JPS61277881A - 高圧プランジヤポンプ - Google Patents

高圧プランジヤポンプ

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JPS61277881A
JPS61277881A JP60119459A JP11945985A JPS61277881A JP S61277881 A JPS61277881 A JP S61277881A JP 60119459 A JP60119459 A JP 60119459A JP 11945985 A JP11945985 A JP 11945985A JP S61277881 A JPS61277881 A JP S61277881A
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JP
Japan
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valve
cylinder
suction
discharge
hole
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JP60119459A
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English (en)
Inventor
Toshio Iimura
飯村 俊雄
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Sugino Machine Ltd
Original Assignee
Sugino Machine Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は水または油その他の流体に適用する高圧プラン
ジャポンプの改良に間する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来より、重化学工業及び一般産業分野で広く利用され
ている公知の高圧プランジャポンプにおいては、その構
造は機体が大型であるにもかかわらず流体の吸入及び吐
出作用に関する構成部分の耐久性ならびに保守上の難点
が多く、これらに対処する安全性及び経済性の向上なら
びにその製造コストの低減が強く要望されている。
従来公知の高圧プランジャポンプにおいては、流体の吸
入及び吐出弁機能構造ならびに配置、更にはその流通管
路はプランジャの軸線に対して概ね1字形に形成されて
いて、且つ管路の形状及び断面容積の変化が大きいため
にポンプ行程に伴う流体の流れの渦流による効率低下及
びキャビテーション現象に派生する超音波的な衝撃波に
起因して、弁部材ならびにパルプヘッド等の亀裂破壊ま
たはシールパツキン部材の早期摩耗等の対策に困難性が
あった。また、シールパツキン部材はプランジャとの摩
擦熱による劣化摩耗の傾向があるためにその摺動速度は
一般的に毎分1mを限度とされており、従ってポンプの
回転数もこれに制約される難点があった。
[発明の目的] 本発明は、高圧プランジャポンプにおける流体の吸入及
び吐出のポンプサイクルを制御する弁機構ならびに流通
の隘路となりやすい管路をプランジャの軸線上に直線的
に配設し、且つ管路内の形状及び断面変化を単純に形成
してその流路抵抗を軽減して前記従来型ポンプに見られ
る効率低下及び超音波振動発生の根元に対処して、構成
部材の耐久性を向上すると共に、加圧流体の内圧による
応力歪に関わる機構部分の形状及び構成を前記歪応力を
分散緩和させるように構成してその耐久性ならびに安全
度の向上を目的とする。
また、ポンプ行程における吸入および吐出弁体の揚程が
必要以上に大きくなることは、弁体の運動が加速されて
その衝撃による流体の衝動並びに弁体の破損原因となる
ため、弁体の揚程を必要最小限に抑制し、且つ弁体の上
昇端での衝撃力を緩和する構造を付加してその破損およ
び早期摩耗を防止せんとするものである。
