JPS61277001A - ハイトゲ−ジ - Google Patents

ハイトゲ−ジ

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JPS61277001A
JPS61277001A JP11860785A JP11860785A JPS61277001A JP S61277001 A JPS61277001 A JP S61277001A JP 11860785 A JP11860785 A JP 11860785A JP 11860785 A JP11860785 A JP 11860785A JP S61277001 A JPS61277001 A JP S61277001A
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JP
Japan
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slider
holding member
height gauge
measuring element
support
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Application number
JP11860785A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamashiro
弘志 山城
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハイトゲージに係り1通常の測定態様のほか
に被測定物の穴径や外径寸法等の測定にも利用できる。
[背景技術とその問題点] 基台に支柱を立設し、この支柱にスライダを上下方向へ
移動可能に設け、このスライダに測定子が一定角度傾斜
したときタッチ信号を発する二方向タッチ信号プローブ
を取付け、この二方向タッチ信号プローブからタッチ信
号が発せられたとき、前記支柱に設けられたスケールと
スライダに取付けられた検出器とを含み形成されたエン
コーダの出力信号から被測定物の高さ等を測定する。
いわゆる自動読取型のハイトゲージが知られている。
しかし、この自動読取型も、支柱とスライダとに対応刻
設された目盛を目読して測定する、いわゆる機械式読取
型と本質的機能は同じである。ただ、高精度、作業容易
という点で機械式読取型より優れている。
ここに、被測定物は単に段差や高さ等一方向寸法を求め
ればよい形状のものは極めて少ない。
従って、多数の穴やピン等が設けられている被測定物の
場合、ハイトゲージとしてはせいぜい穴の中心を求める
等ができるだけであって、それら径寸法等はノギス、マ
イクロメータ、シリンダゲージ等、他の測定器を用いな
ければならなかった。
ところで、これら段差や径寸法等を一つの測定器で測定
するものとして三次元測定機が知られているが、これは
三次元的にタッチ信号プローブを移動させる移動機構、
更には各軸毎に変位検出器が必要であることから設備が
大がかりで、経済的負担が大きく、その取扱いも高度な
知識を必要とする等、ハイトゲージと比べ構成および取
扱い等の点で劣るといえ、適用分野が異なるものと観念
されている。
しかして、変位検出器は一つというような簡単な構成、
取扱便宜等のハイトゲージの特徴を大幅に改変せずに、
多機能をもたせられないかとの要請があったが、未だそ
の出現を見ない。
[発明の目的] ここに、本発明の目的は、このような要請に応え、簡単
な構成かつ取扱い便宜等のl\イトゲージの特徴を備え
つつ、通常のハイトゲージの測定態様のほかに、内外径
寸法等をも高精度に測定可能なハイトゲージを提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段および作用]  □その
ため、本発明では、基台に支柱を立設し、この支柱にス
ライダを上下方向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能
に設け、このスライダの移動によって測定子が当接され
た被測定物の寸法等を測定するハイトゲージにおいて、
前記スライダにそのスライダの移動方向と同方向へ変位
可能に装着されかつ前記測定子を有する測定子保持部材
