JPS61278728A - 力・モ−メントの測定方法 - Google Patents
力・モ−メントの測定方法Info
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- JPS61278728A JPS61278728A JP60120416A JP12041685A JPS61278728A JP S61278728 A JPS61278728 A JP S61278728A JP 60120416 A JP60120416 A JP 60120416A JP 12041685 A JP12041685 A JP 12041685A JP S61278728 A JPS61278728 A JP S61278728A
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- Japan
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- force
- force sensor
- sensor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、力センサの出力データから力Φモーメントを
測定する力・モーメントの測定方法に係り、特に力セン
サの出力データにバイアス値を考慮し、より高精度に行
ないうるようにした力・モーメントの測定方法に関する
。
測定する力・モーメントの測定方法に係り、特に力セン
サの出力データにバイアス値を考慮し、より高精度に行
ないうるようにした力・モーメントの測定方法に関する
。
従来、カセ/すからの出力データをもとに力・モーメン
トを測定するには、力センサの出力データから力センサ
に何も力を加えなかったときのデータ即ちバイアス値を
引き、これをデータとし変換行列処理を行ない測定して
いた(例えば米国特許第4,094,192号明細書参
照)。第4図において、外部から加わる力のベタトル8
を変換行列7に掛けることにより力センサから出力され
るデータのベクトル6を得ている。このとき、外部から
加わる力を成分としてもつベクトルなf1カセ/すから
のデータを成分としてもつベクトルを?、変換行列をT
とすると、?−Tf ・・+1) が成り立つ。このことから、力センサの出力データVを
もとに、外部から加わる力fを求めるには、 f讃丁4 ? ・・・(21 (21式のように変換行列Tの逆行列T−1を求め、こ
れに力センサからのデータを成分としてもつベクトルV
を掛けること罠より求めている。しかし、(2)式にお
いて実際に力センサからの出力として用いるrは、力を
全(力nえなかったときにカセン°すから出力されるバ
イアス値?0を引いたものを用いなければ、真に外部か
ら加わる力を測定することはできない。したがって、バ
イアス値が変化したために再度バイアス値を測定しなけ
ればならないときは、力センサに余分な力が加わらない
ようにするため、力センサの例えば先端に付いているワ
ーク類を全て取りはずし、別途キヤリプレーシロン(校
正)し直す必要があった。
トを測定するには、力センサの出力データから力センサ
に何も力を加えなかったときのデータ即ちバイアス値を
引き、これをデータとし変換行列処理を行ない測定して
いた(例えば米国特許第4,094,192号明細書参
照)。第4図において、外部から加わる力のベタトル8
を変換行列7に掛けることにより力センサから出力され
るデータのベクトル6を得ている。このとき、外部から
加わる力を成分としてもつベクトルなf1カセ/すから
のデータを成分としてもつベクトルを?、変換行列をT
とすると、?−Tf ・・+1) が成り立つ。このことから、力センサの出力データVを
もとに、外部から加わる力fを求めるには、 f讃丁4 ? ・・・(21 (21式のように変換行列Tの逆行列T−1を求め、こ
れに力センサからのデータを成分としてもつベクトルV
を掛けること罠より求めている。しかし、(2)式にお
いて実際に力センサからの出力として用いるrは、力を
全(力nえなかったときにカセン°すから出力されるバ
イアス値?0を引いたものを用いなければ、真に外部か
ら加わる力を測定することはできない。したがって、バ
イアス値が変化したために再度バイアス値を測定しなけ
ればならないときは、力センサに余分な力が加わらない
ようにするため、力センサの例えば先端に付いているワ
ーク類を全て取りはずし、別途キヤリプレーシロン(校
正)し直す必要があった。
ところで、一般的にn 、4類(?L≧1)の力を感知
でざる力センサにおいては、 7FL (7FL≧?L
)チャンネルの信号が出力されていることが必要である
。そして、力センサから信号を得るために独立な力を力
センサに加える方法として、例えば次のものが知られて
いる。第5図のように力センサ4を固定し、これに滑車
10?:通して重り11を吊り下げるキャリプレーシロ
ン法や第6図の如(力センサ4の先に重心位置並びに重
量の概知な重り11を取付け、この姿勢を変化させるこ
とによって独立な力を加える方法である。
でざる力センサにおいては、 7FL (7FL≧?L
