JPS61278301A - 同伴物除去チムニ−装置及び同伴物除去方法 - Google Patents
同伴物除去チムニ−装置及び同伴物除去方法Info
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- JPS61278301A JPS61278301A JP61122406A JP12240686A JPS61278301A JP S61278301 A JPS61278301 A JP S61278301A JP 61122406 A JP61122406 A JP 61122406A JP 12240686 A JP12240686 A JP 12240686A JP S61278301 A JPS61278301 A JP S61278301A
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- column plate
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G7/00—Distillation of hydrocarbon oils
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/14—Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column
- B01D3/16—Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid
- B01D3/18—Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid with horizontal bubble plates
- B01D3/20—Bubble caps; Risers for vapour; Discharge pipes for liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蒸気がフラッシュ帯域を出る時に該蒸気に同伴
する小滴液体同伴物を低減する方法及び装置に関する。
する小滴液体同伴物を低減する方法及び装置に関する。
常圧蒸留塔、減圧蒸留塔及び生成物ストリッピング装置
は製油における主要な処理装置である。
は製油における主要な処理装置である。
常圧蒸留塔または減圧蒸留塔は原油を沸点によりいくつ
かの区分に分離するものである。
かの区分に分離するものである。
多くの製油所では、原油を常圧で精留している。
時として[常圧蒸留残さ油(atmospheric
resid)」と呼ばれる常圧蒸留塔がらの残さ油を次
に減圧蒸留塔へ装入する。常圧蒸留塔からの残さ油流は
常圧蒸留残さ油(toppecl crude)として
も既知である。
resid)」と呼ばれる常圧蒸留塔がらの残さ油を次
に減圧蒸留塔へ装入する。常圧蒸留塔からの残さ油流は
常圧蒸留残さ油(toppecl crude)として
も既知である。
減圧蒸留塔は常圧蒸留残さ油を例えば216〜320℃
(420〜610°F)の沸点をもつ軽質軽油のような
重質生成物類、320〜427℃(610〜800下)
の沸点をもつ重質軽油、427〜566℃(800〜1
050下)の沸点をもつ減圧軽油、及び566℃+(1
050下+)の沸点をもつ減圧蒸留残さ油へ分離する。
(420〜610°F)の沸点をもつ軽質軽油のような
重質生成物類、320〜427℃(610〜800下)
の沸点をもつ重質軽油、427〜566℃(800〜1
050下)の沸点をもつ減圧軽油、及び566℃+(1
050下+)の沸点をもつ減圧蒸留残さ油へ分離する。
減圧蒸留残さ油(vacuu+n resid、 va
cuum reduced crude)は液体残さ油
流として減圧蒸留塔から取り出される。
cuum reduced crude)は液体残さ油
流として減圧蒸留塔から取り出される。
蒸留に関する他の情報はベトロレム・リファイニゲーリ
ー・ジエ・エイチ(Gary、 J 、H、)及びハン
ドウェーク・シイ−・イ(Handwerk 、 G
、 E 、 )著の第31〜51頁[マーシャル・デツ
カ−・インコーポレーション(Marcel Dekk
er、 Inc、)]を利用できる。
ー・ジエ・エイチ(Gary、 J 、H、)及びハン
ドウェーク・シイ−・イ(Handwerk 、 G
、 E 、 )著の第31〜51頁[マーシャル・デツ
カ−・インコーポレーション(Marcel Dekk
er、 Inc、)]を利用できる。
減圧は蒸留を大気圧で行なった場きよりも低い温度で常
圧蒸留残さ油を留出油区分へ蒸留する。
圧蒸留残さ油を留出油区分へ蒸留する。
減圧蒸留でなければ必要となる高温は熱分解を生じ、ガ
スの形成のためにC5+の収率を損ない、生成物を変色
させ、且つびコークスの形成により装置を汚染する。
スの形成のためにC5+の収率を損ない、生成物を変色
させ、且つびコークスの形成により装置を汚染する。
蒸留において、軽質炭化水素類を気化して比較的重質な
炭化水素類から分離する。重質炭化水素類は気化しない
が、それらは軽質炭化水素蒸留中に同伴することがある
。
炭化水素類から分離する。重質炭化水素類は気化しない
が、それらは軽質炭化水素蒸留中に同伴することがある
。
減圧蒸留塔中で同伴した重質炭化水素類は通常バナジウ
ムまたはニッケルのような金属類で汚染されており、該
金属類は軽質炭化水素類が通常装入される水素化処理装
置、水素化クラッキング装置または流動床接触クラッキ
ング装置のような下流の装置の毒となることがある。殆
どの下流の接触操作は触媒の流動床または固定床を使用
するものである。固定床水素化処理装置への装入原料中
に金属類が存在する場合には、該固定床は金属類で閉塞
される。金属類は触媒粒子間の隙間に沈着し、圧力降下
を増加する原因となる。流動床及び固定床において、沈
着した金属類は触媒の活性を減少する。それ故、触媒選
