JPS61272281A - 蓄熱材組成物 - Google Patents
蓄熱材組成物Info
- Publication number
- JPS61272281A JPS61272281A JP60115111A JP11511185A JPS61272281A JP S61272281 A JPS61272281 A JP S61272281A JP 60115111 A JP60115111 A JP 60115111A JP 11511185 A JP11511185 A JP 11511185A JP S61272281 A JPS61272281 A JP S61272281A
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- Japan
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- heat storage
- sodium sulfate
- water
- cooling
- storage material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は蓄熱材組成物に関し、特に冷却用枕等に充填す
ることによって優れた蓄熱−吸熱作用を発揮し、しかも
蓄熱Φ凝固状態においても全体が岩枚状に固化すること
なく適度の流動性を維持し、枕等の中に充填した場合で
も柔軟性を保ち得る様な蓄熱材組成物に関するものであ
る。
ることによって優れた蓄熱−吸熱作用を発揮し、しかも
蓄熱Φ凝固状態においても全体が岩枚状に固化すること
なく適度の流動性を維持し、枕等の中に充填した場合で
も柔軟性を保ち得る様な蓄熱材組成物に関するものであ
る。
[従来の技術]
硫酸ナトリウム・10水塩は常温付近(約32℃)の融
点を有しており、溶融時に大量の溶融潜熱を吸収し、一
方凝固時に大量の凝固潜熱を発生するという特徴を有し
ているところから、蓄熱材として種々の用途[!が期待
されている。
点を有しており、溶融時に大量の溶融潜熱を吸収し、一
方凝固時に大量の凝固潜熱を発生するという特徴を有し
ているところから、蓄熱材として種々の用途[!が期待
されている。
ところで本発明者はかねてより寝具類についての改良・
開発研究を行なっているが、今回、上記の様な硫酸ナト
リウム・lO水塩の蓄熱作用を冷却用枕に有効に活用し
得るのではないかと考え種々研究を進めてきた。しかし
て硫酸ナトリウム・lO水塩は前述の如く約32℃の融
点を有しており、この温度で吸熱・発熱を行なう作用が
ありしかも凝固・融解潜熱の発生を伴なうものであるか
ら熱容量が大きく、路材としての適正を備えていると考
えたからである。しかも我国においては夏季といえども
夜間温度が30℃を超えることは殆んどないので、硫酸
ナトリウム−10水塩であれば屋内に放置しておくだけ
で熱を発散して凝固することができ、冷蔵庫等による特
別の冷却処理を必要としない、加えて潜熱発生温度が約
32℃と人体の平熱より数度低いだけであるから、長時
間施用しても障害を起こすことがなく(ちなみに氷枕の
場合では潜熱発生温度が0℃と低過ぎる為、長時間施用
すると凍傷等を負うこともある)、安心して施用し得る
と考えたからである。
開発研究を行なっているが、今回、上記の様な硫酸ナト
リウム・lO水塩の蓄熱作用を冷却用枕に有効に活用し
得るのではないかと考え種々研究を進めてきた。しかし
て硫酸ナトリウム・lO水塩は前述の如く約32℃の融
点を有しており、この温度で吸熱・発熱を行なう作用が
ありしかも凝固・融解潜熱の発生を伴なうものであるか
ら熱容量が大きく、路材としての適正を備えていると考
えたからである。しかも我国においては夏季といえども
夜間温度が30℃を超えることは殆んどないので、硫酸
ナトリウム−10水塩であれば屋内に放置しておくだけ
で熱を発散して凝固することができ、冷蔵庫等による特
別の冷却処理を必要としない、加えて潜熱発生温度が約
32℃と人体の平熱より数度低いだけであるから、長時
間施用しても障害を起こすことがなく(ちなみに氷枕の
場合では潜熱発生温度が0℃と低過ぎる為、長時間施用
すると凍傷等を負うこともある)、安心して施用し得る
と考えたからである。
[発明が解決しようとする問題点]