と、この測定子保持部材をスライダに対する基準位置に
保持するための基準゛位置付は手段と、前記支柱に固定
されたスケールおよび前記測定子保持部材に取付けられ
た検出手段を含み、前記支柱に対する測定子保持部材の
移動量を電気信号に変換するエンコーダと、このエンコ
ーダの出力信号を所望処理して測定子が当接された被測
定物の寸法を求める信号処理装置と、を具備したことを
特徴としている。
[実施例] 第1図は本実施例のハイトゲージの側面を、第2図はそ
の正面を、第3図はその平面を、それぞれ示している。
これらの図において、基台lの上面には、取付台2を介
して角筒状の支柱3が垂直に立設されている。支柱3に
は、その前面側にスペース部材4を介して断面矩形の案
内部材としての案内レール5が上下方向に沿って固定さ
れている。案内レール5には、その前面中央に所定間隔
ピッチ毎に光学的目盛を有するスケール19が上下方向
に沿って設けられているとともに、スライダ6が上下方
向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能に設けられてい
る。
スライダ6の上下端面には、途中に前記支柱3内に収納
されたカウンタウェイト7を有しかつ4一つのプーリ8
,9,10.11に順次巻回された帯状の吊下用ベル)
12の両端が連結されている・上方のプーリ8.9は、
前記スペース部材4のと端に前後方向に向かって水平に
固定されたブーり取付板13の前後位置にブーり受け1
4゜15を介してそれぞれ回転自在に設けられている。
また、下方のプーリのうちプーリ10は、前記案内レー
ル5の下端面にプーリ受け16を介して回転自在に設け
られている。更に、下方のプーリのうちプーリ11は、
前記支柱3の下部幅方向に回転自在に支持された回転軸
17の略中−央に固定されている。
回転軸17の一端側には、第4図に示す如く、平歯車2
1が固定され、この平歯車21には歯車22が選択的に
噛合されるようになっている。歯車22は、前記支柱3
の一側面にブラケット23を介して前記回転軸17と互
いに平行に螺合された切換ねじ軸24の内端部にベアリ
ング25を介して回転可能に支持され、かつ内端面中央
部にテーパー面26が形成されている。テーパー面26
には、前記支柱3の一側面側に固定されたモータ27の
出力軸に取付けられた回転伝達駒28が摺接されている
。これにより、モータ27が駆動すると、その出力軸の
回転が回転伝達駒28、歯車22.平歯車21を介して
回転軸17へ伝達されるので、吊下用ベル)12によっ
てスライダ6が上下方向へ移動される。
スライダ6は、両側の連結プレート31を介して案内レ
ール5の上下方向へ所定間隔離れて互いに連結された上
下の摺動ブロック32A、32Bを備え、かつスライダ
6の移動方向に対して直交する軸方向およびこれと平面
上で直交する軸方向1例えばスライダ6の移動方向をZ
方向とするとXおよびY方向の変位を規制するエアーベ
アリング装置33を介して案内レール5に移動可能に案
内されている。前記一方の連結プレート31には前記案
内レール5の側面に対して進退するクランプねじ37が
螺合され、このクランプねじ37によってスライダ6が
案内レール5の任意の位置で固定可能になっている。
エアーベアリング装置33は、各摺動ブロック32A、
32Bの両側に前記案内レール5に対向配置された一対
のエアーベアリング要素34により構成されている。な
お、第3図では、下方のエアーベアリング要素34が省
略されて表現されている。各エアーベアリング要素34
は、前記案内レール5の前面に配置され前記案内レール
5の第一面としての前面に対向する空気噴出孔41を有
する第1の部材42と、この第1の部材42の空気噴出
孔41が開口された面に起立されかつその面方向(第3
図中上下方向)へ変位可能とされ前記案内レール5の第
二面としての側面に対向する空気噴出孔43を有する第
2の部材44と、この第2の部材44の空気噴出孔43
が開口された面に起立されかつその面方向(第3図中左
右方向)へ変位可能とされ前記案内レール5の第三面と
しての後面に対向する空気噴出孔45を有する第3の部
材46とがボルト等により互いに一体的に組合わされて
構成されている。これらの空気噴出孔41.43.45
は、互いに連通されているとともに1図示しない圧縮空