)チャンネルの信号が出力されていることが必要である
。そして、力センサから信号を得るために独立な力を力
センサに加える方法として、例えば次のものが知られて
いる。第5図のように力センサ4を固定し、これに滑車
10?:通して重り11を吊り下げるキャリプレーシロ
ン法や第6図の如(力センサ4の先に重心位置並びに重
量の概知な重り11を取付け、この姿勢を変化させるこ
とによって独立な力を加える方法である。
したがって、複数の独立な力を感知するためには複雑か
つ長時間を要する測定作業を行なわなければならなかっ
た。
つ長時間を要する測定作業を行なわなければならなかっ
た。
〔1発明の目的〕
本発明の目的は、力センサの出力データから力・モーメ
ントを測定するにあたり、バイアス値の変動があっても
極めて容易かつ迅速に力・モーメントを測定することが
できるととも忙、測定忙必要となる独立な力のベクトル
を簡単に求めることのできる力・モーメントの測定方法
を提供することにある。
ントを測定するにあたり、バイアス値の変動があっても
極めて容易かつ迅速に力・モーメントを測定することが
できるととも忙、測定忙必要となる独立な力のベクトル
を簡単に求めることのできる力・モーメントの測定方法
を提供することにある。
上記した目的を達成するために本発明においては、力セ
ンサの出力データから外部より加わる力な測定する場合
に、最終列あるいは他の列成分にバイアス値を含んだ変
換行列を用いる力・モーメントの測定方法を提供する。
ンサの出力データから外部より加わる力な測定する場合
に、最終列あるいは他の列成分にバイアス値を含んだ変
換行列を用いる力・モーメントの測定方法を提供する。
さらに、力センサに重りを取付は力センサな被着させた
被着物の姿勢を変化させることによって独立な力を加え
る場合、3種類以内の力を感知可能な力センサに対して
は重量及び重心位置の概知な1種類の重りを使用し、4
種類以上の力を感知可能な力センサにあっては、2種類
の重量及び重心位置の概知な重りを使用する力・モーメ
ントの測定方法を提供する。
被着物の姿勢を変化させることによって独立な力を加え
る場合、3種類以内の力を感知可能な力センサに対して
は重量及び重心位置の概知な1種類の重りを使用し、4
種類以上の力を感知可能な力センサにあっては、2種類
の重量及び重心位置の概知な重りを使用する力・モーメ
ントの測定方法を提供する。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
本実施例においては、6種類の力、即ち、X。
l、z軸方向の並進力fz、f;p fz及びそれぞ
れの軸回りのモーメント力rnZa fflν、 nn
zの計6個を感知できる力センサを使用しており、それ
に対応し力センサからは6チヤンネルの信号が出力する
。
れの軸回りのモーメント力rnZa fflν、 nn
zの計6個を感知できる力センサを使用しており、それ
に対応し力センサからは6チヤンネルの信号が出力する
。
前述したように、真に外部から力センサに加わる力を測
定するKは、その力センサのバイアス値?6を考慮しな
ければならないから、f寓T−’ (、−、。) −
(3)となる。したがって、 (?−?。)−Tf ・+4) と書換えできる。ここで(41式の?。を右辺に移行す
ると変換行列Tは第1図のようになる。このように、変
換行列Tを7×7のマトリクスに拡張し最終列あるいは
他の列成分にこのバイアス値V0をもたせることにより
、力センサデータVからバイアス値?。を引き、これを
力センサデータとする必要がなくなる。ここで用いてい
る変換行列を剛性マトリクスと呼びAで表わすと、r簡
Af ・(51 となる。したがって涼める外部から加わる力fは、バイ
アス値を含んだ剛性マトリクスAの逆行列A−1によっ
て、 f −A−1? ・+6) として測定することができる。次に、この剛性マトリク
スAを具体的に求める方法を詳述する。
定するKは、その力センサのバイアス値?6を考慮しな
ければならないから、f寓T−’ (、−、。) −
(3)となる。したがって、 (?−?。)−Tf ・+4) と書換えできる。ここで(41式の?。を右辺に移行す
ると変換行列Tは第1図のようになる。このように、変
換行列Tを7×7のマトリクスに拡張し最終列あるいは
他の列成分にこのバイアス値V0をもたせることにより
、力センサデータVからバイアス値?。を引き、これを
力センサデータとする必要がなくなる。ここで用いてい
る変換行列を剛性マトリクスと呼びAで表わすと、r簡
Af ・(51 となる。したがって涼める外部から加わる力fは、バイ
アス値を含んだ剛性マトリクスAの逆行列A−1によっ
て、 f −A−1? ・+6) として測定することができる。次に、この剛性マトリク
スAを具体的に求める方法を詳述する。
第2図に示すように、ある任意の力fL−(’xLf、
;、、f、4.m□↓m、4.m、;、、 1 )を力
センサに加えたとき、力センサから出力されるデータを
fb−(νIL、 ’lj+、 ”3L、 −aA、
’IA、 ’sA、 ’ )とすると1力のベクトルを
列成分とする行列Fと、力センサデータを列成分とする
