JPS61274481A - 画像伝送方式 - Google Patents

画像伝送方式

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JPS61274481A
JPS61274481A JP60116231A JP11623185A JPS61274481A JP S61274481 A JPS61274481 A JP S61274481A JP 60116231 A JP60116231 A JP 60116231A JP 11623185 A JP11623185 A JP 11623185A JP S61274481 A JPS61274481 A JP S61274481A
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circuit
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pixels
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JP60116231A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Yuasa
湯浅 啓義
Akira Yasuda
晃 安田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Priority to DE198585114228T priority patent/DE183106T1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明はT、V監視シ、ステムなどのための画像情報を
加入電話回線等の交換通信網で伝送する、特に画像の変
化を短時間で狭帯域伝送する画像伝送方式に関するもの
である。
し背景技術] 従来この種の画像伝送を行うものとしては、送信側で伝
送すべき画像の画素を規則的に間引き、複数フレームで
全画素が取り出せるようにしたもの(特願昭47−74
574号)があるが、この方式では変化部分を短いフレ
ームサイクルで伝送することができるが、変化部分以外
も、変化部分と同様に伝送しているため無駄がある。
また静止画の一部に相当する領域に動画情報を伝送する
もの(特願昭50−108654号)もあるが、この方
式は動画表示は一部に限られる。
更に基準値メモリと伝送すべき画面との間の変化情報を
記憶させる変化情報メモリと、変化画素のレベル情報メ
モリとを有し、変化情報メモリに画素ユニットごとの変
化の有無を1ビツトで記憶し、変化画素のアドレスを画
素ユニット当たり1ビツトで伝送し、変化画素ユニット
のレベル情報を差分符号化や、直交変換などの周知の伝
送方式で伝送するもの(特願昭53−13329号)が
あるが、しかしながらこの方式は変化情報メモリや、こ
の変化情報の伝送が変化画素のレベル情報と別に必要で
ある。
更にまた画像の変化部分を2値化画信号で伝送し、受信
側で白又は黒信号に変換された差画像を形成し、必要に
応じて変化部分のアナログ画信号により低速伝送するも
の(特願昭50−69747号)があるが、この方式で
は変化部分の位置情報をランレンブス符号化で先に送っ
てしかる後に変化部分の細部を伝送し、画像情報に変化
が生じた場合に変化位置を差画像で表示し且つアラーム
を表示する。
またフレーム差を複数画素単位にブロック化してこのブ
ロック毎のフレーム差の平均値とこの平均値に対して補
正したフレーム差について有意差判定をして有意なフレ
ーム差のみを伝送するもの(特願昭50−69747号
)がある、この方式は変化部分の細部を少ない情報で伝
送することができる。
ところで上述した各側は画像情報を狭帯域で伝送する為
に変化画素の位置とレベルを別々に伝送するもので、変
化部分概略を早く知った上で変化部分の細部を知ること
ができず、また指定された部分の動画は見れても、静止
画像部分の変化が伝送されないことがあった。
一方画像情報量の伝送路としては専用電話回線で480
0〜9600ビット/秒で伝送させる場合が主で、特に
加入電話回線(アナログ)のような交換機を介した伝送