気供給源へ接続されている。これにより、スライダ6は
、XおよびY方向の変位を規制された状態で、かつ案内
レール5に対して極めて軽い力で昇降されるようになっ
ている。
スライダ6を構成する上下の第1の部材42の前面両側
には、ブラケッ)51がそれぞれ前方へ向って突設され
ているとともに、そのやや内側に多数の鋼球をリティー
ナにより平面状に保持したベアリング部材52を収納し
た一対のベアリング部材保持レール53が上下方向に沿
って固定されている。各ブラケット51には、前記ベア
リング部材保持レール53に収納されたベアリング部材
52との間に半板状の測定子保持部材54をスライダ6
の移動方向と同方向、つまり上下方向へ変位可能に保持
するローラ55が回転可能に設けられてい−るとともに
1両側のブラケット51間に支持部材56A、56Bが
固定されている。
測定子保持部材54には、その後面に前記ベアリング部
材保持レール53の内側面を転勤するローラ60が回転
可能に設けられている。これにより、測定子保持部材5
4は1両ローラ60とベアリング保持レール53とによ
りX方向(第3図中上下方向)の移動が、ローラ55と
ベナリング部材保持レール53とによりY方向(第3図
中左右方向)の移動がそれぞれ規制されている。また、
測定子保持部材54の前面には、取付プレート57を介
して基準ブロック58が前方へ向って水平に突設されて
いるとともに、前記上下の支持部材56A、58B間に
は、前記測定子保持部材54の基準ブロック58を前記
スライダ6に対する基準位置、ここではスライダ6の上
下方向略中間位置に保持するための基準位置付は手厳5
9が設けられている。
基準位置付は手段59は、前記上下の支持部材56A、
58B間に所定間隔離れて互いに平行に支持され前記基
準ブロック58を上下方向へ摺動自在に案内する2本の
ガイドロッド61.62と、この両ガイドロッド61.
62の中間位置において前記上方の支持部材56Aに上
下方向へ進退可能に設けられた第1の付勢軸63と、両
ガイドロッド61.62の中間において前記下方の支持
部材56Bに上下方向へ進退可能に設けられた第2の付
勢軸64とを備える。
各ガイドロッド61.62には、その略中間位置に前記
基準ブロック58内に図示しないばねを介して付勢され
るポール65が係合する係合溝66が形成されていると
ともに、基準ブロック58と下方の支持部材58Bとの
間に基準ブロック58を上方へ向って付勢するばね67
が巻装されている。ばね67のばね圧は、下方の支持部
材56A、56Bに螺合されたばね圧調整ねじ68を調
整することにより任意の圧力に調整できるようになって
いる。ここでは、測定子保持部材54およびこれに取付
けられる部材の総重量とバランスするばね圧に設定され
ている。また、前記第1の付勢軸63は、上端にナツト
69を有し、かつ下端に螺合されたナツト70と前記上
方の支持部材56Aとの間に挿入されたばね71により
前記基準ブロック58を常時下方へ付勢している。更に
、前記第2の付勢軸64は、下端にナツト72を有し、
かつ上端に螺合されたナツト73と下方の支持部材56
Bとの間に挿入されたばね74により前記基準ブロック
58を常時上方へ付勢している。ここでは、上下のばね
71,74のばね圧を等しく設定しであるので、測定子
保持部材54の基準ブロック58は、スライダ6の上下
方向略中間位置に保持されている。
ここで、測定子保持部材54とスライダ6とが前記中間
位置から上下方向へ所定量相対変位すると、測定子保持
部材54の上下端面によって作動される第1.第2のス
イッチ78.79が前記上下の摺動部材42に固定され
ている。また、前記測定子保持部材54には、その下端
に測定子ホルダ81を介して測定子82がスライダ6の
移動方向に対して直交する方向に取付けられているとと
もに、取付プレート57の後面側に前記案内レール5の
前面長手方向に沿って設けられたスケール19と対向し
そのスケール19からの反射光を電気信号として検出す
る検出部83が固定されている。
検出部83で検出された信号は、第5図に示す如く、′
信号処理回路−84で矩形波に処理された後、カウンタ
85でカウントされる。ここでは。
スケール19、検出部83、信号処理回路84およびカ
ウンタ85により、測定子保持部材54の移動量を電気
