JPS6284991A - 力センサによる重量,重心位置算出方法 - Google Patents

力センサによる重量,重心位置算出方法

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JPS6284991A
JPS6284991A JP22379385A JP22379385A JPS6284991A JP S6284991 A JPS6284991 A JP S6284991A JP 22379385 A JP22379385 A JP 22379385A JP 22379385 A JP22379385 A JP 22379385A JP S6284991 A JPS6284991 A JP S6284991A
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weight
center
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force
gravity
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JP22379385A
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因幡 英敏
平林 久明
増井 知幸
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は力センサによる重量1重心位置の算出方法に係
り、特に力センサから取りはずしのきかない複雑な形状
をもった最終作用素の重量1重心位置の算出に好適で、
かつ同時に力センサのオフセット値をも算出できる力セ
ンサによる重量1重心位置の算出方法に関する。
〔発明の前景〕
従来のロボットの力f#J jBなどにおいて、力セン
サから正確な外力の力・モーメントデータを得るために
は、力センサのオフセット値とカセンサ先の最終作用素
の重量9重心位置をあらかじめ正確に求めておく必要が
ある。このため従来方法では最終作用素をはずした状態
でます力センサのオフセット値を求め、さらに最終作用
素の重量2重心位置をそれぞれ実際に測定するか、形状
から計算するかして求めるか、あるいは力センサの姿勢
変化による力センサデータの比較によりこれらの値を求
めていた。しかし、実際に最終作用素を力センサから取
りはずすのが困難である場合や普度変化が激しかったり
衝撃が加わった時などにはあらかじめ測定しておいた力
センサのオフセット値の精度、信頼性が乏しく、また最
終作用素の形状が複雑である場合などには図面形状から
重心位置。
重量を算出するのは非常に難しかった。したがって最終
作用素を力センサに取付けたままで力センサのオフセッ
ト値と最終作用素の重量2重心位置を求める必要がある
が、従来方法では両者を同時に求めることに対して配慮
されていなかった。なおりセンサの力検出方法を詳しく
述べている例として米国特許第4094192号がある
〔発明の目的〕
本発明の目的はカセンサ先の最終作用素の重量。
重心位置および力センサのオフセット値が未知数である
場合にこれらの値を同時に求め得る力センサによる重量
9重心位置算出方法を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は上記の目的を達成するため、まず最終作用素に
重量9重心位置の既知なおもりを取り付けるか、あるい
はおもりの重心位置が未知の場合には重量が既知で重さ
の異なる複数個のおもりを1個づつ取付けた場合の相対
重心位置を測定するかして、これらにもとづき力センサ
の姿勢変化に対応した理論的な力・モーメント値の差分
と、実際に力センサから得られる力・モーメント値の差
分より方程式を立て、好ましくは最小2乗法によって最
終作用素の重量9重心位置および力センサのオフセット
値を求めるようにした力センサによる重量1重心位置算
出方法である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第9図により説明す
る。
まず本発明を実施するにはその条件として力センサの姿
勢を任意に変化させる冶具あるいは装置とその姿勢を測
定しうる装置あるいは手段を必要とする。第6図は力セ
ンサが装着された多自由度ロボットの外観構成を例示す
る斜視図である。第6図においてロボットlの先端には
力センサ2を介してハンド(最終作用素)3が装置され
ており、このロボット1を動作させることにより上記条
件を満たすものである。また第7図は上記条件を満たす
他の装置例として力センサが装着された任意の姿勢を与
