JPS61272073A - 球発射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は球発射装置、更に詳しくは電動式のパチンコ機
において球を盤面に弾球するための弾球装置を改良した
球発射装置に関するものである。

［従来の技術］ 近年、パチンコ機の弾球装置は、手動方式から電動方式
へと変化してきたが、打球槌によって球を盤面に弾き上
げるという弾球装置の基本原理は、手動方式時代の弾球
装置といささかも変化していないものであった。

このような従来の弾球装置を第６図乃至第１１図に従っ
て説明する。

第６図は、従来から用いられてきた電動方式による弾球
装置の一例を示す斜視図である。

この弾球装置は、操作ハンドルｌＯと、この操作ハンド
ルｌＯの操作によって回転を開始する弾球モーター１１
と、この弾球モーター１１の回転によって案内レール１
２最下端の打球特機部１３に位置している球１４を弾球
する打球槌１５と、前記操作ハンドル１０の操作によっ
て打球槌１５の弾球力を変化させる調整スプリング１６
とから形成されている。また弾球モーターは、１分間に
１００発以上の球を発射してはならないという法律的な
規制に適合させるために、その回転数が制御されている
。

第７図は操作ハンドル１０を示した断面図。

第８図は弾球モーター１１及び打球槌１５を示した断面
図、１８９図は案内レール１２と打球槌１５先端の位置
関係を示す正面図、第１θ図は同断面図、第１１図は弾
球された球１４が案内レールｌｚ上を上昇する状態を説
明するための正面図〒ある。

これらの各図面を参照しながら従来の弾球装置を更に詳
しく説明する。

操作ハンドルｌＯは、盤面１７下方の＃Ｆ）１８に回転
自在に固定してあり、この操作ハンドル１０の前枠１８
裏側には、操作ハンドル１０と同一回転する調整プーリ
ー１９が固定しである。

またこの調整プーリー１９は、接続ワイヤー２０によっ
ててこ杆２１の一端に固定され、このてこ杆２１の他端
は、調整杆２２．調整スプリング１６を介して打球槌１
５に接続されている。従って、操作ハンドルｌＯを回転
させると、弾球モーター１１が回転を開始すると共に、
操作ハンドル１０の回転角度によって、調整プーリー１
９が回転するので、この回転によって接続ワイヤー２０
を介しててこ杆２１が揺振し、この揺振によって調整ス
プリング１６が引かれ、その結果打球槌１５が打球特機
部１３側に押し付けられるので、弾球力が強くなるもの
である。

打球槌１５は、揺振自在となるように前枠１８に軸支さ
れており、前記した調整スプリング１６が接続しである
と共に、打球特機部１３側先端には弾球スプリング２３
が固定しである。更にこの打球ａｌｌ１５には、先端に
ローラー２４が軸支された弾球ステー２５が固定しであ
る。なおこの打球槌１５は前枠１８に固定しであるもの
の、打球特機部１３を構成する案内レール１２は遊技面
を形成する盤面１７に固定しである。またこの打球槌１
５は、弾球後に瞬間的に停止するように、ゴム製のスト
ッパー２６が設けである。

弾球モーター１１は、その出力軸２７に駆動カム２８が
固定してあり、この弾球モーターｉｔの回転によって駆
動カム２８も回転し、この駆動カム２８によって打球Ｊ
１１５の弾球ステー２５をｙ４ｇ！スプリング１６の弾
発力に抗して反打球特機部１３偏に揺振させるものであ
る。従って、この駆動カム２８と弾球ステー２５のロー
ラー２４との圧接が解除されると、打球槌１５は調整ス
プリング１６の弾発力で打球特機部１３側に揺振し、こ
の揺振によって弾球スプリング２３が打球特機部１３の
球工４を盤面１７に打ち上げるものである。

なお第９図は、球１４と打球槌１５の弾球スプリング２
３との正面方向からの位置関係を示したものである０弾
球スプリング２３によって案内レール１２上を転勤する
球１４は、案内レールｌｚ上でスリップすると盤面１７
への落下点が一定しないこととなる。そこで案内レール
ｌｚ上を進行速度に一致した回転数で回転しつつ上昇す
ることが望ましい、そのため、通常は球１４の中心より
もやや上部に弾球スプリング２３が位置するようにして
、弾球によって球１４に前回りの回転を与えて、案内レ
ール１２上を回転しながら上昇するようにしていた。第
１１図は、このような球１４の回転上昇を示したもので
ある。