択性及び野命に悪影響を及ぼすことがある接触処理への
装入原料中の金属類、特にニッケル及びバナジウムを最
低限にすることが望ましい。
ムまたはニッケルのような金属類で汚染されており、該
金属類は軽質炭化水素類が通常装入される水素化処理装
置、水素化クラッキング装置または流動床接触クラッキ
ング装置のような下流の装置の毒となることがある。殆
どの下流の接触操作は触媒の流動床または固定床を使用
するものである。固定床水素化処理装置への装入原料中
に金属類が存在する場合には、該固定床は金属類で閉塞
される。金属類は触媒粒子間の隙間に沈着し、圧力降下
を増加する原因となる。流動床及び固定床において、沈
着した金属類は触媒の活性を減少する。それ故、触媒選
択性及び野命に悪影響を及ぼすことがある接触処理への
装入原料中の金属類、特にニッケル及びバナジウムを最
低限にすることが望ましい。
金属類は以下に記載する2種の経路により軽油のような
軽質炭化水素類へ同伴する:(1)気化による。これは
有機金属化合物の蒸気圧が非常に低く且つ有機金属化合
物の殆どが残さ油の最も重質な区分中にあるが、有機金
属化合物が有限の蒸気圧をもっためである;〈2)軽油
蒸気に同伴する液体による。同伴物の除去は(2)の経
路により軽油中に存在する金属のみを除去することがで
きる。
軽質炭化水素類へ同伴する:(1)気化による。これは
有機金属化合物の蒸気圧が非常に低く且つ有機金属化合
物の殆どが残さ油の最も重質な区分中にあるが、有機金
属化合物が有限の蒸気圧をもっためである;〈2)軽油
蒸気に同伴する液体による。同伴物の除去は(2)の経
路により軽油中に存在する金属のみを除去することがで
きる。
しかし、金属化6物が低揮発性であるために、同伴物を
低減すれば、軽質炭化水素類中の金属含量を顕著に減少
することができ、下流の接触装置の動作を改善する。
低減すれば、軽質炭化水素類中の金属含量を顕著に減少
することができ、下流の接触装置の動作を改善する。
減圧蒸留において、常圧蒸留残さ油を通常減圧蒸留塔の
下部区域のフラッシュ帯域へ装入する。
下部区域のフラッシュ帯域へ装入する。
フラッシュ帯域から軽油のような軽質炭化水素類への残
さ油の同伴を低減するために、デミスタパッドまたはワ
イヤメツシュパッドがフラッシュ帯域と軽油取り出し口
の間にしばしば設置される。しかし、デミスタパッドま
たはワイヤメツシュパッドは以下に記載する理由により
完全に満足のいくものではない: (1)多くの場合、同伴物は余り減少しない;(2)デ
ミスタパッドまたはワイヤメツシュパッドが重質油及び
他の物質で閉塞されることがある;(3)デミスタパッ
ドまたはワイヤメツシュパッドが腐食して穴を生ずるこ
とがある。
さ油の同伴を低減するために、デミスタパッドまたはワ
イヤメツシュパッドがフラッシュ帯域と軽油取り出し口
の間にしばしば設置される。しかし、デミスタパッドま
たはワイヤメツシュパッドは以下に記載する理由により
完全に満足のいくものではない: (1)多くの場合、同伴物は余り減少しない;(2)デ
ミスタパッドまたはワイヤメツシュパッドが重質油及び
他の物質で閉塞されることがある;(3)デミスタパッ
ドまたはワイヤメツシュパッドが腐食して穴を生ずるこ
とがある。
残さ油から軽油への同伴物を低減するために、デミスタ
パッド以外の方法が試みられたが、充分な成功は得られ
なかった。フラッシュ帯域上に慣用のバブルキャップト
レイを設置した場合には蒸気はバブルキャップトレイ上
の液体を通るから、蒸気が再び液体小滴を同伴するよう
になる。これらの再同伴小滴は高沸点成分を余り含有し
ない;しかじ、蒸気流中に存在する高沸点成分は良好な
精留操作及び下流の処理操作に有害である。バブルキャ
ップトレイは圧力降下を生じ、蒸気をバブルキャップト
レイに通して誘導するために必要なフラッシュ帯域圧力
を増大する。圧力の増加は好ましくなく、圧力が増加す
れば、より高いフラッシュ帯域温度が必要となり、より
精密な蒸留を妨害する。
パッド以外の方法が試みられたが、充分な成功は得られ
なかった。フラッシュ帯域上に慣用のバブルキャップト
レイを設置した場合には蒸気はバブルキャップトレイ上
の液体を通るから、蒸気が再び液体小滴を同伴するよう
になる。これらの再同伴小滴は高沸点成分を余り含有し
ない;しかじ、蒸気流中に存在する高沸点成分は良好な
精留操作及び下流の処理操作に有害である。バブルキャ
ップトレイは圧力降下を生じ、蒸気をバブルキャップト
レイに通して誘導するために必要なフラッシュ帯域圧力
を増大する。圧力の増加は好ましくなく、圧力が増加す
れば、より高いフラッシュ帯域温度が必要となり、より
精密な蒸留を妨害する。
バブルキャップトレイは孔付板へ結きする多数の上昇管
を備え且つ個々の上昇管の頂部へ接続する邪魔板を備え
る標準チムニ−トレーによって置き換えることができる
。標準チムニ−トレーは2回にわたる90°の方向変化
を得るために使用できる。上昇管からの流れが邪魔板と
接触する時に最初の90°の方向変化が起こり、該流れ
が標準チムニ−トレーを出る時に2回目の90°の方向
変化が起こる。上述の標準チムニ−トレーはバブルキャ
ップトレイより圧力降下が低い;しかじ、標準チムニ−
トレーは多量の同伴物を同伴する。
を備え且つ個々の上昇管の頂部へ接続する邪魔板を備え
る標準チムニ−トレーによって置き換えることができる
。標準チムニ−トレーは2回にわたる90°の方向変化
を得るために使用できる。上昇管からの流れが邪魔板と
接触する時に最初の90°の方向変化が起こり、該流れ
が標準チムニ−トレーを出る時に2回目の90°の方向
変化が起こる。上述の標準チムニ−トレーはバブルキャ
ップトレイより圧力降下が低い;しかじ、標準チムニ−
トレーは多量の同伴物を同伴する。
また、液体同伴物は装入原料挿入物がフラッシングされ
る他の炭化水素及び非炭化水素の処理装置における分離
効率を低減する。代表的な処理装置は生成物ストリッピ
