JPS61273382A - 埋設タンクの保守点検方法 - Google Patents

埋設タンクの保守点検方法

Info

Publication number
JPS61273382A
JPS61273382A JP60114363A JP11436385A JPS61273382A JP S61273382 A JPS61273382 A JP S61273382A JP 60114363 A JP60114363 A JP 60114363A JP 11436385 A JP11436385 A JP 11436385A JP S61273382 A JPS61273382 A JP S61273382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
manhole
buried
inspection
maintenance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60114363A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0210036B2 (ja
Inventor
根岸 美次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP60114363A priority Critical patent/JPS61273382A/ja
Publication of JPS61273382A publication Critical patent/JPS61273382A/ja
Publication of JPH0210036B2 publication Critical patent/JPH0210036B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、給油所等における埋設タンクの保守点検方法
に関する。
(従来の技術) 従来、給油所等における埋設タンク及びこれに付属され
た配管等は、地下に埋設された後ではそれらの状態を地
上から点検するのは容易でない。
そのため、埋設タンク及び配管等の漏油を調べるには、
次の順に示すような加圧試験あるいは減圧試験を行うこ
とが考えられている。
(1)液相部分の漏洩の有無を確認する方法。
第4図に示すように、地面(A)に埋設されたタンク(
B)にフロート(C)を浮かせ、これにより、計量口(
D)に設けたリークレコーダ等で10時間以上に亘って
、液面の変動を計測し、その変動が生じないことを確認
する。
(2)減圧試馬負を行う方法。
同じく第4図において、タンク(B)の開口部、例えば
吸油管(E)給油管CF)をバルブ等で閉鎖し、通気管
(G)あるいは計量口を盲板等により閉鎖する。
次いで、地下タンクの危険物の量を計測して、空間容積
を算定し、所定の減圧値を得るための抜取量を抜きとる
マノメータ及び圧力自記記録計(共に図示路)を取付け
て一定時間の圧力変動を計測する。
(3)地下配管等の漏洩の有無を調べる方法。
上述したと同様に配管の開口部を、バルブ又は盲板等で
閉鎖し、加圧装置(温度計)、及び圧力計、圧力自記記
録計を取付ける。
次いで、水又は窒素ガスを封入し、加圧装置によって、
配管内の圧力を富力圧力まで高め、圧力変動を計測する
(発明が解決しようとする問題点) 上述した試験方法は、いずれも実験的には、試みられて
きたが、給油所にすでに埋設された地下タンクの漏洩試
験としては1問題点がある。
すなわち、作業性に問題があり、また検査用治具を地下
タンクの金具等に合わせて製作しなければならず、その
実施が困難であるため、実際には、末だ充分に利用され
ているとは言えない。
そのため、地下タンクそのものの内部点検、保守等の管
理のためのよりよい方法が求められている。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、埋設タンクの内部点検及び補修ができるよう
に、地面を掘り下げて既存のタンクにマンホールを設置
することにより、埋設タンクの保守点検が行なえるよう
にした、新しい埋設タンクの保守点検方法を提供しよう
とするものである。
本発明による埋設タンクの保守点検方法は地下に埋設さ
れたタンク内の油を付属の配管を通じて抜き、代わりに
水を注入してガス抜きした後、地面に前記タンクに通じ
る凹孔を掘り、次いでマンホールの下端開口を前記タン
ク上面に当接して溶接し、該マンホールの底面となるタ
ンクを穿設して、タンク内とマンホールを連通させ、し
かる後、前記タンクの水抜きを行って、マンホールから
人が入り、タンク及び付属配管の漏洩試験を行うもので
ある。
(実施例) 以下、本発明の実施例を、第1図乃至第3図に基づいて
詳細に説明する。
第1図に示すように、地面(1)のコンクリート(1a
)より約1m地下に埋設されたタンク、実施例では、給
油所のガソリンのタンク(2)の残油を、吸引管(3)
を通じて抜き取り1代わりに、清水(H)を給油管(4
)から送り込み、タンク(2)内を満たす。
タンク(2)内の残油又はガスを完全に抜くために、計
量口(5)からタンク(2)内にドライアイスを投入し
た後、可燃ガスの発散を、前記計量口(5)及び通気管
(6)において、ガス検知器(酸素濃度計)で測定し、
確認する。
次に、タンク(2)の、鍔付のマンホール(7)を取付
ける箇所を位置決めし、その箇所における地面(1)の
コンクリート(1a)を、約1m角に亘ってコンクリー
トカッターで切った後、タンク(2)の上面までをはつ
り、かつ掘り下げて凹孔(8)を設け、かつこの凹孔(
8)の内面に金属管(9)を嵌合し、しかる後、土留め
する。
露出されたタンク(2)の天井面(2a)の表面におけ