更に、シリンダ機能構成部における流体のシール機能に
関しては、低圧域と高圧域の各々に分割した構成体にし
、これを協会して構成する。そして、高圧用パツキン部
材を内装するシリンダ構成筒を一次流体満たした吸入室
内に配設し、且つその固定を柔軟的にしてプランジャに
支承せしめることにより、ハパッキン部材の偏接を補正
し、更にプランジャとの摩擦熱を前記シリンダ構成筒の
外面に伝熱して冷却する効果によりプランジャの摺動速
度を高めんとするものである。その結果、ポンプの回転
を高速化することにより、同等出力の従来製品に比べて
ポンプ本体の小型軽量化を可能にぜんとするものである
。と同時に、シリンダ機構部における部品交換とその組
立を容易にせんとするものである。
[発明の実施例] 以下、本発明を図示した好適な一実施例に基づいて更に
詳細に説明する。
本発明の高圧プランジャポンプの構成は、大きく分類し
て、ポンプケーシング、クランク軸部、プランジャ、シ
リンダ構成部、バルブ構成部、バルブヘッドの順に取付
は及び連結する6つの部分より成る。
ポンプケーシングlはその長手方向に後部をクランク室
14、中央部を中間室16、更に前方側を吸入室17に
仕切壁I5によって間、仕切られ、該仕切壁15及びポ
ンプケーシングlの前端面ζこ連結して前記プランジャ
6及びシリンダ構成部70の取付孔68.69が形成さ
れていて、該取付孔68.69は取付けられるプランジ
ャ6の数に応じて並列に配置される。吸入室17はその
上面に吸入室蓋27、前端面に給水管フランジ19の取
付ロア1が付加されて給水口18より供給された水を吸
入室17内に満たし、更に原水をバルブ構成筒8の連通
孔20を通じて吸入弁体9への入口室2日へ供給する役
割を有している。中間室16はプランジャ6の往復動に
伴ってクランク室14及びシリンダ構成部70から前記
プランジャ6に付着して浸出する潤滑油及び水を回収車
で、クランク室14への水及び吐出水への油分の混入を
防止する役割を有する。
プランジャ6はクランク室14内に配置されたクランク
軸2及びコネクチングロッド3、クロスビン4を経由し
てクロスヘッド5に連結されて往復運動し、その中央部
及び他端はシリンダ構成部70のシールハウジング25
に支承され且つシリンダ構成筒7を支承する。
シリンダ構成部70のシールハウジング25は第1図及
び第4図に示すように、その外径面を段状に形成して、
ポンプケーシング1の仕切壁15に付設する当該取付孔
69に嵌装して固定され・その内径面に装着したオイル
シール34及びシールパツキン32、並びにプランジャ
6とはその材質特性を異にする耐水・耐摩耗性の軸受部
材で例えば炭素繊維入り合成樹脂等から成るスリーブ状
のセンターガイド31により前記プランジャ6を支承す
ると共に低圧水のシール機能を担うものである。続いて
第5図に示すランタンリング33をその前方に装入して
、この部分より吸入室17に連通ずる逃し孔59を付加
し、更にその前端部にシリンダ構成17の後端部を受け
入れ可能な座ぐり孔72を形成する。前記ランタンリン
グ33の部分に付加した逃し孔59は該部分における前
後の圧力バランスを維持して、後方からの空気の吸い込
みを防止し、前方からの高圧水の漏れのバイパス回路を
形成し、また吸入室17から補給される水によりパツキ
ン部材26の冷却及び水による潤滑を達成している。
シリンダ構成筒7はその円筒内径を3段状に形成し、そ
の後端より高耐圧用のパツキン部材26及びパツキン押
えバネ39を後方側へ付勢して嵌装し、更に、その後端
面に接しパツキン押え37と共に前記シールハウジング
25の座ぐり孔面72に係合し、更に吸入室17内に延
びた前端面40にその中央通水孔30に外接して僅かに
突起したリング状座面61を形成し、これに対向するバ
ルブガイド42の後端面に接合させ、且つ、前記パツキ
ン部材26を介してプランジャ6に支承される。
バルブ構成筒8は第4図に示すように、プランジャ6及
びシリンダ構成筒7の軸線上に連接して配置され、その
