JP2003014511A - 流量測定装置 - Google Patents

流量測定装置

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JP2003014511A
JP2003014511A JP2001201644A JP2001201644A JP2003014511A JP 2003014511 A JP2003014511 A JP 2003014511A JP 2001201644 A JP2001201644 A JP 2001201644A JP 2001201644 A JP2001201644 A JP 2001201644A JP 2003014511 A JP2003014511 A JP 2003014511A
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Seiji Urano
誠二 浦野
Toshisuke Sakai
敏輔 酒井
Toshihiko Matsuda
利彦 松田
Tsuneji Kuroki
恒二 黒木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、濁度が高く光を透過し難い流体で
も高感度の測定ができ、小型で安価な流量測定装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の流量測定装置は、測定管路1内
に設置され流体にカルマン渦を発生させる渦発生体2
と、渦発生体2の下流側に設けられカルマン渦3によっ
て往復動作する可動体5aと、磁界を発生する永久磁石
4aと、永久磁石4aによって形成された磁界を検出す
るホール素子6と、ホール素子6と接続され、ホール素
子6によって検出された磁界変化を抽出する信号処理回
路とを備え、永久磁石4aもしくはホール素子6のいず
れか一方が可動体5aに設けられたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定管路を流れる
気体や液体(以下、流体)の流量を測定する流量測定装
置、特にカルマン渦の発生数をカウントすることで流量
を測定するカルマン渦流量測定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、測定管路を流れる流体の流量を測
定する流量測定装置としてカルマン渦流量測定装置がよ
く知られている。このカルマン渦流量測定装置は、流動
する流体中にカルマン渦を発生させ、このカルマン渦の
単位時間当りの発生数(以下、周波数)をカウントし、
この周波数から流量を算出するものである。これはカル
マン渦の周波数が流速に比例するという現象を利用した
ものである。
【0003】このようなカルマン渦流量測定装置の中
で、従来、渦発生体と検出器をユニット化して小型化し
たカルマン渦流量測定装置が提案されている(特開62
−14226公報参照)。図10は従来のカルマン渦流
量測定装置の構成を示す断面図である。
【0004】図10において、1は測定管路、2は渦発
生体、3はカルマン渦、18は検出器、19はホトセン
サ、20は偏向フィルタ、21は可動板、22は支柱、
23は制御回路である。
【0005】図10に示すように、従来のカルマン渦流
量測定装置は、渦発生体2と検出器18が一体で成形さ
れており、矢印fで示す方向から流体が流入する測定管
路1内に、管路内壁の影響を受けないような配置で設け
られている。検出器18は渦発生体2の背面側(f方向
側)に形成された凹部内に収容され、発光、受光の2個
のホトセンサ19と、流体中を透過する光の方向に変化
を加える偏光フィルタ20が設けられた可動板21を備
えており、支柱22に回動自在に保持される。また、ホ
トセンサ19によってパルスとして得られる検出信号
は、制御回路23により処理される。
【0006】この従来のカルマン渦流量測定装置は、測
定管路1に流体が流れるとカルマン渦3が発生し、偏光
フィルタ20をもつ可動板21が振動する。このとき、
ホトセンサ19から発光された光は可動板21の動きに
応じて偏光フィルタ20によって変化が加えられ、偏光
フィルタ20を通した光の強弱を入力信号として制御回
路23がカウントすれば、流量を算出できるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカルマン渦流量測定装置では、渦発生体2の背面側
を溝形状とし、凹部内部に偏光フィルタ20を具備する
可動板21とホトセンサ19を設置するため、渦発生体
2の小型化に限界があり、装置全体の更なる小型化及び
