JPS6127695B2 - - Google Patents
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- JPS6127695B2 JPS6127695B2 JP56090814A JP9081481A JPS6127695B2 JP S6127695 B2 JPS6127695 B2 JP S6127695B2 JP 56090814 A JP56090814 A JP 56090814A JP 9081481 A JP9081481 A JP 9081481A JP S6127695 B2 JPS6127695 B2 JP S6127695B2
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- vortex
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- displacement
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/05—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects
- G01F1/20—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow
- G01F1/32—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow using swirl flowmeters
- G01F1/325—Means for detecting quantities used as proxy variables for swirl
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- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカルマン渦を利用した流量計に関す
る。流れの中に挿入した物体の下流に発生するカ
ルマン渦列の周波数を検出して流体の流速または
流量を計測する流量計は古くからよく知られてい
るところである。そして、一般に気体では液体と
異なり、密度に比べて粘度(粘性係数)が大きい
ので発生する渦も弱く、したがつて特に低流速域
の渦検出には高感度のセンサが必要である。
る。流れの中に挿入した物体の下流に発生するカ
ルマン渦列の周波数を検出して流体の流速または
流量を計測する流量計は古くからよく知られてい
るところである。そして、一般に気体では液体と
異なり、密度に比べて粘度(粘性係数)が大きい
ので発生する渦も弱く、したがつて特に低流速域
の渦検出には高感度のセンサが必要である。
感度の高い熱線やサーミスタ等の熱的素子およ
び超音波を用いる方法は、いずれも微少なアナロ
グ信号を電気的に増幅する必要があるので、セン
サおよび検出回路の温度特性や安定度が測定精
度、範囲に及ぼす影響が大きい。即ち、この種用
途としてはセンサの特性の影響がなく、検出回路
が簡単でかつ高感度なものが要求される。
び超音波を用いる方法は、いずれも微少なアナロ
グ信号を電気的に増幅する必要があるので、セン
サおよび検出回路の温度特性や安定度が測定精
度、範囲に及ぼす影響が大きい。即ち、この種用
途としてはセンサの特性の影響がなく、検出回路
が簡単でかつ高感度なものが要求される。
ところで、この種の従来装置のうち、渦の圧力
で振動板を変位させ、信号処理を容易にしたもの
として、例えば実公昭46―21501号公報に示され
る装置がある。これは、渦発生体の内部に室を設
け、この室の壁にその一端が固定された平板状物
体からなる振動子を取付けたもので、該振動子の
変位周波数から流速また流量を求めるものであ
る。この種の装置は渦の発生による圧力変化化を
直接、変位または力として検出するため、構造が
単純になる利点があるが、渦の発生による圧力変
化は流速、すなわち流量のほぼ二乗に比例する特
性を持つているため、低流量域でま極くわずかな
圧力変化となり、充分に振動板またはダイヤフラ
ムを変位させることが難しくなる。
で振動板を変位させ、信号処理を容易にしたもの
として、例えば実公昭46―21501号公報に示され
る装置がある。これは、渦発生体の内部に室を設
け、この室の壁にその一端が固定された平板状物
体からなる振動子を取付けたもので、該振動子の
変位周波数から流速また流量を求めるものであ
る。この種の装置は渦の発生による圧力変化化を
直接、変位または力として検出するため、構造が
単純になる利点があるが、渦の発生による圧力変
