JPS61274011A - ジヤケツト塔構造体およびその据付け技術 - Google Patents

ジヤケツト塔構造体およびその据付け技術

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JPS61274011A
JPS61274011A JP61067006A JP6700686A JPS61274011A JP S61274011 A JPS61274011 A JP S61274011A JP 61067006 A JP61067006 A JP 61067006A JP 6700686 A JP6700686 A JP 6700686A JP S61274011 A JPS61274011 A JP S61274011A
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B17/00Artificial islands mounted on piles or like supports, e.g. platforms on raisable legs or offshore constructions; Construction methods therefor
    • E02B17/0004Nodal points
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
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    • E02B17/02Artificial islands mounted on piles or like supports, e.g. platforms on raisable legs or offshore constructions; Construction methods therefor placed by lowering the supporting construction to the bottom, e.g. with subsequent fixing thereto
    • E02B17/027Artificial islands mounted on piles or like supports, e.g. platforms on raisable legs or offshore constructions; Construction methods therefor placed by lowering the supporting construction to the bottom, e.g. with subsequent fixing thereto steel structures

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、数千フィート以上といった750フ
イ一ト以上の水深の海洋で使用するオフショア・ジャケ
ット塔構造体に関する。固定式ジャケット塔構造体とは
、構造体用鋼部材および円筒状部材を利用する各種型式
の控えによって相接続された3本以上の脚を備える勾配
付き塔のことである。
(従来の技術および問題点) 従来、かかる塔構造体は比較的水深の浅い場所で使用す
ることを目的とした構造を備えていた。
従来技術の塔構造体を海洋用の構造とし、使用すること
は極めて多額の費用を要し、また鋼構造体の自重、およ
び輸送、浮流中に波、気象状況によって、構造体に加え
られる力に起因する浮流、輸送および据付は時の応力に
対処するため、コスト高となるトラスを使用しなければ
ならなかった。
従来提案されたジャケット塔構造体は、米国特許第25
86.966号に開示されている如く、3本の円筒状脚
を三角形断面となるように配設し、さらに、構造体用鋼
部材による控えを用いて、これら6本の脚を相接続する
塔を備えていた。提案された別の塔構造体は、米国特許
第28.614号に開されている如(,4本の脚を備え
るもので、ジャケット塔が、塔の長さ方向に伸長し且つ
2本の脚と関係する1対の浮き部材を備える輸送・浮動
装置上に支持された状態で輸送、浮流が行われる。上記
浮き部材は、ジャケット塔を水平に浮動する姿勢から海
底に固定した垂直に立上った姿勢に変える際に使用し、
塔が垂直姿勢となった後は、塔から分離される。
2以上のジャケット部材を海上で接続することにより組
立てたジャケット塔は、米国特許第3.859.806
号に開示されており、この場合、1方は、張水弁として
作用(−1他方は空気逃1一手段として作用12、両方
共、適当な動力手段によって作動される2つの船底弁を
備えた区画室がジャケット塔に設けである。塔が水平姿
勢から垂直姿勢に変わるとき、脚に張水されるため、パ
ージ・クレーンを使用【−て、塔上部の調整を行う。上
記米国特許は、また、少なくとも1本の脚が海面上にあ
り、残りの部が海中に没(−だ状態にて、2つの浮動部
材をウィンチによって相互に引寄せ、接続するための手
段も示している。
米国特許第3,641,774号は、複数のジャケット
構造体部材の別の組立て方法を開示するが、この方法で
は、ジャケット部材を心合せ状態となるように案内し、
相互に締付けた後、溶接される。この接続作業中、コフ
ァダム装置が使用される。2本の平行な脚は、海面上に
あり、また、第3の平行な脚は、海面より上方に位置1
5ている。
米国特許第2,857,744号は、構造体を水平姿勢
から垂直姿勢に反転させる間に、張水されるようにした
控えによって相接続した6本の平行な脚を備えた支持構
造体が示してあり、この場合、2本の脚は、海面上にあ
り、第3の脚は海面より上方に位置している。
複数のジャケット部材を備える従来提案されたジャケッ
ト塔の多くは、海洋で使用することを目的として設計さ
れたものではなく、基本的な設計を変えずに、かかる構
造体を海洋施設として使用することは、極めてコスト高
となる。海底に据付けて使用するのに必要とされるジャ
ケット構造用部材の寸法並びに型式、さらに、金属部材
の厚みによって、かかる構造体のコストは増大し、従っ
て、コスト的に問題であるとともに、かかる大寸法で長
尺のジャケット部材を多数、取扱うことは、極めて困難
な作業である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、750フィート乃至1,600フィート以上
といった水深の海洋で使用することかできるようにし、
現在、公知の設計によるジャケット構造体と比べ低摩で
、且つ最終的なジャケット塔構造体を形成する多数のジ
ャケット部材の取扱いおよび据付けが容易である新規な
ジャケット塔構造体およびその据付は方法に関する発明
である。本発明は、モジュラ−・ブロック建造方法を利
用して容易に製造可能な圧延板鋼製の大形脚および控え
部材を使用するものである。さらに、本発明は、円筒状
脚部材に、控え部材を接続することによって、構造体に
作用する応力を効果的に脚に伝達する新規な継手構造体
に関するものである。さらに、本発明は、底部の径が大
きく、円錐形状に沼って、徐々に縮径し、海面上では狭
小径となる段階的勾配付きの脚システムを提供するもの
である。上記脚の各部材の寸法は過当に釣合わせ、構造
体頂部に作用する波力が許容し得る値にまで減少し、一
般に利用可能な半水没式の重量物運搬船に対する積込み
、積卸しができる浮力が得られ、また、水深の浅い防波
堤内でも、ジャケット部材の相接続が可能であり、さら
に、海中におけるジャケット部材の姿勢を調整しながら
、脚の構成要素を軸方向に心合せさせ、ジャケット部材
を容易に接続できるようにする。特に、本発明は、円筒
状脚に対し、箱形控え桁による接続手段を採用し、応力
の軽減化を図るものである。さらに、本発明は、箱形控
え桁部材を使用し、製造コストを引下げ、積込み、積卸