るアスファルト防蝕剤を取り除いた後、実施例では、直
径45aaのマンホール(7)を載置し、その下端面を
タンク(2)の天井面(2a)に溶接する。この溶接作
業に際しては、金属管(8)内を充分な炭酸ガス(CO
2)で満たし、残留ガス等゛による引火の事故が起きな
いようにする。
タンク(2)におけるマンホール(7)の底面に相当す
る箇所に孔(20)を穿設し、マンホール(7)とタン
ク(2)内を連通させるが、この作業については。
第2図に基づいて説明する。
(10)は穿孔機で、基板(11)に取付けられた本体
(12)の上部にモータ(13)を、取付けかつ本体(
12)の下方にシリンダ(14)を介して、下向きに有
底円筒状の複数の刃体(15)を突設したものである。
刃体(15)の下縁には刃が切られ、かつ刃体(15)
の上面中心より直立する回転軸(15a)の中間部に設
けた。ピストン(16)は前記シリンダ(14)内を回
転し、かつ昇降するようになっており、回転軸(15a
)の上端部は、モータ(13)の出力軸に連係されてい
る。
(17)は、シリンダ(14)を空気圧源に接続するホ
ース、(18)は、穿孔機(10)の操作盤である。
基板(11)は、前記マンホール(7)の鍔部(7a)
に気密に取付けられるとともに、基板(11)を貫通し
て、マンホール(7)内に水を注入するための送水管(
19)が設けられている。
マンホール(7)とタンク(2)内を連通させるには、
送水管(19)より、マンホール(7)内に注水し;モ
ータ(13)を駆動して、刃(15)を回転させ、それ
と同時に、シリンダ(14)により回転軸(15a)を
降下させて、タンク(2)の上面に孔(20)を穿設す
る。
タンク(2)に、大径(実施例では45an)の孔(2
0)穿設した後は、穿孔機(10)を取外す。
次に、タンク(2)内の水抜きを行い、タンク(2)内
の空気の置換を行うとともに、内部清浄を行う。
最後に、検査員がマンホール(7)からタンク(2)内
に入り、内部の目視検査及びタンク及び配管板厚測定、
タンク配管の漏洩有無を調べる耐圧試験等の種々保守点
検を行う。
保守点検の結果、必要であればタンク内面塗装あるいは
地中埋設管の補修を行い、耐久性がないと判断し゛た場
合には、タンクを新しいタンクと交換する。
保守点検及び補修を終了すると、第3図に示すように、
マンホール(7)を蓋板(21)で密閉し、金属管(8
)の空所を土(22)で埋め、かつその表面をコンクリ
ート板(23)で覆う。
何年か後に、再び保守点検が必要となった場合には、コ
ンクリート板(23)及び±(22)を除き、蓋板(2
1)を取外せば、マンホール(7)を使用してのタンク
(2)の保守点検ができる。
(発明の効果) 以上、詳述したように1本発明によれば、埋設されたタ
ンクにマンホールを直接取付けるという簡単な施工によ
り直接人がタンク内に入って保守点検が行えるために、
これまで長年放置されていた埋設タンク及びその配管の
漏洩試験を迅速、かつ確実に行え、タンクの安全管理及
び給油所等の安全操業に役立つ利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明におけるマンホール取付工程を示す埋
設タンクの縦断面図、 第2図は、同じくタンクの孔あけ加工の作業を示す縦断
面図。 第3図は本発明の適用後における埋設タンクを示す縦断
面図、 第4図は、従来のタンク漏洩試験方法を説明するための
埋設タンクの縦断面図である。 (1)地面       (1a)コンクリート(2)
タンク      (3)吸引管(4)給油管    
  (5)計量口(6)通気管      (7)マン
ホール(8)凹孔       (9)金属管(10)
穿孔機     (11)基板(12)本体     
  (13)モータ(14)シリンダ    (15)
刃体(15a)回転軸     (16)ピストン(1
7)ホース     (18)操作盤(19)送水管 
    (20)孔 (21)蓋板      (22)土 (23)コンクリート板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地下に埋設されたタンク内の油を抜き、代わりに水を注
    入してガス抜きした後、地面に前記タンクに通じる凹孔
    を掘り、次いでマンホールの下端開口を前記タンク上面
    に当接して溶接し、該マンホールの底面となるタンクを
    穿設して、タンク内とマンホールを連通させ、しかる後
    、前記タンクの水抜きを行って、マンホールから入り、
    タンク及び付属配管の漏洩試験を行うことを特徴とする
    埋設タンクの保守点検方法。
JP60114363A 1985-05-29 1985-05-29 埋設タンクの保守点検方法 Granted JPS61273382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60114363A JPS61273382A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 埋設タンクの保守点検方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60114363A JPS61273382A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 埋設タンクの保守点検方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61273382A true JPS61273382A (ja) 1986-12-03
JPH0210036B2 JPH0210036B2 (ja) 1990-03-06