ング装置または部分的に気化した流れを装入する蒸留塔
を包含する。
る他の炭化水素及び非炭化水素の処理装置における分離
効率を低減する。代表的な処理装置は生成物ストリッピ
ング装置または部分的に気化した流れを装入する蒸留塔
を包含する。
先行技術同伴物除去装置は特に減圧蒸留塔を使用する渇
きに完全に満足のいくものではない。高い圧力降下なし
に、バブルキャップトレイにおいて達成することができ
る同伴物除去よりも良好な同伴物除去を達成するための
方法を今般見出した。
きに完全に満足のいくものではない。高い圧力降下なし
に、バブルキャップトレイにおいて達成することができ
る同伴物除去よりも良好な同伴物除去を達成するための
方法を今般見出した。
従って、本発明は孔(24)をもつ蒸留塔プレート(2
2)用の同伴物除去チムニ−装置(20)において、蒸
気及び同伴液体よりなる流れを孔(24)を介して上方
へ送るための上昇管(26)であって、上昇管(26)
の1部分が蒸留塔プレート(22)から上方へ延び、孔
〈24)の周囲で蒸留塔プレート(22)へ接続し、蒸
留塔プレート(22)と連結する挿入口(50)及び蒸
留塔プレー) (22)上の排出口(52)を備える上
昇管(26)。
2)用の同伴物除去チムニ−装置(20)において、蒸
気及び同伴液体よりなる流れを孔(24)を介して上方
へ送るための上昇管(26)であって、上昇管(26)
の1部分が蒸留塔プレート(22)から上方へ延び、孔
〈24)の周囲で蒸留塔プレート(22)へ接続し、蒸
留塔プレート(22)と連結する挿入口(50)及び蒸
留塔プレー) (22)上の排出口(52)を備える上
昇管(26)。
排出口(52)からの蒸気を下方へ向かわせるために上
昇管(26)から間隔を明けて設置され且つ側壁(42
)へ接続する頂部壁よりなる上! (28)とを備え、
上昇管(26)の頂部が上蓋(28)内で終結し、且つ
前記側壁(42)と蒸留塔の雰囲気と自由に流通する環
状帯域(44)を形成して環状帯域(44)が上蓋(2
8)から蒸気流を下方へ送るための手段を形成し、環状
帯域(44)の断面積が上昇管(26)の断面積より小
さく、それによって上昇管(26)を通過する蒸気の速
度より環状帯域(44)を通過する蒸気の速度が速くな
り、上W (28)が蒸気を環状帯域(44)からの下
降流として排出した後上方へ向わせ、それによって流れ
から同伴する液体の主要割合量を除去することを特徴と
する同伴物除去チムニ−装置を提供するにある。
昇管(26)から間隔を明けて設置され且つ側壁(42
)へ接続する頂部壁よりなる上! (28)とを備え、
上昇管(26)の頂部が上蓋(28)内で終結し、且つ
前記側壁(42)と蒸留塔の雰囲気と自由に流通する環
状帯域(44)を形成して環状帯域(44)が上蓋(2
8)から蒸気流を下方へ送るための手段を形成し、環状
帯域(44)の断面積が上昇管(26)の断面積より小
さく、それによって上昇管(26)を通過する蒸気の速
度より環状帯域(44)を通過する蒸気の速度が速くな
り、上W (28)が蒸気を環状帯域(44)からの下
降流として排出した後上方へ向わせ、それによって流れ
から同伴する液体の主要割合量を除去することを特徴と
する同伴物除去チムニ−装置を提供するにある。
本発明の他の態様では本発明の同伴物除去装置を使用す
る精留方法が提供される。
る精留方法が提供される。
本発明の同伴物除去チムニ−は常圧蒸留塔または減圧蒸
留塔のフラッシング帯域上のトレーとして使用できる。
留塔のフラッシング帯域上のトレーとして使用できる。
同伴物除去チムニ−はフラッシング帯域からの蒸気に同
伴する小滴を除去する。同伴物除去装置は蒸気流を2回
にわたりそれぞれ約180°方向変化させる。蒸気及び
液体の流れは同伴物除去チムニ−を通過して上方へ送ら
れ、次に折り返して下方へ向かい、同伴する液体小滴は
下降し続け、一方蒸気は上昇し、それによって液体を除
去される。
伴する小滴を除去する。同伴物除去装置は蒸気流を2回
にわたりそれぞれ約180°方向変化させる。蒸気及び
液体の流れは同伴物除去チムニ−を通過して上方へ送ら
れ、次に折り返して下方へ向かい、同伴する液体小滴は
下降し続け、一方蒸気は上昇し、それによって液体を除
去される。
第1図は本発明に使用する蒸留塔(2)の概略図である
。炭化水素装入原料は導管(4)を介して蒸留塔(2)
の低部区域のフラッシング帯域(5)へ送られる。蒸留
塔(2)は装入原料を導管(6)より除去される重質炭
化水素類、通常減圧蒸留残さ油と塔頂導管(8)を通過
する軽質炭化水素へ分離するものである。蒸留塔(2)
は減圧用脱気管(10)を備えることができ、減圧蒸留
塔として操作することができる。本発明はまた装入原料
がフラッシングされる常圧蒸留塔及び他の炭化水素及び
非炭化水素処理装置、例えば接触水素化脱硫(CHD)
生成物ストリッピング装置、ペンフィールドCO2除去
装置中の炭酸塩再生装置または他の生成物ストリッピン
グ装置へ適用することができる。蒸留塔(2)は慣用の
トレー(14)または充填物(図示せず)のような他の
慣用の蒸留塔内部構造物を備えるーことができる。
。炭化水素装入原料は導管(4)を介して蒸留塔(2)
の低部区域のフラッシング帯域(5)へ送られる。蒸留
塔(2)は装入原料を導管(6)より除去される重質炭
化水素類、通常減圧蒸留残さ油と塔頂導管(8)を通過
する軽質炭化水素へ分離するものである。蒸留塔(2)
は減圧用脱気管(10)を備えることができ、減圧蒸留
塔として操作することができる。本発明はまた装入原料
がフラッシングされる常圧蒸留塔及び他の炭化水素及び
非炭化水素処理装置、例えば接触水素化脱硫(CHD)
生成物ストリッピング装置、ペンフィールドCO2除去
装置中の炭酸塩再生装置または他の生成物ストリッピン
グ装置へ適用することができる。蒸留塔(2)は慣用の
トレー(14)または充填物(図示せず)のような他の
慣用の蒸留塔内部構造物を備えるーことができる。
蒸留塔(2)はフラッシング帯域(5)上に同伴物除去