えるテーブルの外観構成を例示する斜視図である。第7
図の装置は矢印で示す2方向に傾き任意の姿勢を出せる
テーブル4に力センサ2を介してハンド(I&終作用素
)3を装着したものである。このように本発明は上記条
件を満足する各種装置を用いることにより実施すること
が可能となるが、以下に述べる実施例では第6図の構成
をもつ力センサ2を装着したロボット1によるものであ
る。
因みに、ここでロボットlの制御装置の構成について説
明すれば、その構成は第9図に示すようである。
即ち、本例でのものは主制御CPtJに、座標変(典C
P L113.力センサCPU22およびサーボ制御C
PU23よりなるマルチCPUシステムとして構成され
たものとなっている。力センサCPU22以外の3つの
CP U12.13.23によってロボット1はそのハ
ンド3が任意の姿勢をとったり、あるいは任意の位置へ
移動するようになっているものである。ハンド3の姿勢
や位置はサーボ制御CPU23が位置・姿勢指令データ
にもとづきサーボアンプ24を介しサーボモータ25を
制御することによって可変に制御されるが、この際タコ
ジェネレータ26からの速度検出信号がサーボアンプ2
4にフィードハックされることによって安定な制御が図
られるようになっている。ハンド3の位置・姿勢はその
制御中に様々に変化するが、その位置・姿勢はロータリ
エンコーダ27からのパルス信号をサーボカウンタ28
でカウントし、このカウント値より知れるものとなって
いる。サーボカウンタ28からのカウント値はサーボ制
御CPU23を介し位置・姿勢データとして共通RA 
M21に書き込まれるようになっている。共通RAM2
1にはまた外力が書き込まれるが、外力は力センサCP
U22が力センサ2からのデータをもとに剛性マトリッ
クスによって計算することによって得られるものとなっ
ている。このようにロボットを実時間で高速に制御ずべ
く複数のCPLIが用いられているが、本発明の実施上
は多くのCPUは要されない0本発明の実施上ロボット
1の姿勢を任意に変化させて力・モーメントデータを収
集し、また、既知とされたおもりの重量や重心位置を入
力し得る装置があれば十分であることから、処理の高速
性が要求されない場合はCPUとしては主制御CPU1
2だけで十分である。生温JCPC112とコントロー
ルディスプレイ19だけで十分実施可能なわけである。
なお、ティーチングボックス18は主制御CPU12へ
の補助的入力手段であり、また、ディスク20およびデ
ィスクコントローラ14は力・モーメントデータを保存
したり、本発明に係るプログラムをロードするものとな
っている。更に符号15.16.17はそれぞれサブC
PU、視覚装置、高速通信モジュールを示すが、これら
は本発明に直接間しないものとなっている。
ここで第6図の力センサ2が装着された多自由度ロボッ
ト1の座標系のとり方および力センサ2から得られる力
・モーメントについて第8図により説明する。第8図は
第6図の各種座標系を表示する斜視図である。第8図に
おいて、座標系0b−xbybzb、O’ −x” y
” z”はそれぞれロボット1基部、カセンサ2に固定
された座標系(以下それぞれの座標系をB系(ベース系
)。
B系(センサ系)と称する)を示している。また7b、
πゝ、π5はB系でみたB系の各座標軸x1゜y 5 
、  z $に平行な単位ベクトルT、g、Hの方向余
弦である。
ここで力センサ2はB系における外力を含む並進力f、
、f、、f、、モーメントmX、m、。
m3の6成分が検出可能であり、力・モーメントT” 
= (fX、f、、f、、mX、m、、m、)と力セン
サ出力(電圧) e=(el、ez、−・・ej) (#≧6)とは歪・
力変換行列すなわち剛性マトリクス(A)により式(1
)のように関係づけられ、力センサ出力τをもとに力・
モーメントτ5すなわちTa。
伍1が計算できる。
T” = (A)e =(7tT、ri1m?)了−−−−−−−−−−−−
−−−−−−(1)さて従来方法により、力センサ2に
外部からハンド(最終作用素)3を介して加わる純粋な
力・モーメントを算出するには、あらかじめ力センサ2
に力・モーメントをまったく加えない状態、すなわち力
センサ2の先の最終作用素3 (これは一般的には力セ
ンサ2の先に取り付けられたハンド。
ツール類他すべての物をあわせたものをいい、ここに述
べる第6.8図などにおいては力センサ2の先に実際に
ついているのがハンドのみであるため最終作用素3はハ
ンド3である)を取りはずした状態で力センサ2のオフ
セット電圧e offを測定し、弐(1)よりオフセッ
ト力・モーメントτ8f、すなわちT off l n