路で、1200ビット/秒で伝送することを主とするロ
ーコス・トな方式ではなかった。
そして、画像の変化を視覚的、聴覚的に報知するもので
あっても、変化検知により自動的に発信し、交換通信網
で画像伝送するものではなく、回線を専用することによ
り、多額の費用を伴、うものであった。
[発明の目的] 本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは変化があった画像の画像情報を加入電
話回線等のような交換網を通して自動伝送できる画像伝
送方式を提供するにある。
[発明の開示] 本発明は前画面や背景画面のような画面を基準画面とし
て該基準画面の画像フレームと現在の画面の画像フレー
ムとを比較して現画面に変化があると当該画像情報を伝
送する画像伝送方式において、変化検出時点で電話通信
手段を自動ダイヤル発信させて変化した画像の少なくと
も変化部分の画像情報を交換機を介して加入電話回線等
の交換通信網に伝送することを特徴とするものである。
え1匠 第1図(a) (b)は本実施例の送信側、受信側の回
路ブロック図を示している。送信側では撮像装置1が設
けられ、この撮像装置1で撮像された画面の映像信号を
以下のような回路により画像処理を行っている。つまり
現在の画面に対応した現画像更新タイミング制御回路2
の指示により画像書き込み制御回路3で制御されたタイ
ミングとアドレスにより撮像装置1がら出力している現
画面の映像信号は標本として現画像フレームバッファ4
に取り込まれる。この取り込みのトリガは変化検知のた
め、一定の周期(例えば0.5秒)で、行なわれるが、
現画像更新タイミング制御回路2に接続された各種のセ
ンサSの検出信号によってもトリガが与えられて取り込
まれる。前画像フレームバッファ5は現画面に対応する
新しい画像フレームが現画像フレームバッファ4に取り
込まれる前に、現画面の前の画面の画像フレームを現画
像フレームバッファ4より取り込み、現画像フレームに
対して前画面に対応する前画像フレームを記憶するため
のものである。変化検知回路6は変化検知制御回路7に
より設定された基準のパラメータによって現画像フレー
ムの前画像フレームに対する変化の有無を判定すると共
に変化の位置、大きさを簡単にチェックするためのもの
である。現画像フレームバッファ4の容Iは256X2
56画素で、階調が8ビツトに対応しており、又前画像
フレームバッファ5も現画像フレームバッファ4に準じ
ている0文字情報制御回路8は警報パケットデータを作
成するためのもので、上記変化検知制御回路7が変化検
知を検出した際に出力される変化検知信号が入力すると
、警報パケットデータを作成する6通信データ処理回路
9は上記警報パケットデータを規定のプロトコルで編集
するためのものである0通信制御回路10は警報パケッ
トデータができたら、回線制御ユニット(以下NCUと
略す)11を介して自動ダイヤル発信し、交換回線!、
交換機12を通じて加入電話回線を接続して受信相手側
を呼出し、そしてモデム13を介して受信相手側が正し
いか確認後、通信データ処理回路9にて編集された警報
パケットデータを伝送させる。
順次鮮明化制御回路14は粗い画像情報から順次細かい
画像情報を作成して画像圧縮回路15によりこれら画像
情報を圧縮して通信データ処理回路9にて規定のプロト
コルで処理を行いモデム13を介して伝送させるもので
ある。音声回路29はマイク集音・スピーカ呼び掛は制
御回路30の制御の下で制御されるもので、受信側から
マイク集音指令が送られてくると、一定時間動作してマ
イク31で集音した音声を伝送させ、またスピーカ呼び
掛は指令が送られてくると一定時間動作して受信側のマ
イク34にて送られてきた音声をスピーカ32より発せ
さて侵入者に対して呼び掛けができ、侵入者の注意をス
ピーカ32側に向けさせることができるようになってい
る。ここで撮像装置1をスピーカ32のそばに設けてお
けばスピーカ呼び掛けの間あるいは直後の画像を取り込
み順次鮮明化で伝送することができ1.好ましい画像の
伝送が行えるのである。
受信側は加入電話回線に交換機18と交換回線l°を介
して接続されており、送信側からの呼び出しがあるとN
CU19により自動着信を行うようになっている0通信