信号として検出するエンコーダ9゜が構成されている。
エンコーダ9oのカウンタ85のカウント値は、信号処
理装置としての演算処理回路86において、コントロー
ラ87から与えられる演算指令に応じて所定処理された
後、デジタル表示器88へデジタル表示される。コント
ローラ87には、キーボード89から与えられる各種演
算指令めほかに、前記第1のスイッチ78および第2の
スイッチ79からの信号が与えられている。ここで、キ
ーボード89からの各種指令としでは、゛高さ測定モー
ド、径測定モード、中心測定モード、最大/最小測定モ
ードのほか、測定子82の先端ボール径補正値、ゼロク
リア指令。
ホールド指令等が与えられる。
例えば、コントローラ87は、キーボード89において
高さ測定モードが設定されると、前記いずれかのスイッ
チ78.79がオンしたとき、エンコーダ90からの信
号を演算処理回路86へ取込ませ、それをデジタル表示
器88へ表示させる。また、径測定モードが設定される
と、前記いずれかのスイッチ78.79がオンされたこ
とを条件とて、エンコーダ90からの最大値および最小
値を演算処理回路86にホールドさせ、その最大値およ
び最小値と測定子82の先端ポール径補正値とから径寸
法および中心を求めさせる。更に、ゼロクリア指令が与
えられた際、カウンタ85のカウント値を0にクリアさ
せる。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、被測定物の高さ寸法を測定する場合には、キーボ
ード89において高さ測定モードを設定した後、第6図
に示す如く、測定子82を被測定物の測定面の上方へ位
置させる。ここで、モータ27の駆動により吊下用ベル
ト12を介してスライダ6を下降させると、測定子82
の先端が被測定物に当接される。l1ilII定子82
の先端が被測定物に当接した状態において、スライダ6
を更に下降させると、測定子保持部材54は測定子82
の被測定物への当接によってこれ以上下降することがで
きないので、スライダ6のみが第1の付勢軸63のばね
71を圧縮しながら下降する。やがて、測定子保持部材
54に対してスライダ6の下降量が所定量に達すると、
第1のスイッチ78が測定子保持部材54の上端によっ
てオンされる。
すると、コントローラ87からの指令によってカウンタ
85のカウント値が演算処理回路86に取込まされ、そ
こで所定処理された後デジタル表示器88へデジタル表
示される。つまり、デジタル表示器88には成る基準位
置から被測定物の測定面までの高さ寸法が表示される。
このとき、スライダ6の下降によってばね71が圧縮さ
れた状態でエンコーダ90の出力をラッチしているため
、常に一定圧での測定が達成できる。なお、スライダ6
が上昇する場合の測定にあっても、ばね87.74が圧
縮された状態でエンコーダ90からの出力がラッチされ
るため、一定圧での測定が達成できる。
また、被測定物の内径寸法を測定する場合には、キーボ
ード89において内径測定モードに設定した後、第7図
に示す如く、測定子82を被測定物の孔Hの中に入れ、
まずスライダ6を上昇させると、測定子82が穴Hの土
壁に当接される。
更に、スライダ6を上昇させ、測定子保持部材54の下
端によって第2のスイッチ79がオンされた位置におい
て、クランプねじ37によりスライダ6を案内レール5
に対して固定する。すると、測定子82が被測定物に当
接してから更にスライの上昇によって圧縮されたばね6
7.74の作用により、測定子保持部材54はスライダ
6の移動方向と同方向、つまり上方へ付勢された状態と
なる。また、第2のスイッチ79がオンされると、コン
トローラ87からの指令によって演算処理回路86は最
大値ホールド機能として働く、従って、この状態におい
て、ハイトゲージ本体または被測定物を第7図中左右方
向へ動かすと、これによって得られる最大値がホールド
される。
ついで、スライダ6を下降させると、測定子8゜2が穴
Hの下壁に当接される。更に、スライダ6を下降させ、
測定子保持部材54の上端によって第1のスイッチ78
がオンされた位置において、クランプねじ37によりス
ライダ6を案内レール5に対して固定する。すると、測
定子82が被測定物に当接してから更にスライダ6の下