1offを以下のように求めておく。
Tart −[A] eott  −・・・−−−−−
−−一−・−−−−−−一−・(2)−[7:、f丁、
m二ff’1丁−−−−m−−−−・(3)ここにT:
、(、mjrrは、力センサ2のオフセット電圧i。1
1から得られるオフセット力、およびモーメントであり
、式(3)のT”、、”のTは転置を表している。ここ
で最終作用素3の重量1重心位置をそれぞれw、J:と
じ、ベース系における重力方向の単位ベクトルをi;と
すると、この最終作用素3のみにより力センサ2に加わ
る力・モーメントT:、m:は、 T: mw、[Tb、g’ 、  ′FL’ ] T’
Eニー・・(4)ffLg −迂: X  T:  −
・−・・・−・・−−−−−−−−−一−−−−−−−
−〜・・−・−・(5)となる。また力・モーメントベ
クトルτ:は、r:  =  [T:”、 m:T] 
 ”  −・・−−−−−=−−−−・−−−<s >
となる、従って外部から加わる純粋な力・モーメントτ
:は式(1)、(2)、(6)より、工t=τl−τ:
  T:ff’−・−・・−・−・−・・・・・(7)
すなわち、 T t = 7 ’ −T :  T gtt−=−・
−=−−−−−=−(8)iで = m*  −ミニ 
−伍:1.−・−−一・・−・−−一・・・・−−−−
−(9)となる、従来方法ではこのようにして力センサ
2のオフセット力・モーメントT二tr 、 mart
および最終作用素3の重量W、2重心位置J:が既知で
あるとして、力センサ2からえられる力・モーメントT
’、m”を用いて純粋な力・モーメントTi 、m(を
上式(8)、(9)より求めるか、あるいは最終作用素
3の重量W、1重心位置a:が未知である場合にはロボ
ット1の姿勢変化と対応する力センサデータを基にこれ
を求めてから純粋な力・モーメントT(、mjを算出し
ていた。但し後者の場合にはあらかじめオフセット力・
モーメンF Tart + mgttを求めておくか、
あるいは式(1)より導かれる力・モーメントT’、m
’を正確なものと考えてオフセット力・モーメントT:
、、、m:trをOとして計算を行なっていた。
ところが上記したように最終作用素3を力センサ2から
取りはずすのが困難な場合やその形状が複雑な場合には
最終作用素3の重量W11重心位置J:を正確に求める
のは非常に困難であるうえ、オフセット力・モーメント
T gft + muff最終作用素3の取付は時の状
態および温度変化や衝撃等により経年変化することから
あらかじめ測定しておいたオフセット力・モーメントτ
iftは精度や信転性にかける。
そこで本発明の第1の実施例では、力センサ2のオフセ
ット力・モーメントT :ff + 伍offおよび最
終作用素3の重量W、1重心位置a:すべてが未知であ
る場合に、第1図に示すようにこれに重量2重心位置の
正確にわかっているおもりを取り付け、これらの未知数
をすべて算出し、これによって純粋な外力を求めること
を可能とする。第1図は本発明の第1の実施例のおもり
とハンド(最終作用素)の重心位置を表示する斜視図で
ある。
第1図において、力センサ2先のハンド(最終作用素)
3に重量、M心位置の既知なおもり5が取り付けられて
いる。’;I# + 19はそれぞれ最終作用素3.お
もり5の重心位置を示している。
いま重zwp 、重心位置にの既知なおもり5により力
センサ2に加わる力・モーメントをT;。
i二とすると、最終作用素3とおもり5とオフセット電
圧により力センサ2から得られる力・モーメントT’、
m”は式(8)、 (9)より、T ’ = 7 =+
 T ニー + T :tc−−−−=−−−−(10
)伍$=i: 十ミニ十伍:1.−・−・−・−・・−
・−・・(11)となる。ここでおもり5の重量2重心
位置をW、。
J二とし、おもり5と最終作用素3の両方による重量1
重心位置をw、  ;J”とすると、w = w 、 
+ w 、 −−−−−−−一−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−(12)H” =(1/w) (w
e ’l: + W、 h二) −−−(13)となる
。したがって、おもり5と最終作用素3によって理論的
に力センサ2に加わる力・モーメントは、 T 二 +7 = =w  [T b 、   g b
 、   K b コ T iコ18−−−−−−= 
(14) rn:+m二 =迂1 × (T二 十丁=)−・・−
(15)となる。ここでロボットエの姿勢を変化させる
ことにより、対応する力センサ2の姿勢を[T?。
gr 、に’! ]−C”! −FZ”i 、”’! 