行列Vが得られる。これをまとめると、 F冒(ft−ft、・・・、f7.・−、f、) ・(
7)V m (?1. sr、、 −・・l ?1
.・= 、vt) ”・(8)となる。ここで1≧7で
ある。これらと剛性マトリクスAとの間には明らかに次
の関係式が成り立つ。
;、、f、4.m□↓m、4.m、;、、 1 )を力
センサに加えたとき、力センサから出力されるデータを
fb−(νIL、 ’lj+、 ”3L、 −aA、
’IA、 ’sA、 ’ )とすると1力のベクトルを
列成分とする行列Fと、力センサデータを列成分とする
行列Vが得られる。これをまとめると、 F冒(ft−ft、・・・、f7.・−、f、) ・(
7)V m (?1. sr、、 −・・l ?1
.・= 、vt) ”・(8)となる。ここで1≧7で
ある。これらと剛性マトリクスAとの間には明らかに次
の関係式が成り立つ。
V −A P ・(91
したがって、Fが逆行列p−1を持つかあるいは疑似逆
行列F+ltもつかすれば剛性マ) IJクスAを求め
ることが可能である。即ち、 A−V F−’ (t −7) −(to)A、−
VF (j)7 ’) ・(11)となる。ここ
で、擬似逆行列F は最小2乗近似と考えられ次式で表
わされる。
行列F+ltもつかすれば剛性マ) IJクスAを求め
ることが可能である。即ち、 A−V F−’ (t −7) −(to)A、−
VF (j)7 ’) ・(11)となる。ここ
で、擬似逆行列F は最小2乗近似と考えられ次式で表
わされる。
F+−F” (F F” )−’ ・(12)Fが逆
行列Flあるいは擬似逆行列Fをもつ条件はFの列成分
子すが線形独立であることが必要かつ十分な条件である
。即ち、tL種類(1≦九≦6)の力を感知可能な力セ
ンサにおいては、九以上の列成分子↓が線形独立でな(
てはならないことがわかる。したがって、本実施例でヲ
ー九−6であるから少なくとも6つの線形独立な力の列
ベクトルを力センサに加える必要がある。
行列Flあるいは擬似逆行列Fをもつ条件はFの列成分
子すが線形独立であることが必要かつ十分な条件である
。即ち、tL種類(1≦九≦6)の力を感知可能な力セ
ンサにおいては、九以上の列成分子↓が線形独立でな(
てはならないことがわかる。したがって、本実施例でヲ
ー九−6であるから少なくとも6つの線形独立な力の列
ベクトルを力センサに加える必要がある。
但し、バイアス値を含めた拡張した剛性マトリクスAは
7×7であるから、さらに線形従属な力の列ベクトルが
1以上必要である。以上まとめると、n種類(1≦九≦
6)の力が感知可能な力センサにおいては、少なくとも
1組の線形独立な力を力センサに加える必要があり、バ
イアス値を含んだ剛性マトリクス人を求めるには(?L
+1)組以上の力を力センサに加えることが必要十分条
件である。
7×7であるから、さらに線形従属な力の列ベクトルが
1以上必要である。以上まとめると、n種類(1≦九≦
6)の力が感知可能な力センサにおいては、少なくとも
1組の線形独立な力を力センサに加える必要があり、バ
イアス値を含んだ剛性マトリクス人を求めるには(?L
+1)組以上の力を力センサに加えることが必要十分条
件である。
次に、力センサに独立な力を加える場合の実施例を詳述
する。第2図において、力センサの姿勢を変化させるの
にロボット6を使用し、このロボット6のアーム部に取
付けた力センサ4の光圧重心位置及び重量の概知な重り
5を吊り下げることにより、力センサ゛4に独立な力を
加えている。地球の重力方向の反対方向を2軸とし、任
意ICJIPの座標軸を決める。次にこの基本座標で表
わした力センサ4の姿勢なf、f。
する。第2図において、力センサの姿勢を変化させるの
にロボット6を使用し、このロボット6のアーム部に取
付けた力センサ4の光圧重心位置及び重量の概知な重り
5を吊り下げることにより、力センサ゛4に独立な力を
加えている。地球の重力方向の反対方向を2軸とし、任
意ICJIPの座標軸を決める。次にこの基本座標で表
わした力センサ4の姿勢なf、f。
Lベクトルで表わすものとする。f、i tは、センサ
系の座標軸を基本座標系でみた場合の方向余弦である。
系の座標軸を基本座標系でみた場合の方向余弦である。
ここで、第3図に示すよう忙センサ系でみた重り5まで
の位置ベクトルなd。
の位置ベクトルなd。
重量なりとすると、重り5により力センサ4に働(並進
力f及び七−メン)−は次式で表わされる。
力f及び七−メン)−は次式で表わされる。
f讃(−5ip fz e−νtze −−’z )
= (13)?FL−d xf
、、、 (14)但し f ” (fx−fy−
f z ) −(15)を讃(#、す、t2)
・・・(16)J−(A、、す、 Jz)
−(17)(1!l)、 (14)式から明ら
かなよう忙カセンサの姿勢を変化させることによりf、
mが十分に変化することがわかる。しかし、このように
して力センサ忙加えることのできる力及びモーメントは
3組までしか線形独立でない。即ち、デベクトルを並進
力のベクトルf、及びモーメント1からなる6次元ベク
トルとする。これはとりもなおさず行列Fの列成分であ