ところが硫酸ナトリウム−10水塩を路材として使用す
べく実用化研究を進めるうち、次の様な問題が明らかに
なってきた。即ち硫酸ナトリウム・10水塩は前述の如
く約32℃の凝固点を有しており、この温度以下に冷却
することによって凝固するが、該水和物単品では凝固状
態で1枚岩状に固化(看板化)してしまい、冷却枕等の
代用品として使用した場合接触感が極めて悪くなる為、
人体に接する冷却枕等としては側底実用化し得なかった
。しかも硫酸ナトリウム・10水塩の結晶は必ずしも熱
伝導率が良好であるとは言えないので、これを直接肌に
接触させたとしても十分な涼感を与えることができない
。
べく実用化研究を進めるうち、次の様な問題が明らかに
なってきた。即ち硫酸ナトリウム・10水塩は前述の如
く約32℃の凝固点を有しており、この温度以下に冷却
することによって凝固するが、該水和物単品では凝固状
態で1枚岩状に固化(看板化)してしまい、冷却枕等の
代用品として使用した場合接触感が極めて悪くなる為、
人体に接する冷却枕等としては側底実用化し得なかった
。しかも硫酸ナトリウム・10水塩の結晶は必ずしも熱
伝導率が良好であるとは言えないので、これを直接肌に
接触させたとしても十分な涼感を与えることができない
。
本発明者等はこれらの問題点を解消し、冷却用枕等とし
て使用した場合の凝固時における看板化を防止し得るば
かりでなく、施用時には十分な涼感を与える様な蓄熱材
組成物を開発すべく更に研究を重ねた結果本発明に到達
した。
て使用した場合の凝固時における看板化を防止し得るば
かりでなく、施用時には十分な涼感を与える様な蓄熱材
組成物を開発すべく更に研究を重ねた結果本発明に到達
した。
[問題点を解決する為の手段]
本発明に係る蓄熱材組成物の構成は、硫酸ナトリウム・
10水塩を蓄熱主材として含有する他、核生成剤、水及
びエチレンゲルコールを必須成分として含み、上記水及
びエチレングリコールの含有率を全組成物に対し 水 :0.2〜20重量%エチレ
ングリコール:0.1〜1.0 ii%とじてなるとこ
ろに要旨を有するものである。
10水塩を蓄熱主材として含有する他、核生成剤、水及
びエチレンゲルコールを必須成分として含み、上記水及
びエチレングリコールの含有率を全組成物に対し 水 :0.2〜20重量%エチレ
ングリコール:0.1〜1.0 ii%とじてなるとこ
ろに要旨を有するものである。
[作用]
以下本発明の蓄熱材組成物を構成する核成分の機能及び
好ましい配合率について解説する。
好ましい配合率について解説する。
fE#ナトリウム・10水塩
前述の如く凝固・融解潜熱を発生する蓄熱材の主材とな
るもので、融点が約32℃であり、■体感温度の観点か
らして適度の涼感を与え且つ■長時間使用した場合でも
肌に凍傷等の障害を与える恐れがなく、更には■屋内で
放置しておくだけで熱を放出して凝固する特性を備えた
ものとして、本発明では特に上記の水和物を選択してい
る。ちなみに蓄熱機能を有する無機質水和物はこれ以外
にも多数知られているが、上記■〜■の特徴を有し且つ
安価で大量に入手することができ、更に万一充填袋から
漏出した場合でも人体に悪影響を及ぼすことのない無機
質水和物として最も代表的なものは硫酸ナトリウムφl
O水塩である。
るもので、融点が約32℃であり、■体感温度の観点か
らして適度の涼感を与え且つ■長時間使用した場合でも
肌に凍傷等の障害を与える恐れがなく、更には■屋内で
放置しておくだけで熱を放出して凝固する特性を備えた
ものとして、本発明では特に上記の水和物を選択してい
る。ちなみに蓄熱機能を有する無機質水和物はこれ以外
にも多数知られているが、上記■〜■の特徴を有し且つ
安価で大量に入手することができ、更に万一充填袋から
漏出した場合でも人体に悪影響を及ぼすことのない無機
質水和物として最も代表的なものは硫酸ナトリウムφl
O水塩である。
尚硫酸ナトリウム・10水塩は蓄熱材組成物本来の蓄熱
機部を有する主材であり、満足のいく蓄熱容量を確保す
る為には全蓄熱材組成物中に50重量%以上、より好ま
しくは70重量%以上含有させることが望まれる。
機部を有する主材であり、満足のいく蓄熱容量を確保す
る為には全蓄熱材組成物中に50重量%以上、より好ま
しくは70重量%以上含有させることが望まれる。