] トti、qr  =  [TF、  gr、  ■
e  ]  ”  u、 :  −一−−−(16)と
おくことにより上記2つの姿勢によって力センサ2から
得られる力・モーメントTi、m:、Tj。
iゴは式(10)、 (11)、 (14)、 (15
)、 (16)より、となる。従って式(17) −(
19)、 (18) −(20)を計算することにより
、 となり、オフセット力・モーメントT off +  
moffの影響を消すことができる。そこで最終作用素
3の重fw、1重心位置1:を求めるため上式(21)
 。
(22)をW、1sについて解くと、 w=(71□  −司J )  士  (T’−T ゴ
 )  −一 (23)WIQ;   Qil” +C(qi−q=)  −・−(24)となり、ここで
Cは任意の実数であり、(qt  QJ)↑−((4,
−司、)士(可、−互、)) −’×(可i  Qj)
”  −−−−−・−−−一−・・−・−・(25)で
ある。式(21)においておもり5と最終作用素3の両
方による重量Wをを未知数とすると一般に解は不能とな
るが、式(23)、 (25)により最小2乗解が得ら
れる。また式(24)よりおもり5と最終作用素3の両
方による重心位置ベクトルh’は不定となることがわか
る。従って他の別なもう1つの力センサ2の姿勢(TR
,gi:、  五k〕をとることによって連立方程式を
立て、これを解くことによりh”を以下のように求める
式(16)、 (17)、 (18)より、Qh = 
CTe 、  ge 、  KR) ui; −−−−
(26)式(17)−(27)、 (18)−(28)
より、となる。ここで式(21)、 (22)、 (2
9)、 (30)6ごおいて、 T ;  = T i  −T ”  −−−−−−−
−−一−−−−−−−−−−−−−−−−−−−(31
)T; ニア、−7..−−−−−−−・−−−−−−
−−一−−−−−−(32)伍7 =青、−伍、−−−
一・−・−一−−−−−・−・−−−−・−・・−・・
・−・−−−−・(33)とすると、式(21)、  
(22)、  (29)〜(36)、  (39)、 
 (40)となる。ここでw、’l、を未知数とすれば
式(41)。
(42)は一般に不能であるが、 のように最小2乗解を考えれば、おもり5と最終作用素
3全体の重量1重心位置のw、M、を求めることができ
る。(旦しここで、[] 士の士は擬似逆行列を表わし
ており、 ×[可rT+qz”l”  ・−・−・−(45)・・
−・・・−(46) である。また一般に0回(n≧3)力センサ2の姿勢を
変化させた場合には弐(43)、 (44)より明らか
なように、 となる。おもり5の重量1重心位置のwpJ二は既知で
あることがら式(12)、 (13)および(47)。
(48)により、 w、  = W −Wl。
1二 =(1/w、)(wH’  −Wp 1二)とな
り、未知であった最終作用素3の重量2重心位置のw、
J:を求めることができる。また他の未知数であったオ
フセット力・モーメントT二ft + 苗よ、fは式(
17)、 (18)および(47)、 (48)より、 ?’ :ff = T r   ’ Q im:11 
= m f −w ’;f ’  ×q 。
となる。さらに精度よく求めるためには次のように平均
をとる。
ここでnは力センサ2のデータ数であり力センサ2の姿
勢の種類は(n+1)種必要である。以上より本実施例
によって重心位]L1重量Wpの既知なおもり5を最終
作用素3に取付け、力センサ2の姿勢を3種以上変化さ
せることによって式(49)、 (50)、 (53)
、 (54)より最終作用素3の重tiw、、m心位1
1.: 、力センサ2のオフセット力・モーメンF r
:ff + rn:ffを同時に算出することができる
。なお以上の手法で最終作用素3のfflMWa 、力
センサ2のオフセット力・モーメントr占tr、m二1
1のイ直は、おもり5の重@W$、力く既知であれば重
心位置d:が未知であっても求めることが可能である。
次に本発明の第2の実施例のセンサ座標系におけるおも
りの本心位置が最終作用素3の形状の複雑さなどから正
確にわからないときに、重量が既知の腹数個の車さの異
なるおもりを1個ずつ別の箇所に取り付け、先に第1の
実施例で述べた手法を同様に処理を行い、おもりの取付
は位置の相対位置を正ffflに求めることにより、力
センサ2のオフセット力・モーメント最終作用素3の重
量。