低コスト化の障害となっていた。
【0008】また、ホトセンサ19間で受発光する光を
用いて検出を行なっているために、濁度が高く光を透過
し難い流体の場合、受光量は低下し、偏光フィルタ20
による偏向もあまりはっきりせず、感度が鈍って流量測
定が困難になるという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、濁度が高く光を透過し
難い流体でも高感度の測定ができ、小型で安価な流量測
定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するめ本
発明の流量測定装置は、測定管路内に設置され流体にカ
ルマン渦を発生させる渦発生体と、渦発生体の下流側に
設けられカルマン渦によって往復動作する可動体と、磁
界を発生する磁界発生手段と、磁界発生手段によって形
成された磁界を検出する磁界検出手段と、磁界検出手段
と接続され、磁界検出手段によって検出された磁界変化
を抽出する信号処理回路とを備え、磁界発生手段もしく
は磁界検出手段のいずれか一方が可動体に設けられたこ
とを特徴とする。
【0011】これにより、濁度が高く光を透過し難い流
体でも高感度の測定ができ、小型で安価な流量測定装置
を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1にかかる流量測定装置
は、流体が流れる測定管路と、測定管路内に設置され流
体にカルマン渦を発生させる渦発生体と、渦発生体の下
流側に設けられカルマン渦によって往復動作する可動体
と、磁界を発生する磁界発生手段と、磁界発生手段によ
って形成された磁界を検出する磁界検出手段と、磁界検
出手段と接続され、磁界検出手段によって検出された磁
界変化を抽出する信号処理回路とを備え、磁界発生手段
もしくは磁界検出手段のいずれか一方が可動体に設けら
れたことを特徴とする流量測定装置であるから、装置全
体の小型化を図ることができ、これに伴う低コスト化が
可能となる。また、可動体の往復動作によって起こる磁
界変化により、カルマン渦を検出するため、流体の濁度
の影響を全く受けない。
【0013】請求項2にかかる流量測定装置は、可動体
が、渦発生体の下流側で片持ち支持されるとともに、自
由端近傍に磁界発生手段もしくは流量測定装置のいずれ
か一方が設けられたことを特徴とする請求項1記載の流
量測定装置であるから、可動体の振動幅の最も大きい場
所に磁界発生手段もしくは磁界検出手段のいずれか一方
を設置することにより、検出される磁界の変化幅の信号
レベルが大きくなるため、外乱ノイズの影響を受け難
く、また信号処理回路内の増幅回路及びフィルター回路
等の簡略化が可能となる。
【0014】請求項3にかかる流量測定装置は、磁界発
生手段が可動体に設けられるとともに、磁界検出手段が
測定管路内に設けられたことを特徴とする請求項1また
は2に記載の流量測定装置であるから、磁界発生手段を
可動体に設けるとともに、磁界検出手段が測定管路内に
設けられるため、往復動作に起因する磁界検出に影響の
出る外乱ノイズの影響を削減できる。
【0015】請求項4にかかる流量測定装置は、磁界発
生手段もしくは磁界検出手段のいずれか一方が測定管路
外に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記
載の流量測定装置であるから、一方の部品を測定管路外
に設けることにより装置の組立性が向上する。
【0016】請求項5にかかる流量測定装置は、磁界発
生手段が可動体に設けられるとともに、磁界検出手段が
測定管路外に設けられたことを特徴とする請求項4記載
の流量測定装置であるから、磁界検出手段を流体から隔
離することにより、流体が導電性を有する場合等に流体
を通じて侵入する外乱ノイズの影響を削減できる。ま
た、磁界検出手段にかかるリード線を内部から外部へ配
線する必要がなくなるため、これにかかるシール部材の
削減が可能となり、これに起因するリーク不良がなくな
る。
【0017】請求項6にかかる流量測定装置は、磁界発
生手段が永久磁石であるこを特徴とする請求項1〜5の
いずれかに記載の流量測定装置であるから、電力等のエ
ネルギーを与えることなく常に安定した磁界を発生する
ことが可能となる。また、可動体に永久磁石を設置した
場合は可動部にリード線等を設ける必要がなくなる。
【0018】請求項7にかかる流量測定装置は、磁界検
出手段がホール素子であることを特徴とする請求項1〜
6のいずれかに記載の流量測定装置であるから、ホール
素子は出力インピーダンスが低いため、外乱ノイズの影
響を低減できる。
【0019】請求項8にかかる流量測定装置は、測定管
