JPS61275596A - 扇風機用電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、扇風機用電動機に関するものである。

従来の技術 従来、この種の扇風機は第６図に示すような構成であっ
た。図において、４１は回転軸、４２は回転軸４１に嵌
入された回転子である。４３．４３は自動調芯含油軸受
であって、回転軸４１を軸支する。４４は固定子であっ
て、巻線４５を有している。４６は固定子４４を固定す
る外枠である。４７．４７は軸受用ばねであって、夫々
自動調芯含油軸受４３．４３を一定荷重で外枠４６のす
りばち形状の軸受当接面４８．４８に押圧している。４
９は軸受用ばね保持枠で、外枠４６に固定され一定の押
し代を軸受用ばね４７に与えている。５０は回転軸４１
に固定された羽根である。

上記構成からなる従来の扇風機は、巻線４５に通電され
ると、回転子４２が回転し、回転子４２に嵌入され且つ
自動調芯軸受４３に軸支されている回転軸４１が回転し
、回転軸４１に固定された羽根５０が回転するものであ
った。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、羽根５０が回転したとき、
回転子４２、羽根５０の重量アンバランスが存在すると
、自動調芯含油軸受４３に周期的に偏荷重がかかること
となる。通常、自動調芯含油軸受４３は外枠４６の軸受
当接面４８で軸受用ばね４７の押圧による摩擦力に坑し
て、微小な角度で負荷された偏荷重の度合により自動調
芯動作を行なうが、自動調芯含油軸受４３が当接する軸
受当接面４８が真円でなかったり、表面粗度が粗いため
摩擦力が大きかったり、また軸受用ばね４１の抑圧にば
らつきが大きいと、前記の自動調芯性が損われ、軸受寿
命が減少したり、極端な場合には軸受の焼付現像が発生
する可能性があった。一般的に本問題点を解決するには
、軸受当接面４８の加工精度の向上、軸受用ばね４７の
ばらつきの低減、回転軸４１の加工精度の向上を図るが
、不良によるａｉｍロスが多かったり、工程数が増加し
たりして製造コストが増加するという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、濡鉢形状
の軸受当接面を、加工容易で且つ比較的高精度に加工可
能な形状とすることにより、軸受の長寿命化を図るとと
もに、製造コストの安い扇風機用電動機を提供すること
を目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、回転子と、回転
子に嵌入された回転軸と、回転軸を軸支する自動調芯含
油軸受と、自動調芯含油軸受を一定方向に押圧する軸受
用ばねと、軸受用ばねに一定の押し代を設ける軸受用ば
ね保持枠と、巻線を有する固定子と、固定子が固定され
、前記軸受用ばね保持枠を固定するとともに、前記自動
調芯含油軸受を支持するすりばち形状の軸受当接面に放
射状リブを設けた外枠とにより構成したものである。

、作　　　用 この構成により、巻線に通電されると回転子が回転し、
回転子に嵌入され且つ自動調芯含油軸受に軸支された回
転軸が回転し、回転軸に固定された羽根が回転する。こ
のとき、前記羽根や前記回転軸に重量アンバラン°スが
存在すると、・前記自動調芯含油軸受は、前記外枠の軸
受当接面の放射状リブとの門の摩擦力に抗して自動調芯
動作を行なうこととなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づいて説明
する。

第１図は本発明の一実施例による扇風機用電動機を示す
斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３ａ図は第
２図のＢ部分の拡大図、第３ｂ図は第３ａ図のｃ−ｃｍ
断面図である。

図において、１は回転軸、２は回転軸１に嵌入された回
転子である。３．３は自動調芯含油軸受であって、回転
軸１を軸支する。４は固定子であって、巻線５を有して
いる。６は固定子４を固定する外枠である。７．７は軸
受用ばねであって、それぞれ自動調芯含油軸受３．３を
一定荷重で押圧している。８．８は外枠６のすりばち形
状をした軸受当接面であって、それぞれ自動調芯含油軸
受３．３を支持している。９，９は軸受用ばね保持枠で
あって、外枠６に固定され、一定値の押し代を軸受用ば
ね７，７に与えている。１０は回転軸１に固定された羽
根である。１１．１１．・・・はすりばち形状の軸受当
接面８．８に形成された放射状リブであって、自＃ｊＪ
１１芯含油軸受３．３と接触している。

上記構成からなる本実施例の動作を説明する。

巻線５に通電されたとき、回転子２が回転し、回転子２
に嵌入され自動調芯含油軸受３に軸支された回転軸１が
回転し、回転軸１に固定された羽根１０が回転する。

このとき、回転子２や羽根１０に重量アンバランスが存
在すると、自動調芯含油軸受３に偏荷重が周期的にかか
るが、自動調芯含油軸受３は軸受用ばね７により外枠６
の円錐形をした軸受当接面８の放射状リブ１１へ押圧さ
れているため、放射状リブ１１との摩擦力に抗して自動
調芯動作を行なうこととなる。

自動調芯含油軸受と軸受当接面との間に働く荷重分布を
、本実施例の場合を第４ａ図、第４ｂ図に、従来例の場
合を第５ａ図、第５ｂ図に示した。

第４ａ図、第４ｂ図及び第５ａ図、第５ｂ図はそれぞれ
第３ａ図、第３ｂ図に対応する部分を示している。図中
矢印Ｒは回転軸に対して垂直方向に働く荷重を、矢印Ｓ
は回転軸に沿った方向に働く荷重を示している。図から
明らかなように、放射状リブ１１は、従来のすりばち形
状の軸受当接面４８における自動調芯含油軸受４３の接
触線を真円形状に維持するより、加工上容易に近真円形
状に維持することが可能である。しかも従来、自動調芯
含油軸受４３の押圧により生じる摩擦力が分散荷重とし
て自動調芯含油軸受４３との接触線に生じていたものが
、放射状リブ１１の接点における集中荷重となるので、
軸受用ばね７のばらつきを比較的吸収し易くなるもので
ある。

発明の効果 以上のように本発明←よれば、自動調芯性の向上による
軸受の長寿命化が図れるとともに、加工精度を容易に高
めることができるので製造ロスコストの低減が可能で、
製造コストの低廉化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による扇風機用電動機を示す
斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３ａ図は第
２図の８部分の拡大図、第３ｂ図は第３ａ図のＣ−Ｃ線
断面図、第４ａ図及び第４ｂ図は第３ａ図及び第３ｂ図
において、自動調芯含油軸受と外枠の軸受当接面の荷重
分布を示した図、第５ａ図及び第５ｂ図は同従来例の荷
重分布を示した図、第６図は従来の扇Ｊｉｌｌ用電動機
の断面図。 １・・・回転軸　　　　　　２・・・回転子３・・・自
動調芯含油軸受　６・・・外枠７・・・軸受用ばね　　
　　８・・・軸受当接面１１・・・放射状リブ　　　　
Ｓ・・・水平方向荷重Ｒ・・・垂直方向荷重 特許出願人　　松下精工株式会社 第２１８ 第５ａ図　　　　　第５ｂ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 回転子を有する回転軸と、この回転軸を軸支する自動調
   芯含油軸受と、この自動調芯含油軸受を支持するすりば
   ち形状の軸受当接面を有する外枠と、前記自動調芯含油
   軸受を前記軸受当接面に押圧する軸受用ばねとを有し、 前記軸受当接面に放射状リブを設けたことを特徴とする
   扇風機用電動機。