ろし、隣接するジャケット部材と脚との接続、並びに浮
動変位を大きくし、接続作業中において、軸方向の心合
せを容易に行い得るようにするものである。
本発明は、各々、底部から狭小な頂部にかけて、適度の
勾配Z付け、塔頂部における波力、潮力および風力を軽
減し、底部における耐転倒力乞増大させ、輸送のため、
必要ならば、ジャケット部材を入れ子式にまとめること
ができるようにすることによって、構造体全体の効率乞
向上させる複数のジャケット部材を備えたジャケット塔
構造体を提供するものである。
各ジャケット部材は、控え部材によって相接続された少
なくとも6本の円筒状脚を備えている。
高さ′500フィート以下の処にあり、海洋で使用する
ジャケット部材内には、箱形断面の幾つかの控え部材が
設けられる。箱形控え部材の内圧は、箱形桁に適宜、張
水にすることによって、外側の水圧と均圧状態となるよ
うにする。ジャケット部材の両端における箱形控え部材
には、組立中、隣接するジャケット部材を容易に相接続
できるように、中間位置に取付けた1または複数の固着
伸長部分が設けである。隣接するジャケット部材の円筒
状脚の両端は、コファダムを使用して、溶接等により、
相互に固着し得るようにしである。このジャケット塔構
造体は、また、応力を効果的に伝達できるように、箱形
桁の壁に対して、配設した内部補強手段によって、ジャ
ケット脚を相接hcする箱形控え部材から、ジャケット
脚まで、応力を伝達する新規な継手構造体を提供するも
のである。
さらに、このジャケット構造体は、各脚内部に、水密の
区画室を設け、かかる区画室には、流入水圧に応答する
1または複数の逆止弁並びに、ガスによる区画室の加圧
手段を設げ、据付は作業中、区画室が下降(−ていく水
深における外側の水圧によって、逆止弁が起動し、張水
開放位置となるようにしである。
本発明は、さらに、かかるジャケット塔の新規な据付は
方法を提供するものであり、かかる方法によると、塔は
ジャケット部材を入り子式にまとめ、その入り子式にま
とめた状態にて船舶で組立て場所まで輸送するか、ある
いは、1方の脚が海面より上方にある状態にて、ジャケ
ット部材を2本の脚で支えて、防波堤内の浅い場所まで
浮流させ、その組立て場所にて、適当な手段を用いて、
各ジャケット部材を相接続させ、組立てるものである。
組立て後、ジャケットは、2本の脚が海面上にあり、1
本の脚が海面より上方、にある状態にて、油田現場まで
曳航される。本発明の好適実施態様は、6本の脚を備え
た塔、即ち三脚塔として構成し、かかる形状によって、
塔は、重心が低くなり、船舶による輸送並びに1本の脚
が海面より離れ、最小喫水状態にて浮流するのに適した
状態となる。海洋油田現場に到達すると、塔構造体は、
2本の脚が海面上にあり、1本の脚が海面の上方にある
浮流姿勢から、6C3反転させ、2本の脚が海面上にあ
り、1本の脚が水没した状態の姿勢にすることができる
。反転段階後、三脚塔は、垂直姿勢に移行する準備が整
う。これは、特定の区画室に海水を導入し、塔を傾動さ
せ、次いで、各脚の予め加圧した特定の区画室に対し、
選択した空気圧を供給し、塔が海中に下降していって、
自動的に直立の姿勢になると、その区画室の圧力応答逆
止弁が開放し、その後、区画室の空気を抜き、区画室に
張水し、ジャケット塔は海底に安定するという新規な方
法にて行うことができる。ジャケット塔には、パイルス
リーブが設けてあり、このパイル部材を打込み、海底に
据込むことによつ工、塔は、海底に容易に定着させるこ
とができる。
従って、本発明の主な目的は、新規な構造上の設計を具
体化し、海上で容易に塔を据付けることのできる海洋で
使用するジャケット構造体であって、接続前、脚の区画
室以外の控えの選択した区画室に張水することによって
、ジャケット部材のトリム調整乞行うことで、脚を過度
に区画窒化する必要のない構造体を提供することである
。これによって、脚ではなく、控えを利用する好適な案
内方法によって、脚とジャケット部材の接続中、心合せ
を行い、接続作業中、脚の接続部分の周囲に取付けるコ
ファダムの妨害を阻止し、脚の直径を頂部で小さく、底
部で大きい寸法となるように徐々に勾配を付け、脚の細
心が底部よりも頂部の方が間隔が狭くなるように勾配を
付けることによって、波力、風力および潮力による負荷
を軽減し、耐横転性を増大させるものである。
本発明の別の目的は、一般に利用可能な半水没式船舶に
対する積込み、積卸ろしの可能なジャケット塔並びにジ
ャケット塔部材を提供することである。かかるジャケッ
ト塔およびジャケット部材は、かかる半水没式船舶に対
する積込み、積卸ろしを行うのに十分な水深の浅い海面
上を浮流することができる。浮流状態の形態とした5本
の脚付きジャケット塔は、2本の脚および1方の控えに
よって、浮力を提供し、この間、他の1方の脚および2
つの控えは海面より上方にある。
本発明の別の目的は、メキシコ湾岸に溢った海域で一般
的に見られる水深の浅い沿岸海域の海上にて組立てるこ
とができるジャケット塔を提供することである。
本発明の具体的な目的は、箱形桁接続手段および控えを
使用し工、海底に据付けるジャケット塔部材を相接続す
ることにより、コスト削減を図る新規な構造上の設計に
よるジャケット塔構造体を提供することである。
本発明の別の具体的な目的は、箱形控えを採用し、箱形
桁の端部乞円筒状部材に接続する継手構造が新規な設計
により、応力を効果的に伝達できるジャケット塔構造体
を提供することである。
本発明の別の重要な目的は、各脚が、選択した容積を有
し、据付中の水深に応じて、選択した空気圧の状態に維
持される複数の水密な区画室を設け、さらに、上記水深
に達したとき、前記区画室を自動的に張水し、ジャケッ
ト塔構造体の据付けを容易にする逆止弁が設けである。
本発明のさらに別の目的は、海中の作業現場にて浮流式
ジャケット塔構造体を据付ける方法を提供することであ
り、この方法によると、塔構造体は、2本の脚の1方の
脚が海面より上方にあり、その1本の脚の軸心馨中心と
して塔構造体?60゜転動または反転させ、他方の脚を
海中に水没させ、その他方の脚が海中に没した状態にて
、脚の区画室並びに控えの張水を選択的に行う方法であ
る。
かかる張水は、ガス加圧区画室およびかかる区画室の注
水用逆止弁を使用することによって、張水される区画室
の水深に応じて、略自動的に行われる。
本発明のさらに別の目的は、複数のジャケット部材を備
え、ジャケット塔部材の各端部にて控え桁に設け、海底
にて、間隔を離して配設した定着手段に接続したウィン
チ手段によつ℃隣接するジャケット端部を相接続するも
のである。
本発明のさらに別の目的は、複数のジャケット部材が、
入り予成に組立て1こ状態にて、適当な船舶に塔載し、
油田現場に輸送し得る形状を備えた新規なジャケット塔
構造体を提供することである。
本発明は、さらに、パイル案内部材の新規な配設形態に
よって、構造体の底部を海底に定着した新規なジャケッ
ト三脚構造体を提供するものである。
本発明の他の多くの利点は、次の実施例に関する詳細な
説明から容易に明らかとなるであろう。
(実施例) 第1図において、本発明を具体比したオフショアジャケ
ット塔構造体は全体として20で示しである。本発明が
提供する塔構造体は、750乃至1600フイ一ト以上
の水深の海洋に使用できるよう設計したものである。こ
の塔の好適実施態様は、6本の脚を使用する構造体、即
ち、三脚塔構造体である。しかし、本発明の特徴は、6
本以上の脚を備えるジャケット塔構造体にも容品に適用
可能である。
一般に、塔構造体20は、段階的に勾配を付け、相接続
した勾配付きの複数の三脚ジャケット部材を備え、底部
ジャケット部材22は、パイル等によって、海底24に
定着されている。底部ジャケット部材22の上方には、
中間ジャケット部材23および海面32より上方に伸長
