JPS61272298A - 粒状洗剤用添加剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 狡亙光夏 本発明は粒状洗剤用添加物に関する。

従速］支４ 従来、水は無尽蔵に有るものと思われていたが、生活様
式の変化や近代化に伴ない生活用水が不足する傾向がみ
られ、将来的にもこの傾向が増していくものと懸念され
ている。このような観点から、水を節約することのでき
る洗剤、即ち、濯ぎ性が良好で少量の水により濯ぎを完
了させうる節水型の洗剤を開発する努力がなされている
。

殊に、近年の洗剤の無リン化に伴ない、α−オレフィン
スルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、エトキシ
化アルコール硫酸塩などの耐硬水性に優れた界面活性剤
を使用することが多くなってきているが、これらの活性
剤を用いると濯ぎ性が悪くなり、一般に良く知られてい
る濯ぎ性改良剤である脂肪酸石けんを配合しても十分な
効果が得られないという問題がある。

また、消泡剤を添加して濯ぎ性を改良しようとする試み
があるが、この場合は洗濯時における泡立ちが極めて低
くなるという欠点がある。

茜１Ｊ口り蝮 本発明は、洗剤とともに使用されて洗濯時の泡立ちの低
下を極力抑え、かつ濯ぎ性を大幅に改善する粒状洗剤用
添加剤を提供するものである。

ｉ＋口」皮 本発明の粒状洗剤用添加剤は、以下の（ａ）および（ｂ
）成分を、重量比で（ａ）／（ｂ）　＝　６０／４０〜
２０／８０の割合で含むことを特徴とする。

（ａ）下記一般式（Ｉ）で示されるカチオン界面活性剤
と。

（式中、Ｒ，、Ｒ２はＣ１，〜Ｃ２，のアルキル基を示
し、Ｒ３，Ｒ，はＣ工〜Ｃ４のアルキル基、ベンジル基
、０２〜Ｃ１のヒドロキシアルキル基またはポリオキシ
アルキレン基を示し。

Ｘはハ（Ｉ１ゲン、ＣＨａ　Ｓ　０４−　Ｃｘ　Ｈｓ　
Ｓ　０４（ｂ）下記の（ｂ−１）〜（ト３）中から選ば
れる１種または２種以上の非イオン界面活性剤。

（ｂ−１）：アルキル基（またはアルケニル基）の炭素
数が８〜１８でエチレンオキシドの平均付加モル数（Ｅ
Ｏｉ５）が３〜２ｏのポリオキシエチレンアルキル（ま
たはアルケ ニル）エーテル、 （ｂ−２）：アルキル基（またはアルケニル基）の炭素
数が５〜１２で、ＥＯｉ５が３〜８のポリオキシエチレ
ンアルキル（またはアル ケニル）フェニルエーテル、 （ｂ−３）：アルキル基（またはアルケニル基）の炭素
数が８〜１８で、ＥＯｒＩが３〜１５、プロピレンオキ
シドの平均付加モル（Ｐｏβ）が３〜１５のポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンアルキル（またはアル ケニル）エーテル （ａ）成分の一般式（Ｉ）で表わされるカチオン界面活
性剤の具体例としては、ジステアリルジメチルアンモニ
ウム塩、ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウム、ジ
水添バームアルキルジメチルアンモニウム塩、ジステア
リルメチルヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジステア
リルジヒドロキシエチルアンモニウム塩などがあり、対
イオンとしてはクロリド、プロミドが挙げられる。

（ｂ）成分の非イオン界面活性剤の中でも以下の一般式
（ＩＩ）で表わされる第２級アルコールにエチレンオキ
シド（ＥＯ）およびプロピレンオキシド（ＰＯ）を付加
させたポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキ
ルエーテルが好ましい。

Ｒ６ ＣＨＯ＋Ｃ，Ｈ，Ｏ＋＋ｗ＋Ｃ，Ｈ，０）ｎＨＲＧ　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｎ）〔式
中、Ｒｓｅ　Ｒｓｓ　ｍ、ｎは以下のものを表わす。

Ｒ１：炭素数１〜１８のアルキル基またはアルケニル基 Ｒ６：炭素数１〜１８のアルキル基またはアルケニル基 但し、Ｒ，＋Ｒ，の炭素数は８〜１８ ｍ＝３〜１５ ｎ：３〜１５ 但し、　ｍ　／　ｎ　＝０．５〜３〕 なお、上記一般式（ＩＩ）においては、ＥＯおよびＰＯ
はランダム重合でも、ブロック重合でもよく、また、そ
の場合の結合順序も問わない。

好ましくはＰＯが末端を形成するようにＥＯとＰＯがブ
ロック重合したものである。また、好ましくはｍ　＝　
５〜１２、ｎ＝３〜１０の範囲である。

（ａ）成分と（ｂ）成分とは重量比で（ａ）／ｂ）　＝
６０／４０〜６０／４０の範囲となるように配合され、
好ましくは６０／４０〜３０／７０である。この割合が
６０／４０より大きくなるか、３０／７０より小さくな
ると、大幅な濯ぎ改良効果がなく、好ましくない。