核生成剤
硫酸ナトリウム・10水塩の凝固時における核となって
結晶化を促進させる成分であり、充填相全体に亘って結
晶化を均等に進行せしめると共に、微細な結晶を無数に
発生させて過大晶出物の生成を抑制する機能を果たすば
かりでなく、過冷却現象を防止して潜熱発生温度を安定
化させる作用も発揮する。この様な核生成剤としては、
硫酸ナトリウム・lO水塩よりも高融点を示す種々の無
機物質が使用可能であ、るが、実験で確認した中で最良
の結果が得られたのは四硼酸ナトリウム・10水塩とア
スベストであった。これら核生成剤の配合率は特に限定
されず、極く微量の添加でもその効果を有効に発揮する
が、上記の効果を確実に発揮させるためには、全蓄熱材
組成物中に0.5重量%以上含有させることが望まれる
。但しその配合率が多過ぎると、主材である硫酸ナトリ
ウム・10水塩の絶対量が不足気味になって蓄熱容量が
低下してくるので5.0重量%以下に抑えるのがよい。
結晶化を促進させる成分であり、充填相全体に亘って結
晶化を均等に進行せしめると共に、微細な結晶を無数に
発生させて過大晶出物の生成を抑制する機能を果たすば
かりでなく、過冷却現象を防止して潜熱発生温度を安定
化させる作用も発揮する。この様な核生成剤としては、
硫酸ナトリウム・lO水塩よりも高融点を示す種々の無
機物質が使用可能であ、るが、実験で確認した中で最良
の結果が得られたのは四硼酸ナトリウム・10水塩とア
スベストであった。これら核生成剤の配合率は特に限定
されず、極く微量の添加でもその効果を有効に発揮する
が、上記の効果を確実に発揮させるためには、全蓄熱材
組成物中に0.5重量%以上含有させることが望まれる
。但しその配合率が多過ぎると、主材である硫酸ナトリ
ウム・10水塩の絶対量が不足気味になって蓄熱容量が
低下してくるので5.0重量%以下に抑えるのがよい。
水=0.2〜20重量%
水は伝熱媒体として接触部に涼感を与えるうえで不可欠
の成分である。即ち本発明では硫酸ナトリウム・10水
塩の生ずる融解潜熱を一旦水に伝えてこれを冷却し、肌
から充填袋を介して伝わってくる熱を該冷水で吸収する
ことによって冷却効果を発揮するものであり、水が存在
しない場合は伝熱効率が悪い為施用時に冷却感及び涼感
が十分に発揮されない、そしてこうした伝熱効果を有効
に発揮させる為には全組成物中に少なくとも0.2重量
%以上の水を含有させなければならない、但し水の量が
20%を超えると、硫酸ナトリウム・10水塩の量が不
足気味になって蓄熱容量が不足気味になるばかりでなく
、水の加温及び冷却に硫酸ナトリウム・10水塩の凝固
・融解潜熱が多量奪われる結果冷却材としての機能が低
下してくる。水のより好ましい配合率は1〜10重量%
の範囲である。
の成分である。即ち本発明では硫酸ナトリウム・10水
塩の生ずる融解潜熱を一旦水に伝えてこれを冷却し、肌
から充填袋を介して伝わってくる熱を該冷水で吸収する
ことによって冷却効果を発揮するものであり、水が存在
しない場合は伝熱効率が悪い為施用時に冷却感及び涼感
が十分に発揮されない、そしてこうした伝熱効果を有効
に発揮させる為には全組成物中に少なくとも0.2重量
%以上の水を含有させなければならない、但し水の量が
20%を超えると、硫酸ナトリウム・10水塩の量が不
足気味になって蓄熱容量が不足気味になるばかりでなく
、水の加温及び冷却に硫酸ナトリウム・10水塩の凝固
・融解潜熱が多量奪われる結果冷却材としての機能が低
下してくる。水のより好ましい配合率は1〜10重量%
の範囲である。
エチレングリコール: 0.I N1.0 重量%エチ
レングリコールは前記核生成剤の併存とも相まって硫酸
ナトリウム・10水塩の微結晶生成を促進させると同時
に柔軟性を促進させる機能があり、いわゆるシャーベッ
ト状の結晶を生成させて接触感を高めるうえで不可欠の
成分である。しかしてエチレングリコールの量が0.1
重量%未満であると、加熱融解−冷却結晶化のサイクル
を繰り返すうち、結晶化の段階で全体が1枚岩の様に固
化し、冷却用枕等としての適正を喪失してしまう、とこ
ろが0.1ffi量%以上のエチレングリコールを配合
しておくと、上記サイクルを繰り返した場合でも結晶化
段階で軟弱なシャーベ−/ ト状態が保たれ、接触感が
阻害される様な恐れがなくなる。但しエチレングリコー
