものである。
また上述の実施例においては本発明を三層配線構造の半
導体装置に適用した場合につき説明したが、二層または
四層以上の多層配線構造の半導体装置は勿論、三次元I
C等の多層構造の各種半導体装置にも本発明を適用する
ことが可能である。
〔発明の効果〕
本発明に係る半導体装置によれば、第1及び第2の膜か
ら成る積層膜全体の内部応力を効果的に緩和することが
できるので、この内部応力に起因する半導体装置の特性
劣化を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による三層配線構造の半導体
装置を示す断面図、第2図及び第3図は本発明の詳細な
説明するための断面図、第4図はSiウェハー上に減圧
CVD法によるSiO□膜と常圧CVD法によるSiO
□膜とを順次形成した場合の内部応力の変化を示すグラ
フである。 なお図面に用いられた符号において、 4−−−−一〜−一−−−−−−5iウェハー5 、6
 、13−−−−−−−−−−−5 i 02膜8.1
1−・−一−−−−・−8i 3N 、膜9、10.1
2−−−−−へp配線 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の基板上に形成した時の内部応力が圧縮応力である
    第1の膜と、上記所定の基板上に形成した時の内部応力
    が引張応力である第2の膜とを上記所定の基板上に交互
    に積層し、 これにより上記積層された上記第1及び第2の膜の内部
    応力を緩和したことを特徴とする半導体装置。
JP12217385A 1985-06-05 1985-06-05 半導体装置 Pending JPS61279132A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63229720A (ja) * 1987-03-18 1988-09-26 Nec Corp 化合物半導体装置
JPS63245607A (ja) * 1987-03-31 1988-10-12 株式会社クボタ 水田用作業車
JPH01200268A (ja) * 1988-02-04 1989-08-11 Minolta Camera Co Ltd 電子写真用感光体
US5160998A (en) * 1987-08-18 1992-11-03 Fujitsu Limited Semiconductor device and method of manufacturing the same
JPH0689893A (ja) * 1991-11-11 1994-03-29 Nec Corp 半導体装置

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