円筒内径を3段状の孔ぐり面と、円筒内面の太径入口部
に雌ネジ45を形成し、該太径内面に各々共通した中央
通水孔30を有する弁座体10及び吸入弁体9並びに付
帯部材を装填して、これらをバルブガイド42により締
結することによってその内部に一次流体の入口室28を
形成すると共に当該シリンダ構成筒7の後端面より突出
した前記バルブガイド42の残余後部円筒面はポンプケ
ーシング1の前端面の取付案内孔67に係合してその後
端面でシリンダ前端面40に係合し、且つバルブ構成筒
8の後端面は薄板吠パツキン49を介入してポンプケー
シング】の前端面に密着を可能に構成されている。更に
他の前端面は、その内径面に嵌合したパイプ状のロケー
トスリーブ56を突設し、且つ該ロケートスリーブ56
の外接隅部の端面にガスケットリング50をその取付溝
を刻設して装着し、バルブヘッド12の後端面に対向さ
せて成る。尚、前記のように連接された一連の構成体は
第2図及び第3図にその一部を示したように、複数個並
列して配設し、これを−個のバルブヘッド12に前記各
々の受け入れ口を形成してこれを結合する。
バルブヘッド12は第2図及び第4図に示すように、各
々のバルブ構成筒8の前端面に対向する端面より前記バ
ルブ構成筒8の軸線、に延長して4段状の孔ぐり面を形
成し、該端面よりバルブ構成筒8のロケートスリーブ5
6の受け入れ月産ぐり孔73及び2段状にR形面を付加
した吐出室55を形成し、更にその座面に弁保持棒52
の後部を固定する保持棒固定孔62及びこれより突き抜
けてプラグ57の取付用管用ねし63を付設し、該管用
ねじ63はまた分解作業時の補助孔としての用を成すも
のである。また、並列に形成された吐出室55の底部に
接して丁字形に交叉して連通する吐出水連通孔2】はそ
のバルブヘッド12の角形断面の中心を横方向に貫通し
て、第3図に示すようにその両横端面に吐出フランジ2
2を取付可能に形成する。当該バルブヘッド12はその
前端面よりポンプケーシング1の前端に付設された複数
個の取付ボルト用タップ孔64に指向して貫通した孔に
挿入された複数の取付ボルト13により、バルブ構成筒
8と共に重畳して、ポンプケーシング1の前端面上に締
結される。また、前記取付ボルト13の締め付けにより
ポンプケーシング1の吸入室17内に配置したシリンダ
構成筒7及びシールハウジング25に連鎖して固定され
る。 第4図に示すバルブ構成筒8の内径面に嵌装され
て、吸入弁体9及び吐出弁体11の機構の一部を構成す
る弁座体10は、軸心に貫通した中央通水孔30を有し
、第4図に示すように、その後端面に吸入弁座面65及
びその外周に2段状の突出した印籠形状に形成し、原画
に対向するバルブガイド42に係合してその印籠形状の
中段にガスケットリング47を装着して高圧流体のシー
ルを可能に構成している。他の前端面はバルブ構成筒8
の内径の段付面に接合する平滑面及びこれより僅かに突
出してリング状に吐出弁座面66を形成し、また、外径
面にはぜぎり溝58及びこれより、吸入弁座面65の中
央部に刻設した半丸溝46へ傘形に指向する複数個の流
入口29を穿設し、また、その反対側の外径面にOリン
グ48を0リング取付溝74に装着して、前記バルブ構
成筒8に装着することにより吸入弁座面65及び吐出弁
座面66並びに一次流体の入口室2日及び流入孔29を
複合した機能を構成する。
第4図に示す吸入弁機構は、吸入弁体9はその軸心に中
央通水孔30を穿設した円板状に形成されバルブガイド
42により当該吸入弁体9はその外径面を滑動可能に支
承されて弁座体10の吸入弁座面65に向合し且つその
背面を複数のコイル状の吸入弁押しバネ44に付勢され
て着座する。
バルブガイド42は共通の中央通水孔30を有し、その
前端面ば前記吸入弁体9を深持する座ぐり孔75を形成
し、その内径面にはこれに内接して滑動する吸入弁体9
とは材質を異にする軸受材料で例えば耐水耐摩耗性の充
填材である4弗化エチレン樹脂あるいは炭素繊維等が充
填された強化プラスチックから成る筒状のガイドスリー