制御回路23は受信側の通信制御を行うもので、モデム
20を介して送信側を確認し、上述の警報パケットデー
タを受は取った場合、通信データ処理回路21により文
字情報報知回路22を介して文字図形表示用フレームバ
ッファ24に表示文字を書き込んで表示制御回路41の
制御の下でスーパーインボーズ回路25でCRTモニタ
のような表示装置26にスーパーインポーズして警報表
示を行わせるとともにスピーカ27よりアラーム音を発
せさせる。音声回路28はアラーム音信号を作成したり
マイク音・スピーカ呼び掛は制御回路33の制御の下で
送信側にマイク34を通じて呼び掛けの音声を伝送させ
たり、或いは送信側から送られて来るマイク集音の音声
をスピーカ27より発せさせることができるものである
。順次鮮明化制御回路36は送信側から伝送されてくる
粗い画像から鮮明な画像に対応する画像情報に基づいて
画像伸張回路37を制御するもので、モデム20から信
号データ処理回路21を介して画像伸張回路37に取り
込み、圧縮されて伝送されてきた画像情報を復元して画
像表示用フレームバッファ38に書き込みスーパーイン
ボーズ回路25を通じて表示袋W26に画像を映し出さ
せる。モード制御回路39は伝送速度の切り換え指令、
圧縮方式の切り換え指令、鮮明化指令、取り込み指令、
マイク集音指令、スピーカ呼び掛は指令などの指令を送
信側へ与えるためのもので、伝送速度切り換え゛指令は
画像の刻々の変化を監視して必要な時に鮮明化を行いた
い場合に伝送速度を高速にするように送信側へ指令する
もので、この伝送速度切り換え指令は受信側の順次鮮明
化制御回路36に送られるとともにモード制御回路39
、文字情報制御回路35、通信データ処理回路21、モ
デム20、交換機18、加入電話回線、交換機12、モ
デム13、通信データ処理回路9、文字情報制御回路8
、順次鮮明化制御回路14と伝送される。圧縮方式切り
換え指令は後述の圧縮方式を適宜切り換えるための指令
であり、上述の伝送速度の切り換え指令と同様にして受
信側の画像伸張回路37へ送られるとともに送信側の画
像圧縮回路15に伝送される。鮮明化指令は上述の圧縮
速度の高速化した際に鮮明化を順次鮮明化制御回路14
.36に夫々指令するものであり、送信側には上述の伝
送速度切り換え指令と同様に伝送される。また取り込み
指令は送信側の画像情報の伝送を中断させて後述の順次
鮮明化のシーケンスを繰り返させるための指令である。
次に第1図(a)(b)回路例に沿って本実施例の動作
を説明する。
まず最初の変化検知があり自動ダイヤルによって受信側
に接続されて、確認後上述の警報パケットデータが送信
側から受信側に伝送されると、受信側では警報パケット
データを受は取り、通信データ処理回路21により文字
情報報知回路22を介して文字図形表示用フレームバッ
ファ24に表示文字を書き込んで表示制御回路41の制
御の下でスーパーインポーズ回路25でCRTモニタの
ような表示装置26にスーパーインポーズして警報表示
を行わせるとともにスピーカ27よりアラーム音を発せ
させる。
警報パゲットデータの伝送を行っている間に送信側の順
次鮮明化制御回路14は現画像フレームバッファ4の4
X4画素のブロックを代表する画素から64x64画素
の画像を取り出して画像圧縮回路15で、全画像の粗い
画像を圧縮させるとともに基準画像フレームバッファ1
6に後述の受信側と同じアルゴリズムに従って基準画像
データを作成して書き込む、勿論この書き込みの前に基
準画像フレームバッファ16に書き込まれていた旧画像
データを前基準画像フレームバッファ17に書き込む。
粗い画像は本実施例では4×4画素のブロックの代表点
を用いて64X64画素で構成しており、各代表点は4
画素毎の格子の格子点近傍の4画素の平均値として、サ
ンプリング位置のずれなどのノイズ影響を少なくしであ
る。そルて粗い画像を伝送する場合には4画素毎の格子
の格子点の画素情報を伝送し、補間によって画素の不足
分が多少とも補われるようにすることにより、粗い画像
でもおよその状況を判断できるようにしである。この6
4X64画素を画素当たり4ビツトで符号化・したとき
、256X256画素に補間すると4×1/16=0.