化は流速、すなわち流量のほぼ二乗に比例する特
性を持つているため、低流量域でま極くわずかな
圧力変化となり、充分に振動板またはダイヤフラ
ムを変位させることが難しくなる。
即ち、この従来装置では、振動子は圧力取入口
を連通る通路の中で振動するので、圧力取入口相
互間の洩れが大きく、渦の圧力変化が有効に作用
しない欠点がある。また、振動子が変位すると、
これによつて流体が流れるので、この流れによる
2次的な振動が加わりノイズとなる欠点もある。
さらに、通常は振動子の一端が固定されているの
で、金属等の硬い材料では低流量域の渦の検出が
できず、またプラスチツク等の柔い材料を用いる
とそれ自身で中心を保持する機能がなく、したが
つて静電気等で周辺に付着しやすいと同時に、高
流量域では変化が過大となつて寿命が短くなると
いう欠点がある。
を連通る通路の中で振動するので、圧力取入口相
互間の洩れが大きく、渦の圧力変化が有効に作用
しない欠点がある。また、振動子が変位すると、
これによつて流体が流れるので、この流れによる
2次的な振動が加わりノイズとなる欠点もある。
さらに、通常は振動子の一端が固定されているの
で、金属等の硬い材料では低流量域の渦の検出が
できず、またプラスチツク等の柔い材料を用いる
とそれ自身で中心を保持する機能がなく、したが
つて静電気等で周辺に付着しやすいと同時に、高
流量域では変化が過大となつて寿命が短くなると
いう欠点がある。
本発明の目的は、特に上記圧力取入口相互間の
洩れを少なくし、渦の圧力変化が振動子に有効に
作用するように構成することによつて上記の如き
欠点を除去し、低流速での感度が良好で、しかも
構造が簡単なカルマン渦流量計を提供することに
ある。
洩れを少なくし、渦の圧力変化が振動子に有効に
作用するように構成することによつて上記の如き
欠点を除去し、低流速での感度が良好で、しかも
構造が簡単なカルマン渦流量計を提供することに
ある。
上記の目的は、本発明によれば、カルマン渦発
生体から発生する渦の圧力によつて振動する板状
部材を内蔵する渦検出装置内に、板状部材の回転
支点をほゞ頂点とする断面が二等辺三角形状の部
屋を形成するとともに、該二等辺をなす壁面に前
記渦の圧力を導く導圧孔を開口し、該部屋内で回
転変位する板状部材が変位した壁面に接触したと
き導圧孔をおゝうようにすることにより達成され
る。
生体から発生する渦の圧力によつて振動する板状
部材を内蔵する渦検出装置内に、板状部材の回転
支点をほゞ頂点とする断面が二等辺三角形状の部
屋を形成するとともに、該二等辺をなす壁面に前
記渦の圧力を導く導圧孔を開口し、該部屋内で回
転変位する板状部材が変位した壁面に接触したと
き導圧孔をおゝうようにすることにより達成され
る。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の流量計の全体構成図、第2図
は渦発生体のA―A断面図、第3図aは渦の検出
装置の平断面図、第3図bはそのB―B断面図、
第4図は渦の圧力導入部の構造説明図である。
は渦発生体のA―A断面図、第3図aは渦の検出
装置の平断面図、第3図bはそのB―B断面図、
第4図は渦の圧力導入部の構造説明図である。
これらの図において、1は管路、2はカルマン
渦を発生させるための渦発生体、3は渦検出装置
である。4a,4b(第2図参照)は渦発生体2
の流れ方向に直角な側面において軸方向に沿つて
管路1の半径方向全てに開口し、安定した渦を発
生させるための第1のスリツト、5はこの2つの
スリツトを連通する部屋、6a,6bは前記スリ
ツト4a,4bの下流にあつて渦発生体の軸端近
傍の側面に設けた第2のスリツトで、渦によつて
発生する圧力を導くためのものである。7は例え
ばアルミ等の非磁磁性体でできたハウジング、8
a,8bは管路1の管壁に開けられた孔9a,9
bを介して前記発生体2の第2スリツト6a,6
bとそれぞれ連通する導通孔である。10はこの
2つの導圧孔の中央に設けたほぼ三角形の部屋
で、この壁面11a,11bに導圧孔8a,8b
がそれぞれ開口している。12は鉄、ニツケル等
の磁性体でできた厚さ20μ前後の薄い振動板で、
周縁を自由にして振動室10内に挿入してあり、
その一端13を軸受14を介して永久磁石15で
吸着保持し、一端13を支点として揺動可能であ
る。ここで、振動板12は変位したとき前記壁面
11a,11bで支持されると同時に、この壁面
に開口した導圧孔8aまたは8bを閉塞するよう
構成されてる。軸受14(第3図参照)は振動板
12の支点を確保すとともに振動板を接地するた
めのもので、0.1mm程度のベリリウム銅板のよう
な非磁性の薄い金属板でできている。16はヨー
クで、前記磁石15の一端に接続され、ハウジン