る。
= (13)?FL−d xf
、、、 (14)但し f ” (fx−fy−
f z ) −(15)を讃(#、す、t2)
・・・(16)J−(A、、す、 Jz)
−(17)(1!l)、 (14)式から明ら
かなよう忙カセンサの姿勢を変化させることによりf、
mが十分に変化することがわかる。しかし、このように
して力センサ忙加えることのできる力及びモーメントは
3組までしか線形独立でない。即ち、デベクトルを並進
力のベクトルf、及びモーメント1からなる6次元ベク
トルとする。これはとりもなおさず行列Fの列成分であ
る。
g−(f−、m) ・・・(18)f
Fwm (f、、 f、、 fz、 jFLりtrb
y、 7FLz ) −(19)ここで、?ベクトルが
6つ独立ならばよいわけであるが、d及びtが一定のと
きには線形独立なものが3組しか出来ない。まず、tの
成分である並進、力に着目するとfl、 f、、
f、が同一平面7上に存在しなければ明らかlcf、、
f、、 f、は線形独立となり、このとき当然t
he t** ?sは線形独立となる。そこでもう
一つのjFLがどうか調べる。tLは ?、−(f、、jFL、) (L≧4 ) ・(
20)で表わされる。ここで、fl、 f、、 f
、が線形独立であったことから、明らかにf、は、 f LW af、+ bf、十cf、 、 (
21)(但し、l’5l)ecは任意の実数)(21)
式のようにf、 らe 、 fHの和で表わされる。
Fwm (f、、 f、、 fz、 jFLりtrb
y、 7FLz ) −(19)ここで、?ベクトルが
6つ独立ならばよいわけであるが、d及びtが一定のと
きには線形独立なものが3組しか出来ない。まず、tの
成分である並進、力に着目するとfl、 f、、
f、が同一平面7上に存在しなければ明らかlcf、、
f、、 f、は線形独立となり、このとき当然t
he t** ?sは線形独立となる。そこでもう
一つのjFLがどうか調べる。tLは ?、−(f、、jFL、) (L≧4 ) ・(
20)で表わされる。ここで、fl、 f、、 f
、が線形独立であったことから、明らかにf、は、 f LW af、+ bf、十cf、 、 (
21)(但し、l’5l)ecは任意の実数)(21)
式のようにf、 らe 、 fHの和で表わされる。
したがってfLは線形従属となる。次にfi=を調べる
。
。
(14)式より
mb−ct x rb −(22)(2
2)式に(21)式を代入し整理すると、mLwdx
(af、+bf、+cfs)−a (elxft )
+b (dXfl ) + c (jXら)wm a
m、 +b % + c tn@ −(25)(
21)式及び(23)式より tL −”t* +bt* +C)s = (24
)したがって、tLは?* +t* +tmの和で表わ
されることから線形従属である。以上よりsir、dが
一定の場合には線形独立な力は3組しか得られないこと
がわかる。(1g)、 (14)式よりνを変化させて
もg−Aは、定数倍となるだけであることから他の独立
な力を得るkは重心位置までの位置ベクトルdを変化さ
せる必要がある。したがりて、4組以上の線形独立な力
を加えるには重心位置の異なる重りと取り換えればよい
ことになる。以上まとめると3種類以内の力を感知でき
る力センサにおいては3組までの独立な力を加えればよ
いことから一つの重りですみ、4種類以上の力を感知す
る力センサにおいては、4つ以上の独立な力を加える必
要があることから2種類の重りが必要となることがわか
る。
2)式に(21)式を代入し整理すると、mLwdx
(af、+bf、+cfs)−a (elxft )
+b (dXfl ) + c (jXら)wm a
m、 +b % + c tn@ −(25)(
21)式及び(23)式より tL −”t* +bt* +C)s = (24
)したがって、tLは?* +t* +tmの和で表わ
されることから線形従属である。以上よりsir、dが
一定の場合には線形独立な力は3組しか得られないこと
がわかる。(1g)、 (14)式よりνを変化させて
もg−Aは、定数倍となるだけであることから他の独立
な力を得るkは重心位置までの位置ベクトルdを変化さ
せる必要がある。したがりて、4組以上の線形独立な力
を加えるには重心位置の異なる重りと取り換えればよい
ことになる。以上まとめると3種類以内の力を感知でき
る力センサにおいては3組までの独立な力を加えればよ
いことから一つの重りですみ、4種類以上の力を感知す
る力センサにおいては、4つ以上の独立な力を加える必
要があることから2種類の重りが必要となることがわか
る。
本実施例においては、6種類の力が感知可能な力センサ
−4に1個の重り5を装着したまま力センサ4の姿勢を
変化させ、力センサ4に加わる並進力及びモーメントな
(13)、(14)式より算出する。こうして得られた
力のベクトルを(7)式の1つの成分とする。このとき
力センサ4から出力されるデータを(8)式の1つの成
分とする。
−4に1個の重り5を装着したまま力センサ4の姿勢を
変化させ、力センサ4に加わる並進力及びモーメントな
(13)、(14)式より算出する。こうして得られた