し、台甲板64を支持する頂部ジャケット部材28を備
えている。
この台甲板64には、油田現場で必要とされろ通常のポ
ーリング、処理および生産設備を設けることができる。
各ジャケット部材22.23および28は、別々に製造
]−1後述するように、輸送、浮流および組立てること
ができる。
底部ジャケット部材22は、6本の円筒状ジャケット脚
40a 、 40bおよび4Qc4備えている。
各脚40a、40bおよび4Qcは、底部の拡大した円
筒状部分42を備えている。隣接する脚は、平坦な側部
領域を形成する。この領域において、脚は、隣接する脚
の両端な相接続する斜め桁44を有する中空で張水可能
な控えによって相接続されている。底部の横桁46.中
間桁48および頂部横桁50は、さらに、平坦な側部領
域において隣接する脚を相接続している。各桁44,4
6.48および50は、長方形または箱形断面形状を備
え、箱形断面の桁48の両端は、通常の方法にて、円筒
状脚に溶接させている。
各ジャケット脚40 a 、 40b 、 4Qcの底
端部には、各脚の底部を海底に定着てる定着パイル(図
示せず)を取付ける手段が設けである。第2図、第3図
、第4図および第5図に示すように、箱形断面の斜桁4
4は、52にて箱形断面の桁46に接続されており、両
桁44および46の隣接する端部は、54にて、底部の
円筒状部分42の壁に接続されている。箱状部材56は
、脚40の拡大円筒状底部42の上端と斜め桁44間の
窒隙を跨ぐことができる。第4図に示すように、各箱形
桁44゜46および56には、間隔を離して配設した縦
方向に伸長する複数のT字形弾弦リブ58が設けである
パイル部材60は、適当な板62によって、脚40の底
部42に固着されている。各パイル部材60は、その縦
軸心が脚40の軸心と平行となるよ5に固着され、海底
に対する縦勾配または角度が等しくしである。各側部領
域内にて、縦軸を垂直に配設置−1溶接によつ℃箱形桁
56.44および46に固着した少なくとも1対のパイ
ル部材62がパイル部材60から間隔を離して配設しで
ある。
第3図に示すように、垂直に配設したパイル部材52は
、ジャケット部材の連続した各側部領域の平坦領域に位
置している。パイル部材をこのように間隔を離して、勾
配を付け、垂直に配設することによって、海底との広範
囲に亘る定着、係合が可能となる。
各ジャケット脚40の底端部42は、また、適当に垂直
に間隔を離して配設した内円形の補強用T字形リブ64
を備えることができる。各脚40の最下端部には、内部
補強用垂直板70を備え、間隔を離して配設した横隔壁
66および68を設け、各円筒状脚に対して、海底との
表面接触を行5密閉した荷重支承端構造体を提供する。
第3図および第7図に示すように、底部ジャケット部材
22と中間ジャケット部材23間の接続手段は、上記両
部材の隣接端を連結し、構造体の応力を伝達する新規な
構造にしである。このため、ジャケット部材22の頂部
の箱形横桁50には、ジャケット脚78a 、 78b
の底部端と中間ジャケ−ット部材23を相接続する箱形
横桁76に設けられ、対応する下方伸長のボスまたは突
起部74に固着または溶接し得るようにした上方伸長の
中央ボスまたは突起72が設けである。
箱形術50.76とジャケット脚40aの上端および中
間ジャケット脚78aの下端との接続状態はそれぞれ、
第3図および第3a図に示しである。
ジャケット部材22の箱形斜め脚44は、脚110aの
端部に隣接【−て、箱形端部横桁50と接続されている
。同様に、箱形斜め脚80は、脚78Hの下端に隣接し
工、箱形端部横桁76と接続されている。桁50の頂部
壁および桁76の底部壁には、ガゼツトプレートまたは
フイレットプV−ト84が設けである。このフィレット
プレート84は、円筒状脚の壁に接近すると、若干上方
に傾斜し、円筒状脚の表面に隣接し、脚78a、40a
の軸心に対して直角の位相となる。斜め桁80の頂部壁
および斜め桁40の底部壁には、ガゼツトプレートまた
はフィレットプレート82が設けてあり、このフィレッ
トプレート82は、円筒状脚78aおよび40aの各表
面に接近すると、脚78aおよび40aの軸心に対し、
直角の位相に配設される。
ガゼツトプレート82.84は、脚78a 、 40a
の表面に溶接しである。
各脚4Qa、713aの端部内側には、丁字形断面の環
状補強リブ92が設けである。1方のリブ92は、ガゼ
ツトプレート82によって定められた位相にて、脚78
aの内面に溶接されている。間隔を離して配設した第2
リブ92も、また、ガゼツトプレート84によって定め
られた位相にて、脚78aの内面に溶接されている。環
状の内部補強用リブ92も同様に、桁44および50と
接続したガゼツトプレート84および82によって定め
られた位相にて、脚4Qaのかかる位置に設けられてい
る。
桁80および76の略垂直の側壁は、例えば、脚78a
および40aの縦軸と平行な位相にあり、上記脚の円筒
状外面に溶接され、その端縁は、円筒状表面と当接する
。脚の軸心を半径の中心とする放射位相内にある縦方向
伸長の補強用リブ94は、桁50および76の垂直壁を
脚の外面に溶接する部分と直向いの箇所にて、その最外
側の縦方向端縁が円筒状部材の内面に溶接されている。
上記縦方向伸長の補強用リブ94は、隣接する2つの環
状補強用リブ92間に伸長している。脚78aおよびd
Qaの当接する端縁は、両脚間の連結部分にて、2つの
隣接するリブ92間に、縦方向補強用リブ切片94aを
溶接する等により、相互に固着されている。上記リブは
、桁50 、76 、44および80の側壁によって画
定された位相にて、上記連結部分を跨いでいる。
中間ジャケット部材230頂端と頂部ジャケット部材2
8の底部端間の継手構造は、上述した構造と同様であり
、詳細な説明は省略するが、中間ジャケット部材23の
上部、頂部ジャケット部材28の斜め桁102.および
横桁104,106゜108.110,112は全て長
方形または箱形断面形状を備えている。各端部横桁10
8および110には、突起72および74VCついて上
述したように、114で溶接するための係合する中間突
起が設けである。
箱形術112および斜め桁102,116と円筒状脚2
8との継手構造は、第3図に関して説明したのと略同−
であるか、桁の頂部、底部および側部壁には、脚の細心
と直角に交差する位相にて、ジャケット脚の円筒状壁に
固着するだめのガゼツトプレートが設けてあり、同様に
、T字形断面の内部環状リブによって補強されている。
桁の側壁の位相にて、縦方向に伸長する内部リブは、ま
た、間隔を離して配設置−た環状の補強用リブを連結し
ている。
ジャケット部材22 、23および28内に設けた箱形
断面の各桁には、上記桁に海水を導入し、後述する目的
のため、上記桁の空気の導入および排出を行うのに必要
な装置が設けである。海中の相当の水深に位置する下部
ジャケット部材内の箱形断面の桁に対し、海水?導入(
7、張水状態にすることは、内圧と外圧を均圧化させ、
箱形断面の桁が、塔のトラス部材として逸正に作用し且
つその桁が据付は水深の水圧に耐え得るのに必要な厚み
一以下の肉厚の形金属で製造することができる。
第9図の頂部ジャケット部材28において、斜め桁10
2.上部斜め部材116および横桁間の連結構造体が図
示しである。第9図、第10図。
第11図、第12図は、トラス部材の継手構造体にて、
箱形断面部材から円筒状部材に変化する状態を示す図で
ある。本発明のこの実施態様において、頂部ジャケット
部材28の頂部は、円筒状部材が、補強手段または、上
記内圧と外圧の均圧化を図る内圧手段を使用せずに、外
側の水圧に耐えることのできる水深に位置するよう設計
されている。さらに、上記水深に採用する円筒状部材の
有径および肉厚は、特別の製造方法を採用せずとも、コ
スト増を伴なうことな(、構造的に満足し得るものとな
る。