重心位置を算出する方法を第2図により説明する。
第2図は本発明の第2の実施例の21!h類のおもりの
4[J対重心付ii、i:を表示するお[視図である。
第2図において、力センサ2先のハンド(最終作用素)
3に重量が既知で重さの異なる2個のおもり6゜7が1
個ずつ別の箇所に取り付けられる。迂8.。
迂8□はそれぞれおもり6,7の重心位置を示し、7は
おもり6,7の相対重心位置を示している。
いま2個のおもり6,7の重量を測定しそれぞれWe、
、Wagとする。最終作用素3にそれぞれのおもり6.
7を取り付けた時のおもり6.7の重心位置までの位置
ベクトルをそれぞれ重心位置1g、、dg、とすると、
その相対重心位置が正確に測れることからこの相対重心
位置ベクトル、’l = K L −HL  −−−−
−−−−−−−−−−・−・−・−・・−・・・−−−
−−−−−−(55)は既知である(但しここで重心位
置’H:、、23.は前の第1の実施例と異なり未知数
である)。そこでまずおもり6を取り付は前の第1の実
施例と同様の手法により式(47)、 (4B)よりお
もり6と最終作用素3の全体の重11WIおよび重心位
置H?を計算する。おもり7についても同様におちり7
と最終作用素3の全体の重’j1wz、重心位置月を計
算する。最終作用素3の重itwaに対しては前の第1
の実施例の手法により計、算することが可能で、式(4
9)をおもり6,7に適用することによって計算した結
果の平均より、 ■ We −((w++wz)  (W(III  wo2
)l−(56)となる。式(49)におけるW、がここ
ではWo、、 wo。
に相当し、w、、w、は、式(47)よりそれぞれのお
もり6.7による姿勢データの差互;および力センサ2
の並進力データの差T;との演算によって求めることが
できる0次に最終作用素3の重心位置迂:であるが、こ
れはおもり6.7の重心位i’2[、、H”、が未定で
あることがら式(50)より求めることはできない。そ
こで相対重心位置ベクトル7を利用してこれを求める。
すなわちおもり6゜7それぞれによる最終作用素3との
全体の重心位置ベクトルH’、Hまは式(13)より、
ht −二二(Wot  ML 十VVa ’1g )
  ・−=(57)Hx  −−Cwot  MRz+
wm  H: )  ・(58)fi となる、ここで式(57)、 (58)をそれぞれ迂り
、H8gについて解きこれを式(55)に代入すると、
7j =       (w +  ’d T  −w
−’il二)ol −(Wz 11−w、 ’ci: )  −=−(59
)B となり、これを最終作用素3の重心位置i:について解
くと、 X(WOIW02N−W@iWl H丁+ w or 
w t ’l l )     ”’−”−’−’(6
0)となる。ここでおもり6.7の重ii w 61 
、  w O2は既知であり、おもり6,7と最終作用
素3の全体の重ff1w、、w2は式(47)より算出
し、その重心位IT? l  ’diは式(48)より
求めることができる。
また最終作用素3の重量・〃。は式(56)より、既知
で相対位置ベクトル7は測定により既知である。
以上より最終作用素3の重心位置J二が式(60)より
算出できる。力センサ2のオフセット力・モーメントT
 off l 伍Offは前の第1の実施例の手法によ
り算出可能であるが、ここではより高精度に求めるため
平均値を計算する。すなわちおもり6゜7それぞれによ
って式(51)、 (52)から計算した力センサ2の
オフセット力・モーメントをそれぞれT:ffl、m二
ffl+  TOffer 吊=1,2とすると求める
べき高精度のオフセット力・モーメント丁二ff  +
  ミニft  は Tort ”” 1 / 2 <Totf、” Tov
rz)・−・・−・・−・−(61)mift = 1
 / 2 (伍:、、、+m二ttz) ’−・・−・
・・・・−(62)となる。以上に2個のおもり6,7
の相対重心位置書の測定によって最終作用素3の重量w
、1重心位胃d:および力センサ2のオフセット力・モ
ーメン) ’Tuff + m二ffを算出する方法を
述べた。
第3図は以上に述べた第2図の第2の実施例の具体的な
一実施例を示す斜視図である。
また第4図は第3図のおもりの形状を示す斜視図である
。第3図および第4図において、第4図のようにコの字
型の中心幅lの中心軸上に重心位置があり、かつそれぞ
れ材質を変えて重量が異なる同一形状寸法のおもり8.
