JPS6127359Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127359Y2 JPS6127359Y2 JP12695881U JP12695881U JPS6127359Y2 JP S6127359 Y2 JPS6127359 Y2 JP S6127359Y2 JP 12695881 U JP12695881 U JP 12695881U JP 12695881 U JP12695881 U JP 12695881U JP S6127359 Y2 JPS6127359 Y2 JP S6127359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- propeller
- intake port
- water intake
- boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は船舶のプロペラに関する。
プロペラ翼におけるキヤビテーシヨンの発生を
防止するため、船内から水を導いてプロペラ翼面
上から噴出させる装置は特公昭51−34200号公報
で提案されている。これによれば、プロペラが回
転して、翼面上のキヤビテーシヨンがエロージヨ
ンの原因となるクラウドキヤビテーシヨン化しは
じめる位置にきた時、電磁弁を開き、ポンプから
水を翼表面のキヤビテーシヨン発生予想部に噴出
させ、クラウドキヤビテーシヨンが完全に消滅し
てしまう位置までくると、電磁弁を閉じて水の供
給を停止するものであり、船内から供給される水
をプロペラ翼に導くまでの構造が複雑になり、設
計上多くの問題を有していた。
防止するため、船内から水を導いてプロペラ翼面
上から噴出させる装置は特公昭51−34200号公報
で提案されている。これによれば、プロペラが回
転して、翼面上のキヤビテーシヨンがエロージヨ
ンの原因となるクラウドキヤビテーシヨン化しは
じめる位置にきた時、電磁弁を開き、ポンプから
水を翼表面のキヤビテーシヨン発生予想部に噴出
させ、クラウドキヤビテーシヨンが完全に消滅し
てしまう位置までくると、電磁弁を閉じて水の供
給を停止するものであり、船内から供給される水
をプロペラ翼に導くまでの構造が複雑になり、設
計上多くの問題を有していた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
水をプロペラ翼から排出するようにすることによ
り簡単な構造でキヤビテーシヨンの発生を直接防
止し得るプロペラを提供することを目的とするも
のであり、プロペラボス部の前面周部に水取入口
を設け、かつ前記プロペラボス部と船尾管の間に
外部の水を直接に前記水取入口に導く手段を設
け、前記水取入口から流入した水をプロペラ翼部
の前縁の複数箇所に開口する水排出口に導く通路
を前記プロペラボス部およびプロペラ翼部内にわ
たつて設けた構成にすることにより、上記目的を
達成したものである。
水をプロペラ翼から排出するようにすることによ
り簡単な構造でキヤビテーシヨンの発生を直接防
止し得るプロペラを提供することを目的とするも
のであり、プロペラボス部の前面周部に水取入口
を設け、かつ前記プロペラボス部と船尾管の間に
外部の水を直接に前記水取入口に導く手段を設
け、前記水取入口から流入した水をプロペラ翼部
の前縁の複数箇所に開口する水排出口に導く通路
を前記プロペラボス部およびプロペラ翼部内にわ
たつて設けた構成にすることにより、上記目的を
達成したものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1〜第3図において、船舶のプロペラ1の
ボス部2の前面(船の進行方向側)周部に水取入
口4aが設けられ、船尾管の後端はこの水取入口
4aを塞がないように径小に絞られた形状に構成
され、外部の水を直接に水取入口4aに導くよう
になつている。この水取入口4aから流入した水
を翼部3の前縁(リーデイングエツジ)の前面
(船の進行方向側)の所定範囲にわたつて複数箇
所に開口する水排出口4bに導く通路4がボス部
2および翼部3内にわたつて設けられている。こ
の通路4は水排出口4bが広い範囲にわたつて設
けられているため、その途中は複数に枝分かれさ
れている。また、上記通路4は複数の翼部3毎に
設けられ、ボス部2前面に開口する水取入口4a
はその円周方向で翼部3の個数で分割された大き
さの広い幅にされており、第3図からもわかるよ
うに、翼部3に近づくにつれて狭くなるようにさ
れている。
る。第1〜第3図において、船舶のプロペラ1の
ボス部2の前面(船の進行方向側)周部に水取入
口4aが設けられ、船尾管の後端はこの水取入口
4aを塞がないように径小に絞られた形状に構成
され、外部の水を直接に水取入口4aに導くよう
になつている。この水取入口4aから流入した水
を翼部3の前縁(リーデイングエツジ)の前面
(船の進行方向側)の所定範囲にわたつて複数箇
所に開口する水排出口4bに導く通路4がボス部
2および翼部3内にわたつて設けられている。こ
の通路4は水排出口4bが広い範囲にわたつて設
けられているため、その途中は複数に枝分かれさ
れている。また、上記通路4は複数の翼部3毎に
設けられ、ボス部2前面に開口する水取入口4a
はその円周方向で翼部3の個数で分割された大き
さの広い幅にされており、第3図からもわかるよ
うに、翼部3に近づくにつれて狭くなるようにさ
れている。
上記構成によれば、プロペラ1が回転している
状態において、プロペラ1の回転遠心力によるポ
ンプ作用により、ボス部2前面に開口する水取入
口4aから吸込まれ流入した水は、加速されると
ともに翼部3の前縁に開口する水排出口4bから
水き出され、翼部3前面の層流剥離によるキヤビ
テーシヨンの発生が防止される。
状態において、プロペラ1の回転遠心力によるポ
ンプ作用により、ボス部2前面に開口する水取入
口4aから吸込まれ流入した水は、加速されると
ともに翼部3の前縁に開口する水排出口4bから
水き出され、翼部3前面の層流剥離によるキヤビ
テーシヨンの発生が防止される。
以上のように、本考案のプロペラによれば、プ
ロペラの回転遠心力によるポンプ作用により、ボ
ス部前面に開口する水取入口から吸込み流入した
水を翼部前縁に開口する水排出口から吹き出させ
ることができるので、翼前面の層流剥離によるキ
ヤビテーシヨンの発生を防止することができるも
のであり、しかもこれを簡単な構造で実現したも
のである。
ロペラの回転遠心力によるポンプ作用により、ボ
ス部前面に開口する水取入口から吸込み流入した
水を翼部前縁に開口する水排出口から吹き出させ
ることができるので、翼前面の層流剥離によるキ
ヤビテーシヨンの発生を防止することができるも
のであり、しかもこれを簡単な構造で実現したも
のである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は要部右側面図、第3図は要部
平面図である。 1……プロペラ、2……ボス部、3……翼部、
4a……水取入口、4b……水排出口。
は正面図、第2図は要部右側面図、第3図は要部
平面図である。 1……プロペラ、2……ボス部、3……翼部、
4a……水取入口、4b……水排出口。
Claims (1)
- プロペラボス部の前面周部に水取入口を設け、
かつ前記プロペラボス部と船尾管の間に外部の水
を直接に前記水取入口に導く手段を設け、前記水
取入口から流入した水をプロペラ翼部の前縁の複
数箇所に開口する水排出口に導く通路を前記プロ
ペラボス部およびプロペラ翼部内にわたつて設け
たことを特徴とするプロペラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12695881U JPS5830600U (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | プロペラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12695881U JPS5830600U (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | プロペラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5830600U JPS5830600U (ja) | 1983-02-28 |
JPS6127359Y2 true JPS6127359Y2 (ja) | 1986-08-14 |
Family
ID=29920713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12695881U Granted JPS5830600U (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | プロペラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830600U (ja) |
-
1981
- 1981-08-26 JP JP12695881U patent/JPS5830600U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5830600U (ja) | 1983-02-28 |
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