路と渦発生体が別部材で構成されたことを特徴とする請
求項1〜7のいずれかに記載流量測定装置であるから、
渦発生体単独での加工が可能となり加工精度が向上す
る。また、仮に渦発生体の不具合が発生した場合には渦
発生体のみの交換が可能となる。
【0020】請求項9にかかる流量測定装置は、可動体
が渦発生体に支持されたことを特徴とする請求項1〜8
のいずれかに記載の流量測定装置であるから、可動体の
縦方向(流れ方向;図3と図4に示すX軸方向)の長さ
の自由度が広がり、磁界検出手段が検出する磁界の変化
幅の信号レベルが更に大くなり、外乱ノイズの影響を受
け難くなる。
【0021】請求項10にかかる流量測定装置は、可動
体が可動軸を有することを特徴とする請求項1〜9のい
ずれかに記載の流量測定装置であるから、可動軸により
可動体が往復動作するため、可動体の材料が剛性を有す
る場合でもスムーズな可動が可能となる。
【0022】請求項11にかかる流量測定装置は、可動
体が弾性を有する材料で形成された板材であることを特
徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の流量測定装
置であるから、可動軸及び軸受けの削減が可能となる。
【0023】請求項12にかかる流量測定装置は、可動
体が弾性を有する材料で形成された線状材であることを
特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の流量測定
装置であるから、可動体が線形状のため、流れと渦の成
長を妨げることが少ない。
【0024】請求項13にかかる流量測定装置は、線状
材が金属線であることを特徴とする請求項12記載の流
量測定装置であるから、安価な材料で高温の流体の測定
が可能となる。
【0025】請求項14にかかる流量測定装置は、金属
線がコの字形状を有していることを特徴とする請求項1
3記載の流量測定装置であるから、磁界発生手段もしく
は磁界検出手段の周囲を支持することができる。
【0026】請求項15にかかる流量測定装置は、磁界
発生手段もしくは磁界検出手段のいずれか一方には、金
属線と嵌合するための保持溝が設けられていることを特
徴とする請求項14記載の流量測定装置であるから、別
部品を設けることなく簡単な構造で磁界発生手段もしく
は磁界検出を保持することが可能となる。
【0027】請求項16にかかる流量測定装置は、金属
線には、磁界発生手段もしくは磁界検出手段を固定する
ための湾曲部が設けられていることを特徴とする請求項
15記載の流量測定装置であるから、別部品を設けるこ
となく簡単な構造で磁界発生手段もしくは磁界検出を固
定することが可能となる。
【0028】請求項17にかかる流量測定装置は、渦発
生体には流れを横断する方向の中央近傍に開口部が設け
られ、該開口部と係合するため金属線には両端に曲げ部
を設けられていることを特徴とする請求項13〜16の
いずれかに記載の流量測定装置であるから、別部品を設
けることなく簡単な構造で可動部を渦発生体に固定する
ことが可能となる。
【0029】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における流量測定装置の構成を示す断面図を示す。
図2は本発明の実施の形態1における流量測定装置の図
1におけるA−A断面図である。
【0031】図1,図2において、1は測定する流体が
流れる測定管路、2は内壁の影響を受けないような配置
で測定管路1内部に設けられた渦発生体、3は渦発生体
2によって生成されるカルマン渦である。カルマン渦3
は、測定する流体の流速に比例した周波数で、上下交互
に回転方向が反転して生成される。4aは測定管路1内
部に磁界を形成する磁界発生手段としての永久磁石であ
る。永久磁石4aは後述する可動体5aに取付けられ
る。9a、9bは測定管路1の両端に設置され、外部配
管(図示せず)と測定管路1を接続するための接続部で
ある。
【0032】永久磁石4aとしては、フェライト磁石を
用いることができるが、より高精度の測定を要求される
場合には、磁束密度が非常に高い永久磁石であるネオジ
ウム(Nd)、サマリウム(Sm)、セリウム(Ce)
系などの希土類永久磁石を用いるのが好適である。さら
に永久磁石4aに、磁界を通す樹脂でモールド処理を行
ったり、コーティング材料によるコーティング処理を施
すことで、流体の温度による影響や、腐食性流体を流す
場合の腐食による影響を低減することが可能となり、流
体の種類や性質(温度やpHなど)の幅を広げることが
できる。また、磁界発生手段としては、永久磁石4a以
