JPS61272558A - 冷却器の熱交換器式霜取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 冷凍設備に於ける冷却器の下に設うけた熱交換器を外部
より加熱して冷媒蒸気を発生せしめ、冷却器上部よりこ
の蒸気を送り込み蒸気は放熱液化した後熱交換器に落差
でもどる。熱交換器を加熱する間冷媒は蒸発−液化全く
り返し熱交換器と冷却器の間を往復する。

すなわち、冷媒蒸気の液化時の凝縮熱を利用して冷却器
に付着した霜を冷却器の内部より加熱、融解してとり除
く装置である。

従来冷却器に付着した霜の取り除き方法として第３図ま
たは第４図の方法が用いられていた。

第３図は温水スプレー１４により冷却器５本体に温水を
掛けて霜取りする方法と、冷却器加熱器１５によシ直接
冷却器５を加熱して霜取りする方法を示した。

第４図は圧縮機１．より吐出した高温、高圧の冷媒ガス
をホットガス弁１６を介して冷却器５内に導き冷媒ガス
の凝縮熱を利用して冷却器に付着した霜をとり除くもの
である。

温水スプレー１４を利用する方法は簡単であるが、温水
の散水むらにより均一に霜がとれにくいと共に多量の水
を使用する事が好ましくない欠点を有する。冷却器加熱
器１２を利用する方法は加熱器１２の近辺は容易に霜が
とり除けるが遠い所がとれに＜＜、過大に加熱しないと
完全にとれない欠点があった。

圧縮機より発生したホットガスを利用する方法は圧縮機
の発生するホットガスの量の変化や冷却器内部で発生し
た液化冷媒の処理等の問題があった。

本発明は第１図に示す如く通常の冷凍設備は王縮機１１
凝縮器２、受液器３、膨張機４、冷却器５、吸入止弁６
、液ヘツダー７、ガスヘッダー８、送風機ｌＯでもって
構成されておりこれに熱交換器９を設うけた。第２図に
示す如く熱交換器９は熱交換器本体９、加熱器１１、液
冷媒入口１３、冷媒蒸気出口１２で構成されている。

本発明の霜取の方法は次の手順で行われる。

１、圧縮機ｌ停止 ２、膨張弁４、吸入止弁６を閉じる。

３、加熱器１１を加熱する、熱交換器９内部にあった液
冷媒は加熱器１１により加熱され蒸発し蒸気出口により
ガスヘッダー８の上部より冷却器５の内に導かれ冷却器
内で冷媒は液化する。この時に液化潜熱すなわち凝縮熱
を放出する。

これでもって冷却器は内部より加熱され付着している霜
は融解を始める。液化した冷媒は落差により液ヘツダー
７を通じ熱交換器９の液冷媒入口１３より熱交換器に入
る。ここで液冷媒は再び加熱され冷却器５の内部の加熱
をくり返す。

この間熱交換器９を加熱する以外何等の処置゛　をしな
くとも冷却器５の霜取りは進行する。

４、霜取りが完了したら熱交換器９の加熱器１１ヲ止め
る。

５、圧縮機ｌの運転を開始し ６、吸入止弁６、膨張弁４を開ける Ｉ正常運転 本発明の特長は １、圧縮機が如何なる運転状態でも霜取りが行える。

２、水を用いないために安全に霜取りが行える。

３、内部より加熱するため最少の熱源で霜取りが行える
。

４、内部より加熱するため均一に冷却器５の霜取りが行
える。

５、冷凍設備が多数の圧縮機１と多数の冷却器５で構成
されていても、冷却器にそれぞれ熱交換器９を設うける
事により問題なく霜取が行える。

６、冷媒は密閉された回路を循環するので安全である。

７、加熱部分が５及び９の最少の範囲ですむ。

８、従来の装置で必要であった霜取り前の冷却器のガス
引運転が不要となった。

【図面の簡単な説明】

第１図　本発明の冷媒系統図 第２図　冷却器及び熱交換器９内図（冷媒系統図） 第３図　従来の装置の冷媒系統図（スプレ一式、加熱式
） 第４図　従来の装置の冷媒系統図（ホットガス方式） ％式％ ６・・・吸入止弁　　　　１４・・・温水スプレー７・
・・液ヘツダー　　　１５・・・冷却器加熱器８・・・
ガスへラグ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍設備に於ける冷却器の下部に熱交換器を設うけ、熱
   交換器を外部熱源で加熱して冷媒蒸気を発生させ、この
   蒸気で冷却器の内部より加熱して冷却器に付着した霜を
   取り除く装置。