第9図に示すよ5に、斜め桁102は、ジャケット部材
22.23および28について前述した如く、箱形断面
を備えている。横桁112もまた、第13図に示すよう
に、箱形断面形状を備えている。斜め桁116は、第1
2図に示すように、円筒状の断面形状を備えている。円
筒状桁116は、過渡的な桁部材120を経て、第10
図に118で示す、箱形断面形状に合流する。第11図
に示した変化部分122は、一部、箱形断面および円筒
状断面形状を備えている。桁116を、桁102゜11
2および118の提供する箱形断面形状の桁部分を介し
て、頂部ジャケット部材の円筒状脚に接続する部分にて
、非垂直壁は、ジャケット脚122aの軸心に対して、
直角鉛直な位相に℃、脚に固着することができる。この
接続部分の内部構造は、前述の構造と同様であり、第3
図に示しである。
頂部ジャケット部材2Bおよび斜め部材124゜123
と水平桁128を段付きの円筒状脚160aに接続する
継手手段(第14図)は、124,123゜128で示
すような円筒状桁を円筒状の頂部ジャケット部材脚16
0aに接続する周知の型式の溶接接続構造体を備えるこ
とかできる。
頂部ジャケット部材脚130a、130bおよび160
Cの頂端は、132にて、台甲板ろ4の適当な構造体に
接続されている。台甲板の上aピ支持・接続構造体は過
当な任意の構造とすることができる。
第15図は、海底および底部ジャケット部材22から、
頂部ジャケット部材28まで上になるにつれて、縮径す
る三角形の断面形状のジャケット塔ン示す略図である。
この図面は、また、第16図と共に、段階的に勾配を付
けた脚システムを示し、この脚システムにおいて、各脚
部材の径は、適正に釣合った値としてあり、ジャケット
塔の頂部における波力が許容し得る値にまで減少し、各
ジャケット部材を単独または入り子穴にまとめた状態に
1、一般に利用可能な半水没式の重量物運搬船に対する
積込み、積卸ろしを行うのに十分な浮力が得られるよう
にしである。
第16図において、ジャケット塔の脚の1例が、トラス
桁の一部と共に図示しである。この図面の目的は、各ジ
ャケット脚部材を水密の区画室に分割する様子を明らか
にすることである。各ジャケット脚の底部42は、その
上方の区画室e−2から見えるように、端部密閉隔壁6
6および6B(第5図)並びに凹形隔壁仕切板または隔
膜166によって画定された水密区画室e−1を提供す
る。
上記区画室e−2の上端は、第18図に示すように、1
または複数のかん水孔140を有する隔壁168によつ
℃画定され工いる。隔壁168の上方に位置する区画室
c−3は、区画室e−4から見えるように、その頂部が
、凸形の隔壁または隔膜142によって画定されている
。区画室C−5゜e−6およびc−7は、同様に、凸形
の隔壁または隔膜1.!14.146.147によって
画定される。本災施態様による水深約1,150フイー
トの塔構造体用のジャケット塔の場合、各区画室c−1
,c−2。
c−3の高さは約100フイート、および各区画室c−
4; e−5、e−6の高さは約200フイートである
。区画室c−7の高さは約200フイートであるが、こ
の区画室の大部分は、海面より上方に伸長するか、また
は海面に近接した状態となる。
各区画室には、ジャケット脚の壁に取付けた1または複
数(例えば6乃至8)の圧力応答型逆止弁150?:設
けることができる。第16図において、上記逆止弁15
0は、脚から分離した状態が略図で示しである。上記逆
止弁1500例は、第19図および第20図に示しであ
る。各逆止弁150は、ジャケット脚(この場合40a
)の壁に形成した対応する楕円形の開口部154内に溶
接した略楕円形のフレーム部材152を備えることがで
きる。弁ゲート154が、ジャケット脚40aのジャケ
ット壁内側で担持【−たブラケット158によって支持
された軸156を中心として、過当に蝶番止めされてい
る。フレーム部材1520周縁には、弁ゲート154の
周辺端縁と密封係合する適当な密封装置160を設ける
ことができる。ジャケット壁の外側には、適当なねじボ
ルト164によって着脱可能に固着したカバー板を設け
ることができる。このカバー板は、油田現場でジャケッ
ト塔を据付ける前に、取外丁。カバー板には試験・抽気
弁166を設け、逆止弁における区画室167の圧力が
所望の値に維持し得るようにする。上述の如(、過当な
寸法の逆止弁150を適当個数だけ設け、水深に応じて
選択した圧力状態下において、区画室e−2,e−3,
e−4,C−5に海水を流動させることができる。
各区画室C−1乃至c−7にはまた、170で図解的に
示した弁χ設け、各区画室に対する望見の導入、排気を
行うことができる。ジャケット部材22.23および2
8内の水平桁および斜め桁双方には、172で図解的に
示した弁χ設け、図示しない流体圧力手段によって作動
させ、上記桁の張水を行うことができる。
上述の如(、各ジャケット部材22.23および28は
、別々に製造し、適当な勾配および寸法にて構成し、全
体として第36図、第34図および第35図に示すよう
に、6個のジャケット部材を入り子式にまとめることが
できるようにする。第36図は、入り子式にまとめられ
、かかる入り子式に組立てたジャケット部材を油田現場
まで輸送し得るようにした中央凹所178を備えた適当
な運搬船により浮流状態で輸送される幾多のジャケット
部材を示す図である。上記ジャケット部材は、船舶17
乙にバラスト水を導入(−1船舶を半水没状態とし、組
立てた状態のジャケット部材を船舶に、積込みまたは船
舶から積卸ろしすることができる。176で示すような
船舶は、上記目的用の船舶として公知である。
入り子式に組立てたジャケット組立体音、第36図に示
すように、船舶176から積卸ろしした後、幾多のジャ
ケット部材は、各ジャケット部材の控えに導にするバラ
ストの量を調整することにより、浮流可能な状態に分離
し、タグボート等の曳航手段によって、各部材をそれぞ
れ分解させることができる。上記分解後、浮流部材は、
第37図に示すように、組立て現場まで浮流させること
ができる。各ジャケット部材同志を組立てるため、例え
ば、ジャケット脚40a、40bおよび40Gの上窄に
は、ジャケット脚78a、78bおよび78Cの隣接端
部に形成した案内受容体に摺動可能に嵌入し得ろように
した縦方向伸長の案内部材(図示せず)が設けである。
上記組立中、2つのジャケット部材には、両ジャケット
部材を心合せ状態にて相互に引寄せ且つ案内要素と案内
受容体を案内して相嵌合させるウィンチ手段が一時的に
取付けられる。
第38図および第39図において、水深の浅い状態で、
隣接づ゛るジャケット部材を組立てる方法の例が示しで
ある。かかる水深の浅い状態は、メキシコ湾岸に溢った
海域における状態と同様であり、船舶、構造体または桟
橋が隣接する状懇下において、ジャケット部材の動きを
制御する必要性がある。第38図に示すよ5に、ジャケ
ット部材22は、46の如き、端部の横控え部材上にて
1対のウィンチ手段200を備え、ウィンチのワイヤ2
01は、ジャケット部材22の底部端から縦外方に間隔
を離して配設した定着手段202まで伸長している。ジ
ャケット部材22の他端では、横部材50が、ジャケッ
ト部材22の小端から一定の距離を離して縦方向に配設
した定着手段202まで、伸長するウィンチのワイヤ2
05を有する間隔を離して配設した1対のウィンチ手段
204を担持することかできる。ジャケット部材22の
位置は縦方向および横方向とも、ウィンチ手段200お
よび204によって制御されることは明らかであろう。
ジャケット部材23は、同様に、ウィンチ手段208、
209並びに縦方向に間隔乞離して配設した定着手段2
12および216に接続され、関係するウィンチのワイ
ヤ210および211によって、拘束されている。両ジ
ャケット部材の控え内部のバラス)tY調整して、両方