グ7を周回した磁石15の他端と対向する位置に
突起16′(第3図参照)が設けられ、ギヤツプ
δ、振動板12および軸受14を通る磁路を形成
する。この突起16′は部屋10の中心に位置さ
せられており、磁石15による磁束を集中させ、
振動板12を常時は部屋10の中央に保持させた
ものである。こうすることにより、振動板12の
バネ定数を極めて小さくすることができる。1
7,18はこの振動を検出するための一対の光フ
アイバで、一端を振動板12を挾んで同軸に対向
配置させてあり、他端にはそれぞれ発光素子19
および受光素子20を設けてある。21は薄い非
磁性の金属板で、23はこの金属板に明けた光を
通す孔、22は部屋10の気密を保つためのシー
ル部材で、透明な樹脂等でできている。24はフ
タで、前記部屋10を形成する。また、25(第
1,4図参照)は渦検出装置3を外部磁界から保
護するためのシールドケースである。
渦を発生させるための渦発生体、3は渦検出装置
である。4a,4b(第2図参照)は渦発生体2
の流れ方向に直角な側面において軸方向に沿つて
管路1の半径方向全てに開口し、安定した渦を発
生させるための第1のスリツト、5はこの2つの
スリツトを連通する部屋、6a,6bは前記スリ
ツト4a,4bの下流にあつて渦発生体の軸端近
傍の側面に設けた第2のスリツトで、渦によつて
発生する圧力を導くためのものである。7は例え
ばアルミ等の非磁磁性体でできたハウジング、8
a,8bは管路1の管壁に開けられた孔9a,9
bを介して前記発生体2の第2スリツト6a,6
bとそれぞれ連通する導通孔である。10はこの
2つの導圧孔の中央に設けたほぼ三角形の部屋
で、この壁面11a,11bに導圧孔8a,8b
がそれぞれ開口している。12は鉄、ニツケル等
の磁性体でできた厚さ20μ前後の薄い振動板で、
周縁を自由にして振動室10内に挿入してあり、
その一端13を軸受14を介して永久磁石15で
吸着保持し、一端13を支点として揺動可能であ
る。ここで、振動板12は変位したとき前記壁面
11a,11bで支持されると同時に、この壁面
に開口した導圧孔8aまたは8bを閉塞するよう
構成されてる。軸受14(第3図参照)は振動板
12の支点を確保すとともに振動板を接地するた
めのもので、0.1mm程度のベリリウム銅板のよう
な非磁性の薄い金属板でできている。16はヨー
クで、前記磁石15の一端に接続され、ハウジン
グ7を周回した磁石15の他端と対向する位置に
突起16′(第3図参照)が設けられ、ギヤツプ
δ、振動板12および軸受14を通る磁路を形成
する。この突起16′は部屋10の中心に位置さ
せられており、磁石15による磁束を集中させ、
振動板12を常時は部屋10の中央に保持させた
ものである。こうすることにより、振動板12の
バネ定数を極めて小さくすることができる。1
7,18はこの振動を検出するための一対の光フ
アイバで、一端を振動板12を挾んで同軸に対向
配置させてあり、他端にはそれぞれ発光素子19
および受光素子20を設けてある。21は薄い非
磁性の金属板で、23はこの金属板に明けた光を
通す孔、22は部屋10の気密を保つためのシー
ル部材で、透明な樹脂等でできている。24はフ
タで、前記部屋10を形成する。また、25(第
1,4図参照)は渦検出装置3を外部磁界から保
護するためのシールドケースである。
次に動作について説明する。
いま、渦発生体2の上部に渦26(第2図参
照)ができると、スリツト6a内の圧力は反対側
のスリツト6bよりも圧力を低下し、したがつて
これに連通した部屋10の振動板12の両側面に
圧力差が生じるので、この振動板1は導圧孔8a
側に変位し、壁面11a(第3図a参照)に衝突
して停止する。壁面11aおよび11bはほぼ振
動板12の支点を通る平面としてあるので、衝突
時は振動板12と壁面11aとの間の流体層がダ
ンパー(緩衝部材)として作用する。まだ、振動
板12は壁面11aに開口した導圧孔8aを閉塞
して導圧孔8a,8b間の流体の流通を無くすの
で、渦の圧力により壁面11aに確実に吸着され
る。即ち、振動板12は壁面11aに滑らかに接
近し、次いで確実な保持力が働くので、衝突時の
はね返り等も起らない。また、この流体層のダン
ピング作用は外部振動に対しても有効に働いて振
動の伝達を防止するため、SN比を向上させるこ
とができる。次いで、反対側に渦ができると、振
動板12はヨーク16の突起16′の磁力と導圧
孔8bの渦の圧力とにより吸引れて反対側に変位
し、壁面11bで停止する。即ち、振動板12は
一対の渦の発生に伴い壁面11aと11bとによ
つてその変位を規制された一定振幅の運動を繰り
返すこととなる。この振動板の変位の過程では、