25ビット/画素の符号伝送量に相当する。
さて受信側では伝送されてきた画像情報をモデム20か
ら通信データ処理回路21を介して画像伸張回路37に
取り込んで復元して画像表示用フレームバッファ38に
書き込みスーパーインポーズ回路25を通じて表示装置
26に画像を映し出させる。このときの画像により監視
者が侵入者等を確認したら110番などに連絡するなど
の対応ができるのである。
一方送信側では順次鮮明化制御回路14によって、64
X64画素のデータより復元した256X256画素の
基準画像フレームバッファ16内の画像データより12
8X128画素の代表面素と、現画像フレームバッファ
4の128X128画素の代表面素とのフレーム間比較
でフレーム間の差分が第3図に示したある基準値R4よ
り大きな画素を変化画素とし、他は零画素としてフレー
ム間の差分を零としてこの変化画素と零画素からなる変
化情報に基づいて変化部分の情報を画像圧縮回路15で
圧縮符号化して伝送する。
画像圧縮回路15の画像圧縮方法は零画素、零ライン圧
縮、伸張を行う方法と、可変標本密度圧縮伸張による方
法等があるが、いづれも、全画素に対する変化画素の割
合に応じて変化部分を伝送する符号伝送量゛(情報量)
が少なくなっている。
つまり画素当たり量子化特性の時間差値を総て1にして
4ビツトで符号化し、128X128画素の内25%が
変化するとすると、受信側で256X256画素に補間
して復元した場合に、符号伝送量は4X1/4X1/4
=0.25ビット/画素に相当し、100%送っても1
ビット/画素となる。この1ビット/画素の圧縮は25
6X2ら6画素の可変標本密度圧縮伸張による符号化で
も可能であり、128X128画素の圧縮に代えること
もできる。128X128画素では補間しても全体的に
ぼやけるが画像の認識は明瞭にできる。256X256
画素を可変標本密度圧縮伸張にて符号化したときは主な
エツジや、輪郭の位置が正確になる一方細かいノイズが
現れるが全体的にくっきりとした画像になる。
さて受信側では128X1288画素画像の変化部分が
256X256画素に補間復元されて表示されるととも
に送信側では基準画像フレームバッファ16の画像が前
基準画像フレームバッファ17に転送されると同時に基
準画像フレームバッファ16に256X256画素に補
間復元された予測の画像が書き込まれる。
次いで順次鮮明化制御回路14はこの128X128画
素のデータより256X256画素に補間復元された基
準画像フレームバッファ16と現画像フレームバッファ
4とのフレーム間差分について比較し、変化画素と単画
素からなる変化情報に基づいて変化部分の情報を画像圧
縮回路15で圧縮符号化して伝送する。
ここで変化部分が256X256画素の内25%で、画
素当たり4ビツトに圧縮すると符号伝送量は4X1/4
=1.0ビット/−素で100%の場合、4ビツト/画
素となる。4ビツト/画素であれば256X256画素
の現画像フレームとの差は、第3図に示す基準値R4が
小さいときには殆ど分からない、可変標本密度圧縮伸張
にて3ビツト/画素で符号化した場合4ビットDPCM
程度の画質が得られる。また細部が少しぼやけても良く
且つ表示装置26の画面より画面の高さの6倍程度離れ
て画面を見る場合には2とット/画素でも実用的な画質
の全画伝送が可能である。
このようにして送信側の変化部分の切り出しは受信側と
同じアルゴリズムで復元、予測した基準画像フレームと
現画像フレームとの間のフレーム間比較によって行う。
而して一度に256X256画素の画像を4ビツト/画
素で伝送する場合は32にバイトのデータが必要である
が、順次鮮明化による伝送であれば64X64画素のと
き2にバイト、128X 128画素の25%で2にバ
イト、256X256画素の25%で8にバイトのデー
タを必要とし、合計では12にバイトとなって、順次鮮
明化は全画像を一度で伝送する場合に比べてデータが3
/8で済み、256X256の画像情報が約1.5とッ
ト/画素で伝送できたことに相当する。
ここで変化部分が50%の場合、順次鮮明化では4+4
+16=24にバイトで約3ビツト/画素で、伝送でき
たことに相当するが、1200とット/秒の伝送路で6
4X64画素の画像のように2にバイトの情報が約20
秒で伝送できることになり、画像の概略が早く確認でき
るという効果がある。
さて順次鮮明化のシーケンスが完了すると、順次鮮明化
制御回路8によって現画像更新タイミング制御回路2を
