JPS6127168Y2 - - Google Patents

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JPS6127168Y2
JPS6127168Y2 JP13181981U JP13181981U JPS6127168Y2 JP S6127168 Y2 JPS6127168 Y2 JP S6127168Y2 JP 13181981 U JP13181981 U JP 13181981U JP 13181981 U JP13181981 U JP 13181981U JP S6127168 Y2 JPS6127168 Y2 JP S6127168Y2
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JP
Japan
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capacitor
cut surfaces
metallicon electrode
lead wire
cut
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JP13181981U
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JPS5837124U (ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多素子金属化フイルムコンデンサの改
良構造に関する。
従来例えば洗濯機用としての多素子金属化フイ
ルムコンデンサは第1図に示すように例えば丸形
の金属ケース1内に絶縁板2および絶縁筒3を収
納し、該絶縁筒3内に両端面にメタリコン電極4
を形成しそれぞれ別個の巻回した2個のコンデン
サ素子5,6を収納し、前記メタリコン電極4か
ら導出したリード線7を封口体8と一体固着した
外部端子9と接続し前記ケース1開口部を封口板
8にて封止してなるものである。なお、10は前
記コンデンサ素子5,6間を絶縁する絶縁物であ
る。
しかしながら上記のような構成になる多素子金
属化フイルムコンデンサはコンデンサ素子5,6
の形状として丸形または扁平形であるためスペー
スフアクターが悪くまた部品点数を多く用するこ
とと相まつて小形軽量化の障害になつていると同
時に組立作業を複雑化しコストダウンの大きな阻
害要因となるなどの問題をもつていた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものでコン
デンサ素子の切断技術を採用することによつて従
来構造のものと比較して部品点数を大幅削減し小
形軽量化に貢献できる作業性容易にして安価な完
全樹脂外装による多素子金属化フイルムコンデン
サを提供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。まず本考案を構成するコンデンサ素子に
ついて例えば30μF+10μFの2素子の場合を例
示して説明する。第1図に示すように一対の金属
化フイルムを40μF分巻回しメタリコン電極11
a,11bを形成した基本コンデンサ素子12を
第3図に示すように容量比3対1になるようにメ
タリコン電極11a,11bと直角方向に切断分
離し切断面13aおよび13bを設けた2個のコ
ンデンサ素子14a,14bを構成する。つぎに
該コンデンサ素子14a,14bそれぞれのメタ
リコン電極11a,11bに絶縁被覆リード線1
5a,15bをそれぞれ取着し一方の絶縁被覆リ
ード線15bそれぞれは切断面13a,13bそ
れぞれに沿つて上方に導出されるように構成す
る。しかして第4図に示すように前記コンデンサ
素子14a,14bの切断面13a,13b同志
を相対して配列し前記絶縁被覆リード線15aを
切断面13a,13b間にはさんで樹脂ケース1
6に収納し前記切断面13a,13b間および樹
脂ケース16とコンデンサ素子14a,14b間
空隙部に封口樹脂17を充填し前記絶縁被覆リー
ド線15a,15bを外部に導出してなるもので
ある。
以上のように構成した多素子金属化フイルムコ
ンデンサによればメタリコン電極と直角方向の切
断面13a,13bを設けたコンデンサ素子14
a,14bの切断面13a,13b同志を相対し
て配列し該切断面13a,13b間に絶縁被覆リ
ード線15bをはさんで樹脂ケース16内に収納
されているため該ケース16の形状として基本コ
ンデンサ素子12形状と同形状のものを用いるこ
とができ余分な空隙を最大限取除くことが可能と
なり高価な封口樹脂17の量も必要最小限でよ
い。またコンデンサ素子14a,14bの切断面
13a,13b間に絶縁被覆リード線15bの外
径分の封口樹脂17が充填されるため特別別個に
用意した絶縁物を介在することなく充分な絶縁耐
力が確保できる。さらにこれらの効果と合いまつ
て従来構造と比較して部品点数も少なくて済むた
め小形軽量化に貢献することはもとより作業性の
向上にも効果を奏するものである。なお上記実施
例ではコンデンサ素子として巻回形構造のものを
例示して説明したが積層コンデンサ素子を用い第
5図および第6図に示すように構成しても同効で
ある。なお上記実施例と同一名称には同一番号を
付し説明を省略した。また以上の実施例では2素
子機能構造を例示して説明したがこれに限定され
るものではなく必要に応じ2素子以上のものに適
用できることは言うまでもない。
以上述べたように本考案によればメタリコン電
極と直角方向に少なくとも1つの初断面を設けた
複数個のコンデンサ素子の切断面同志を相対して
配設し、前記メタリコン電極に接続した絶縁被覆
リード線の一方側を前記コンデンサ素子切断面か
ら導出して樹脂ケースに収納し、該樹脂ケース空
隙部に封口樹脂を充填することによつて部品点数
を大幅に削減した小形軽量化に貢献できる安価な
多素子金属化フイルムコンデンサを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係る多素子金属化フイルムコ
ンデンサを示す側断面図、第2図〜第4図は本考
案の一実施例に係り第2図は切断前の基本コンデ
ンサ素子を示す斜視図、第3図はコンデンサ素子
構成を示す斜視図、第4はコンデンサを示す平断
面図、第5図および第6図は本考案の他の実施例
に係り、第5図はコンデンサ素子構成を示す斜視
図、第6図はコンデンサを示す平断面図である。 11a,11b……メタリコン電極、13a,
13b……切断面、14a,14b……コンデン
サ素子、15a,15b……絶縁被覆リード線、
16……樹脂ケース、17……封口樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メタリコン電極と直角方向に少なくとも1つの
    切断面を設けた一対の金属化フイルムからなる複
    数個のコンデンサ素子の切断面同志を相対して配
    列し、前記メタリコン電極に接続した絶縁被覆リ
    ード線の一方側を前記コンデンサ素子の切断面間
    から導出して樹脂ケースに収納し、該樹脂ケース
    空隙部に封口樹脂を充填したことを特徴とする多
    素子金属化フイルムコンデンサ。
JP13181981U 1981-09-03 1981-09-03 多素子金属化フイルムコンデンサ Granted JPS5837124U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13181981U JPS5837124U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 多素子金属化フイルムコンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13181981U JPS5837124U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 多素子金属化フイルムコンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5837124U JPS5837124U (ja) 1983-03-10
JPS6127168Y2 true JPS6127168Y2 (ja) 1986-08-13

Family

ID=29925384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13181981U Granted JPS5837124U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 多素子金属化フイルムコンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5837124U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103680957A (zh) * 2012-09-06 2014-03-26 丰田自动车株式会社 电容器模块

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103680957A (zh) * 2012-09-06 2014-03-26 丰田自动车株式会社 电容器模块

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5837124U (ja) 1983-03-10

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