Family

ID=14635844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60114363A Granted JPS61273382A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 埋設タンクの保守点検方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61273382A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333294A (ja) * 1986-07-22 1988-02-12 株式会社 富永製作所 危険物貯蔵用地下タンクのマンホ−ル加工方法
JPS6382986A (ja) * 1986-09-10 1988-04-13 株式会社 富永製作所 貯油槽へのマンホ−ル設置方法
JP2020050351A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 Jxtgエネルギー株式会社 地下埋設型タンク上部ボックス、及びタンク上部ボックスの埋設方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333294A (ja) * 1986-07-22 1988-02-12 株式会社 富永製作所 危険物貯蔵用地下タンクのマンホ−ル加工方法
JPH0223434B2 (ja) * 1986-07-22 1990-05-24 Tominaga Oil Pump
JPS6382986A (ja) * 1986-09-10 1988-04-13 株式会社 富永製作所 貯油槽へのマンホ−ル設置方法
JPH0223435B2 (ja) * 1986-09-10 1990-05-24 Tominaga Oil Pump
JP2020050351A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 Jxtgエネルギー株式会社 地下埋設型タンク上部ボックス、及びタンク上部ボックスの埋設方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0210036B2 (ja) 1990-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5010776A (en) Environmental contamination detection and analyzing system and method
US4896528A (en) Tank bottom leak testing and apparatus
CN111872095B (zh) 柔性衬套以及结合柔性衬套的污染场地监测方法
CN105929049A (zh) 一种通用型便携式油中溶解气体在线监测仪校验装置
US20020112527A1 (en) Detection of fluid leak sites in fluid containers
CA2098333C (en) Cathodic protection and leak detection process and apparatus
CN111271051A (zh) 一种三向加载矿井钻孔封孔效果模拟试验装置及方法
CA2132799A1 (en) Underground drain tank
US4413503A (en) Method of detecting leaks in a large storage tank
US6976386B1 (en) Tensiometer methods
JPS61273382A (ja) 埋設タンクの保守点検方法
US10488292B1 (en) Leak detection system
JP5298001B2 (ja) 地中埋設物の破損検査法
DE102005008308B4 (de) Verfahren zur Lecksuche an Leckschutzauskleidungen von Tanks und Behältern o. dgl.
JPS63110195A (ja) 地下タンクの保守点検方法
EP0933628B1 (en) Method for testing the tightness of a floor
WO2011033678A1 (ja) タンク補修方法及びタンク補修装置
JPH1078370A (ja) タンク底板の欠陥部検出方法
JP3433389B2 (ja) 遮断構造物の漏水・漏気の検出方法
JPS63134930A (ja) 地中埋設管の損傷部探知方法
US5340238A (en) Method and apparatus for testing above ground liquid storage tanks for leaks
JP3209894U (ja) 埋設配管の欠陥検出装置
JPH0223434B2 (ja)
JP2018179759A (ja) 埋設配管の欠陥検出装置
JP4702659B2 (ja) 高圧気体貯蔵施設の漏洩位置検査方法および高圧気体貯蔵施設