外にもソレノイド等の電磁石を用いるのでもよい。
【0033】5aは、カルマン渦3により、図1の矢印
aで示すようにZ軸上下方向に往復動作する可動体であ
る。本実施の形態1では、図2に示すように可動体5a
はY軸方向と平行で、測定管路1内壁面に片持ち支持し
ている。可動体5aの自由端(先端)付近には永久磁石
4aが取付けられている。可動体5aには長期にわたっ
てX軸方向の流体の力が作用するから、X軸方向の流体
の流れに耐え得るだけの剛性と、カルマン渦3によって
矢印aで示すZ軸上下方向に往復動作するための弾性を
備えることが必要である。従って、構造上X軸方向には
剛性を示し、Z軸方向には弾性を有する薄厚の金属板、
樹脂板、ゴム板等の弾性を有する材料からなる板材、も
しくは金属線等をY軸方向と平行に設置し、X軸方向の
流れに対する抵抗を減らし剛性を持たせることが好まし
い。
【0034】6は、磁界発生手段4が形成する磁界を検
出するための磁界検出手段としてのホール素子であり、
ホール素子6は信号処理回路であるプリント基板7とリ
ード線8aを介して電気的に接続されている。また、プ
リント基板7には信号を外部へ出力するためのリード線
8bが設けられている。本実施の形態1の流量測定装置
では、ホール素子6は測定管路1内部に設置されている
ため、リード線8aを挿通する部分で漏れ防止用のシー
ル材(図示せず)が必要である。シール材としては、O
リングや接着剤などを用いることができる。なお、本実
施の形態1においては、永久磁石4を可動体5aに設
け、ホール素子6を測定管路1内に設けたが、この関係
は逆にするのでも同様の作用効果を奏すものであり、永
久磁石4とホール素子6の設置位置を取り替えるのも適
当である。
【0035】次に、上記構成を有する本実施の形態1に
おける流量測定装置の動作、作用について説明する。測
定する流体は、測定管路1に接続部9aによって接続さ
れた一次配管(図示せず)側からX軸方向で示すように
流入する。流入後、流体は渦発生体2が存在するために
その周囲を流下し、その下流側にカルマン渦3を発生さ
せる。本実施の形態1では、渦発生体2の形状は三角柱
形状とし、三角柱の一側面が流れと正面となるように、
流れに垂直に衝突する方向(X−Z平面内に正面を置く
方向)で測定管路1内に設置している。しかし、渦発生
体2の形状はカルマン渦3を発生させる形状であればど
のような形状であってもよい。また、測定管路1の断面
形状は、カルマン渦3の発生を阻害しない形状であれば
どのような形状であってもよい。
【0036】次に、カルマン渦3は可動体5aが設置さ
れている領域を通過する。ところで、カルマン渦3は渦
発生体2の上下に対照的に発生するから、X軸方向で示
される流体の流れ方向成分とは別に、Z軸上下方向で示
される流れ成分も含まれる。これにより、回転方向が逆
である上下の渦の作用で可動体5aが交互に応力を受
け、矢印aで示すZ軸上下方向に往復動作する。従っ
て、永久磁石6も矢印aで示すZ軸の上下方向に往復運
動し、測定管路1内部の磁界変化が生じる。ホール素子
6はホール効果によって磁界の向きや強さを測定するこ
とができ、測定管路1内部に生じた磁界変化、言い換え
るならホール素子6が設置されている場所での磁束密度
変化を検出し、それをプリント基板7の信号処理回路で
抽出して信号処理する。カルマン渦3は、上述したよう
にその周波数は流体の流速に比例するという特性を有し
ており、この磁束密度変化は、カルマン渦3の通過に伴
いパルス状に生じるため、プリント基板7にて処理した
信号をリード線8bを介して外部へ出力し、カウンタな
ど(図示せず)を用いて周波数をカウントすることで、
流体の流量を算出することが可能となる。ホール素子6
の設置場所は、永久磁石4aとホール素子6の距離がカ
ルマン渦3の発生を阻害しない範囲内、できればできる
だけ近い方が好ましいが、磁束密度の変化を検出できる
場所であればどこに設置してもよい。
【0037】また、磁界検出手段としてホール素子6以
外にもコイル(図示せず)を用いることもできる。この
場合は、このコイルが設置される場所における磁束密度
変化によって発生する誘導起電力をプリント基板7の信
号処理回路で抽出して信号処理し、外部出力した後、周
波数カウントにより流量を算出が可能となる。
【0038】最後に、流体は接続部9bによって接続さ
れた二次配管(図示せず)側へと排出される。
【0039】(実施の形態2)以下、図3〜図8に基づ
いて、本発明の実施の形態2における流量測定装置につ
いて説明する。図3は本発明の実施の形態2における流
量測定装置の構成を示す断面図を示す。図4は本発明の
