JPH0224091A - 力覚センサの歪み変換行列検出方法 - Google Patents

力覚センサの歪み変換行列検出方法

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JPH0224091A
JPH0224091A JP17290688A JP17290688A JPH0224091A JP H0224091 A JPH0224091 A JP H0224091A JP 17290688 A JP17290688 A JP 17290688A JP 17290688 A JP17290688 A JP 17290688A JP H0224091 A JPH0224091 A JP H0224091A
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JP
Japan
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force sensor
load
strain
matrix
thin
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JP17290688A
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Tomohiro Murayama
村山 知寛
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明はロボットやNC加工機などに用いられる力覚セ
ンサの歪み変換行列検出方法に関する。
(従来の技術) ロボットのアームとハンドの間に取り付けられる力覚セ
ンサは種々知られているが、この力覚センサの歪み変換
行列検出は専用の装置を用いて行なわれており、これに
は分離負荷を加えて行なうものと、合成負荷を加えて行
なうものがある。
分離負荷を加えて行なう前者の方法は外力の各成分を独
立して加えられるように装置を工夫する。
しかし、この方法では負荷を機構的に各成分に分離して
この各成分を力覚センサに対して別々にかけようとして
いるため、その機構における摩擦力等の問題を引き起し
、誤差を生じさせやすいという欠点がある。
これに対して、合成負荷を加えて行なう後者の方法は機
構が単純であるとともに、摩擦力等の問題を引き起すこ
とがない点ですぐれている。そこで、この方法を検討す
るが、その前に、歪み変換行列検出方法の対象となる一
例の力覚センサ11を具体的に説明しておく。
すなわち、この力覚センサ11は第1図乃至第3図で示
すように構成されている。このセンサ本体12は基部1
3と、この基部13の外周面から周方向に90度間隔で
突設された4つの第1乃至第4の凸部14a〜14dと
から構成されている。
上記各突部14a〜14dにはそれぞれ断面矩形状の第
1の透孔15がその厚さ方向に貫通して穿設されている
。上記基部13にはその中央部分にその厚さ方向に貫通
した取付孔13aが穿設されているとともに、上記各突
部14a〜14dから周方向に45度ずれた位置には径
方向に貫通した一対の第2の透孔16が穿設されている
。したがって、上記第1の透孔15により上記各凸部1
4a〜14dの両側面部には第1の薄肉部17が形成さ
れ、上記第2の透孔16によって上記基部13の上下端
面部にはそれぞれ4か所の第2の薄肉部18が形成され
ている。そして、上記第1の薄肉部17と第2の薄肉部
18はそれぞれ特定の方向の荷重を受けて変形する変形
部を構成している。
また、各凸部14a〜14dのそれぞれの第1の薄肉部
17の外面には一対の第1のひずみゲージ19が貼着さ
れている。すなわち、第1のひずみゲージ19は1つの
凸部14に4つ貼着され、合計で16個設けられている
。また、基部13の各第2の薄肉部18にはそれぞれ一
対の第2のひずみゲージ21が貼着され、この第2のひ
ずみゲージ21も合計で16個設けられている。上記各
第1のひずみゲージ19は第1の薄肉部17に生じる歪
みを検出し、第2のひずみゲージ21は上記第2の薄肉
部18に生じる歪みを検出するようになっている。なお
、各凸部14a〜14dに設けられた4つのひずみゲー
ジ19および基部13の相対向する第2の薄肉部18に
設けられた4つの第2のひずみゲージ21はそれぞれブ
リッジ回路を組み、これにより検出手段を構成している
したがって、センサ本体12の構造の対称性を生かして
歪みをバランスよ(検出できるようになっている。すな
わち、上記各ブリッジ回路からの電気信号からノイズを
除去した上でコンピュータで信号処理可能なレベルまで
アンプで増幅する。この増幅した信号をA/D変換して