力のベクトルを(7)式の1つの成分とする。このとき
力センサ4から出力されるデータを(8)式の1つの成
分とする。
次に姿勢を変化させて同様の手順を行なう。このように
1つの重りに対して3回以上姿勢を変化させ上記の手順
を行なう。次に重心位置の異なる重りと取り換え、同様
の手順を3回以上繰り返す。このようにして、力のマト
リクスFと力センサのデータマトリクスVをもとK (
10)式あるいは(11)式によって剛性マトリクス人
を求めることができる。本実施例においては、上述した
測定回数の合計が7回以上あれば、極めて簡単にかつ迅
速にバイアス値を考慮した剛性マトリクスを算出するこ
とができる。
1つの重りに対して3回以上姿勢を変化させ上記の手順
を行なう。次に重心位置の異なる重りと取り換え、同様
の手順を3回以上繰り返す。このようにして、力のマト
リクスFと力センサのデータマトリクスVをもとK (
10)式あるいは(11)式によって剛性マトリクス人
を求めることができる。本実施例においては、上述した
測定回数の合計が7回以上あれば、極めて簡単にかつ迅
速にバイアス値を考慮した剛性マトリクスを算出するこ
とができる。
本発明によれば、力センサのバイアス値ヲ常に織り込ん
で力・モーメントの測定を行なうので、バイアス値の変
動の有無がいちはやく把握できるとともに、バイアス値
を変動させる外力が作用しても力センサからワーク類を
取りはずすことなく再度測定できるため、高精度でかつ
測定時間を短縮することができる。さらに、全ての力・
モーメントに対処できる力°センサの変換行列を求める
ことができ、しかも力センサの種類に応じた重りを選定
すること釦より、効率よ(測定することができる。
で力・モーメントの測定を行なうので、バイアス値の変
動の有無がいちはやく把握できるとともに、バイアス値
を変動させる外力が作用しても力センサからワーク類を
取りはずすことなく再度測定できるため、高精度でかつ
測定時間を短縮することができる。さらに、全ての力・
モーメントに対処できる力°センサの変換行列を求める
ことができ、しかも力センサの種類に応じた重りを選定
すること釦より、効率よ(測定することができる。
第1図は本発明に係る測定方法の原理を示す変換行列の
説明図、第2図はロボツ)Kよる姿勢変化と重りを使用
した本発明の一実施例を示す概念図、第3図は本発明に
係る測定方法における力センサの姿勢等を表わした説明
図、第4図は従来の測定方法の原理を示す変換行列の説
明図、第5図は従来の力センサのキャリプレー73ン方
法を示す概念図、第6図は同じく重りと姿勢変化を利用
したキャリプレー73ン方法を示す概念図である。 1・・・不発明における変換行列、2・・・本発明にお
ける力のベクトル、3・・・本発明における力センサデ
ータのベクトル、4・・・力センサ、5・・・重心位置
及び重量の概知な重り、6 ・6自由度、ロボット、7
・・・従来の変換行列、8・・・力のベクトル、9・・
・力センサデータのベクトル、10・・・滑車、11
・・・重り。 第 1 回 G O移 心 A 、f第 2 図 % 3 図 了 第 4 面 正 王 丁
説明図、第2図はロボツ)Kよる姿勢変化と重りを使用
した本発明の一実施例を示す概念図、第3図は本発明に
係る測定方法における力センサの姿勢等を表わした説明
図、第4図は従来の測定方法の原理を示す変換行列の説
明図、第5図は従来の力センサのキャリプレー73ン方
法を示す概念図、第6図は同じく重りと姿勢変化を利用
したキャリプレー73ン方法を示す概念図である。 1・・・不発明における変換行列、2・・・本発明にお
ける力のベクトル、3・・・本発明における力センサデ
ータのベクトル、4・・・力センサ、5・・・重心位置
及び重量の概知な重り、6 ・6自由度、ロボット、7
・・・従来の変換行列、8・・・力のベクトル、9・・
・力センサデータのベクトル、10・・・滑車、11
・・・重り。 第 1 回 G O移 心 A 、f第 2 図 % 3 図 了 第 4 面 正 王 丁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数の出力チャンネルを有する力センサの出力デー
タから外部より加わる力を測定する力、モーメントの測
定方法において、力センサに何も力を加えなかつたとき
のバイアス値を常に含んだ変換行列を用いることを特徴
とする力・モーメントの測定方法。 2 力センサに独立な力を加える場合、3種類以内の力
を感知可能な力センサにあつては、重心位置及び重量の
概知な単一の重りを使用し、4種類以上の力を感知可能
な力センサにあつては複数の重心位置及び重量の概知な
重りを使用することを特徴とする特許請求範囲第1項記
載の力・モーメントの測定方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60120416A JPH0629817B2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 力・モ−メントの測定方法 |