実施の形態2における流量測定装置の図3におけるB−
B断面図である。また、図5は本発明の実施の形態2に
おける渦発生体の組立構成図であり、図6は本発明の実
施の形態2における流量測定装置の図5におけるB−B
断面図、図7は本発明の実施の形態2における可動体の
上面図、図8は本発明の実施の形態2における永久磁石
の側面図である。なお、実施の形態1と同一符号のもの
は同一構成を有するから、説明は省略する。
【0040】図3〜8において、4bは実施の形態2の
永久磁石、5bは金属線で構成された実施の形態2の可
動体、10は接続部9b側から渦発生体2を挿入し固定
するための測定管路1の両サイド内壁面に形成された挿
入溝、11は渦発生体2を測定管路1に固定するための
固定部、12は渦発生体2の中央近傍に設けられた開口
部、13は可動体5bの2個の湾曲部、14は可動体5
bの2個の曲げ部、15は永久磁石4bの側面に可動体
5bに固定するために形成された固定溝である。
【0041】本実施の形態2の流量測定装置が、実施の
形態1の流量測定装置と異なる点は、(1)ホール素子
6が測定管路1の外部に設けられている点と、(2)渦
発生体2が測定管路1と別体で構成されている点と、
(3)測定管路1の両サイド内壁面に接続部9b側から
渦発生体2を挿入して固定するための挿入溝10が設け
られている点と、(4)可動体5bが金属線で構成され
ている点と、(5)図8に示すように永久磁石4bの側
面壁に可動体5bに固定するための固定溝15が設けら
れている点である。以下、これらの点について詳細に説
明する。
【0042】図3〜図8において、渦発生体2には、可
動体5bとそれに固定された永久磁石4bがX軸方向に
向けて片持ち状に支持され、渦発生体2のY軸方向の両
サイドには固定部11が設けられている。この固定部1
1は挿入溝10と圧入して嵌合し、可動体5bを測定管
路1内に固定するためのものである。また、図6に示す
ように渦発生体2の流れを横断する方向の中央近傍には
可動体5bを挿入し固定するための開口部12が設けら
れている。また、図7に示すように可動体5bは金属線
で構成され、コの字形状で2個の湾曲部13と、2個の
曲げ部14とを有する。
【0043】そこで、先ず渦発生体2の構成について説
明する。図5において、永久磁石4bは、矢印cで示す
ように、可動体5bを拡開方向に押し広げ、永久磁石4
bの固定溝15に可動体5bを嵌めて元に戻して保持す
る。湾曲部13が抑えとなり永久磁石4bの固定が可能
となる。さらに、矢印dで示すように、可動体5bを保
持した状態で渦発生体2の開口部12に挿入してやれ
ば、可動体5bが開口部12内で自力で広がり、曲げ部
14が引っかかりとなって、渦発生体2への固定が可能
となる。可動体5bの弾力と流れから受ける力で、可動
体5bは渦発生体2に十分安定して固定される。このよ
うに組み立ててユニット化した渦発生体2を、X軸方向
から両サイドの挿入溝10に沿って挿入し固定する。こ
の際の固定を接着剤やネジ等を用いて行うのも適当であ
るが、固定部11を挿入溝10よりも若干大きくし、圧
入によって固定すれば別部品や材料を使用することなく
しっかりとした固定ができる。
【0044】次に、上記構成を有する本実施の形態2に
おける流量測定装置の動作、作用について説明する。測
定する流体は、測定管路1に接続部9aによって接続さ
れた一次配管(図示せず)側から流入し、流入後、流体
は渦発生体2が存在するためにその周囲を流下し、その
下流側にカルマン渦3を発生させる。これにより、回転
方向が逆である上下の渦の作用で可動体5bが交互に応
力を受け、矢印bで示すZ軸上下方向に往復動作するの
である。本実施の形態2では、可動体5bとして金属線
を用いているが、可動体5bをX軸方向で示される流体
の流れ方向と平行に設置しているため、その材料は矢印
bで示すZ軸上下方向に往復動作するための弾性を有す
る材質であればよく、実施の形態1であげた薄厚の金属
板、樹脂板、ゴム板等、板形状の材料の他に、布状の繊
維、またはワイヤー、チェーン、糸状の繊維等の弾性を
有する材料で形成された線状材を用いることができる。
なお、金属線はバネ材であって、しかも安価で耐食性を
有するステンレス材料が好ましい。
【0045】実施の形態1と同様に、可動体5aの矢印
bで示すZ軸上下方向の往復運動によって、測定管路1
内部に磁界変化が生じ、それをホール素子6が検出し、
プリント基板7の信号処理回路で抽出して信号処理し、
リード線8bを介して外部へ出力し、周波数をカウント
することで、流体の流量を算出することが可能となる。
【0046】ところで、実施の形態2の流量測定装置で