ルの量が多すぎると硫酸ナトリウム・10水塩の結晶化
が著しく阻害されて潜熱発生温度が不安定になる他、冷
却効率自体も低下してくるので、1.0重量%以下に抑
えなければならない。
レングリコールは前記核生成剤の併存とも相まって硫酸
ナトリウム・10水塩の微結晶生成を促進させると同時
に柔軟性を促進させる機能があり、いわゆるシャーベッ
ト状の結晶を生成させて接触感を高めるうえで不可欠の
成分である。しかしてエチレングリコールの量が0.1
重量%未満であると、加熱融解−冷却結晶化のサイクル
を繰り返すうち、結晶化の段階で全体が1枚岩の様に固
化し、冷却用枕等としての適正を喪失してしまう、とこ
ろが0.1ffi量%以上のエチレングリコールを配合
しておくと、上記サイクルを繰り返した場合でも結晶化
段階で軟弱なシャーベ−/ ト状態が保たれ、接触感が
阻害される様な恐れがなくなる。但しエチレングリコー
ルの量が多すぎると硫酸ナトリウム・10水塩の結晶化
が著しく阻害されて潜熱発生温度が不安定になる他、冷
却効率自体も低下してくるので、1.0重量%以下に抑
えなければならない。
上記4戒分を配合して本発明の蓄熱材組成物を製造する
にはどの櫟な方法を採用してもよく、例えば硫酸ナトリ
ウム・10永和物を適量の核生成剤、水及びエチレング
リコールと混合する方法、或は硫酸ナトリウム・無水物
とその水和物に相当する量の水を別途加えて溶融混合す
る方法等が採用される。
にはどの櫟な方法を採用してもよく、例えば硫酸ナトリ
ウム・10永和物を適量の核生成剤、水及びエチレング
リコールと混合する方法、或は硫酸ナトリウム・無水物
とその水和物に相当する量の水を別途加えて溶融混合す
る方法等が採用される。
またこの蓄熱材組成物の用途は本発明の限定的要素とな
るものではないが、開発の趣旨及び該蓄熱材組成物の特
徴を最も有効に発揮させるうえでは、冷却枕用の冷却材
として使用するのが最適であり、或はねんざ、打身等の
患部の局部冷却材等としても利用することができる。尚
この蓄熱材を冷却用として使用する場合は、ゴムや軟質
プラスチックシート等の可撓性袋にこの蓄熱材を充填・
密封しておけばよい。
るものではないが、開発の趣旨及び該蓄熱材組成物の特
徴を最も有効に発揮させるうえでは、冷却枕用の冷却材
として使用するのが最適であり、或はねんざ、打身等の
患部の局部冷却材等としても利用することができる。尚
この蓄熱材を冷却用として使用する場合は、ゴムや軟質
プラスチックシート等の可撓性袋にこの蓄熱材を充填・
密封しておけばよい。
[実施例]。
硫酸ナトリウム・10水塩: 1800g水
=80g 四硼酸ナトリウム :10g エチレングリコール :5g 上記4成分を混合した後軟質のビニール枕内に充填し、
冷却用枕とした。尚該混合物の凝固点(硫酸ナトリウム
争10水塩の凝固開始点)は約32℃であった。この冷
却用枕を15〜20℃の水道水で冷却したところ、約3
2℃で凝固を開始し冷却を続けて28℃まで降温すると
流動性をもったシャーベット状物となった。この状態で
冷却用枕として使用したところ、内部温度が約32℃ま
で上昇した後同温度を夏期で数時間、春・秋期でその約
2倍の時間維持し、その間優れた涼感を得ることができ
た。また頭部への接触感も良好であった。
=80g 四硼酸ナトリウム :10g エチレングリコール :5g 上記4成分を混合した後軟質のビニール枕内に充填し、
冷却用枕とした。尚該混合物の凝固点(硫酸ナトリウム
争10水塩の凝固開始点)は約32℃であった。この冷
却用枕を15〜20℃の水道水で冷却したところ、約3
2℃で凝固を開始し冷却を続けて28℃まで降温すると
流動性をもったシャーベット状物となった。この状態で
冷却用枕として使用したところ、内部温度が約32℃ま
で上昇した後同温度を夏期で数時間、春・秋期でその約
2倍の時間維持し、その間優れた涼感を得ることができ
た。また頭部への接触感も良好であった。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されており、蓄熱主材である硫
酸ナトリウムΦlO水塩と共に核生成剤、水及びエチレ
ングリコールを適量配合することによって、凝固状態に
おいても十分な可変性(流動性)を保ち且つ優れた冷却