US06/784,502 US4620436A (en) | 1984-10-09 | 1985-10-04 | Method and apparatus for calibrating transformation matrix of force sensor |
KR1019850007359A KR890000736B1 (ko) | 1984-10-07 | 1985-10-07 | 힘 센서의 변환행열을 캐리 부레이션 하는 방법 및 장치 |
DE8585112676T DE3573473D1 (en) | 1984-10-09 | 1985-10-07 | Method for calibrating transformation matrix of a force sensor |
EP85112676A EP0177919B1 (en) | 1984-10-09 | 1985-10-07 | Method for calibrating transformation matrix of a force sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60120416A JPH0629817B2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 力・モ−メントの測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61278728A true JPS61278728A (ja) | 1986-12-09 |
JPH0629817B2 JPH0629817B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=14785675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60120416A Expired - Lifetime JPH0629817B2 (ja) | 1984-10-07 | 1985-06-05 | 力・モ−メントの測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629817B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01162124A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-06-26 | Seb Sa | 力又はモーメントの計測装置のための較正方法及びこの方向に関する装置 |
JPH0989697A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-04-04 | Nippon Denshi Kogyo Kk | 車輪作用力測定装置用応力検知センサ |
JP2006119000A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Jtekt Corp | 荷重検出装置 |
WO2020170770A1 (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-27 | XELA・Robotics株式会社 | 検出装置及びセンサのキャリブレーション方法 |
-
1985
- 1985-06-05 JP JP60120416A patent/JPH0629817B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01162124A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-06-26 | Seb Sa | 力又はモーメントの計測装置のための較正方法及びこの方向に関する装置 |
JPH0989697A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-04-04 | Nippon Denshi Kogyo Kk | 車輪作用力測定装置用応力検知センサ |
JP2006119000A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Jtekt Corp | 荷重検出装置 |
WO2020170770A1 (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-27 | XELA・Robotics株式会社 | 検出装置及びセンサのキャリブレーション方法 |
US11982583B2 (en) | 2019-02-18 | 2024-05-14 | Xela Robotics Co., Ltd. | Detection device and sensor calibration method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0629817B2 (ja) | 1994-04-20 |
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