JPS61273512A - 光フアイバ−ケ−ブル用テンシヨンメンバ− - Google Patents

光フアイバ−ケ−ブル用テンシヨンメンバ−

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Publication number
JPS61273512A
JPS61273512A JP60115875A JP11587585A JPS61273512A JP S61273512 A JPS61273512 A JP S61273512A JP 60115875 A JP60115875 A JP 60115875A JP 11587585 A JP11587585 A JP 11587585A JP S61273512 A JPS61273512 A JP S61273512A
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JP
Japan
Prior art keywords
copper
optical fiber
plating layer
thickness
fiber cable
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Pending
Application number
JP60115875A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hyodo
兵頭 健次
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光7アイパーケーブルにおける補強材として特
に耐食性の優れたテンシ日ンメンバーに関するものであ
る。
従来技術とその問題点 従来、光フアイバーケーブルにおいては、光ファイバー
の補強・給電等の目的で各種の金属が使用されている。
第2図は海底光フアイバーケーブルの構成図であり、光
フアイバーユニット1の中心部にはテンシ璽ンメンバー
2として亜鉛めっき!lI線を使用している。光フアイ
バーユニット1の外周をアルミニウム製又は鉄鋼部の3
分割耐圧管3で保護し、その外周をテンシ璽ンメンバー
4としてピアノ線等の鋼線で補強している。更にその外
周は給電用鋼管5が配置されている。尚、6は外被であ
る。
第3図は陸上用光フアイバーケーブルの構成図であり、
中心部に社テンシ舊ンメンパー2として亜鉛めっき鋼線
が使用されている。
最近、光ファイバーは水素ガス雰囲気にさらされると光
7アイパー中に水素が拡散し、光フアイバー中での光の
伝送損失が増加する特性のあることが、明らかになり、
光フアイバーケーブルの信頼性を保証する上で非常に重
要な問題となっている。
特に海底ケーブルとして使用される光7アイパーケーブ
ルにおいて社漁労事故、外被の欠陥等によりテーブル内
部に海水が浸入する場合がある。
又陸上ケー プルにおいても敷設環境によっては同様の
事が発生する。
ところで、テンシ璽ンメンバーとしての亜鉛めつき#I
11[は鋼線の表面に亜鉛を被覆することによつてイオ
ン化傾向の高い亜鉛を選択的に溶解させ下地の鋼の溶解
を保護することを目的に使用されているが、亜鉛の選択
的溶解に伴ない、水素ガスの発生を招き、光フアイバー
ケーブル用の補強材としては大きな欠点となっている。
本発明は上記問題点を解決するためになしたもので、光
7アイパーの保護及び補強効果を損うことなく、光フア
イバーケーブル内に水あるいは海水が浸入した場合でも
、光ファイバーに有害な水素ガスの発生がなく、シかも
安価なテンションメンバーを提供することを目的とする
問題点を解決するための手段 本発明は炭素鋼線・ステンレス鋼線等の金属線の表面を
厚さ0.5〜15μの銅又は銅合金めっき層で被覆した
ことを特徴とする。
第1図は本発明の光フアイバーケーブル用のテンシロン
メンバーの実施例を示す断面図である。
7は芯線となる金属線、8は銅又は銅合金めっき層であ
る。
本発明は光ファイバーの補強材として必要な強度を保持
した上で、光フアイバーケーブル内に水あるいは海水が
浸入した場合、金属の腐食反応による水素ガスの発生を
防止するためには、金属線の表面を更に貴な金属で被覆
してテンシロンメンバーとして用いればよいことに着目
したものである。
そして、工業的にこれらの金属を被覆する方法としては
クラフト法とめつき法がある。
クラッド法線金属線表面を完全に貴な金属で覆うことは
可能であるが、被覆層が厚くなり、高価につき、又テン
シロンメンバーとして必要な強度を得ることが難しい。
これに対して、めっき法は薄い被覆が可能で経済的に目
的の被膜を形成できる。
責な金属の内、金・銀・白金等はあまりに高価で実用的
ではない。比較的安価で広く使用されている鋼又は銅合
金が工業的には適当である。
中継方式の海底光フアイバーケーブルにおいては、給電
層の銅は不可欠であり、銅は水素よりもイオン化傾向が
低い責な金属である。従って、テンシロンメンバーの表
面も銅の電極電位に近づければよく1テンシ璽ンメンバ
ー用金属線の表面に銅をめっきすると、その厚みを増す
に従って銅め9き鋼線の電極電位は銅のそれに近づき亜
鉛めっき鋼線あるいは鋼線に較べ、耐食性が改善され、
又給電用鋼とテンションメンバー間の電気化学反応によ
る水素ガスの発生を抑制できる。
銅めつき層の厚さは0.5〜15μが適当で特に3〜1