チムニートレーク20)を備える。同伴物除去チムニ−
トレー(20)は孔(24)をもつ蒸留塔プレート(2
2)を備え、孔(24)にはそれぞれ上昇管(26)及
び上’l1lI (28>よりなるチムニ−(25)が
設置されている。
チムニートレーク20)を備える。同伴物除去チムニ−
トレー(20)は孔(24)をもつ蒸留塔プレート(2
2)を備え、孔(24)にはそれぞれ上昇管(26)及
び上’l1lI (28>よりなるチムニ−(25)が
設置されている。
上昇管(26)は孔(24)の周囲に接続されている。
第1図には、4個のチムニ−(25)を図示するが、第
2図〜第4図に記載するように、通常より多数のチムニ
−(25)を蒸留塔プレート(22)上に使用する。
2図〜第4図に記載するように、通常より多数のチムニ
−(25)を蒸留塔プレート(22)上に使用する。
蒸留塔プレート(22)は第2図に示すように支持リン
グ(1))により蒸留塔(2)の側壁(12)へ接続す
ることができる。トラス(23)を蒸留塔プレート(2
2)の下側に設置して蒸留塔プレート(22〉を支持す
ることができる。また、第1図に示すように1.同伴物
除去チムニ−トレー(20)は蒸留塔プレート(22)
へ設置された下降管(30)を備える。適宜、同伴物除
去チムニ−トレー(20)は導管(19)を備え、オー
バーフラッシュ区分をリサイクルすることができる。
グ(1))により蒸留塔(2)の側壁(12)へ接続す
ることができる。トラス(23)を蒸留塔プレート(2
2)の下側に設置して蒸留塔プレート(22〉を支持す
ることができる。また、第1図に示すように1.同伴物
除去チムニ−トレー(20)は蒸留塔プレート(22)
へ設置された下降管(30)を備える。適宜、同伴物除
去チムニ−トレー(20)は導管(19)を備え、オー
バーフラッシュ区分をリサイクルすることができる。
第8図に示すように、トレー(60)はチムニ−(25
)及び下降管(64)に向かって僅かに傾斜するプレー
ト(62)を備える。すなわち、プレート(62)の下
降管(64)から離れた部分はプレート(62)の下降
管(64)へ接続する部分より僅かに上昇している。
)及び下降管(64)に向かって僅かに傾斜するプレー
ト(62)を備える。すなわち、プレート(62)の下
降管(64)から離れた部分はプレート(62)の下降
管(64)へ接続する部分より僅かに上昇している。
プレート(62)の傾斜は傾斜したプレート(62)の
上面からの液層(66)の洗浄を増進する。液層(66
)は除去された小滴及びトレー(14)(第8図に示す
トレー)からの液体を含有する。プレー) (62)は
角度Cだけ傾斜している。角度Cを詳細に説明するため
に第8図においては角度Cをおおげさに記載している;
しかじ、角度Cは通常約1°以下である。チムニ−(2
5)はプレート(62)と垂直である。
上面からの液層(66)の洗浄を増進する。液層(66
)は除去された小滴及びトレー(14)(第8図に示す
トレー)からの液体を含有する。プレー) (62)は
角度Cだけ傾斜している。角度Cを詳細に説明するため
に第8図においては角度Cをおおげさに記載している;
しかじ、角度Cは通常約1°以下である。チムニ−(2
5)はプレート(62)と垂直である。
第1図において、蒸留塔(2)は減圧下で′運転される
。炭化水素装入原料は導管(4)を介してフラッシング
帯域(5)へ送られる。装入原料は通常320℃(61
0下)以上の温度で沸騰する。装入原料はフラッシング
帯域(5)中でフラッシングされ、通常軽油蒸気及び減
圧蒸気残さ油の同伴小滴を含有する炭化水素流(7)を
形成する。通常、軽油蒸気は216〜320℃(420
〜610下)で沸騰する軽油、320〜427(610
〜800下)で沸騰する重質軽油及び約427〜566
℃(800〜1050下)で沸騰する減圧軽油を含有す
る。減圧蒸留残さ油は566℃(1050下)以上の沸
点をもつ。残さ油としても既知である減圧蒸留残さ油は
導管り6)を介して底部流として蒸留塔(2)から取り
出される。炭化水素流())は上昇管(Z6)へ送られ
る。第6図〜第7図に記載するように、炭化水素流(7
)(蒸気流)は上昇管(26)の挿入口(50)へ上昇
し、排出口(52〉を出て上蓋(28)と接触する。上
! (28)は側壁(42)へ接続する頂部壁(40)
よりなる。頂部壁(40)及び側壁(42)は上昇管(
2G)と間隔を明けて設置されている。第5図に示すよ
うに、支持体く46)は上昇管(26)と上!(28>
の間隔を空けるものである。上! (28)及び上昇管
(Z6)は支持体(46)へ接続している。
。炭化水素装入原料は導管(4)を介してフラッシング
帯域(5)へ送られる。装入原料は通常320℃(61
0下)以上の温度で沸騰する。装入原料はフラッシング
帯域(5)中でフラッシングされ、通常軽油蒸気及び減
圧蒸気残さ油の同伴小滴を含有する炭化水素流(7)を
形成する。通常、軽油蒸気は216〜320℃(420
〜610下)で沸騰する軽油、320〜427(610
〜800下)で沸騰する重質軽油及び約427〜566
℃(800〜1050下)で沸騰する減圧軽油を含有す
る。減圧蒸留残さ油は566℃(1050下)以上の沸
点をもつ。残さ油としても既知である減圧蒸留残さ油は
導管り6)を介して底部流として蒸留塔(2)から取り
出される。炭化水素流())は上昇管(Z6)へ送られ
る。第6図〜第7図に記載するように、炭化水素流(7
)(蒸気流)は上昇管(26)の挿入口(50)へ上昇
し、排出口(52〉を出て上蓋(28)と接触する。上
! (28)は側壁(42)へ接続する頂部壁(40)
よりなる。頂部壁(40)及び側壁(42)は上昇管(
2G)と間隔を明けて設置されている。第5図に示すよ
うに、支持体く46)は上昇管(26)と上!(28>
の間隔を空けるものである。上! (28)及び上昇管
(Z6)は支持体(46)へ接続している。
第6図及び第7図に詳細に記載するように、上蓋(28