介して画像書込制御回路3を介して新たな画像を現画像
フレームバッファ4に書き込み、次の順次鮮明化のシー
ケンスを繰り返す。
さて変化部分が25%で、4とット/画素の圧縮方法で
伝送するのには1シーケンスで12にバイトのデータを
伝送する為1.5分位の伝送時間を必要とするが、受信
側からの取り込み指令が、モード制御回路39、文字情
報制御回路35°を介して送信側へ与えられると、送信
側の順次鮮明化制御回路14は画像情報の伝送を中断し
て基準画像フレームバッファ16に前基準画像フレーム
バッファ17の内容を転送させるとともに現画像更新タ
イミング制御回路2によって現画像フレームバッファ4
に新しい画像データを取り込んで順次鮮明化のシーケン
スを再開することができる。このとき受信側でも順次鮮
明化制御回路36によって画像表示用フレームバッファ
に前画像フレームバッファ40の内容を転送して、シー
ケンスをやり直す。
ところで画像の刻々の変化を監視していて必要な時に鮮
明化を行いたい場合には上述した伝送速度切り換え指令
を受信側から送信側へ送れば良い。
このときには送信側では順次鮮明化制御回路14の下で
、64X64画素で変化部分の画像情報を次々と伝送し
、受信側では256X256画素に補間して表示装置2
6で表示させる。ここで25%の変化では約0.5にバ
イトの符号伝送量になるので、刻々の変化が5秒程度で
伝送される。伝送速度が4800ビット/秒になると更
に4倍程度早くなる。さてこの刻々の変化を受信側では
表示したあとで、鮮明化指令を送信側に与えると、送受
信側の順次鮮明化制御回路14.36の制御の下で上述
の順次鮮明化のシーケンス動作が行なうことができる。
このとき送信側の現画像フレームバッファ4には既に新
しい画像が取り込まれており、この画像について鮮明化
することができるが、本発明では受信側で表示された画
像を鮮明化するため、前画像フレームバッファ5と基準
画像フレームバッファ16との間のフレーム間の変化分
を順次鮮明化させる。既に現画像フレームバッファ4の
画像に対する圧縮が終わっている場合には前基準画像フ
レームバッファ5より基準画像フレームバッファ16に
画像データを転送した後で順次鮮明化する。
又受信側から送信側へマイク集音指令が送られてくると
、送信側では音声回路29を一定時間動作させてマイク
30で集音した音声を受信側へ伝送させて送信側の状況
を音でモニタできる。またスピーカ呼び掛は指令が受信
側から送られてくると音声回路29を一定時間動作させ
て受信側のマイク31にて送られてきた音声をスピーカ
32より発せさて侵入者に対して呼び掛けができ、侵入
者の注意をスピーカ32側に向けさせることができるよ
うになっている。ここで撮像装置1をスピーカ32のそ
ばに設けておけばスピーカ呼び掛けの間あるいは直後の
画像を取り込み順次鮮明化で伝送することができ、好ま
しい画像の伝送が行え”るのである。
尚撮像装置1で撮像された画像をVTR42に録画する
場合には制御・監視回路43に録画命令を与えてVTR
42を動作させるとよい。
次に本実施例に用いる変化検知回路6及び画像圧縮回路
15に付いて具体的に説明する。 第2図は変化検知回
路6の変化検定にかかる動作のフローチャートを示して
おり、このフローチャートから分かるようにシーケンス
制御が為され、例えば前画面(予測画像ではない原画レ
ベルの画像を例えば4画素ごとに抜き取ったもの)と現
画面の対応する画素の差の絶対値で各画素毎の変化の大
きさを順次求める。そして次に画素毎の変化の大きさが
予め定めた第1の基準値R1を超えているか否かを検定
し、X座標及びY座標への変化の大きさの累加算値(射
影[投影])を求め、この累加算・値が第2の基準値R
2より大きな矩形領域の座標(X + 、Y 1)(X
 2.Y z)を求める。コノ変化領域の座標は最終的
には前画像に対するものか、基準となる背景画像フレー
ムバッファ4゛に記憶した背景画像に対するものかを指
定でき、変化検知のシーケンスを最初に基準となる背景
画像、次に前画像とすると前画像に対する座標が得られ
る。さて次に求めた変化領域が予め定めた第3の基準値
R3よりも大きいか否かを検定し、該基準値R3よりも
大きなときに変化有りと判定して、その判定結果と変化
領域の座標データを出力するのである。
この結果出力は画像圧縮回路15を構成を示す第4図(
a)の圧縮方式切換回路44に取り込まれ、圧縮方式切
換回路44はその変化領域の大きさ或いは変化画素数に
応じて後述のように圧縮方式を切り換える。同図の変化