振動板12の周縁と部屋10の内面との隙間から
流体の洩れが起る。しかし、この隙間を非常に狭
く保持すると同時に、前述したように導圧孔8
a,8bの開口を振動板12よりも小さくして流
体が直接吹き抜けないようにしてあるので、洩れ
量は極へて小さく、このため渦の圧力が損失なく
振動板12に作用する。また振動板12は磁石1
5とヨークにより磁気的に保持しているので、一
端を固定する方法に比してバネ定数を極めて小さ
くできる上に、振動板12の幅方向にも突起1
6′により磁気的に保持するので、振動板12は
その支点近傍の突出部27(第3図b参照)およ
び部屋10の底面に28と接触するだけであり、
摩擦モーメントも小さく、微少な差圧でも大きな
変位が得られ、低流速の検出感度が向上するとと
もに、広い計測範囲で振幅一定の運動が得られ
る。さらにまた、振動板を磁石で保持したことに
より、振動板の剛性はバネ数に関係しないので、
剛性のある強度の高い材料も使用できること、ま
た支点には全く応力が加わらないので、寿命が格
段と向上する利点がある。ここで、振動板12を
例えば20Hz〜1Hzに及ぶ広い周波数範囲で安定に
振動させるには、部屋10と導圧孔8aおよび8
bからなる流体系の固有振動数を渦周波数領域よ
り高域に設けて、渦の圧力変化を直接、振動板に
作用させることが重要であるが、前述のように、
渦発生体の軸方向端部に第2のスリツト6a,6
bを設けてそこに導圧孔8a,8bを最短距離で
開口したので、流体系の固有振動数を高くするこ
とが可能で、渦を安定に検出することができる。
照)ができると、スリツト6a内の圧力は反対側
のスリツト6bよりも圧力を低下し、したがつて
これに連通した部屋10の振動板12の両側面に
圧力差が生じるので、この振動板1は導圧孔8a
側に変位し、壁面11a(第3図a参照)に衝突
して停止する。壁面11aおよび11bはほぼ振
動板12の支点を通る平面としてあるので、衝突
時は振動板12と壁面11aとの間の流体層がダ
ンパー(緩衝部材)として作用する。まだ、振動
板12は壁面11aに開口した導圧孔8aを閉塞
して導圧孔8a,8b間の流体の流通を無くすの
で、渦の圧力により壁面11aに確実に吸着され
る。即ち、振動板12は壁面11aに滑らかに接
近し、次いで確実な保持力が働くので、衝突時の
はね返り等も起らない。また、この流体層のダン
ピング作用は外部振動に対しても有効に働いて振
動の伝達を防止するため、SN比を向上させるこ
とができる。次いで、反対側に渦ができると、振
動板12はヨーク16の突起16′の磁力と導圧
孔8bの渦の圧力とにより吸引れて反対側に変位
し、壁面11bで停止する。即ち、振動板12は
一対の渦の発生に伴い壁面11aと11bとによ
つてその変位を規制された一定振幅の運動を繰り
返すこととなる。この振動板の変位の過程では、
振動板12の周縁と部屋10の内面との隙間から
流体の洩れが起る。しかし、この隙間を非常に狭
く保持すると同時に、前述したように導圧孔8
a,8bの開口を振動板12よりも小さくして流
体が直接吹き抜けないようにしてあるので、洩れ
量は極へて小さく、このため渦の圧力が損失なく
振動板12に作用する。また振動板12は磁石1
5とヨークにより磁気的に保持しているので、一
端を固定する方法に比してバネ定数を極めて小さ
くできる上に、振動板12の幅方向にも突起1
6′により磁気的に保持するので、振動板12は
その支点近傍の突出部27(第3図b参照)およ
び部屋10の底面に28と接触するだけであり、
摩擦モーメントも小さく、微少な差圧でも大きな
変位が得られ、低流速の検出感度が向上するとと
もに、広い計測範囲で振幅一定の運動が得られ
る。さらにまた、振動板を磁石で保持したことに
より、振動板の剛性はバネ数に関係しないので、
剛性のある強度の高い材料も使用できること、ま
た支点には全く応力が加わらないので、寿命が格
段と向上する利点がある。ここで、振動板12を
例えば20Hz〜1Hzに及ぶ広い周波数範囲で安定に
振動させるには、部屋10と導圧孔8aおよび8
bからなる流体系の固有振動数を渦周波数領域よ
り高域に設けて、渦の圧力変化を直接、振動板に
作用させることが重要であるが、前述のように、
渦発生体の軸方向端部に第2のスリツト6a,6
bを設けてそこに導圧孔8a,8bを最短距離で
開口したので、流体系の固有振動数を高くするこ
とが可能で、渦を安定に検出することができる。
次に、振動板12の変位回数の検出は、例えば
この振動板と斜交して設けた光通路を振動板と斜
交して設けた光通路を振動板12で断続すること
により行なわれる。即ち、第3図aに示されるよ
うに壁面11a側に振動板12があるときには光