降によって圧縮されたばね71の作用により、測定子保
持部材54はスライダ6の移動方向と同方向、つまり下
方へ付勢された状態となる。また、第1のスイッチ78
がオンされると、コントローラ87からの指令により演
算処理回路86は最小値ホールド機能として働く、従っ
て、前記と同様に、本体または被測定物を第7図中左右
方向へ動かすと、これによって得られる最小値がホール
ドされる。 ゛ この後、測定子82を復帰させると、第1のス   ′
イッチ78がオフされ、上記最大値と最小値とから内径
が自動的に演算される。この際、演算された内径に対′
し測定子82の先端ポール径が補正される。同時に、穴
Hの中心も求められる。なお。
被測定物の外径を測定する場合も、上記と同様な手順に
より測定することができる。  −このほか、前記ホー
ルド機能を利用すれば、例えば第8図に示す如く、被測
定物の円弧状の突端を測定することもできる。更に1例
えば第9図に示す如く、被測定物の測定面が小寸法間隔
内で階段状になっている場合には、スライダ6を案内レ
ール5に対して固定した後、測定子保持部材54のみを
上下方向へ移動させれば、これらも極めて容易に測定す
ることができる。
従って8本実施例によれば、スライダ6に対して測定子
82を有する測定子保持部材54をスライダ6の移動方
向へ変位可能に装着し、この測定子保持部材54をばね
からなる基準位置付は手段59によりスライダ6の略中
間位置に保持するようにしたので、これらのばねの作用
により測定力が一定の条件の下で測定することができ、
この結果高精度な測定が達成できる。
しかも、これらのばねの作用は、スライダ6が高速で昇
降したとき、測定子82が被測定物へ当接したときの衝
撃力を吸収することができるので、測定子を高級なタッ
チ信号プローブを用いず、単なる棒状の測定子でもよい
上、スライダ6の高速化、電動化にも寄与することがで
きる。つまり迅速かつ容易な測定が達成できる。
また、スライダ6を、測定子保持部材54の測定子82
が被測定物に当接してから更に同方向へ移動させた後固
定すると、ばねの作用により測定子保持部材54はスラ
イダ6の移動方向へ変位するように付勢された状態とな
るので、これを利用して被測定物の内外径寸法を測定で
きる。従って、構造的にも大幅な改変をすること−なく
、また通常の操作と同様な操作により、一般の測定態様
のほかに内外径測定等もでき、測定態様の拡大を図るこ
とができる。
また、スライダ6は、案内レール5に対して、スライダ
6の移動方向と直交する軸方向およびこれと平面上で直
交する軸方向の変位を規制するエアーベアリング装置3
3を介して移動可能に案内されているので、スライダ6
を比較的軽い力で迅速に移動させることができ、かつ径
測定の際スライダ6の移動方向に対して直交する力がス
ライダ6に作用しても、その方向への変位が規制されて
いるので、この点からも内外径寸法を高精度に測定でき
る。
また、エアーベアリング装置を構成する各エアーベアリ
ング要素34は、案内レール5の前面に対向する空気噴
出孔41を有する第1の部材42と、この第1の部材4
2の面に起立されかつその面方向へ変位可能とされ前記
案内レール5の側面に対向する空気噴出孔43を有する
第2の部材44と、この第2の部材44の面に起立され
かつその面方向へ変位可能とされ前記案内レール5の後
面に対向する空気噴出孔45を有する第3の部材46と
を互いに一体的に組合せたので、エアーベアリング装置
を構成する上で組立および調整が極めて容易である。こ
のことはまた、可動調整型モアーパッド等を採用しなく
てもよい利点がある。
また、基準位置付は手段59は、測定子保持部材54の
総重量を支える2つのばね67と、測定子保持部材54
の基準ブロック58を上下から付勢する2つのばね71
.74とから構成したので、例えば測定子82が被測定
物に当接したときの衝撃によって測定子保持部材54が
振動するような場合にあっ゛ても、上下のばね71.7
4の作用により測定子保持部材′54の振動を速やかに
抑制できる。
また、スライダ6に測定子保持部材54の中間位置から
の移動によって作動される2つのスイッチ78.79を
設けたので、比較的高級な2方向タツチセンサプローブ
を用いなくてもよいので、安価に構成することができる
なお、実施に当って、基準位置付は手段59としてぽ、