画素判定回路45は現画像フレームバッファ4からの現
画像フレームと伝送済みの前画像に基づく予測部46の
基準画像フレームバッファ16の予測画像フレームとの
間のフレーム間残差が予め定めた第3図に示す第4の基
準値上R4以上(差の絶対値がR4以上)の時に変化画
素とし、R4未満なら零画素として扱い、1ラインが総
て零画素のときには零ラインとして扱うになっている。
第3図は上述の検定の説明図であって、同図b)はフレ
ーム問残差を、同図(b)は検定後のフレーム間残差を
示している。ここで基準値R4は変化検知に用いた基準
値R1に対して小さく設定しており、このことにより変
化検知による変化領域の矩形領域よりはみ出した部分も
変化画素として伝送できると共に、この矩形領域の中の
多くの単画素を伝送しないようにできるのである。つま
り第5図(b)の画像から同図(e)の画像に変化した
とき、第5図(a)に示すように人の消失と出現とで変
化部分が生じるが鎖線で示した枠内の変化領域でなく斜
線で示した変化部分が切り出せることになる。ここで基
準値R1は変化の有無に最適な値とし、基準値R4は変
化画素の判定に最適な値に設定するのは勿論である。
さて変化画素判定回路45における変化画素判定では変
化画素/単画素を論理値110に夫々対応させて2値画
像として画像の連結の有無により孤立点を縮退除去し、
変化画素の中の孤立点的な単画素は変化画素を伝播させ
て除去することにより変化領域を効率よく且つ正しく伝
送できるようにしており、このため回路内には2値画像
フレームバッファを内蔵しである。圧縮方式切換回路4
4は変化領域が前画面の何パーセントであるかを°判定
して圧縮方式を選択切換させるためもので、判定基準値
として、例えば50%と、25%とを設定しており、変
化検知で得られた矩形領域の広さく巾)によって変化画
素が25%より少ない場合には単画素、零ライン圧縮、
伸張を行い、25%以上の場合には可変標本密度圧縮伸
張で5、予測符号化(対数圧縮)と時間方向の圧縮を表
11表2のような量子化特性によって行う、実施例では
フレーム間残差を1次元方向に圧縮している。ここで予
測部46は基準画像フレームバッファ16を備え、可変
標本密度圧縮回路47と可変標本密度伸張回路48とで
1次のフレーム間可変標本密度予測符号化回路を構成す
る。
而して上述の圧縮方式切換回路44において変化画素数
が25%より少ないと判定されると、例えば表4に基づ
いて単画素、零ラインの符号化圧縮方法により現画像フ
レームを圧縮して伝送させるわけである。つまり変化画
素ラインバッファ49に取り込まれたデータを単画素・
零ライン圧縮回路50により8ビツトコードにて上位2
ビツトが00″のとき変化画素、”01″のとき単画素
の数、”10”のとき零ラインの数、”11”のときラ
イン終了コード或いはフレームの終了コードが続くこと
を示し、下位6ビツトに変化画素の上位6ビツトのデー
タ、或いは単画素、零ラインの数又はライン終了コード
、フレーム終了コードを入れる。この場合変化領域が1
0%程度の狭いときに変化画素の情報を忠実に伝送する
ことができる。
尚同時に伸張回路51により予測した基準画像の零でな
い画素の値を現画像の値に置き換える。
次に変化画素数が25%を越える場合圧縮方式切換回路
44の信号により切換部52,53.54により信号の
流れを切り換えるのである。そしてフレーム間残差の可
変標本密度圧縮符号化が行なわれる。この場合フレーム
間残差の画素間の相関が小さいために、表2のような時
間差値の小さなり量子化特性を使う、つまり表1の場合
量子化レベルが「7」の場合時間差値が8で、量子化レ
ベル6.8のときの時間差値が4であるため急激な画像
変化(エツジ)が最大で4画素分の位置誤差を生じるが
表2の場合最大で1画素しか位置誤差を生じない。
ここで符号圧縮は例えば表3のように、表2のような振
幅差値がOのときの時間差値が2の場合でも、単画素、
零ラインで振幅差値がOの符号をランレングス符号化で
さらに圧縮を行って伝送効率を良くすることができる。
しか・も順次鮮明化で変化部分の画素が4×4格子→2
×2格子→1×1格子と、64X64画素、128X1
28画素、256X256画素に対応して補間された基
準画像フレームバッファ4の画像データに対する変化を
伝送するので効率よく変化部分の切り出しと伝送ができ
る。
第4図(b)は第4図(a)の送信側に対応する実施例
受信側の画像伸張回路37を示しており、伝送されてき