)中の上昇管(26)は上昇管(26)と上蓋(28)
の間に蒸気を通す環状帯域(44)を形成する。炭化水
素流(7)(蒸気及び同伴する液体流)は排出口(5Z
)を通過して上昇し、上蓋(28)は炭化水素流(7)
の方向を変えて環状帯域(44)を介して蒸留塔(2)
へ向かわせる。上昇管(26)の前後軸は上蓋の側壁<
42)と平行であることが好ましく、その結果、上!(
28)は上昇管(26)を出る流れの方向を約180°
だけ変更する。
)中の上昇管(26)は上昇管(26)と上蓋(28)
の間に蒸気を通す環状帯域(44)を形成する。炭化水
素流(7)(蒸気及び同伴する液体流)は排出口(5Z
)を通過して上昇し、上蓋(28)は炭化水素流(7)
の方向を変えて環状帯域(44)を介して蒸留塔(2)
へ向かわせる。上昇管(26)の前後軸は上蓋の側壁<
42)と平行であることが好ましく、その結果、上!(
28)は上昇管(26)を出る流れの方向を約180°
だけ変更する。
環状帯域(44)の断面積は上昇管(26)の断面積よ
り小さいことが好ましい。それによって、炭化水素流(
))は環状帯域(44)を通過する際に加速され、同伴
する小滴の運動量を増加する。環状帯域(44)を出る
小滴の運動量は該小満を蒸留塔プレート(22)上へ推
進するが、蒸気は通常の物理的力により上方へ方向を変
える。側壁(42)は蒸留塔プレー) (22)と垂直
であることが好ましく、その結果、炭化水素流(7)が
環状帯域(44)を出た後の流向は約180°変化する
。
り小さいことが好ましい。それによって、炭化水素流(
))は環状帯域(44)を通過する際に加速され、同伴
する小滴の運動量を増加する。環状帯域(44)を出る
小滴の運動量は該小満を蒸留塔プレート(22)上へ推
進するが、蒸気は通常の物理的力により上方へ方向を変
える。側壁(42)は蒸留塔プレー) (22)と垂直
であることが好ましく、その結果、炭化水素流(7)が
環状帯域(44)を出た後の流向は約180°変化する
。
除去された小滴は例えば上のトレー(14)からの洗浄
液により蒸留塔プレート(22)の上面を横切って洗浄
される。洗浄液及び除去された小滴は液層(16)を形
成し、第4図に示すように下降管(30)及び部材(3
4)へ接続する堰(36)により形成される通路へ送ら
れる。洗浄液及び除去された小滴は導管(18)を通っ
て蒸留塔(2)を出るオーバーフラッシュを形成する。
液により蒸留塔プレート(22)の上面を横切って洗浄
される。洗浄液及び除去された小滴は液層(16)を形
成し、第4図に示すように下降管(30)及び部材(3
4)へ接続する堰(36)により形成される通路へ送ら
れる。洗浄液及び除去された小滴は導管(18)を通っ
て蒸留塔(2)を出るオーバーフラッシュを形成する。
環状帯域(44)は液層(16)上にあり、その結果、
バブルキャップトレーを出る蒸気のように、蒸気流が液
層(16)を通過してバブリングされることなしに、炭
化水素流(7)(蒸気流)は環状帯域(44)から直接
蒸留塔(2)の雰囲気へ送られる。
バブルキャップトレーを出る蒸気のように、蒸気流が液
層(16)を通過してバブリングされることなしに、炭
化水素流(7)(蒸気流)は環状帯域(44)から直接
蒸留塔(2)の雰囲気へ送られる。
上昇するフラッシュドラム蒸気は上昇管(26)に入る
前に蒸留塔プレート(22)に衝突する。この衝突は若
干の液体を除去する。それ故、上昇管り26)を蒸留塔
プレート(22)の下方へ延長し、この液体が上昇管(
26)を上方へ再同伴されるのを防止する延長部(27
)を形成する。第7図に示すように、フラッシュドラム
炭化水素流(7)(蒸気流)を延長部(27)の周囲の
蒸留塔プレート(22)から上昇管(26)へ方向を変
更する。
前に蒸留塔プレート(22)に衝突する。この衝突は若
干の液体を除去する。それ故、上昇管り26)を蒸留塔
プレート(22)の下方へ延長し、この液体が上昇管(
26)を上方へ再同伴されるのを防止する延長部(27
)を形成する。第7図に示すように、フラッシュドラム
炭化水素流(7)(蒸気流)を延長部(27)の周囲の
蒸留塔プレート(22)から上昇管(26)へ方向を変
更する。
第5図〜第7図に示すように、上昇管(26)はリップ
(54)を備えることができ、リップ(54)は液滴が
上昇管(26)の内壁(29)へ粘着し、内壁(29)
を上方へ徐々に進行し、上昇管(26)を通過する炭化
水素流(7)(蒸気流)へ再同伴されるのを防止する。
(54)を備えることができ、リップ(54)は液滴が
上昇管(26)の内壁(29)へ粘着し、内壁(29)
を上方へ徐々に進行し、上昇管(26)を通過する炭化
水素流(7)(蒸気流)へ再同伴されるのを防止する。
第5図及び第6図にチムニ−(25)の代表的な寸法を
記載する。(N)は50で分割した蒸留塔(2)の内径
(D)の寸法である。これらの比は工業的寸法の蒸留塔
(2)の実施態様であるが、これらの比は蒸留塔の幾何
学的性質及び同伴物除去の困難さに依存して変化させる
ことができる。例えば、環状帯域(44)の断面積を変
化させることができる。
記載する。(N)は50で分割した蒸留塔(2)の内径
(D)の寸法である。これらの比は工業的寸法の蒸留塔
(2)の実施態様であるが、これらの比は蒸留塔の幾何
学的性質及び同伴物除去の困難さに依存して変化させる
ことができる。例えば、環状帯域(44)の断面積を変
化させることができる。
図示した上昇管(26)及び上蓋(28)は長方形であ
る。
る。
他の形状も使用できる。
本発明の同伴物除去チムニ−は慣用のバブルキャップト
レーより効率的である。慣用のバブルキャップトレーは
蒸気をトレー上の液体に通し、蒸気に液体を再同伴する
ものである。これらの再同伴した小滴は減圧蒸留残さ油
より高沸点成分が少ない;しかじ、蒸気流中に存在する
高沸点成分は良好な精留操作に有害であり、下流の処理
操作を汚染することがある。バブルキャップトレーは同