また第１０図は、球１４と打球槌１５の弾球スプリング
２３との側面方向からの位置関係を示したものである０
弾球スプリング２３によって弾球される球１４は、盤面
１７側あるいはガラス側のいずれの方向に弾球されたと
しても、パチンコ機の損傷をきたすこととなる。そのた
め、弾球点は１球１４の垂直線に一致させる必要があっ
た。

［発明が解決しようとする問題点］ このような従来の弾球装置では、弾球槌の弾球スプリン
グ２３と案内レール１２下部の打球特機部１３の球１４
位置が理想的な位置にない限り、球１４の盤面１７への
落下位置が異なり、特に位置関係が大きく異なっている
場合は、盤面１７あるいはガラスの損傷、破損等を招い
ていた。

これらの原因は、打球槌１５を前枠ｆ８に軸支しである
にも係らず、レールを盤面１７に固定するために、打球
槌１５の弾球スプリング２３と案内レール１２の打球特
機部１３の球１４との位置関係を微妙に調整することが
困難なことに起因していた。

そこで本発明は、このような従来技術の有する欠点を解
消するために、従来のような弾球方式をとらず、最初か
ら球が回転しながら上昇するように形成すると共に、案
内レールと同一部材である盤面に球発射装置を固定する
ことによって、位置合わせをも不要としたものである。

［問題点を解決するための手段］ 前述した問題点を解決するために、本発明は、発射モー
ターに連動して回転するローラーと、このローラー外周
との間に球を位置させて球の盤面への発射を行なう案内
レールとを有する球発射装置において、案内レールを、
ローラー外周との間隔が球の直径よりも若干狭い発射部
と、この発射部から反盤面方向にローラーの回転中心か
らの距離が徐々に離れるように形成した球の投入部と、
発射部から盤面方向に延設した転動部とから形成したこ
とを特徴とする。

［実施例］ 以下本発明の一実施例を、図示例と共に説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す斜視図であり、第２
図は同正面図であり、第３図はモーター駆動回路５０を
示すダイヤグラムであり、第４図は操作ハンドル５１の
斜視図であり、第５図は発射スピードを変更するための
パルス図である。

これらの各図示例を参照しながら説明すると。

本発明に係る球発射装置は１発射モーター５２に連動し
て回転するローラー５３と、このローラ−５３外周との
間に球５４を位置させて球５４の盤面（図示せず）への
発射を行なう案内レール５５とから形成されている。

発射モーター５２は、案内レール５５に投入された球５
４を盤面に発射させために盤面に固定さ　　　　・れた
ものであって、操作ハンドル５１の回転によって回転を
開始すると共に、操作Ｉ＼ンドル５１の回転角度を大き
くすると回転数が大きくなるものである。このような手
段としては、例えばモーター駆動回路５０中に、モータ
ー駆動アンプ５６及び回転数調整用ポリウム５７を設け
、かつこの回転数調整用ポリウム５７の調整を、操作／
Ｘンドル５１の回転によって行なうことによって、発射
モーター５２の回転数を変化させることが可能である。

この時例えば、第５図に示したような波形で発射モータ
ー５２に印加されると５発射モーター５２は、　（Ａ）
の波形では低速回転　、（Ｂ）の波形では中速回転、　
（Ｃ）の波形では高速回転を行なうこととなる。従って
、　（Ａ）　、　（Ｂ）　、　（Ｃ）と順次法５４が遠
くに飛ぶこととなる。

またローラー５３は、弾性材、例えばゴム、あるいはプ
ラスチック材料等によって形成されており、発射モータ
ー５２の出力軸５８に固定してあり、正面図において右
回転している。

案内レール５５は、ローラ−５３外周との間隔が球５４
の直径よりも若干狭い発射部５９と、この発射部５９か
ら反盤面方向にローラー５３の回転中心からの距離が徐
々に離れるように形成した球５４の投入部６０と、発射
部５９から盤面方向に延設した転動部６１とから形成し
である。

従って、投入部６０に投入された球５４は１発射部５９
とローラー５３との間から回転しながら送り出された後
、転動部６１を回転しながら盤面に送り出されることと
なる。