ディジタル符号化し、これに変換行列をかけることによ
ってひずみ信号を6軸の力信号に変換するものである。
上記センサ本体12の一端面側には第1の結合部材22
が設けられ、他端面倒には第2の結合部材23が設けら
れている。上記第1の結合部材22は上記センサ本体1
2の4つの凸部14a〜14dの内のX方向に沿う第2
の凸部14bと第4の凸部14dの端面にだけ十分な強
度で一体に結合され、残りのX方向に沿う第1の凸部1
4aと第3の凸部14cとの端面の間にはこれらの間隔
を十分に保つ第1のスリット24が形成されている。上
記第2の結合部材23はX方向に沿う第1の凸部14a
と第3の凸部14cの端面に対してだけ十分な強度で一
体に結合され、残りの2つの第2の凸部14bと第4の
凸部14dとの端面の間にはこれらの間隔を十分に保つ
第2のスリット25が形成されている。そして、このよ
うに構成された力覚センサ11は、第1の結合部材22
を介して図示せぬロボットのアームに取付けられ、また
基部13の取付孔13aには同じく図示せぬロボットの
ハンドが取付けられる。
次に、この力覚センサ11の作用について説明する。ま
ず、この力覚センサ11に取付けられた図示せぬハンド
にX方向の応力が加わると、その応力はセンサ本体12
の基部13に伝わる。すると、そのX方向に対して直交
する方向に位置する第2.第4の凸部14b、14dに
形成された第1の薄肉部17に他の薄肉部よりも大きな
歪みが生じることになる。したがって、X方向の応力は
第2.第4の凸部14b、14dの第1の薄肉部22に
貼着された合計8個の第1のひずみゲージ19によって
検出されることになる。
また、図示せぬハンドにX方向の応力が加わると、その
応力がセンサ本体12の基部13に伝わる。すると、X
方向の応力と直交する方向に位置する第1.第3の凸部
14a、14cに形成された第1の薄肉部17が他の薄
肉部よりも大きく歪むことになる。したがって、Y方向
の応力は第1゜第3の凸部14a、14cの第1の薄肉
部17に貼着された合計8個の第1のひずみゲージ19
によって検出することができる。
また、力覚センサ11の取付孔13aに取付けられた図
示せぬハンドにZ方向の応力が加わると、センサ本体1
2はその基部13と4つの凸部14a〜14dがZ方向
における逆方向に変位しようとする。したがって、その
Z方向の応力と直交する方向に位置する第2の薄肉部1
8が他の薄肉部よりも大きく歪むことになる。したがっ
て、上記第2の薄肉部18に貼着された第2のひずみゲ
ージ21によってZ方向の応力を検出することができる
一方、力覚センサ11にそのX方向回りとX方向回りモ
ーメントが加わると、これらモーメントに対しては第1
の薄肉部17よりも第2の薄肉部18の方が変形しやす
い。つまり、第2の薄肉部18はX、Y方向のモーメン
トに対して直交する方向に位置するので、第1の薄肉部
17よりも変形しやすい。したがって、第2の薄肉部1
8に貼着された合計16個の第2のひずみゲージ21に
よってX方向とY方向回りのモーメントを検出すること
ができる。さらに、センサ本体12にZ方向回りのモー
メントが加わると、この2方向のモーメントに対して直
交する方向に位置する第1の薄肉部17の方が第2の薄
肉部18よりも変形しやすい。したがって、第1の薄肉
部17に貼着された合計16個の第1のひずみゲージ1
9によってZ方向回りのモーメントを検出することがで
きる。
ところで、上記構造の力覚センサ11においては、第1
乃至第4の凸部14a〜14dに穿設された第1の透孔
15と、基部13に穿設された第2の透孔16とによっ
てx、y、X方向およびこれら各方向回りのモーメント
に対して第1の薄肉部17あるいは第2の薄肉部18が
変形しやすいように形成されている。したがって、力覚
センサ11に加わる各方向およびそれら各方向回りのモ
ーメントを感度よく検出することができる。
また、力覚センサ11に加わるX方向の応力に対しては
X方向に平行に位置する第1.第3の凸部14a、14
cの第1の薄肉部17が十分な剛性を呈し、Y方向の応
力に対してはその方向に平行に位置する第2.第4の凸
部14b、14dに形成された第1の薄肉部17が十分
な剛性を呈する。また、Z方向の応力に対しては各凸部
14a〜14dに形成された第1の薄肉部18がその応
力の方向と平行に位置するから、これらが十分な剛性を
呈することになる。さらに、X、Y方向回りのモーメン
トに対しては第1の薄肉部17が十分な剛性を呈し、Z
方向回りのモーメントに対しては第2の薄肉部18が十
分な剛性を呈する。したがって、このような力覚センサ
11によれば、x、y、z方向およびこれら各方向回り
のモーメントに対して十分な剛性を有する。