の喫水が等しくなるようにし、ま1こ、ウィンチ手段を
過当に調整して、ウィンチライン205,210’Y介
して、両ジャケット部材ビ相互に引寄せる一方、ウィン
チのワイヤ201.211は、自由に伸長させることに
よって、隣接する脚端部は、心合せ状態となり、脚の端
部に担持した縦方向伸長の案内部材および案内受容体を
係合させる。ジャケット部材22および23が、心合せ
状態で相嵌合すると、両部材は、ウィンチ手段200,
204,208および209によって、縦方向および多
少、横方向にも、元の位置に保持される。
第37図に示した浮流姿勢にあるとき、ジャケット塔は
、2本の脚を第21図に脚AおよびBとして示した海面
上に浮流する状態とし、脚Cは海面より上方にある。油
田現場にて、ジャケット塔を据付ける第1段階の1つと
して、への如き1方の脚の軸心な中心として、ジャケッ
ト塔を海中で転動させ、第23図に示l−た姿勢となる
ようにし、塔が第21図乃至第23図に示した水平姿勢
から、第51図に示l−た垂直姿勢まで容易に変位し得
るようにする。ジャケット塔AおよびBの如き、ジャケ
ット塔構造体の2本の脚の浮力は、脚AおよびBによっ
て画定された位相によって特定される塔の側部領域に溢
って、浮力を備えた箱形桁構造体と共に、塔を浮流させ
ることができるようにしである。
例えば、脚Aの縦軸心を中心として、塔を60゜反転さ
せるためには、塔の側部AB内の箱形断面桁は第22図
に示すように、海水を導入し、側部領域および箱形桁A
Bg海水面上または、海水面より若干海中に水没させる
ことができる。第23図に示すように、脚B内に加圧空
気を導入し、次いで、第24図に示すように、脚Bの一
部に海水を導入し、海水および加圧空気を導入しない両
人を中心として、ジャケット塔を最初に傾動させ始める
。第25図に示すように、脚Bと0間に位置する塔の側
部領域BCの箱形桁内に海水を導にすると、塔はさらに
反転する。側部BCの箱形桁に海水が導入されると、塔
は、さらに、脚AB)l中心として回転]−1側部BG
の桁が完全な張水状態となると、塔は、第23図に示し
た姿勢となり、脚AおよびCは、海面上にあり、脚Bは
、完全に水没し、海水と加圧空気が導入される。
さらに詳細に説明すると、脚Bの区画室C−2゜C−”
、、C−4およびe−5は、空気またはガスによって、
約125pSiまで加圧し、区画室e−6は、約50p
siまで加圧する。第24図に示すように、脚Bの区画
室C−1の一部に海水が導入されると、水中のジャケッ
ト塔の縦トリムは変比し易くなる。
ジャフット塔の所望のトリム2維持するため、脚Bの区
画室に海水を補充することができる。
第27図乃至第32図は、箱形桁およびジャケット部材
に海水を導入し、ジャケット塔を垂直姿勢に反転させる
様子を示している。111g27図は、トラス箱形桁を
単一の線で示しであるが、各線は、第1図乃至第14図
に示すように、箱形桁Z表わ【−1海水を導にすること
ができるようにしであるのが理解できよう。
第27図に示した位置におけるジャケット塔の状態は、
次のようにまとめることができる。
状  態 e−1均等に張水      空 e−2空気圧1251)Sig       空e−3
空気圧125pSig       空e−4空気圧1
251)Sig       望C−5′     空
気圧50psig       空c−6空気圧 大気
圧      空 e−7空気圧 大気圧      窒 控 え  脚BeおよびBA   1lflllAc円
筒状部材     空       空箱 形 桁  
 均等に張水    窒ジャケット塔を反転させるため
の次の段階は、側部領SACの箱形桁に張水することで
ある。脚AおよびCは、以下のように加圧される。
区画室    空 気 圧 c−1大気圧にて空 e −2125psig e −3125psig c −a      125  psigC−550p
sig c−6大気圧にて窒 c−7大気圧にて空 側部領域ACに張水し、および上記のように、脚Aおよ
びCの区画室の加圧が完了した状態は第28図に示しで
ある。この状態時、ジャケット塔は、脚AおよびCの下
端が略水没した略水平の姿勢を保つ。
ジャケット塔を七の略水平の姿勢から垂直の姿勢に向け
てさらに反転させる次の段階は、塔が傾動し始めるまで
、各脚AおよびCの区画室e−1内に海水な送出するこ
とである(第29図)。
各膜内の区画室e−1およびe −2を分離する隔壁1
36は、隔壁136のかん水孔140の高さに海水が達
する前に、ジャケット塔の下端の水没が開始するように
、膜内部に位置決めされている。区画室e−2およびC
−6内の空気圧は、区画室に海水を導入し、水深が増重
と共に、昇圧していく。かかる空気圧の昇圧速度は、予
設定してあり、上記最初の加圧時に考慮【−工ある。
ジャケット塔を水没させ、直立姿勢に位置決めする間の
塔の状態において、第ろ0図は、各脚A。
BおよびCの各区画室c−2,c−3,c−4およびe
−5が、それぞれの底部に隣接して位置決めした逆止弁
を通って、海水が導入されると、外部の水圧と内圧が均
圧化する様子を示j。外部の水圧が内部の空気圧を上廻
る水深に、逆止弁が到着すると、逆止弁は、自動的に開
放して、予設定した水深で海水を導水させる。この点に
関して、図面および説明は、区画室の底部に設けた単一
の逆止弁を対象にしているが、各脚に逆止弁を追加し、
予設定した圧力状態下で開放するようにしてもよい。第
50図において、脚Bは、塔を上記の如くさらに傾動さ
せることによって、その区画室U−4およびe−5に海
水を導入し、区画室e−3には、かん水孔140から張
水]7、また、脚AおよびCの区画室c−3の張水も開
始することか理解されよう。
塔が、水平姿勢から、より傾斜した姿勢に変位し、さら
に、最終的に、第31図に示した垂直の姿勢になる間、
ジャケット塔の脚は、その下部区画室が自動的に張水さ
れると、幾多の区画室の空気加圧システムの作用および
外部の水圧が、区画室に導入した内部の空気圧を上廻る
ときに、開放する圧力応答の自動逆止弁の作用により、
海水は最終的に区画室e−1,e−2並びに各脚の区画
室c−5の下部に張水される。区画室C−4およびe−
5の下部の一部は張水され、一方、区画室C−5,C−
4,C−5,C−6,C−7の残部は、選択した空気圧
下にあり、この空気圧は、区画室C−6゜C−4および
c−5におい又は、ジャケット脚の最初の状態として上
に掲げた圧力を上廻るものである。第51図に示したジ
ャケット塔の直立姿勢時、各脚の区画室C−1,Cニー
2.C−3,C−4,C−5内の圧力は、均圧化し、海
水に対して開放し、ジャケット塔の浮力によって、塔は
、第31図に示した姿勢を保つ。
垂直姿勢のまま、ジャケット塔を海底まで下降させるた
めには、ジャケット塔が海底に達する迄、区画室C−6
内に海水を送出し続ける。区画室C−6内の差圧は、そ
の内部の空気を逃が丁ことによって、選択した限界値ン
保持することができる。
ジャケット塔が、第32図に示すように、海底に着座す
ると、各区画室の空気が、抜かれ、各脚の全区画室に海
水が張水される。各脚の区画室c−7における水位は、
海面と略等しくなる。
ジャケット塔が、第52図に示す状態で海底に着座した
後、第1図および第3図に示すように・、パイル部材を
打込み、各ジャケット脚の底部に設けたパイルスリーブ
内に固定する。
第52図に示した状態時、各脚の箱形桁は張水され、桁
並びにジャケット脚の内圧−外圧は、均圧となっている
点に留意する必要がある。
当業者は、控えに対1.て、箱形断面の桁を使用する上
述のジャケット塔は、展進コストが低摩であり、箱形断
面の桁を円筒状の脚部材に接続する継手構造体によって
、応力は新規な方法にて脚部材に伝達され、しかも、構
造体部材の内圧と外圧が均圧化する結果、ジャケット塔
は、海洋で使用する塔として容易に組立てることができ