た通信データは伝送画素数、圧縮パラメータ、企画/変
化部分選択の符号を分離してパラメータテーブル(図示
せず)に取り込み、単画素、零ラインの個数伝送か、フ
レーム間残差の伝送かを示すデータを圧縮方式切換回路
55に入力し、該圧縮方式切換回路55からの切換制御
によって切換部56.57を動作させ信号を夫々に対応
する伸張回路58.59に振り分けている。予測部は伸
張回路59と予測画像フレームバッファ60とから構成
される。さて復号された画像データは画像表示用フレー
ムバッファ38を介して表示装置26で画像表示される
のである。
全画像伝送の場合は可変標本密度圧縮回路28゜と伸張
回路29′と予測部54を通すが変化画素の判定は行わ
ない。
尚上述の圧縮方法以外に例えば第4図(a)(b)にお
いて、2.−2.で示したように変化画素ラインバッフ
ァに零画素、ライン圧縮と同様な値を入れて可変標本密
度符号化で圧縮して、受信側で伸張後変化画素の値を入
れ換えることもできる。
またフレーム間差分によるものは差分を加えることで画
像を更新するが、変化画素の値を置き換える場合には変
化部分がフレーム内の相関を持っており、この相関はフ
レーム間相関より1いといえるので変化部分の細部が伝
送でき、圧縮率を高めるごとができる。フレーム間差分
は零画素のフレーム間差分が零になるので、圧縮、伸張
処理が簡単になり、順次鮮明化で画質も良くできる。
更にフレーム間差分の圧縮の場合の量子化特性は時間差
値を総て1とし、DPCMの量子化とすることで、エツ
ジのずれが少なくなり、画質を向上させることができる
。更にまた順次鮮明化の64×64画素、128X12
8画素の段階で、量子化特性の振幅差値を2倍にしてダ
イナミックレンジを広げることによって、より鮮明とな
った変化部分の画像を伝送することが可能である。この
ような量子化特性の制御は順次鮮明化制御回路14で行
える。
尚変化検知回路6としては第6図に示すような方法で行
うものがある。つまり絶対値化手段で両画面の対応する
画像データ(8ビツト)の差から符号を除去するか、あ
るいは2乗することにより差を絶対値化し、各座標軸と
平行な各ライン毎に各画素の差の絶対値を累加算して、
第6図に示すように、X軸にはY軸と平行な各ライン上
の差の絶対値データの合計(あるいはそれを1ラインの
画素数で割ったもの)を射影させ、Y軸にはX軸と平行
な各ライン上のデータの合計を射影させ、そして累加算
値が第6図の変化検知設定レベルを超えたラインに対応
するXおよびYの各最小値および最大値X + 、 X
 2とY I、 Y tを検出して、X、≦X≦X2か
つYl≦Y≦Y2 で定まる変化領域を決定するのである。
また全画像伝送時における圧縮符号化伝送としては可変
標本密度予測符号化で行うわけであるが、その−例を第
7図乃至第9図で説明する。第7図(a)は圧縮符号化
回路、同図(b)は伸張復号化回路の各具体回路を示し
たものである。(a)図の圧縮符号化回路60は可変標
本密度符号化回路と前値予測回路とを組み合わせて構成
した可変標本密度予測符号化回路であり、前値予測回路
61の外側の帰還ループ内に可変標本密度方式による可
変標本密度圧縮回路62および可変標本密度伸張回路6
3を挿入し、さらに前値予測回路61の内側の帰還ルー
プ内に1ライン分のラインバッファ64を設けて、この
ラインバッファ64と次のラインからの標本値を用いて
前値予測を行なうようにしたものである。第7図(b)
の可変標本伸張復号化回路65は可変標本密度復号化回
路と前値予測復号化回路とを組み合わせて構成した可変
標本密度予測復号化回路であり、可変標本密度方式によ
る伸張回路66で伸張されたデータから標本を復元する
ための予測回路67のループ内にラインバッファ68を
設けたものである。第8図(a)および(b)は可変標
本密度符号化方式を図解したもので、標本化の周期と標
本値との関係を三角形で規定し。
この三角形を図示のように移動させて矢印で示した差分
を伝送することにより、受信側ではこの差分値と三角形
とから標本化間隔が求まり原波形が復元される。標本値
の変動が小さい程標本化間隔が伸びデータが圧縮される
ようになっている。
第9図は水平走査の画面を水平方向に前値予測し、垂直
方向に並んだ予測残差を垂直方向に可変標本密度符号化
する様子を示したものである。各画素の予測値は、ルー
プ内で可変標本密度復号化した前値予測残差をラインバ
ッファ64に保持されていた前値に加え、それに予測係
数を掛けたものである。実際には予測係数を1.0とし