(発明が解決しようとする課題) 次に、この力覚センサ11の歪み変換行列検出を合成負
荷を加えて行なう方法を以下に説明する。
まず、この方法では第4図乃至第6図で示すように各種
荷重をかけるための何種類かの治具31.41.51を
用意する。第4図で示す治具31はY軸まわりのモーメ
ントMYと、X軸方向の応力Fxの負荷を同時に加える
もので、力覚センサ11の第1の結合部材22を固定し
てその力覚センサ11を水平に支持する定盤34と、力
覚センサ11における基部13(の取付孔13a)に取
り付ける取着具35とからなり、この取着具35には紐
36を介して重り37が吊持される。
したがって、この治具31によれば、力覚センサ11に
ついて、そのY軸まわりのモーメントMYと、X軸方向
の応力Fxの負荷を同時に加えたときのひずみによる出
力(8種類)が得られる。
また、第5図で示す治具41はZ軸方向に応力Fzを加
えるもので、力覚センサ11の第1の結合部材22を固
定してその力覚センサ11を垂直に支持する定盤42と
、力覚センサ11における基部13(の取付孔13a)
に紐43を介して取り付ける重り44とからなる。
したがって、この治具41によれば、力覚センサ11に
ついて、そのZ軸方向に応力Fzを加えたときのひずみ
による出力(8種類)が得られる。
また、第6図で示す治具51はX軸方向に応力FXとY
軸回りのモーメントMYを加えるもので、力覚センサ1
1の第1の結合部材22を固定してその力覚センサ11
を水平に支持する定盤52と、その力覚センサ11にお
ける基部13(の取付孔13a)に取り付ける取着具5
3とからなり、取着具53には水平方向に配置されるア
ーム54を取り付けるとともに、アーム54の先端には
紐55を介して重り56を吊持するようになっている。
したがって、この治具51によれば、力覚センサ11に
ついて、そのX軸方向に応力FXとY軸回りのモーメン
トMyを同時に加えたときのひずみによる出力(8種類
)が得られる。
なお、上記治具41,51は必ずしも別々に用意しなく
ても、その一方のみを用意し、その向きを変えることに
より兼用できるものである。
しかして、上記各治具31.42.51を用い、それぞ
れの場合においての応力を変えてゆき、各応力に対応し
たひずみの各8種類の出力を検出する。具体的には重り
を付は換えてゆき、このときの荷重(重さ)に対するひ
ずみ出力を測定する。
ある治具31,41.51を用いた場合、その荷重値(
重りの重さ)や、作用点からモーメント中心までの距離
は既知だから、この[荷重(重さ)−ひずみ線図]と突
き合せることによって、後述する[C十行列]を計算す
るためのデータの組み合せを得ることができる。そして
、これらのデータの組から、その力覚センサ11固有の
[C十行列コが得られる。つまり、力覚センサ11のキ
ャリブレーションを行なうことができる。
ところで、ひずみを力・モーメントに変換するには以下
の演算が必要である。まず、得られるひずみ出力をEn
  (n=1.2.・・・:実験データ数)とすると、
これはひずみを検出する手段の数だけの要素をもつ。上
記力覚センサ11では8個(8検出チヤンネル)である
から、これはたとえば、En = (al 、  a2
 、−−−、  aB )と表わせる。
(aは各検出チャンネルのひずみ出力である。)これに
対して、力・モーメントは次のように表わせるベクトル
である。
Fn = (f)(、fy、fz、my、、my。
mz) ここで、nは各実験データの番号、fは力、mはモーメ
ントである。
そして、この2つのベクトルFrt、Enは、次の行列
Cを用いて結び付けられる。
EFI−CFll       −■ すなわち、ある力がかかったときに、その力覚センサの
構造によって決まるCの各要素の係数を乗じた値に等し
いひずみが発生する。力覚センサはこの過程を逆にたど
って、ひずみから力を演算する。つまり、■式を逆に解
いて Fn −C” En      ・・・■とする。ここ
で、Cは、−船釣には正方行列に限らないので、C+、
つまり、疑似逆行列を計算する。C+は以下の演算によ
って得られる。
Fnをかけたときに、力覚センサに生じるひずみ出力E
nを測定しておく。ErLの要素が8個の上記場合は、
このような互いに独立なデータを8組測定する。そうす
ると、各データに関し、■式が成立しているから、それ
は以下のように表わせる。
よって、これらをまとめて、次のように表わすことがで
きる。
(Fl、F2. ・・・、F8) =C”  (1:1.F2 、  ・・’、ErL) 
 ”’■この0式のうち、右辺のひずみベクトルの和の
行列は、正方行列である。よって、多くの場合、逆行列
が存在するので、C+ は次のようにして得られる。つ