、また、適用可能な水深は、上記例の約1,150フイ
ートに限定されないことを容易に認識し得るであろう。
入り子穴にまとめたジャケット部材を油田現場まで輸送
する方法について前述した。第36図および第34図に
示したよ5な各棟の輸送手段〉上記目的に使用し、また
、簡単に上述したように、幾多の部材を個々に輸送【−
1現場で組立てることも可能である。さらに、ジャケッ
ト部材の2本の脚が海面上にある状態にて、双胴船型の
箱船を使用することも本発明の内容である。
2つのジャケット部材をウィンチのワイヤによって相互
に引寄せ、案内部材並びに案内部材の受容体によって、
案内し、ジャケット脚を心合せさせ、適正な正合状態と
して、連結する場合、隣接するジャケット部材Z上記の
如き適正なノし・合せ並びに正合状態と(−た後、脚の
当接端部を相互に溶接することができる。かかる脚の溶
接は、隣接する脚の端部の周囲に、一時的に、コファダ
ム乞構成し、このコファダムに溶接工が入って、過当な
溶接装置を使用して、行うことが可能である。
上述したジャケット塔構造体の重要な特徴および利点は
、構造上の形態を含む。かかる形態では、海洋部材のト
ラス構造部材として、張水可能な箱形断面の桁を使用す
る。桁から、幾何学的形状の異なるジャケット脚まで応
力を伝達する継手構造体も採用される。さらに、ジャケ
ット塔の姿勢を海面上の水平姿勢から、海底に着座する
垂直姿勢まで変位させる方法は、先ず、ジャケット塔を
1方の脚を中心として転動させ、七の1方の脚を完全に
水没させ、次いで、ジャケット塔の特定の区画室部分を
所定の状態下で、選択的に加圧(2、海水を導入1−、
ジャケット塔の底端部を自動的に下降させ、海底から間
隔の離れた垂直姿勢となるようにし、その姿勢にて、ジ
ャケット塔の特定の上方区画室をさらに張水することに
よって、塔を海底まで下降させる方法である。
ジャケット塔の構造および据付は方法については、本発
明の精神に反しない限り、幾多の変更および修正が可能
であり、かかる変更および修正は全て、特許請求の範囲
に属するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、台甲板が、海面より上方にある状態にて、海
底に据付けた本発明によるジャケット塔の側面図、 第2図は、ジャケット塔の1つの脚底端に設け、塔を海
底に定着させるパイル案内構造体の拡大部分立面図、 第3図は、第2図の線tn−1ffで示(−た水平位相
における部分断面図、 第4図は、第3図の線■−■で示した垂直位相における
拡大部分断面図、 第5図は、第2図の線V−■で示した垂直位相における
拡大部分断面図、 第3図は、第1図に仮想円で示したように、2つのジャ
ケット部材の接続部分を相互に連結する継手構造体の一
部断面とした拡大部分側面図、第3a図は、第3図の線
■a−■aで示した位相における横断面図、 第7図は、第1図に仮想円で示したように、隣接するジ
ャケット部材の隣接する箱形横桁間の中央接続手段を示
す拡大部分図、 第8図は、第7図の1vnt−■で示した位相における
部分断面図、 第9図は、第1図の仮想円[X−IXで示した継手構造
体の拡大部分図、 第10図は、第9図の線X−Xで示した位相における拡
大断面図、 第11図は、第9図のatx+−xtで示した位相にお
ける拡大断面図、 第12図は、第9図の線■−■で示した位相における断
面図、 第13図は、第9図の線■−■で示した位相における拡
大横断面図、 第14図は、第1図に仮想円xtv−xivで示した塔
の継手構造体の拡大部分図、 第15図は、塔の底部から頂部まで徐々に縮径する三角
形断面および底部から頂部まで徐々に段階的に先細とな
る塔の脚間の直径を示す略図、第16図は、水密区画室
および逆止弁の位置を示す、第1図に示したジャケット
塔の1本の脚に関する部分立面図、 第17図は、1つの区画室における1つの隔壁を示す、
拡大部分断面図、 第18図は、かん水孔と共に、隔壁を示す、第16図の
線XVIII −XVI[で示した直角位相における1
本の脚の横断面図、 第19図は、区画室用の圧力応答型仕切板または弁の拡
大部分図、 第20図は、第19図の線xx−xxで示した位相に関
する、第19因に示した仕切板の断面図、第21図は、
2本の脚が海面上にあり、第3の脚が海面より上方にあ
る浮流姿勢時の6本脚型式のジャケット塔構造体を示す
、略図、 第22図は、三脚塔を反転させるための第1段階として
、海面上の隣接する脚間の箱形桁に張水する状態を示す
、略図、 第23図は、水没させようとするジャケット脚に対し、
加圧空気を導にする状態乞示す図、第24図は、水没さ
せようとする脚の一部に張水し、隣接脚の縦方向の水平
軸心を中心として、反時計方向に反転させる状態を示す
図、第25図は、反転作業の次の段階として、隣接脚間
の中間の控えに張水し、縦方向の水平軸心を中心として
、ジャケットYさらに、反転させる状態を示す図、 第23図は、部分的に海水と空気が導入されて水没した
控え、および水没した脚と海面上の脚間の張水した控え
を示す、反転作業完了の状態のジャケット塔の図、 第27図は、第23図に示したジャケット塔の側面図、 第28図は、海面上の脚の特定区画室内に加圧空気を導
にする状態を示す、第27図のジャケット構造体の端面
図、 第29図は、脚の下部並びに塔の底部の箱形桁に海水を
導入した後のジャケット塔の側面図、第50図は、脚の
水密区画室に導入した海水の位置を示す、自動的に張水
され、垂直姿勢に回かう塔の図、 第51図は、塔を垂直姿勢に反転させる段階において、
塔の脚肉の空気圧および上記脚の下部区画室に導入した
海水を示す図、 第32図は、脚の区画室を完全に張水して、仝気を排出
した後、塔が垂直姿勢にて、海底に着座する状態を示す
図、 第33図は、入り子式にまとめたジャケット部材を支持
し且つ組立て現場まで輸送し得るようにした船舶の部分
側面図、 第54図は、第33図の線xxxv−xxxvで示した
位相における、第36図に入り子式にまとめた状態を示
した塔部材の略端面図、 第35図は、第35図<7)線XXXV−XxX■で示
1−タ位相における、第34図と同様の端面図、第36
図は、入り子式にまとめた状態を分解し、浮流する、ジ
ャケット部分の分離・浮流状態を示す図、 第37図は、2本の脚が海面上にあり、1本の脚が海面
より上方にある状態に組立てられ、浮流するジャケット
部材の立面図、 第38図は、水深の浅い海域において、海底の定着手段
に接続され、ジャケット部材を所定位置に容易に保持し
得るようにし、さらに、ジャケット部材を引寄せて、心
合せを行い、相接続するためのウィンチ手段を使用した
、2つのジャケット部材の位置関係を示す略図、および 第′59図は、ジャケット部材、ウィンチ手段および定
着手段を示す図である。 (主要符号の説明) 20・・・・・・ジャケット塔  22・・・・・・底
部ジャケット部材24・・・・・・海 底      
23・・・・・・中間ジャケット部材28・・・・・・
頂部ジャケット部材32・・・・・・海 面ろ4・・・
・・・台 甲 板 1iQa、 40b、 dQc・・・・・・ジャケット
脚42・・・・・・拡大円筒状部分 44・・・・・・
斜 め桁46・・・・・・底部横桁    48・・・
・・・中間横桁50・・・・・・頂部横桁    56
・・・・・・箱形断面部材60.62・・・・・・パイ
ル部材 64・・・・・・T字形補強用リブ66.68
・・・・・・横 隔壁 70・・・・・・補強垂直板8
2・・・・・・ガゼツト板(フィレット板)。 (外す猶) 手続補正書 1.事件の表示 昭和6ノ年特許願第  6’toob  号2、発明の
名称 し゛ヤプ、ト端す露1イ幸すV塾”(っMをトナ九宥y