伴物除去チムニ−トレーより約3倍も高い圧力降下を示
す、同伴物除去チムニ−トレーの低圧力降下は低フラッ
シング帯域圧、より正確な蒸留区分または低フラッシン
グ帯域温度を可能にする。
レーより効率的である。慣用のバブルキャップトレーは
蒸気をトレー上の液体に通し、蒸気に液体を再同伴する
ものである。これらの再同伴した小滴は減圧蒸留残さ油
より高沸点成分が少ない;しかじ、蒸気流中に存在する
高沸点成分は良好な精留操作に有害であり、下流の処理
操作を汚染することがある。バブルキャップトレーは同
伴物除去チムニ−トレーより約3倍も高い圧力降下を示
す、同伴物除去チムニ−トレーの低圧力降下は低フラッ
シング帯域圧、より正確な蒸留区分または低フラッシン
グ帯域温度を可能にする。
本発明は2回の90°方向変更を伴う標準チムニ−を備
えるトレーより有利である。標準チムニ−は本発明の同
伴物除去チムニ−より若干低い圧力降下をもつが、標準
チムニ−は同伴物小滴を効率的に除去するものではない
。
えるトレーより有利である。標準チムニ−は本発明の同
伴物除去チムニ−より若干低い圧力降下をもつが、標準
チムニ−は同伴物小滴を効率的に除去するものではない
。
第9図〜第12図は本発明の同伴物除去チムニ−トレー
の他の実施態様を示すものである。これらの図に示すよ
うに、チムニ−(125)はベース(127)、漸縮管
(Zoo)及び上蓋 (128)の下方の上昇管(22
6)よりなる。
の他の実施態様を示すものである。これらの図に示すよ
うに、チムニ−(125)はベース(127)、漸縮管
(Zoo)及び上蓋 (128)の下方の上昇管(22
6)よりなる。
第12図に詳細に示すように、リップ(154)は液滴
が漸縮管(200)の内壁(129)へ粘着し、内壁(
129)を上方へ徐々に進行し、上昇管(226)を通
過する蒸気流へ再同伴されるのを防11する。
が漸縮管(200)の内壁(129)へ粘着し、内壁(
129)を上方へ徐々に進行し、上昇管(226)を通
過する蒸気流へ再同伴されるのを防11する。
第9図〜第12図に示すように、チムニ−(125)の
構成の利点は同伴物除去チムニ−トレーの大部分が開口
空間であることにある。同伴物除去チムニーのほぼ50
%の開口空間は第9図〜第12図に示す構成を使用する
ことによって達成することができる。これは上fi (
128)がベース(127)より僅かに大きいだけであ
るから可能となる。
構成の利点は同伴物除去チムニ−トレーの大部分が開口
空間であることにある。同伴物除去チムニーのほぼ50
%の開口空間は第9図〜第12図に示す構成を使用する
ことによって達成することができる。これは上fi (
128)がベース(127)より僅かに大きいだけであ
るから可能となる。
図示しない他の実施態様において、同伴物除去チムニ−
は図示した長方形形状ではなく実質上円形の形状をもつ
ことができる。また、第10図及び第11図は本発明の
円形チムニ−の側面図としても使用できる。
は図示した長方形形状ではなく実質上円形の形状をもつ
ことができる。また、第10図及び第11図は本発明の
円形チムニ−の側面図としても使用できる。
第10図が円形チムニ一実施態様を示す場合には、環状
帯域の断面積はベースの挿入口の断面積より偏かに大き
く、そのために環状帯域を通過するガスを余り加速する
ことができない。これは同伴物除去効率を僅かに低する
。
帯域の断面積はベースの挿入口の断面積より偏かに大き
く、そのために環状帯域を通過するガスを余り加速する
ことができない。これは同伴物除去効率を僅かに低する
。
第11図が円形断面の同伴物除去チムニ−を示す場合に
は、環状帯域の断面積はベースの断面積の1/2以下と
なり、その結果、直上に記載した第10図の円形チムニ
一実施態様における圧力降下より若干高い圧力降下を許
容すれば環状帯域を通過するガスの望ましい加速が達成
される。
は、環状帯域の断面積はベースの断面積の1/2以下と
なり、その結果、直上に記載した第10図の円形チムニ
一実施態様における圧力降下より若干高い圧力降下を許
容すれば環状帯域を通過するガスの望ましい加速が達成
される。
第12図において、内部リップ(154)は漸縮管(2
00)の上部帯域上にリップを漏れ止め溶接して上昇管
(226)の低部帯域上のリップに相当するように形成
するのが好都合である。内部リップ(154)と漸縮管
(200)の内壁(129)の間の角度は90°が好ま
しい、リップ(154)は内壁(129)のN/6の寸
法で延ばすことが好適である。
00)の上部帯域上にリップを漏れ止め溶接して上昇管
(226)の低部帯域上のリップに相当するように形成
するのが好都合である。内部リップ(154)と漸縮管
(200)の内壁(129)の間の角度は90°が好ま
しい、リップ(154)は内壁(129)のN/6の寸
法で延ばすことが好適である。
第1図は本発明チムニ−を使用する蒸留塔の断面図であ
り、第2図は本発明のチムニ−を使用するトレ一部分頂
部図であり、第3図は本発明のチムニ−を使用するトレ
ーの部分断面図であり、第4図は第2図のA−Aに沿っ
て得られる側面断面図であり、第5図は本発明のチムニ
−の詳細な頂部図であり、第6図は第5図のB−Bに沿
って得られる側面断面図であり、第7図は第6図のチム
ニ−であり、チムニ−を通過する蒸気流を示す図であり
、第8図はトレーが傾斜している本発明のチムニ−を使
用する蒸留塔の断面図であり、第9図は本発明のチムニ
−の他の実施態様を示す詳細な頂部図であり、第10図
は第9図のチムニ・−の側面図であり、第11図は第9
図のチムニ−の他の側面図であり、第12図は第10図
及び第11図に円形で示す部分を詳細に説明する図であ
る。 図中=2・・・蒸留塔、4・・・導管、5・・・フラッ
シング帯域、6・・・導管、7・・・炭化水素流、8・
・・塔頂導管、10・・・減圧用脱気管、12・・・側
壁、14・・・トレー、16・・・液層、17・・・支
持リング、1つ・・・導管、20・・・同伴物除去チム