は、ホール素子6は測定管路1の外部に設置されている
が、これによってホール素子6をプリント基板7に直接
ハンダ付けすることができるため、図1に示すリ−ド線
8aと、リ−ド線8a周りのシール部材(図示せず)を
削減することができる。なお、ホール素子6は、測定管
路1の外部であっても磁束密度が変化を検出できる場所
であれば、どこに設置してもかまわない。
【0047】最後に、流体は接続部9bによって接続さ
れた二次配管(図示せず)側へと排出される。
【0048】(実施の形態3)以下、図9に基づいて、
本発明の実施の形態2における流量測定装置について説
明する。図9は本発明の実施の形態3における渦発生体
の構成図を示す。なお、実施の形態2と同一符号のもの
は同一構成を有すから、説明は省略する。
【0049】図9において、5cは本実施の形態3の可
動体、16は渦発生体2の切り欠き部に設けられた軸受
け、17は可動体5cに設けられた可動軸である。
【0050】本実施の形態3の流量測定装置は、渦発生
体2に軸受け16、可動体5cに可動軸17を設けた点
が実施の形態2と大きく相違する。軸受け16と可動軸
17とを利用して先端に永久磁石4cを取付けた可動体
5cを支持するため、可動体5cの上下方向への往復動
作がきわめてスムーズになる。また、実施の形態1と実
施の形態2であげた弾性を有する薄厚の金属板、樹脂
板、ゴム板、布状の繊維、ワイヤー、チェーン、糸状の
繊維等の他に、剛体のような弾性のない材料も使用する
ことが可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
にかかる流量測定装置は、渦発生体の下流側に設けられ
カルマン渦によって往復動作する可動体と、磁界を発生
する磁界発生手段と、磁界発生手段によって形成された
磁界を検出する磁界検出手段と、磁界検出手段と接続さ
れ、磁界検出手段によって検出された磁界変化を抽出す
る信号処理回路とを備え、磁界発生手段もしくは磁界検
出手段のいずれか一方が可動体に設けたから、装置全体
の小型化を図ることができ、測定管路の断面積を小さく
設計することが可能となり、より低流量域までの測定が
可能となり、これに伴う低コスト化が可能となる。ま
た、可動体の往復動作によって起こる磁界変化により、
カルマン渦を検出するため、流体の濁度の影響を全く受
けない。これにより、測定可能な流体の幅が広がり、様
々な流体への適用ができる。
【0052】請求項2にかかる流量測定装置は、可動体
が、渦発生体の下流側で片持ち支持されるとともに、自
由端近傍に磁界発生手段もしくは流量測定装置のいずれ
か一方が設けられたから、可動体の振動幅の最も大きい
場所に磁界発生手段もしくは磁界検出手段のいずれか一
方を設置することにより、検出される磁界の変化幅の信
号レベルが大きくなるため、外乱ノイズの影響を受け難
く、測定精度の向上が図れる。また、これにより、信号
処理回路内の増幅回路及びフィルター回路等の簡略化が
可能となり、コストダウンが図れる。
【0053】請求項3にかかる流量測定装置は、磁界発
生手段が可動体に設けられるとともに、磁界検出手段が
測定管路内に設けられたから、磁界発生手段を可動体に
設けるとともに、磁界検出手段が測定管路内に設けられ
るため、往復動作に起因する磁界検出に影響の出る外乱
ノイズの影響を削減でき、測定精度の向上が図れる。
【0054】請求項4にかかる流量測定装置は、磁界発
生手段もしくは磁界検出手段のいずれか一方が測定管路
外に設けられたから、一方の部品を測定管路外に設ける
ことにより装置の組立性が向上し、組立加工費の低減に
よるコストダウンと、不良発生率の低減が可能となる。
【0055】請求項5にかかる流量測定装置は、磁界発
生手段が可動体に設けられるとともに、磁界検出手段が
測定管路外に設けられたから、磁界検出手段を流体から
隔離することにより、流体が導電性を有する場合等に流
体を通じて侵入する外乱ノイズの影響を削減でき、測定
精度が向上する。また、磁界検出手段にかかるリード線
を内部から外部へ配線する必要がなくなるため、これに
かかるシール部材の削減が可能となり、これに起因する
リーク不良がなくなる。また、部品の削減によるコスト
ダウンと、更なる不良発生率の低減が可能となる。
【0056】請求項6にかかる流量測定装置は、磁界発
生手段が永久磁石でから、電力等のエネルギーを与える
ことなく常に安定した磁界を発生することが可能とな
る。また、可動体に永久磁石を設置した場合は可動部に
リード線等を設ける必要がなく、ランニングコストの低
減が図れる。また部品の削減によるコストダウン可能と
なる。