次に本発明に係る球発射装置の作動について説明する。

まず本発明の理解を容易とするために、投入部６０への
球５４の投入装置について説明する。

従来のパチンコ機では、発射レバーの作動に球５４の供
給装置を連動させているが、本発明に用いる球５４の投
入装置は、図示及び詳細な説明は省略するが、操作ハン
ドル５１の回転によって常時回転している発射モーター
５２の回転に係りなく、定速モーターあるいは定パルス
発生器を用いた球５４の投入装置によって、球５４を１
分間に１００発を限度として投入部６０に送り出すもの
である。

このようにして投入部６０に送り出された球５４は１球
５４自体の重力によって、投入部６０下部に位置する発
射部５９に落下する。この発射部５９は、ローラ−５３
外周との間隔が球５４の直径よりも若干狭く形成されて
いるので、球５４は発射部５９に相当する案内レール５
５とローラ−５３外周との間に挟まれながら、回転して
いるローラー５３によって回転力を付与される。

従って、球５４は、この発射部５９から転動部６１へ回
転しながら送り出された後、転動部６１に沿って盤面に
至るものである。

本発明にあっては、操作ハンドル５１と発射モーター５
２とを単に電気的に接続するだけで良いので、操作ハン
ドル５１を前枠に軸支し、発射モーター５２を盤面に固
定することができる。貰って案内レール５５と発射モー
ター５２とはいずれも案内レール５５に固定されている
ので、両者の位置合わせが容易かつ確実に行なうことが
でさる。

また本発明では、球５４には、ローラー５３によって発
射部５９で回転力が付与され、この球５４は転動部６１
を回転数に応じた速度で回転しつつ上昇して盤面に至る
ので、案内レール５５とローラー５３との滑りがなく、
常に安定した球５４の発射が行なえるものである。

更に本発明では、球５４の発射の強さは、発射モーター
５２の回転数を変更するだけで良いので、従来のように
スプリング等を用いずに、極めて簡単な電気的処理によ
って、確実な発射強さ変更が行なえるものである。

なお若干の球５４の直径の相違、あるいはゆがみ等を考
慮すると、案内レール５５の発射部５９を反ローラー５
３方向にたわむように形成したり、ローラー５３をスプ
リング等によって発射部５９方向に付勢したり、あるい
はローラ−５３自体を弾性のある材料で形成したりする
こともできるものである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明は、最初から球が回転しな
がら上昇するように形成して球の円滑な発射を行なうと
共に、案内レールと同一部材である盤面に球発射装置の
発射モーターを固定することによって、これら両者の位
置合わせをも不要として組立ての便を図ったものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は斜視図、第２図は正面図、第３図はモーター駆動
回路を示すダイヤグラム、第４図は操作ハンドルの斜視
図、第５図は発射スピードを変更するためのパルス図で
あり、第６図乃至第１１図は従来の弾球装置を示すもの
であって、第６図は斜視図、第７図は操作ハンドルを示
した断面図、第８図は弾球モーター及び打球槌を示した
断面図、第９図は案内レールと打球槌先端の位置関係を
示す正面図、第１０図は同断面図、ｉｌ１図は弾球され
た球が案内レール上を上昇する状態を説明するための正
面図である。 ５０・・・モーター駆動回路 ５１・・・操作ハンドル　　５２・・・発射モーター５
３・・・ローラー　　　　５４・・・球５５・・・案内
レール ５６・・・モーター駆動アンプ ５７・・・調整用ポリウム　５８・・・出力軸５９・・
・発射部　　　　　６０・・・投入部６１・・・転動部 代理人　　弁理士　　黒１）博道 代理人　　弁理士　　中村　盛夫 第１図 第２図 第４凹

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、発射モーターに連動して回転するローラーと、この
   ローラー外周との間に球を位置させて球の盤面への発射
   を行なう案内レールとを有する球発射装置において、案
   内レールを、ローラー外周との間隔が球の直径よりも若
   干狭い発射部と、この発射部から反盤面方向にローラー
   の回転中心からの距離が徐々に離れるように形成した球
   の投入部と、発射部から盤面方向に延設した転動部とか
   ら形成したことを特徴とする球発射装置。