ブ43を嵌装し、更にその座ぐり孔75底面には複数個
の吸入弁押しバネ44の後部を保持するバネ保持孔76
を穿設し、且つ座ぐり底面により吸入弁体9の背面に衝
合して吸入弁体9の揚程を所要最小限に抑制する座ぐり
深さに形成し、更に前記座ぐり孔75前端面より軸方向
に延長して前記弁座体lOに対向する凹形印籠形に形成
し、またその外径面にはバルブ構成rli8に締結可能
のネジ部45を付加し、その残余後部の円筒面はポンプ
ケーシングlの前端面の取付孔67に対する案内部とし
、且つその一部分にネジ締め用のスパナ掛は口(図示せ
ず)を付加し、またその後端面はシリンダ構成1r7の
シリンダ前端面40の着座面として滑らかな平坦面に形
成し、更に当該端面より前記シリンダ構成筒7の外径に
外接して軸線に沿った複数の連通孔20を貫通してバル
ブ構成筒8の入口室28に連通ずる。
第4図に示す吐出弁機構は、バルブ構成筒8の前端に面
する弁座体10と、これに対向するバルブヘッド12の
吐出室55の間において構成され、前記弁座体10の吐
出弁座面66に指向して配置する吐出弁体11及び弁保
持棒52はその後端部を吐出室55の底部に付設した保
持棒固定孔62に圧入して固定された弁保持棒52の先
端部に吐出弁体11が滑動可能に支承され、且つ当該吐
出弁体11は案内棒87に装着した吐出弁押しバネ53
に付勢されて吐出弁座面66に着座する。
さて、前記実施例において、吐出弁体11は吐出弁座面
66に向合する端面を平坦な面に形成し、その反対側端
面より軸線に向かって袋穴状の案内孔77を形成し、更
に該案内孔77には弁保持棒52とは材質的性質を異に
する軸受材料で例えば強化材入りの4弗化エチレン又は
炭素繊維入りの合成樹脂などから成るバルブスリーブ5
1を嵌装して、その内面に滑動可能に嵌合する弁保持棒
52との焼付を防止しあるいは補修を容易にすると共に
、前記案内孔77の底面78と弁保持棒52の先端面7
9との間隔を吐出弁体11の揚程の所要最小限に合致す
るように構成して、該吐出弁体11の揚程を抑制してい
る。更に前記弁保持棒52の先端面79より軸心上に進
入して、吐出弁体11の案内孔77に指向する丁字形に
穿設した圧力逃し孔54を付加してその開口位置を前記
吐出弁体11が吐出行程のときに上昇して、その袋穴状
案内孔77の底面と弁保持棒52の先端面79が衝突寸
前に案内孔77の後端部78で前記圧力逃し孔54が閉
塞されるように構成することによって、前記吐出弁体1
1が吐出弁座面66に着座する行程に際してその袋穴状
案内孔77内に圧力逃し孔54を通じて吸入して滞留す
る水の排出を抑制して、吐出弁体11の上昇端で発生す
る衝撃力を緩和することができる。
次に、本発明の作用について図示の実施例に基づき説明
する。
(吸入行程) 第1図及び第4図に示すように、ポンプケーシングlに
形成される吸入室17並びにこれに連結するパルプ構成
筒8内の入口室28には予め吸水口18に接続した外部
配管(図示せず〉より供給あるいは吸入された一次流体
である水が満たされた状態において、プランジャ6がク
ランク軸2の回転による後退運動に伴ってシリンダ構成
部7内の圧力が負圧となり、これに連通ずる吐出弁体1
1は吐出弁押しバネ53及び二次圧力水に付勢されて開
口し、続いて吸入弁体9はその前後の差圧により開口し
て一次流体である水が連通孔20及び入口室28を経由
して流入孔29からシリンダ前端の中央通水孔30に指
向し、シリンダ構成部7内に流入する。
(吐出行程) クランク軸2が引続いて回転することによりプランジャ
6前進行程に伴って前記とは逆に吸入弁体9は閉口し、
シリンダ構成筒7の内圧が次第に上昇して吐出弁体11
の開口により加圧された二次圧力水が押し出しされてバ
ルブヘッド12内の吐出室55を経由して吐出水連通孔
21に到達し、他に並列に配設されたシリンダ構成筒7
より交互に吐出される吐出水を合流して吐出フランジ2
2より外部へ吐出される。
前記吐出行程において、シリンダ構成筒7は3段階に異