上記実施例に限られるものではなく1例えば第1θ図に
示すものでもよい、このものは、中央の第1の付勢軸6
3および第2の村勢軸64を省略し、ガイドロッド61
.62のL方に測定圧を与えるばね91,92をそれぞ
れ設けたものである。これによっても、測定圧が一定の
条件下での測定を達成することができる。
また、エンコーダ90としては、光電式のほか、静電容
量式、電磁式等いずれでもよく、要するに案内レール5
と測定子保持部材54との相対移動変位量を検出できる
ものであればよい。
°[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、簡単な構成かつ取扱い便
宜等のハイトゲージの特徴を備えつつ、通常のハイトゲ
ージの測定態様のほかに、内外径寸法等をも高精度に測
定可能なハイトゲージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のハイトゲージの一実施例を示す一部を
切欠いた側面図、第2図はその正面図、第3図はその平
面図、第4図は回転軸の駆動装置を示す図、第5図は回
路図、第6図〜第9図はそれぞれ異なる測定状態を示す
図、第10図は基準位置付は手段の他の実施例を示す図
である。 l・・・基台、3・・・支柱、5・・・案内部材として
の案内レール、6・・・スライダ、33・・・エアーベ
アリング装置、34・・・エアーベアリング要素、41
・・・空気噴出孔、42・・・第1の部材、43・・・
空気噴出孔、44・・・第2の部材、45・・・空気噴
出孔、46・・・第3の部材、54・・・測定子保持部
材、59・・・基準位置付は手段、82・・・測定子、
86・・・信号処理装置としての演算処理回路、90・
・・エンコーダ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基台に支柱を立設し、この支柱にスライダを上下
    方向へ移動可能かつ任意の位置で固定可能に設け、この
    スライダの移動によって測定子が当接された被測定物の
    寸法等を測定するハイトゲージにおいて、 前記スライダにそのスライダの移動方向と同方向へ変位
    可能に装着されかつ前記測定子を有する測定子保持部材
    と、 この測定子保持部材をスライダに対する基準位置に保持
    するための基準位置付け手段と、 前記支柱に固定されたスケールおよび前記測定子保持部
    材に取付けられた検出手段を含み、前記支柱に対する測
    定子保持部材の移動量を電気信号に変換するエンコーダ
    と、 このエンコーダの出力信号を所望処理して測定子が当接
    された被測定物の寸法を求める信号処理装置と、 を具備したことを特徴とするハイトゲージ。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記スライダは
    、前記支柱に設けられた断面矩形の案内部材に、スライ
    ダの移動方向と直交する軸方向およびこれと平面上で直
    交する軸方向の変位を規制するエアーベアリング装置を
    介して、前記支柱に移動可能に案内されていることを特
    徴とするハイトゲージ。
  3. (3)特許請求の範囲第2項において、前記エアーベア
    リング装置は、前記案内部材の第一面に対向する空気噴
    出孔を有する第1の部材と、この第1の部材の空気噴出
    孔を有する面に起立されかつその面方向へ変位可能とさ
    れ前記案内部材の第二面に向けた空気噴出孔を有する第
    2の部材と、この第2の部材の空気噴出孔を有する面に
    起立されかつその面方向へ変位可能とされ前記案内部材
    の第三面に向けた空気噴出孔を有する第3の部材とを一
    体的に形成したエアベアリング要素を、前記案内部材の
    両側に対向配置して構成されていることを特徴とするハ
    イトゲージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017156341A (ja) * 2016-02-26 2017-09-07 三ツ星ベルト株式会社 ベルト検尺装置

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