5、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 八 t  ニドフート  イー、廿−ト74、代理人 5、補正の対象 タイプした明細書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、底部手段並びに頂部手段を有し、少なくとも3本の
    円筒状脚を備える浮流可能なジャケット塔構造体であつ
    て、前記塔の下部に設けた選択した容積の中空の水密控
    えと、前記塔の上部に設けたより小さい容積の水密控え
    と、各々選択した圧力にて海水を導入する逆止弁を設け
    た複数の水密区画室を有する前記脚と、据付け中前記区
    画室の到達する水深に応じて、加圧空気によつて前記区
    画室の特定の区画室を選択的に加圧する手段と、を備え
    る前記ジャケット塔構造体の海中据付け方法において、 前記ジャケット塔を海中現場まで輸送する段階と、 少なくとも2本の脚が海面上にあり、他の部分が海面か
    ら上方にある状態にて、前記塔を浮流させる段階と、 前記1本の脚の縦軸心を中心として前記塔構造体を60
    °反転させ、少なくとも1本の脚が海中に水没し少なく
    とも2本の脚が海面上に残る姿勢をとらしめる段階と、 反転中、前記特定の区画室が達する水深における水圧に
    応じて、前記脚の区画室の少なくとも特定の区画室を加
    圧する段階と、 塔構造体の底部手段の控えに張水し該底部手段の水没を
    開始させる段階と、 予め選択した内部の空気圧を上廻る水圧によつて、ジャ
    ケット塔の下部の最下部区画室内に海水を導入し、ジャ
    ケット塔が垂直姿勢に達するまで自動的に前記底部手段
    の水没化を続行する段階と、 前記下方脚の区画室の前記空気圧を釈放し、前記脚の区
    画室に海水を補充し、前記ジャケット塔を海底までさら
    に下降させる段階と、および別の区画室および前記控え
    に海水を張水し、ジャケット塔構造体を沈めて海底上の
    安定した垂直姿勢に着座させる段階と、 を備えることを特徴とする浮流可能なジャケット塔の据
    付け方法。 2、前記塔構造体が、勾配を付けた複数の塔部材を備え
    、さらに、前記塔構造体を海中現場に浮流させる段階が
    、複数の塔部材を一方が他方の内側に入る入り子式にま
    とめ且つ前記入り子式にまとめた部材を組立て現場まで
    輸送する段階と、前記入り子式にまとめた部材を相互に
    分離し分離した部材を接続して勾配付き形状の単一塔を
    形成する段階と、を備えることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載した浮流可能なジャケット塔の据付け
    方法。 5、前記塔構造体が、複数の勾配付き塔部材を備え、さ
    らに、海中現場までジャケット塔を輸送する段階が、 前記ジャケット部材を入り子式にまとめ、ジャケット部
    材の組立体を提供する段階と、入り子式にまとめたジャ
    ケット部材の前記組立体を船舶上にて浮流させる段階と
    、前記入り子式にまとめた部材の組立体を塔の組立て現
    場まで輸送する段階と、前記船舶の一部を水没させ前記
    入り子式にまとめた部材の組立体を前記船舶から離隔し
    て浮流自在となるようにする段階と、および前記入り子
    式にまとめた部材を分離し且つ分離した部材を相接続し
    て、単一の塔構造体を提供する段階と、を備えることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した浮流可能な
    ジャケット塔の据付け方法。 4、前記塔を60°反転させる段階が、海面上の前記2
    本の脚間の側部構造体領域に沿つた控えに張水する段階
    と、海面上の前記2本の脚の一方を空気で加圧する段階
    と、前記2本の脚の前記一方の脚における区画室に海水
    を導入し、前記2本の脚の他方の脚の縦軸心を中心とし
    て前記塔を反転させ始め、前記一方の脚を水没させ始め
    る段階と、隣接する側部領域における前記2本の脚の前
    記水没する一方の脚と海面上方に位置する脚間を伸長す
    る控え内に海水を導入する段階と、前記水没する脚と水
    面上方に位置する脚間の浮流可能な控え内部の張水を継
    続し、少なくとも2本の脚が海面に達するまで前記縦軸
    心を中心として前記構造体を約60°反転させる段階と
    、を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の浮流可能なジャケット塔の据付け方法。 5、水没させようとする前記2本の脚の前記一方の脚の
    前記水密区画室に選択的に海水を導入することによつて
    、前記塔構造体の長手方向のトリムを維持する段階を備
    えることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した
    浮流可能なジャケット塔の据付け方法。 6、海中現場まで前記ジャケット塔を輸送する段階が、
    船舶にジャケット塔受容部分を設ける段階と、選択した
    喫水まで船舶を沈めることによつて、ジャケット部材を
    、塔受容部分に積込み、受容部分に跨つた状態でのジャ
    ケット部材の浮流を許容する段階と、 より低い喫水にて、現場まで、ジャケット部材を輸送す
    る段階と、および 船舶の喫水を高くすることによつて、前記ジャケット部
    材を積卸し、および、ジャケット部材を船舶から離れた
    状態にて浮流させる段階とを備えることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載した浮流可能なジャケット塔
    の据付け方法。 7、各々、少なくとも3つの中空の円筒状浮き脚を備え
    、隣接対の脚が構造体の平坦な側部領域を形成する複数
    の塔部材と、 各側部領域内にて前記隣接対の脚を相接続する手段と、 中空の水密控え部材を有する特定の下部塔部材用の前記
    相接続手段とを備え、 前記控え部材が前記塔構造体の据付け中および据付け完
    了時、選択的に張水することができ、前記控え部材が、
    下部ジャケット部材の前記ジャケット部材脚の隣接端部
    を相接続する端部横控え部材を備え、 前記端部横控え部材が、隣接する塔部材方向に向けて伸
    長し前記隣接する塔部材の端部部材に設けた対応するボ
    スに固着される1または複数の中間ボスを備えること、
    を特徴とするジャケット塔構造体。 8、前記隣接対の脚を相接続する前記手段が、隣接する
    脚を相接続する前記領域の斜めおよび横控え部材と、 前記円筒状脚の軸心に対し直角の位相にて、円筒状脚の
    壁に連結した前記横控え部材の特定の壁とを備え、 前記円筒状脚には、控え部材の前記壁に対向した内側の
    円形補強用リブを設けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第7項に記載したジャケット塔構造体。 9、前記箱形横部材を前記円筒状脚に連結する前記部分
    における前記補強用リブが、前記補強用リブと、脚の縦
    軸心に対し平行な位相にある控えの対向壁を相接続する
    内側の縦方向リブを備えることを特徴とする特許請求の
    範囲第8項に記載したジャケット塔構造体。 10、前記各円筒状脚が、常時閉成の1または複数の圧
    力応答型海水流入逆止弁を設けた複数の水密区画室を備
    えることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載した
    ジャケット塔構造体。 11、前記各水密区画室が、加圧空気源に接続し、前記
    区画室を加圧して、選択した水深にて、圧力応答型逆止