ニ−トレー、22・・・蒸留塔プレート、23・・・ト
ラス、24・・・孔、25・・・チlに一、26・・・
上昇管、28・・・上蓋、29・・・内壁、30・・・
下降管、34・・・部材、36・・・堰、40・・・頂
部壁、42・・・側壁、44・・・環状帯域、50・・
・挿入口、52・・・排出口、54・・・リップ、60
・・・トレー、62・・・プレート、64・・・下降管
、66・・・液層、125・・・チムニ−1127・・
・ベース、128・・・上蓋、129・・・内壁、15
4・・・内部リップ、200・・・漸縮管、226・・
・上昇管。 (°゛。
り、第2図は本発明のチムニ−を使用するトレ一部分頂
部図であり、第3図は本発明のチムニ−を使用するトレ
ーの部分断面図であり、第4図は第2図のA−Aに沿っ
て得られる側面断面図であり、第5図は本発明のチムニ
−の詳細な頂部図であり、第6図は第5図のB−Bに沿
って得られる側面断面図であり、第7図は第6図のチム
ニ−であり、チムニ−を通過する蒸気流を示す図であり
、第8図はトレーが傾斜している本発明のチムニ−を使
用する蒸留塔の断面図であり、第9図は本発明のチムニ
−の他の実施態様を示す詳細な頂部図であり、第10図
は第9図のチムニ・−の側面図であり、第11図は第9
図のチムニ−の他の側面図であり、第12図は第10図
及び第11図に円形で示す部分を詳細に説明する図であ
る。 図中=2・・・蒸留塔、4・・・導管、5・・・フラッ
シング帯域、6・・・導管、7・・・炭化水素流、8・
・・塔頂導管、10・・・減圧用脱気管、12・・・側
壁、14・・・トレー、16・・・液層、17・・・支
持リング、1つ・・・導管、20・・・同伴物除去チム
ニ−トレー、22・・・蒸留塔プレート、23・・・ト
ラス、24・・・孔、25・・・チlに一、26・・・
上昇管、28・・・上蓋、29・・・内壁、30・・・
下降管、34・・・部材、36・・・堰、40・・・頂
部壁、42・・・側壁、44・・・環状帯域、50・・
・挿入口、52・・・排出口、54・・・リップ、60
・・・トレー、62・・・プレート、64・・・下降管
、66・・・液層、125・・・チムニ−1127・・
・ベース、128・・・上蓋、129・・・内壁、15
4・・・内部リップ、200・・・漸縮管、226・・
・上昇管。 (°゛。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、孔(24)をもつ蒸留塔プレート(22)用の同伴
物除去チムニー装置(20)において、 蒸気及び同伴液体よりなる流れを孔(24)を介して上
方へ送るための上昇管(26)であって、上昇管(26
)の1部分が蒸留塔プレート(22)から上方へ延び、
孔(24)の周囲で蒸留塔プレート(22)へ接続し、
蒸留塔プレート(22)と連結する挿入口(50)及び
蒸留塔プレート(22)上の排出口(52)を備える上
昇管(26); 排出口(52)からの蒸気を下方へ向かわせるために上
昇管(26)から間隔を明けて設置され且つ側壁(42
)へ接続する頂部壁よりなる上蓋(28)とを備え、上
昇管(26)の頂部が上蓋(28)内で終結し、且つ側
壁(42)と蒸留塔の雰囲気と自由に流通する環状帯域
(44)を形成して環状帯域(44)が上蓋(28)か
ら蒸気流を下方へ送るための手段を形成し、環状帯域(
44)の断面積が上昇管(26)の断面積より小さく、
それによって上昇管(26)を通過する蒸気の速度より
環状帯域(44)を通過する蒸気の速度が速くなり、上
蓋(28)が蒸気を環状帯域(44)からの下降流とし
て排出した後上方へ向わせ、それによって流れから同伴
する液体の主要割合量を除去することを特徴とする同伴
物除去チムニー装置。 2、蒸留塔プレート(22)が上面に液層(16)をも
ち、上蓋(28)が液層(16)上に間隔を置いて設置
する特許請求の範囲第1項記載の装置。 3、挿入口(50)が蒸留塔プレート(22)より下方
に延びる特許請求の範囲第1項または第2項記載の装置
。 4、リップ(54)が排出口(52)の内壁(29)へ
接続する特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれ
か1項に記載の装置。 5、上蓋(28)の側壁(42)が上昇管(26)の前
後軸と実質上平行である特許請求の範囲第1項から第4
項までのいずれか1項に記載の装置。 6、蒸留塔プレート(22)が水平方向から0〜1°傾
斜している特許請求の範囲第1項から第5項までのいず
れか1項に記載の装置。 7、上昇管(26)がベース(127)及び断面積を減
少した上昇管(26)と連結する漸縮管(200)を備
える特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1
項に記載の装置。 8、蒸気流をチムニー(25)(125)に通すことか
らなる同伴物すなわち同伴液体小滴含有蒸気流からの同
伴物除去方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US73871685A | 1985-05-29 | 1985-05-29 | |
US738716 | 1996-10-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61278301A true JPS61278301A (ja) | 1986-12-09 |
Family
ID=24969194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61122406A Pending JPS61278301A (ja) | 1985-05-29 | 1986-05-29 | 同伴物除去チムニ−装置及び同伴物除去方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0206524A3 (ja) |