て乗算衣1 表2 (圧縮率 3ビット/画素程度) 表3 表4 [本発明の効果] 本発明は前画面や背景画面のような画面を基準画面とし
て該基準画面の画像フレームと現在の画面の画像フレー
ムとを比較して現画面に変化があると当該画像情報を伝
送する画像伝送方式において、変化検出時点で電話通信
手段を自動ダイヤル発信させて変化した画像の全部或い
は変化部分の画像情報を交換機を介して加入電話回線等
の交換通信網に伝送するので、送信側で異常が起きて画
像に変化があると、画像変化検知と同時に自動的に画像
を受信側に伝送でき、受信側で送信側の異常を画像で確
認でき、しかも変化時に伝送するため回線使用量が少な
く、その上交換通信網を利用するので容易に設置するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例1の送信側の回路構成図
、第1図(b)は同上の受信側の回路構成図、第2図は
同上の変化検知回路の動作説明用フローチャート、第3
図は同上の動作説明用のタイムチャート、第4図(a)
は同上の送信側の要部回路構成図、第4図(b)は同上
の受信側の要部回路構成図、第5図は同上の要部の動作
説明図、第6図は同上の変化検知回路の他の例の動作説
明図、第7図(a)(b)は同上の圧縮符号化、圧縮復
号化の一例である可変標本密度符号化回路の要部回路構
成図、第8図(a)(b)は可変標本密度符号化方式の
説明図、第9図は可変標本密度予測符号化方式の説明図
、であり、6は変化検知回路、7は変化検知制御回路、
10は通信制御回路、12は交換機、13はモデムであ
る。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第2図 第6図 X軸へ0鰺■艶 笛8図 笥9図 手続補正書(自発) 昭和60年su2日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前画面や背景画面のような画面を基準画面として
    該基準画面の画像フレームと現在の画面の画像フレーム
    とを比較して現画面に変化があると当該画像情報を伝送
    する画像伝送方式において、変化検出時点で電話通信手
    段を自動ダイヤル発信させて変化した画像の全部或いは
    変化部分の画像情報を交換機を介して加入電話回線等の
    交換通信網に伝送することを特徴とする画像伝送方式。
JP60116231A 1984-11-10 1985-05-29 画像伝送方式 Pending JPS61274481A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60116231A JPS61274481A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 画像伝送方式
US06/794,228 US4679077A (en) 1984-11-10 1985-11-01 Visual Image sensor system
DE8585114228T DE3579564D1 (de) 1984-11-10 1985-11-08 Visuellbild-sensorsystem.
EP85114228A EP0183106B1 (en) 1984-11-10 1985-11-08 Visual image sensor system
DE198585114228T DE183106T1 (de) 1984-11-10 1985-11-08 Visuellbild-sensorsystem.

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005217549A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Nec Corp カメラ制御機能付携帯電話機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879393A (ja) * 1981-11-05 1983-05-13 Mitsubishi Electric Corp モニタテレビ装置
JPS6020693A (ja) * 1983-07-14 1985-02-01 Mitsubishi Electric Corp 出入口管理装置

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