    弁を選択的に開放する手段を備えることを特徴とする特
    許請求の範囲第10項に記載したジャケット塔構造体。 12、少なくとも2つのジャケット塔部材と、各々、少
    なくとも3本の脚を有し、隣接対の脚が、平坦な側部構
    造体領域を形成するジャケット部材と、前記各部材の前
    記脚の隣接端部を相接続する箱形横桁を有する少なくと
    も2つの前記ジャケット塔部材と、 前記箱形桁の端部の中間にあり、隣接するジャケット部
    材の箱形桁の対向するジャケット部材の接続手段に固着
    できるようにしたジャケット部材の接続手段とを備える
    こと、を特徴とするジャケット塔構造体。 13、前記ジャケット部材の前記円筒状脚が、ジャケッ
    ト塔に組立てられたとき、 塔構造体の底部から塔構造体の頂部まで伸長する容積の
    異なる水密区画室手段を備えること、を特徴とする特許
    請求の範囲第12項に記載したジャケット塔構造体。 14、据付け中、区画室手段が水没し得る水深に応じて
    前記各区画室を選択的にガスで加圧する手段と、 前記区画室手段内のガスの圧力によつて定まるように区
    画室の水深に応じて応答し得るようにした前記区画室用
    の圧力応答型逆止弁を有する手段と、を備えることを特
    徴とする特許請求の範囲第15項に記載したジャケット
    塔構造体。 15、前記平坦面領域間を伸長し油田作業施設を支持す
    る控え手段を備えたこと、を特徴とする特許請求の範囲
    第12項に記載したジャケット塔構造体。 16、底部から頂部まで、相互に中方に傾斜した少なく
    とも3本の円脚状ジャケット脚と、 前記隣接する脚の画定する位相にて隣接する脚を相接続
    する控え部材と、 ジャケット部材の縦軸心に対し直角に位置して前記脚の
    端部を相接続するジャケット部材の各端部の控え部材と
    、を備え、前記控え部材が、張水して水没された控えの
    水深において外部の水圧と等しい内圧を提供し得るよう
    にしたことを特徴とするオフショアジャケット塔用ジャ
    ケット部材。 17、前記横控え部材が2つの隣接するジャケット部材
    の組立中、隣接するジャケット部材の隣接する突起部分
    に固着し得るようにした中間の突起部分を備えたことを
    特徴とする特許請求の範囲第16項に記載したジャケッ
    ト部材。 18、前記ジャケット脚の端部を案内して、隣接するジ
    ャケット部材の脚の端部と心合せさせる手段を備えたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載したジャ
    ケット部材。 19、前記脚の軸心に対し、直角に位置するガゼット板
    によつて前記円筒状脚に接続した中間の交差控え部材を
    備えたことを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載
    したジャケット部材。 20、前記控え部材には、前記部材に張水し、内圧と外
    部の水圧を均圧化する弁付き孔を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第16項に記載したジャケット部材。 21、海底に着座し且つ台甲板を海面上方に支持するよ
    うにしたオフショア塔構造体において、底部のジャケッ
    ト部材から上方のジャケット部材まで縮径する勾配形状
    とした複数の勾配付きジャケット部材と、 前記底部ジャケット部材および前記桁に張水する手段を
    設けた中空の桁を有する特定の下部ジャケット部材を補
    強する手段と、 前記上部ジャケット部材および円筒状の桁を有する下方
    に設けた特定のジャケット部材を補強する手段と、 複数の水密区画室を画定する隔壁を設けた円筒状脚を有
    する前記ジャケット部材と、 前記脚の区画室にバラスト水を導入する手段と、 前記区画室に加圧空気を導入し且つ区画室内部の空気を
    抜く手段を有する手段と、 前記脚の縦軸心に対し、平行状態で定着パイル部材を受
    入れ且つ垂直状態にて、前記塔を海底に定着させる、前
    記底部ジャケット部材に設けた手段と、を備えたことを
    特徴とするオフショア塔構造体。 22、第1および第2脚が海面上にあり、第3脚が海面
    より上方にある、共に空の状態の3本の脚を有する前記
    塔を浮流させる段階と、 前記第1および第2脚間の控えに張水し、第1および第
    2脚の一部を水没させる段階と、前記第1脚内部に加圧
    空気を導入する段階と、前記第1および第2脚の間の控
    えに海水を導にする段階と、 第1脚が最下方となり、第2および第3脚が海水面上に
    なるまで、前記第1および第3脚間の控えに張水し、こ
    れによつて前記第2脚の縦軸心を中心として塔を60°
    反転させる段階とを備えることを特徴とする三脚塔を位
    置決めし且つ海中の油田現場まで浮流させる方法。 23、前記塔の前記各脚が、海水流入逆止弁および空気
    圧弁を設けた水密区画室を備え、さらに、1本の脚が水
    没した状態の略水平姿勢から、垂直姿勢まで前記塔を位
    置決めする段階と、第2および第3脚間の控えに張水し
    第2および第3脚の特定の区画室を空気で加圧する段階
    と、第2および第3脚並びに最下方のジャケット部材の
    下部区画室に張水し、これによつて第2および第3脚の
    下端部が若干水没し、前記三脚が略水平姿勢となるよう
    にする段階と、 塔が反転し始めるまで第1、第2および第3脚の最下方
    区画室に隣接する区画室に張水する段階と、 各区画室の底部の海水流入逆止弁から海水が流にするに
    伴ない第1、第2および第3脚の隣接する上部区画室に
    均等に張水する段階で、逆止弁が一定の水深に達し、外
    部の水圧が、前記区画室内部の空気圧を上廻ると、自動
    的に張水を開始する前記張水段階と、 各脚の区画室内部の水量を均一にし三脚を直立姿勢に位
    置決めする段階と、 三脚が海底に下降するまでさらに別の上部区画室に張水
    する段階と、 三脚が海底に着座した後第1、第2および第3脚の全区
    画室並びに控えから空気を抜き、前記区画室に海水を導
    入して、前記ジャケット塔を海底の所定位置に安定させ
    る段階と、を備えることを特徴とする特許請求の範囲第
    22項に記載した三脚塔の位置決め方法。 24、前記ジャケット脚の端部を案内して、隣接するジ
    ャケット部材の脚の端部を心合せさせる前記手段が、 各ジャケット部材の端部から、縦外方に間隔を離して位
    置決めした各ジャケット部材の定着手段と、 各ジャケット部材の各端部にて、控えによつて担持され
    且つウインチのワイヤによつて、各ジャケット部材から
    縦外方に間隔を離して配設した前記定着手段に接続され
    たウインチ手段と、を備え、前記ウインチ手段およびウ
    インチのワイヤが、前記隣接するジャケット部材を横方
    向並びに縦方向に調整可能に位置決めし前記ジャケット
    部材を移動させて、心合せおよび当接させ前記ジャケッ
    ト脚の当接端部と端部横控えを相接続させることを特徴
    とする特許請求の範囲第18項に記載したジャケット部
    材。 25、各円筒状脚の縦軸心に対し、平行に位置する前記
    控え部材の壁に対向する前記脚内部の縦方向リブと、 ガゼット部分に対向し且つ前記縦方向リブによつて相接
    続された内部の環状補強用リブと、を備えることを特徴
    とする特許請求の範囲第19項に記載したジャケット部
    材。
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