JP (1) | JPS61278301A (ja) |
AU (1) | AU596098B2 (ja) |
BR (1) | BR8602453A (ja) |
CA (1) | CA1292179C (ja) |
ES (1) | ES8705247A1 (ja) |
NZ (1) | NZ216073A (ja) |
ZA (1) | ZA863659B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260236A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | Fujitsu Ltd | デジタル回線マルチドロツプ回路 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3058901B1 (fr) * | 2016-11-22 | 2021-07-30 | Ifp Energies Now | Plateau distributeur pour colonne d'echange comprenant un materiau dispersif au sein d'une cheminee pour le passage du gaz |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR590894A (ja) * | 1925-06-24 | |||
GB191203741A (en) * | 1912-02-14 | 1912-08-01 | John Archer | Improved Apparatus for Removing Spray from Gases. |
US2316016A (en) * | 1940-10-23 | 1943-04-06 | Standard Oil Dev Co | Removal of entrained particles from vapors |
US2693949A (en) * | 1950-10-19 | 1954-11-09 | Koch Eng Co Inc | Apparatus for contacting gases and liquids |
NL103098C (ja) * | 1958-02-21 | |||
GB881553A (en) * | 1958-08-22 | 1961-11-08 | Leuna Werke Veb | Improvements relating to bell-jars and bell-type scrubbers for the selective desulphurization of gases |
US3788045A (en) * | 1971-09-13 | 1974-01-29 | Peabody Engineering Corp | Gas cleaning apparatus |
US4192835A (en) * | 1976-08-06 | 1980-03-11 | Texaco Inc. | Triple seal bubble cap assembly with kidney shaped inner tubular sleeve for a gas and liquid contact apparatus |
-
1986
- 1986-05-06 NZ NZ216073A patent/NZ216073A/xx unknown
- 1986-05-08 AU AU57270/86A patent/AU596098B2/en not_active Ceased
- 1986-05-16 ZA ZA863659A patent/ZA863659B/xx unknown
- 1986-05-22 EP EP86303879A patent/EP0206524A3/en not_active Withdrawn
- 1986-05-26 CA CA000509972A patent/CA1292179C/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-28 ES ES555402A patent/ES8705247A1/es not_active Expired
- 1986-05-28 BR BR8602453A patent/BR8602453A/pt unknown
- 1986-05-29 JP JP61122406A patent/JPS61278301A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260236A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | Fujitsu Ltd | デジタル回線マルチドロツプ回路 |
JP2504459B2 (ja) * | 1987-04-16 | 1996-06-05 | 富士通株式会社 | デジタル回線マルチドロツプ回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES8705247A1 (es) | 1987-05-01 |
ZA863659B (en) | 1987-12-30 |
EP0206524A3 (en) | 1988-04-13 |
AU5727086A (en) | 1986-12-04 |
AU596098B2 (en) | 1990-04-26 |
NZ216073A (en) | 1988-06-30 |
ES555402A0 (es) | 1987-05-01 |
BR8602453A (pt) | 1987-01-27 |
CA1292179C (en) | 1991-11-19 |
EP0206524A2 (en) | 1986-12-30 |
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