9を作る。このおもり8.9を第3図のように角度をず
らして(この場合90°)ハンド(最終作用素)3で1
個ずつつかむ。このときのおもり8,9をっがむ深さの
差をΔ2として、その相対重心位置ベクトル7は、それ
ぞれのおもり8.9の重心位置h3..a32が、H3
t = (0、−p / 2 、  z ) −−−−
−−−−−−−−−−−(63)’Jgz= (1/2
.0.z+Δ、 ) −−−−−−<64)であること
がら式(55)より、 δ−dL−H:、  −・−・−・・・・−・・−・・
・・・・・・・(65)= C1/2.−(!/2.−
Δ、)−・−・・(66)と而単に求めることができる
。また第5図は第2図の第2の実施例の具体的な他の実
施例を示す斜視図である。本実施例は5図のようにたが
いに着脱可能なおもり10.11を作り、おもり10の
重心位置とおもり10.11両方による重心位置との相
対重心位置ベクトル3をあらかじめ計算しておきこれを
使う方法である。第3図、第5図の方法に限らず相対重
心位置ベクトル7が計算できる場合には、本発明の第2
の実施例の手法により最終作用素3の重量W、1重心位
置■:、カセンサ2のオフセット力・モーメントT 二
ft + m:ffを簡単に計算することができる0以
上はおもりが2種の場合について述べたがおもりがn種
(n≧3)の場合についても同様に計算することが可能
である3ある2つのおもりの相対重心位置ベクトルを7
jとし、この相対重心位置ベクトルLにより式(6o)
より求めた最終作用素3の重心位置を特徴とする請求め
るべき高精度の最終作用素3の重心位置ベクトルa:は
平均をとり、 となる。以上はセンサ系でみたおもりの重心位置がよく
わからない場合に、2種類あるいはそれ以上の種類のお
もりの相対重心位置ベクトルδ、をもとに最終作用素3
の重心位置■:を求める方法を述べたものである。
また最終作用素3の垂蓋w0.カセンサ2のオフセット
力・モーメント値70ff r muffは、おもりの
重量が既知であれば重心位置が未知であっても求めるこ
とが可能で、これは第1図の第1の実施例で述べたとお
りである。そこで複数個のおもりを用いた場合について
も第1図の実施例の手法で同様に求めるとこが可能で、
式(49)よりある1つのおもりによって求めた最終作
用素3の重量W、4とすると求めるべき高精度の最終作
用素3の重量W、は、 であり、また力センサ2のオフセット力・モーメントは
式(51)、  (52)あるいは(53)、 (54
)より求めた力・モーメントを1’:ffL+ m:、
、iとすると求めるべき高精度のオフセット力・モーメ
ントTOff+ 伍gffは、 となる。
なお第1図の第1の実施例の重心位置4二が既知なおも
り5を用いて最終作用素3の重心位置Jを算出する方法
は複数個のおもりの場合にも適用可能で、この場合には
ある1つのおもりによって式(50)より求めた重心位
置4:iとすると、求める高精度の最終作用素の重心位
置イ:は、となる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、カセンサ先の最終作用素
の変更や力センサのオフセット値の変化が生じたとして
も、重量2重心位置の既知なおもりを取りつけるか、あ
るいは重量の既知な複数個の重さの異なるおもりを別々
の所に取り付けてその相対重心位置を正確に測定するこ
とにより、正確な最終作用素の重量1重心位置および力
センサのオフセット値を算出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のおもりとハンド(最終
作用素)の重心位置を表示する斜視図、第2図は本発明
の第2の実施例の2種類のおもりの相対重心位置を表示
する斜視図、第3図は第2図の具体的な一実施例の斜視
図、第4図は第3図のおもりの形状を示す斜視図、第5
図は第2図の具体的な他の実施例を示す斜視図、第6図
は力センサが装着された多自由度ロボットの外観構成を
示す斜視図、第7図は力センサが装着された任意の姿勢
を与えるテーブルの外観構成を示す斜視図、第8図は第