がしや断され、反対の壁面11b側にあるときに
は光が透過する。したがつて振動板12が一往復
すると1個の光パルスが得られ、これにより渦周
波数を検出することができる。このように光の
ON―OFにより振動板の変位を検出する方法は、
渦周数に依存しない一定振幅の信号が得られるの
で、信号処理が容易となる利点がある。また、こ
の実施例では光路を振動板と交して設けてある
が、この方法に限るものではない。
この振動板と斜交して設けた光通路を振動板と斜
交して設けた光通路を振動板12で断続すること
により行なわれる。即ち、第3図aに示されるよ
うに壁面11a側に振動板12があるときには光
がしや断され、反対の壁面11b側にあるときに
は光が透過する。したがつて振動板12が一往復
すると1個の光パルスが得られ、これにより渦周
波数を検出することができる。このように光の
ON―OFにより振動板の変位を検出する方法は、
渦周数に依存しない一定振幅の信号が得られるの
で、信号処理が容易となる利点がある。また、こ
の実施例では光路を振動板と交して設けてある
が、この方法に限るものではない。
すなわち、第5図aおよび第5図bは光学的な
検知方法の変形例を示す要部構成図で、これらの
図からも明らかなように、前者は振動板12の一
部を折り曲げて振動板の面に平行に設けた光路を
断続するようにしたもの、また、後者は振動板1
2に厚みを持たせて光路を断続するようにした例
を示すものである。
検知方法の変形例を示す要部構成図で、これらの
図からも明らかなように、前者は振動板12の一
部を折り曲げて振動板の面に平行に設けた光路を
断続するようにしたもの、また、後者は振動板1
2に厚みを持たせて光路を断続するようにした例
を示すものである。
第6図は振動板の光学的変位検出手段の他の実
止例を示すもので、振動板の変位検出素子として
反射光センサを用いたものである。なお、第6図
aは全体構成図、第6図bは動作説明のための部
分拡大図、第6図cはセンサの特性図である。こ
の検出装置は前述の第1の実施例と同様、渦の圧
力を導入する導圧孔8c,8b、この導圧孔8
a,8bを連通する部屋10、この振動室10内
に挿入した振動板12、この振動板12を磁気的
に保持する磁石15およびヨーク16とを有す
る。29は振動板12の変位を検出するための光
フアイバで、例えば同軸に二つの光路30および
31をするものが用いられる。この光フアイバ2
9は一つの端面を振動面にほぼ垂直に対向させて
部屋10の壁面に開口させてあり、他端には発光
素子19および受光素子20を設けてある。
止例を示すもので、振動板の変位検出素子として
反射光センサを用いたものである。なお、第6図
aは全体構成図、第6図bは動作説明のための部
分拡大図、第6図cはセンサの特性図である。こ
の検出装置は前述の第1の実施例と同様、渦の圧
力を導入する導圧孔8c,8b、この導圧孔8
a,8bを連通する部屋10、この振動室10内
に挿入した振動板12、この振動板12を磁気的
に保持する磁石15およびヨーク16とを有す
る。29は振動板12の変位を検出するための光
フアイバで、例えば同軸に二つの光路30および
31をするものが用いられる。この光フアイバ2
9は一つの端面を振動面にほぼ垂直に対向させて
部屋10の壁面に開口させてあり、他端には発光
素子19および受光素子20を設けてある。
以下の構成において、光路30から出た光は振
動板12の表面で反射され光路31に入射する。
振動板12が壁面11bに接触すると反射光は入
射せず、反対側に変位すると反射光が入射する。
即ち、振動板12の一往復に対応した光信号が得
られ、これにより渦周波数を検出することができ
る。一般に、反射型センサの入射光量Pは、反射
面との距離lによつて第6図cの曲線Cのように
変化するので、最大変位距離Lが単調増加領域内
にあるように距離lを選べば良い。この方法はフ
アイバが一本で良く、かつ光軸のズレの影響がな
いこと、また流体の流通路および磁路との干渉も
なくなるので、構造が簡単となる利点がある。
動板12の表面で反射され光路31に入射する。
振動板12が壁面11bに接触すると反射光は入
射せず、反対側に変位すると反射光が入射する。
即ち、振動板12の一往復に対応した光信号が得
られ、これにより渦周波数を検出することができ
る。一般に、反射型センサの入射光量Pは、反射
面との距離lによつて第6図cの曲線Cのように
変化するので、最大変位距離Lが単調増加領域内
にあるように距離lを選べば良い。この方法はフ
アイバが一本で良く、かつ光軸のズレの影響がな
いこと、また流体の流通路および磁路との干渉も
なくなるので、構造が簡単となる利点がある。
第7図は振動板の変位検出手段のさらに他の実