【0057】請求項7にかかる流量測定装置は、磁界検
出手段がホール素子であるから、ホール素子は出力イン
ピーダンスが低いため、外乱ノイズの影響を低減でき
る。耐ノイズ性能の向上により測定精度が向上する。
【0058】請求項8にかかる流量測定装置は、測定管
路と渦発生体が別部材で構成されたから、渦発生体単独
での加工が可能となり加工精度が向上する。また、加工
精度の向上により測定精度が向上する。さらに、仮に渦
発生体の不具合が発生した場合には渦発生体のみの交換
が可能となり、不具合発生時のメンテナンス費用の低減
が行える。
【0059】請求項9にかかる流量測定装置は、可動体
が渦発生体に支持されたことを特徴とする請求項1〜8
のいずれかに記載の流量測定装置であるから、可動体の
縦方向の長さの自由度が広がり、磁界検出手段が検出す
る磁界の変化幅の信号レベルが更に大くなり、外乱ノイ
ズの影響を受け難くなり、測定精度の向上が図れる。
【0060】請求項10にかかる流量測定装置は、可動
体が可動軸を有するから、可動軸により可動体が往復動
作するため、可動体の材料が剛性を有する場合でもスム
ーズな可動が可能となり、材質による影響が小さくなる
ため、可動体材料選定の幅が広がる。
【0061】請求項11にかかる流量測定装置は、可動
体が弾性を有する材料で形成された板材であるから、可
動軸や軸受けの削減が可能となり、部品の削減によるコ
ストダウン可能となる。
【0062】請求項12にかかる流量測定装置は、可動
体が弾性を有する材料で形成された線状材であるから、
可動体が線形状のため、流れと渦の成長を妨げることが
少なくなる。渦が充分に成長し可動体を充分に動作させ
るため、測定精度が向上する。
【0063】請求項13にかかる流量測定装置は、線形
状の材料が金属線であるから、安価な材料で高温の流体
の測定が可能となり、測定可能な流体の幅が広がる。
【0064】請求項14にかかる流量測定装置は、金属
線がコの字形状を有しているから、磁界発生手段もしく
は磁界検出手段の周囲を支持することが、可動部の動作
が安定し測定精度の向上が図れる。
【0065】請求項15にかかる流量測定装置は、磁界
発生手段もしくは磁界検出手段のいずれか一方には、金
属線と嵌合するための保持溝が設けられているから、別
部品を設けることなく簡単な構造で磁界発生手段もしく
は磁界検出を保持することができ、保持にかかる別部品
が必要ないため、装置全体のコストダウンが行える。
【0066】請求項16にかかる流量測定装置は、金属
線には、磁界発生手段もしくは磁界検出手段を固定する
ための湾曲部が設けられているから、別部品を設けるこ
となく簡単な構造で磁界発生手段もしくは磁界検出を固
定することが可能となり、固定にかかる別部品が必要な
いため、装置全体のコストダウンが可能となる。
【0067】請求項17にかかる流量測定装置は、渦発
生体には流れを横断する方向の中央近傍に開口部が設け
られ、該開口部と係合するため金属線には両端に曲げ部
を設けられているから、別部品を設けることなく簡単な
構造で可動部を渦発生体に固定することができ、固定に
かかる部品が必要ないため、装置全体のコストダウンが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における流量測定装置の
構成を示す断面図
【図2】本発明の実施の形態1における流量測定装置の
図1におけるA−A断面図
【図3】本発明の実施の形態2における流量測定装置の
構成を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態2における流量測定装置の
図3におけるB−B断面図
【図5】本発明の実施の形態2における渦発生体の組立
構成図
【図6】本発明の実施の形態2における流量測定装置の
図5におけるB−B断面図
【図7】本発明の実施の形態2における可動体の上面図
【図8】本発明の実施の形態2における永久磁石の側面
【図9】本発明の実施の形態3における渦発生体の構成
【図10】従来のカルマン渦流量測定装置の構成を示す
断面図
【符号の説明】
1 測定管路 2 渦発生体 3 カルマン渦 4a,4b,4c 永久磁石(磁界発生手段) 5a,5b,5c 可動体 6 ホール素子(磁界検出手段) 7 プリント基板(信号処理回路) 8a,8b リード線 9a,9b 接続部 10 挿入溝 11 固定部 12 開口部 13 湾曲部 14 曲げ部 15 固定溝 16 軸受け 17 可動軸 18 検出器 19 ホトセンサ 20 偏光フィルタ 21 可動板 22 支柱 23 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 利彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 黒木 恒二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体が流れる測定管路と、 前記測定管路内に設置され前記流体にカルマン渦を発生