6図の座標系を表示する斜視図、第9図は第6図に示す
ロボットの制御装置の構成を示す図である。 1・・・ロボット、2・・・力センサ、3・・・ハンド
(最終作用素)、4・・・任意の姿勢を出せるテーブル
、5・・・重心位置2重量の既知なおもり、6.7・・
・重量の異なるおもり、8,9・・・重量が異なり重心
位置が中心軸上にあるおもり、10.11・・・着脱可
能で個別のときと装着されたときのそれぞれの重心位置
の相対重心位置が既知のおもり。 代理人 弁理士  秋 本  正 実 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、任意方向の力および基準点まわりのモーメントが検
    出可能な力センサを介し、この先に装着された最終作用
    素の重量、重心位置を算出し、かつ同時に力センサのオ
    フセット値を求める方法であって、最終作用素に重量、
    重心位置の既知なおもりを取り付け、最終作用素の重量
    、重心位置および力センサのオフセット値が未知数とし
    て含まれる理論上での力・モーメント値と、力センサに
    よって検出された実際の力・モーメント値との比較によ
    って最終作用等の重量、重心位置を求め、さらに力セン
    サのオフセット値も同時に求めることを特徴とする力セ
    ンサによる重量、重心位置算出方法。 2、最終作用素の重量、重心位置および力センサのオフ
    セット値は、力センサの姿勢を変化させるたびごとに前
    の姿勢あるいはある1つの姿勢をとった時に力センサか
    ら得られる力・モーメントデータの差をとることにより
    力センサのオフセット値の影響を消し去り、この力セン
    サから得られた力・モーメントの差のデータと力センサ
    の姿勢に対応した理論上での力・モーメントの差のデー
    タとの比較により最終作用素の重量、重心位置を計算し
    、その後これをもとに力センサのオフセット値を逆算し
    、かつこれらの値を最小2乗法を用いてより精度よく求
    める特許請求の範囲第1項記載の力センサによる重量、
    重心位置算出方法。 3、重量、重心位置の既知な複数個のおもりをそれぞれ
    最終作用素に取り付け、各おもりによって求めた最終作
    用素の重量、重心位置および力センサのオフセット値を
    平均することによってより高精度にこれらの値を求める
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の力センサによ
    る重量、重心位置算出方法。 4、最終作用素に取り付けるおもりの重心位置が未知の
    場合には重量の既知な重さの異なる複数個のおもりを1
    個ずつ取り付け、そのときの複数個のおもりの相対重心
    位置を正確に測定することにより、最終作用素の重心位
    置を求めることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の力センサによる重量、重心位置算出方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02205490A (ja) * 1989-02-03 1990-08-15 Mitsubishi Electric Corp 多関節型ロボットの制御方法
JP2014014902A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Seiko Epson Corp 制御システム、プログラム及び機械装置の制御方法
JP2019022916A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御装置、ロボット制御方法、ロボットシステムおよびシミュレーション装置
WO2024027229A1 (zh) * 2022-08-01 2024-02-08 珠海格力智能装备有限公司 机器人负载范围图的绘制方法、装置和机器人

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