0μが望ましい。銅めっき層の厚さが0.5μ未満と薄
いと、金属線の露出部分が多く、局部電池の形成により
下地金属の溶解が促進されるため1めつきの効果が少な
い。一方、厚さを15μより厚くすることは既に金属線
表面が銅で被覆されているため、電気化学的特性は変ら
ず、高価にっくだけで、価格上好ましくない。
黄銅・青銅等の銅基合金をめっきすることも同様の効果
がある。
本発明のテンシロンメンバーは金属線の表面、に通常使
用されている電気めっき・化学めっき等の方法で鋼又は
銅合金をめっきすることにより製造できる。銅系めっき
は工業的に容易に生産でき、特に電気めっきは品質的に
優れる。又本発明のテンシロンメンバーは生産性を高め
るため、途中工程で、金属線の表面に所定の銅又は銅合
金めっきを施した後、冷間伸線又は冷間圧延等の加工法
により、所定の形状に連続的に成形することもできる。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例 第1図は本発明のテンシロンメンバーの実施例を示す断
面図である。
直径175mのピアノ線7 (JISG5502 5W
R882A )を20%硫r:s電解酸洗した後、下記
の浴条件にて電気銅めっきを行ない銅めっき層8の厚さ
がLSI、17μ、5.4μの3種類の銅めっき鋼線を
製造した。
(浴条件) ビロリン階調    8.5 t/J−ビロリン酸カリ
  325I アンモニア水    3 ν4 pH8,8 液温度      50  ℃ 電流密度      5 %、 これらの銅めつきm83種と比較のため銅をめっきをす
る前の!l線との計4種について下記のような腐食試験
を行なった。
腐食試験はポテンショスタット装置を使用して人工海水
中に窒素ガスを吹き込みながら銅の腐食電位に相当する
電位を各試料に30分間付〃口する定電位電解を行ない
、その時の電流値を測定した。試料表面積は2dとした
。銅と鋼線あるいは銅めつき鋼線が海水中で接触した場
合の腐食状況を評価するもので、この場合の電流密度の
大ぎい程腐食 。
の進行が早く、従って水素の発生量も多くなる。
次に、これら4種の試料について各々同一表面積の銅と
対向させ人工海水中に3ケ月間浸漬し、その間の水素ガ
ス発生量を測定した。試料表面積は10cJとした。
これらの腐食試験の結果を表1に示す。
銅めっき層の厚い程電流密度線小さくなっている。
又めつき厚さ3.7μおよび5.4μのサンプルでは水
素ガスは検知できなかった。
表1 発明の効果 以上のように本発明のテンシ曹ンメンバーは金属線の表
面を所定厚の銅又は銅合金めつき層で被覆することによ
り、耐食性が大幅に改善され、光フアイバーケーブル内
に水あるいは海水が浸入した場合でも金属の電気化学反
応による水素ガスの発生を大幅に低下させ伝送損失を最
小限にすることができる優れた特性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のテンシ曹ンメンバーの断面図1第2図
および第3図は従来例を示すもので、第2図は光海底ケ
ーブルの構成図、第3図は陸上用光フアイバーケーブル
の構成図である01・・・光フアイバーユニット 2.4・・・テンシ肩ンメンバー 3・・・3分割耐圧管 5・・・給電用鋼管 6・・・外被 7・・・金属線 8・・・めっき層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属線の表面を厚さ0.5〜15μの銅又は銅合金めっ
    き層で被覆したことを特徴とする光ファイバーケーブル
    用テンションメンバー。
JP60115875A 1985-05-29 1985-05-29 光フアイバ−ケ−ブル用テンシヨンメンバ− Pending JPS61273512A (ja)

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JP60115875A JPS61273512A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 光フアイバ−ケ−ブル用テンシヨンメンバ−

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JPS61273512A true JPS61273512A (ja) 1986-12-03

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ID=14673323

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JP60115875A Pending JPS61273512A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 光フアイバ−ケ−ブル用テンシヨンメンバ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49135641A (ja) * 1972-11-10 1974-12-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49135641A (ja) * 1972-11-10 1974-12-27

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