まり、 C”  −(E 1 、  E2  、 −、  En
  )−’求めたい力ベクトルFrLの要素は6個であ
るから、上記0式を計算可能とするためには、ひずみ出
力は独立な6個以上の要素であればよい。
しかして、上述したように上記各治具31゜41.51
を用い、それぞれの場合においての荷重を変えてゆき、
各荷重に対応したひずみの出力を検出し、そのときの荷
重(重さ)に対するひずみ出力を測定する。ある治具3
1,41.51を用いた場合、その荷重値(重りの重さ
)や、作用点からモーメント中心までの距離は既知だか
ら、この[荷重(重さ)−ひずみ線図]と突き合せるこ
とによって、後述するEC十行列]を計算するためのデ
ータの組み合せを得ることができる。そして、これらの
データの組から、その力覚センサ11固有の[C十行列
]が得られるから、これを使用してその力覚センサ11
の歪み変換行列検出を行なうことができることが分った
ところが、ここで、次のような問題がある。つまり、[
荷重(重さ)−ひずみ線図]を得るためのには、各検出
チャンネルごとにきわめて多くのデータを必要とし、そ
の測定に膨大な時間と労力がかかることである。これで
は実際上不便であり、非能率的である。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは合成負荷を加えて力覚センサの歪み変換
行列検出を行なうにも拘らず、その測定が短時間で簡単
に行なうことができる能率的な力覚センサの歪み変換行
列検出方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段および作用)上記課題を解
決するために以下の方法を提案する。すなわち、本発明
の方法は、力覚センサに所定の荷重をかけ、このときに
得られるひずみゲージからの出力データからひずみ変換
行列を演算し、これにより歪み変換行列を求める力覚セ
ンサの歪み変換行列検出方法において、力覚センサに横
方向の所定の荷重を加える第1の工程と、力覚センサに
垂直方向に荷重を加える第2の工程と、力覚センサに回
転方向に荷重を加える第3の工程と、第1乃至第3の工
程での歪みゲージの検出データより上記力覚センサの歪
み変換行列を得るようにしたものである。
この力覚センサの歪み変換行列検出方法は、力覚センサ
に合成負荷を加えて歪み変換行列検出を行なう方法にお
いて、次の点を原理とするものである。
もともと、この荷重を加えてひずみの出力を得る原理は
その力覚センサの変形部における材料の弾性限界内であ
れば、その荷重とひずみ出力との間には線形性があると
いう特性にもとづいている。
このことを考えれば、上述したように膨大なデータを用
いた[荷重−ひずみ線図]を用いなくとも、代表的な点
に関するデータを得るだけでも、力覚センサ固有の[C
十行列]を算出できるデータが充分に得られる。
ただし、現実に実施する場合には次のような点を考慮し
なければならない。すなわち、現実に得られる測定デー
タには必ずノイズが重畳されるから、このノイズが測定
データの精度を落とす。したがって、実際上は、いかに
して、このノイズの影響が小さくし、S/N比を向上で
きるデータ収集法を確立するかが重要となる。ここで、
ノイズがコントロールできないのであるならば、S/N
比を向上するためには検出信号を大きくするのがよい。
そこで、各測定データとしては荷重パターンの許容し得
る定格値いっばいの荷重をかけたときのデータをとるの
がよい。
次に、演算を行なう上でのやり易さを考えると、各荷重
データが単独で、しかも、単位荷重であることが望まし
い。このとき、荷重データ行列は単位行列になるから、
そのときのひずみ行列が、そのままC行列になる。しか
し、この方式の荷重パターンは、少なくとも2つの荷重
、たとえばX方向の力FxとY軸まわりのモーメントM
yがかかる場合が多い。(なお、Z方向の荷重Fzは単
独である。) そこで、2つの荷重パターンのデータの差をとれば、1
つの荷重が残るような荷重パターンの組み合せを考えて
、この2組のデータから1つの荷重データを得るように
するとよい。すなわち、この場合は少なくとも2組の荷
重パターンを組合せてその差をとることにより1つの荷
重のみのデータ、たとえばFxのみを得るようにする。
ただし、上述したように荷重パターンの許容し得る定格
値いっばいの荷重をかけたときのデータをとり、これに
ついて行なう。さらに、このデータを自分自身のデータ
で割ることにより単位ベクトル化する。
(実施例) 第7図ないし第9図は本発明の一実施例として、上記力
覚センサ11について測定した結果を示す。第7図は第
4図で示す治具31を用いてX軸方向の荷重FxとY軸