    させる渦発生体と、 前記渦発生体の下流側に設けられ前記カルマン渦によっ
    て往復動作する可動体と、 磁界を発生する磁界発生手段と、 前記磁界発生手段によって形成された磁界を検出する磁
    界検出手段と、 前記磁界検出手段と接続され検出された磁界変化を抽出
    する信号処理回路とを備え、 前記磁界発生手段もしくは前記磁界検出手段のいずれか
    一方が前記可動体に設けられたことを特徴とする流量測
    定装置。
  2. 【請求項2】前記可動体が、前記渦発生体の下流側で片
    持ち支持されるとともに、自由端近傍に前記磁界発生手
    段もしくは流量測定装置のいずれか一方が設けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載の流量測定装置。
  3. 【請求項3】前記磁界発生手段が前記可動体に設けられ
    るとともに、前記磁界検出手段が前記測定管路内に設け
    られたことを特徴とする請求項1または2に記載の流量
    測定装置。
  4. 【請求項4】前記磁界発生手段もしくは前記磁界検出手
    段のいずれか一方が前記測定管路外に設けられたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の流量測定装置。
  5. 【請求項5】前記磁界発生手段が前記可動体に設けられ
    るとともに、前記磁界検出手段が前記測定管路外に設け
    られたことを特徴とする請求項4記載の流量測定装置。
  6. 【請求項6】前記磁界発生手段が永久磁石であるこを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の流量測定装
    置。
  7. 【請求項7】前記磁界検出手段がホール素子であること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の流量測定
    装置。
  8. 【請求項8】前記測定管路と前記渦発生体が別部材で構
    成されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
    載流量測定装置。
  9. 【請求項9】前記可動体が前記渦発生体に支持されたこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の流量測
    定装置。
  10. 【請求項10】前記可動体が可動軸を有することを特徴
    とする請求項1〜9のいずれかに記載の流量測定装置。
  11. 【請求項11】前記可動体が弾性を有する材料で形成さ
    れた板材であることを特徴とする請求項1〜10のいず
    れかに記載の流量測定装置。
  12. 【請求項12】前記可動体が弾性を有する材料で形成さ
    れた線状材であることを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれかに記載の流量測定装置。
  13. 【請求項13】前記線状材が金属線であることを特徴と
    する請求項12記載の流量測定装置。
  14. 【請求項14】前記金属線がコの字形状を有しているこ
    とを特徴とする請求項13記載の流量測定装置。
  15. 【請求項15】前記磁界発生手段もしくは前記磁界検出
    手段のいずれか一方には、前記金属線と嵌合するための
    保持溝が設けられていることを特徴とする請求項14記
    載の流量測定装置。
  16. 【請求項16】前記金属線には、前記磁界発生手段もし
    くは前記磁界検出手段を固定するための湾曲部が設けら
    れていることを特徴とする請求項15記載の流量測定装
    置。
  17. 【請求項17】前記渦発生体には流れを横断する方向の
    中央近傍に開口部が設けられ、該開口部と係合するため
    前記金属線には両端に曲げ部を設けられていることを特
    徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の流量測定
    装置。
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