施例を示すもので、振動板の変位を検出する手段
として磁気回路の磁束変化を検出する例である。
なお、第7図aは全体構成図、第7図bは動作説
明のための部分拡大図である。この検出装置は前
述の実施例同様に、渦の圧力を導入する導圧孔8
a,8b、この導圧孔8a,8bを連通する部屋
10、この部屋10内に周縁自由に挿入した振動
板12、この振動板12を磁気的に保持するため
の磁石15およびヨーク16等を有する。32は
ヨーク16の突16′に巻き掛けたコイル、33
はこのコイルの出力を増幅、波形整形するさめの
電子回路である。
施例を示すもので、振動板の変位を検出する手段
として磁気回路の磁束変化を検出する例である。
なお、第7図aは全体構成図、第7図bは動作説
明のための部分拡大図である。この検出装置は前
述の実施例同様に、渦の圧力を導入する導圧孔8
a,8b、この導圧孔8a,8bを連通する部屋
10、この部屋10内に周縁自由に挿入した振動
板12、この振動板12を磁気的に保持するため
の磁石15およびヨーク16等を有する。32は
ヨーク16の突16′に巻き掛けたコイル、33
はこのコイルの出力を増幅、波形整形するさめの
電子回路である。
以上の構成において、振動板12が振動する
と、この振動板の先端34とヨーク16の突起1
6′とのギヤツプ35の距離lが変化するので、
突起16′を通る磁束が変化す。この磁束変化は
振動板12の一往復に2回発生するので、コイル
32に生じる誘導起電力を検出することにより、
交互に発生する渦周波数を検出することができ
る。この方法は、振動板を保持するための磁石回
路の磁束変化を検出するので、別個に変位検出器
を設けることもなく構造が簡単となり、コストが
低下する利点がある。また、信号は渦の周波数に
比例した振幅を持つた出力となるが、ここでは単
に起電力の方向の変化のみを検出すれば良いの
で、検出器や処理回路等の特性値の変化に影響さ
れない。さらにまた、検出器は直接流体に接触し
ないので、汚染されることもないなど、実用上の
効果が大である。また、この実施例ではコイルを
用いているが、ホール素子、磁気抵抗素子等磁束
変化を検出しうるものであればなんでも良い。
と、この振動板の先端34とヨーク16の突起1
6′とのギヤツプ35の距離lが変化するので、
突起16′を通る磁束が変化す。この磁束変化は
振動板12の一往復に2回発生するので、コイル
32に生じる誘導起電力を検出することにより、
交互に発生する渦周波数を検出することができ
る。この方法は、振動板を保持するための磁石回
路の磁束変化を検出するので、別個に変位検出器
を設けることもなく構造が簡単となり、コストが
低下する利点がある。また、信号は渦の周波数に
比例した振幅を持つた出力となるが、ここでは単
に起電力の方向の変化のみを検出すれば良いの
で、検出器や処理回路等の特性値の変化に影響さ
れない。さらにまた、検出器は直接流体に接触し
ないので、汚染されることもないなど、実用上の
効果が大である。また、この実施例ではコイルを
用いているが、ホール素子、磁気抵抗素子等磁束
変化を検出しうるものであればなんでも良い。
以上述べたように、本発明によれば、振動板の
振動の支点をほぼ頂点とする2等辺3角形の部屋
を設け、この壁面に渦の圧力を導く導圧孔を開口
し、振動板の変位を2等辺をなす壁面で規制する
とともに、導圧孔を振動板で閉塞することによ
り、流体の流通を最小にして渦の圧力を有効に利
用することができるので、渦の強さや2次的なノ
イズに影響されない安定な振動を行なわせること
ができ、したがつて検出回路の構成を格段と簡単
にできるものである。また、渦の圧力で変位する
振動板を従来装置のごとく一端を固定保持するの
ではなく、振動板を磁性体としてその一端を磁石
で吸着し、他端にヨークを対向配置して磁力で保
持するよう構成することができるので、振動板の
剛性に依存しない小さいバネ定数が得られ、検出
感度を向上できる。さらに固定部等の応力集中部
分もないので寿命増加する。また、振動板の変位
検出手段を振動板の振動面に斜交する光路と、そ
の光路両端に設けた一対の発、受光素子とで構成
し、振動板の変位によつてこの光路を断続する
か、または振動板にほぼ直光して一端を開口する
2つの光路と、その他端に設けた一対の発、受光
素子とで構成し、振動板の変位によつて振動面か
らの反射光量が変化するように構成することがで
きるので、構造が簡単で、かつ振幅一定な電気出
力を直接得ることができる。また、振動板の変位
検出手段として、振動板を保持するための磁気回
路に磁束変化を検知する手段を設け、振動板の変
位に伴なう磁束変化を検出することをできるの
で、検出器を直接流体に接触させないで検出する