径加工されたシリンダ内において、その太径孔80に嵌
装された高圧パツキン部材26はパツキンアダプタ38
を介するパツキン押えバネ39により常時後方に付勢さ
れていて、更に二次加圧水の側圧によりプランジャ6面
及びシリンダ内壁81との接触圧を高めて高圧水のシー
ル効果を高めると共に、更に当該シリンダ内面81のR
形状の隅部を形成する第2階段r部と第3段の中央通水
孔30の断面積差による側圧はシリンダ前端面40とこ
れに向合するバルブガイド42の接台面及びその前端面
の弁座体10との係合面との衝接力が加勢されて吐出行
程におけるシリンダ内の機密度が補強されるように構成
されている。
[発明の効果] 前記したように、当該高圧プランジャポンプによれば、
そのポンプサイクルにより脈動的高圧水を包容する外郭
構成部材は、その内圧により半径方向及び軸方向に繰り
返して発生する衝撃を伴う応力歪に対応して、特にその
応力集中を回避すべく、並列に配置した複数のバルブ構
成筒8を各々独立した円筒状に形成し、その各々の高圧
吐出水を収束して吐出水連通孔21より外部への吐出口
を有するバルブヘッド12の2要素に分割した構成体と
し、これを重畳して結合し、更にその構成部材の形状並
びに肉厚を対称的に形成して前記の応力を均等に分散さ
せ、また応力集中箇所を単純化することにより各部材の
過分な肉厚を削減すると共に、その耐久性が増強される
ものである。併せて、公知の従来型の高圧プランジャポ
ンプに見られるような一体型のバルブヘッドに比べて個
我て、軽量化が可能になり、且つ各構成部品の補修並び
に交換が容易になる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る高圧プランジャポンプの好適な一
実施例を示す縦断側面図、第2図は第1図におけるCC
断面図、第3図は第1図におけるDD断面図、第4図乃
至第7図は第1図の要部の拡大図、第8図は従来のプラ
ンジャポンプの一例を示す縦断側面図である。 1:ボンブケーシング、2:クランク軸、3:コネクチ
ングロツド、4:クロスビン、5:クロスヘッド、6:
プランジャ、7:シリンダ構成筒。 8:バルブ構成筒、9:吸入弁体、1o:弁座体。 11:吐出弁体、12:バルブヘッド、14:クランク
室、15:仕切壁、16:中間室、17:吸入室、25
:シールハウジング、26:パツキン部材、28二人ロ
室、29:流入ロ、aO:中央通水孔、32:シールパ
ッキン、42=パルプガイド、43ニガイトスリーブ、
47:ガスケットリング、49:パッキン、51:バル
ブスリーブ、52:弁保持棒、54:圧力逃し孔、55
:吐出室、56:ロケートスリーブ、60:ネジ機構、
70ニジリンダ構成部 特許出願人 株式会社スギノマシン 第2図 第3図 11  ’:l’j  ’)Z  12 13   2
2第5図      第6図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水または油あるいはその他の流体に適用するポン
    プにおいて、該ポンプ構造体の長手方向後方にクランク
    室、中央に大気に解放された中間室、前方に吸入室を形
    成し、前記クランク室内で回転する公知のクランク軸ま
    たはカム軸機構に連結されて交互に往復動する複数のプ
    ランジャを並列に配置し、該プランヤを包囲状に支承す
    るシールハウジング及びシリンダ構成筒を前記吸入室内
    に配設し、さらに前記シリンダ構成筒の前端面に連接し
    てその延長上にバルブ構成筒及びこれを集約するバルブ
    ヘッドを重畳して結合し、前記一連の構成を共通の中央
    通孔を有するシリンダ構成筒、該シリンダ構成筒に連接
    して吸入弁ならびに吐出弁機能要素を内臓したバルブ構
    成筒、該バルブ構成筒に接続するバルブヘッドに設けた
    吐出室とをプランジャの軸線上で直列に配置して構成す
    ることを特徴とする高圧プランジャポンプ。
  2. (2)並列に配置された複数のシリンダ構成筒の各々前