本発明の粒状洗剤用添加剤は、適宜の製造方法により得
ることができ、たとえば、（ａ）成分と（ｂ）成分とを
有機溶媒中に溶解１分散させて噴霧乾燥することにより
、所望の粒径の粒状物として得ることができる。

また、水溶性粉体と水不溶性微粉体とを（ａ）成分の微
粉末と混合し、この混合物に（ｂ）成分の水溶液を噴霧
して造粒することにより製造することもできる。ここで
、水溶性微粉体は、本発明の添加剤の製造性を容易にす
るのに用いる。

また、水不溶性微粉体は、本発明の添加剤の粉体物性向
上のために添加することが好ましい。

さらには、（ａ）成分および（ｂ）成分の溶融混合物に
、上記水不溶性微粉体を混合し、あるいは、さらに必要
に応じて水溶性微粉体を混合することにより得ることが
できる。

水不溶性微粉体としては、ゼオライト、粉末シリカが好
適であり、これらは単独であるいは併用して用いられる
。また、その平均粒径は３μｍ以下が好ましく、さらに
好ましくは４０μｍ以上のものが２０％以上含有されて
いないものである。

本発明で用いられる水溶性粉末の好適な具体例としては
、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウムが例示される。

得られた粒状洗剤用添加剤は適当な方法により平均粒径
５００μｍ以下の粒子とすることが好ましい。粒度が大
きいと、洗濯終了時に添加粒子が被洗物に付着残留する
ことがあり好ましくない。

本発明の粒状洗剤用添加剤は、特にアニオン界面活性剤
を含む洗剤に添加されて効果を発揮するものであり、あ
らかじめ洗剤中に配合して用いるのが好ましい。この場
合、粒状洗剤用添加剤は、洗剤組成物に対して、カチオ
ン界面活性剤量を基準として、０．１〜５重量％添加す
ることが適当であり、好ましくは０．５〜３重量％の範
囲である。

見豆立腹果 本発明の粒状洗剤用添加剤によれば、特定のカチオン界
面活性剤とノニオン界面活性剤とを併用することにより
、洗濯時の泡立ちを極力抑え、かつ、濯ぎ性を大巾に改
善することができる。

実施例 ジ水素添加牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロリド
７５ｖｔ％とイソプロピルアルコール２５％との溶液を
５０℃で減圧乾燥した。乾燥物は粉砕機を用いて粉砕し
た。この時、芒硝および平均粒径１μｍの微粉末シリカ
を粉砕助剤として混合し、２００μｍ以下の粉砕粒子を
得た。この粉砕粒子を回転型混合機の中に添加し、０１
□〜、４の第２級アルコールにエチレンオキシド（ＥＯ
ｊ＝１０）およびプロピレンオキシド（ｐｏｐ＝４）を
それぞれ付加させた非イオン界面活性剤の水溶液を噴霧
し、同時に平均粒径２μｍの合成ゼオライトを添加、混
合し造粒を行い本発明の添加剤を得た。これらの添加剤
の各成分の割合を表−１に示す。

得られた添加剤を下記の組成の粒状洗剤に（ａ）成分と
（ｂ）成分の和として３重量％になるように配合した。

（以下余白） ′　　の　　　　　　　幻 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム　　２０珪
酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　　１０炭酸
ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　　１０ゼオラ
イト　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５カルボ
キシメチルセルロース　　　　　　　　　　１ポリエチ
レングリコール（分子量約６，０００）　　　　　１蛍
光剤　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．４酵
素　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．４
香料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．
２硫酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　　残余
水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　５これらの組成物を用いて洗浄実験を行い、以下
のように評価し、その結果を表−１に示した。

また、併せて、添加剤を無添加のもの（比較例１）、本
発明の添加剤に代えてジ牛脂アルキルジメチルアンモニ
ウムクロリドのみを配合したもの（比較例２）について
も同様に評価した。

Ｓ立ち、　ぎ 大人５人で６時間着用した綿メリヤス下着５枚に未着用
の綿メリヤス下着を合わせ１ｋｇとし、二槽式洗濯機（
三菱電気製、千曲）を用いて２０℃の水道水（３°ＤＨ
）３０１２、洗剤濃度０．１％の条件下で１０分洗浄を
行う。洗浄後の泡立ちを目盛つきシリンダーでその泡高
を４ケ所測定し、その平均値を泡高として表示する。そ
の後、被洗布を脱水機で脱水したのち、２０℃の水で１
０Ｑ１分の速度で流水濯ぎを行い、濯ぎ液の中の泡が無
くなるまでの時間を測定し、濯ぎ所要時間とした。

（以下余白） 表−１ ）Ｋ１）ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロ
リドと０１、−１４第２級アルコールＥ○、Ｐ○付加物
との合計量の、洗剤組成物中の割合。