ことも可能であり、したがつて汚損等の影響をな
くすことができるとともに、構成を簡略にするこ
とができる。さらに、渦発生体の軸方向端部の両
側面に渦の圧力を導入する第2のスリツトを設
け、該スリツトから渦の圧力を管路外の渦検出装
置へ導くことができるで、渦検出のための導圧孔
を短かくすることができるとともに、高周波数の
渦を劣化させることなく管路外に設置された渦検
出装置へ伝達することができ、したがつて、発生
体の直径のデイメンジヨンが多少異なつても共通
に使用できるなど実用上の利点がある。
振動の支点をほぼ頂点とする2等辺3角形の部屋
を設け、この壁面に渦の圧力を導く導圧孔を開口
し、振動板の変位を2等辺をなす壁面で規制する
とともに、導圧孔を振動板で閉塞することによ
り、流体の流通を最小にして渦の圧力を有効に利
用することができるので、渦の強さや2次的なノ
イズに影響されない安定な振動を行なわせること
ができ、したがつて検出回路の構成を格段と簡単
にできるものである。また、渦の圧力で変位する
振動板を従来装置のごとく一端を固定保持するの
ではなく、振動板を磁性体としてその一端を磁石
で吸着し、他端にヨークを対向配置して磁力で保
持するよう構成することができるので、振動板の
剛性に依存しない小さいバネ定数が得られ、検出
感度を向上できる。さらに固定部等の応力集中部
分もないので寿命増加する。また、振動板の変位
検出手段を振動板の振動面に斜交する光路と、そ
の光路両端に設けた一対の発、受光素子とで構成
し、振動板の変位によつてこの光路を断続する
か、または振動板にほぼ直光して一端を開口する
2つの光路と、その他端に設けた一対の発、受光
素子とで構成し、振動板の変位によつて振動面か
らの反射光量が変化するように構成することがで
きるので、構造が簡単で、かつ振幅一定な電気出
力を直接得ることができる。また、振動板の変位
検出手段として、振動板を保持するための磁気回
路に磁束変化を検知する手段を設け、振動板の変
位に伴なう磁束変化を検出することをできるの
で、検出器を直接流体に接触させないで検出する
ことも可能であり、したがつて汚損等の影響をな
くすことができるとともに、構成を簡略にするこ
とができる。さらに、渦発生体の軸方向端部の両
側面に渦の圧力を導入する第2のスリツトを設
け、該スリツトから渦の圧力を管路外の渦検出装
置へ導くことができるで、渦検出のための導圧孔
を短かくすることができるとともに、高周波数の
渦を劣化させることなく管路外に設置された渦検
出装置へ伝達することができ、したがつて、発生
体の直径のデイメンジヨンが多少異なつても共通
に使用できるなど実用上の利点がある。
第1図は本発明の実施例を示す全体構成図、第
2図は第1図のA―A断面図、第3図aは渦検出
装置の平断面図、第3図bはそのB―B断面図、
第4図は渦の圧力導入部の構造図、第5図は光学
的な変位検出装置の変形例を示す要部構成図、第
6図aは光学的な変位検出装置の他の実施例を示
す全体構成図、第6図bはその部分拡大図、第6
図cはセンサの特性図、第7図は変位検出装置の
別の実施例を示す構成図である。 符号説明、1…管路、2…カルマン渦発生体、
3…渦検出装置、4a,4b…第1スリツト、
8,10…部屋、6a,6b…第2スリツト、7
…ハウジング、8a,8b…導圧孔、9a,9
b,23…孔、11a,11b…壁面、12…振
動板、13…振動板端部、14…軸受、15…永
久磁石、16…ヨーク、16′…ヨーク突出部、
17,18,29…光フアイバ、19…発光素
子、20…受光素子、21…金属板、22…シー
ル部材、24…フタ、25…シールドケース、2
6…渦、27…突出部、28…底面、30,31
…光路、32…コイル、33…検出回路、34…
振動板先端、35…ギヤツプ。
2図は第1図のA―A断面図、第3図aは渦検出
装置の平断面図、第3図bはそのB―B断面図、
第4図は渦の圧力導入部の構造図、第5図は光学
的な変位検出装置の変形例を示す要部構成図、第
6図aは光学的な変位検出装置の他の実施例を示
す全体構成図、第6図bはその部分拡大図、第6
図cはセンサの特性図、第7図は変位検出装置の
別の実施例を示す構成図である。 符号説明、1…管路、2…カルマン渦発生体、
3…渦検出装置、4a,4b…第1スリツト、
8,10…部屋、6a,6b…第2スリツト、7
…ハウジング、8a,8b…導圧孔、9a,9
b,23…孔、11a,11b…壁面、12…振
動板、13…振動板端部、14…軸受、15…永
久磁石、16…ヨーク、16′…ヨーク突出部、
17,18,29…光フアイバ、19…発光素
子、20…受光素子、21…金属板、22…シー
ル部材、24…フタ、25…シールドケース、2