    端面に接合して流体の吸入及び吐出の行程を制御する機
    能構成部は、ポンプケーシングの吸入室より一次流体を
    誘導して吸入弁へ供給する機能ならびに吸入弁及び吐出
    弁機能部材を包括して内蔵するバルブ構成筒と、該バル
    ブ構成筒に接続しその各々からの吐出流体を収束して吐
    出水連通孔より外部への吐出口を形成するバルブヘッド
    の2要素の構成体に分割して構成し、前記各々を複数の
    取付けボルトによりポンプケーシングの前端面に合体せ
    しめたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    高圧プランジャポンプ。
  3. (3)吸入弁及び吐出弁機能の一部を構成する弁座体は
    軸心に貫通した中央通水孔を有し、その後端面に吸入弁
    の弁座面及びその外周部に凸形2段階の印籠形に形成し
    、これに対向するバルブガイドに係合してその中段にガ
    スケットリングを挿入可能の間隙を維持するように構成
    し、他の前端面はバルブ構成筒の内面に形成した段部面
    に接合する平滑面ならびに外平滑面よりも僅かに突起し
    たリング状の吐出弁座面を形成し、また外径面にはバル
    ブ構成筒内に挿入して一次流体の入口室を形成するせぎ
    り溝及びこれより吸入弁の弁座面の中央部へ傘形に指向
    する複数の流入孔を付設して成り、吸入弁及び吐出弁の
    弁座面ならびに一次流体の入口室及び吸入弁部への流入
    孔等の複合した機能を有する弁座体を備えて成る特許請
    求の範囲第2項に記載の高圧プランジャポンプ。
  4. (4)軸心に中央通水孔を有し外径面を滑動可能に支承
    し且つ弁体の揚程を抑制すべく座ぐり孔面を形成したバ
    ルブガイドにより複数の吸入弁部しバネに付勢されて弁
    座体の吸入弁座面に向合して保持され且つ着座させて成
    る吸入弁体と、共通の中央通水孔を有し前記座ぐり孔の
    前端面延長して弁座体に向合凹形印籠形状を形成し更に
    その外径面にはバルブ構成筒に締結可能の雄ねじを付加
    し該雄ねじの後方の残余円筒面はポンプケーシングの前
    端面の取付け孔に対する案内部として形成され、またそ
    の後端面はこれに連接するシリンダ構成筒の着座面とし
    て平滑にすると共に更に当該端面よりシリンダ構成筒の
    外径面に外接して複数の連通孔を軸線に沿って貫通して
    成るバルブガイドと、吸入弁体の外径面に滑動可能に保
    持するバルブガイドの座ぐり内径面に吸入弁体とは材質
    的特性を異にする軸受材料によるスリーブを嵌装するバ
    ルブガイドと、軸心に貫通した中央通水孔を有し、その
    後端面に吸入弁の弁座面及びその外周部に凸形2段階の
    印籠形に形成し、これに対向するバルブガイドに係合し
    てその中段にガスケットリングを挿入可能の間隙を維持
    するように構成し、他の前端面はバルブ構成筒の内面に
    形成した段部面に接合する平滑面ならびに外平滑面より
    も僅かに突起したリング状の吐出弁座面を形成し、また
    外径面にはバルブ構成筒内に挿入して一次流体の入口室
    を形成するせぎり溝及びこれより吸入弁の弁座面の中央
    部へ傘形に指向する複数の流入孔を付設して成り、吸入
    弁及び吐出弁の弁座面ならびに一次流体の入口室及び吸
    入弁部への流入孔等の複合した機能を有する弁座体と協
    会して構成する吸入弁機構を備えてなる特許請求の範囲
    第1項に記載の高圧プランジャポンプ。
  5. (5)特許請求の範囲第1項に示す高圧プランジャポン
    プにおいて、バルブ構成筒とこれに対向するバルブヘッ
    ドの吐出室の間に構成する吐出弁機能は、前記バルブ構
    成筒の吐出弁座面に指向して配置される吐出弁体はその
    向合端面を平坦面または凸形円弧あるいは円錐形に形成