＊２）ジ水添牛脂ジメチルアンモニウムのみを配合。

＊３）　Ｃ１，〜、３第１級アルコールエトキシレート
（付加モル数β＝１５）のみを配合。

手続補正書 昭和６０年７月２日 特許庁長官　志　賀　　　学　殿 １、事件の表示 昭和６０年特許願第１１６０３２号 ２、発明の名称 粒状洗剤用添加剤 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 東京都墨田区本所１丁目３番７号 東京都千代田区一番町１５番１号 一番町フェニックスビル ５、　補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
」の各欄 ６゜補正の内容 （Ｉ）特許請求の範囲を別紙Ｉの通りに補正する。

（２）明細書第２頁最終行に「添加物」とあるのを、「
添加剤」に訂正する。

（３）第４頁１０〜１１行に「活性剤と」とあるのを、
「活性剤」に訂正する。

（４）第５頁１〜１７行に「（ｂ）・・・・・・エーテ
ル」とあるのを次の通りに訂正する。

「（ｂ）アルキル基（またはアルケニル基）の炭素数が
８〜１８で、エチレンオキシドの平均付加モル数（ＥＯ
β）が３〜１５、プロピレンオキシドの平均付加モル数
（ＰＯｉ５）が３〜１５のポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキル（またはアルケニル）エーテル。

」 （５）第６頁７行に「非イオン界面活性剤の中でも」と
あるのを、ｒポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキル（またはアルケニル）エーテルの中でも、」に
補正する。

（６）同頁１１行に「アルキルエーテル」とあるのを、
「アルキル（またはアルケニル）エーテル」に訂正する
。

（７）第７頁１２行にｒ　（ａ）／ｂ）　Ｊとあるのを
、’Ｆ　（ａ）／　（ｂ）　ｊに訂正する。

（８）第１３頁を別紙■の通りに補正する。

７、添付書類の目録 別紙！および■　　　　　　　　各１通則　　　紙Ｉ 特許請求の範囲 １、（ａ）下記一般式（Ｉ）で示されるカチオン界面活
性剤と、 （式中、Ｒ工、Ｒ２は０１□〜ｃｏのアルキル基を示し
、Ｒ，、Ｒ４はＣ１〜Ｃ４のアルキル基、ベンジル基、
０２〜Ｃ４のヒドロキシアルキル基またはポリオキシア
ルキレン基を示し、又はハロゲン、ＣＨ，ＳＯ２゜を示
す。） （ｂ）アルキル基（またはアルケニル基）の炭素数が８
〜１８で、エチレンオキシドの平均付加モル数が３〜１
５、プロピレンオキシドの平均付加モル数が３〜１５の
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル（ま
たはアルケニル）エーテル とを重量比で（ａ）／（ｂ）　＝６０／４０〜２０／８
０の割合で含むことを特徴とする粒状洗剤用添加剤。

別　　紙■ ＊ｌ）ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロリ
ドと０１□〜ｉ、第２級アルコールＥＯ，ＰＯ付加物と
の合計量の、洗剤組成物中の割合。

＊２）ジ水添牛脂ジメチルアンモニウムのみを配合。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、（ａ）下記一般式（ I ）で示されるカチオン界面
   活性剤と、 ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） （式中、Ｒ＿１、Ｒ＿２はＣ＿１＿２〜Ｃ＿２＿６のア
   ルキル基を示し、Ｒ＿３、Ｒ＿４はＣ＿１〜Ｃ＿４のア
   ルキル基、ベンジル基、Ｃ＿２−Ｃ＿４のヒドロキシア
   ルキル基またはポリオキシアルキレ ン基を示し、Ｘはハロゲン、ＣＨ＿３ＳＯ＿４、Ｃ＿２
   Ｈ＿５ＳＯ＿４または▲数式、化学式、表等があります
   ▼ を示す。） （ｂ）下記の（ｂ−１）〜（ｂ−３）中から選ばれる１
   種または２種以上の非イオン界面活性剤 （ｂ−１）：アルキル基（またはアルケニル基）の炭素
   数が８〜１８でエチレンオキシド の平均付加モル数が３〜２０のポリオ キシエチレンアルキル（またはアル ケニル）エーテル、 （ｂ−２）：アルキル基（またはアルケニル基）の炭素
   数が５〜１２で、エチレンオキシ ドの平均付加モル数が３〜８のポリ オキシエチレンアルキル（またはア ルケニル）フェニルエーテル、 （ｂ−３）：アルキル基（またはアルケニル基）の炭素
   数が８〜１８で、エチレンオキシ ドの平均付加モル数が３〜１５、プロ ピレンオキシドの平均付加モル数が ３〜１５のポリオキシエチレンポリオ キシプロピレンアルキル（またはア ルケニル）エーテル とを重量比で（ａ）／（ｂ）＝６０／４０〜２０／８０
   の割合で含むことを特徴とする粒状洗剤添加剤。