感及び涼感を与える蓄熱材を提供し得ることになった。
酸ナトリウムΦlO水塩と共に核生成剤、水及びエチレ
ングリコールを適量配合することによって、凝固状態に
おいても十分な可変性(流動性)を保ち且つ優れた冷却
感及び涼感を与える蓄熱材を提供し得ることになった。
また該蓄熱材の融点は人体の平熱より数度低い約32℃
であるから長時間施用した場合でも、水冷方式にみられ
る凍傷等の問題も一切生じない、しかもこの蓄熱材は夏
場においても屋内に放置しておくだけで熱を放出して結
晶化し潜熱発生冷却材としての機能を復活するので、冷
蔵庫による冷却等が全く不要である。もっとも溶融状態
のものを早期に冷却し冷却用として使用したい場合は、
冷水に短時間浸漬することは有効である。
であるから長時間施用した場合でも、水冷方式にみられ
る凍傷等の問題も一切生じない、しかもこの蓄熱材は夏
場においても屋内に放置しておくだけで熱を放出して結
晶化し潜熱発生冷却材としての機能を復活するので、冷
蔵庫による冷却等が全く不要である。もっとも溶融状態
のものを早期に冷却し冷却用として使用したい場合は、
冷水に短時間浸漬することは有効である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 硫酸ナトリウム・10水塩、核生成剤、水及びエチレン
グリコールを必須成分として含み、上記水及びエチレン
グリコールの含有率を全組成物重量に対し 水:0.2〜20重量% エチレングリコール:0.1〜1.0重量%としてなる
ことを特徴とする蓄熱材組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115111A JPS61272281A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 蓄熱材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115111A JPS61272281A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 蓄熱材組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61272281A true JPS61272281A (ja) | 1986-12-02 |
JPH0451593B2 JPH0451593B2 (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=14654510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60115111A Granted JPS61272281A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 蓄熱材組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61272281A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112865A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | New Industry Research Organization | 潜熱輸送用スラリー |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP60115111A patent/JPS61272281A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112865A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | New Industry Research Organization | 潜熱輸送用スラリー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451593B2 (ja) | 1992-08-19 |
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