まわりのモーメントMYをかけたときの各検出チャンネ
ル1〜8を通じて得られた測定値a−hを図中にプロッ
トし、測定値a −hのプロット点とO値の点を直線で
結んだものである。
また、第8図は第5図で示す治具41を用いてZ軸方向
の荷重Fzをかけたときの各検出チャンネル1〜8を通
じて得られた測定値a −hを図中にプロットし、この
各測定値a−hのプロット点とO値の点を直線で結んだ
ものである。
第8図は第6図で示す治具51を用いてY軸方向の荷重
FYとX軸まわりのモーメントMXをかけたときの各チ
ャンネル1〜8を通じて得られた測定値a −hを図中
にプロットし、この各測定値a −hのプロット点とO
値の点を直線で結んだものである。
そして、この各検出チャンネルの代表的な測定値a−h
の各結果から直線の傾きを求め、加えた荷重とモーメン
トの成分の組み合せを考慮して変換行列を求めるのであ
る。
また、加える荷重とモーメントは力覚センサ11の定格
値の範囲内のものを代表としてこれをかける。このよう
にすれば、多くの荷重を使用して各場合について測定す
る必要がない。また、力覚センサ11の定格値の範囲内
いっばいのものをその代表として選べば、上述したよう
にノイズの影響を小さくしてS/N比を向上できる。ま
た、演算を行なう上でのやり易さのため、各荷重データ
が単独で、しかも、単位荷重とする。このとき、荷重デ
ータ行列は単位行列になるから、そのときのひずみ行列
が、そのままC行列になる。
しかして、力覚センサ11の歪み変換行列検出を簡便か
つ短時間で、実用上、充分な精度で遂行できる。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明の力覚センサの歪み変換行列
検出方法によれば、合成負荷を加えて力覚センサの歪み
変換行列検出を行なうにも拘らず、その測定が短時間で
簡単かつ能率的に力覚センサの歪み変換行列検出を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は力覚センサの正面断面、第2図は同じくその力
覚センサの斜視図、第3図は同じくその力覚センサの一
部切欠して示す斜視図、第4図ないし第6図はそれぞれ
異なる測定用治具の斜視図、第7図ないし第9図はそれ
ぞれ各治具による測定結果を示す図である。 11・・・力覚センサ、12・・・センサ本体、13・
・・基部、14・・・凸部、15・・・透孔、17゜2
7・・・薄肉部(変形部)、19.21・・・ひずみゲ
ージ(検出手段) 、31,41.51・・・治具。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 23 第2のj4闘才r 第 図 第 図 (Fx◆My) 第7図 (Fz) 第8図 (F/φMx)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 荷重が加えられると弾性変形する変形部とその変形部に
    取付けられた歪みゲージを有した力覚センサの歪み変換
    行列検出方法において、上記力覚センサに弾性限界内で
    横方向の所定の荷重を加える第1の工程と、上記力覚セ
    ンサの弾性限界内で垂直方向に荷重を加える第2の工程
    と、上記力覚センサの弾性限界内で回転方向に荷重を加
    える第3の工程と、上記第1乃至第3の工程での歪みゲ
    ージからの検出データより上記力覚センサの歪み変換行
    列を検出する第4の工程とを具備することを特徴とする
    力覚センサの歪み変換行列検出方法。
JP17290688A 1988-07-12 1988-07-12 力覚センサの歪み変換行列検出方法 Pending JPH0224091A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006119000A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Jtekt Corp 荷重検出装置
JP2012078286A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Kobe Steel Ltd タイヤ試験機に用いられる多分力計測スピンドルユニットの校正方法

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JP2006119000A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Jtekt Corp 荷重検出装置
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