6…渦、27…突出部、28…底面、30,31
…光路、32…コイル、33…検出回路、34…
振動板先端、35…ギヤツプ。
Claims (1)
- 1 測定管路内に取付けられ、該管路内を流れる
流体によりその両側面近傍に交互にカルマン渦を
発生する柱状の渦発生体と、測定管路外に設けら
れ、前記交互に発生する渦の圧力によつて振動す
る振動部材を含む渦検出装置とを備えてなるカル
マン渦流量計であつて、該渦検出装置内に前記振
動部材の回動支点をほぼ頂点とする断面が二等辺
三角形状の圧力検出室を形成するとともに、該検
出室の二等辺をなす壁面のそれぞれに前記渦発生
体から交互に発生した渦の圧力を導入する導圧孔
をそれぞれ開口し、前記検出室内で振動部材が回
動変位して壁面に接触したとき該該導圧孔を覆う
ようにしてなることを特徴とするカルマン渦流量
計。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56090814A JPS57206825A (en) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | Flow meter for karman's vortex street |
GB08217230A GB2103795B (en) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Flow metering apparatus |
DE19823222714 DE3222714A1 (de) | 1981-06-15 | 1982-06-15 | Stroemungsmesseinrichtung nach dem prinzip der karmanschen wirbelstrasse |
US06/388,670 US4470310A (en) | 1981-06-15 | 1982-06-15 | Karman's vortex flow metering apparatus |
GB08422792A GB2144222B (en) | 1981-06-15 | 1984-09-10 | Flow metering apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56090814A JPS57206825A (en) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | Flow meter for karman's vortex street |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57206825A JPS57206825A (en) | 1982-12-18 |
JPS6127695B2 true JPS6127695B2 (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=14009059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56090814A Granted JPS57206825A (en) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | Flow meter for karman's vortex street |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57206825A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147517A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-08 | Ohkura Electric Co Ltd | カルマン渦流量計 |
JPS61193024A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-27 | Fuji Electric Co Ltd | カルマン渦流量計 |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP56090814A patent/JPS57206825A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57206825A (en) | 1982-12-18 |
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