    して弁座面に着座せしめ更にその反対側端面より軸心に
    沿って袋穴状の案内穴を形成しこれに吐出弁押しバネを
    装着した弁保持棒の先端部を前記案内穴に滑動可能に挿
    入して吐出弁体の取付け中心を保持するように弁保持棒
    の後端部をバルブヘッドの吐出室の末端部に固定された
    構成により、吐出弁体の案内穴面と案内棒の先端面の間
    において当該弁の揚程を抑制する機能を持ち、更に前記
    弁保持棒の先端面より軸心上に進入して吐出弁他意の案
    内穴面に指向するT字形に開口した圧力逃し孔を付加し
    て該開口位置を弁大河吐出行程のときに上昇してその袋
    穴状案内穴の底面に弁保持棒の先端面が衝突寸前に前記
    案内穴面の端部で圧力逃し孔の開口部が閉塞されるよう
    に構成した高圧プランジャポンプ。
  6. (6)円筒内面を3段階の孔ぐり面及び太径の入口部に
    雌ネジを形成してこれに弁座他意及び一次流体の誘導機
    能ならびに吸入弁機能部材を装填し、これらをバルブガ
    イドにより締結することによって前記の機能が一体化す
    ると共にその構成筒の後端に突出するバルブガイドの残
    余外径部ならびに前端側の内径面にパイプ状のロケート
    リングを嵌装して突設し且つ該ロケートリングの外接隅
    部の端面にガスケットリングを取付け可能に形成して当
    該バルブ構成がその前後に連接する構成体との取付け中
    心及び連結面の機密を確保するように構成したバルブ構
    成筒を有する特許請求の範囲第2項に記載の高圧プラン
    ジャポンプ。
  7. (7)特許請求の範囲第1項に記載の高圧プランジャポ
    ンプにおいて、往復動するプランジャを取り囲んでポン
    プケーシングの吸入室内に配置された構成体は、これに
    よる流体の吸入及び加圧押し出し作用の行程に伴うシー
    ル機能に関連して、負圧を含む低圧域と高圧域の各々に
    分割した2つの構成貸与り成り、低圧域のシール構成体
    はその円筒外径面を2段階に形成してポンプケーシング
    の仕切壁の当該取付け孔に嵌装して固定し、該円筒内径
    面には公知のシールパッキン及び公知のランタンリング
    ならびに耐水耐摩耗性の軸受材より成るスリーブ状のセ
    ンターガイドを装着してプランジャを摺動可能に支承す
    ると共に前記ランタンリングより吸入室へ連通する逃し
    孔を付設し、更にその前端部へこれに連接するシリンダ
    構成筒の後端部を受け入れ可能の座ぐり孔を形成したシ
    ールハウジングと、高圧域のシール機能を構成するシリ
    ンダ構成筒を、その筒内径面を3段階の直径に形成して
    これに高耐圧用のパッキン部材及びパッキン押しバネを
    後方側へ付勢して嵌装し、更にパッキン押えと共に前記
    シールハウジングの座ぐり孔面に係合し、他の前端面は
    その末端内径の中央通水孔に外接して僅かに突出したリ
    ング状座面を付設して該座面に対向するバルブガイドの
    端面に衝合せしめ、且つ前記パッキン部材を介して当該
    シリンダ構成筒はプランジャに支承されて成る高圧プラ
    ンジャポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4200536A1 (de) * 1992-01-11 1993-07-15 Paul Hammelmann Hochdruckplungerpumpe, vorzugsweise fuer arbeitsdruecke oberhalb 2.000 bar
DE10131001C1 (de) * 2001-06-27 2002-11-07 Klaus Reitzig Mehrzylindrige Hochdruckplungerpumpe

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